探索篇の続き。即興でさっくり終わらせるつもりが、なんと3セッション目にしてようやく完結です。PCが得た報酬やPLの感想もろもろは感想篇にて。
今晩のメイン・キャストも……
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【本番前】
ST:30分後から始める予定ですが、ルールや前回に関する質問は今のうちに受けつけますよ。
ミトゥナ:1:公図によるともともと学校と森はひとまとめ。
ミトゥナ:2:現在は学校が公子の代理人の所有。森がセントエルモ氏の所有。
ミトゥナ:3:血族版図としても分割されている。森は男爵関係者?
ミトゥナ:4:とりあえずセントエルモに会いにいこう。
ミトゥナ:こんな感じかしら
ST:他の隣接地の血族を訪ねてみるって選択肢もあるけれど。
ミトゥナ:セントエルモが空ぶったらでもいいかも。
シャーロット:森が男爵関係者かどうかって情報はまだなかったと思う。隣接地の一人が男爵系ってことだけじゃなかったっけ?
ミトゥナ:推定です。
ST:依頼主のヘルマン・リンハルトと、ミトゥナのご主人様アブデュルハミドが知るかぎりでは、森そのものを版図としている血族は誰だかよくわかんない。
ST:というか学園が公子の直轄地だったから漠然と公子のもんだろうと思ってた(笑)
ST:まあ、厳密に言えばニューオリンズ市内だから公子の版図には違いないんですけどね。
シャーロット:公子が与えたか、誰か別の公子に対抗する勢力が主張しているんじゃなければ。
シャーロット:公子とジョンとの売買契約はいつのことだったのか…
ST:50年ほど前ですね。ジョンから公子(の代理人)への売買契約書はいま、皆さんの手元にありますから、それで判ります。
ST:ヘルマンは60年ほど前に一度 Blood Potency を下げようとして休眠に入ったんですが、それほどのヴァンパイアにしてはえらく早々に目覚めてますね。そんで相変わらずヴァンパイアの血じゃないと足りねぇ身体なわけです。
ミトゥナ:誰かが叩き起こしたのかw
ST:血を与えて叩き起こしたとしたら伝説級のヴァンパイアですな。Blood Potency が2以上高くないといけないから。
ミトゥナ:謎ですな
ST:まあそのへんの事情はよくわかりません。
シャーロット:公子の代理としてこの契約を結んだヤツの過失を追求したいw
ミトゥナ:「何か事情があったのかもしれまんし…」
ST:ああ、今のうちに、ちょっとこれを見ていただきましょう。途中に色々出てくる人物は気にしないでください。ニューオリンズの沼沢地帯の夜というのはこんなかんじだというイメージで。
ミトゥナ:これから行くのはこんな感じなんですかw
ST:斧持った怪人が出てくるかどうかは知りませんが、こんな感じの森です
ミトゥナ:こわいよー
ST:だから校則で立ち入り禁止だったんですよ(笑)
ST:では、お約束の時間になりましたので、始めましょうか。
ミトゥナ:はいな
【セッション開始】
ST:シャーロットとミトゥナは、アッシュの運転するカマロに乗って、公子に学園の敷地を売ったと思われるジョン・セントエルモ氏の住所に向かっています。
シャーロット:すこしひやひやしながら運転を見守ります
ST:アッシュが主張するところによれば「これしか空いてるのがなかったんだ」というカマロは2ドアなので、ロッテとミトゥナは密着状態です。(笑)
ミトゥナ:助手席がえらい事になっているのですね!
シャーロット:(゜ー゜;)
シャーロット:ミトゥナの芳しい香りが……
ミトゥナ:ではカマロの振動で揺れたときにちょっとしがみつきましょう
ST:アッシュは見た目こそ14歳ですが実年齢はとうに三十路なので、ハンドルが遠そうですがなんとか普通に運転しています。
シャーロット:それよりこの香りが……
シャーロット:まぁほとんど満タンだから自制。
ミトゥナ:美貌4、外見4ドットのロッテをじっと見つめてみる
ミトゥナ:じー……
シャーロット:「あんまり動かないで……」
ミトゥナ:首筋が見える
ST:アッシュが咳払いする。
ミトゥナ:ちょっと残念そうな顔をして姿勢を正します
ミトゥナ:「……暗いですね」
ST:アッシュ「いちおう、懐中電灯は3本持ってきてるけれど。森に入るようなことがなければいいね」
ST:そうこうしているうちに、アッシュが郊外の一軒家の前で車を止めた。背後は鬱蒼たる森——暗闇に包まれているその奥は、学院に続いているはずだ。
ST:アッシュ「ここが、登記簿に書いてあったセントエルモ氏の住所だね」
シャーロット:「ほんとにこんなところに家があるの?」
ST:アッシュ「あれを家と呼ぶとしたらね」
ミトゥナ:ぼろいの?w
ST:風雨に晒されて灰色になった板葺き屋根の家が傾き加減に建っている。元は瀟洒な別荘という風情だったんだろうけど、何十年もろくに手入れされていないのだろう、ペンキははげ落ち、郵便受けは錆びだらけ。家には電灯は点いていない。
ミトゥナ:「……誰もいないかもしれませんね」
シャーロット:「いないでしょ……」
ミトゥナ:懐中電灯を受け取って降りましょう。
ST:ロッテにも一本渡しておくね。
シャーロット:「ちょっと待ちなさい。みんな一緒に動かないと」と後を追おう。
ST:アッシュ「そうだね。ここではぐれたら連絡を取り合うのが大変だ」
ミトゥナ:「……はい」
ミトゥナ:郵便受けは空ですか?
