【Werewolf: The Forsaken Daily, February 21】Max RomanはSilver Syndicateというパックの指導者で、Iron Masters族のElodothだ。裕福なシカゴの家庭に生まれたが、先祖には昔デンヴァーを我が物にしようとした強大なヴァンパイアを追い払うのに貢献したIron Mastersがいた。その話を知ってかMaxはワーウルフになった後デンヴァーに住みつくが、そこへGurdilagがやってきて叩き出されてしまう。やむなくシカゴに出戻ったものの、そこで何か悟るところがあったらしいい。Silver Syndicateを再編してShadow Realmの奥へ分け入り、ついにGurdilagの弱点を探り出す。
Maxは新生Silver Syndicateを率いてデンヴァーに舞い戻り、ロッキー山脈一帯に散らばる各パックを説得して、一時的にだが大規模なワーウルフ連合軍を結成する。あとはデンヴァー概説で述べられているとおりだ。
だが対Gurdilag戦で失われたものは大きかった。Silver Syndicateも8人中5人が戦死し、それから数年経つ今なお、Maxの体には当時の傷痕が残る。この大英雄がいま何をしているかというと……
The pack has recently rebuilt its numbers to a certain extent, as well as its physical, economic and spiritual assets, in the hopes that it can still achieve Roman's dream of a long-term, cross-tribe alliance. Until then, the Silver Syndicate continues to build its resources, based in a high-rise office tower in downtown Denver called the Argentum Building.
最近になってSilver Syndicateは再建に向かって動きはじめ、人数はもちろん、武力、経済力、霊力ともに往時の豊かさを取り戻そうとしている。Romanの長年の野望である、長期的な部族間同盟を築きあげるためだ。今のところはまだ力を蓄えている段階で、拠点はデンヴァーの都心にそびえ立つ高層オフィスビル——その名もアージェンタム・ビルディング。
argentumとは「銀」。Silver SyndicateがArgentum Buildingに居を構えるというのは、例えば銀星会(仮)というヤクザが銀星ビルディングに暴力団事務所を構えるぐらい露骨なネーミングなわけで、いっそシルバー・ビルとでも訳してしまったほうがいいのかもしれない。
どうやらデンヴァーの歴史とは精霊と人狼と吸血鬼による街の支配権の奪い合いらしい。W:tAなら「邪悪な精霊/吸血鬼にデンヴァーの地を汚させるわけにはいかん」などとイデオロギーがまず先行したのだろうが、W:tFデンヴァーではどいつもこいつも街の領有そのものを目的にしているように読める。即物的なのだ。
ある意味、新WoDでは街を支配しているのが必ずしもヴァンパイアとかぎらず、人狼が仕切ってる街もあれば精霊が乗っ取った街もある、という風にもとれる。もしこの印象が正しいとすれば新WoDはすごく自由になるだろう。
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