【White Wolf Online, February 9】3月14日2月28日の『Bloodlines: The Hidden』発売に向けて、追加bloodlineのプレビューが連載されるようだ。
Alucinor
アルキノルInheritors of this line are afflicted with the same tormented dreams and visions of their originator, who is said to have been haunted by victims of diablerie. These Sandmen extend their Requiem into the realm of dreams through the Insomnium Discipline.
この血脈の血を引く者は、始祖とおなじ悪夢や幻視に苛まれている。伝えられるところによれば、彼らの始祖は同族喰らいの犠牲者たちに取り憑かれているという。またの名をサンドマンともいうこの血脈はインソムニウムなる訓えによって、夢の世界までも歩きまわる夜々を送っている。Parent Clan: Mekhet
Bloodline Disciplines: Auspex, Celerity, Insomnium, Obfuscate.
alucinorはラテン語で「空想をめぐらす、無駄話をする、夢を見る」の意味。キケロの書簡集に2度出てくるだけ、という珍しい単語を、いったいどこからひっぱりだしてきたのか、と思ったらウルティマXの背景世界の名前もAlucinorだった。こちらはどうも「アルシナー」と読ませるようだが、ここでは仮にラテン語読みにならった。長短母音を区別しないと気が済まない場合は「アールーキノル」だ。
他にもカナ表記の仕方はたくさんあると思う。「アルキノル」が唯一の正解だと言っているわけではない。他のエントリで当てている表記も同じだと思ってほしい。
insomniumはラテン語で「悪夢」。ああ、わかってますよインソムニュームって表記もありうるでしょう。いちいち列挙したくないだけです。悪夢つったらNosferatuのNightmareともかぶるんだなこんちくしょう。Sandmenを「サンドメン」としてないのも故意ですよ。
まあ荒れるのはたいがいにして、夢の世界をうろつくSandmanといえばニール・ゲイマンの『サンドマン』を連想するが、ああいうイメージの連中なんだろうか。
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【White Wolf Online, February 8】
Feb. 9, 2005 18:20:clanとcovenantを混同した記述があったので全面的に書き直しました。
Feb. 12, 2005:発売予定日の変更を反映しました。
3月14日2月28日に発売予定のV:tRサプリメント『Bloodlines: The Hidden』で追加される12の新Bloodlineが公表された。
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【Werewolf: The Forsaken Daily, February 8】
Spirit-Urgedから憑依がさらに進行するとSpirit-Claimed (Duguthim) になるようだ。これは憑代がもともと精霊の性質に合った人格の持ち主である場合に最も起こりやすい。Spirit-Claimedになると、憑代の性格のうち、精霊の性質に沿った面がますます顕著になってくる。この段階になると家族や友人の目にもどこかおかしいことは明らかだが、本人は自分がまったく正常だと思っている。やがて自分のものではない知識や記憶が脳内に忍びこむ。肉体の変異が始まるとさすがに憑代は不安を覚えはじめるが、やがてあきらめの境地が訪れ、最後にはむしろ歓喜しつつ精霊と自我を融合する。
それでも何週間かは人間として通用するだろう。人間としての記憶も残っているし、肉体の変異もまだめだたない。憑依した精霊があまり強力でなければ、ずっとこのままだ。だが不幸にして強大な精霊と融合してしまった場合、人間性はどこかに追いやられ、変わり果てた魂に合わせて肉体も変貌し、とりついた精霊と憑代との特徴を混ぜ合わせたような姿になってしまう。
A man claimed by a tree spirit grows taller and wider, and his skin turns brown and bark-like. His walk takes on a slow, stiff gait, and extra limbs or leaves might sprout from his body in a subtle way, concealable through clothes.
樹の精霊にのっとられた人間なら、背が高くがっちりした体格になり、肌は樹皮のように茶色でがさがさになってくるだろう。歩き方はのろく、ぎくしゃくしたものになり、服を着ればごまかせるものの体から枝や葉が生えてきさえするかもしれない。
実際ほとんどのSpirit-Claimedの肉体変異は「ロングコートをはおり帽子をかぶってサングラスをかければ」隠せる範囲だという。だがそんな恰好で表を歩いた日には冬でも不審人物と思われないだろうか。それとも「人物」と思われるだけましだということだろうか。
Numina(Spirit/Ghostが使う特殊能力。DisciplineやGiftのようなもの。たぶんW:tAの霊験(Charm)に近い)で外見のおかしさをごまかせる精霊もいるようなので、ふつうの恰好をしているからといって油断はならない。
ところで、なぜUrathaがこいつらを目の敵にするのか。たしかに取り憑かれた人間は悲惨だが、Urathaが必ずしも人間の味方でないことはHarmonyの倫理からしても明らかだ。世界の調和を守るとかいう壮大な理想のために命をかける連中のようにも思えない。
理由は簡単、Spirit-ClaimedはUrathaのなわばりを荒らすからだ。
Claimed gain a variety of Numina that reflect their spiritual influences and power and can even travel through the Gauntlet with relative ease. They often seek to create a new, beneficial home for themselves in both the spirit world and the material world — making them fierce competitors for territory with the Uratha.