ST:郵便受けは錆が浮いているが、鍵はまだしっかりしている。蓋を開けて中を懐中電灯で照らしてみると、いくつかのチラシと封筒が見えた。
ミトゥナ:封筒の宛名はセントエルモ?
シャーロット:「……まだ配達されるものがあるの……?」
ミトゥナ:「大分古そうです」
ST:二人とも、運試しをしましょう。出目が5以下か6以上か、宣言してから1d10を振ってください。当たれば何かいいことがあります。
ミトゥナ:5以下で
ミトゥナ:1d10
ダイス:ミトゥナ:4(1D10: 4) = 4
シャーロット:6以上!
シャーロット:1d10
ダイス:シャーロット:3(1D10: 3) = 3
ST:ミトゥナが当たっているね。では、封筒のひとつの消印は今日のものだ。
ミトゥナ:「!」
ミトゥナ:「アシュレイ様、アッシュ様、これは……」と、封筒を開けましょう
ST:それは無理だね。郵便受けには鍵が掛かっていると言ったよ。いまは投函口を開けて、中身を懐中電灯で照らしている状態。
ミトゥナ:ぐふ
ST:鍵を叩き壊すとか、こじ開けるなら話は別だけど。鍵と言っても単純なダイヤル錠だけどね。
シャーロット:ダイヤル錠……。
シャーロット:「……こんなところにまだ住んでいる人が居るってこと……?」と半信半疑でつぶやく
シャーロット:「もしここに住んでいる人間かなにかがいるとすれば、勝手に開けてしまうのはまずいわ」と言って、家のほうに行こうと目で促してみる。
シャーロット:「セントエルモさん……?」と玄関に声を掛けてみよう。
ST:返事はない。窓はいずれも真っ暗で、家の中は静まりかえっているようだ。
ST:アッシュ「住人は留守みたいだね。ジョンにしろなんにしろ」
ミトゥナ:「どうしましょう。家捜しをするのなら不法侵入は免れませんし」
ST:アッシュ「ひとまわりしてみたら、表口にも裏口にも鍵が掛かっていたよ。でも、ちょっとこれ見て」
ST:アッシュが玄関先を指さすと、ボロ布を縫い合わせて作ったような人形が干からびた薬草の束と一緒に吊してある。
ST:〈知性〉+〈オカルト〉または〈知性〉+〈教養〉ー2。お好きな方で判定を。
ミトゥナ:〈意志力〉でダイスプール+3。
ミトゥナ:6d10で2成功。
シャーロット:3d10で1成功。
ST:じゃあミトゥナもロッテもニューオリンズの住民だから知ってるね。これはブードゥー教の護符だ。
ミトゥナ:「サークル・オブ・ザ・クローン……?」
ST:アッシュ「人間だかグールだか血族だか知らないけど、たぶんそっち方面の眷属だね」
シャーロット:「……できればこういうのは見つけたくなかったわね……。」
ST:アッシュが眺めている表札には「ジョン・セントエルモ」と。
シャーロット:さて本人なのか子孫なのかw
ST:アッシュ「幸か不幸か、家主は留守だよ。空き巣ごっこしてみる?」
シャーロット:「そうね……気が進まないけど……虎穴に入らずんばっていうしね。」
ミトゥナ:で、どうやって鍵をあけるかですがw
ST:1. アッシュのヘアピンに運をゆだねる。
ST:2. 窓ガラスを割って手を突っこんで鍵を開ける。
ST:3. ドアを蹴破る。
ST:4. カマロで突っこんで事故を装う。
シャーロット:まずは1ねw
ST:じゃあ、アッシュがストリートキッド時代に覚えた36の悪い技術のひとつを披露しよう。
ST:6d10で2成功。
ST:アッシュはヘアピンで鍵穴をがちゃがちゃやりながら「御主人様……ヘルマン様にはくれぐれも黙っててよね、僕がこんなことしたってこと」
シャーロット:「……あら、どうして?」くすっと笑いながら言ってみるw
ミトゥナ:「貴族さまですし」
ST:アッシュ「インヴィクトゥスの端くれが空き巣のまねごとなんて、エリュシオンで知れてごらんよ。恥ずかしくて半年は顔出せなくなる……さあ、開いた」
ST:立ちあがってジーパンの裾を払い、がちゃりとノブを回してドアを開けると、うやうやしく中へどうぞという仕草をする。
シャーロット:それじゃぁそのノリに合わせて気取って中に入ろう。
ミトゥナ:続いて戸惑いながら入りましょう
シャーロット:さて、アッシュ君は見張りをやってもらっておいたほうがよさそうかな?
