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6月頃から取りざたされていたV:tRカードゲーム『Vampire: Dark Influences』の発売が、いよいよ10/18に決定したらしく、オンラインカタログに概要がアップされた。
Your Prince among the undead has declared that he will go into torpor, the rest of ages, and will choose a successor before he passes. The vampire who wins the support of the most allies before dawn will be declared the new Prince.
街の公子が休眠のため退位を決心し、長き眠りにつく前に後継者を指名すると宣言した。夜明け前までに最も大勢の支持をとりつけたヴァンパイアが、新たな公子に選ばれることになる。
V:tESのようなトレーディングカードゲームではなく、一箱で完結したカードゲームで、
という内容構成。2〜5人のプレイヤーがそれぞれ異なる氏族出身の新公子候補として25枚の血族カードを奪い合い、いちばんたくさん集めた者が勝ち、というゲームらしい。互いに協定を結んだり裏切ったりといった駆け引きの要素が重要視されているようだ。
公子の後釜争いというコンセプトは今年初めに出たボードゲーム「Prince of the City」に酷似しているのだが、Dark Influences はボードを使わないぶん手軽にできそうだ。値段もそこはかとなくお手軽ではある。
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最近はWoD製品のクレジットにその名を見かけないほうが珍しいフリーライター、Matt McFarland が、自サイトに久々のエッセイを追加。まったくのWtF初心者向けに書かれた紹介記事になっている。
彼は以前V:tR初心者向けに「How to Run Vampire: The Requiem」というエッセイも書いていて、そちらは回転劇場への翻訳転載許可ももらっているのだが、いまだに手を付けられていない。
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10/18発売予定の地域設定サプリメント『World of Darkness: Shadows of Mexico』について、V:tR ディベロッパーの Will Hindmarch が公式サイトより一足早く各所のフォーラムで内容を漏らしている。
At one time, all five clans were present in Mexico. With the progressive passing of the various incarnations of the world (and damage done to the five directions of the world -- North, South, East, West and Center), two of the five core clans became extinct in the Americas (or at least in Mesoamerica). By the time of the Conquest and Cortes, those two clans were little more than echoing legends among Aztec and Mayan vampires.
古代のメキシコには5氏族すべてが揃っていた。しかし文明化の波(とそれが世界の五つの方角——北、南、東、西、そして中央——にもたらした破壊)に洗われ、2氏族はアメリカから(少なくとも中米では)絶滅してしまった。コルテスを初めとするコンキスタドールが渡来した当時、すでにこれら2氏族はアステカとマヤのヴァンパイアにつたわる伝説に名残をとどめるにすぎなかった。
When the Conquistadors came to the New World, however, the once-vanished clans returned to Mexico in their wake. Though some say that indigenous members of at least one of the "extinct clans" lay sleeping in the ground, even still, waiting to be awakened in a bath of sacrificial blood at one of the great, lost Mayan holy sites, like Chichen Itza.
しかしコンキスタドールが通った跡には滅びたはずの氏族が戻ってきた。一部はいまなお、チチェン・イツァーかどこか、古代マヤ王国の聖地の地下に眠り続けていて、生贄の血に浸されて蘇る日を待っているともいう。
The clans are somewhat different among the indigenous peoples of Mexico, both in their inherent characteristics and in their roles in the land. Since the reintroduction of the "extinct clans" in modern nights (meaning, uh, the last 400 years or so), however, modern, urban Mexico has come to resemble the default mode of Kindred society a great deal.
彼ら「失われた氏族」は、血筋固有の能力についても、土地で果たす役割についても、ヨーロッパの同じ氏族とはいささか異なる。とはいえ、それから400年を経た現代のメキシコの都会では、血族社会も平均的な北米のものとおおむね似通ってきている。— Shadownessence, 2006/07/01
Want to see vampires outside of the U.S.? Here you go. Mexico City and its satellite domains are sterling examples of how feudal city-states are defined by the people who control them. Get a look at the ways undead culture keep ancient aspects of mortal culture alive. Find out how many clans there were in the New World before the Europeans arrived, and why. See examples of a few domains where vampires and werewolves know a whole lot about each other -- and aren't at war. Learn how to make characters with Mexican histories, culture and backgrounds, whether they're living in Oaxaca, in L.A. or in Austria.
