【White Wolf Forums】これまでは投稿からW:tFの設定・ルールに関する情報だけ抜き出す形で紹介してきたが、セッション報告そのものも面白いのでいくつか拾ってみよう。
俺のキャラクターは巨大蜘蛛の巣にからまって身動きがとれなくなったので、ついにSTに自発的にfrenzyしてもいいかと聞いてみた。ゲームは行き詰まってしまったし、そんなぶざまな恰好になってしまったワーウルフはそろそろ怒りを爆発させてもいい頃だと思ったんだ。許可は下りたよ……次に起きたことはパックにとってますます状況を悪くしたけどね。- OrdoGauru
First Changeを迎えたばかりのwerewolfがいたんだが、俺たちのパックが発見したときには、学校の生徒をほとんど食い尽くしたうえに、路地で別の人間を食ってた。哀れにもすっかり我を失ってたんだ——捕まえて監禁しようにも、俺たちにはちょっと方法が思いつかなかった。で、俺(アルファ)と満月のPCが黙って(パックの他の仲間が対策を話しあっている間に)その新米werewolfを連れ去って殺した。
STは笑って、「まさかこんな判定をさせることになるとは思わなかったなあ……」と言う。こういうwerewolfを正当な理由なく殺すのは、なんとHarmony(≒V:tRのHumanity) 2に相当する大罪なんだそうだ。俺ともうひとりのPCはどちらも堕落判定をするように言われた。
どっちも失敗した。
で、俺たちは両方「サディズム」のderangementを獲得。
幼女を武器に使うのももっともだって思えてきたろ?
(Professor注:どうやら、人質の幼女がPCのfrenzyに巻きこまれて死に、しかしPCたちはその死体すら武器として使ったらしい。プレイヤーたちにとってはひどく印象的だったらしく、ことあるごとに引き合いに出されている)
- OrdoGauru
僕がやったIron Master族のIrraka(≒ラガバッシュ)はアルファに舌を引っこ抜かれちゃった。あ、僕はべつに恨みに思ってないからね。(笑)-Alan_Alexander
私のキャラはSoledad (Ghost Wolf tribe)のElodathで、絶えず信仰の危機に晒されている元カトリックの修道女でした。
面白いことに、上位のプレイヤーは自分とは異性のキャラクターを演じるように言われました(最終ラウンドに女性のプレイヤーが進出しなかったのが残念です)。
私たちのPCはいずれも太く短く、ワーウルフとしてこれ以上はないという生き方をしました。
(中略)Urathaは、簡単にいうと、精霊警察みたいなもののようです。精霊国境警備隊と言ったほうがいいかな。人間の国にも精霊の国にも密入国者がないよう見張ってるわけです。ヒッピーの過激派環境保護運動家みたいなのはもういません。毛むくじゃらのキャプテン・プラネットが悪者を成敗したりもしません。時代遅れで不条理な因習に縛られた部族も出てきません。
私のキャラのauspice能力は、精霊の名前(その名で呼びかければ応答する)をひと目で知るというものでした。面白かったけど、それが原因でトラブルに巻きこまれたんですよね。
(中略) あのセッションで、Forsakenの一人になるというのがどういうことか分かった気がします。なりたてのwerewolfが食い散らかした哀れなホームレスたちの死体を片づけるはめに陥ったとき。自分たちのなわばりが、餓えた蜘蛛たちやら貪欲な精霊たちやらに侵略されようとしているとき。すべての始末をつけなければならないのは自分たちであって、誰も助けてくれないのです(みんな自分たちのただでさえぶっ壊れた人生を生きるのに忙しいので)。
自分と、パックと、トーテム以外にはなにも頼れない生活。(もっとも私のキャラはこの凄惨な現実の中に神の顔を見いだそうと必死だったわけですが……Ghost Wolfというのはとりわけ孤独なwerewolfなのです)
- EvilLego
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【White Wolf Forums】Gauru形態は一定時間しか維持できないが、例外としてDeath Rageという状態に陥った場合は無制限に変身していられるという。このルールについて、GenConでのセッション参加者Alan Alexanderがかなり詳細なレポートを投稿している。
以下は伝聞情報です。誤解、デマ、未確定事項を含んでいる可能性があります。
In a given scene, a werewolf can assume Gauru form for a number of turns equal to his Stamina + Primal Urge and generally remain in control of his actions. After those turns (which need not be consecutive turns) are used up, the werewolf can only enter Gauru form while in Death Rage. However, the question did not come up in the demo of whether a werewolf must return to human form or whether he can voluntarily enter Death Rage at the end of his "safe turns." Furthermore, I used the word "generally' above because even during the controlled turns, Gauru is still meant to be the war form, and in any Gauru turn in which the werewolf is not (a) attacking a target or (b) advancing towards a target, he must make a Resolve + Composure roll to resist going into Death Rage anyway.