ST:アッシュ「仰せのままに、レイディ」ミトゥナの口真似をして表に残る。
ST:カーテン越しに差しこむ月明かりで、薄ぼんやりと室内の家具の輪郭が見てとれる。古くさい型の大きなテレビ。テーブルの上に山積みになった、新聞と週刊誌と宅配軽食の空き箱。
ミトゥナ:BGMがおどろおどろしくなってきたりするんですね
シャーロット:「それじゃ、ちょっと家捜ししますか」とミトゥナにウィンク
ミトゥナ:「はい」
シャーロット:まずは靴の種類を確認。何人分あるかな?
ST:薄汚れた男物のローファーが一足
シャーロット:1足だけ……
ミトゥナ:「留守みたいですしね」
ST:ロッテ、〈機知〉+〈調査〉+1で振ってくれますか? +1は懐中電灯の装備ボーナス
シャーロット:あぶな……1成功
ST:ローファーの隣に、乾いた泥の靴痕があるのを見つけた。ちょうどローファーと同じぐらいのサイズで、スニーカーかなにか運動靴っぽい感じの痕。
シャーロット:「誰かが一足履いていったみたいね……」
ST:ちなみにローファーはかなり臭い(笑)
シャーロット:(゜ー゜;)
ミトゥナ:「泥って……公道を歩いたわけじゃなさそうですね」
ミトゥナ:嫌な予感が
シャーロット:……臭いってことは生きてるのかしら?
ST:〈機知〉+〈医学〉で判定を。
シャーロット:1成功。
ST:臭いといっても革の匂いやカビの匂いじゃなくて、不潔な人間の足の臭いだね(笑)
ST:判定に成功したから知っているけど、血族にはその手の体臭がない。
シャーロット:やはりw
シャーロット:冷蔵庫周りとかも生活している痕があるか確認してみよう
ST:冷蔵庫を開けるとひんやり涼しいよ。中は半分ほど残った牛乳瓶と、野菜室にしおたれたキャベツとトマト。
シャーロット:「ふ……ん」
ミトゥナ:「食べ物や宅配軽食の箱がある時点で吸血鬼さまじゃないですね……」
シャーロット:「そうね。普通の人間かどうかはわからないけど……。」
ST:ジョン・セントエルモが土地を売ったのは50年前のことだ。まだ普通の人間としての寿命範囲内ではあるね。
ミトゥナ:「自室や書斎みたいな部屋を探してみましょう」
シャーロット:「ええ、彼の背後関係とかがわかるかも。」
ST:2階に上がる階段を見つけた。
ミトゥナ:のぼりましょう
シャーロット:一緒に。
ST:客用寝室は段ボール箱の積み重なった物置とか、使い途もわからないガラクタの置き場と貸しているが、主寝室は使った形跡がある。というか、シーツが人間が起き出したときの形のままだ(笑)
シャーロット:「まぁこんな家に住んでるくらいだしね…┐(´-`)┌」
ミトゥナ:「……無精な方が一人で長年住んでいるみたいですね」
ST:総じて黴臭いのは、隅々に積もった埃のせいだけじゃなくて、床に積んである表紙の反り返った古本とか窓際に下げてある薬草の束とかのせいかもしれない。
ミトゥナ:藁人形とか不気味な色のインク壺とかですね
シャーロット:読書傾向に特徴はあるかな?
ST:〈知性〉+〈オカルト〉または〈知性〉+〈教養〉ー2
シャーロット:あらん……失敗
ミトゥナ:ミトゥナも振っていいですか。
ST:いいですよ。
ミトゥナ:〈意志力〉使用して1成功っと。
ST:ミトゥナはかろうじて見覚えのある本を見つけた。
ミトゥナ:読んだ事が有る?
ST:『蛇と虹』というブードゥー教に関する本だ。ちょっと前にゾンビ映画が流行った時に本屋で大いに売れた。
ミトゥナ:なるほど……ロッテに説明しつつ
ミトゥナ:「…彼は今どこにいるんでしょうね?」
ST:ミトゥナがその本を手に取った時、はらりと床に落ちたものがある。
シャーロット:「さぁね……あら?」
ST:電話の脇にあったメモ帳と同じ広告が入った用紙だね。何か走り書きがある。
ST:今日の日付と「午前2時。〈願掛け沼〉。トリカブト、未使用ナイフ、塩気禁止」
シャーロット:「どういう意味かしら……? かなり物騒だけど。」
ミトゥナ:「……これは、何かの集まりでしょうか?」
シャーロット:「なにかの儀式かもしれないわね。」
シャーロット:願掛け沼に心当たりはないですよね?
