職人芸的ディテールと痒いところに手の届く工夫に、見るたび感動せずにいられない ペーパーダンジョンタイルメーカー WorldWorks Games の新作は、ゴシック風の洋館だ。
壁にかかった鹿の剥製や庭の噴水までいちいちペーパークラフトで再現してしまう細かさが製作欲をくすぐる。たぶんクトゥルフとかヴィクトリア朝物のゲームを想定しているんだろうが、V:tRやWoDコアでも使えそう。未踏査の部屋を「Unexplored」というカードを置いて示すのは便利そうだ。Zombie Manor というミニゲームのルールが付いていて、これ単体でもボードゲームとして遊べるのもポイント高し。
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M:tAwサプリ『Intruders: Encounters With the Abyss』の発売日が、3/7から3/21に延期された模様。
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本日はアース神族/Aesir の Scion, Eric Donner のご紹介。18歳とはおもえぬオヤジくさい大人びた顔は、
the youngest Scion in his Band, but he's experienced a lot in that short time.
Band で最年少の Scion ながら、若くして多くを見聞きしている。
という苦労人のせいか。女手ひとつでエリックを育てた未婚の母を10歳の時に亡くし、親代わりだった母方の祖父も17歳の時に急死。しかし祖父の霊がフギンとムニンという二羽の鴉と共にやってきて、エリックの真の父が北欧の雷神トールだと明かす。その後、ドワーフのブロクとシンドリから Birthright を受け取り、大蛇ヨルムンガルドルを発掘しようとする霜巨人の陰謀の阻止に成功したものの、ロキのScion スライ・ギラーの裏切りにより危うく死にかける。
現在では愛車に乗って北米中を旅しながら、行く先々で titanspawn の陰謀を挫いてまわっており、ときには 六大パンテオンの出身者で Band を組んで活躍することもあるらしい。
とりあえず Scion においてキャラのパーティのことを Band と呼ぶことが判明。
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Will Hindmarch は V:tR用の新作SASシナリオ『Blood Red and Ash Gray』の執筆とプレイテスト中。V:tRのためのプレイリストをアップしている(要iTunes。あらかじめ米国のiTunes Storeを開いておくこと)。あえてゴス系を避けた選曲らしい。トム・ウェイツとかナイン・インチ・ネイルズとか、WoD1.0時代からの御用達バンドも入っているけど。
Changeling用SASシナリオが、基本ルールと同時発売になる、かもしれない。まだ確定ではないようだが。
今週はあまり大きな動きがなかったのでこれだけ。
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Promethean が発売された年にハードディスクを増設したので、それぞれ Sulphur, Azoth と名前を付けた。言うまでもなく錬金術における賢者の石の主材料である硫黄と水銀のことである。
Sulphur は OS用、Azothはデータ用、と使い分けているので、CPUの熱でほどよく温もったMacの中で、Sulphur と Azoth は毎日中身を交換している。意図したわけではないが錬金炉の中のフラスコみたいな状態になった。
この機体が寿命になる頃には、空き領域のすみっこに何か面白いものができているんじゃないかと思う。
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今週最後のプレビューは、アース神族/Aesir の一柱、冥界の女王ヘル/Hel の紹介。
ヘルの右半身は美しいが、左半身は腐っている。死者の魂を集めた広間を離れて地上に降りることはめったにないが、真の姿を見てしまった人間は、あまりの醜さに一生残る傷をうける。
彼女は冷酷非情な冥土の番人だ。バルドル神の魂さえ死者の広間から返すのを拒むだろうと予言されている。死の国は冷たいが、その女王たるヘルはそれ以上に冷たい。
そんなヘル様ですら現代に降臨するとなんだか俗っぽくなってしまうのがScionのおもしろいところ。
投資アドバイザーとか、弁護士、裁判官、刑務所の心理職員といった「お堅い」役回りを演じることもあるが、ゴスロリ美女とかモデルとか、歌手や葬儀屋になったりする。が、どんな姿に身をやつしても心は女王様なので、人に頭を下げたためしがないとか。
まあこれだけ気位の高いヘル様のお眼鏡にかなう人間男性はかなり限られているわけで、直系のScionも少ない。が、母親らしいところがまったくないというわけでもないようで、ときには冥府にひしめく強大な亡霊のしもべを援軍としてよこしてくれたりもするそうだ。
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第3のパンテオンは北欧のアース神族/Aesir。
アース神族は北欧の荒野に生まれ、ゲルマンの戦士や海賊に崇められてきた。神族としては4番目に古い。北欧系にはもっと前からヴァン神族/Vanir というのがいたのだが、タイタン族との戦いで絶滅寸前に。このままではパンテオンとしての存続すら危ういということで、同じくぼろぼろになっていたライバルのアース神族に合併し、ひとつのパンテオンになった。
この神族は、厳しい現代を生きのびるために社会の安定は欠かせないとしながらも、個人の権利や名誉を重んじる。家族や国家のために身を捧げるのは尊いことだが、不当な仕打ちを受けて黙っているいわれはない、報復だってありだ、というのだ。