werewolfは1シーンにつき合計(Stamina+Primal Urge)ターンまでなら、Gauru形態を維持し、かつ自分の行動を「おおむね」コントロールできる。この「安全時間」を使い切ってしまうと(必ずしも一度に使い切る必要はないが)、Gauruに変身するにはDeath Rage状態になるしかない。GenConのデモセッションでは、「安全時間」を使い切った時点で、人間形態に戻るか、自発的にDeath Rageに入るかを選ばされた。「おおむね」という表現を使ったのは、たとえ安全時間内であっても、Gauru形態のwerewolfは、(a)敵を攻撃する(b)敵に接近するのどちらも行わなかったターンにはResolve+Composure判定を要求され、失敗すると強制的にDeath Rage状態になってしまうからだ。
- posted by Alan_Alexander for White Wolf Forums on December 7, 2004
なるほど、これでは悠長にお話し合いなどしていられまい。Alexanderはさらにこのようにも述べている。
Gauru is the war form because there is really no reason to enter Gauru except for combat. Someone here mentioned Intimidation, but Dalu also triggers Lunacy and is notably inhuman-looking (as compared to Glabro) and is therefore supremely suited to intimidation. Also, a werewolf in Dalu is perfectly capable of fighting 80% of what he encounters (security guards, gangbangers, etc). It's that other 20% that you need Gauro for -- like when you bite into the security guard and he turns into 12 foot tall spider. In fact, I find it helpful to think of Dalu as a sort of mini-Gauru. In other words, Dalu is the Lon Chaney Jr. Wolfman (human in size but aggressive, powerful and obviously not human) and Gauru as the "Dog Solders" form (9 foot tall engines of destruction). YMMV.
Gauruは戦闘専用形態といえる。戦闘目的以外でGauru形態をとる意味はぜんぜんないからだ。威嚇に使うという話が(このスレッドで)出てたけど、それならDalu形態だってLunacyを引き起こすし、(旧W:tAのグラブロ形態と比べても)あきらかに非人間的な容貌になる。それに、werewolfが遭遇する敵の80%(警備員、ギャングなど)は、Dalu形態でじゅうぶん撃退できる。Gauru形態で相手する必要があるのは残り20%——たとえば警備員に噛みついたらそいつが身の丈4m近い大蜘蛛に変身したというような場合だ。言い換えると、Dalu形態がロン・チャニー・ジュニア演じる狼男(サイズは人間並みだが凶暴で怪力で見るからに人間じゃない)だとすれば、Gauruは『Dog Soldiers』(身の丈3mの破壊の権化)ってところだ。少なくとも僕の印象ではね。
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12/13付の「GenCon発の噂——5つのauspice」について、不明部分を補完する情報が入ったので修正しました。
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【White Wolf Forums】White Wolf Quarterly (2005 Winter)掲載のリリーススケジュールによれば、2005年4月に『Predators』というW:tFサプリメントが発売されるらしい。内容についてはまだRetailers Infoにも公開されていないのだが、公式フォーラムに、White Wolf社のPhilippe Boulleから聞いた談話としてこんな投稿が寄せられている。
これは伝聞情報です。誤解、デマ、未確定事項を含んでいる可能性があります。
...later in the year there is going to be a book called "Predators" coming out that goes into a lot more detail about antagonists for the werewolves. The core book will only have 2 types of Hosts in it (the spiders, definitely, ...(中略)) but the Predators book will detail more.
