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骰子回転劇場 日記

生きてました。

多忙と病気が重なってしばらく壊れていましたが、どうにか横文字が読めるレベルには回復してきました。White Wolfの今からだいぶ取り残された感がありますが、しばらくはリハビリがてら、すでに出ている製品の紹介と感想をやっていきたいと思います。

私信:5月10日から2泊3日で東京に遊びにいきます。基本的にぼーっと街を歩いたりホテルでごろごろ本を読んだりして過ごす予定ですが、お茶とかご飯とかご一緒してくれる方がいればうれしいです。

V:tRシナリオ『Criminal Intent』発売

DriveThruRPG.comで買うVampire: The Requiem 単発シナリオ『Criminal Intent』が1月25日に発売された。PDF版限定製品(SAS)で、DriveThruRPG.comからオンライン販売される。

公子の部下が吸血の現場を人間に目撃されたという。仮面の掟の熱心な擁護論者に雇われたキャラクターたちの仕事は、不始末の証拠を見つけること、そして目撃者である人間の芸術家を「処理」すること。一見単純な事件を調べるうちに、誰もが直面したくはなかった暗部の数々が掘り起こされていく……

筆者Eddy Webbによれば、このシナリオは三人の血族が三つ巴の争いを繰り広げる政治闘争としても、また素直にノワール・ミステリーとしても楽しめるという。また、PDFの利点を生かし、NPCの顔イラストをクリックすると人物関係表にジャンプしたり、縮小版のキャラクターシートからフルサイズのキャラクターシートを参照できるなど、ストーリーテラーにとっての使いやすさが大幅に向上している。

経験値レベルは0〜34、作りたてから多少経験を積んだ血族まで対応する。

White Wolf Online, 2008/1/25

Requiem for Rome PDF版キャラクターシート公開

古代ローマ版V:tR『Requiem for Rome』のPDF版キャラクターシートが、公式サイトから無料ダウンロードできる。

Covenantの代わりにその前身であるWing(血族結社Camarilla内の党派)を記入する欄がある。また、時代に合わせてComputer、Science、Drive、Firearms技能がそれぞれReligion(宗教知識)、Warfare(戦術知識)、Ride(騎乗)、Archery(弓術)に入れ替わっている。

White Wolf Online, 2008/1/25

『Fall of the Camarilla』発売

Amazonで買うV:tR古代ローマシナリオ集『Fall of the Camarilla』が発売された。昨年の『Requiem for Rome』と対になる内容で、史上最大のヴァンパイア結社カマリリャの滅亡を描く連続シナリオ(クロニクル)を収録する。


EVE Online TRPG、2008年10月に発売

SF MMOG『EVE Online』をテーブルトークRPG化した『EVE RPG』が、いよいよ今年お目見えするようだ。White Wolfにとっては『Trinity』『Aberrant』以来久々のSFものTRPGとなる。リリースはWoD第6シリーズ「Hunter: The Vigil」の発売後、今年10月の予定。

EVE Onlineは、2006年の合併でWhite Wolfの親会社となったCCPが運営するSFオンラインゲーム。プレイヤーは宇宙船パイロットとなり、シャトルから戦艦までさまざまな船を駆って広大な(すべての星系をめぐろうと思ったら凄まじい月日を要する)宇宙を駆けめぐり、戦闘、採掘、生産、販売、探険などを行う。海賊や泥棒、スパイや詐欺で生計を立てる者もいる。ときにはプレイヤーが組織する企業や企業連合の間で、宙域や資源の支配をめぐって戦争が起きることもある。

舞台となるEVE銀河は、地球から遥か遠く離れた場所にある。New Eden星系に自然発生したワームホールを通ってやってきた人類は、探査と入植を繰り返しながらEVEに拡がっていった。だが、ワームホールは突然崩壊し、何千もの小さな入植地は完全に故郷から切り離された。それから数千年、生き残った人類は失われた技術を再発明し、ふたたび超光速飛行を可能にするまでになった。現在のEVEには、五つの種族、五つの星間帝国と、辺境星系にひしめく無数の小国家が、危うい均衡を保ちながら共存している。

EVE世界は交易品や宇宙船にまでバックストーリーがある緻密な設定を誇り、それらの設定を取りあげた短編小説や解説記事が公式サイトで毎週のように発表されている。TRPG化にあたってWhite Wolfに白羽の矢が立ったのもむべなるかな。