(続く)アース神族は〈運命〉の影響をいちばんもろに受けるパンテオンだ。属する神々のほとんどは、ラグナロクで悲惨な最期を遂げるよう運命づけられている。そういうわけでアース神族は、個人的にもパンテオンとしても、Scion たちにこの恐るべき破滅を回避する方法を探すよう求めてくる。また地上に正義と公正を広めようと個人レベルでも社会レベルでも干渉する。だが、つきまとう宿命はしばしば神族とScionを共に巻きこむ騒動をまきおこす。
弱点:とにかく敵が多いこと。〈運命〉を気にしすぎること。過激な解決法を好むこと(そもそもこれが敵を増やす元凶ともいう)。Titanspawn を見たらとりあえず殺しとけ、訊かなきゃいけないことができたら魔法を使えばいい、という勢いである。また、ラグナロクの破滅を避けたい一心から、神託や予言というと聞かずにはいられない。これがかえって彼らの選択肢を狭めている一因なのだが……
【Scion: Wednesday, February 21st, 2007 Teaser】
【Scion: Thursday, February 22nd, 2007 Teaser】
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19日の更新は、Dodekatheon 所属、 Aphrodite 神の Scion、Donnie Rhodes の紹介だ。
なにはさておき「人間とは思えないほど美しい」ドニー様の御尊影と、別の意味で人間とはいいがたいこの御方の類似点を見比べることからはじめたいと思う。
【てきとう抄訳(味わい深い原文もどうぞ)】
このお笑いタレント、もといドニー様がお生まれになったのはオリンピアという名前だがアメリカにある都市である。父ドナルド・ロードスは海運業で財を成した大富豪で、美女の姿で降臨したアフロディーテにめろめろに惚れてしまった。アフロディーテはやるべきことを済ませるとさっさと天に帰ってしまい——9ヶ月後、ロードス家の玄関に赤ん坊を置いていった。それはドナルドの傷心を癒すどころかナイフでえぐるようなものだった。
かくてターミネータードニーは乳母と召使いに囲まれて何不自由なく育つが、そのいっぽうで父は子供をかえりみず酒と女におぼれて身を持ち崩していった。ドニーは肉親の愛を知らないお坊ちゃま、というわけだ。
ツラはどちらかというとオッサンだが。
この某お笑いタレント似の顔は、Scion の世界では「人間とは思われないほど美しい」ものとされている。日焼けした金髪碧眼のマッチョガイで(たぶん笑うと白い歯が光るのだろう)、荒事が予想されるときは金と銀の二丁拳銃を携え、背中には盾にもなる飛行機械ダイダロス・デバイスを装着する。
……ドニーのややがに股リラックス気味な股間から覗いているのは、けっして間違えた燕尾服ではなかったようだ。燕尾服の方がマシだったかも知れないが。
ちなみに、二丁拳銃は金製のほうがエロス、鋼鉄製のほうがアンテロス。ふつうのベレッタとしても使えるが、エロスは撃った相手にダメージを与える代わりに次に見た相手にベタ惚れさせる力、アンテロスは反対に憎悪させる力も持っている。
【Scion: Monday, February 19th, 2007 Teaser】
【Scion: Tuesday, February 20th, 2007 Teaser】
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月曜ミーティングを火曜にやったと水曜に報告してくれたのは、独身貴族(死語)宣言したばかりの毎度おなじみ Will Hindmarch。
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パンテオン2つ目、ドデカテオン/Dodekatheon の紹介の続き。前日にアップされる予定だったものと思われ。
弱点: 自信過剰。個人の力で運命に打ち勝てると信じている。次々とScionを産みだしてはパンテオン全ての期待をかけて世に送り出すが、たいていは志半ばに倒れていく。だが次こそは……今度こそは……
例えばゼウスは、よく言えば多種多様に、悪く言えば無計画に、Scionを世に送り出している。ディオニュソス、アレス、ヘパイストス、アルテミス、ヘルメスはみなゼウスのScionだ。他にもヘラクレスやクレタのミノス王、トロイのヘレネなど英雄はまだまだいる。これだけいれば、秩序と正義を広めるには事欠かないだろうというのだ。だが彼らが大きな破壊と混乱をももたらした事実を指摘すれば怒りの雷槌が……。
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涙目で爆笑中。
Scion 第3部(プレイヤーキャラクターが神)の予想図かと思った。
Rob Liefeldという人が描いたアメコミだそうで、イエスと戦ってるマッチョ爺さんはゼウスらしい。
InternetArchiveにいくつか画像が落ちていたので、続きに貼っておきます。
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15日は Pesedjet パンテオンに属する神、ディオニュソス/Dionysus の紹介。
酒神ディオニュソスはゼウスのScionから昇格して神になった。『Scion: Hero』ではプレイヤーキャラも神格化する可能性があるのかもしれない。酩酊と祝祭の神だけあって、お上品なワイン品評会から酒池肉林のどんちゃん騒ぎ、ドラッグ漬けのロックコンサートまでなんでもござれだ。黒髪のほっそりした優男の姿をとり、どんな堅物にも羽目を外させてしまう如才なさをそなえている。
