骰子回転劇場・転|日記: キャラクターデータ:アッシュ・リンハルト(V:tR、血族)
骰子回転劇場にようこそ。このテキストが表示されている場合、お使いのブラウザではこのページをデザインどおりに表示することができません。快適に御覧いただくためには、より一般的なブラウザの最新版を利用されることをおすすめします。
Welcome to rollingtheatre.com, if you are seeing this text then you aren't viewing this page as was designed. The content will still be visable, but not laid out as intended. View using a standards compliant browser to enhance your browsing experiance.
骰子回転劇場 日記

キャラクターデータ:アッシュ・リンハルト(V:tR、血族)

veirosさんSTのセッション用です。
前回公開時から多少修正したので、背景設定も足して再アップしておきます。
キャラクターシートはこちら

2007/07/22追記:セッション終了しました。ログはveirosさんの日記でどうぞ。

アッシュ・リンハルト/Ash Linhalt

氏族:ディーヴァ
コヴナント:インヴィクトゥス
抱擁:1971年
外見年齢:14歳

精神能力値:知性2、機知4、決意1
肉体能力値:筋力1、敏捷4、体力2
社会能力値:魅力3、交渉4、沈着1

精神系技能(技能なしー3):教養1、調査1、医学(人間の生理)1、オカルト1、政治(血族)1
肉体系技能(技能なしー1):運動1、運転1、手技2、隠密1、近接武器2(ナイフ)
社会系技能(技能なしー1):共感2、脅迫1、表現力3、説得2、社交1、裏社会1、虚言2

長所:はっとする美貌(+1)、Sexalized (Ghoul p.73)2、Regnant Power (Ghoul p.72)2、Regnant Favour (Ghoul p.72)2、精密戦闘(ナイフ)2、バーの常連2、コヴナント地位:インヴィクトゥス1、従僕1

意志力:2
人間性:5
美徳:節制
悪徳:色欲
負傷段階:7
イニシアティブ修正:6
防御:4
速度:10
體血強度:1

訓え:蠱惑/Majesty 3、瞬速/Celerity 1

體血上限/ターン消費限界:10/1

武器:ナイフ(装備修正+1)

消費経験点:12点 未使用経験点:13点

背景

アッシュ・リンハルトは血族の餌として創られた血族だ。血祖ヘルマン・リンハルトは齢数百歳に達する長老で、もはや人間の血では闇の生を維持できぬと悟ったとき、数人の継嗣を創った。ヘルマンに血族の血を供給するためにのみ存在を許される血族を。

書類の上ではヘルマンの養子だが、血の呪縛によって感情を凍結され、ヘルマンの邸に住まい、招かれれば寝台に昇り、血族が吸血されるおぞましい苦痛と快楽に喉を晒さねばならない生活は、グールとして飼われるのと大差ない。

実際、抱擁前の数年間はグールとして過ごしたし、今でもしばしばディーヴァ氏族の頽廃的なパーティに招かれては、わざわざ人間に偽装したうえで他の血族に陵辱される。時には他の血族が Blood Addiction を紛らわせるために高価な代償(金銭とは限らない)で密かに一夜を「買う」ことすらある。

まともな自尊心のある血族なら、とうの昔に反逆するか逃げだしていただろう。だが苦痛や暴力を病的に恐れる性格と、長老の強力な血の呪縛のせいで、いまだに血族でありながら「血族の奴隷」に甘んじている。

人間時代の母親が現れて養育権を主張した時、ヘルマンは氏族のつてを辿ってカーライル法律事務所に弁護を依頼した。そうしてアッシュの担当弁護士となったのがシャーロット(KirchenさんのPC)である。(ゆえにシャーロットはアッシュの人間時代についてかなり詳細に知っている)。彼女の法廷における毅然とした弁論や、生来の色香と血族の力をフルに活かした活躍ぶりに、アッシュは密かに憧れを抱き、いつかは彼女のようになりたいと願っている……いつか、もしも、万が一、この呪縛が解ける時がくれば。

アッシュが自立した血族に憧れるのにはもう一つ理由がある。血祖ヘルマンの活動期が限界に近づいているのが感じられるからだ。もしヘルマンが休眠に入る事態になれば、アッシュはコヴナントが定めた誰とも知らぬ〈後継者〉に引き渡されるか、下手をすれば自分の隠れた嗜好を暴かれるのを恐れる元顧客たちに暗殺されるだろう。その前に、独り立ちしてやっていけるだけの強さを、力を、身につけなければならない。

だが、アッシュは自分で思っているほど無力ではない。血族たちの穢らわしい欲望のはけ口にされてきた彼は、この街の誰がどんな外聞をはばかる嗜好を持っているか知っている。そして人も血族もしばしば寝物語にふと秘密を漏らすものだ。そしていざとなれば、華奢な指にナイフを握り、外科医のような正確さで急所を抉ることだってできる……その勇気さえ、奮い起こすことができるならば。

