W:tF Previewの現状に追いついた。さぼると取り返すのが大変だ。
しかし初めは「面倒だから更新やらないヨ!」とか公言していたのだ。それなのに結局Forumの記事まで拾っている。
これが愛か。
たぶん違う。
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【Werewolf: The Forsaken Daily, February 2】bashing damageは形態に関係なく毎ターン1点無条件に回復するが、lethal damageの回復には1点あたりEssence1点の消費が必要になった(1 lethal damageを2ターンで再生できるという噂はこれで否定された)。
Werewolf characters regenerate one point of bashing damage per turn. This healing occurs regardless of whether an Uratha rests. She regenerates bashing damage at this rate even in the heat of battle, as an automatic, reflexive action. By spending a point of Essence, the werewolf can choose to regenerate a point of lethal damage instead of a point of bashing. (Uratha who can spend more than one point of Essence per turn, can regenerate more than one point of lethal damage per turn as well.) ...... Werewolves cannot regenerate aggravated damage (at least no faster than a normal human beings).
ワーウルフ・キャラクターは毎ターン1点のbashing damageを回復する。この再生現象は現在とっている(形態)に関係なく起こる。bashing damageの再生はたとえ戦闘中でもまったく同じで、自動的にreflexive actionとして行うことができる。Essence1点を消費すれば、bashing damage1点の代わりにlethal damage1点を再生してよい(ターンあたり2点以上のEssenceを消費できるUrathaなら、1ターンに2点以上のlethal damageを再生できるわけだ)。……ワーウルフはaggravated damageを再生することはできない(少なくとも常人の回復速度より早くは治らない)。
1ターンあたり消費可能なEssence量はPrimal Urgeで決まると思われるので、Primal Urgeが高いワーウルフは負傷ペナルティを一瞬にして帳消しにすることも可能だろう。
しかしこれはBlood Potencyが高いヴァンパイアについてもいえることだ。
この際なので、V:tRとW:tFでのダメージの扱いを比較してみよう。
というわけで、1回の戦闘に視野を絞ってみると、実はワーウルフの再生能力がヴァンパイアにくらべて極端に有利というわけではないのだ。ヴァンパイアは何を回復するにも血が必要とはいえ、銃器ダメージをbashingに軽減する能力があるし、Resilience Disciplineを使えば一時的にHealthをはねあげることもできる。それに考えてみれば、相手を殺すつもりならまあたいていはlethal damageが飛びかうわけで、ことlethal damageの扱いについてはワーウルフもヴァンパイアも(現在わかっているかぎりでは)たいして変わらない。ワーウルフのaggravated damageの回復速度が人間並みというのは厳しいんじゃないかと思うが、たぶんきっと治癒のGiftが用意されているのだろう。
ところでW:tAでは銀に触れただけでダメージを受けることがあったのに対し、W:tFはかなり緩やかだ。
In addition to certain supernatural attacks, silver weapons also cause aggravated damage to werewolves. Simple contact is not enough — the silver must be made into a weapon (such a bullet or a knife). The Forsaken do not carry silver weapons — doing so is simply an invitation to murder.
一部の超自然的手段による攻撃に加えて、銀製の武器もワーウルフにaggravated damageを与える。ただ触れるだけではだめだ——武器に仕立てなければ(弾丸なりナイフなり)意味がない。Forsakenは銀の武器を持ち歩かない——そんなことをするのは殺してくれと言っているようなものだ。
かつてW:tAのセッションで、忌腹の女の子が何も知らない人間から銀のアクセサリーをプレゼントされて困り果てる、という場面を目撃したことがあるが、W:tFではどうやらそんなこともなさそうだ。
そういえば忌腹がいないんだっけ。
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【Werewolf: The Forsaken Daily, February 1】
W:tAでは、ガルゥのクリノス形態を目撃した常人はデリリウムという錯乱反応を起こすことになっていた。太古の昔、ガルゥが血なまぐさいやり方で人類の人口抑制を図った(つまり、殺して間引いた)時代があり、その時代の恐怖が人類に種的記憶として刻まれているというのがその理由だ。
W:tFのLunacyもどうやらよく似た現象のようだが由来はまったく異なる。
Human beings have long recognized the power of the moon to inspire them, to cause them to become contemplative, and to drive them mad. The Uratha benefit from a concentrated form of this power derived from their spiritual mother, Luna. This power wraps around a werewolf like a cloak, infecting human observers with the same sort of insanity that causes them to become more violent under the full moon and to forget what the night led them to do.
昔から月は人に霊感をもたらし、物思いにふけらせ、ときには狂気にかりたてるといわれてきた。Urathaは母なる月がもたらすこの力をより強烈な形で受けとる。月の魔力はマントのようにワーウルフを覆い、目撃した人間にある種の狂気をもたらす。満月の下で人を凶暴にさせ、その夜しでかしたことを忘れさせる狂気だ。
人間は恐怖のあまり逃げだしたり、部屋の隅で丸くなって震えたり、その場に金縛りになったりするが、意志が強い人間だったりあまり良く見る暇がなかったりすると程度が軽くなるのはデリリウムと同様だ。ただし、デリリウムより発生する機会ははるかに多い。
When a human observer clearly sees a werewolf in Dalu, Gauru or Urshul, or even sees the use of certain clearly supernatural Gifts, he is affected by the Lunacy. (中略)Lunacy is strongest when facing a werewolf in nightmarish Gauru form, but it is never safe for a werewolf to adopt any hybrid form with humans present.