ミトゥナ:「そう、ですね……〈願掛け沼〉……」
ミトゥナ:学校の怪談をロッテに話します。
ST:ミトゥナの話によれば、学校の裏の森には怪人がいて、恨みを持つ者が森の沼に生き物を沈め殺すと、怪人が代わりに祟ってくれる、という怪談があるそうだ。どこの学校にもありそうな〈七不思議〉だけどね。
シャーロット:「沼があるの…(やれやれ)」
ミトゥナ:「〈願掛け沼〉が必要だったから、土地取引のときに分割したのでしょうか」
ST:階下でアッシュが呼ぶ声がするよ。「シャーロット! ミトゥナ! ちょっと来て」
ミトゥナ:おっと、呼ばれたなら参ります。
シャーロット:急いで行く。
ST:1階の裏口で、アッシュがしゃがみ込んで地面を見ている。地面は湿気を帯びて湿っぽく、靴痕がはっきり残っている。
ST:ロッテが見たところ、玄関に残っていた「乾いた泥の靴痕」の形とそっくりだ。
ST:アッシュ「森の方向に続いてるみたいなんだ」
ミトゥナ:今何時? とiPhoneで時刻確認
ST:午前1時半。
シャーロット:「……結局そうなるのね……」
ミトゥナ:「……靴跡も新しいですし、追いかければ会えそうですね」
ST:アッシュ「主の帰りを待ってみるって手もあるけど?」
ST:ここでロッテとミトゥナには〈知性〉か〈機知〉+〈政治〉か〈社交〉で振ってもらいましょうか
ミトゥナ:1成功
シャーロット:2成功
ST:ロッテのほうがさすがに血族だけあって事情をよく知っているようだね。
ST:宗教上の問題もあって、基本的にニューオリンズでは、ランケア・サンクトゥムとサークル・オブ・ザ・クローンはあまり仲がよろしくない。特にビダル公子はガチのカトリック信者からランケアに入信したこともあって、過去に何度かサークル・オブ・ザ・クローンの信者狩りをしたこともある、という噂。この街ではクローンの構成員というとヴードゥー信者が多くって、カトリック信者からはなにかと偏見を持たれることが多いね。この街のクローンの最有力者はバロン・シミティエなんだけど、おかげで肩身が狭い思いをしているらしい。
シャーロット:つまり隠れて集会をしている可能性があるかも……と?
ST:考えられますね。実際、公の場でヴードゥーの集会を開くことを禁じるおふれが出ているぐらいで。ニューオリンズ名物のヴードゥー・ツアーも、最近は「犯罪に遭う観光客が増えて」とかなんとか反対運動が出てるぐらいだから、まあ公子のヴードゥー嫌いは相当なもんだよ。
シャーロット:き、危険ねw
ミトゥナ:クローンに見つかったら、口封じに消される?w
ST:そんな血族事情はロッテは思いだした。
シャーロット:「主の帰りを待つか、森の中で集会がされているかもしれないのを確認しにいくか……」
ミトゥナ:「……帰りがいつになるか解りませんけど」
ST:アッシュ「午前2時というのが集会の時刻だとしたら、まさか5分や10分じゃ終わらないだろうし、ここらで泥に潜って昼間を過ごすのは避けたいね。このスタジャン、気に入ってるんだ」
ST:森からは微かに虫と蛙の鳴き声が聞こえてくるが、それに混じって微かに太鼓の低いとどろきが響いてきたのは空耳かどうか。
シャーロット:「ブードゥーの集会が行われているがわかれば、それでリンハルトさんの依頼への回答にはなるかしら?」>アッシュ
ST:アッシュ「そうだね。前所有者が土地を売る時にごまかしをした説明はつくだろうね」うなずく
シャーロット:「ん……、それじゃ行ってみるか。」
ミトゥナ:「……見に行くのです?」
シャーロット:「危険だから、集会が行われてることが確認できたらすぐ撤退するってことで」
シャーロット:「どう?」
ST:アッシュ「ヴードゥー信者どもに呪われるのはごめんだからね」激しく頷いて同意>ロッテ
ミトゥナ:「台所で塩を取ってきますね、何かの役に立つかも」
ST:キッチンの戸棚にまだ封を切ってないビニルパック入りの食塩があった。
ミトゥナ:バッグに入れますw
シャーロット:塩…(゜ー゜;)
ミトゥナ:それとiPhoneで御主人様にメール打ちます。儀式を確認するために森に入りますって
ST:御主人様から即刻レスが帰ってくる。「くれぐれも危険は冒すな。見つかったら迷わず逃げろ」
ミトゥナ:わかりましたと再返信
ST:では映画『Hatchet』に出てくるような鬱蒼とした森に入ってゆくということで。
ミトゥナ:いやーw
ST:晴れてはいるが、地下水が沁みだしているのか、地面はじっとりと濡れている。森の中の空気も湿気を含んでいるようだ。懐中電灯で足跡を照らしながら追っていくうちに、夜露でたちまち三人の服は不快に濡れてくる。
ミトゥナ:「ずいぶんと、奥みたいですね…」
ST:アッシュ「学園伝説になるぐらいなら、学院側から入れば、けっこう近いんじゃないかな……」
ミトゥナ:木々の間からお城の様な学校のシルエットが見えたりするんですね
ST:〈機知〉+〈沈着〉で判定をどうぞ。
ミトゥナ:3成功
シャーロット:2成功
ST:前方からドォォォォ……ンと森の木々を震わすような大太鼓の音が聞こえた。振動で木々の枝葉から露がばらばらばらっと落ちて、ミトゥナやロッテの頭や首筋に降りかかる。
ミトゥナ:「……近い?」
シャーロット:「……ようね」
ST:パラタタン、タタタタン、と小太鼓のリズムも微かに聞き取れるぐらいだ。
ミトゥナ:懐中電灯消した方がいいかな?