気まぐれな彼がこれまでに転々とした職業は、ロックコンサートの興行主、ワイン商人、グルメ批評家、超高級レストランのシェフ、麻薬密売人、地ビール醸造家、レストランのオーナー、等々。パーティやコンサートに、上等の麻薬や酒を手みやげにそしらぬ顔で紛れこんで客をからかうのも好きらしい。精力絶倫なので Scion を作るときは長い時間をかけて口説き落とすよりも、一夜のお遊びでちゃっちゃと仕込んでしまうほうが得意だそうだ。
ディオニュソスの Scion は父親に似て宴会好きだ。あるいは宴会のほうが彼らを好きなのかもしれない。運命/Fateがなんらかの思惑でわざと宴会の機会を作っているのかもしれない。Scionとしての能力が大きいほど、それだけお祭り騒ぎを引き寄せるという。
Rivals: Hades; Damballa, Hachiman, Hel, Horus, Xipe Totec
対立神:ハデス。ダンバラ、八幡、ヘル、ホルス、シペ・トテック
ホルスと仲が悪いというのが意外。ダンバラも豊穣神どうしでむしろ仲は良さそうなものだが。
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バレンタインデーの更新はパンテオン2つ目、ドデカテオン/Dodekatheon の紹介。
発祥: Pesedjet に次いで古い Pantheon。ギリシャ・ローマ神話のオリュンポス神群から成る。起源ははっきりしないが地中海に移住してきたのが約4000年前のことで、それから1500年以上も変化と成長を繰り返し、今から1500年前にようやく現在の姿形にさだまった。
関心: Pesedjet とは逆に、社会の制約にとらわれない個性を重んじる。個人の優れた徳性/Arete が人類全体に貢献するという概念があり、凡人は凡人なりに社会の秩序を守ることが大事だが、能力のあるものはどんどん人類に変革をもたらしていくべきだ、ということらしい。
Dodecatheon の Scion は、芸術、思想、政治の分野に傑出した人材として現れることが多い。そういう人間が人間社会にいるとタイタン族がつけこむ隙を少なくできるのだそうだ。ときどき人間の技量を試すことがあり、ときには神に試されることもある。
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新WoD製品の背表紙の下側には、ドクロマークが付いている。ゲームシリーズによって少しずつデザインが違うことをご存じだろうか。ヴァンパイアは牙の生えた髑髏。ワーウルフは狼の髑髏。メイジは額に五芒星を描いた髑髏。プロメシアンはつぎはぎ髑髏。
さて今年発売の第5シリーズ Changeling はどんな髑髏になるのか? White Wolf からの「バレンタインプレゼント」として画像が公開された。
We love you too. とか言われてもしかし、ドクロである。画像である。公式プレビュー第一号として喜ぶべきなのかもしれないが、やはり、モニタの前で喜びは半笑いになってしまうのだった。
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The savage Titans have escaped their eternal prison to wage war with the Gods once more.
残忍なタイタン族が永劫の牢獄を破り、ふたたび神族に挑んだ。
Their battles in the Overworld have spilled over to ours.
天上界の戦火がこの地上界にも広がりつつある。
Armed with abilities and weapons granted by their divine parents, the Scions stand as humanity’s only defense.
親神から授かった力と武器を携え、人類唯一の守護者として立ち上がったのがサイオンである。
月曜の更新では『Scion: Hero』にシナリオ1本と作成済キャラクター6人が付属することが明らかになった。付属シナリオはStorytelling Adventure System の形式をとるようだ。
もちろんキャラクター作成システムも用意されており、親となる神を6パンテオン50種類以上の神々から選択可能(Pesedjet は九柱神を意味するので、6パンテオン×神9人=総勢54人とみた)。特殊能力や主武器も親次第と思われる。
また、神々のライバル意識についても説明されている。神にはそれぞれ数人の対立神が設定されている。自パンテオンにも他パンテオンにもいる。原因はおもに性格や目標や方法論の食い違い。「同じ職場で同じ顔ぶれと7年〜12年も働いていると、どうしたって好きになれない奴が出てくるものだ。7000年〜12000年も同じパンテオンで働いている神々にいたっては推して知るべし」と、半端な数字が妙に生々しい例えがなされている。
とはいえ、地上は国際化の時代であり、世界を滅ぼすタイタン族という共通の敵ができた今では、複数のパンテオンが手を組むことも珍しくなくなった。慣れ親しんだこの宇宙を最後まで守り抜こうとがんばる神々もいるが、中には、そろそろこの宇宙を「卒業」してもっと高度な段階に移ろうとする神々もいる。そういう神々にとっては、タイタン族の脱獄はむしろ好都合らしい。
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ちょっと早めに家を出て、各駅停車の電車に乗り、空いた座席でWoDを読みふけるのが常である。だが近頃オーバーワーク気味なせいか、今日は珍しく少しうとうとした。
肩を叩かれて目が覚めた。
「○○駅ですよ」
背広姿の男が心配そうに私の顔を覗きこんでいる。たしかに、そこは私の乗り換え駅であり、すでに乗客の出入りは終わって今にもドアが閉まろうとしている。礼を言いながら鞄を掴み、ホームに飛び出して気づいた。
そもそも、一面識もない彼がどうして、私がこの駅で乗り換えることを知っていたんだ?
