骰子回転劇場・転|日記: [W:tF] Preview: Auspice (1) Rahu
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骰子回転劇場 日記

[W:tF] Preview: Auspice (1) Rahu

werewolftheforsaken.com】W:tAの宿月(auspice)は出生時の月相で決まったが、W:tFのauspiceはFirst Changeを迎えた時の月相で決まる。これはすでにWhite Wolf Quarterly(2005年冬号)で公表されたとおりだ。

W:tAでもW:tFでも、auspiceはワーウルフに一定の適性や特殊能力を与える。これをW:tAはauspice専用の授けで表現したわけだが、W:tFでは「Auspice Ability」というものにとってかわった。今回の更新を見るかぎり、ドットを持つ特性値でもなさそうなので、宿月の授けのような選択の余地はなく、auspiceを選んだ時点で自動的に決まるのだろう。がさらに加わった。(2005/1/28訂正:Auspice Abilityとは別にauspice専用Giftがあることが判明した)

今週の更新の売りは、Auspice Abilityと、Mother Lunaがその力をそのauspiceに与えたいきさつが明かされること。

さて、今週のトップバッターはRahu、満月の下で変身したワーウルフだ。

Rahu (The Full Moon, The Warrior)

The Rahu is a howler at the full moon, a reflection of Luna's warrior face. Rahu take the lead in war, be it quiet war against neighboring packs or open combat against their enemies.

Rahuは満月に吼える者、Lunaの戦士の相を映す者である。近隣のパックとの冷戦であれ、敵との全面戦争であれ、戦いで指揮をとるのが役割だ。

Rahuの発音についてはけっきょく先週の更新でも明かされずじまいだったのだが、Rahuのpatron spiritsであるRalunimの発音が[rah-loo-nim]であること、Cahalunim [kuh-hall-oo-nim] のhが黙字でないことから、[rah-foo]とでも読むのではないかと思われる(類推するまでもなく、何も書いていないのは英語風読みで差し支えないという意味だろう、という意見もある)。

ここまで読んだかぎりでは、W:tAのアーローンとあまり変わらない役回りに見える。ニックネームもThe Warriorで共通だ。しかしRahuの説明では「先陣を切って敵に突っこんでいく狂戦士ばかりではない」という点が何度も強調されている。

Rahu reflect every aspect of the warrior archetype. They are the ravening berserkers and the calculating generals. The two contrasting styles can even be found in the same werewolf. Forsaken warriors pass down lore of combat ranging from Caesar's battle tactics in Gaul to up-to-the-minute tactical manuals stolen from elite armed forces.

ひとくちにRahuといっても戦い方は様々だ。凶暴な狂戦士タイプもいれば、冷徹な知将タイプもいる。その両方を兼ね備えるワーウルフだっている。Rahuはシーザーがガリアでとった戦術から、現代の軍特殊部隊から盗んできた最新鋭の戦略マニュアルまで、さまざまな戦法を習い覚えているのだ。

アーローン=戦闘バカという変なステロタイプが定着しているのでこういうくどい書き方になったのだろうなあ。

さて、気になるRahuのAuspice Abilityは……おおむね前評判どおりの内容だ。

Auspice Ability: Warrior's Eye. Once per session, a Rahu can attempt to “read” a foe, determining who is the superior warrior. The player rolls Wits + Primal Urge, and success indicates that the werewolf can roughly tell whether the threat is stronger or weaker than he is. An exceptional success grants more understanding of the gap between the two. (“He's much more powerful than me.”) The warrior's eye takes into account only those abilities that might affect a direct fight. A werewolf might read a skilled vampire assassin as “weaker,” even though the vampire is much more deadly when it can choose the time of engagement.

Auspice Ability: Warrior's Eye。Rahuは1セッションに1度、敵1体が自分より優れた戦士かどうか「見極める」試みができる。Wits + Primal Urgeで判定し、成功ならその敵が自分より強いか弱いかがだいたいわかる。exceptional successを出した場合、彼我の実力差がどれぐらいあるかもわかる(「奴は俺よりはるかに強い」といった具合)。warrior's eyeで見極められるのは、あくまで真っ向から戦った場合の強さである。「自分より弱い」と思ったヴァンパイアが実は熟練の暗殺者で、襲撃のタイミングによってはずっと恐ろしい敵になりうるかもしれないのだ。

戦闘指揮官であることを要求されるRahuプレイヤーにとってはたしかにありがたい能力だが、STにとってはかなりの難物ではないだろうか。なにしろWoD2.0にはキャラクターレベルのような戦闘での強さを表す指標がない。直接戦闘といったって、素手で殴り合うか武器で殴り合うか銃器で撃ち合うかでダイスプールはまったく違ってくるし、ダイスプールはへぼでも10ダメージ以上受けても沈まないゾンビのようなものは、はたして強いというべきかどうか。

製品版が出る2ヶ月も前から早くも心配になってきた。

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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。