ST:〈機知〉+〈隠密〉で判定をどうぞ。ミトゥナのみ+1。
ミトゥナ:1成功w
シャーロット:〈意志力〉使ったのに失敗orz
ST:懐中電灯を消したミトゥナは、灯りが無くても周囲の木々がぼんやり見えることに気がついた。月光の青白さじゃない。オレンジ色の光が向こうでおぼろに木々を照らしだしている。木の燃える煙と、甘ったるい香の香りが風にのってつんと鼻を刺す。
ミトゥナ:炎?
ST:そう思った時、シャーロットの足下で小枝がポキンと音をたてた。
ST:とたんにドラムの音がぱたりと止む。オレンジ色の光がふっと消えた。
ミトゥナ:(見つかった?)
シャーロット:(にげないと!?)
ST:そしてガサガサと草木をかき分けるまぎれもない物音。
ミトゥナ:音源は複数?w
ST:複数聞こえる。なんか話し声も。何言ってるかまでは聞き取れないけど。
シャーロット:逃亡w
ST:アッシュは、点けたままだった懐中電灯をアンダースローで思いきりあさっての方向に投げる。
シャーロット:こっちはスイッチを消そう
ミトゥナ:後ろを気にしつつ逃げます
シャーロット:全速力
ST:WoD 基本ルールの Foot Chase ルールを使います。
ST:基本は〈体力〉+〈運動〉の延長対抗判定。
シャーロット:ふぇぇw
ミトゥナ:素晴らしいw
ST:こちらのスピード値は9。延長判定で、9成功貯めた人は逃げ切れます。
ST:ただし、追っ手から距離があるぶん、初めの2成功はおまけしましょう。こちらの姿をはっきり見せてもいませんしね。
ST:差し引き7成功貯めたら逃亡成功とします。
シャーロット:つかまるのは……?
ST:追跡側は、あなたがたが現在貯めている成功数を上回った時点で追いつきます。
シャーロット:これは厳しい……
ST:さて、あなたがたが逃げ道を求めて周囲を見回すと、ルートは2つ。
ST:1つは、もと来た真っ直ぐな道。見通しがいいので追っ手には丸見えですが、セントエルモ邸とそこに止めた車へは最短距離です。
ST:ですがもう一つ、脇に獣道を見つけました。こちらのほうは木の枝がほうぼうから突き出ていて、姿を隠しながら逃げられそうです。
ST:さて、どちらを行きますか? 分散してもかまいませんよ。
ミトゥナ:直線かしら
シャーロット:直線にします。隠密技能もないし……
ST:ではさきほど申しあげた通りに判定をお願いします。体力とかブーストするなら先に宣言してね。
ミトゥナ:アッシュ様は?
ST:二人とも直線コースをとるんなら、ついてくるよ。車のキーはなにしろアッシュが持ってる(苦笑)
ミトゥナ:〈意志力〉発動で、3成功w
ST:振り切るまで残り2成功ですね。
ST:ロッテ、判定をどうぞ。
シャーロット:血を使えるのって毎ターン1点まででしたっけ
ST:ロッテのBlood Potencyでは1点だけですね。
シャーロット:ダイス運が悪めなんで、血1滴で〈体力〉を2点ブーストして、〈意志力〉でダイスプール+3しますね
ST:OK。
シャーロット:ダイスプール合計10個。
シャーロット:……で3成功かぁ。期待値といえば期待値なんだけど
ST:ま、合計5成功です。次の判定で2成功すれば逃げ切れますよ?
ST:アッシュも同様に、血1点、〈意志力〉1点使用。
ST:同じく3成功。みんな横並びで走ってるのか? 漫画みたいだな。(笑)
ミトゥナ:問題は相手のダイス数と出目ですね
ST:まあオープンで振りましょう
ST:5d10で、1成功が1人、2成功が3人、3成功が1人、と。
ST:では、あっという間に来た道を引き返してセントエルモ邸まで戻ってきた。
ST:表にはアッシュのカマロが停まっている。だが、まだ追っ手を振り切ったわけじゃない。鍵開けて乗り込む間にも追いつかれるかもしれない。
シャーロット:(゜Д゜)
ST:可及的速やかに車に乗り込んでみる努力をする? それともいったん振り切ってから車に戻る?
