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骰子回転劇場 日記

[V:tR] Discipline Cards

FROM HELL - MR. GONE'S WoD CHARACTER SHEETS】V:tMであれV:tRであれ、とかくDiscipline(訓え)は厄介だ。キャラクター作成時にはさてどの能力をとろうかと、数十ページにわたるDisciplineルールの章を前へ後へ繰ることになる。

そこまでは仕方ないとしても、ゲーム中にDisciplineを使おうとしてふとキャラクターシートに目を落とし「あれ、Aura Perceptionって何で判定するんだっけ?」などと思ってしまったら最後、ふたたび分厚いルールブックを繰らねばならない。

まあ、百歩譲ってそれぐらいはやむをえないとしよう。セッション中に窮地に陥ってしまった場合はどうだ。事態を打開できるありとあらゆる手段を模索するだろう。自分が持っているDisciplineが使えないかどうか検討したくなる。作りたてで3〜4種くらいの力しか使えないキャラクターならまだいい。だが複数のDisciplineを4〜5レベルで持っているキャラクターだったらもう絶望的だ。ルールブックを前に後にめくっているうちに、本を壁に投げつけたくなるだろう(あるいは、迷っている君を置いて事態が勝手に進展してしまっているかもしれない)。

もちろん、ルールブックからキャラクターシートに自分が使える能力の概要を書き写す労力をいとわないプレイヤーなら少しも困らないだろう。だが「FROM HELL - MR. GONE'S WoD CHARACTER SHEETS」というサイトで便利なものを見つけた。

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[V:tR][WoD] 眠っているヴァンパイアの心臓に杭を打つ(Staking)

White Wolf Forum】1/18に発表された『Vampire: The Requiem』エラッタで、心臓に杭を打つときの判定が大きく変わった。とりわけ心臓を貫通するのにexceptional success(5成功)が必要になった点が論議を呼んでいるが、この改訂の是非はともかくとして、公式フォーラムである問題点を指摘した人がいる。彼の論点はこうだ。

眠っているヴァンパイアの心臓に杭を打つ場合を考えてみる。縛られたり、麻痺したり、失神したりして全く無抵抗な標的を攻撃する場合、WoDコアp.168の「Killing Blow」ルールが適用される。

A roll need not be made for an attacker; the damage points he inflicts equal his dice pool, modified by any armor worn by the target. Damage done is automatic, as is armor's protection. No attack roll is required.—WoDコアp.168「Killing Blow」より

判定なしでダイスプールに等しい数のダメージを与えたことになるわけだ。ところで、心臓を貫通するにはexceptional successが必要になるが、WoDコアp.131でexceptional successはこう定義されている。

In game terms, when you roll your dice pool for an action and get five or more successes, your character achieves an exceptional success.— WoDコアp.131「Exceptional Success」

「ダイスを振って」5成功したときがexceptional successなら、Killing Blowでは「ダイスを振らない」のだから、定義上exceptional successは発生しない、つまり心臓を貫通することは不可能ではないか? と彼は言うのだ。

こういう話を持ち出すと「ばかばかしい。そんなルールは無視すればいいじゃないか」「そもそもWoDでそんな状況に判定を持ちこむのは間違っている」「ST判断で5成功したことにすればいいじゃないか」という非難を浴びそうな気がする。実際、私もそう思うのだが、ここはあえて、ルールブックを隅々まで読みこなしSTの判断にケチをつける、いわゆるRule Lawyerタイプの問題プレイヤーにこの問題を指摘された場合の対策と思ってとりあげてみたい。

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[WoD] 『World of Darkness Rulebook』エラッタ

White Wolf Online, January 24】だいぶ前の話になってしまったが、公式サイトをチェックしていない人や「そんなに重大な変更あるの?」と思う人のために、どのような変更がなされたか抜き書きしていこうと思う。

» 『World of Darkness Rulebook』エラッタダウンロードページへ
(「Download World of Darkness Errata」のリンクをクリックでダウンロード。RTF書類)