人間時代の生い立ち

本名アシュリー・コーネル。生まれたのはメキシコとの辺境近く、両親はホワイト・トラッシュ(貧乏白人)の夫婦。誰の血を引いたものか、少女と見まごう美貌が災いして、12歳のある晩、父親にレイプされる。満足しきった父親がいびきをかいている隙に家の有り金を盗んで家を逃げだし、その足でグレイハウンドバスに乗り、切符代が続くかぎり遠くへ、遠くへ、遠くへ……そうして流れ着いたのがこの街だ。愚かにも持ち出した金を使い果たした彼は、一夜の寝処を探すにも自分に残された唯一の財産——美貌と肉体を使うしかなかった。

それから2年。小児性愛者だろうが若い男に飢えた年増女だろうが少年ギャングだろうが、相手かまわず小銭目当てに街娼まがいの行為を繰り返し、それも叶わぬときはゴミ箱を漁るストリート・キッズと成り果てたアシュリーに目をつけたのが、ヴァンパイアのヘルマン・リンハルトだった。いつ街角から消えても誰も気に留めない——そして汚れとやつれの下に思いがけぬ天使の容貌を隠した子供として。

外見

華奢な体つきの中性的な美少年。漆黒に染めた髪を長く伸ばし、声さえもボーイソプラノのままなので、一見、少女と見間違う者も少なくない。実際、服装はヘルマンの気分次第で、挑発的なミニスカートにポニーテイルの女装姿だったり、古めかしい良家のお坊ちゃま風のブレザーと吊りズボン姿で現れたりする。ただ、まれに自分で服を選べる——御主人様が他の〈餌〉に構っている——時などは、地元バスケットチームの花形選手の背番号が付いたTシャツやスタジャンを好んで着ている。

生活

血祖にして御主人様(Regnant)であるヘルマン・リンハルトの邸の地下室に寝処を与えられている。生活必需品はすべてリンハルト家から供給されているが(Merit: Regnant Favor 2 の効果)、ヘルマンの呼び出しを受ければ、どこの誰のところにでも、主人が命じる服装で赴き、命じられる通りに振る舞わねばならない——たとえ血族に體血を吸われることであっても。

「餌には適度な運動が必要だ」というヘルマンの意向により、呼び出しのない時は自由に外出して自分で狩りをすることも許されている。ただし携帯電話を持ち歩くことが条件で、ヘルマンの目の届かない場所で電源を切ることは禁止されている。

長所

はっとする美貌(+1):人間時代の「父親」に似ても似つかぬ繊細な顔だち。

Sexualized:グール時代に取得。生来の美貌に血族の血の魔力が磨きをかけ、見る者に不埒な欲望を煽らずにはおかない蠱惑的な魅力をまとっている。

Regnant Power 2:「御主人様」ヘルマンの政治的影響力を表す。彼は血族の血でしか生きていけないほど強大な血族だが、数世紀を生きて血族の権力闘争にすっかり倦いており、事実上、街の血族社会からは引退したと見なされている。それでも彼の発言にはいまだそれなりの重みが伴うので、2ドット(同じ街の血族およびグールに対する脅迫・社交・説得に+2ボーナス)。

Regnant Favour 2:「御主人様」の寵愛具合を表す。Resource の代用として使える(つまり御主人様に買ってもらうわけだ)。

バーの常連:御主人様に連れ回されたりディーヴァ氏族のパーティに呼ばれたりで、この街のあらゆるバーやレストランを熟知している。適切な賄賂や合い言葉を使って、どの店でも追い払われることなく入り込むことができる。

精密戦闘(ナイフ):ストリートキッズ時代に身につけた。生来手先が器用で敏捷な彼は、敵の急所を外科医並みの正確さで刺すことができる。〈近接武器〉による攻撃判定で、〈筋力〉の代わりに〈敏捷〉を使ってよい。

コヴナント地位:インヴィクトゥス(Covenant Status: Invictus):「非在の土地」事件で直轄地横領事件の解明に貢献したことにより、単なる「ヘルマンの餌」から「使い走りの役には立つ小僧」へとコヴナント内での評価が上昇したため、経験点で取得。

従僕:これまでのセッションで14歳の外見がハンデにもなりうることを痛感したため、最近狩りで引っかけたゲイの成人男性を〈魅了〉で誘惑して使い走りに使っている。彼はリンハルト邸ではなく自分のアパートで暮らしているが、SOHOで在宅の仕事をしているため、たいてい電話で連絡がつき時間の自由もきく。グールにするかどうかは考慮中(御主人様以外に貴重な體血を分け与えることになるので)。

posted at 06:48 pm in V:tR

「キャラクターデータ:アッシュ・リンハルト(V:tR、血族)」へのコメント

1

んー 同じSTやる人としてコメントを。
家出して行方をくらましたうえに変わり果てた少年の下にどうやって「人間時代の母親が現れ」たのか、そこんとこをも説明できる設定は?

