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骰子回転劇場 日記

WoD新製品情報

  • 『Changeling』の執筆陣は総勢10名以上にのぼるようだ。ちなみに、その一人は今年WWを辞職したばかりのJustin Achilli。
  • V:tRではマイナーCovenantサプリの『Belial's Brood』と都市設定制作ガイド『Damnation City』が予定よりちょっと遅れつつも進行中。
  • WtFでは『War with the Pure』『The Rage: The Player's Guide to Werewolf』の制作が進行中。
  • リリースが延び延びになっている『World of Darkness:Book of Spirits』は表紙デザインにとりかかったようだ。精霊はどのシリーズにも登場するのでいつまでも『詳しくはWtF参照』とも言っていられまい。ともかく制作が進んでいることは確かでなによりだ。
  • Bill BridgesはM:tAwサプリの執筆を進めるかたわら、秘密のWoDプロジェクトを進めているらしい。

White Wolf Live Journal, 2006/08/28

Vampire: The Dark Influences

6月頃から取りざたされていたV:tRカードゲーム『Vampire: Dark Influences』の発売が、いよいよ10/18に決定したらしく、オンラインカタログに概要がアップされた。

Your Prince among the undead has declared that he will go into torpor, the rest of ages, and will choose a successor before he passes. The vampire who wins the support of the most allies before dawn will be declared the new Prince.

街の公子が休眠のため退位を決心し、長き眠りにつく前に後継者を指名すると宣言した。夜明け前までに最も大勢の支持をとりつけたヴァンパイアが、新たな公子に選ばれることになる。

V:tESのようなトレーディングカードゲームではなく、一箱で完結したカードゲームで、

  • 五氏族から1名ずつの後継者候補ヴァンパイア(各プレイヤーが1人ずつ担当)
  • 血族カード25枚(次期公子になるには彼らの支持を集めねばならない)
  • イベントカード30枚(他の後継者候補を攻撃したり、だましたり、妨害したりできる)
  • 血トークン(各氏族別)
  • 10面ダイス1個

という内容構成。2〜5人のプレイヤーがそれぞれ異なる氏族出身の新公子候補として25枚の血族カードを奪い合い、いちばんたくさん集めた者が勝ち、というゲームらしい。互いに協定を結んだり裏切ったりといった駆け引きの要素が重要視されているようだ。

公子の後釜争いというコンセプトは今年初めに出たボードゲーム「Prince of the City」に酷似しているのだが、Dark Influences はボードを使わないぶん手軽にできそうだ。値段もそこはかとなくお手軽ではある。

White Wolf Online Catalog

Werewolf: The Forsaken の遊び方

最近はWoD製品のクレジットにその名を見かけないほうが珍しいフリーライター、Matt McFarland が、自サイトに久々のエッセイを追加。まったくのWtF初心者向けに書かれた紹介記事になっている。

彼は以前V:tR初心者向けに「How to Run Vampire: The Requiem」というエッセイも書いていて、そちらは回転劇場への翻訳転載許可ももらっているのだが、いまだに手を付けられていない。

Pleased, but Sticky - 2006/08/24

『WoD: Shadows of Mexico』のスポイラー

10/18発売予定の地域設定サプリメント『World of Darkness: Shadows of Mexico』について、V:tR ディベロッパーの Will Hindmarch が公式サイトより一足早く各所のフォーラムで内容を漏らしている。

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123ページを読むバトン

どうやら私と同い年らしい Matt McFarland がやっていたのが面白そうだったので、別にバトンをもらったわけではないがやってみる。手順はこうだ。

  1. 最も手近にある本をつかむ。
  2. 123ページを開く。
  3. 第5センテンスを探す。
  4. 以降4センテンスをこの手順書きと共に日記に投稿する。
  5. わざわざ押し入れから「気の利いた本」や「知的な本」を掘ってこようと思うなよ! おまえが考えていることはお見通しだ! とにかく、何でもいいからいちばん手近にあるものを取れ。
  6. 5人にリンクを張る。

そういうわけで、たったいま私の机にあるのが、これ。

顔、体、職、通常の思考形式。以前の体が持っていた力強さを(それが役に立つからというより、自尊心の源として)とり戻したかったが、むしろ仮にとり戻せたとしたら事態を大きく変えるのは、まちがいなく、おもに強化状態の精神の産物のひとつである明晰な思考のほうだろう。
 私はいつしか、異様でロマンチックな夢想にふけるようになった。かつてのわたしが依存していたなにもかもを失ったことで——自然に反する生きかたをつなぎとめていた生化学的な支柱を抜きとられたことで——心の奥底にある純粋な真の勇気と、いざというときの才覚があらわになって、この危急の事態を乗り切らせてくれる、とか。グレッグ・イーガン「愛撫」(『しあわせの理由』所収)