合衆国以外から来たヴァンパイアが見たい? じゃあ(Shadows of Mexicoを)どうぞ。メキシコシティとその近郊都市は、封建的な都市国家がいかに作りあげられたかという驚くべき実例となるだろう。モダンカルチャーの底に古代文明の片鱗が生きつづける血族文化のありようを見るといい。ヨーロッパ人到来前の新大陸に、いくつの氏族が、なぜ存在したかもわかる。ヴァンパイアとワーウルフが互いの種族をひととおり知っていて——なおかつ戦争状態に陥っていない土地が出てくる。たとえゲームの舞台がオアハカ、ロサンゼルス、はたまたオーストラリアだろうが、メキシコ出身の血族キャラクターを作る参考になるだろう。— RPGnet Forums, 2006/01/15
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どうやら私と同い年らしい Matt McFarland がやっていたのが面白そうだったので、別にバトンをもらったわけではないがやってみる。手順はこうだ。
そういうわけで、たったいま私の机にあるのが、これ。
顔、体、職、通常の思考形式。以前の体が持っていた力強さを(それが役に立つからというより、自尊心の源として)とり戻したかったが、むしろ仮にとり戻せたとしたら事態を大きく変えるのは、まちがいなく、おもに強化状態の精神の産物のひとつである明晰な思考のほうだろう。
私はいつしか、異様でロマンチックな夢想にふけるようになった。かつてのわたしが依存していたなにもかもを失ったことで——自然に反する生きかたをつなぎとめていた生化学的な支柱を抜きとられたことで——心の奥底にある純粋な真の勇気と、いざというときの才覚があらわになって、この危急の事態を乗り切らせてくれる、とか。グレッグ・イーガン「愛撫」(『しあわせの理由』所収)
ちなみに Matt は P:tC の最終サプリメント『Saturnine Night』の校正紙から抜粋していた。いいのかそれは。
別にバトンをもらったわけでないので5人に回しはしないが、もともと LiveJournal でやっていた遊びなので、はてなとか mixi の人がやると面白いだろうと思う。
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『Circle of the Crone』p.15によれば、『Vampire: The Requiem』の第2刷では Crúac のルールが全体的に若干改定されているそうだ。
Crone は当然ながら2刷準拠なので、初刷ユーザーが2刷を買い直さなくて済むよう p.203 にエラッタ兼サマリが載せてある。親切ではあるのだろうが見方を変えれば「Croneサプリを買わないと初刷ユーザーにはルールが改訂されたことすらわからない」わけで、こういうものこそPDFにしてサイトに公開すればいいのにと首を傾げる。
「a few」とはいうが改訂の影響はけっこう大きくて、一部の ritual(儀式魔術)の発動判定が、標的も判定で抵抗する contested から、標的の抵抗能力値をペナルティにして術者のみ判定する extended に変わっていたりする。つまり ritual を回避するには儀式を中断させるしかない仕様になったわけだ。
ちなみにお手持ちのV:tRが初刷か2刷かは p.10 のクレジットを見ればわかるそうだ。赤囲みの下に「Second Printing」と書いてあれば改訂済みの2刷、何も書いてなければ初刷。PDF版は今買うとどっちなのかわからないが私が持ってるやつは初刷だ。
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2007年夏に発売予定の Vampire: The Requiem用サプリメント『Bloodlines: The Chosen』では、読者から公募した追加Bloodlineの設定が掲載される。その応募ガイドラインが23日公表された。
V:tR基本ルールブック p.104〜113には、名前と短い説明だけしかない bloodline が18種登場する。その設定をWoDファンに決めてもらおうじゃないか、というのが今回の公募の狙い(つまり、全くのオリジナルbloodlineは応募できない)。
ガイドラインによれば、投稿は以下の流れを経て新サプリメントに掲載される。
とくに投稿する気はないのだが、投稿用フォーマットを見ていると、サプリメントのbloodline紹介のどこがどういう趣旨で書かれているのかわかって興味深い。オリジナルのbloodline設定をWebや同人誌に公開したいという人にも参考になりそうだ。
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関西に越してきたアオレンジャーさんの発案で、同じく関西に来ていたBloodstoneさん、関西在住の鮎方さんと私の4人で夕飯を食うことに。Bloodstoneさんとアオレンジャーさんについてはお祝いも兼ねており、幅広い話題で盛り上がるにぎやかな席になった。
場所は「夕飯食うなら」と私が強引に勧めた「洋食の店ア・ラ・カルト」。梅田ピカデリーから少し歩いた場所にあって、時々ランチを食べに行くのだが、あまりに手間がかかるので今では夜の貸し切り営業でしか作ってくれない「幻のオムライス」があると聞いてずっとディナーの機会を狙っていたのだ。予約を入れたら男女比やワインの好みや食べたいもの食べられないものなど親切に聞いてくれて好感触。
集合時には一様に「実は前日までお腹の調子が……」「最近夏バテで……」などとぼやいていた面子が、料理が出てくるやまたたくまに平らげた、という事実で、その旨さは推して知るべし。
1. 黒豚冷しゃぶ金蘭醤油ソース
ちょっとスパイシーな中国風の醤油たれがかかった、さっぱり冷シャブ。食欲がない日にランチで食べておいしかったので頼んでコースに入れてもらった。
2. エスカルゴ
さくさくのパン粉とパセリ、ガーリックバターを詰めて焼いたエスカルゴ。出てくる前から店内には香ばしい匂いが漂っていた。身を食べた後のガーリックバターはフランスパンのトーストに付けて残さずいただくよ。
教授(ハサミがうまく扱えず何度もエスカルゴを取り落とし)「〈エスカルゴつかみ〉技能は今日1ドットになったばかりで……」
他3人「その手つきはまだ0ドットにしか見えません」
3. 秋刀魚の薫製サラダ
旬にはちょっと早いんだけど意外に脂がのっていた。シメジやエリンギのソテー、オクラ、レタス、プチトマトと一緒に酸味のきいたドレッシングで食す。
4. かぼちゃの冷製スープ
ほんのり上品に甘くて、後からしみじみおいしい。かぼちゃスープは土佐堀のトゥール・モンドで冬に飲んだのが未だに忘れられずにいるのだが、同じぐらい記憶に残りそう。
5. カニクリームコロッケ
教授「カニだ! ちゃんとカニの味がするよ!」
他3人「教授……酔ってるでしょう……」
と突っ込まれたがこのときはまだしらふ。恥ずかしながら冷凍食品でない蟹クリームコロッケを食ったのは生まれて初めてだったので、変な方向にエキサイトした教授だった。
さくさくの衣にとろりとしたホワイトソースの中身、彩り鮮やかなトマトソースをかけていただく。付け合わせの野菜が、なんだったか忘れたがほろ苦くて好対照だった。
6. ハンバーグステーキ
後から考えると恥ずかしいぐらい「美味しい」を連発した皿(帰宅後のIRCでも3回は言ってた)。ランチは煮込みハンバーグなので、焼きハンバーグは夜しか食べられないメニュー。付け合わせは花付きのズッキーニとポテトサラダ。お箸を入れると肉汁がたっぷり詰まっていて、「旨みを逃がさないように焼き上げました」とはまさにこれのことだと感動する。料理で感動するなんてめったにできない体験だと思う。
7. オムライス
