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骰子回転劇場 日記

危険な年越し

僥倖かどうか今年は洗面所を鮮血に染めずに済んだのだが、代わりに今流行りの感冒性胃腸炎とかいう代物を仕事納めの日に職場からばっちり貰ってきてしまい、震えと腹痛が止まらず体温は38度台を乱高下、年越し蕎麦どころか新年の雑煮だって喉を通るか危ぶまれる、そんな年越しである。寝ているのも辛くなってきたので起きて日記を更新しています。

2005年は、色々な意味で新WoDの方向性が固まってきた1年といえよう。

3月14日:『Werewolf: The Forsaken』発売
8月29日:『Mage: The Awakening』発売
10月31日:第4シリーズ『Promethean』のタイトル発表
12月12日:新WoD初のクロスオーバーサプリ『World of Darkness: Chicago』発売。

昨年V:tRが出た当初は「旧WoDと変わった気がしないな……」と首をかしげる人も多かったが、その後毎月1〜2冊というまさに怒濤の如きサプリメント攻勢で新しい世界観を見せてくれたし、W:tF、M:tAwに到っては初めから、いい意味で旧作とかけ離れた出来となった。さらに年末の『WoD: Chicago』では、旧版Revでは腫れ物に触るかのごとき扱いだったクロスオーバーに真正面から取り組み、人間と吸血鬼と人狼と魔法使いとその他わけのわからないものが渾然一体となった魔都シカゴという、とてつもなく魅惑的で化物じみた都市設定が登場した。

日本でも『ワールド・オブ・ダークネス日本語版』が発売され、『Vampire: The Requiem』も日本語化に向けて動いているという。

V:tR日本語版の発売が遅れているということで、日本での展開を悲観する声も耳にするが、振り返ってみればまだまだ、本国の展開だって始まったばかりである。

個人的な方もまとめておくと、IRCチャンネル #wod-jp の人々には公私共々並々ならぬお世話になった。特に5月のオフでは常連さんの何人かと直にお会いする機会を得て、生で話をするのはやはり良いものだとつくづく実感した。

来年は東京に突撃オフなど企画してみようかと思う。このサイトも新WoDの情報を求めている方にわずかながらお役に立てるよう、ちょっとだけ様相を変える計画を進めている。

それでは、みなさん良いお年を。

三度が三度とも

aorenjarさんが紹介されていたつきあいゲノムなる性格診断が面白そうなのでやってみた。

しかし、変な既視感をおぼえる。この診断結果は前にどこかで見た気がする。

……と思ったらずいぶん昔にやった結果が診断サイトに登録されて残っていた。表がクールで裏がナイト/インスペクター/フィーリングというところまで寸分同じである。

しかも当時のコメントにも「判で押したように同じ結果しか出ない」と書いているではないか。

診断テストは全部で35問。まったく同じ結果を導き出す選択肢を少なくとも3回、無意識に選び出した自分はえらいのかえらくないのか。しばし考えこんでしまう。

WoD: Chicago の修正版Cabal関係図が公開

World of Darkness: Chicago』で、メイジのCabalの相互関係図からCabal名が抜けているため「どのマークがどのCabalなのかわからない」という問題が指摘されているが、Cabal名を追記したCabal関係図がPDFで公式サイトにアップされた。

曰く、「424ページもある本なんだからまあ間違いの1つは2つはあるよな?  それにマークは見ればどのCabalのやつか見当は付くと思うんだけど、まあいちおう修正版あげとくよ」と言い訳までいつもの回りくどいWW節なのが微笑ましい。

White Wolf Online

SuperDragAndGo を Firefox 1.5 で使う

Firefox 1.5への不満といえば、旧バージョンで愛用していた機能拡張 SuperDragAndGo が動かない点ぐらいのものだったが、作者サイトで公開されている version 0.2.4 を入れ直したらあっさり解決してしまった(Mozilla Update に登録されている 0.2.4d1 は動作しない)。

この機能拡張には3つの機能があって、

  1. リンク、テキストリンク、ブックマークアイコンをFirefoxウィンドウ内にドロップすると、そのアドレスを新規タブに開く。
  2. 普通の文字列をドロップすると、その文字列でWeb検索した結果を新規タブに表示する。
  3. 表示中の画像をドラッグして同じウィンドウ内にドロップすると、その画像をただちにダウンロードする。