シャーロット:乗り込んでみる努力をしたいなw
ミトゥナ:では振り返って、バックから塩パック取り出して、袋破って後ろにまき散らすように投げてみる。その後、車に乗り込みw
ST:〈敏捷〉+〈運動〉−1で判定を。>乗り込みたい人
シャーロット:〈運動〉ないから無理ぽいなー。〈意志力〉使って、かろうじて2成功。
シャーロット:(´▽`) ホッ
ミトゥナ:2成功。
ST:アッシュは〈意志力〉を使って、8d10で3成功。
ST:逃げ足だけは素早いアッシュは、ドアロックを開ける間ももどかしく運転席に転がり込み、森のほうをちらちら伺いながらエンジンをかける。
ST:アッシュ「かかれ、かかれ、かかれ、かかれ……ッ」
シャーロット:シンジ君がんばって
ST:まもなく森からヴードゥー教の彩り鮮やかな祭服を着た人々が牙を剥きだしながら飛びだしてくる。
ST:が、そこで辺り一面に撒き散らされた白い粉に気づいていぶかしげに地面を調べはじめる
シャーロット:w
シャーロット:ミトゥナ!呪文を!
ミトゥナ:Σ
ミトゥナ:「ああ、聖なるかな、聖なるかな、それとも闇なるかな」
ST:あいにく、ハッタリに引っかからなかった3人ほどがカマロに向かって駆け寄ってくるよ。
ミトゥナ:「暗黒神よ、ミトゥナに御加護を! 忌まわしきブードゥに罰を!!」と、でまかせでいってみましょうw
ST:(ダイスと密談している)
シャーロット:ぉw
ST:その時ようやくカマロのエンジンが息を吹き返した。
ST:ミトゥナの呪文のおかげか?(笑)
シャーロット:「全速!」
ST:アッシュ「言われなくてもわかってるよ!」
ST:アッシュがアクセルを床まで踏みこむと、尻を蹴飛ばされたようにカマロが飛びだし、後部トランクにとりついた3人のうち2人を振り落とす。
シャーロット:もう一人は……
ST:で、残った一人が車にしがみついて屋根によじのぼろうとしてるのがバックミラーで見えるけど。
ミトゥナ:「……ロッテ様! 後ろに」
シャーロット:「ふりおとして!」
ST:アッシュが何度か急ハンドルを切って振り落とそうとするが、落ちる気配がない。
シャーロット:そのまま連れてっちゃおっかw
ST:天井でガリリリリッと金属を引っ掻くような音が聞こえる。見てると車の天井にぷつぷつぷつっと突起ができて、真っ黒い鋭い鉤爪が食いこんでくる。
ST:アッシュ「くそ、《変幻》使いだ! 鉤爪を生やしてアイゼン代わりにしてるんだ!」
シャーロット:げ
ミトゥナ:「……吸血鬼!?」
シャーロット:そういえば銃持ってくるって言ってなかったな……
ST:ガシャン! と鋭い音がしてフロントガラスが割れた。アッシュが危ういところで首を竦めて、飛びこんできた鉤爪をかわす。
ST:一瞬コントロールを失った車が大きく左右に蛇行する
シャーロット:この状況で《魅惑》とか使えます?
ST:無理だねえ。相手は屋根の上だし、露骨に戦闘モードだ。
シャーロット:《支配》ならいけるかもかぁ
ST:視線さえ合えばね。
ミトゥナ:バックに手を入れてライターを捜します。
ST:ならば運試しをしてください。都合良くライター持ってるかどうか。貴方自身は煙草吸う設定ないですし。
ミトゥナ:御主人様の煙草に火をつけるのも仕事だったはずw
ST:なるほど、御主人様はパイプ愛好者でしたね。言い分ですな。
ST:では持っていた。
ミトゥナ:うおおおおw
ミトゥナ:ではフロントガラスから顔を出した時が貴方の最後よ、という覚悟でタイミングをじっと待つ
ST:フロントガラスに開いた穴から再度鉤爪の生えた手が伸びてきて、こんどはアッシュの肩を貫いてシートに縫いつける。肩を貫かれたアッシュが獣のような呻き声をあげる。鉤爪は血みどろだ。
シャーロット:危険なところに行く認識あったから、銃もってきたってのはダメですか?
