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骰子回転劇場 日記

[M:tAw] Mage: The Awakening、初の公式情報

White Wolf Quarterly, 2005 Winter】Bill BridgesがM:tAwについてインタビュー形式で語っているところによれば。

  1. 人間には本来、世界を織り変える(Reweaving the Tapestry of creation)力を引き出す能力が備わっているが、古の呪いによって魂を眠らされているためそのことに気づかない。自らの真の能力にAwakenした人間がMageである。
  2. M:tAwの中心テーマは「力は堕落する」。Mageは周囲の世界を「自分が真実と信じるもの」に合わせて再構築する力を持つ。だが、「真実と信じるもの」が「ほんとうに真実なもの」と遊離しはじめると危機が生じる。歪んだ妄想で塗り固めた世界に閉じこめられるはめになりかねないのだ。
  3. M:tAwのムードは「古代の神秘」。Mageは究極の真実を求めて果てしなく探究を続けていくが、真実だと思ったものの向こうにはいつも新たな謎がある。しかもM:tAと異なり、宇宙の真実は戦慄すべきものかもしれない。
  4. Mageキャラクターはその力で世界の動向を操る黒幕となる。だがおおっぴらにSleeper(非Mage、常人)の前で力は使えない。なぜならSleeperが真実を見てしまうと、いにしえの呪いがそれを隠蔽しようとはたらくばかりか、そのSleeperに真実を見せた者にも反動として襲いかかってくるからだ。
  5. Mageはより大きな力を得るために真実の探求も怠らない。Mageが宇宙を完全に知りつくしたとしたら、神に等しい存在になれるだろう。
  6. 自分の思い通りに世界を造り替えようとするMageの試みは、往々にして他のMageと衝突する。他のMageとのなわばり争いもゲームの一環だ。

V:tRと同じく、やることはあまり変わらないけど設定はすっきりさっぱり、という感じになりそうですな。

[W:tF] Hunting Ground: The Rockies

White Wolf Quarterly, 2005 Winter】どんな連中が出てくるか、という話はぴろきさんのBlogに詳しいが、一つの地方にいくつかのPackがすでにテリトリーを構えていて、空いたところにPCたちのパックをはめこみ、そこから他のPackとどういう関係を築いていくかはSTとPL次第だよ、というコンセプトが面白そうだ。これまでの地方/都市ソースブックはPCがいない状態で勢力関係図が出来上がっていて、PCの居場所は勝手に作れ、という感じだったので、PCたちの椅子が用意されているというならうれしい。

ひとつ気になるのは、W:tFのpackの規模はどれくらいなのか、ということ。Pickering familyなんかはwerewolfの真相を知るkinfolkも含めて「一家」と見なしているようだが、それだとずいぶん大所帯なpackになるのではなかろうか。もしかしたらW:tAとはpackの概念も変化しているのかもしれない。

[W:tF] Ethan Skemp、大いにW:tFを語る

White Wolf Quarterly, 2005 Winter】Ethan Skempが4ページにわたりW:tFが目指す方向性について語っている。

» White Wolf Quarterly ダウンロードページ

  1. W:tFはパックに焦点を置いている。W:tFのwerewolfにとって問題は世界や国よりまずパックのなわばりだ。1〜2ブロックの街区、数マイル四方の森のささやかなテリトリーでも、この敵だらけの世界において「自分のもの」と呼べるのはそこだけなのだから。自分の手で勝ちとり、自分の手で守らねば、werewolfの居場所はない。
  2. W:tFのtribeは同じ思想を共有する集団であり、実在の民族にもとづく要素は一掃した。W:tAのtribeがもつ民族色はキャラクター作成の足かせとなっていたからだ。
  3. 新しくlodgeという概念を導入した。lodgeは基本的にtribe内のエリート集団だが、tribeとは無関係な場合もある。
  4. W:tFの精霊界は通ってはならない道、開けてはならない扉で、恐ろしい、危険な、シュールレアリスティックなところだ。werewolfの存在そのものを忌み嫌っている連中がうようよしている。入るのは難しく、出るのはさらに困難だ。トライアトはいないよ。

すでにPreviewや公式フォーラムで出た情報も多いが、新事実もいくつか判明している。

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[W:tF] Preview: Fresh Meat (3)

werewolftheforsaken.com】翌晩、Markが地下鉄に乗ると、きのうの美女がいる。今度はネイティブ・アメリカンの大男と一緒だ。美女はにこやかに、大男はじろじろと、無言でこちらを見つめてくるので、Markは居心地悪くてたまらない。しかもMarkが地下鉄を降りると二人もついてくる。なんなんだこいつら、と急ぎ足に引き離そうとすると

"In a hurry?" the woman called, clearly smiling as she said it. "Stick around, why don't you?"