基本システムには、WoDでおなじみStorytelling Systemが使われるようだ。ディベロッパーはRussell Bailey。EVE TRPG基本ルールが10月に発売された後、EVE世界のガイドブック(惑星や小惑星帯や宇宙ステーション、そこに何があり、誰が住んでいるか)と、シナリオ集(同じストーリーを複数勢力の視点から遊べる仕様で、SAS形式で読みやすくレイアウトされ、作成済みPCデータを収録する)が出る。3冊ともフルカラーの図版を豊富に使用した豪華な体裁になるらしい。また、SASシリーズでも追加シナリオが数本予定されているようだ。

すでにEVE Onlineを遊んでいる人にも、一度も遊んだことのない人にも、価値あるゲームを目指しているということなので、この秋を楽しみにしている。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

ラグナロクを再現する『Scion: Ragnarok』、追加データ集『Scion Companion』

現代に生きる神々とティタン族の戦いを描く三部作RPG『Scion』に、サプリメントが登場する。

一つは『Scion: Ragnarok』。三部作で登場した、神の血を引く人間、半神、神のルールを駆使して、北欧神話のラグナロク(神々の黄昏)を現代に再現する。北欧の神話伝説に関する基礎知識はもちろん、ラグナロクに登場する神々や英雄の作成済みプレイヤーキャラクターを収録する。並みのファンタジーTRPGならまちがいなくNPC扱いされる連中をプレイヤーが演じてよいゲームというのは、なかなか痛快ではないか。愛着のあるマイキャラを使いたいという人への配慮だろうか、他パンテオンのキャラクターを登場させる場合の手引きも掲載されるという。発売は今年初夏の予定。

もう一つは『Scion Companion』で、pantheon、purview、relicの追加データのほか、一部ルールの改訂も載るかもしれないそうだ。こちらは試験的な試みとして、PDF版をいくつかに分割し、書籍版発売の数ヶ月前から1ヶ月ごとに少しずつ発売していく予定だという。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

Mage: The Awakening 2008年出版予定

  • Banishers:Banisherをゲームに登場させるための、基本ルールよりさらに詳しい解説や追加ルール・データ集。
  • The Grimoire of Grimoires:魔道書、巻物、文献の発見・使用・収集・作成およびそれらがもたらす脅威について。
  • The Silver Ladder:Order解説本がこれで全て出そろう。
  • Keys to the Supernal Tarot:ゲーム世界内やセッションの卓上で、タロットを活用する遊び方を紹介する。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

W:tFは死なず、今年冬眠から覚める

Werewolf: The Forsaken のシリーズ展開が半年以上止まっていることについて、WW社のRichard Thomasは「W:tFディベロッパーのEthan SkempがChangeling: The Lostの制作に専念するための一時的な措置。今年は復活するし、W:tFだけを不公平に扱っているわけではない」と説明した。

Richardによれば、W:tF復活第一作は『Tribe of the Moon』で、各部族の根本的な差異や、部族にまつわるストーリーフック、各部族のキャラクターアイデアなどを豊富に掲載した本になるという。また今年後半にはもう一冊サプリメントが出る予定だという。

ただ、当のEthan Skemp自身は「W:tFで自分がカバーすべきと思った事柄は、すでに既存のサプリメントでフォロー済み。同じネタを何度も温め直すような真似はしたくない」とコメントしており、シリーズ活性化を望むWerewolfファンから陳情というか新作の要望が相次いで寄せられている。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

WoDに新系列サプリ「Night Horrors」登場

おそらく今年末に、Night Horrors という新しい種類のWoDサプリが登場するらしい。これはWoDの特定のシリーズにおける特定の超常種族についてとりあげるもので、WoDの主要シリーズすべてについてこのNight Horrors本を出す予定だという。順番的にはClanbook5冊が出そろった後、V:tRラインに初登場する。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

V:tRクランブックはフルカラー&ソフトカバー

Amazonで購入Vampire: The Requiemの五大氏族を解説するクランブック・シリーズは、フルカラー印刷・ソフトカバー装丁になる。新WoDの書籍は従来すべてハードカバーで発売されてきたが、その「伝統」を破った理由についてWW社アートディレクターのRichard Thomasは「クランブックは全5巻、すべて揃えたいと思うV:tRファンは多いだろう。製造コストを抑えることで買いやすい価格設定をめざした」と説明している。

気になる内容はというと、

  • これまで謎に包まれてきた各氏族(Clan)の詳細な歴史
  • 氏族にまつわる神話や伝説
  • 氏族の中でも強大な有名人たち
  • 血族社会におけるその氏族の役回り
  • 氏族に受け継がれる血筋にまつわる新たな新事実