振り返ったとき、車両の中にあの背広姿はなかった。
おかげで遅刻をせずに済んだが、不可解な思いだけは残った。
欧米では、一面識もないのになぜか自分のことをよく知っている通りすがりの人に窮地を救われたという体験談が少なからずあって、「天使と遭遇した」ということにされているらしい。見知らぬストーカーに通勤ルートまで調べ上げられていると思うのは薄気味悪いので、私も欧米の例にならってあれは天使だったのだと思うことにした。
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男子トイレの照明が壊れ「まるでサイレントヒルで小便をしているような」White Wolf本社からいつものWillが実況中継。
WoD Core
・ World of Darkness: Urban Legends の校正刷りが上がってきた。
・ World of Darkness: Book of Spirits はレイアウト段階。
・ Monte Cook's World of Darkness, World of Darkness: Asylum, World of Darkness: Reliquary が制作進行中。
Vampire: The Requiem
・ The Blood: Player's Guide to the Requiem が脱稿。
・ Damnation City は「もうちょっとで」完成。
・ Bloodlines: The Chosen はまもなくレイアウト段階(公開投票は中止になったらしい)
Mage: The Awakening
・ Free Council は校正段階。
・ Magical Traditions も完成間近?
Scion
・ Scion: Hero は印刷所行き。フルカラー336ページで、印刷データを送信するのに丸2日もかかった。第2部 Scion: Demigod もレイアウト段階に。
Changeling
・ Changeling の原稿は完成。次のQuarterlyではゲームの内容に関する質問に答える記事が載るようだ。
・ Changeling Storyteller Screen の制作が始まった。
・ サプリメント第1弾 Autumn Nightmares は各ライターからの草稿をとりまとめ中。
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『Bloodlines: The Chosen』に掲載される読者投稿 Bloodline を決めるインターネット公開投票は中止されたようだ。「投票にかけられる品質の応募作品が充分に集まらなかった」とWill Hindmarch ディベロッパーが公式ブログで理由を説明している。
追加 Bloodline サプリメント『Bloodlines: The Chosen』では、V:tR基本ルールに名前だけ出てくるBloodlineの設定を公募し、最終選考はネット投票で行うとしていた。すでに第一次選考は終了し、選考通過者はそれぞれ掲載に備えて応募作品に加筆修正を行っている。
White Wolfでは現在、対応を検討中で、応募作をネット上に公開し作者に感想を送信できるようにするなどの案が出ているそうだ。
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V:tRプレイヤーズガイド『The Blood』の原稿が書き上がったようで、表紙イラストがLiveJournalに公開されている。微妙に漂う淫靡さがたまりません。
イラストレーターの Aleksi Briclot は SPAWN を主に描いているひとらしく、これがまた無闇にカッコイイ。
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PCの近所に越してきた新しい隣人。それは風水師ふたりが半世紀あまり繰り広げてきた暗闘の、最終決戦の幕開けだった。シカゴすべてを巻きこむ魔術戦争の行く末は、PCたちの手に……。
『Chicago Workings』はワールド・オブ・ダークネスを背景世界とし、ストーリーテリング・システムで遊ぶための、一話完結シナリオだ。プレイヤー・キャラクターが人間/mortal という前提で作られているため、『ワールド・オブ・ダークネス』基本ルールさえあればプレイできる(ただし『Chicago Workings』は英語版)。
消費経験点0〜34点のキャラクター向きで、難しい謎解きはほとんどなく、高い戦闘力や交渉力も必要としない。作りたてのキャラクターや、WoDに不慣れなプレイヤーに適している。人数指定はないが、4人前後が適当だと思う。
アメリカ合衆国、シカゴ市。予備知識は必須ではないが、実在の地名や建物が関わってくる。地図や旅行ガイドを見せながら状況描写するとイメージの食い違いを防げるかも。
特定の技能や能力がないと行き詰まるという心配はない。そのためコンベなど「どんなキャラクターが来るか当日までわからない」セッションに向いている。ただ、PCが離れて暮らしていると導入が面倒なので、同じアパートに住んでいる、または家が隣同士という設定でキャラ作成してもらうのが無難だろう。
WoDの一般人が現実の人間と同じぐらい超常現象を信じていないという点は、はっきりさせておいたほうが、起承転結が引き立つ。
起承転結の「転」、つまり一般人であるPCを日常から超常の世界に引き込むp.30〜32の演出が非常に美しい。ここだけ切り取って映画にしたいぐらいだ。また、TRPGではあまりお目にかかれない類の「魔術」が登場するので、他のホラーTRPGとの違いを主張したい向きにもお勧め。
