J. スキップ&K. スペクター『けだもの』(原題 Animals)が映画化される、というあおれんじゃさんよりの情報に狂喜乱舞。
この日記に書評を書いたのは7年以上前の話になるが、その後もことあるごとに他人様にお勧めしつづけてきた人狼スプラッタパンク・ホラーである。
自分の内なる獣性との葛藤、破壊衝動を解放するときの歓喜、人肉を喰らうことで力を得ると同時に堕落していく人狼たちと、それを嫌って人間と距離を置きながらも、癒しきれない孤独を抱える人狼たち。
Werewolf: The Forsaken の中核に通じるテーマがほとんどすべてこの小説の中にある。このゲームを遊ぶなら読んでおいて損はない、と7年経った今も胸を張ってお勧めできる。
濃厚なエロも凄惨なグロもたっぷり詰めこまれたホラーだが、すべてを失った一人の男が、どん底からたった独りで再生の道を歩んでいく物語でもある。落ちこんだとき、へこんだとき、俺はこのままじゃだめだと思ったとき、きっとこの本のどこかに響く言葉があるはずだ。
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