  1. Language Meritの代替ルール。元々のルールは「たいていの人間は英語しか喋れないのが普通」という米国事情に合わせて作られていたが、公用語が複数ある国など何カ国語も話せて当たり前な土地を舞台とするゲーム向けに、多くの外国語が習得しやすい別ルールが提案されている。「How about that?」などと言っているので、別に変更しなくてもよいようだ。
  2. 車に轢かれたときのダメージ種別を訂正。
  3. 病気、薬物、毒物のルール記述を訂正。「contested actionと書いてあるが何+何で対抗すればいいのか?」という疑問が解消。
  4. 動物データ(Dog、Raven)のResolve値の訂正。
  5. ghostとspiritの定義変更。ghostとspiritは完全に別物になった。たとえばspiritを追い払う儀式でghostを追い払うことはできない。

特に最後の修正は、今後発売される基本ルールやサプリメントにも影響しそうだ。

[V:tR] 『Vampire: The Requiem』エラッタ、とその誤り

White Wolf Online, January 18】エラッタの訂正をルールブックに書き込んでいたら、どう考えてもおかしな部分に出くわした。Forumを調べてみたら案の定、エラッタ自体に誤りがあったことが判明。ついでなので、エラッタでの変更点をここに簡単にまとめておこう。

» 『Vampire: The Requiem』エラッタダウンロードページへ
(「Download the Errata」のリンクをクリックでダウンロード。RTF書類)

  1. 心臓に杭を打つルールの変更。『World of Darkness Rulebook』4カ所と『Vampire: The Requiem』1カ所が変更される。この記述について White Wolf Forumでちょっと面白い議論があったので別エントリでとりあげる。
  2. Ordo Draculの紹介ページで、「Ritual and Observance」のセクションに入るはずの項目がぜんぜん別のところに入っていた。
  3. Statusの例が不適切だったのを訂正。
  4. Gangrelのclan weaknessの記述に、V:tRのGangrelが本来の弱点に加えてV:tMのギャンレルと同じ弱点を持っているかのように読める記述がある、という指摘に応えて一部記述変更。色々書いてあるが結局「appear」を「seem」に変えるだけ。
  5. Aura Perceptionへの抵抗判定について、ダイスプールの算出方法を訂正。
  6. Mortal Fear、Veridical Tongueのダイスプール算出方法を訂正。
  7. Shape of the Beastで、変身後の動物のSizeやHealthについての記述を追加。(エラッタの赤字部分は訂正ではない。変更箇所は黒字部分の中にあるので注意)
  8. Possessionはヴァンパイアに効かないにもかかわらず、効果があるかのような記述が誤って入っていたのを削除(→参考:V:tRエラッタ02:Possessionでは血族に憑依できない)。
  9. Vitae Reliquaryのofferingについて、意味不明な記述があったのを修正。
  10. Kissに抵抗するための判定方法を変更。
  11. 戦闘中に吸血を試みる場合に対象が受けるダメージを明記。
  12. 輸血パックなどの保存血液でVitaeを補給しようと試みる場合の、例の記述を訂正。
  13. 自発的なTorporで、Torpor期間を自主的に延長できるようにルール変更(ここも、赤字=訂正箇所ではないので注意。黒字部分にも赤字部分にも変更箇所が散在している)。
  14. Baron Cimitiere のHumanity値がCrùacのルールに反しているのを修正(参考→V:tRエラッタ01:Baron CimitiereのHumanityについて
  15. Contaminate、Inflameの射程および効果範囲についての記述を追加。
  16. Forgetful Mindのダイスプールを訂正。エラッタでは「Dice Pool:」の行を
Dice Pool: Wits + Persuasion + Dominate – Resolve

に変更しろというが、ルールブックの本文を見るとすでにまったく同じ一文が書いてある。どこを変えろというのか?

この問題はすでに公式Forumで指摘されていて、

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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。