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骰子回転劇場 日記

Harmony を下げるのは損か得か

W:tFでは、キャラクター作成時に Harmony を最大2点まで経験点と交換できる。

s2さんがW:tFセッションの反省として、Harmony を下げて初期経験点を稼ぐことにためらいを感じないプレイヤーがいることを嘆いておられたが、多少罪深くっても強いキャラクターが欲しい気持ちはわからないでもない。

だが、Harmonyを下げることは本当にキャラクター強化につながるのだろうか?
ルール面から考えてみよう。

Harmony低下による主なデメリットは3つある。

  1. 作成時(Harmony 7)においては、自分のパックトーテムの眷族精霊(brood)に対する Social 判定に+1のボーナスがある。Harmony 6に下がった時点で、この恩恵は失われる。
  2. Rite 全般の成功率が下がる。
  3. 新たなDerangement を得る危険性が増える。

1. は少なくとも、精霊との交渉役を期待される Elodoth にはデメリットだろう。説得や折衝の判定はペナルティがついたり対抗判定になったりするから、往々にして±1の差がものをいう。同じダイス1個振るのでも、ダイスプールが1個でも残っているのと Chance Die に賭けるのとでは成功率が違う。

精霊に干渉するRiteを修得するつもりなら、2. はかなりの足かせになる。Rite は通常 Harmony 判定だが、特に精霊を対象とするものは対象の Resistance との対抗判定が多い。基本ルールおよび『Predators』をみると、Rank 1の最も弱い精霊でも Resistance は 平均3〜4 ある。Harmony を5まで下げたワーウルフが Call Gaffling で召喚を試みたとすると、毎ターン成功数を蓄積できるかどうかはほぼダイス運次第、という情けない事態になってしまうのだ。ちょっと格上の精霊ともなると除霊だっておぼつかない。他のriteも大半は、成功さえすればいいというものではなく、成功数の多さが問題になる。

Merit ポイントが足りないといって安易に Harmony を下げると、せっかく選んだ auspice として活躍できなくなる恐れがあるわけだ。これではキャラを強化するために犠牲にしたはずの Harmony が無駄になってしまう。

一概に Harmony を下げるのが損とはいえないが、経験点と交換する前に、自分がそのキャラでどう活躍したいのか、よくよく考えてみたほうがよさそうだ。

なお、ウラサのロールプレイの一環として Harmony を下げることにためらいを感じてしかるべき、という議論もあろうかと思うが、それはまた別の機会に。

【注意!】White Wolf公式サイトのアカウントをお持ちの皆様へ。

Wolfspoor, 2005/12/12
今朝がた White Wolf 公式サイトにつながらないと思ったらハッキング攻撃を受けていたようで、WolfSpoor を通じてプレスリリースが出ていた。19:50現在、事態はまだ混乱しているらしく、公式サイトはトップページに同じプレスリリースを表示するのみの閉鎖状態が続いている。

親愛なる White Wolf ユーザーの皆様へ

ここ数年多くの有名企業サイトが国際的なハッカー集団の攻撃を受けていますが、弊社も今週末にその攻撃の標的となりました。このハッカー集団は現在、盗んだユーザーデータをインターネットに公開すると言って弊社を恐喝しています。弊社としてはそのような要求に応じて金銭を支払うつもりはなく、FBIと連絡をとりつつこの犯罪者たちに然るべき裁きを受けさせようと努めています。

弊社はユーザーとファンの皆様が必要な自衛手段をとれるよう、あえてこの事実を公表することにいたしました。これまでに White Wolf 公式サイトのユーザーパスワードと同じパスワードを他のインターネットサービスでお使いの方は、ただちに変更手続きをとることをお勧めします。

件のハッカー集団は、弊社が使用していたソフトウェアの欠陥を利用してユーザーデータを不正に引き出しました。このユーザーデータには、ユーザー名、Eメールアドレス、暗号化されたパスワードが含まれています。弊社が確認したかぎり、彼らはクレジットカードデータを引き出すことはできませんでした(彼らもそれを引き出したという声明は出していません)。しかし、充分な時間があれば彼らが暗号化されたパスワードを解読する可能性はあります。

弊社が現在使用しているソフトウェアを検証し、今後の攻撃を阻止するための措置をとるまで、White Wolf 公式サイトは数日のあいだ閉鎖させていただきます。

事態の収拾まで、皆様には今しばらくのご辛抱とご注意をお願いいたします。

このお知らせは、弊社のユーザーデータベースに登録済みの方々にはEメールを通じてもお伝えしております。この件に関するお問い合わせはすべて、wwaccounts@white-wolf.com へお願いします。

(翻訳:Professor。なお文中のメールアドレスへ問い合わせの際は@を半角に打ち直してください。日本語は通じないと思われます)

イーサンが『Heart of Darkness: UK』の内容語る

Ethan Skemp が公式フォーラムで語ったところによれば、06年6月発売予定の『Heart of Darkness: UK』はイギリスでW:tFを遊ぶための設定資料集になるという。執筆陣にはイギリスのリバプール在住、ロンドンっ子、ウェールズ出身者を迎えているので「アメリカ人がまたよく知りもしない国のことを適当に書いて……」とは言わせないぞ、と自信のほどを見せている。なお Quarterly 冬号のタイトルは仮題で、正確には『Shadows of the UK』になるのだそうだ。

イギリスでは Forsaken の人口がPureより多いが、なおかつイギリスで最有力の超常種族というわけではない、とのこと。


World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。