一度も遊んだことはないのだが因縁の深い本で、かれこれ10年ほど前に買い逃して以来、どこを捜しても絶版で手に入らず、シナリオ集『Fallen Angels』は攻帝様から譲ってもらったものの、基本ルールが無ければ遊べねぇ、ということで、ようようのことで昨年に英語版第3版が発売された頃には、WoDやらEngelやらGrimmやらにかまけてそれどころではなくなった。
中身をぱらぱらっとめくったところで、ルールの違いとかはわからないのだが、レイアウトは第3版より断然美しい。字がえらく細かいのだが、余白をゆったりとっているので、なまじ大きな文字を版面にぎっちり詰めるより読みやすい印象さえ受けるのだ。イラストも繊細で変態な感じでわりと好み。
Kultの世界観やルールについては Jun Muto's Kult Page に詳しい。グノーシス、狂人にしか見えない真実、人間を弄ぶ残酷な死の天使、地獄からきた怪物……といったキーワードに弱い人にはたまらないゲームだ。WoD世界より救いのない暗黒どん底ホラー(人間性を喪い発狂しても終わらない!)で、あまりの異教的頽廃的な世界観に、スウェーデンで発売された初版は16禁だったとか。
英語に抵抗のない人はThe Last Cycleのリンク集をめぐってみると雰囲気がつかみやすいと思う。Symbolique Kult Page(微グロ注意)のように、Kult系サイトはやたらにビジュアルに凝ったものが多いのだ。
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