卵3つは使っているだろうと思われる大きなオムライスが2人にひと皿出てきて、取り分けて食べる。ふわふわ卵の中身はちょっと変わっていて、いわゆるケチャップライスではなくカニの身が入ったリゾット風。トマトソースもタイムの香りが効いた手の込んだもの。食べ歩き系ブログで絶賛されているのもなるほどの味で、アオレンジャーさんも褒めていた。ただ、タイムが苦手な人にはトマトソースがちょっと薬臭いと感じられるかもしれない。
8. クレームブリュレ
表面のカラメルをスプーンでぱりぱり崩しながら中のクリームをすくって食べる。ミルクのコクが凝縮されたようなまろやかクリームが絶品。半端なケーキ屋で買うよりよっぽどおいしい。昼は300円の追加メニューなのだが絶対それだけの価値はある。ランチに行ったとき隣の子供が食べていて大層うらやましかったものだ。
これにコーヒーが出て、4000円(飲み物別)のコース。カスタニョーラという白のイタリアワインとカトギカトウリという赤のギリシャワインをそれぞれフルボトルで空けて、テンションの上がりまくった食事会だった。
あまり「行きつけの店」というものを持たない私だが、この店だけは顔なじみになりたいなあと思っている。
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P:tCコアルールが10日前に出たばかりというのに気の早い話だが、すでにサプリメント全4冊の題名が明らかになっている。
内容は情報源によって別の本の内容とされていたりする。Magnum Opusの追加RefinementとPandra's Bookの敵キャラ掲載はほぼ確定。
ちなみに、P:tCコアルールにはシナリオ1本が付属しているが、サプリメントにも各1本ずつシナリオが載って、Saturnine Nightsでクロニクル完結という形になるらしい。これは6冊完結の『Orpheus』と似た展開。
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theatremaster(アットマーク)gmail.com から19日付でメールをお送りしています。
特に返信が必要なものではありませんが、25日の件に関するお知らせですので、届いていない場合は上記アドレスまでご連絡ください。
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RSSフィードの配信をFeedBurnerに任せることにしたので、RSSフィードアドレスが変わりました。
はてなRSSやGoogle Readerなど、RSSリーダーを使っていてこの日記の更新がチェックできなくなった、という方は、登録アドレスを以下に変更してください。
RSS2.0だろうが1.0だろうがAtomだろうがFeedburnerが全部変換してくれるはずなので、これ一本で大丈夫……なはず。ちなみに直接Webブラウザでも読めます。あんまり意味ないけど。
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WoD恒例の予告編Trailer、Promethean: The Created版も発表された。
内容は残念ながら「もうすこし がんばりましょう」のレベル。素材に使われている本文イラストが良い雰囲気なのがせめてもの救い。いかにも動画制作ソフト(たぶんiMovieか何か)に付いてる特殊効果を使ってみました、的なぎこちなさはいつものことだが、Mage: The Awakening の時はもっと気合いが入っていたぞ。
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先日 Will Hindmarch の談話として伝えたExaltedベースの新作RPG『Scion』だが、White Wolfから正式にプレスリリースが出た。
The child of a God, filled with the potential to become beyond mortal, the Scion is their divine parent's agent in the world. A Scion battles the machinations of the newly freed Titans, those ancient beings whose place the Gods usurped so that they might live and rule without fear of being devoured by their greedy forebears.
As a divine child, you protect humanity from the terrors of the Titans and help your parent in the vast war that engulfs the real and divine worlds. Armed with divine parentage and Birthright gifts, Scions stand against the encroaching tide of the Titan's hunger. Will you rise to the heights of power through your heroism? Will you become more than just a pawn in a divine game? What great events will mark your divine ascent?
人間の及びもつかない可能性を秘めた、神々の子供たち Scion は、両親である神々の地上における代理人である。Scion の使命は地底から再び解き放たれたティタン族と戦うこと。この古き者どもは、かつて神々を呑みこんで腹の中に幽閉していたが、やがて脱出した神々に打ち負かされて王座を追い落とされたのだ。
神の子であるあなたは、人類をティタン族の脅威から守り、地上と天上を巻きこむ大戦争において両親を助けねばならない。神々から受け継いだ血とBirthrightの力を武器に、Scionたちは押し寄せる餓えたティタン族に立ち向かう。あなたは英雄的偉業を成し遂げ、世界の支配者の座に連なることができるだろうか? それとも神々のゲームの駒で終わるのか? あなたが真に神の力を得たとき、いったい何が起こるのか?
……ティタノマキアかあ。そういや似た名前の国産ゲームがあったと思ったが、それはギガントマキア。
ゲームデザインはExaltedのJohn Chembersが担当するとのこと。文字通り「現代版Exalted」の様相を呈してまいりました。
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どうも日記上で言及しそびれたらしいので、改めてリンクを張っておく。
『Promethean: The Created』を遊んでみたい人のために、簡易ルールと作成済みキャラクター、シナリオ1本がセットになったデモキットが無料公開されている。
66ページと分厚そうに見えるが、従来のデモより判型が小さいぶんページ数が増えただけ。しかもかなりの部分はWoDコアのサマリーなので、WoD経験者なら読み飛ばせる。
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False Tracks (••••)
痕跡偽装
Seeding a deceptive trail can foil investigations that threaten to expose the Promethean. This Transmutation aids the Created in such endeavors by mimicking the subtle traces left by another. With a touch, the Promethean attunes the forensic tracks of her body to that of someone else.