ワーウルフがDalu、Gauru、Urshul形態をとっているところ、または明らかに超自然的なGiftを行使するところを人間が目撃した場合、その人間はLunacyの影響を受けてしまう。(中略)Lunacyはワーウルフが恐ろしいGauru形態を現したとき最も強烈に作用するが、だからといって中間形態なら人間の前でとっても安全というわけではない。
W:tAで言うなら、クリノス形態だけでなくグラブロやヒスポ形態を見てもデリリウムになってしまうようなものだ。授けを使うところを見られただけでも錯乱されかねないわけで、正体を隠す上でほんとに好都合なのかどうか。
デリリウムは写真やビデオには作用しなかったから、たとえばW:tA第2版のマスタースクリーン付属シナリオには、クリノス形態のワーウルフの隠し撮り写真が新聞に載る前にネガを新聞社から奪取する、なんてのがあったが、Lunacyは……
Even photographic records of the Uratha benefit from the protection of Lunacy to a limited degree. Although a snapshot taken of a werewolf in Gauru doesn't frighten anyone who looks at it, most humans simply refuse to believe that the picture could be more than a hoax.
記録映像を通じてさえ、Lunacyはある程度の影響をおよぼす。たとえばGauru形態のワーウルフを撮った写真を見た人間は、錯乱こそしないが、その写真がただのでっちあげとしか思えなくなってしまうのだ。
じゃあ人間以外の連中はどうなのか、というと残念ながらたった一行こう書かれているだけだ。
Also, other supernatural denizens of the World of Darkness — vampires and things more dangerous still — do not suffer from the Lunacy.
また、World of Darknessに住む他の超自然的存在——ヴァンパイアやそれよりなお恐ろしい代物——はLunacyの影響を受けない。
というわけでMageやGhoulはどうなのかはわからずじまいなのだった。
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【Werewolf: The Forsaken Daily, January 31】Primal Urgeはゲームシステム上VampireのBlood Potencyに対応するTraitらしいが、いったい、ワーウルフの何を表しているのか。世界設定上の定義はこうだ。
The heart of an ancient predator beast within every werewolf's chest. Her own preternaturally primal nature grants her an inherent bond with the mystical that only absolute neglect and self-indulgence can suppress. The power of the werewolf's spirit half is measured in a trait called Primal Urge, and it compels werewolves in all aspects of their existence.
ワーウルフはみな胸の奥に原初の肉食獣の魂を棲まわせている。この神秘的な存在とは種族固有の超常的な本能で結びついており、制御するには二通りの方法しかない。すなわち、完全に無視するか、完全に解放してやるかだ。ワーウルフの霊的半身というべきこの存在の強大さは、W:tFではPrimal Urgeというtrait値で表され、さまざまな面でワーウルフに影響を与える。
世界設定上はW:tFとW:tAはまったくつながりがないので、あまり比較するのもよくないとは思うのだが、「己の中に異質で御しがたい獣性がある」という概念はW:tAの〈業怒/Rage〉ときわめてよく似ている。
〈業怒〉はそのガルゥが内に秘めている原始的な獣性の強さを表す特性である。業怒は戦闘能力を高めてくれるが、一歩間違えると恐るべき規模で闇雲に破壊をまき散らすことになる。動物的直感と狩猟本能に、流血への渇望と予測のつかない魔性が混じり合ったものが業怒なのだ。……ガルゥにとって業怒は祝福であり呪縛でもある。—『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』p.138
WoD2.0の世界でいうなら、V:tRの「The Beast」の概念にも通じるものがある。
A Kindred shares his human consciousness with a force completely opposite to humanity ... Kindred call it the Beast. ... The Beast follows a simple plan: Hunt. Kill. Feed. Sleep. Repeat. ... (Kindred) give the Beast some of what it wants and fight it just enough to preserve their existence.— 『Vampire: The Requiem』p. 181
Primal Urgeは、システム上はヴァンパイアのBlood Potencyと同じくキャラクターのポテンシャルの高さを表すTraitのようで、初期値が1点というところもそっくりだ。この値が上がっていくと色々いいことがあるらしい。
ちなみにV:tRのBlood Potencyが上がると、
などの恩恵がある。ここから推測すると、2. の「キャラクターが引き出せるEssence量」というのは1ターンに消費できるEssence量ではないだろうか。EssenceはLethal Damageの再生にも使われるため(2月2日の更新参照)、ターンあたりの消費上限が増えれば傷を再生するいっぽうGiftを発動できる。多いほうが有利にはちがいない。
さてBlood Potencyには上がりすぎるとヴァンパイアの血しか飲めなくなったり一度Torporするとなかなか起きられなくなったり、という弊害もある。Primal Urgeも例外ではない。
強くなるほど頻繁にEssence補給が必要になり(上限値も上がることだし)、人間らしい生活が困難になっていく。このあたりの仕組みはV:tRととてもよく似通っている。
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