最近このBlogを読みはじめた人は知らないと思うが4年ほど前まで趣味でコントラバスを弾いていた。
ジャズベースなどという恰好良いものではなく、地味にぶいぶいバッハとかモーツァルトとかたまにチャイコフスキーとかの低音部を刻んでいて、巨大な楽器をかついで移動すると「コントラバスに脚が生えて歩いている」と怯えられ、いつも「チェロバス」とチェロとひとくくりに呼ばれ、普段はいなくても困らないがコントラバスパートが存在する弦楽合奏になると弾き手がいなくてはどうにもならない。室内楽団におけるコントラバス奏者というものはそういう立場にある。(コントラバス奏者の悲哀については「コントラバスという楽器。(粒子性)」を御覧いただきたい)
つまりは12月にむかしお世話になった室内楽団が演奏会でそういう曲をやることになり、エキストラとしてお呼びがかかったのだった。難曲と聞いていたので「引き受けるかどうかは楽譜を見てからですね」と口では言ったものの、今日は嬉々として練習に顔を出し鈍った腕の錆落としをしてきた。何年も楽器に触ってすらいなかったが身体は覚えているものらしい。いい運動になって楽しかった。
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