犯罪現場に偽の手がかりを残すことは警察の疑いをそらすのに有効だ。それを容易に実現してくれるのがこの変成で、自分の指紋や足跡を他人そっくりに変化させ、鑑識の目をごまかすことができる。
Prerequisite: Leave No Trace (••)
Cost: 1 Pyros
Dice Pool: None, although the Promethean must touch the target (see p. 119)
Action: Reflexive
Before she can activate this power, the Promethean must have already activated the Leave No Trace Transmutation. Then the Created touches a human body (one alive or dead) and subtly alters her own body to resemble that of the subject in a number of minute, but very important ways. Her fingerprints and bare footprints become those of the target, and any forensic evidence she leaves behind resembles that of the subject rather than her own.
必ず先に変成〔痕跡消去〕を発動してから、この能力を発動すること。次に、術者は偽装のモデルとする人体(生死は問わない)に触れ、自分の体をそれに合わせて変形させる。変化は部分的で微妙なものだが、偽の痕跡を残すには必要充分である。変化の対象には手のひらや足の裏が含まれ、それで残したあらゆる鑑識証拠は術者本人ではなくモデルのものに一致する。
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Matt McFarland によれば、Promethean: The Created 最初のサプリメントになる『Pandora's Book』は11月に出るんじゃないかな、という話。内容は噂ばかりだがプロメシアンの敵対勢力やモンスターなんかを集めた本、という説が有力。
それより目下気になるのは、同じブログでさりげなく P:tCのテストプレイレポートにリンクが貼ってあったこと。
製品版の付属シナリオ「Water of Life」のテストプレイらしい。シナリオ内容への言及もあったので、プレイヤー予定の人は我慢するべし。
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GenConで新作情報が出たようだ。
(伝聞情報です。デマ、誤解を含んでいる可能性があります。ご注意ください)
Scion について、IRCでは「それって『戻ってきたAbberrant』では?」との指摘があった。そもそもExalted自体、Trinityの流れを汲むシステムなんだよな。
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Body Double (•••)
体型変化
With this Transmutation, the Promethean can physically alter his physique, becoming skinnier, fatter or broader, shorter or taller. From a distance, this may confuse others as to his identity, but such deceit rapidly fails at close range. These changes may provide minor physical bonuses as well.
術者は自分の体格を自在に変え、痩せたり太ったり、肩幅を広くしたり、身長を伸び縮みさせたりする。遠目には別人と見せかけることも可能だが、近寄って観察されればすぐばれてしまう。ストーリーテラーは状況によって、身体を使った判定に若干のボーナス修正を認めてもよい。
Silent Steps (•••)
無音歩行
With the development of this Transmutation, the Promethean masters control of her body such that she can move with an amazing degree of stealth. Unless she runs or engages in dramatic actions she can move about with almost perfect silence.
術者はきわめて静粛に移動する方法を体得する。走ったり激しく動いたりしないかぎり、ほとんど音を立てずに移動できる。
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Dormancy: The state of hibernation a Pandoran suffers when it does not have enough Pyros or a Promethean's Azothic radiance to sustain its activity.
休眠:パンドランがその活動を維持するために必要なパイロス、ないしプロメシアンのアゾート放射を充分に摂取できなかった場合に陥る冬眠状態。
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Those Prometheans who discover that another Promethean's calling on the Pilgrimage is similar to their own often choose to travel together. Some even form groups or gangs, called throngs, if their quests are mutually helpful to one another. They learn to set aside their own needs at times to aid one of their own, and he returns the favor, so that at least one of them is likely to win the promise of new life. One who achieves the prize of Mortality serves as a lesson for others and can help his friends on the path (if he remembers his former life as a Promethean).
プロメシアンが自分と似通った目的で〈巡礼〉をしている他のプロメシアンと知り合って旅の道連れとなるのはよくあることだ。ときには数人のグループになることもあって、これを「スロング」という。彼らは自分のことを後回しにして仲間を助けるのは有益なことだと学ぶ。後で自分が困ったときに助けてもらえるし、そうやって互いに協力していけば、少なくとも誰か一人はきっと人間に生まれ変われるだろう。人間性を獲得した者は他の仲間にとっても手本になるし、かつての仲間を手助けしてくれるかもしれない(自分がプロメシアンだったことを覚えていればの話だが)。
Those who band together into a throng can formalize their relationship with an alchemical pact, or Azothic Brand, a mark made on the flesh with Pyros. This Brand forms a conduit of energy flow, allowing one Promethean to give another a small portion of his own Pyros.
スロングを組むとき、絆の証として錬金盟約を交わすこともある。これは別名アゾート烙印ともいって、パイロスを用いて紋章を体に焼き付けるものだ。エネルギー回路のような働きがあって、プロメシアンはこれを通じてスロング仲間に自分のパイロスを分け与えることができる。
When Prometheans of the same Lineage pact together, their elemental affinities and humours are increased in power, aiding the practice of Transmutations. When Prometheans of differing Lineages pact together, their elements and humours are balanced by the others, allowing them to better quell the Disquiet they cause in others.