来年(W:tFコアルールの後に)出る予定の『Predators』という本では、werewolfの敵についてさらに詳しい情報が載る。W:tFコアルールにHostsは2種類しか掲載されないが(ひとつはもちろん例の人食い蜘蛛だ……(中略))だが『Predators』にはもっと色々載るらしい。
posted by Tashum for White Wolf Forum on December 16, 2005 6:27 pm
どうやら『World of Darkness: Antagonists』のW:tF版、といった位置づけらしい。
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【werewolftheforsaken.com】今週はauspice紹介も兼ねてsignature character(公式NPC)が登場するようだ。彼らはW:tF小説シリーズの主役で、W:tFコアルールでは例示用のサンプルキャラを務めることになる。イラスト付きなので、見たいひとは記事原文を。内容はぴろきさんの日記に詳しいです。
今週の連載は「(In)famous Faces」なる副題がついているだけあって、しょっぱなから一癖ありそうなBlood Talon族のご婦人の登場。槍と短剣を構えた戦闘形態のイラストは勇ましくていいのだが、人間形態の絵も見たかったな。
Dana Knife-to-the-Back
《背にナイフ》のデーナ
Auspice: Irraka (New Moon)
Tribe: Blood Talons
Irrakaは公式情報では初登場なのに説明がないな。GenCon帰りの人々の噂によれば、旧W:tAのラガバッシュに相当するauspiceで、ラガバッシュよりも隠密/潜入の専門家としての役割が大きいようだ。
Displaying a heady mix of charisma and ferocity, Dana is a cunning and savage hunter. She stalks her prey silently and fights dirty, but is always game for the next challenge or dare.
烈しい気性と天性のカリスマのあいまった魅力を漂わせるデーナは、怜悧で勇猛な狩人だ。音もなく獲物に忍び寄り不意を討つのを得意とする一方で、いつも新たな挑戦や冒険を追い求めている。
W:tFでもやっぱりsavageやferocityという形容詞が乱発されるのか……ともあれauspiceは隠密系ながら、戦士のtribeであることを強調した人物描写になっている。
Raised on an Apache reservation, her youth was a time of frustration and long empty hours — as a werewolf, she relishes the fire in her belly and doesn't fear the fury within her quite as much as is healthy. This gives her a confidence and charm that belies her bloodthirstiness.
アパッチ族のリザベーションで育った彼女は、満たされぬ鬱憤を抱えて長く無為な青春時代を送った——ワーウルフとなった今では、腹の底を焦がす憤怒をむしろ愉しんでいるふしがあり、健康と同じで在るのが当たり前、と割り切っている。好戦的な性格にもかかわらずどこか屈託のない魅力が漂うのはそのためだ。
tribeから民族色が消えたと思ったらこういう形でネイティブ・アメリカン登場。White Wolfのワーウルフとは切っても切れない関係のようですな。イラストもよく見るとたてがみを後ろで三つ編みにしていたり装身具がインディアンジュエリーぽかったりする。
She is fiercely loyal to her packmates, but harshly dismissive of anyone else. Be they totem spirits, fellow werewolves or plain old humans — they're all trying to sell something and they're all pretty much wasting her time.
パック仲間には熱烈な友情を抱いているが、それ以外には見向きもせずつっけんどんに応対する。トーテムにしろ、ワーウルフにしろ、人間にしろ、欲しくもないものを押しつけようとする連中ばかりで、相手をするだけ時間の無駄だと思っているのだ。
はなはだ愛想に欠けるご婦人のようだ。まあ、冷淡なところにそそられる向きもいるだろう。
ここまで読んで改めて思うのは、auspiceよりtribeの個性が強く押し出されていること。auspiceは一種のセカンダリ・キャラクタークラスとして、tribeが示す思想を実現する手段にバリエーションを持たせる役割、という印象を受ける。Danaの場合だと、Blood Talon族だから「戦う」役回りなのだけれど、auspiceが新月だから「闇討ちで」戦う、という具合。
もっともIron Mastersなどは役割分担が明確でないので、この理論はあまり当てはまらないわけだが。
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