一昨年ごろから隠退をほのめかしていた Justin Achilli が20日、White Wolf 社を退職した。晴れ晴れとした中にも寂しさの入りまじる複雑な心境をブログに記している。
「TRPG をプレイするのが嫌になったわけじゃない。一から TRPG を作ることに熱意を持てなくなっただけだ」と彼は語る。「これで、次に卓を囲むときには純粋にゲームを楽しめる。物事のある楽しみを取り戻すために別の楽しみをあきらめるというのも妙な話だが」
Justin が WoD 製品のクレジットに初登場したのが1995年。Vampire: The Masquerade 第2版〜リバイズド時代のディベロップを担当し、Vampire: The Requiem でも初代ディベロッパーをつとめた。後任を Will Hindmarch に譲ってからは、WoD ディベロッパーの総括として新 WoD シリーズの牽引役を果たしてきた。公式フォーラム上では歯に衣着せぬ辛辣な物言いで、憎まれも愛されもした御仁である。
私が初めて WoD 製品に触れたのが1994年、Wraith: the Oblivion 初版が出た年だから、ちょうど Justin と同じ時代を WoD と共に生きてきたことになる。一つの時代の終わりを見るようで感慨深い。
11年間ありがとう、そしてさようなら、Justin。新たな門出に幸多からんことを。
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