(Spirit-)Claimedは、融合した精霊が司るものや力に応じてさまざまなNuminaを獲得し、比較的簡単にGauntletを抜けて二つの世界を行き来できるようにさえなる。そうした者は往々にして新しく便利な活動拠点を物質界や精霊界に築こうともくろみ——Urathaと熾烈ななわばり争いを繰り広げることになる。
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【The White Wolf LiveJournal Community, February 8】
White Wolf公式サイトが、トップニュースのRSS配信を始めたようだ(参考:RSSって何?)。
トップページ中央のニュース欄の見出しと概要を拾ってくれる。「更新はまだかな」とひんぱんに公式サイトを覗いている身にはありがたい。
まだ急造という感じで、公式サイトにも表示されていないのだが、今後各ゲームに特化したRSSフィードも作る予定だそうだ。
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I can't please everybody, and no matter how much we may think it sucks, there it is. I can't really complain about it, though ...... I just keep refining, keep trying.
すべての人を喜ばせることはできない。僕たちがそれをどんなに悔しく思っていても、現実とはそういうものだ。だけど文句を言うつもりはない。……ただ改良しつづけ、努力をつづけるまでだ。— posted by Will Hindmarch to White Wolf Forums on Feb 02, 2005 6:37 pm
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【Werewolf: The Forsaken Daily, February 7】Spirit-Riddenの中でも最も単純なタイプがSpirit-Urged (Hithisu) だ。人間にとりつきはしたが、本格的な融合はしていない。2/8の更新を見るに、どうやらSpirit-Riddenにも段階があるらしく、このSpirit-Urgedは憑依のごく初期の段階のようだ。
The only control that the riding spirit has over its host is the ability to whisper its wants and desires into the mind of its victim. The “voice” of the spirit isn't actually a voice at all. The Urged doesn't start hearing voices ordering him to kill people. He just starts feeling unusual urges, which probably feel like natural moments of inspiration.
とりついた精霊が憑代に及ぼせる力といえば、自分の不満や欲求を憑代の意識に囁きかけることだけだ。「囁く」といっても実際に声に出すわけではない。憑代の頭の中に人を殺せと命令する声が聞こえてくるわけではない。ただいつもの自分らしからぬ衝動を感じはじめるだけで、それもおそらくは誰にでも起きる気まぐれな思いつきととらえるだろう。
ここで挙げられている具体例が面白い。とりつくのが植物の精霊なのだ。一見、無害そうに思えるが……
He might suddenly take up an interest in gardening that he never had before, for example, if he's ridden by some variety of plant spirit. As the rider gains more control over the host, the gardening might take an unusual bent, toward a particular species of plant, for example. Of course, it's the exact same species that birthed the riding spirit.
なにか植物の精霊にとりつかれたとすると、憑代は突然、今まで見向きもしなかったガーデニングに興味を持ちはじめるだろう。精霊に心身の制御を奪われてゆくにつれ、そのガーデニング趣味は異常な方向に高じてゆくだろう——例えば、ある種の植物以外には目もくれないとか。その植物とはもちろん、とりついた精霊が生まれた植物と同じ種というわけだ。
バジルや松の精霊なら、古アパートのベランダにバジルのプランターを山ほど置いて床が抜けるとか、盆栽にいたずらした子供を折檻して重傷を追わせたりとかするのかもしれない。たしかに迷惑だ。これがシイタケの精霊だったりしたらどうだ。部屋の中で種菌の栽培なんか始めてしまうだろう。部屋の中にキノコが生えたっておかまいなしだ。なんという恐ろしさだ。新聞勧誘員もドア開けた瞬間に逃げだすぞ。
だがこれはまだ恐怖の序の口にすぎない、とPreviewは語る。
If the spirit stays in place for long enough, the host can be completely lost to its rider. The Urged comes to believe that spirit-driven actions are her own, and that the changes the spirit has wrought on her body are a natural part of herself. She might come to enjoy and look forward to the things that the spirit urges her to do. The human is effectively gone and a new — and often dangerous — creature is born.
この状態が続くと、やがて憑代は完全に精霊に乗っとられてしまう。Spirit-Urgedはいまや精霊にそそのかされてやったことを自分の本心からやったことと信じて疑わず、精霊が肉体に加えた変化を生まれつきそうだったかのように受けいれはじめる。これが事実上人間としての終わりであり、新たな——そしてしばしば危険な——生き物の誕生である。
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