実をいうと、今日は『デビルマン』の公開日だとすっかり勘違いしており、間抜けにも映画館に行ってからそれに気づいたもので、帰るのも癪だったからそこでかかっていたのを適当に選んだらこうなった。
見終わった今、そんな不純な動機で見にいってもうしわけない心持ちである。
今年観た映画の中ではいちばん良かった。
カンフー映画や武侠映画がわりと好きなのでひいき目が入ってしまうのは認めるが、やっぱり剣闘シーンに欧米映画とは別種の緊迫感が満ちあふれている。映画でしかありえないような必殺技もバンバン出てきて、それだけで話の中盤まではお腹いっぱい。
そこまではわりとありがちな話なのだが、終盤1/3あたりから猛然と展開が変わる。ネタバレになるから書けないが、この映画のタイトルバックに「謀」の字が書いてある意味が納得できる造りになっている。ちょっとやりすぎだなという気もするが、細かいあらを補ってあまりある映像の美しさにごまかされてきたのだった。
教訓:竹は怖い
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