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骰子回転劇場 日記

[WoD] WoD製品発売予定

【White Wolf Quarterly, 2005 Spring】
Quarterlyの発売予定にいくつか新顔が上がっている。すでに公式サイトのRelease Scheduleで発売日が公表されているものについては、そちらのほうが正確だと思うので除外する。

  • 6月
    • City of the Damned: New Orleans
    • Predators
    • World of Darkness: Mysterious Places
  • 7月
    • Ordo Dracul
    • The Marriage of Vice & Viciousness (V:tR小説)
  • 8月
    • Mage: The Awakening
  • 9月
    • Lore of the Forsaken
    • Mage: Awakening Character Pad
    • Mage: The Awakening Screen
    • Mage: The Awakening Dice
    • No Greater Fear (M:tAw小説)

[M:tAw] Mage: The Awakening 広告

【White Wolf Quarterly, 2005 Spring】
W:tFに同梱されてきたQuarterly最新号の中面に、8月発売予定の『Mage: The Awakening』の広告が出ている。気になるタイトルロゴは、楔形を組み合わせたような書体で、金色のシャープなデザインだ。M:tAよりかなり洗練された印象を与える。この広告に限ってか、メイジのイメージカラーなのか、地色はシックな藍色だ。

どことなく中世風の身なりをした髭面男と、両手に拳銃とライフル様の武器を構えた近未来風の女、そしてスーツを着た現代風の男が、長い上り階段を背に立っているという構図。3人の周りには、魚のような、竜のような、奇怪な生物が飛び回っている。

そしてこんなキャッチコピーが……

You have been put to sleep.

Wake up.

The world hides great mysteries.

Find them.

The shadows are full of dangers.

Face them.

Magic is all around you.

Wield it...
...before someone else does.

たぶん、この「before someone else does.」ってあたりがAwakeningのミソなんだろうな。

ちなみに予価34.99ドル、ISBN 1-58846-418-0。

[W:tF] Preview: Rite of the Spirit Brand

Werewolf: The Forsaken Daily, Mar. 9
ワーウルフのRenownは霊的な銀色の烙印という形で視認できる(3/8の更新。功績によって増えるものといっても、自然に備わるものではなく、Luneの力を借りなければならない。そのための儀式がRite of the Spirit Brandだ。

This one-dot rite invokes the Lunes to confirm that a given werewolf has achieved a greater measure of Renown. The Lunes respond by marking the subject with silver brands, proving that he’s claimed the right to greater standing among his people and the spirits. Traditionally, a werewolf must perform this rite for another. It’s generally considered too proud and crass to perform it for oneself, though some Ghost Wolves have little alternative.

この1ドットの儀式は、Luneたちに呼びかけて、対象となるワーウルフ1人のRenown段階が上昇したこと証だててくれるよう求めるものである。Luneたちは祈りに応えて対象に銀色の烙印を授け、同族や精霊の中での位階が上昇したしるしとする。この儀式は他のワーウルフに頼んで執り行ってもらうのが慣例だ。自分自身に行うのはふつう傲慢で身の程知らずなこととされているが、Ghost Wolfたちの中にはやむをえずそうする者もいる。

実際の儀式は次のように行われる。

The ritualist intones a chant honoring the subject’s strength and wisdom. The exact wording of the chant may be poetic or modern, depending on the ritemaster’s talents, but it must be respectful. As he continues the chant, the ritemaster runs her nails (or claws, if in Dalu form) in ritual patterns across the skin of the subject. As the rite continues, the patterns begin to glow with silver light and take on the form of spirit brands. When the rite is complete (usually taking several minutes), the brands blaze into being and then fade to the proper state (to invisibility if the rite took place in the physical world).

祭司は対象の力と知恵を讃える言葉を唱える。古めかしい韻文でも現代的な散文でも、司祭の得意な形式でかまわないが、敬意に満ちたものでなくてはならない。賛歌を唱えながら、司祭は対象の肌の上に爪で呪術的な文様を描く。儀式が進むにつれて、爪がなぞった痕は徐々に銀光を放って輝きはじめ、霊的な烙印をかたちづくる。儀式が完了すると(通常は数分で終わる)、烙印はいっとき目もくらむばかりに眩く輝き、やがて徐々に薄れて通常の状態に戻る(もしこの儀式を物質界で行ったなら、見えなくなる)。
Like all rites, the Spirit Brand requires the ritualist’s player to roll Harmony as a dice pool.

