WWQ最新号のPDF版が公式サイトにアップされた。来年1〜3月発売の新製品情報が掲載されている。表紙は1/16発売の『Bloodlines: The Legendary』。胴体が2つある男やら眉毛の代わりにボディピアスした男やら、改めてアップで見るといかがわしさ倍増だ。
これはどうやら『Legendary』で追加される異形の枝族、The Carnival を描いたものらしい。その抜粋紹介がp.8-9にあるのだが、コンセプトからして「鰐女、人間骸骨、頭が2つある男……」と昔の見せ物小屋に出てきそうな連中がぞろりと並んでいるし、専用 Discipline の名前は The Show だし、看板に偽りなしである。V:tR にビザールや怪奇といったキーワードを持ちこみたいSTには一見の価値がありそう。
V:tR関連では『Requiem Chronicler's Guide』の紹介記事も。題名どおりST向けに、V:tRらしさを出しつつも新しい切り口で史劇を展開する方法を紹介するガイドブックだそうだ。「ほとんど雑誌スタイル」の構成で、一つ一つの記事が読み切りで短く、拾い読みしやすい造りになる。たとえば……
といった記事が載る予定とか。
W:tF向けには1月末発売の『Blasphemies』の概要紹介。Forsakenに伝わる異端神話、精霊やRiddenやHostのカルト、奇怪なロッジなど、PCの敵役向けの追加設定を扱うソースブックになるほか、Father Wolf伝説とはまったく異なる起源神話を自作できるシステムが提供されるようだ。Bale Hounds を専門的に扱う初のサプリメントであることも目玉の一つ。
もっともディベロッパーはこの本のテーマは「邪悪」ではない、と繰り返し強調している。
Blasphemies is something of a toolkit for Fucking With Players’ Heads. …… its main theme is how belief can be twisted into something particularly strange and threatening.
『Blasphemies』はいわば、プレイヤーの頭をファックするためのツールキットだ。(中略)信条や思想がいかにして常軌を逸した危険きわまりない代物へと変質していくか、を主題としている。—— Ethan Skemp, White Wolf Quarterly 2005 Winter
ワーウルフはルール的に見ても肉弾戦が得意な生き物なので、敵役もついつい殺人鬼やら怪物やら「わかりやすい」悪役に偏りがちだが、本書は「もっとエレガントで大人らしい、悪を悪ゆえに歓ぶのではなく、微かに堕落の甘い香りを漂わせる」敵役を提供することを目標にしているようだ。
M:tAw関連では、初のOrder本となる『Guardians of the Veil』がとりあげられている。魔法の悪用や誤用を防ぐために、欺瞞と罠の網を巡らせて常人から魔法の存在を隠し続ける彼らは、同時に非メイジ種族からの欺瞞や罠に目を光らせる存在もである。役割に誠実であろうとするほど他人には不実な態度をとらざるをえず、同じメイジからも猜疑の目を向けられる……紹介記事の短い描写を読んだだけでも、なかなか複雑な立場らしいことが伝わってくる。
WoD関連製品の発売予定で公式サイトに未公開のものは次の通り。
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