特にWebで調べ物をする時には 2. が重宝する。マウスをちょっと動かすだけでホームページ中の単語がどんどん検索できる手軽さは慣れると病みつきになるので一度お試しあれ。

猛吹雪

労働意欲も凍る一面真っ白な朝。
はたして仕事場にたどり着けるのか。

Whie Wolf 公式サイトが復旧、全ユーザパスワードをリセット

White Wolf Online, 2005/12/16
ハッキング攻撃を受けて一時閉鎖していた White Wolf Online が、とりあえずの復活を果たしたようだ。安全のために登録ユーザ全員のログインパスワードをリセットしたので、ログイン時にはパスワード再取得の手続きを行うように呼びかけている。

【19:51追記】現在、パスワード再取得の手続きを行っても、パスワードが送信されない不具合が起きている。 (参考→White Wolf公式フォーラム「パスワードリセットのメールがまだ届きません」スレ

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ハッカー集団、white-wolf.comユーザーに恐喝メール?

先日 white-wolf.com をハックした犯人グループからとおぼしきメールが来た。

万一の場合を考えてメールアドレスは伏せているが、同様のメールを受けとった方々は、くれぐれも冷静に対処してほしい。
(参考→White Wolf 公式フォーラムの「俺も同じメールもらったぜ」スレ

このメールを受信したアドレスは、white-wolf.comユーザーアカウント以外の場所でも使っているし、そもそも自サイトの管理人連絡先として堂々と晒している。これが件のハッカー集団を騙った便乗スパムという可能性も「現時点では」否定できない。

【19:47追記】同様のメールを受信した何人かが、取引に興味がある風を装ってメールを送ったところ、このメールアカウントは存在しない旨のエラーメッセージが返ってきたそうだ。(→情報元

とはいえ、気分が悪いので white-wolf.com に登録したアドレスは捨てアドレスに変えることにする。

white-wolf.com は今日とりあえず復旧したようです。

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『ナイト・ウォッチ』06年4月日本公開

» 日本語公式サイト

 →原作も読みましたが4月が待ち遠しいですな。

Harmony を下げるのは損か得か

W:tFでは、キャラクター作成時に Harmony を最大2点まで経験点と交換できる。

s2さんがW:tFセッションの反省として、Harmony を下げて初期経験点を稼ぐことにためらいを感じないプレイヤーがいることを嘆いておられたが、多少罪深くっても強いキャラクターが欲しい気持ちはわからないでもない。

だが、Harmonyを下げることは本当にキャラクター強化につながるのだろうか?
ルール面から考えてみよう。

Harmony低下による主なデメリットは3つある。

  1. 作成時(Harmony 7)においては、自分のパックトーテムの眷族精霊(brood)に対する Social 判定に+1のボーナスがある。Harmony 6に下がった時点で、この恩恵は失われる。
  2. Rite 全般の成功率が下がる。
  3. 新たなDerangement を得る危険性が増える。

1. は少なくとも、精霊との交渉役を期待される Elodoth にはデメリットだろう。説得や折衝の判定はペナルティがついたり対抗判定になったりするから、往々にして±1の差がものをいう。同じダイス1個振るのでも、ダイスプールが1個でも残っているのと Chance Die に賭けるのとでは成功率が違う。

精霊に干渉するRiteを修得するつもりなら、2. はかなりの足かせになる。Rite は通常 Harmony 判定だが、特に精霊を対象とするものは対象の Resistance との対抗判定が多い。基本ルールおよび『Predators』をみると、Rank 1の最も弱い精霊でも Resistance は 平均3〜4 ある。Harmony を5まで下げたワーウルフが Call Gaffling で召喚を試みたとすると、毎ターン成功数を蓄積できるかどうかはほぼダイス運次第、という情けない事態になってしまうのだ。ちょっと格上の精霊ともなると除霊だっておぼつかない。他のriteも大半は、成功さえすればいいというものではなく、成功数の多さが問題になる。

Merit ポイントが足りないといって安易に Harmony を下げると、せっかく選んだ auspice として活躍できなくなる恐れがあるわけだ。これではキャラを強化するために犠牲にしたはずの Harmony が無駄になってしまう。