ちなみに Matt は P:tC の最終サプリメント『Saturnine Night』の校正紙から抜粋していた。いいのかそれは。

別にバトンをもらったわけでないので5人に回しはしないが、もともと LiveJournal でやっていた遊びなので、はてなとか mixi の人がやると面白いだろうと思う。

Pleased, but Sticky - 2006/08/27

V:tR基本ルールのエラッタが『Circle of the Crone』に載っている

Circle of the Crone』p.15によれば、『Vampire: The Requiem』の第2刷では Crúac のルールが全体的に若干改定されているそうだ。

Crone は当然ながら2刷準拠なので、初刷ユーザーが2刷を買い直さなくて済むよう p.203 にエラッタ兼サマリが載せてある。親切ではあるのだろうが見方を変えれば「Croneサプリを買わないと初刷ユーザーにはルールが改訂されたことすらわからない」わけで、こういうものこそPDFにしてサイトに公開すればいいのにと首を傾げる。

「a few」とはいうが改訂の影響はけっこう大きくて、一部の ritual(儀式魔術)の発動判定が、標的も判定で抵抗する contested から、標的の抵抗能力値をペナルティにして術者のみ判定する extended に変わっていたりする。つまり ritual を回避するには儀式を中断させるしかない仕様になったわけだ。

ちなみにお手持ちのV:tRが初刷か2刷かは p.10 のクレジットを見ればわかるそうだ。赤囲みの下に「Second Printing」と書いてあれば改訂済みの2刷、何も書いてなければ初刷。PDF版は今買うとどっちなのかわからないが私が持ってるやつは初刷だ。

次のBloodlinesサプリメントは読者が作る!?

2007年夏に発売予定の Vampire: The Requiem用サプリメント『Bloodlines: The Chosen』では、読者から公募した追加Bloodlineの設定が掲載される。その応募ガイドラインが23日公表された。

V:tR基本ルールブック p.104〜113には、名前と短い説明だけしかない bloodline が18種登場する。その設定をWoDファンに決めてもらおうじゃないか、というのが今回の公募の狙い(つまり、全くのオリジナルbloodlineは応募できない)。

ガイドラインによれば、投稿は以下の流れを経て新サプリメントに掲載される。

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wod-jp? 大阪オフ食事会

関西に越してきたアオレンジャーさんの発案で、同じく関西に来ていたBloodstoneさん、関西在住の鮎方さんと私の4人で夕飯を食うことに。Bloodstoneさんとアオレンジャーさんについてはお祝いも兼ねており、幅広い話題で盛り上がるにぎやかな席になった。

場所は「夕飯食うなら」と私が強引に勧めた「洋食の店ア・ラ・カルト」。梅田ピカデリーから少し歩いた場所にあって、時々ランチを食べに行くのだが、あまりに手間がかかるので今では夜の貸し切り営業でしか作ってくれない「幻のオムライス」があると聞いてずっとディナーの機会を狙っていたのだ。予約を入れたら男女比やワインの好みや食べたいもの食べられないものなど親切に聞いてくれて好感触。

集合時には一様に「実は前日までお腹の調子が……」「最近夏バテで……」などとぼやいていた面子が、料理が出てくるやまたたくまに平らげた、という事実で、その旨さは推して知るべし。

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P:tCサプリメントの発売予定

P:tCコアルールが10日前に出たばかりというのに気の早い話だが、すでにサプリメント全4冊の題名が明らかになっている。

  • Pandra's Book
    プロメシアンと敵対する種族や勢力を解説する。11月発売の噂。
  • Strange Alchemies
    Divine Fireの詳細と、それがプロメシアンに及ぼす錬金術的な効果について。追加Transmutationも掲載される。コアルール掲載の五大Refinementについては、それのみに従って人間性を獲得するのはどういう感じなのか、具体的な解説が出る模様。12月発売の噂。
  • Magnum Opus
    Pilgrimageに関するサプリメント。少なくとも1章はPilgrimageのストーリーテリングの解説に充てられる。銀のRefinement=Argentum、鉛のPlumbum、名称不明だが青銅のRefinementが追加される。
  • Saturnine Nights
    P:tC最後のサプリメント。都市サプリメントではないが、他のWoD製品でカバーされていないアメリカの都市の設定が載る(→情報元)。