- Comment by ナッキー at july 21, 2007 11:13 pm
2

>ナッキー卿
そりゃ、もっともですね。ホワイト・トラッシュにそこまでの追跡調査能力や資金があるわけでなし。

こうしてみますか。

ヘルマン・リンハルトが街の公子に抱擁許可を願い出たとき(つまりアッシュがまだグールだった時代)、順番を争っていたライバル血族が時間稼ぎ工作としてアシュリーの肉親を引っぱり出した。

アシュリーは家出してからこの街に流れてくる途中に万引き・食い逃げなどの軽犯罪で警察に捕まっており、その当時の所持品(家から持ち出してきた財布など)に身元や社会保障番号が分かるような物品が混じっており、警察の記録書類に残っている。

攻撃材料を探すために、ライバル血族はテレパシーでアシュリーの記憶をスキャンするなり、親しさを装って近づくなりしてその逮捕歴の存在を知り、警察の記録を介して正確な出身地を突き止めた。

グール時代なら家出前の外見とほぼ変わらないので、写真を見せれば母親には容易に見分けが付くはず。母親はレイプ事件に関与していないし、法廷に引っぱり出すことは比較的容易でしょう。

もちろん母親が勝ってアシュリーを引き取ることになれば、間接的にマスカレードを犯すことになるので、ライバル血族も極秘で事を進めてますし、裁判で負けることも想定内です。(だから「時間稼ぎ戦術」なわけで)

ううむ、穴を埋めるって大変ですな。

- Comment by Professor [TypeKey Profile Page] at july 22, 2007 01:16 pm
 

ヴァンパイア:ザ・レクイエム初ST

なまろぐうぷ 2007/07/22V:tRオンセ。txt形式生ログ ある吸血鬼が少女をグールにした。 少女の兄は吸血鬼を滅ぼし少女を取り返した。... 続き... - Trackback from july 22, 2007 01:42 am
 

〈抱擁〉の嘆願——アッシュ・リンハルト外伝

 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 august 24, 2007 04:27 pm
 

ヴァンパイア:ザ・レクイエム(act3

2007/08/24V:tRオンセ。txt形式生ログ 人様の領地で狩りをする吸血鬼を取っ捕まえてなんとかするシナリオ。 ねーじゅたんが友情出演。所... 続き... - Trackback from veirosの部屋 august 25, 2007 12:49 am
 

V:tRセッション:飼い犬と飼われ犬

本当は別の人のために企画されたセッションでしたが、諸般の事情で 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 august 25, 2007 02:09 am
 

V:tRセッションログ「非在の土地」(問題篇)

#wod-jpの常連でかねがねセッションをご一緒してみたいと思っていたKirchen氏から要望を頂いたので、即興でシナリオをでっちあげてST。昨夜から2晩... 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 september 4, 2007 07:56 am
 

V:tRキャラクター成長記録:アッシュ・リンハルト

2007/9/17のセッション前に成長させました。 未使用経験点13点から 5点消費→《瞬速/Celerity》1ドット取得 3点消費→技能〈教養〉1ドット取得 2点消費→長所〈コヴナント地位:インヴィクトゥス/Covenant Status: Invictus〉1ドット取得 2点消費→長所〈従僕/Retainer〉1ドット取得 計12点消費、残り未使用経験点1点 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 september 17, 2007 07:56 pm
 

V:tRセッション「A close friend」

2007/09/18V:tRオンセ。txt形式生ログ 虐待されているグールのおにゃのこをなんとかしようとするが、なんともできないシナリオ。プレイヤー... 続き... - Trackback from veirosの部屋 september 18, 2007 01:10 am
 

V:tRセッション「A close friend」

veiros氏のSTでまたまた一対一のオンラインセッション。そろそろ一人は寂しくなってきました、Coterie仲間を激しく募集中。 セッションログは 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 september 18, 2007 09:26 pm
 

V:tRセッション「理由」

魔術のごとき時間コントロールを見習いたいveiros氏のST。参加キャラクターはいつもの 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 november 14, 2007 04:21 pm
この記事へのトラックバックURL

»この記事にコメントをつける

このブログに初めてコメントされる場合、投稿内容がすぐには反映されないことがあります。管理人の承認後に表示されますので、しばらく経ってからチェックしてみてください。






プレビュー:


World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。