ほんとうに必要な情報はすべて向こうからやってくるので、情報収集のやりかたがわからない初心者とか、ささいな情報収集に時間をかけすぎるプレイヤーへの対策にもなる。その情報を得た上でどう行動するかはPCの決断に任されているので、強制感もあまりないだろう。
p.18のフローチャートが示すように、始めと終わりは決まっているが、途中はどういうルートを通ってもかまわない。巻末には各シーンの内容を小さなカードに要約したシーン・カードが付属し、情報の出し忘れや、重要な判定方法を容易にチェックできる工夫が施されている。
p.1-2 はシナリオ本編に直接関係のないイメージテキストなので、地名や人名がまったく分からなくても心配ない。実は『WoD: Chicago』に紙数の関係で掲載されなかった幻の短編小説だそうで、本シナリオはこれに触発されて生まれたという。
p.18まで事件の真相とNPCの説明が延々と続く。シナリオはいつになったら始まるのかと不安になるが、実はここが最も重要で、シナリオ構成要素すべての解説になっている。2つの蘊蓄は、PLに完全に理解させる必要はない。「なんだかわからないが背後に複雑な理論があるらしい」程度のはったりがかませれば、充分。
p.19からシナリオ本編となる。ほとんどの要素は説明済みなので、各シーン1〜2ページ程度で流れを説明する程度。「そのシーンにSTがやるべきこと」「PCに達成してもらうこと」「問題解決への障害/手助け」と、演出に使えそうな状況や推奨判定が並べられていて、具体的な進行はSTの裁量に任されている(p.18までが重要だと言ったよね?)
鍵となるNPCに感情移入してもらえるかどうかがシナリオ全ての成否を握る。また、序盤で脱線を許すとダレやすい。この序盤を乗り切るためのマスタリング技術はp.19に紹介されている。PLがハメられたと気がついた時にはすでに脱線する余地がない、という悪魔のようなテクニックだが、うまくやるには何度か試行錯誤が要りそうだ。
敵キャラはデータ的には笑っちゃうぐらい古典だが、描写を工夫して未知の気味悪さを醸し出している。人間が相手にするには若干固いかな、とも思うが、おそらくPCが4人いれば人数差で押し切れるだろう。
舞台を他の国や都市に移すことは可能だが、都会で、それも区画整理や再開発を繰り返して現在の形に発展してきたところ、というのが必須条件だ。レトロな建築と現代的なビルが同居しているような場所ならなお望ましい。東京や京都のように、都市設計に呪術的な意図があったといわれる土地ならWoDらしさが出そうだ。いずれにせよシカゴ以外を舞台にするなら、p.30-32の全面変更が必要となる。
人間向けシナリオだが、PCが超常種族(ヴァンパイア/ワーウルフ/メイジ/プロメシアン)でもそれなりに遊べる。特に作りたてのメイジキャラにはぴったりの設定だ。超常種族で遊ぶ場合、PCの動機付けを変える必要があるが、p.10にガイドラインが示されているので調整は楽だろう。
(著者確認済み。情報はWhite Wolf Forums)
著者 Will Hindmarch が、このシナリオを執筆するに至った顛末を公式フォーラムで語っている。ネタバレを含むので注意。
オンライン限定販売の電子書籍なので、書店やゲームショップには売っていない。DriveThruRPG.com からPDF書類として有料ダウンロードすることになる。日本円で概ね800〜900円ぐらい。他シリーズのシナリオと3本セットで買えば100円ほどお得になる。
WoDらしさがあって、単発で、世界設定を知らない初心者でも遊べる、という希有な特性を兼ね備えたシナリオだ。基本ルール1冊されば遊べるというのもお得感が高い。またSAS共通の特長として、PLにとってもSTにとっても「何をやればいいのか」がわかりやすい設計になっており、これまで「WoDって難しそう」と二の足を踏んでいた人にもとりつきやすいと思われる。
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今週最後のプレビューは、Pesedjet 所属、 Horus 神の Scion、Horace Farrow の紹介だ。リーク済みの情報によれば、彼は Scion のシグネチャー・キャラクター(ゲームを代表する公式NPC)の一人である。
なにはさておき、ホレース様御尊影と黒ひげ危機一髪の類似点を見比べるところからはじめたいと思う。
【てきとう抄訳(味わい深い原文もどうぞ)】
この黒ひげホレース様がお生まれになったのは南イリノイのド田舎閑静な土地、リトル・エジプトと呼ばれている一角にあるテーベという小さな街だそうだ。実直な農夫である父・サイラス、物静かで心優しい母・イソラの愛情を一身に受けてすくすくと育ったが、14歳のときに起きた事件が彼の人生を変える。ある晩遅く、ろくでなしの伯父セス/Sethが、ごろつきどもを連れて転がり込んできたのだ。
セスは「不幸な誤解」から警官と揉めごとになり、追われているのでほとぼりが冷めるまでしばらくかくまってくれと言う。妻子に累が及ぶのを恐れたサイラスは断った。セスは逆ギレしてサイラスを射殺し、こうなったらついでとばかりにイソラを強姦しようとする。子分2人に押さえつけられ、なおも抵抗するイソラの蹴りをよけつつ、セスがズボンを下ろそうと躍起になっているところに、ホレース少年がショットガンを抱えて現れた。
セスは大型拳銃を、ホレースはショットガンを構えてにらみ合う。
このときセスのチャックが全開であったか否かはさだかではない。
両者は同時に発砲し、ホレースのショットガンはセスの股間の○○を、そしてセスの大型拳銃はホレースの左目を撃ち抜いた。
そのまま死ぬかと思われたホレースだが、そのとき光明がさしてホルス神が語りかけてきた。ホレースはホルス神の子、セスは悪神セトの子であり、それぞれ地上における神の代理人として生まれたこと。ホレースには、ホルスの息子として、セスが地上で悪事をはたらき他人をたぶらかすのを止める使命があること。それがセスへの復讐になるのなら、とホレースは父神の力を借りて蘇ったのだった。