内容は情報源によって別の本の内容とされていたりする。Magnum Opusの追加RefinementとPandra's Bookの敵キャラ掲載はほぼ確定。

ちなみに、P:tCコアルールにはシナリオ1本が付属しているが、サプリメントにも各1本ずつシナリオが載って、Saturnine Nightsでクロニクル完結という形になるらしい。これは6冊完結の『Orpheus』と似た展開。

White Wolf Forums, 2006/8/19

私信:aorenjarさん、鮎方さん、bloodstoneさん

theatremaster(アットマーク)gmail.com から19日付でメールをお送りしています。

特に返信が必要なものではありませんが、25日の件に関するお知らせですので、届いていない場合は上記アドレスまでご連絡ください。

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P:tC プロモーションムービー

WoD恒例の予告編Trailer、Promethean: The Created版も発表された。

内容は残念ながら「もうすこし がんばりましょう」のレベル。素材に使われている本文イラストが良い雰囲気なのがせめてもの救い。いかにも動画制作ソフト(たぶんiMovieか何か)に付いてる特殊効果を使ってみました、的なぎこちなさはいつものことだが、Mage: The Awakening の時はもっと気合いが入っていたぞ。

White Wolf Online, 2006/08/18

『Scion』プレスリリース発表

先日 Will Hindmarch の談話として伝えたExaltedベースの新作RPG『Scion』だが、White Wolfから正式にプレスリリースが出た。

The child of a God, filled with the potential to become beyond mortal, the Scion is their divine parent's agent in the world. A Scion battles the machinations of the newly freed Titans, those ancient beings whose place the Gods usurped so that they might live and rule without fear of being devoured by their greedy forebears.

As a divine child, you protect humanity from the terrors of the Titans and help your parent in the vast war that engulfs the real and divine worlds. Armed with divine parentage and Birthright gifts, Scions stand against the encroaching tide of the Titan's hunger. Will you rise to the heights of power through your heroism? Will you become more than just a pawn in a divine game? What great events will mark your divine ascent?

人間の及びもつかない可能性を秘めた、神々の子供たち Scion は、両親である神々の地上における代理人である。Scion の使命は地底から再び解き放たれたティタン族と戦うこと。この古き者どもは、かつて神々を呑みこんで腹の中に幽閉していたが、やがて脱出した神々に打ち負かされて王座を追い落とされたのだ。

神の子であるあなたは、人類をティタン族の脅威から守り、地上と天上を巻きこむ大戦争において両親を助けねばならない。神々から受け継いだ血とBirthrightの力を武器に、Scionたちは押し寄せる餓えたティタン族に立ち向かう。あなたは英雄的偉業を成し遂げ、世界の支配者の座に連なることができるだろうか? それとも神々のゲームの駒で終わるのか? あなたが真に神の力を得たとき、いったい何が起こるのか?

……ティタノマキアかあ。そういや似た名前の国産ゲームがあったと思ったが、それはギガントマキア。

ゲームデザインはExaltedのJohn Chembersが担当するとのこと。文字通り「現代版Exalted」の様相を呈してまいりました。

White Wolf Online, 2006/08/15

Promethean: The Created デモシナリオ

どうも日記上で言及しそびれたらしいので、改めてリンクを張っておく。
『Promethean: The Created』を遊んでみたい人のために、簡易ルールと作成済みキャラクター、シナリオ1本がセットになったデモキットが無料公開されている。

66ページと分厚そうに見えるが、従来のデモより判型が小さいぶんページ数が増えただけ。しかもかなりの部分はWoDコアのサマリーなので、WoD経験者なら読み飛ばせる。

Promethean: The Created Preview and Lexicon, 2006/08/03

Deception 4: False Tracks

False Tracks (••••)
痕跡偽装

Seeding a deceptive trail can foil investigations that threaten to expose the Promethean. This Transmutation aids the Created in such endeavors by mimicking the subtle traces left by another. With a touch, the Promethean attunes the forensic tracks of her body to that of someone else.
犯罪現場に偽の手がかりを残すことは警察の疑いをそらすのに有効だ。それを容易に実現してくれるのがこの変成で、自分の指紋や足跡を他人そっくりに変化させ、鑑識の目をごまかすことができる。

