6月頃から取りざたされていたV:tRカードゲーム『Vampire: Dark Influences』の発売が、いよいよ10/18に決定したらしく、オンラインカタログに概要がアップされた。
Your Prince among the undead has declared that he will go into torpor, the rest of ages, and will choose a successor before he passes. The vampire who wins the support of the most allies before dawn will be declared the new Prince.
街の公子が休眠のため退位を決心し、長き眠りにつく前に後継者を指名すると宣言した。夜明け前までに最も大勢の支持をとりつけたヴァンパイアが、新たな公子に選ばれることになる。
V:tESのようなトレーディングカードゲームではなく、一箱で完結したカードゲームで、
という内容構成。2〜5人のプレイヤーがそれぞれ異なる氏族出身の新公子候補として25枚の血族カードを奪い合い、いちばんたくさん集めた者が勝ち、というゲームらしい。互いに協定を結んだり裏切ったりといった駆け引きの要素が重要視されているようだ。
公子の後釜争いというコンセプトは今年初めに出たボードゲーム「Prince of the City」に酷似しているのだが、Dark Influences はボードを使わないぶん手軽にできそうだ。値段もそこはかとなくお手軽ではある。
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最近はWoD製品のクレジットにその名を見かけないほうが珍しいフリーライター、Matt McFarland が、自サイトに久々のエッセイを追加。まったくのWtF初心者向けに書かれた紹介記事になっている。
彼は以前V:tR初心者向けに「How to Run Vampire: The Requiem」というエッセイも書いていて、そちらは回転劇場への翻訳転載許可ももらっているのだが、いまだに手を付けられていない。
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10/18発売予定の地域設定サプリメント『World of Darkness: Shadows of Mexico』について、V:tR ディベロッパーの Will Hindmarch が公式サイトより一足早く各所のフォーラムで内容を漏らしている。
At one time, all five clans were present in Mexico. With the progressive passing of the various incarnations of the world (and damage done to the five directions of the world -- North, South, East, West and Center), two of the five core clans became extinct in the Americas (or at least in Mesoamerica). By the time of the Conquest and Cortes, those two clans were little more than echoing legends among Aztec and Mayan vampires.
古代のメキシコには5氏族すべてが揃っていた。しかし文明化の波(とそれが世界の五つの方角——北、南、東、西、そして中央——にもたらした破壊)に洗われ、2氏族はアメリカから(少なくとも中米では)絶滅してしまった。コルテスを初めとするコンキスタドールが渡来した当時、すでにこれら2氏族はアステカとマヤのヴァンパイアにつたわる伝説に名残をとどめるにすぎなかった。
When the Conquistadors came to the New World, however, the once-vanished clans returned to Mexico in their wake. Though some say that indigenous members of at least one of the "extinct clans" lay sleeping in the ground, even still, waiting to be awakened in a bath of sacrificial blood at one of the great, lost Mayan holy sites, like Chichen Itza.
しかしコンキスタドールが通った跡には滅びたはずの氏族が戻ってきた。一部はいまなお、チチェン・イツァーかどこか、古代マヤ王国の聖地の地下に眠り続けていて、生贄の血に浸されて蘇る日を待っているともいう。
The clans are somewhat different among the indigenous peoples of Mexico, both in their inherent characteristics and in their roles in the land. Since the reintroduction of the "extinct clans" in modern nights (meaning, uh, the last 400 years or so), however, modern, urban Mexico has come to resemble the default mode of Kindred society a great deal.
彼ら「失われた氏族」は、血筋固有の能力についても、土地で果たす役割についても、ヨーロッパの同じ氏族とはいささか異なる。とはいえ、それから400年を経た現代のメキシコの都会では、血族社会も平均的な北米のものとおおむね似通ってきている。— Shadownessence, 2006/07/01
Want to see vampires outside of the U.S.? Here you go. Mexico City and its satellite domains are sterling examples of how feudal city-states are defined by the people who control them. Get a look at the ways undead culture keep ancient aspects of mortal culture alive. Find out how many clans there were in the New World before the Europeans arrived, and why. See examples of a few domains where vampires and werewolves know a whole lot about each other -- and aren't at war. Learn how to make characters with Mexican histories, culture and backgrounds, whether they're living in Oaxaca, in L.A. or in Austria.
合衆国以外から来たヴァンパイアが見たい? じゃあ(Shadows of Mexicoを)どうぞ。メキシコシティとその近郊都市は、封建的な都市国家がいかに作りあげられたかという驚くべき実例となるだろう。モダンカルチャーの底に古代文明の片鱗が生きつづける血族文化のありようを見るといい。ヨーロッパ人到来前の新大陸に、いくつの氏族が、なぜ存在したかもわかる。ヴァンパイアとワーウルフが互いの種族をひととおり知っていて——なおかつ戦争状態に陥っていない土地が出てくる。たとえゲームの舞台がオアハカ、ロサンゼルス、はたまたオーストラリアだろうが、メキシコ出身の血族キャラクターを作る参考になるだろう。— RPGnet Forums, 2006/01/15
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どうやら私と同い年らしい Matt McFarland がやっていたのが面白そうだったので、別にバトンをもらったわけではないがやってみる。手順はこうだ。
そういうわけで、たったいま私の机にあるのが、これ。
顔、体、職、通常の思考形式。以前の体が持っていた力強さを(それが役に立つからというより、自尊心の源として)とり戻したかったが、むしろ仮にとり戻せたとしたら事態を大きく変えるのは、まちがいなく、おもに強化状態の精神の産物のひとつである明晰な思考のほうだろう。
私はいつしか、異様でロマンチックな夢想にふけるようになった。かつてのわたしが依存していたなにもかもを失ったことで——自然に反する生きかたをつなぎとめていた生化学的な支柱を抜きとられたことで——心の奥底にある純粋な真の勇気と、いざというときの才覚があらわになって、この危急の事態を乗り切らせてくれる、とか。グレッグ・イーガン「愛撫」(『しあわせの理由』所収)
ちなみに Matt は P:tC の最終サプリメント『Saturnine Night』の校正紙から抜粋していた。いいのかそれは。
別にバトンをもらったわけでないので5人に回しはしないが、もともと LiveJournal でやっていた遊びなので、はてなとか mixi の人がやると面白いだろうと思う。
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『Circle of the Crone』p.15によれば、『Vampire: The Requiem』の第2刷では Crúac のルールが全体的に若干改定されているそうだ。
Crone は当然ながら2刷準拠なので、初刷ユーザーが2刷を買い直さなくて済むよう p.203 にエラッタ兼サマリが載せてある。親切ではあるのだろうが見方を変えれば「Croneサプリを買わないと初刷ユーザーにはルールが改訂されたことすらわからない」わけで、こういうものこそPDFにしてサイトに公開すればいいのにと首を傾げる。
「a few」とはいうが改訂の影響はけっこう大きくて、一部の ritual(儀式魔術)の発動判定が、標的も判定で抵抗する contested から、標的の抵抗能力値をペナルティにして術者のみ判定する extended に変わっていたりする。つまり ritual を回避するには儀式を中断させるしかない仕様になったわけだ。
ちなみにお手持ちのV:tRが初刷か2刷かは p.10 のクレジットを見ればわかるそうだ。赤囲みの下に「Second Printing」と書いてあれば改訂済みの2刷、何も書いてなければ初刷。PDF版は今買うとどっちなのかわからないが私が持ってるやつは初刷だ。
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