一概に Harmony を下げるのが損とはいえないが、経験点と交換する前に、自分がそのキャラでどう活躍したいのか、よくよく考えてみたほうがよさそうだ。

なお、ウラサのロールプレイの一環として Harmony を下げることにためらいを感じてしかるべき、という議論もあろうかと思うが、それはまた別の機会に。

【注意!】White Wolf公式サイトのアカウントをお持ちの皆様へ。

Wolfspoor, 2005/12/12
今朝がた White Wolf 公式サイトにつながらないと思ったらハッキング攻撃を受けていたようで、WolfSpoor を通じてプレスリリースが出ていた。19:50現在、事態はまだ混乱しているらしく、公式サイトはトップページに同じプレスリリースを表示するのみの閉鎖状態が続いている。

親愛なる White Wolf ユーザーの皆様へ

ここ数年多くの有名企業サイトが国際的なハッカー集団の攻撃を受けていますが、弊社も今週末にその攻撃の標的となりました。このハッカー集団は現在、盗んだユーザーデータをインターネットに公開すると言って弊社を恐喝しています。弊社としてはそのような要求に応じて金銭を支払うつもりはなく、FBIと連絡をとりつつこの犯罪者たちに然るべき裁きを受けさせようと努めています。

弊社はユーザーとファンの皆様が必要な自衛手段をとれるよう、あえてこの事実を公表することにいたしました。これまでに White Wolf 公式サイトのユーザーパスワードと同じパスワードを他のインターネットサービスでお使いの方は、ただちに変更手続きをとることをお勧めします。

件のハッカー集団は、弊社が使用していたソフトウェアの欠陥を利用してユーザーデータを不正に引き出しました。このユーザーデータには、ユーザー名、Eメールアドレス、暗号化されたパスワードが含まれています。弊社が確認したかぎり、彼らはクレジットカードデータを引き出すことはできませんでした(彼らもそれを引き出したという声明は出していません)。しかし、充分な時間があれば彼らが暗号化されたパスワードを解読する可能性はあります。

弊社が現在使用しているソフトウェアを検証し、今後の攻撃を阻止するための措置をとるまで、White Wolf 公式サイトは数日のあいだ閉鎖させていただきます。

事態の収拾まで、皆様には今しばらくのご辛抱とご注意をお願いいたします。

このお知らせは、弊社のユーザーデータベースに登録済みの方々にはEメールを通じてもお伝えしております。この件に関するお問い合わせはすべて、wwaccounts@white-wolf.com へお願いします。

(翻訳:Professor。なお文中のメールアドレスへ問い合わせの際は@を半角に打ち直してください。日本語は通じないと思われます)

イーサンが『Heart of Darkness: UK』の内容語る

Ethan Skemp が公式フォーラムで語ったところによれば、06年6月発売予定の『Heart of Darkness: UK』はイギリスでW:tFを遊ぶための設定資料集になるという。執筆陣にはイギリスのリバプール在住、ロンドンっ子、ウェールズ出身者を迎えているので「アメリカ人がまたよく知りもしない国のことを適当に書いて……」とは言わせないぞ、と自信のほどを見せている。なお Quarterly 冬号のタイトルは仮題で、正確には『Shadows of the UK』になるのだそうだ。

イギリスでは Forsaken の人口がPureより多いが、なおかつイギリスで最有力の超常種族というわけではない、とのこと。

定演打ち上げの後で

神戸に来たついでなのでルミナリエを見に行く。期間中初めての週末なので芋を洗うよな混雑だが、単独行なので身軽である。

古傷に寒さが沁みた。

DriveThruRPG.comがクリスマス20%オフセール中

DriveThruRPG.com が、「ほぼ全品20%オフ」のクリスマスセールを始めた。 Checkout時にクーポンコード「happyholidays」を入力すると請求額が2割引になる。

「ほぼ」というのは ProFantasy、Talisman、0One、12-Midnight Products 製品がセール除外品だから。週明け12/12には待望のPendragon 5th Editionや新WoD都市設定集『World of Darkness: Chicago』も出ることだし、年末年始は海外に本を発注するのも不安だし、いっそPDFで買ってしまう、という手もあり?