外見についてはすでに冒頭で述べたが、やたらとディテールが細かいうえにシチュエーション別の服装まで事細かに指定されているのがかなりアニメ風。で、この黒ひげホレースは西部劇のガンマンみたいな格好で歩き回っているらしいのだが、
His hatband features a Birthright relic known as the Falcon Amulet.
帽子のバンドには《隼のアミュレット》という Birthright relic が飾られている。
このへんがたぶん、ルール上にかかわってくるのでしょうな。
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8日は Pesedjet パンテオンに属する神、ソベク/Sobek の紹介。
ソベクは別名スコス/Schos ともいい、古代エジプトのワニ神だ。悪を正し、世界から悪の影響をすこしでも取り除こうとする。Pesedjet パンテオンの中では神々の伝令役を務める。
伝統的には頭がワニで全身を緑の鱗に覆われているとされるが、『Scion』の時代にはもう少し今風の姿をとるらしい。
In modern times, Sobek is remembered most for his perfect hair and toothy grin. Tall and lean in his human form, with a preference for fine clothes and good food, the crocodile God prefers cities to the countryside. He rarely goes anywhere without at least some jewelry. He plays at being a lawyer, but he's most often a troubleshooter of some sort, and it rarely matters to him whether the trouble is solved with a briefcase of money or a sawed-off shotgun. As long as his clothes stay clean and he eats well, Sobek keeps just about any project moving along.
現代では、ソベクといえばまず完璧なヘアスタイルと歯を剥き出しにしたにやにや笑いが思い出される。人型をとるときは長身痩躯の男になり、上等の服と美味い食事を好む都会派である。どこへ行くにも必ずと言っていいほど何らかの宝飾品を身につけている。たまに弁護士のまねごともするが、主な役割はトラブルシューターで、トラブルを解決するためには、札束を詰めたスーツケースだろうと銃身を詰めたショットガンだろうと、手段はあまり気にしない。自分の服が汚れることなく、食事に満足しているかぎり、ソベクは万事放任主義である。
ガチガチの保守派と名高い Pesedjet のわりに、ずいぶんリベラルな神様である。こんな父親から生まれた Scion は、やっぱり父親似らしい。自分で何かを作ったり成し遂げたりするよりは、他人がそうするように手助けするのが好きだそうだ。職業も父神の役割を反映して、トラック運転手、自転車便のメッセンジャー、弁護士助手、中間管理職、官僚、報道記者、などが多いらしい。
Associated Powers: Epic Stamina, Epic Strength, Animal (Crocodile), Fertility, Heku, Water
Epic Stamina や Epic Strength あたりは『Abberant』の影響じゃないかという指摘を聞いた。Scion がベースとする Exalted は、もともと Trinity 由来のシステムだし、ありうることだ。
Abilities: Athletics, Awareness, Brawl, Larceny, Presence, Stealth
この一文だけではまだなんともいえないが、どの神の子になるかで技能の行使や取得が有利になるのかもしれない。
Rivals: Thoth; Artemis, Damballa, Hachiman, Miclántecuhtli, Odin
対立神:トート。アルテミス、ダンバラ、八幡、ミクトランテクトリ、オーディン
パンテオンごとにライバルがいるようだ。同じパンテオン内にもいるというのが少し面白い。
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DriveThruRPG の中の人とメールをやりとりしたついでに教えてもらったのだが、昨日発売されたPDF版『The Rage』『Magnum Opus』には、公開当初データに一部不具合があり、画像が変なところで切れていたそうだ。
修正版のPDFは日本時間10日午前8時にアップロード済みなので、それ以前にダウンロードした人は、再ダウンロードすれば見苦しくないPDFが届きます、とのこと。
10日20時現在、サイト上では告知されていないようなので。
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ついに。ついに。『Book of Spirits』の発売予定が決まりましたよッ。
Scion第2部は第1部の2ヶ月後には発売されてしまうようで。一冊一冊はそんなに大がかりなシステムではないのかな?