などが掲載される模様。

クランブック第一弾『Lords Over the Damned』は3月29日から発売予定で、その後 Daeva、Gangrel、Mekhet、Nosferatuの順にリリースされるようだ。公式ブログによればいずれもすでに制作が始まっている模様。Ventrue と Daeva の表紙が壁紙として無料ダウンロードできる。一足先にイメージを確かめたい向きはお試しあれ。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

WoD汎用軍隊ソースブック『WoD: Dogs of War』、2008年後半に発売

WoDで軍隊や軍人を使用するための汎用サプリメント『World of Darkness: Dogs of War』が制作されるようだ。軍人キャラクターの作成ルールから、シナリオにそのまま投入できる作成済み部隊の設定まで、ゲームで軍がらみの設定を出すのに必要なデータを網羅した本になるという。

ディベロッパーはStephen Lea Sheppardで、人気の高い追加武器データ集『WoD: Armory』も手がけた人物。今年最後のWoD汎用サプリになるらしいので、発売は2008年末と予想される。

これまでに武器、警察、病院と汎用サプリが出ているが、いずれも単なる追加データ集にとどまらず、基礎知識や世界各国の実情も盛り込んだ参考資料になっている。記述の正確さについては賛否両論あるが、ストーリーテラーがマニアなプレイヤー対策として効率よくゲームに必要な知識を仕入れるには手頃な本になりそうだ。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

『WoD:Midnight Roads』の表紙が公開される

Amazon.co.jpで買う近刊『World of Darkness: Midnight Roads』の表紙がアマゾンにアップされている。内容紹介は2007/10/3の記事をどうぞ。

WoD: Innocents は子供が主人公

近刊『World of Darkness: Innocents』は、子供をプレイヤー・キャラクターとして遊ぶ1冊完結のゲームになるようだ。

What must it be like to be a child in a world where the monster in the closet and under the bed is real?

物置の中のお化けやベッドの下の怪物が実在する世界に生きる子供とは、どんなものだろう?—— Just Jess, 2008/1/11

この本は「WoDの住人はどうして誰も彼もひどい目に遭うのだろう」との素朴な疑問から生まれ、WoDシリーズとしては異色作になるらしい。子供向けに書かれてはいないが、幅広い物語を展開可能であり、やりようによっては子供をプレイヤーとして迎えることもできるかもしれない、とのこと。

ディベロッパーは自らも一児の父であるMatt McFarland。のみならず執筆陣も全員、子供のいる者ばかりらしい。

Just Jess, 2008/1/11

Hunter: The Vigil は全6冊、うち3冊はクロスオーバー設定

WoD第6シリーズ『Hunter: The Vigil』は、8月に基本ルールが発売され、以後5ヶ月にわたって5冊のサプリメントが出て完結するようだ。いまのところ判明している内容は以下の通り。

What happens when a human being realizes that there truly are things in the shadows that prey on him, his friends and his family? What does it mean for that modern day person and what did it mean to humans throughout history? Some hid, some pretended that nothing was wrong- and others watched, and learned, and waited for their chance to strike back. And some looked for help in all the wrong places, as desperate people often do.

この世には本当に怪物が潜んでいて、自分や、友達や、家族を虎視眈々と狙っている。それを知ったとき、人間は何をするだろう。ある者は隠れ、ある者は何事もなかったふりをする——だが、中には怪物を観察し、調べ上げ、反撃の機会をじっとうかがう者もいる。そしてまた、追い詰められるとありがちなことだが、助けを求めてまるで誤った場所に駆け込む者もいる。—— Just Jess, 2008/1/11

シリーズ構成は

  • Quickstarts(体験版ルール+シナリオセット、おそらく今年6月のFree RPG Dayで配布される)
  • 基本ルール(今年8月、おそらくGenConで発売)
  • Vampireハンター本(V:tRとクロスオーバー設定)
  • Werewolfハンター本(W:tFとクロスオーバー)
  • Mageハンター本(M:tAwとクロスオーバー)
  • 『Slasher』(仮題、詳細不明)
  • 題名不明のサプリメント(2009年秋発売予定、詳細不明)
  • ボードゲーム(2008年後半発売予定)
  • SAS製品(詳細不明だが、H:tVの内容をサポートするものになるとのこと)

Hunter: The Vigil は、旧WoDの Hunter: The Reckoning からの予想や既成概念を大きく打ち破ると同時に、H:tRファンにも納得のいく設定になるとのこと。ディベロッパーはWWのベテランライター Chuck Wendig。

Just Jess, 2008/1/11


World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。