
World of Darkness: Second Sight
pp. 128-129「Lust」を書いた人はきっと日本のエロゲーに造詣が深いにちがいない。出される例のマニアックさがただごとではない。
それはそれとして、問題の項は第4章「The Thing That Should Not Be」、この世を破滅させる外宇宙の力を題材とするストーリーテリングへの考察の中にあるのだが、どうせクトゥルフもどきと舐めて読んでみたら、結構うがった話も書いてあって嬉しい驚きだった。WoDコアに限らず、W:tAなど世界の終末をネタにしたゲームをマスタリングする上で非常に参考になる。
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たとえばWoDでヴァンパイアを作るとき、どんなにこだわらないプレイヤーでも大まかな外見年齢や抱擁された時期ぐらいは決めざるをえない。W:tFやM:tAwだって、キャラの年齢は経歴や外見にも関わってくるし、どんなに大雑把なマスターの元でどんなTRPGを遊ぶにせよ、キャラクターの名前ぐらいは決めざるをえない。これがけっこう面倒だ。
運と霊感に恵まれれば、キャラクターのイメージが頼まなくても降って湧いてくるものだが、STとしてNPCやプレロールドPCを大量生産するとなればそうもいかない。そこでこの Fake Name Generator の出番である。
性別(Gender)・何国人系の名前がいいか(Name Set)・在住国(Country)を指定すると、まったく架空の
をランダムにでっちあげてくれる(無論、メルアドや電話番号、クレジットカード番号などはすべて架空だ)。
ファンタジー系のキャラクタージェネレータで名前を決めてくれるものなら腐るほどあるが、生年月日や出身地まででっちあげてくれるこれはWoDのような現代物RPGでは重宝だ。でたらめに出てきた住所や生年月日から逆にキャラクターコンセプトが浮かぶこともあるだろう。
Name Setでは米国系、中国系、デンマーク系、英国/ウェールズ系、フィンランド系、フランス系、ドイツ系、ヒスパニック系、ハンガリー系、アイスランド系、イタリア系、日本系、スロベニア系、スペイン系とかなり幅広く選べるので、外国人キャラをちゃんと「それっぽい」名前にしたい人にもお勧め。ちなみに「Japanese」を選択するとかなり普通っぽい日本人名が出てくる。対応国がまだ少なくて、「日本在住の日本人」が作れないのが残念。
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V:tR都市設定自作ソースブック Damnation City
が発売1週間前ということで、表紙画像の拡大バージョンが公開されている。改めて細部を見ると、表紙で牙を剥いているこの女性、ただ屋上に立っているだけでなく鎖でつながれているようだ。すると背景が赤いのは夕陽の残照ではなく処刑の朝日?
併せて内容紹介も載っている。詳しく知りたい人は「続きを読む」からどうぞ。
なに、簡単なことさ。
あそこに汁気たっぷりの太っちょがいるだろう?
バックパックを背負った。
あの男がこの駐車場の黒いアスファルトに足を踏み入れたら、あいつはあたしのものだ。それまでは野原にいるも同然、どこのヴァンパイアがかっさらったってお咎めなし。あたしはこの地所の領主なんだ。ここじゃ密猟の罰はあたしの血を飲むことさ。あたしのシマを歩いてる人間から血を飲んだ奴には、あたしの血も飲んでもらうよ。— ブラックトップの女領主、シコラックス
V:tRはネオ封建制の世界なので、都市すべてが公子の直轄地とは限らない。公子に忠誠を誓った別の血族が統治していることもある。たとえばあなたのキャラクターがそういう「封土」を賜るとしたら、それはどんなものだろう? あなたはそれをどうしたらいいんだろう? 支配するといっても、どこまでの自由が許されるんだろう?
本書はそうした「ヴァンパイアの縄張り」に焦点を当て、ひいてはヴァンパイアの棲む都市の設定を自作したいSTへのガイドブックにもなる作りのようだ。
- 自分のクロニクルに合った舞台選び・都市設定自作の手引きと、そこにWoDらしい超自然の雰囲気を添えるTips。
- 猥雑な大都市でドラマとサスペンスに満ちたストーリーを展開するためのツールやテクニック。「City of Millions」「Attitude and Ambience」などのオプションルールを追加。
- V:tRの全く新しいプレイスタイル「Barony and Primacy」。50カ所以上の地区や場所が用意され、その支配権を巡って争う。
- すぐに遊べる米国ニューキャッスル市の都市設定。カスタマイズも自在。
個人的には「Barony and Primacy」の詳細が気になるところ。
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Lone Wolf Development は7月12日、TRPG汎用キャラクター作成・管理ソフト Hero Lab のワールド・オブ・ダークネス対応版デモを発表した。正式版公開は8月16日のGenCon開催と同時になる予定。
デモ版といっても、d20正式対応の最新版にWoD用データセットの見本をオマケにつけた形なので、シェアウェア登録(有料)すればd20用のキャラクター作成管理ソフトとしてきっちり動作する。
残念ながらWindows専用で、英語版なわけだが。
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