骰子回転劇場・転|日記: [W:tF] Preview: Auspice (6) Auspiceの起源
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骰子回転劇場 日記

[W:tF] Preview: Auspice (6) Auspiceの起源

werewolftheforsaken.com】今回はauspiceの起源神話をとりあげる。1月10日〜14日にかけて、各auspiceの紹介と並行して連載されたものだ(原文)。

この物語はUrathaたちが自らの種族の父であるFather Wolfを殺したところからはじまる。父殺しの経緯については以下のページに詳しい。

さてFather Wolfを殺したUrathaたちであるが、今度は父の力を誰が継ぐかで内輪もめをはじめる。衰えた父に代わって敵と戦うための父殺しだったはずなのに、その敵をほったらかして同族どうしが殺し合いである。これじゃFather Wolfも浮かばれない。

Blood fell on the earth as the fighting grew fiercer, and Mother Luna wept to see it.

争いが激しさを増すにつれ大地は血に染まり、それを見てMother Lunaは涙を流した。

— Werewolf: The Forsaken Daily (January 11 update)

お母さんも泣いてます。しかし彼女にとってUrathaは夫を殺した憎い仇でもある。ほうっておけば殺し合いで自滅しそうな不肖の息子たちを、Lunaはいったいどうしたか。

At the behest of Luna, Lunes from the five choirs descended. They told us that although Father Wolf's full power was too great to be held by any single being limited by flesh, each of us could inherit an equal share of his duties.

Lunaの命令で、5つのchoirからLuneたちが降臨した。LuneたちはUrathaにこう教えた。Father Wolfの力は膨大で、肉体に縛られた生き物ひとりに担いきれるものではないから、Uratha全員で等しく分かち合うのがよかろう、と。

— Werewolf: The Forsaken Daily (January 12 update)

力をどう分けるかでUrathaがまた揉めだしたらたまらないと思ったのかどうかは知らないが、Luneたちはなにかと面倒を見てくれる。さすがpatron spiritsである。

They coaxed forth memories of Father Wolf's five roles — warrior, visionary, judge, wise man and stalker — and the magics that Father Wolf used in each of those roles. From these wisps of memory, the five lunar choirs taught each Uratha to adopt one of Father Wolf's five roles.

LuneたちはFather Wolfが持っていた五つの役割——戦士、予言者、裁判官、賢者、斥候——の記憶と、それぞれの役割を果たすために使っていた魔法とをUrathaに分かち与えた。そうしてUrathaひとりひとりにFather Wolfの五つの役割を一つずつ割り当てたのである。

— Werewolf: The Forsaken Daily (January 12 update)

もちろんそれぞれ素質の向き不向きはあったが、そんなことはMother Lunaが空の上からお見通しだ。今回はひとまず適材適所におさまったが、Urathaの子孫たちがまた役割のとりあいで揉めては困ると思ったのか、Lunaはこう言いわたす。

She promised to give an obvious sign to future generations of Uratha, so that every werewolf would know what his role would be.

LunaはUrathaの未来の子孫にも果たすべき役割がわかるようにはっきりした印を見せると約束した。

— Werewolf: The Forsaken Daily (January 12 update)

以来こんにちに至るまで、新たなUrathaがFirst Changeを迎えるたびに、Lunaは月の形でそのUrathaがどの役割に向いているか教えてくれる、というわけだ。

しかし初めにもちらりと述べたが、Lunaは我が子とはいえ夫を殺したUrathaに恨みもあるのだ。

Luna herself cried out in anguish and betrayal, cursing all the children she had ever borne. That curse would never be fully lifted.

Lunaさえも悲憤のあまり、自ら産んだ子らすべてを呪って慟哭した。その呪いはけっして完全に解けることはないだろう。

— Werewolf: The Forsaken Daily (November 18 update)

呪っておきながら助け船を出すのはどういう心理だろう。いろいろな説があるらしい。

  1. 夫の仇とはいえ、やはり腹を痛めて産んだ我が子を見殺しにできない母心。
  2. ともかくFather Wolfが死んだからには代役が必要なわけで、最も適任なUrathaをここで自滅させてはまずいという打算。
  3. 実はLunaには隠れたbanがあって、天体が特定の配列をなしている時しか地上に降りることができない。auspiceを与えたのはたまたま地上に降りているときにUrathaの争いを見かけたための思いつき。
  4. そもそもUrathaに良かれと思ってやったことではない。彼らを服従させようとしただけ。

しかしながらUrathaの結論は

We don't know. Nobody can know her mind.

とそっけない。

女心ならぬ、Lunaの心と秋の空は予測の付かぬものである、というのがUrathaのとらえかたのようだ。

ところで、pure tribeのワーウルフはauspiceの影響を受けないらしい。

Every one of us — save the heretics who call themselves "pure" — experiences his First Change under Luna's watchful eye.

我々は皆——「pure」と自称する異端者どもを除いて——Lunaが見守るなかFirst Changeを迎える。

— Werewolf: The Forsaken Daily (November 18 update)

この一文については公式フォーラムで色々な憶測が乱れ飛んだ。

  • pure tribeのワーウルフは月が見えないところで最初の変身をするのか?
  • tribeは生まれに関係なく自分で選べるはずだが、pure tribeにはそう生まれついた者しか入れないのか?
  • auspiceが無いとすると、通常のワーウルフとルール上の扱いも違うのか?

今週のGiftについてのPreviewが終わると、残りは実質5週間。おそらくテーマは5つ用意されているだろうが、その中にpure tribeに関する言及は入っているのかどうか。

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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。