骰子回転劇場・転|日記: White Wolf Quarterly (2007年5月〜9月分)
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骰子回転劇場 日記

White Wolf Quarterly (2007年5月〜9月分)

6月も終わろうとしているが、ともかくPDF版が公開された。

表紙は6/27発売予定の Bloodlines: The Chosen から。CCP合併のように大きな話題はないので、淡々と新作や近刊から抜粋記事を紹介している。

  • WoD Core
    World of Darkness: Urban Legends 第6章より「The Hook」を抜粋。その名の通り都市伝説を題材にしたシナリオ集というかシナリオソース集なのだが、単に「○○は本当に存在した」で終わらせない、ひねりの利かせ方が愉しい。Mysterious Places と同じく、要所に選択肢を設けてシナリオをカスタマイズできるようにしてあり、同じ題材でも全く異なるシナリオに料理可能。個人的には第4章収録の「下水道ワニ」がお気に入り。
  • Changeling: The Dreaming
    カラー広告あり。初めて気づいたが、表紙の蛾には茨の棘がぶっすり突き刺さっている。
  • Mage: The Awakening
    Magical Traditions からの抜粋。Sleeperが実践する「魔法」について。Abyss によって断絶されているはずの Supernal World だが、実は様々な形でアトランティス以外にも影響を及ぼしていて、カバラやら何やら「一般的なオカルト」もそう莫迦にしたものではない、という話。抜粋されている呪文がビミョー。これ7回唱えるとマジスター・テンプリになれますかね。
  • Vampire: The Requiem
    新作 The Blood: The Players Guide to the Requiem の抜粋。「○○をやるならどの技能・能力をどれくらい持っているのが目安?」という目安と、追加derangement から2個を紹介。Withdrawal(引きこもり)はNPC向きだが、Erythema(必要がないときでも人間の振りをせずにいられない)は使いやすそう。
  • Monte Cook's World of Darkness
    モンテ・クックが8月発売の新作について大いに語る。とりあえず「OGL準拠だけどD20じゃない」「呪文はスロット制じゃなくなる」「WoDの予備知識が一切無くても遊べる」「WoDの世界観に合わせてルールを大幅に変えるため苦労している。Vampire, Demon, Werewolf, Mageは最初から強いキャラとしてスタートできるようにする。ワーウルフが+1のマジックアイテムを求めてクエストに出るようなゲームは嫌だろう?」ということで、Awakenedの扱いやクラスの分け方を含めて、今後のプレビューにも興味津々。
  • Scion: Demigod
    Scion: Hero はもっぱら地上で Titans の下僕とやいやい争うゲームだが、Demigod はTitansと直接殴り合うパワーレベルになるらしい。Heroで神と人間の混血として生まれたキャラクターが、異次元を渡り歩く能力を身につけ、定命の制約を捨てて半神にパワーアップ。使用するアーティファクトも持ち主に合わせて成長するらしい。
  • Evaluating Speed: the Constant in the World of Darkness
    近頃珍しく、Storytelling Systemそのものに対する考察記事。Speed ルールは「人間が走り続ける」状況を表現しようとすると非現実的になってしまう、という指摘。
  • Promethean: The Created
    最終サプリメント Saturnine Nights より、追加 Lineage「Zeka」。核爆発によってかりそめの命を得てしまったプロメシアン。Bestowmentでゾンビが作れる。
  • Mind's Eye Theatre: Mage
    テーブルトップ版M:tAwとは少し切り口を変えて、Mage社会に焦点を置いたゲームになるようだ(むろん魔法が使えなくなるわけではない)。
  • Mage: The Awakening
    新作 Free Council より、Exarchsの〈嘘〉に覆われた世界に真実の断片をもたらそうとする過激派 Wright の抜粋記事。追加呪文の Steal Body が凶悪だ。
  • Vampire: The Requiem
    Bloodlines: The Chosen ディベロッパー Ray Fawkes へのインタビュー。収録 bloodline の中では Noctuku, Xiao, Taifa, Sangiovanni がお気に入りだとか。『Ghouls』のある追加MeritをCamarilla公式LARPで使用する権利がオークションで1000ドル以上で売れたという逸話も。また新作『The Blood』では「Celerityを30秒維持するのは、健康な人間1人の全血液を遣い尽くすに等しい。人間1人ぶんの命を犠牲にしてまで使うに足るものか、考えたことがあるか?」というエピソードを書いたそうな。おまけとしてNoktuku bloodlineもちょっとだけ抜粋有り。
  • Scion
    Death 系の特殊能力と Tsukumo Gami(付喪神)の特殊能力の抜粋。死体を見ただけで死因が分かったり、瀕死の生き物を安楽死させたり、器物を一時的に妖怪化させて使役したりできるようだ。また Purview ルールも一部紹介されている。単なる世界観ではなく、世界を神レベルの視点から俯瞰することで、ストーリーテラーにヒントや情報をもらえるシステムらしい。
  • Changeling: The Lost
    Ethan Skemp ディベロッパーへのインタビュー。「新しいC:tLを見た人々が一番驚くのはどの点だと思いますか?」との質問に対し「あれやらこれやらを、まさかこんな風に提示するとは誰も予期していないだろうね」と。新チェンジリング観については「部分的には明らかに妖精なんだけど、本質的にはあくまで人間。妖精伝承でおなじみの面々と、我々が通りですれちがう現実の生きた人間との融合」とも。旧チェンジリングとの違いは「changeling の定義。チェンジリングは何をして生きているのか、どんな危険に遭うのか、どんなキャラクターコンセプトが考えられるか、そのへんが決定的に違ってくる」という。また 新Changeling の特殊能力は Contract というらしい。C:tL本体からの抜粋も2ページ。

White Wolf Online, 2007/06/22

posted at 08:06 pm in C:tL, in M:tAw, in MCWoD, in MET, in P:tC, in Scion, in V:tR, in WoD2.0

「White Wolf Quarterly (2007年5月〜9月分)」へのコメント

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初めて書き込みをさせて頂きます、カリー侍と云います。
(この名前を使い始めて随分と経つ筈なのに、どうしても初めての書き込みの際には一寸した気恥ずかしさを覚えてしまいますね)
こちらのサイトには他のWoD系のサイトで勧められて訪れるようになったのですが、その豊富な情報量には事有る毎に感心させられてしまっています。
WoDに関しては、旧作のV:tMの頃から(主にこのシリーズを中心に)集めてはいたのですが…実は私、英語がどうしようもない位に駄目駄目だったりするんです。
30を遥かに過ぎた今になって本腰を入れての習得を目指してはいるのですが、矢っ張り中々…。
そんな訳で、今現在の私にとってはこちらの様なスタンスのサイトは本当に貴重な存在なのです。これからも応援を兼ねて足繁く通いたいと思っています。
初めての書き込みなのに随分と長くなってしまいました。今回はこの辺で失礼させて頂きますが、お体ご健康等には気を付けてこれからも頑張って下さい。

- Comment by カリー侍 at june 25, 2007 12:13 am
2

カリー侍さん、こんばんは。こんなニッチなブログをやっていると時々「読んでいる人が本当にいるのか」という疑念に囚われるので、ご意見・質問等、遠慮無く書き込んでください。励みになります。

- Comment by Professor [TypeKey Profile Page] at june 25, 2007 12:22 am
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World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。