もし同じ系族のプロメシアンが盟約を結べば、元素への親和性やフモールが増幅されて、〈変成〉の威力が増す。逆に異なる系族のプロメシアンが盟約を交わせば、元素親和性やフモールの均衡がとれるぶん、不穏効果を抑えやすくなる。
In most of the stories that tell of Prometheans attaining Mortality, there is almost always a throng involved. Even if only one of its members attains true life, the lesson is that he could not have achieved it without the aid of others. None can say for sure if this motif represents an actual fact or merely reflects the Prometheans' longing for companionship in a lonely world.
プロメシアンが人間性を獲得した話は色々と伝わっているが、そこには必ずと言っていいほどスロングが登場する。たとえ真の生命を得たのが一人だけだったとしても、仲間の助けがなくてはその一人さえも成功しなかったろう、というのだ。もっとも、それが事実なのか、孤独な世界に友情を求めるプロメシアンの個人的願望の表れなのかははっきりしない。
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Brand: A body mark made by Pyros signifying a Promethean's membership in an alchemical pact.
烙印:錬金盟約を交わした証として、パイロスを用いて肉体に焼き付ける印形。
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Appearance: An Ulgan could look like anyone or anything. Once, long ago, all the Riven were male and came from the shamanic cultures of central Asia. Now the Ulgan have no preference for bodies. Male or female; skinny, fat or thin; short or tall — it doesn't matter who they were as long as the body has an affinity with elemental spirit. The Ulgan know the right corpses to find, in the same way that an Osiris knows how to rebuild a corpse or a Frankenstein knows how to sew a body together from a variety of parts.
外見:とりたてて系族固有の特徴といえるものはない。ユルゲンというと必ず男性で中央アジアのシャーマン文化圏出身と相場が決まっていた時代も大昔にはあったが、今では素材にこだわらなくなった。男でも女でも、痩せでもデブでも、長身でも短躯でも——要は霊の元素と親和性のある肉体でありさえすればいい。誰に教わらなくともオシリス系族が切り分けた死体を正しく並べ、フランケンシュタイン系族が死体を縫い合わせるように、ユルゲン系族は素質のある死体を本能的に見分ける。
Disfigurement: An Ulgan's disfigurement is highly disturbing to witness. Skin changes color, either growing pale or darkening, but always taking on a leathery texture. The eyes of some Riven lose color altogether, becoming orbs of solid black or white. Sometimes the eyes dissolve altogether, leaving nothing but void-filled sockets, in which distant stars sometimes twinkle, or from which ectoplasm leaks out into the air.
異形:ユルゲンの異形は見るからに気色の悪いものだ。皮膚は白茶けるか黒ずむかして、なめし革のような質感を帯びる。眼もやはり色味を失い、黒玉か白玉をはめこんだようになる。ときには眼球が完全に溶け失せて眼窩の奥には虚空が広がるばかり、彼方に瞬くのは星のきらめきか大気に漏れ出すエクトプラズムの染みか、という状態を呈することもある。
Bloodless rents in her flesh become visible. They gape, and there is nothing within but blackness, which is so total and so solid that the blackness seeps out into the Ulgan's immediate surroundings.
皮膚には無数の裂け目が顕れるが、血が一滴も出ないばかりか、裂け目の奥は全き暗黒に満ちている。あまりにも濃密な暗黒なので、皮膚から滲み出て蒸発してゆくのが目に見えるぐらいだ。
Bestowment: Ephemeral Fleshプレビューでは解説がないが、製品版p.116によれば、このBestowmentはPyrosを消費してTwilight状態の精霊や亡霊を見たり触れたりする能力を一時的に得るもの。
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alchemical pact: A mystical bond between members of a throng, allowing them to mitigate some of the drawbacks of Promethean existence.
錬金盟約:スロングの結束を固めるために構成員同士で取り交わす、魔力をもった盟約。各自がプロメシアンとして持つ弱点を互いに補いあうことができる。
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WoD第5シリーズ『Changeling』のプレスリリースが公式サイト上でも発表された。先にお伝えした伝聞情報とは微妙に細部が異なっている。興味のある向きはご確認を。
発表によれば、ディベロッパーは『Werewolf: The Forsaken』の Ethan Skemp が兼任する。彼は新作について次のように語っている。
"Changeling is a game of beauty and cruelty, of passion and loss, of dreams and madness. You have struggled your way back through the thorns only to find your life had been stolen from you. Now you make your way the best you can, attempting to piece together the fragments of your lost life or to forge a new one, chasing your ambition through the intrigues of the changeling courts and freeholds, and always looking over your shoulder lest the Others, the true Fae, return for you."
(新しい)Changelingは、美と残酷、情熱と喪失、夢と狂気が同居するゲームになる。君は the thorns を抜けて人間界に舞い戻ってきたものの、君が送るはずだった人生は、すり替わった偽者がのうのうと生きている。さあ、これからどうするのが一番良いのか模索していこう。盗まれた人生のかけらを一つずつ取り戻してゆくか、新たな人生を切り開くか。Changelingのcourtsやfreeholdsが織りなす陰謀をかいくぐり、夢の実現をめざすのもいいが、常に背後の用心も忘れずに。Others——真の妖精——が君を連れ戻しに追ってくるだろうから。
ここから先は憶測になってしまうが、
という構図なのかもしれない。The thornsは物質界と異界を隔てる、WtFのGauntletやM:tAwのAbyssに相当するもののように思われる。
M:tAwとの関係で言えば、Supernal Realmの中には妖精が住むといわれる領域があるが、それとChangelingが関係するかどうかはまだ不明。『Shadows of the UK』によれば、Shadow Realmsでも妖精のような姿形をした存在が目撃されるという話だが……
ま、謎は謎であるうちがいちばん楽しいのだ。
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Among the ancient horse-tribes of Siberia, Ulgan was one of the gods, the creator of man, himself the creation of Tengri (though Ulgan and Tengri are sometimes one and the same). Among his creations was Erlik. He had seen a piece of earth with a man's face floating down a river. He breathed life into Erlik, and the two were friends for a time. But Erlik was full of pride and violence, and he fell from grace. Ulgan banished Erlik to the Underworld, and Erlik took the domain of the dead.
