駅地下の商店街をぶらぶらしていると、バーゲンでジャージが大量に陳列されているところに行き当たったのだった。
ジャージといえば学校の体操着という時代に育った私にとって、それがストリートファッションとして売られているということ自体に隔世の感が強いのだが、そんな感とか念とか感慨を吹き飛ばすような、それはすさまじいデザインのジャージであった。
胸のあたりに力強い赤字で
秋葉系
と刺繍してある。
秋葉原を愛する人々にはもうしわけないのだが、正直あまりそういうものを着て外を歩きたくないと思わせる意匠であった。
しかもPOPには
売れてます。
と大書されているではないか。
流行というものがよくわからなくなってきた夕べであった。
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