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P:tC最初のサプリメント、そしてP:tCプレイテストログ

Matt McFarland によれば、Promethean: The Created 最初のサプリメントになる『Pandora's Book』は11月に出るんじゃないかな、という話。内容は噂ばかりだがプロメシアンの敵対勢力やモンスターなんかを集めた本、という説が有力。

それより目下気になるのは、同じブログでさりげなく P:tCのテストプレイレポートにリンクが貼ってあったこと。

製品版の付属シナリオ「Water of Life」のテストプレイらしい。シナリオ内容への言及もあったので、プレイヤー予定の人は我慢するべし。

Pleased, but Sticky - 2006/08/13

WoD近刊情報

GenConで新作情報が出たようだ。
(伝聞情報です。デマ、誤解を含んでいる可能性があります。ご注意ください)

  • Changeling
    2007年のGenConで発売。5冊完結シリーズ。
  • WoD: Urban Legends (Core)
    詳細不明。
  • WoD: Book of Spirits (Core)
    新WoD発表当初から噂だけはあるがのびのびになっている本。発売時期不明。
  • WoD: Shadows of Mexico (Core)
    汎用地域サプリメント。クロスオーバー。ヴァンパイア領主たちの下で雇われワーウルフやメイジが戦うらしい? 10月発売予定(→情報元
  • Bloodlines: The Chosen (V:tR)
    V:tRコアルールに名前だけ登場したBloodlinesの設定を、ファンの寄稿で作ろうというもの。一部はコンテスト形式になるとか。Bloodlines本としては3冊目。
  • The Blood (V:tR)
    V:tRプレイヤーズ・ガイド。プレイヤー向けの「Giant」な本らしい。Blood sympathy, blood bond, Predator's Taintなどの拡張ルールや、一部のDiscipline効果を変更するオプションルールが収録される。
  • Lords Over The Dead - Ventrue Clan Book (V:tR)
    Ventrue Clanの概観とデザイナーノートを含む小冊子。ソフトカバーの可能性も。「人類学的な解説。頭から終わりまで通読して楽しめるようなデザイン」
  • Kiss of the Succubus - Daeva Clan Book (V:tR)
    Clan BookのDaeva版。
  • The Rage (W:tF)
    W:tFプレイヤーズ・ガイド。
  • The Pure (W:tF)
    Pure tribeサプリメント。Ethan Skenpによれば「早ければ12月発売」(→情報元
  • War With the Pure (W:tF)
    Pure tribeサプリメント。『The Pure』とは別物らしい。『Reign of the Exarch』のようなクロニクルシナリオ集か? ソースは忘れたが、WtFでそういう本を作っているという噂は見た。
  • Tome of Mysteries (M:tAw)
    10月発売予定(→情報元
  • Legacies: The Ancient (M:tAw)
    Legacy本第2弾。
  • Denizens of the Abyss (M:tAw)
    Abyssの生き物を扱う
  • Magical Traditions (M:tAw)
    詳細不明
  • Free Councils (M:tAw)
    Order本第2弾。
  • Mysterium (M:tAw)
    Order本第3弾。
  • Mind Eye's Theatreシリーズ
    次作候補は『Awakening』。PDF版のみの発売になる可能性あり。『Forsaken』は現在のところ制作予定なし……
  • Scion
    新しい非WoDのRPGシステム。神の末裔をプレイする(ニール・ゲイマン『American God』のような感じ?)。3部作で、それぞれPCのパワーレベルが違う(神の末裔、半神、宇宙的神)。システムはExalted第2版ベース。『ペンドラゴン』風の要素が導入されるかも?(→参考:Will Hindmarchからの情報

Scion について、IRCでは「それって『戻ってきたAbberrant』では?」との指摘があった。そもそもExalted自体、Trinityの流れを汲むシステムなんだよな。

RPGnet Forums, 2006/08/10

Deception 3: Body Double, Silent Steps

Body Double (•••)
体型変化

With this Transmutation, the Promethean can physically alter his physique, becoming skinnier, fatter or broader, shorter or taller. From a distance, this may confuse others as to his identity, but such deceit rapidly fails at close range. These changes may provide minor physical bonuses as well.