すべての儀式と同様、Spirit Brandを行う祭司はHarmonyをダイスプールとして判定を行わねばならない。

[W:tF] Preview: Renown

Werewolf: The Forsaken Daily, Mar. 8
狼は群れの中に厳然とした階級制をしく動物だし、精霊もShadow Realmに独自の階級社会を築きあげている。その子孫であるワーウルフにもまた、本能に裏づけられた階級制が存在する。それを表現するのがRenownシステムだ。

Renown represents a werewolf's reputation among the Uratha and among the denizens of the spirit world, but it isn't merely a measurement of social standing.

RenownはUratha社会と精霊界での名声の高さを表すが、単なる社会的地位を示す指標ではない。

W:tAの名声/Renownシステムは、経験点とは別に個人の功績に応じた名声プールを与えるというもので、それが溜まると衛族の承認を経て名声レベルが上昇し、3種の名声レベルが一定基準に達すると、これまたガルゥ社会が与える試練を経て位階/Rankが上昇するというものだった。

W:tAには「考えると理屈に合わないが、リアリティを追求すると興ざめする」という部分が色々とあって、そのひとつが名声の伝播する仕組みである。たとえば、あるガルゥが3レベルの特殊な授けを教わりに、影界の奥に棲む精霊を訪ねていったとしよう。3レベルの授けを教わるには、位階3以上でなければならない。名声も位階もすべてガルゥが与える評判ならば、精霊はどうやってガルゥの位階を識別するのか?

これに関する議論は Werewolf Storytellers Handbook (Revised Ed.) p.53の「If Nobody Sees It, Does It Count?」に詳しいが、ゲーム的な公平さを追求するなら「功績を挙げる/失態を犯す場面を誰も見ていなかったとしなくても、正しくそれに応じた名声を与える/奪うのが望ましい」というのが基本路線らしい。しかしながら、

fairness wins out over "realism."

公平さは「リアリズム」に勝る。—— Werewolf Storytellers Handbook (Revised Ed.) p.53

と、この方針がリアリティに欠けることは認めている。よりリアリティを重視した代案もいくつか挙がっているが、STやPLにそれなりの負担がかかることは覚悟しなければならない。

また精霊がガルゥの位階を識別する手段にしても、

...no hard and fast rules exist for determining how a spirit recognizes a Garou's Rank,

精霊がいかにしてガルゥの位階を識別するかという点について確固たるルールは存在しないが……—— Werewolf Storytellers Handbook (Revised Ed.) p.55

と歯切れが悪い。

長々とW:tAを引用したのは、この収まりの悪い部分がW:tFではいささか大胆な設定で解決されているからだ。——つまり、Renownは目に見えるのだ。

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[W:tF] Werewolf: The Forsaken到着

White Wolfのプレオーダーで頼んだのだが、本日発売だから明日あたり到着だろうとたかをくくっていたら、ほんとに「14日中に配達のこと」と期日指定便で届いた。高いInternational Priority料金を払った甲斐があったよ、まったく。M:tAwをプレオーダーしようとか思ってる人は、Priorityだとほんとに発売日に届いてしまいかねないので昼間に受けとる手配をしておく必要がありそうだ。

8割方梱包材に埋めつくされた段ボールという極めて環境に宜しくない箱に入っていた(でも角がちょっと傷んでいたのはご愛敬)。おまけはWhite Wolf Quarterlyの春号。まだ公式サイトでは公開されていないのでちょっと得した心持ちである。

流して見たところ、配色の関係もあるのだろうがV:tRより目に優しい感じ。見出しに手書き風のフォントが使われているのは同じだが、それほど見づらくはない。アートディレクターはW:tAと同じアイリーン・E・マイルズなのだが、どうかしたのかと思うほどイラストの質は格段に向上している。穴埋めみたいな安っぽいものはほとんどない。

特に、精霊を描いた挿絵はどれも雰囲気が良くて、Shadow Realmの危険で奇怪なイメージがありありと伝わってくる。「Weird」とでも形容すべきだろうか。たいへん気に入った。しばらくは幸せな読書時間を過ごせそうだ……少なくとも19日ぐらいまでは。

[W:tF] Preview: Totems

Werewolf: The Forsaken Daily, Mar. 4】Urathaのパックを一つに結びつけているのは、tribeでも、国籍でも、性別でもない。トーテム(totem)だ。

The totem links the werewolves spiritually, making them family. A werewolf might not like his packmates, but he would sooner die than betray them.

トーテムはワーウルフの魂を結びつけ、家族のような絆を築きあげる。ワーウルフはパック仲間に必ずしも好感を抱いているわけではないが、裏切るぐらいなら死を選ぶだろう。

実際、パックに対する裏切りは Harmony 2 に匹敵する大罪だ。人間やヴァンパイアでいえば猟奇殺人なみである。

tribeにもそれぞれトーテムがいるのだが、packのトーテムとはまた別物らしい。

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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。