シベリアの古代騎馬民族の間では、ユルゲンは神々の一人、人類の創造主、テングリの被造物である(ときにテングリと同一視される)。あるときユルゲンは、人の顔そっくりな土塊が川を流れてくるのを見つけて、それに命を吹きこんでエルリクという男を作り、自分の友達にした。しかしエルリクはひどく傲慢で乱暴だったので、ほどなくユルゲンは愛想を尽かし、エルリクを冥界に追放して、死者の国を治めさせることにした。
Erlik was the first of the Kara Kam — the black shamans who traffic with the realm of the spirits. He taught the Kara Kam how to cross over the wall between the material world and the spirit realm. First, they had to become aware of the spirit world. Each underwent a visionary experience before they came into their powers, each dreaming that Erlik's spirit servants dragged them over the threshold and tore them to pieces before putting them back together. When they awoke from this dream, the Kara Kam had the power to speak with the spirits and to touch them.
かくしてエルリクは最初のカラ・カム——霊の国に出入りする呪術師となった。エルリクは物質界と精霊界を隔てる壁を乗り越える方法を他の人間に教えてカラ・カムとした。まずは精霊界を知覚できるようになる必要がある。カラ・カムは幻視体験を通じてその力に目覚める。夢の中でエルリクに仕える精霊たちにこの世から引きずり出され、八つ裂きにされた後、身体を元通り継ぎ合わされる。目覚めたときには、霊と話し霊に触れる力がついているのだという。
じゃあなんでエルリク系族ではないのかというと、プロメシアンの間に伝わる伝説はちょっと違うらしいのだ。
The version of the story that the Riven tell about themselves is vague. One version is that the Kara Kam were always there — they'd been part of human knowledge since humanity had been born — and that one (whose name might have been Tengri) found a way to create a spirit-riven slave. Through esoteric means, he found Ulgan, a man in his village who, unknowing, had the element of spirit ruling in his body.
〈裂かれたる者〉の起源伝説もこれに似ているが、細部は話者によって異なる。一説によれば、カラ・カムは初めから——人類が誕生したときからあたりまえのようにいたらしい。そのカラ・カムの中に、名をテングリとかいう男がいて、人を精霊に引き裂かせて下僕を創る方法をあみだしたという。カラ・カムのテングリは秘術を用いて、同じ村に住んでいたユルゲンという男に目を付けた。彼は自分では気づいていないが精霊の要素を宿していた。
The shaman sent him into Twilight alive. The demons in Twilight tore him apart, and he was aware the entire time. He was awake when Tengri remade him, missing his soul. Tengri made a mistake in this. Ulgan knew the name of his tormentor. Tengri had intended to make a slave; Ulgan was anything but. In revenge for his torment, Ulgan killed Tengri with his bare hands, just moments after he awoke as a Promethean. When the body was cold, he did the same to Tengri as Tengri had done. Tengri awoke with the power of a shaman but cleansed of his identity and devoid of a Kut. Ulgan called this being — both creator and progeny — Erlik, and from Erlik the Lineage of Ulgan grew.
テングリはユルゲンを生きたまま〈黄昏〉に放りこんだ。哀れユルゲンは意識を失うことさえできないまま、魔霊どもに体を八つ裂きにされた。テングリは魂抜きで体を接ぎ直し、ユルゲンを蘇らせた。これがテングリの運の尽きだった。なんでも言いなりになる奴隷を創るなら、ユルゲンにだけは手を出すべきではなかったのだ。ユルゲンは自分をひどい目に遭わせた張本人を覚えていた。プロメシアンとして復活するやいなや、彼はテングリを素手で殺した。亡骸が冷たくなると、自分がされたことをそっくりそのまま施した。死体はシャーマンの力を得て蘇ったが、魂はおろか、かつての記憶さえきれいさっぱり失くしていた。ユルゲンはこの化け物——創造者にして被造物——をエルリクと名付け、エルリクからユルゲン系族が生じた。
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(伝聞情報です。デマや誤解を含んでいる可能性がありますのでご注意ください)【2006/8/13, 13:32追記】White Wolfから正式なプレスリリースが発表されました。こちらをご覧ください。
GenConでCamarillaメンバーが入手した「プレスリリース」によれば、来年発売のWoD次期シリーズ『Changeling』はこんなゲームらしい……
(The new) Changeling is a game of beauty and cruelty, passion and loss, innocence and madness. You have found your way back through the thorns, only to find your life has been stolen from you. Reclaim it, or weave your way through the intrigues of the faerie courts and freeholds. But look over your shoulder, as the Others are coming to try and take you back.
(新WoDの)Changelingは、美と残酷、情熱と喪失、無垢と狂気が同居するゲームだ。The thorns を抜ける道を見つけて人間界に舞い戻ってきた君は、自分が送るはずだった人生を偽者がのうのうと生きているのを知る。妖精のcourtsやfreeholdsが織りなす陰謀をかいくぐり、盗まれた人生をとりもどすか、新たな人生を切り開くか。いずれにしろ、背中には気をつけたほうがいい。Othersが君を連れ戻そうと追ってくるから……
そういうわけで、取り替え子は取り替え子でも、今回は妖精界にさらわれたほうが主人公になるようだ。もともと人間だったのが妖精界に滞在した影響でスーパーナチュラルになった、という位置づけだろうか。いわゆる「神隠し」も再現できそうではある。
旧WoDのChangelingにはあまり縁がなかったのだが、俄然興味が湧いてきた。といっても、詳しい情報は冬のGenConを待たねばならないだろうが……
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throng: A group of Prometheans who team up for a task or who travel together on the Pilgrimage. Some throngs formalize their bond into an alchemical pact.