術者は自分の体格を自在に変え、痩せたり太ったり、肩幅を広くしたり、身長を伸び縮みさせたりする。遠目には別人と見せかけることも可能だが、近寄って観察されればすぐばれてしまう。ストーリーテラーは状況によって、身体を使った判定に若干のボーナス修正を認めてもよい。

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用語集:Dormancy

Dormancy: The state of hibernation a Pandoran suffers when it does not have enough Pyros or a Promethean's Azothic radiance to sustain its activity.

休眠:パンドランがその活動を維持するために必要なパイロス、ないしプロメシアンのアゾート放射を充分に摂取できなかった場合に陥る冬眠状態。

Promethean: The Created Preview and Lexicon, 2006/07/25

Throngs

Those Prometheans who discover that another Promethean's calling on the Pilgrimage is similar to their own often choose to travel together. Some even form groups or gangs, called throngs, if their quests are mutually helpful to one another. They learn to set aside their own needs at times to aid one of their own, and he returns the favor, so that at least one of them is likely to win the promise of new life. One who achieves the prize of Mortality serves as a lesson for others and can help his friends on the path (if he remembers his former life as a Promethean).

プロメシアンが自分と似通った目的で〈巡礼〉をしている他のプロメシアンと知り合って旅の道連れとなるのはよくあることだ。ときには数人のグループになることもあって、これを「スロング」という。彼らは自分のことを後回しにして仲間を助けるのは有益なことだと学ぶ。後で自分が困ったときに助けてもらえるし、そうやって互いに協力していけば、少なくとも誰か一人はきっと人間に生まれ変われるだろう。人間性を獲得した者は他の仲間にとっても手本になるし、かつての仲間を手助けしてくれるかもしれない(自分がプロメシアンだったことを覚えていればの話だが)。

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用語集:Brand

Brand: A body mark made by Pyros signifying a Promethean's membership in an alchemical pact.

烙印:錬金盟約を交わした証として、パイロスを用いて肉体に焼き付ける印形。

Promethean: The Created Preview and Lexicon, 2006/07/24

Ulgan - The Riven (3) Appearance, Disfigurement, Bestowment

Appearance: An Ulgan could look like anyone or anything. Once, long ago, all the Riven were male and came from the shamanic cultures of central Asia. Now the Ulgan have no preference for bodies. Male or female; skinny, fat or thin; short or tall — it doesn't matter who they were as long as the body has an affinity with elemental spirit. The Ulgan know the right corpses to find, in the same way that an Osiris knows how to rebuild a corpse or a Frankenstein knows how to sew a body together from a variety of parts.

外見:とりたてて系族固有の特徴といえるものはない。ユルゲンというと必ず男性で中央アジアのシャーマン文化圏出身と相場が決まっていた時代も大昔にはあったが、今では素材にこだわらなくなった。男でも女でも、痩せでもデブでも、長身でも短躯でも——要は霊の元素と親和性のある肉体でありさえすればいい。誰に教わらなくともオシリス系族が切り分けた死体を正しく並べ、フランケンシュタイン系族が死体を縫い合わせるように、ユルゲン系族は素質のある死体を本能的に見分ける。

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用語集:alchemical pact

alchemical pact: A mystical bond between members of a throng, allowing them to mitigate some of the drawbacks of Promethean existence.

錬金盟約:スロングの結束を固めるために構成員同士で取り交わす、魔力をもった盟約。各自がプロメシアンとして持つ弱点を互いに補いあうことができる。

Promethean: The Created Preview and Lexicon, 2006/07/21

Changelingプレスリリース公式発表、ディベロッパーはEthan Skemp

WoD第5シリーズ『Changeling』のプレスリリースが公式サイト上でも発表された。先にお伝えした伝聞情報とは微妙に細部が異なっている。興味のある向きはご確認を。

発表によれば、ディベロッパーは『Werewolf: The Forsaken』の Ethan Skemp が兼任する。彼は新作について次のように語っている。

"Changeling is a game of beauty and cruelty, of passion and loss, of dreams and madness. You have struggled your way back through the thorns only to find your life had been stolen from you. Now you make your way the best you can, attempting to piece together the fragments of your lost life or to forge a new one, chasing your ambition through the intrigues of the changeling courts and freeholds, and always looking over your shoulder lest the Others, the true Fae, return for you."