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DriveThruRPG.comにPDF版が入荷しています。
なお、上のリンクからサイトを表示させようとすると「証明書を発行するサーバの名前が違う」とブラウザが警告することがありますが、フィッシング詐欺でないことはわたくし、身をもって確認済みです。安心してクリックしてください。
「drivethrustuff.com/〜」にリンクを張ると強制的にRSSフィードに飛ばされてしまうため、もう一つのドメイン名であるdrivethrurpg.comにいったん飛んで転送してもらうリンクにしています。そのため、上記のようなエラーが出るようです。ずいぶん長いことあるバグですが、改善されないかなあ。
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友若氏のところで感染したので。
ルール:見たらやる。タイトルを「仕事or学校(部活)、辞めることにしました」に設定する。
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エジプト系パンテオン、Pesedjet の紹介続き。
評判: 他の Pantheon からは、融通の利かない頑固者だが、この混沌とした世界に長年にわたり一定の秩序を敷いてきたノウハウは評価できる、と思われている。
弱点: 変化を嫌い安定に固執すること。問題を解決するにあたっては確実性をもっとも重視し、時代遅れでも効果が実証ずみの手段で現状維持をはかろうとする。この頑固な保守主義っぷりに、他パンテオンはいらいらさせられるようだ。
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本日はPantheons のひとつ、Pesedjet の紹介。たぶん米国人はペセジェットと読んでるんじゃねぇかと思われますがどう表記したらいいのかいまいちわかりません。
発祥: 最古のPantheon で、(自称)7000年以上の歴史を誇る。文化、宗教、世俗とあらゆる変化に耐えて生き抜いてきた。
関心: Pesedjet には ma'at/マアト という概念がある。あらゆる者には社会の中でふさわしい位置があり、その位置にふさわしい者がおさまるのが正しいとされる。現在は、地上における難民、失職者、反乱分子の不満や暴動が mystic realms を乱しているため、目下 Pesedjet のScionたちの関心事となっている。
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『Scion: Hero』のプレビュー連載が始まった。4/4の正式発売まで、平日は毎日更新だそうだ。
記念すべき第1回は、Scionsでは何を演じ、何をするゲームなのか、という基本概念の説明である。
» 神々とその血をひく子孫を pantheon(パンテオン、万神殿)と総称する。文化的に近しい神々どうしがそれぞれ pantheon を作っており、現存するのは6つ。
» Pantheon の神々は 共に世界(the World)とそこに隣接する神話領域(mystic realms)を形づくった。今は Overworld (天上界)という所に住んでいるらしい。昔はもっと沢山いたようだが、最近脱獄した Titans との全面戦争で滅びたやつもいるのだろう。
» 6つの pantheon の神々は、隙を見て天上界を抜け出しては、地上で子作りに励んでいた。そうやってできたのが Scion なので、数はあまり多くない。(男性神なら子種をばらまけば(下品失礼)済むことだが、女性神の場合はどうなんだろう。地上で種を仕込んで(下品失礼)天上で生むのか?)
» Scion は神々の地上における代理人として、いくつかの使命を負う。
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W:tF待望のプレイヤーズガイド『The Rage』とP:tCサプリ第3弾『Magnum Opus』が発売された。DriveThruRPG.comへの入荷はまだの模様。
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WoD単発シナリオシリーズ SAS が3本セットで割引になるお徳用セットが発売された。
単体3本の合計価格より3ドル割引になって、1本あたり約800円。日本語の文庫本でも1000円を超えるものが珍しくないご時世に、これはなかなかお得ではなかろうか。内容も充実しているし、サプリメントなどの背景知識を必要としない、キャラクターの目標がわかりやすい、などちゃんと単発セッション向けに作り込まれている。
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最近WoD以外の製品ニュースも拾っている気がするが、主な目的はWoDであると解釈してほしい。ExaltedとVtES関連を拾わないのは、嫌ってるわけではないのです。遊びたいのですが付き合ってくれる人と金と脳細胞との余剰が乏しいだけです。
ではSASの売れ行きを固唾を飲んで見守る Will Hindmarch からの制作状況レポート。
【WoD コア】
World of Darkness: Book of Spirits は、残るいくつかのイラストが埋まれば今週にも印刷所行き。
【Vampire】
Damnation City はいよいよ最後の大詰め。巻頭小説、地図、図表などに実験的な試みが? The Blood と Requiem for Rome が制作進行中。Clan Books も形をとりはじめてきた。
【Mage】
Magical Traditions の編集作業が進んでいる。
【Changeling】
プレイバランスの最終調整中。最近のプレイテストでは、チェンジリングの中でも肉体派タイプのキャラとワーウルフとの戦闘を行い、妖精という言葉から連想されるようなか弱い生き物ばかりでないことを実証した。
It turns out that an Elemental in an appropriate environment for his Contracts can hold his own against the Pure, so watch out for suspiciously aquatic Elementals that pick a fight with you at the beach.