Mark's heart raced, and it was all he could do to pretend he hadn't heard anything.

"This is stupid," he heard the tall guy say. "Mark, come here."

「お急ぎかしら?」女が声をかけてきた。あの微笑を浮かべていることは振り返って確かめるまでもない。「よろしければ、ちょっとお時間をいただけません?」

マークの心臓が早鐘を打ちはじめる。せいいっぱい聞こえていないふりを装った。

「無駄だ」これはあの大男の声だろう。「マーク、こっちに来いよ」

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[V:tR] 新Bloodline「The Architects of the Monolith」

White Wolf Quarterly Winter 2005】『Bloodlines: The Hidden』で追加される12BloodlineのひとつThe Architects of the Monolithが、Quarterlyでかなり詳細に紹介されている。

Ventrueから分岐したBloodlineで、Nicknameは「Masons」。これだけでぴんとくる人もいるだろう。そう、フリーメイソンを思わせるのだ。儀式魔術だって使う。Gilded Cageという、どこかで聞いたような名前だが。Quarterlyに紹介されている3レベルRitualのEye of the Pyramid (!) は、居ながらにして建物内のあらゆる場所を透視・盗聴できるという強力なもの。V:tMのガーゴイルが使う《石臓/Visceratica》の〔炉辺の見張り/Scry the Hearthstone〕に似ていなくもない。

フリーメイソン風の連中というのは、NPCとしていろいろ使い道がありそうだ。

» 関連記事:骰子回転劇場|日記:White Wolf Quarterly Winter 2005公開

[WoD][V:tR][W:tF][M:tAw] White Wolf Quarterly (Winter 2005) 公開

White Wolf Online】待望の新QuarterlyがWeb上に公開されました。各記事からの新情報はのちほど。

うれしい不意打ち。巻頭特集では2ページ見開きで『Mage: The Awakening』のディベロッパーBill Bridgesが一問一答形式でWoD2.0におけるメイジについて語っています。

かねて予告されていた『Werewolf: The Forsaken』プレビュー特集は4ページ。これまでForumで飛びかっていた未確認情報がいろいろと裏づけられています。

『Vampire: The Requiem』では来年3月発売予定の新作サプリ『Bloodlines: The Hidden』の2ページ記事が。12もの新Bloodlineを追加するとのことで、その1つ「The Architects of the Monolith」がほぼ丸ごと抜粋されています。

Fiction分野では、早くもV:tR小説第2弾『Blood In, Blood Out』の話題が。著者は『Orpheus』のディベロッパーとして知られるLucien Soulbanで、来年3月発売予定。また3月にはW:tF小説第1弾『Heart of the Hunter』が出るそうですが、これはW:tF最初のサプリメント『Hunting Ground: The Rockies』の舞台設定を用いたものになるとか。

V:tESでは『The Kindred Most Wanted』の話題。ヴァレリウス様とか出るようですな。

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[W:tF] GenCon発、W:tFの噂

White Wolf Forums】W:tFトーナメントセッションに参加したTashum氏からも興味深い新情報が。

注意:以下は伝聞情報です。誤解やデマが混じっている可能性があります。

  1. auspiceはW:tAと同じく月相で決まる。それぞれFirst Tongue名で呼ばれ、戦士タイプ、隠密/斥候タイプ、司祭/シャーマンタイプ、審判/指導者タイプ、吟遊詩人/語り部タイプの5種類がある。
  2. Phillipe Boulleによれば、Primal UrgeはヴァンパイアのBlood Potencyに相当する特性値である。ただしパネルディスカッションではMeritであるかのように言及されており、Philが誤解している可能性もある。
  3. Essenceは旧W:tAのGnosisのようにプール値をもち、「霊的な通貨」として使われる。また、Essenceの維持管理がゲームの一環となる。Essenceを補給するには、locusに滞在するか、精霊から奪うかなので、PCたちは自分たちのパックのためにessenceの供給源であるlocus(旧WoDのケルン/結節に相当)を確保する必要が出てくる。
  4. klaiveということばは精霊が宿る武器の総称となった。また、werewolfが他のwerewolfに対して銀の武器を用いることは厳禁になった。銀はwerewolfにaggravated damageを与え、aggravated damageを受けたwerewolfはDeath Rageに陥る恐れがあるからだ。ただし「Forsakenされていないwerewolf」は、PCに対して銀の武器を使ってくる可能性がある。
  5. Rageは特性値としては登場しない。Philによれば、W:tF固有の特性値はHarmony, Essence, Primal Urgeの3つになるとのこと。rageは一定の精神状態(Death Rageや、Gauru形態の制御を試みる際の心理状態など)。複数回行動が可能だとしても、それはGiftを通じて与えられる能力になるだろう。


World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。