ST:うーん。宣言してないものは持ってきてない、と言いたいところですが、ミトゥナには認めたからなあ。公平を期しましょう。ハンドバッグを探ると幸いにも銃の手触りが。
シャーロット:「と、そういえばっ」とか言ってとりだして天井に向かって撃ちますよー
ST:射撃判定をどうぞ。完全遮蔽ですけど、この状態じゃペナもへったくれもありません。ノーペナで
シャーロット:2成功。
ST:2成功ですか? うーん、それは天井に跳ね返って車内に跳弾しますよ(注:車の屋根を鉄板扱いとして、Durを上回らないため貫通できないと判断した)
ミトゥナ:ひえええ
ST:1: アッシュ 2: ロッテ 3: ミトゥナ
ST:1d3
ダイス:ST:2(1D3: 2) = 2
ST:ロッテの服が跳弾で破れた。
シャーロット:「っきゃ」
ミトゥナ:「……ロッテ様!」
ミトゥナ:かぎ爪で縫い付けているってことは腕が魔的な力でのびているのかしら。
ST:まあ、天井から手を伸ばしているとしたらいまゴリラ並みの腕の長さだろうね。>ミトゥナ
シャーロット:それじゃフロントガラスから伸びてアッシュ君の肩を貫いている腕を狙います。
ST:普通なら部位狙い扱いですが、至近距離なんでノーペナでどうぞ。
シャーロット:4成功だw
ST:生肉を撃ったような鈍い手応えがあった。撃たれたはずの腕からは、だが、血は一滴も流れない。車の天井で低い呻き声がして、アッシュの肩からずるりと鉤爪が引き抜かれる
ST:アッシュ「一瞬、人狼かと思ったけど……血が出ないってことは、同族、か」痛そうに顔をしかめる。鉤爪の痕は焼け爛れたようになっていて、血は微かに滲んでいるだけだ。
ミトゥナ:どうしようか、引っ込めてる腕に火を当てるか、それとも次の攻撃に対応した方がいいかしら
シャーロット:いったん外出て戦うほうが戦いやすいかも?
ミトゥナ:車から落とせば勝ちではw
ST:アッシュは片手でもう一度乱暴に車を蛇行させると、今度こそ天井からずるりと音がして、黒い塊のようなものが車道脇の坂道を転げ落ちていった。
シャーロット:あ、やた。
シャーロット:どれくらい走ったのかな?
ST:バックミラーにピックアップトラックが1台写っている。
ST:アッシュ「シャーロットか、ミトゥナか……運転、できる?」
ミトゥナ:首を振る
シャーロット:「免許はあるけど…(技能はないw)」
ST:アッシュは肩が痛むのか、辛そうな声で「じゃあ……後ろの奴をなんとかする方法、考えて。タイヤ撃ち抜くのでも、なんでもいいから」
シャーロット:「わかったわ」
シャーロット:「ミトゥナ手当てお願い」手当てが意味あるのかはわからないけど。
ミトゥナ:運転できそうにない?>アッシュの容態
ミトゥナ:「……血ならあげられますけど、運転中では……」
ST:アッシュ「この傷、再生がかからない。もらうだけ無駄だ。でも片手でこれ以上のカースタントはしたくないしね……その辺に地図があるだろ、市内への最短距離を見て、ナビ頼む」
ミトゥナ:「は、はい。(ごそごそ)」
ST:ダッシュボードにニューオリンズの道路地図が載ってる
ミトゥナ:現在位置割り出してサポートしましょう
ST:〈機知〉+〈運転〉が王道なんだろうけどなあ。まあ、住んでる街だから〈機知〉+〈教養〉で。
ミトゥナ:5d10で1成功。
ミトゥナ:「……次は右です」
シャーロット:トラックのタイヤか運転手、狙いやすそうなのはどっち?
ST:ロッテは助手席だから、運転席を狙おうとするとかなり無理な体勢になる。助手席側のフロントタイヤがいちばん狙いやすいかな。
シャーロット:あ、なる。それじゃ、タイヤを狙って銃を撃ちます。
ST:拳銃の射撃判定を、−1修正でどうぞ。
シャーロット:惜しい……4成功です。
ST:あと1個で例外的成功だったのにね。
シャーロット:あ……−1判定だったの忘れてた。
ST:それは気づかなかった俺も悪いからもういいよ。
ST:ともかく銃弾はタイヤを貫通した。トラックがガクッとつんのめるように斜めに前のめりになって、スピンするように止まる。背後からフランス語やら英語やらクレオールやらいろんな言葉で呪詛と罵声が飛んでくるが、それも見る間に遠ざかる。
ST:アッシュ「……ナンバープレート、読めないように汚しておけばよかったな」
ミトゥナ:「……ふぅ。なんとか振り切りましたね」
シャーロット:「そうね……。」
ST:みるみるトラックは遠ざかっていく。それきり、後ろにつけてくる車影は見えず、カマロは繁華街に入る。
シャーロット:「……振り切った……かな。運転替わる?」
ST:アッシュは苦笑いする。「免許持ってるんなら、15分前に言って欲しかったな」
シャーロット:「あなたほど上手くはないのよ」
ミトゥナ:「助かったんだから文句言わない」と微笑
ST:アッシュ「まあ、僕が拳銃を撃ってロッテが運転してたら、もっと悲惨な目に遭っていたかもね」と笑う