Elemental は、Contracts に適合する環境下では、Pure (tribes) と互角に戦えることがわかった。水の妖精っぽい Elemental が浜辺で戦闘を仕掛けてきたら用心することだ。
【Scion】
Scion: Hero の厚さは336ページになる模様。今週中には印刷所送りにするべく、現在、収まりきらない分を削る作業中。
【その他】
WWのオンライン商品とWebサイトを使った新企画について会議が行われた模様。
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SASでは、これまで適切な公開手段がなくてお蔵入りしていたアイデアの数々が、今後シナリオとして登場するらしい。
For example, tonight I'm playtesting a scenario involving archaeological looters and US Marines in the deserts of Iraq, including unique character creation rules for player characters suitable for this one-shot (or chronicle-starter) game.
例えば、今夜テストプレイするシナリオは、遺跡盗掘屋と合衆国海兵隊が出てくる、イラクの砂漠での話だ。この単発(あるいはクロニクルの幕開け)シナリオのために調整された、ユニークなキャラクター作成ルールを使う。— Will Hindmarch, posted on WW Forums, 2007/01/31
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オンライン販売限定のWoD単発シナリオシリーズ Storytelling Adventure Systems (SAS) はおおむね好評なようで、#wod-jp でも「メイジ用のシナリオは出ないのか」と催促の声を聞く。
We'll have SAS stories for every game line, several times over. In practice, though, we all agreed that Chicago Workings is a pretty good story for starting mages.
一度に全部というわけにはいかないが、将来的には全ゲームシリーズでSASシナリオを出す予定だ。ただ今のところ『Chicago Workings』はメイジの作りたてキャラで遊んでもなかなかイケる、という点で僕たちの見解は一致している。— Will Hindmarch, posted on WW Forums, 2007/01/31
ということなので、M:tAw愛好者の方々も安心なされよ。
『Chicago Workings (World of Darkness)』は人間PCを想定したシナリオだが、少し手直しすればヴァンパイア、メイジ、ワーウルフでも遊べる話で、シナリオ中にもその方法が示唆されている。読んだ感じ、他のスーパーナチュラル用に移植するとすれば、たしかにメイジがいちばん適しているようだ。
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前エントリで『Rome』はコンスタンティヌス〜ユリアヌス時代の設定である旨を伝えたが、それ以前の時代で遊ぼうと思ったらSTが一から設定を組まなければならないのかというと、そんな心配はなさそうだ。
...the book is "written" from the perspective of Kindred in Julian's time, looking back at the history of the Camarilla and Rome and giving you all the vital information to play in Rome anywhere from the Republic up to Julian, if you want.
(Requiem of Rome は)ユリアヌス帝時代の血族の視点から、カマリリャとローマの歴史を振り返る形で書かれている。だからSTが別の時代で遊びたいと思ったら、共和制時代からユリアヌス帝の時代まで、必要な背景情報はすべてこの本に揃っている。— Will Hindmarch, posted on WW Forums, 2007/01/26
またカマリリャの創立と興隆の歴史についても、本書で情報が出るようだ。
All this stuff with Julian, though, explains why the Camarilla fell when it did (and, thus, why some Kindred chose to record the material that's in the book). If you want to play at the birth of Imperial Rome, that's one of the settings established in the book.
ユリアヌス時代の設定は、なぜカマリリャがこの時期に崩壊したか(そして、なぜ当時の血族がそれを記録に残したか)の説明にもなっている。もし帝政ローマ誕生の時期にクロニクルの舞台を設定したければ、そのための背景設定も本書に用意されている。— Will Hindmarch, posted on WW Forums, 2007/01/26
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Will Hindmarch ディベロッパーによれば、『Requiem of Rome』にサークル・オブ・ザ・クローンは登場しないそうだ。
いやいや、全国のクローン愛好家の皆さん、憤るのはまだ早い。この時代にはまだコヴナントという形で存在していなかった、というだけの話である。それどころか……
But any Acolyte character concept you like will work just fine in Rome -- the Camarilla is a pagan organization, not a Christian one.
けれどもクローン的なキャラクターが (Requiem of) Rome で使えないわけじゃない——カマリリャはキリスト教ではなく多神教に基づく組織だからだ。— Will Hindmarch, posted on WW Forums, 2007/01/25
そういうわけで背教者ユリアヌスは血族の歴史に大きな影響を与えた人物なのだそうだ。参考図書としてAdrian Murdoch著『The Last Pagan』が上がっている。