スロング:共通の目的を達成するため、または〈巡礼〉を共にするために手を組んだプロメシアンの集団。結束を固めるために錬金盟約を交わす場合もある。
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Ulgan: A Promethean Lineage. Creatures born in bodies torn apart by spirits, animated by the ectoplasm left in the wounds. Their ectoplasmic humour often overwhelms their sense of reason. Their Progenitor was a Siberian shaman.
ユルゲン:プロメシアンの系族の一つ。精霊たちに肉体を引き裂かれ、その傷跡に残ったエクトプラズムによって蘇った者。フモールはエクトプラズム過剰のきらいがあり、そのためしばしば理性を失ってしまう。始祖はシベリアのとあるシャーマン。
製品版のIntroductionを見るに、元ネタはエリアーデのようで、あとで邦訳を探しておくことを自分のためにメモ。
Students of shamanic cultures know well that the lot of a shaman is a mystical vocation, not simply a role one chooses. The shaman is called, often against his will. He commonly finds initiation through an ordeal. He might have a vision of being dragged across the veil into a realm of spirits. He might come through feeling like he has been torn to pieces and put back together again. シャーマン文化の研究者ならよく知っていることだが、シャーマンとは自ら望んでなるものではなく、召命を受けてはじめてなれる役割であることが多い。召命はしばしば本人の意志に反してやってくる。しかもたいてい辛い体験だ。この世とあの世を隔てるとばりを抜けて精霊の国に引きずり込まれるヴィジョンを見た者もいる。全身をばらばらに引き裂かれてまたくっつけ直されたような気分だったという者もいる。For the Riven, those Prometheans who claim to descend from Ulgan or Orpheus, these experiences are literally true. And they don't want things to be this way.
だが〈裂かれたる者〉——ユルゲンあるいはオルフェウスを祖とするプロメシアンたちは、それを文字通り身をもって体験してきた。自ら望んだわけでもないのに。Thrust into the Twilight existence of spirits at another's behest, the first memory the Ulgan have is the sensation of being torn to shreds. They didn't choose to be torn to pieces. They didn't choose to awaken into agony. They didn't choose to exist, one foot in the realm of man, one foot in the realm of spirits. Each Ulgan is aware that he is without a Kut, a soul. It creates a void within him, and it is this void that is filled by the ectoplasmic non-substance of Twilight, which binds him together and forces him into proximity with the spirits.
召命を受けてこの世の〈黄昏側〉に投げこまれたユルゲンが生まれて初めて味わうのは、身体をばらばらに引きちぎられる感覚だ。頼みもしないのに八つ裂きにされ、望みもしないのに苦痛で目覚めさせられた。選ぶ余地すら与えられないまま、片足を人の世界に、もう片足を霊の世界にかける身となったのである。ユルゲンのクッ(魂)が入るべき空洞には〈黄昏〉のエクトプラズムが詰まっていて、肉体を一つに繫ぎとめると同時に精霊への親和性を与えている。
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『Promethean: The Created』のPDF版を買って、巻頭小説を昨夜読み終えたところ。誇張抜きで率直にいって、新WoDの中ではいちばんの出来だと思う。
もちろん小説だけでゲーム全体の出来を評価するわけにはいかないが、従来WoDの巻頭小説といったら何かそれっぽい人物が訳知り顔で謎めかした台詞を吐くばかりで、どうも細部は分からないけど雰囲気は伝わってきたからまあよし、という代物が多かったことを思えば、P:tCはずば抜けている。「このゲームはどんな雰囲気で、PCは何者で、何ができて、何と戦って、何をめざすのか」を過不足なく伝えてくれるのだ。
読んでいて意味がほとんど日本語のように滑らかに頭に入ってくる、という体験をしたのは、Werewolf: The Apocalypseの2版の巻頭小説以来だ。私のように無駄に年季の入った老害ですらそんな新鮮な気持ちにさせられるんだから、先を読むのがちょっと楽しみである。
2006.8.14追記:ちなみに巻頭小説の最初の7ページはプレビューとして公開されている。
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White Wolf は 2007年春に、全く新しい現代物RPG『Scion』を発表するようだ。Will Hindmarch がLiveJournalで明らかにした。
Scionは3部構成のRPGらしい。第1部では、プレイヤー・キャラクターは古代の神々(ギリシャ神話など)の息子や娘として、新たな目的や計画を持って現世にふたたび降臨することになる。第2部では半神のPCをプレイできるようになり、第3部では神そのものの力を振るえるようになるとか。
WoDとはまったく独立したゲームという噂なので、どうなるのか楽しみだ。American Godみたくなるのですかね。
2006/08/14追記:Will Hindmarchは13日、RPGnetフォーラム上で、LiveJournalで第2部のタイトルを「Psion」としたのはミスタイプだと認めた。三部作全体のタイトルが「Scion」で、各部のタイトルはまだ公表できないとのこと。
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先日公開された、Promethean: The Createdの簡易ルール付きデモシナリオの、複数箇所に誤記があることをWhite WolfスタッフのZack Waltersが明らかにした(原文)。
現在判明しているだけでも
あまりにエラッタが多いので、WW側では修正版のアップを検討しているとのこと。
細かいことは適当に処理すればまったく遊べないレベルでもないし、面白そうなんだが……
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Silent, the: A Pandoran Mockery of the Galatea Lineage.
