「笞(しもと)の道歩む妖術師にして、悪魔の住処また魘夢(えんむ)の王国たるパンデモニウム界にそびえる鉄責具の灯台の公子」
(要旨)
(要旨)
笞の道/Path of Scourgingをたどり、パンデモニウム界/Realm of Pandemoniumの迷宮の中心にある、鉄責具の灯台/The Watchtower of the Iron Gauntletに至って覚醒したメイジをマスティゴスという。パンデモニウムは魘夢の領域と呼ばれるだけあって、嗜眠者/Sleeperが見る悪夢の中でもきわめつけのイヤ夢の吹きだまりだ。ここでは心の奥に押し込められていた最悪の恐怖や欲望が暴かれ、容赦ない嘲笑や非難を浴びる。だがそうした恥辱の試練をくぐり抜けることで、魂は罪をすすぎ、傷を癒し、過去の桎梏から解きはなたれて覚醒するのだ。
マスティゴスは精神や空間を操る魔法に長け、人が誰しも抱える心の暗黒面を引きずり出して武器とする。「妖術師/warlock」と呼ばれ、悪魔崇拝者だとか、地獄の悪魔を呼び出すとか言われるのはそれゆえだ。
「a gauntlet of humiliation and submission」というあたりからgauntletは篭手じゃなくて鞭打ち刑のほうと判断。それにしても直訳すると「屈辱と服従の試練」でなんだかSMみたいである。
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