(新しい)Changelingは、美と残酷、情熱と喪失、夢と狂気が同居するゲームになる。君は the thorns を抜けて人間界に舞い戻ってきたものの、君が送るはずだった人生は、すり替わった偽者がのうのうと生きている。さあ、これからどうするのが一番良いのか模索していこう。盗まれた人生のかけらを一つずつ取り戻してゆくか、新たな人生を切り開くか。Changelingのcourtsやfreeholdsが織りなす陰謀をかいくぐり、夢の実現をめざすのもいいが、常に背後の用心も忘れずに。Others——真の妖精——が君を連れ戻しに追ってくるだろうから。

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Ulgan - The Riven (2) Progenitor

Among the ancient horse-tribes of Siberia, Ulgan was one of the gods, the creator of man, himself the creation of Tengri (though Ulgan and Tengri are sometimes one and the same). Among his creations was Erlik. He had seen a piece of earth with a man's face floating down a river. He breathed life into Erlik, and the two were friends for a time. But Erlik was full of pride and violence, and he fell from grace. Ulgan banished Erlik to the Underworld, and Erlik took the domain of the dead.

シベリアの古代騎馬民族の間では、ユルゲンは神々の一人、人類の創造主、テングリの被造物である(ときにテングリと同一視される)。あるときユルゲンは、人の顔そっくりな土塊が川を流れてくるのを見つけて、それに命を吹きこんでエルリクという男を作り、自分の友達にした。しかしエルリクはひどく傲慢で乱暴だったので、ほどなくユルゲンは愛想を尽かし、エルリクを冥界に追放して、死者の国を治めさせることにした。

Erlik was the first of the Kara Kam — the black shamans who traffic with the realm of the spirits. He taught the Kara Kam how to cross over the wall between the material world and the spirit realm. First, they had to become aware of the spirit world. Each underwent a visionary experience before they came into their powers, each dreaming that Erlik's spirit servants dragged them over the threshold and tore them to pieces before putting them back together. When they awoke from this dream, the Kara Kam had the power to speak with the spirits and to touch them.

かくしてエルリクは最初のカラ・カム——霊の国に出入りする呪術師となった。エルリクは物質界と精霊界を隔てる壁を乗り越える方法を他の人間に教えてカラ・カムとした。まずは精霊界を知覚できるようになる必要がある。カラ・カムは幻視体験を通じてその力に目覚める。夢の中でエルリクに仕える精霊たちにこの世から引きずり出され、八つ裂きにされた後、身体を元通り継ぎ合わされる。目覚めたときには、霊と話し霊に触れる力がついているのだという。

じゃあなんでエルリク系族ではないのかというと、プロメシアンの間に伝わる伝説はちょっと違うらしいのだ。

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新生Changelingは真性の取り替え子?

(伝聞情報です。デマや誤解を含んでいる可能性がありますのでご注意ください) 【2006/8/13, 13:32追記】White Wolfから正式なプレスリリースが発表されました。こちらをご覧ください。

GenConでCamarillaメンバーが入手した「プレスリリース」によれば、来年発売のWoD次期シリーズ『Changeling』はこんなゲームらしい……

(The new) Changeling is a game of beauty and cruelty, passion and loss, innocence and madness. You have found your way back through the thorns, only to find your life has been stolen from you. Reclaim it, or weave your way through the intrigues of the faerie courts and freeholds. But look over your shoulder, as the Others are coming to try and take you back.

(新WoDの)Changelingは、美と残酷、情熱と喪失、無垢と狂気が同居するゲームだ。The thorns を抜ける道を見つけて人間界に舞い戻ってきた君は、自分が送るはずだった人生を偽者がのうのうと生きているのを知る。妖精のcourtsやfreeholdsが織りなす陰謀をかいくぐり、盗まれた人生をとりもどすか、新たな人生を切り開くか。いずれにしろ、背中には気をつけたほうがいい。Othersが君を連れ戻そうと追ってくるから……

そういうわけで、取り替え子は取り替え子でも、今回は妖精界にさらわれたほうが主人公になるようだ。もともと人間だったのが妖精界に滞在した影響でスーパーナチュラルになった、という位置づけだろうか。いわゆる「神隠し」も再現できそうではある。

旧WoDのChangelingにはあまり縁がなかったのだが、俄然興味が湧いてきた。といっても、詳しい情報は冬のGenConを待たねばならないだろうが……

White Wolf Forums, 2006/08/11

用語集:throng

throng: A group of Prometheans who team up for a task or who travel together on the Pilgrimage. Some throngs formalize their bond into an alchemical pact.