サイレント:パンドランの歪族の一つ。ガラテア系族に対応する。
ちょっと夜のゴーントを彷彿としました。ちょっとだけですが。
It is the Logos, the Word of Creation, that animates the Galatea. But sometimes, the Created who utters that word has done something wrong. The Logos takes host only in perfection, and if the corpse imbued with the Divine Fire of the Galatea is imperfect, that holiest of words falls on deaf, dead ears. ガラテアに命を吹きこむのはロゴス——〈創造の言葉〉だ。だが時として、その言葉を発したプロメシアンが手違いを犯すこともある。ロゴスは完全なものに宿る。したがって、器となる死体が不完全だと、いくらありがたい言葉を聞かせても無駄ということになる。Driven by the destructive urges of all Pandorans, the Silent are consummate hunters. Masters of remaining hidden, their natural silence and their ability to fly serve them quite well. More than one Promethean has told stories of barely escaping flocks of the Silent who suddenly appeared from out of the night.
パンドランの例に漏れず殺戮欲に憑かれたサイレントは完璧なハンターだ。潜伏術の巧みさ、生来声を持たないこと、飛行能力、どれをとってもあつらえむきである。夜闇から忽然と現れたサイレントの大群に襲われ、命からがら逃げのびた体験談をもつプロメシアンは、一人や二人ではない。The Silent prefer to use attacks that maul the flesh and mar the beauty of those they attack. Attractive Prometheans, particularly Galateids, arouse their ire, and more than one Muse has been horribly scarred by the sudden attack of one of these beasts, its mouth stretched wide in a silent shriek of rage and hate. The Silent will even go out of their way to maim or even kill beautiful mortals they encounter, though they are careful not to invoke the Dormancy by confronting them directly and alone.
サイレントは獲物の容貌を損なうような攻撃を好む。美しいプロメシアン、とりわけガラテイドに敵愾心を燃やす。あるガラテイドはサイレントに闇討ちで醜い傷跡をつけられたが、そのとき犯人は口をかっと開いて声なき憤怒と憎悪の叫びを発していたという。サイレントは美しいものなら人間までも標的にするが、そのときは一人でいるところを狙って〈休眠〉を引き起こさないようにはからう。Those captured by the Silent are usually in for a particularly unpleasant time, for these brutes love nothing so much as to mutilate and forever scar the face of those they torment. It is generally agreed that the Silent consider strips of flesh taken directly from the face of imprisoned Prometheans to be quite the delicacy, and they indulge every time they are capable.
サイレントに捕まったら最後、きわめて不愉快な目に遭わされるだろう。この外道どもにとって一番の娯楽は、獲物の体を切り刻んだあげく顔に生涯消えない傷跡をつけることなのだ。どうやら生きたプロメシアンの顔からもぎ取った肉はこのうえない珍味とされているらしく、機会さえあればつまみ食いしようとする。In appearance, these Pandorans are horrors, to be sure. They are completely incapable of uttering any sound. Of all the Pandorans, the Silent are the most hideous, possessed of terribly warped bones and unlovely, discolored flesh. Their grace is uncanny and unsettling to see, and they move through the air on the terrifying wings of carrion insects, leather-winged scavengers or black vulture feathers. They are constantly surrounded by the stench of rotting flesh. Theirs is a legacy of corruption and imperfection.
サイレントはどこから見ても紛れもない化物だ。そもそも音を発するということができない。容姿はパンドランの中でもとりわけ醜悪で、奇怪に歪んだ骨格に不快な汚らしい色の皮膚が貼りついている。それでいて身のこなしは異様になめらかで、翼で空中を飛び回ることもできる。その翼もシデムシやコウモリや黒ハゲタカといった死骸漁りの動物を思わせる気色悪いものだ。体じゅうから肉の腐ったような悪臭が絶えず漂う。まさに腐敗と不完全の申し子というところだ。Dormant Form: The Silent always take the form of something depicting a human form that has been marred, destroyed or made ugly in some fashion. It is believed by some Prometheans that some of the broken or ugly statuary in some museums could very well be Silent Pandorans in dormant forms, while others have been encountered that seemed to be half-melted mannequins.
休眠形態:傷つけられたり砕かれたり何らかの形で損傷を受けて美しさを失った人間の形をとる。一部のプロメシアンの主張によれば、美術館や博物館の展示品に紛れこんでいる場合もあるという。常人には溶け崩れたマネキン人形を模した現代彫刻としか見えないものが、実は休眠状態のサイレント・パンドランかもしれないのだ。
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ついに発売されました。発売当日にすでにエラッタが出ているという凄い反響ぶりです。
ちなみにアマゾン日本で「1〜2週間以内に発送」というステータスです。DriveThruに入荷済みなので内容だけでも今すぐチェックしたいという人にはそちらがおすすめ。
そして巻末広告は来年発売の第5シリーズ……
Changeling
サブタイトルについては諸説紛々としている模様です。
明らかに言えることは、ロゴがとてもトゲトゲしていることです。
背景までもトゲだらけです。
「妖精さんと思って甘く見てると怪我するぜ」みたいな気合いが感じられてたいへん素敵です。旧WoDのチェンジリングの印象からどう変貌するのか楽しみ。
Shadows of the UK にFaeの情報がちらほら出ていたのは、これの伏線だったのかなと思います。
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