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骰子回転劇場 日記

C:tLプレビュー:Changeling: The Lost のムード

Changeling: The Lost 表紙『Changeling』クロニクルの雰囲気は、妖精らしく気まぐれにくるくる変わる場合もあるだろう。だが根底に流れるムードは「甘美な毒」である。チェンジリングが出入りする見えざる世界は、不思議に満ちていると同時に危険や欺瞞もはらんでいる。美しい妖精はしばしば邪悪さを剥き出しにする。魅惑に満ちた〈垣根/The Hedge〉からはまさかの友も思わぬ敵も現れる。チェンジリングが操る魔法は奇跡のような効き目をもたらすが、不条理な反動や代償も伴う。そして、〈異人/The Others〉を恐れ、裏切りに怯え、やむなく人を欺きつづけることに傷つきながらもなお、チェンジリングたちは激情のまばゆさに惹きつけられ、妖精魔法の鮮やかな彩りを嘆賞するのだ。甘美と毒気、どちらを欠いても『Changeling』の世界は成り立たない。毒気がなくては、妖精は牙を抜かれたも同然。ヴィクトリア朝時代の寓話が子供たちに、世界が完璧なものではないなどと夢にも思わせまいと抱かせようとした脆い幻想のように、弱々しく薄っぺらい存在になってしまうだろう。だが甘美さがなくては、この世界は萎びた無価値な場所、斜に構えた虚無主義者の目に映る宇宙と化してしまい、本来の魅力を失ってしまう。恐怖あるところには奇跡もまたあり、甘美あるところには狂気もまた存在する。

White Wolf Online, 2007/06/08

C:tLプレビュー:Changeling: The Lost のテーマ

Changeling: The Lost 表紙『Changeling』の根底を流れる主題は「家への帰還」だ。ある者にとって、それは盗みとられた人生をできるかぎり取り戻すことを意味するかもしれない。ある者にとっては〈失われし者〉の Courts と freeholds の合間に新たな安住の地を見いだすことを意味するかもしれない。またある者はあわよくば人間社会と妖精社会に二股をかけて、一挙両得を狙うかもしれない。数知れぬfreeholdの陰謀と野望が絡みあう網の目さえも、元をたどれば一握りのチェンジリングが「我が家」と呼ぶに足る場所を見いだそうとした結果かもしれない。我が家をめざすチェンジリングの旅路は決して平坦ではなく、その道中に出会う数々の試練が一つ一つのストーリーを、ひいてはクロニクルを織りなしていく。誰が敵で、誰が味方か。自分が本当に求めているものとは、理想の我が家とは何なのか。それを手に入れるためには、いかなる代償を支払わねばならないのか。

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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。