【werewolftheforsaken.com】今週はprologueの連載とのこと。基本ルール掲載分の抜粋なのか書き下ろしなのかは不明だが、前者だとすれば良いところで「続きは2月に!」とかいわれてしまいそうな一抹の不安が漂う。
面白そうな部分をかいつまんで紹介するが、ぜんぶ読みたい人は原文(英語)をどうぞ。
さて『Fresh Meat(生肉)』という思わせぶりな題名で登場したこの小説、以前のpreviewで明かされた情報のいくつかを見ることができる。
物語は都会のただ中、とある地下室で、4人の男女がなにやら怪しげな儀式をしている場面からはじまる。一人がナイフで舌に傷を付け、その血をほかの3人が順々に舐めていく。どうやらその血を舐めるとなんらかの匂いが感じられるようだ。ナイフが一巡すると最初の男が言う。
"Now you know what I know," he said, looking the other three in the eye one by one. "Let's go."
「これで我が知るところはおまえたちの知るところとなった」男は3人の目を順にのぞきこみながら言った。「行こう」
ここで思いだすのは11/24付のPreview(原文)である(参考:骰子回転劇場日記「Werewolf: The Forsaken Preview (8)」)。
certain werewolf packs may use a rite known as Shared Scent, which allows the benefit to be shared among all pack-members.
werewolfの一部のパックは、Shared Scent(匂いの共有)という儀式呪術を使って、パック仲間全員に同じ(ひとたび獲物の血の味を覚えたら、ふつうなら不可能な条件下でもその獲物を追跡できる)恩恵を与えることができる。
おそらくpreludeの4人が行っているのもShared Scentの儀式なのだろう。それを裏づける描写も見える。というのも、PreviewによればShared Scentの儀式は、werewolfとして覚醒する可能性のある人間を追跡するのに使われるようだが、今日のpreludeにもこんなくだりがあるからだ。
"He might be ready," that one said. "They're getting closer and paying him more mind. If he's ready, we need to be ready too."
「そろそろ頃合かもしれん」最も年かさの男が口を開いた。「奴らが動きだした。彼への関心が高まったとみえる。彼の時が熟したとすれば、我々もまた備えねばなるまい」
「奴ら/They」が何者かは謎。W:tAのブラック・スパイラル・ダンサー族のように、変身を覚えたばかりのワーウルフをさらってきて仲間にしようとする敵でもいるのだろうか?
それにしても舌を切って血を出すというのはShared Scentに必要な手順なのだろうか。やたらと痛そうだ。思えばWoD2.0製品に載ってる小説やカバーストーリーはどれもこれも痛そうなのばっかりだ。『WoD: Ghost Stories』ではしょっぱなから腕を切り開かれて釘やガラスの破片を詰め込まれる男が登場するし、『Coteries』では囚われの女血族が拷問係にナイフで内臓をかきまわされる描写が繰り返される。
ところで件の舌を切るのに使われたナイフ、持ち主はなかなかお洒落な恰好をしている。
He looked to the auburn-haired woman standing at his left — a striking creature in the clothes of a nightclub predator.
男は左側に立つ赤毛の女のほうを向いた——眼の覚めるような美女で、ナイトクラブへ男漁りに出かけるところとでもいうようないでたちである。
nightclub predatorとはヴァンパイアばりの形容である。QuarterlyでEthanが書いている
Do make werewolves sexy.
- cited from White Wolf Quarterly 2004 Fall
という方針の反映だったりして?
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