スロング:共通の目的を達成するため、または〈巡礼〉を共にするために手を組んだプロメシアンの集団。結束を固めるために錬金盟約を交わす場合もある。

Promethean: The Created Preview and Lexicon, 2006/07/20

Ulgan - The Riven (1)

UlgansymbolUlgan: A Promethean Lineage. Creatures born in bodies torn apart by spirits, animated by the ectoplasm left in the wounds. Their ectoplasmic humour often overwhelms their sense of reason. Their Progenitor was a Siberian shaman.

ユルゲン:プロメシアンの系族の一つ。精霊たちに肉体を引き裂かれ、その傷跡に残ったエクトプラズムによって蘇った者。フモールはエクトプラズム過剰のきらいがあり、そのためしばしば理性を失ってしまう。始祖はシベリアのとあるシャーマン。

製品版のIntroductionを見るに、元ネタはエリアーデのようで、あとで邦訳を探しておくことを自分のためにメモ。

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この本はいい本だ

『Promethean: The Created』のPDF版を買って、巻頭小説を昨夜読み終えたところ。誇張抜きで率直にいって、新WoDの中ではいちばんの出来だと思う。

もちろん小説だけでゲーム全体の出来を評価するわけにはいかないが、従来WoDの巻頭小説といったら何かそれっぽい人物が訳知り顔で謎めかした台詞を吐くばかりで、どうも細部は分からないけど雰囲気は伝わってきたからまあよし、という代物が多かったことを思えば、P:tCはずば抜けている。「このゲームはどんな雰囲気で、PCは何者で、何ができて、何と戦って、何をめざすのか」を過不足なく伝えてくれるのだ。

読んでいて意味がほとんど日本語のように滑らかに頭に入ってくる、という体験をしたのは、Werewolf: The Apocalypseの2版の巻頭小説以来だ。私のように無駄に年季の入った老害ですらそんな新鮮な気持ちにさせられるんだから、先を読むのがちょっと楽しみである。

2006.8.14追記:ちなみに巻頭小説の最初の7ページはプレビューとして公開されている。

WWの新作RPG『Scion』、2007年春に発売

White Wolf は 2007年春に、全く新しい現代物RPG『Scion』を発表するようだ。Will Hindmarch がLiveJournalで明らかにした。

Scionは3部構成のRPGらしい。第1部では、プレイヤー・キャラクターは古代の神々(ギリシャ神話など)の息子や娘として、新たな目的や計画を持って現世にふたたび降臨することになる。第2部では半神のPCをプレイできるようになり、第3部では神そのものの力を振るえるようになるとか。

WoDとはまったく独立したゲームという噂なので、どうなるのか楽しみだ。American Godみたくなるのですかね。

2006/08/14追記:Will Hindmarchは13日、RPGnetフォーラム上で、LiveJournalで第2部のタイトルを「Psion」としたのはミスタイプだと認めた。三部作全体のタイトルが「Scion」で、各部のタイトルはまだ公表できないとのこと。

White Wolf Live Journal, 2006/8/11

P:tCデモシナリオに大量のエラッタ発生

先日公開された、Promethean: The Createdの簡易ルール付きデモシナリオの、複数箇所に誤記があることをWhite WolfスタッフのZack Waltersが明らかにした(原文)。

現在判明しているだけでも

  • 作成済みPCのキャラクターシート上のMeritと、キャラクター説明パートに載っているMeritが一致しない。
  • Vitriolに関する説明が必要なはずだが、ひとことも説明がない。
  • PCキャラクターのSkillドット合計がルールブックの記述と合致しない。

あまりにエラッタが多いので、WW側では修正版のアップを検討しているとのこと。

細かいことは適当に処理すればまったく遊べないレベルでもないし、面白そうなんだが……

White Wolf Forums, 2006/08/04

The Silent (Galatea Mockery)

Silent, the: A Pandoran Mockery of the Galatea Lineage.

サイレント:パンドランの歪族の一つ。ガラテア系族に対応する。

ちょっと夜のゴーントを彷彿としました。ちょっとだけですが。

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Promethean: The Created 発売!来年の新シリーズ発表!

ついに発売されました。発売当日にすでにエラッタが出ているという凄い反響ぶりです。

ちなみにアマゾン日本で「1〜2週間以内に発送」というステータスです。DriveThruに入荷済みなので内容だけでも今すぐチェックしたいという人にはそちらがおすすめ。

そして巻末広告は来年発売の第5シリーズ……

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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転