White Wolf Quarterly 2006年冬号公開

WWQ最新号のPDF版が公式サイトにアップされた。来年1〜3月発売の新製品情報が掲載されている。表紙は1/16発売の『Bloodlines: The Legendary』。胴体が2つある男やら眉毛の代わりにボディピアスした男やら、改めてアップで見るといかがわしさ倍増だ。

これはどうやら『Legendary』で追加される異形の枝族、The Carnival を描いたものらしい。その抜粋紹介がp.8-9にあるのだが、コンセプトからして「鰐女、人間骸骨、頭が2つある男……」と昔の見せ物小屋に出てきそうな連中がぞろりと並んでいるし、専用 Discipline の名前は The Show だし、看板に偽りなしである。V:tR にビザールや怪奇といったキーワードを持ちこみたいSTには一見の価値がありそう。

V:tR関連では『Requiem Chronicler's Guide』の紹介記事も。題名どおりST向けに、V:tRらしさを出しつつも新しい切り口で史劇を展開する方法を紹介するガイドブックだそうだ。「ほとんど雑誌スタイル」の構成で、一つ一つの記事が読み切りで短く、拾い読みしやすい造りになる。たとえば……

  • ヴァンパイアが狩られる側に回る時
  • ヴァンパイアという境遇を超越しようとする者たち
  • STとPL、1対1のセッション
  • ヴァンパイアの家族
  • 街に唯一のヴァンパイア

といった記事が載る予定とか。

W:tF向けには1月末発売の『Blasphemies』の概要紹介。Forsakenに伝わる異端神話、精霊やRiddenやHostのカルト、奇怪なロッジなど、PCの敵役向けの追加設定を扱うソースブックになるほか、Father Wolf伝説とはまったく異なる起源神話を自作できるシステムが提供されるようだ。Bale Hounds を専門的に扱う初のサプリメントであることも目玉の一つ。

もっともディベロッパーはこの本のテーマは「邪悪」ではない、と繰り返し強調している。

Blasphemies is something of a toolkit for Fucking With Players’ Heads. …… its main theme is how belief can be twisted into something particularly strange and threatening.

『Blasphemies』はいわば、プレイヤーの頭をファックするためのツールキットだ。(中略)信条や思想がいかにして常軌を逸した危険きわまりない代物へと変質していくか、を主題としている。—— Ethan Skemp, White Wolf Quarterly 2005 Winter

ワーウルフはルール的に見ても肉弾戦が得意な生き物なので、敵役もついつい殺人鬼やら怪物やら「わかりやすい」悪役に偏りがちだが、本書は「もっとエレガントで大人らしい、悪を悪ゆえに歓ぶのではなく、微かに堕落の甘い香りを漂わせる」敵役を提供することを目標にしているようだ。

M:tAw関連では、初のOrder本となる『Guardians of the Veil』がとりあげられている。魔法の悪用や誤用を防ぐために、欺瞞と罠の網を巡らせて常人から魔法の存在を隠し続ける彼らは、同時に非メイジ種族からの欺瞞や罠に目を光らせる存在もである。役割に誠実であろうとするほど他人には不実な態度をとらざるをえず、同じメイジからも猜疑の目を向けられる……紹介記事の短い描写を読んだだけでも、なかなか複雑な立場らしいことが伝わってくる。

WoD関連製品の発売予定で公式サイトに未公開のものは次の通り。

  • 2006年3月
    • Requiem Chronicler's Guide (V:tR)
    • Guardians of the Veil (M:tAw)
  • 2006年4月
    • Territories (W:tF)
    • Tome of the Watchtowers: A Guide to Paths (M:tAW)
  • 2006年5月
    • Carthians (V:tR)
    • World of Darkness: Second Sight (WoD Core)
  • 2006年6月

White Wolf Online, 2005/12/07

Bloodlines: The Legendary、Legacies: The Sublime が1/16発売

【White Wolf - Upcoming Products
Bloodlines: The Legendary』は V:tR 用追加データ集。「血族にさえ恐れられ、タブーとされ、奇怪で謎めいた」9つの枝族/bloodline が登場する。いずれも専用の妖力または鮮血魔術を使うようだ。

追加 bloodline 集は『Bloodlines: The Hidden 』以来2冊目で、他のサプリメントにも異色の枝族が多数掲載されているが、今回はそれを上回る? 表紙からしてすでに一癖ありそうな。128ページ。

Legacies: The Sublime』は M:tAw 用追加データ集。新たに13の legacies (V:tR の bloodline や W:tF の lodge に相当する集団)が登場する。また STが独自に legacy データを作るためのルールやガイドラインも載るようだ。このタイプの本は本書をもってVampire/Werewolf/Mage用がひととおり出そろうことになる。144ページ。

どちらも2006年1月16日発売予定で、公式サイト上でプレオーダー受付中。日本 Amazon にも正しい発売日で登録されているので、発売日に買ったのに延々発送待ち、という事態はなさそう。


World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。