ST:アッシュ「もう大丈夫だよ。さすがに奴らも、サヴォイの版図で仕掛けてはこないだろう。サヴォイもいちおうはランケアだしね」
シャーロット:日本語版ではサボアとなっておりますですw
ST:……だせぇ表記になったなorz(←STは日本語版を持っていない)
シャーロット:ってここどこw
ST:フレンチ・クォーター。ニューオリンズの繁華街の中心地です。サヴォイという長老が勝手に「フレンチクォーターの主」を名乗ってこの辺を仕切ってます。
ST:アッシュ「とりあえず……うちの御主人様の屋敷でいい? 報告することすませて、後のことはそれから考えようよ」
シャーロット:「結構よ。」
ミトゥナ:「そうしましょう。手当もしないと…」
ST:アッシュ「ミトゥナ、僕たちの怪我は包帯や消毒薬では治らない。生き血で組織を作り直すしかないんだ。しかも、訓えで生やす鉤爪の傷はとびきりたちが悪いときてる」
ST:アッシュ「大丈夫、死にやしないさ。それよりこの忌々しい事件ととっととおさらばしよう」
ミトゥナ:「……お役に立てず申し訳有りません」
ミトゥナ:せめて安静にしてもらいましょうw
ST:アッシュ「君はアブデュルハミドのグールなんだ。あまり他所の血族に親切にすると、焼き餅をやかれるよ」
ST:そう言ってるうちにリンハルト邸に着きました。
ST:ヘルマンは負傷したアッシュの格好を一目見るや「なんという無様な格好だ」と開口一番、叱責する。
ST:アッシュ「(頭を垂れて)……失態でした」
シャーロット:「申し訳ございません。私がいたらぬばかりに……。」
シャーロット:と、とりあえずまずお詫びを申し上げておきます。
ミトゥナ:ミトゥナも無言で礼
ST:ヘルマン「アッシュ、おまえはとりあえずまともな格好に着替えてこい。その間にミス・アシュレイとアブデュルのグールから話を聞く」
ST:というわけで、メイドに連れられてアッシュ退場
ST:ロッテとミトゥナは奥の応接間に通されます。
ST:ヘルマン「さても、派手にやったようだな」
シャーロット:「そのつもりはございませんでしたが、やはり最後は危険を冒す必要がございまして……」
ST:ヘルマン「それだけの収穫はあったかね?」
シャーロット:「もちろんです」
シャーロット:「あの森はブードゥー……サークル・オブ・ザ・クローンの集会場としてつかわれておりました。」と端的に説明してしまおう。
ミトゥナ:うんうんと頷きます
ST:ヘルマン「なんだと? 公子の直轄地が、よりによって忌まわしい邪教の崇拝の場にされていたというのか」
シャーロット:「はい、直轄地であるからこそ気づかれないと考えたのでしょう。」
シャーロット:ジョンの家でのメモの話や森の中で見たこと、その後、血族に追われ襲われたこと、そこでアッシュが傷を負ったこともつづけて話します。
ミトゥナ:「……少なくとも5人。調べれば儀式の跡も見つかりましょう」
ST:ヘルマン「後日人をやって確認させよう。昼間のほうがよかろうな」<儀式の痕>ミトゥナ
ミトゥナ:「私でよければ案内役となりましょう」
ST:ヘルマン「なるほど。その森というのが……本来なら学院の敷地だったはずの土地なのだな。そして公的記録上は、公子の土地にまちがいない、と。それをジョン・セントエルモ某が公子に売る際にごまかした……そういう理解でよいのかな」
シャーロット:「ごまかした、と言い切るには、法的に難しい面もあります。土地上の一部の売買として合意していたのだという主張もできますので。ただ、先方が意図的に一部の土地を隠して公子に売りつけたのは間違いないでしょう。」
ST:ヘルマン「なるほど。敷地購入時に手続きをした、公子側の担当業者も問いただす必要はあろうな」
シャーロット:「おっしゃるとおりかと。」
ST:ヘルマン「ミス・アシュレイ、事が人間社会の法廷にもつれこんだ場合、仮に君にすべて一任したとすれば、勝算はどれくらいあるかね」<法的には難しい
シャーロット:「通常のやり方では困難でしょうね……。」
シャーロット:「しかし、通常でない方法であれば、可能性がないわけではありません。それも男爵側の横槍がなければ……ですが。」
ST:ヘルマン「可能性でいいから話してみたまえ」
シャーロット:「結局、判決は裁判官次第……ということです。裁判でもっとも重視されるのは契約書ですが、契約の経緯が全く無視されるわけではありません。今もって居る情報だけでは戦えませんが、当時の契約担当者から事情を聴取すれば武器が見つかるかもしれません。武器があれば裁判官を説得するのはさほど難しくはありませんが、向こう(男爵)がおとなしく集会場を手放すかどうか」
ST:「ふむ。私はインヴィクトゥスで、教会のミサというものに行かなくなって久しいが、それでも私の土地の——少なくとも現時点では私の——すぐそばでカルト集団が集会を開いているというのは愉快ではないな。非常に不愉快だ」ヘルマンはしばらく考えこんでから「少し人と話をしてくる。簡単な夜食しか出せんが、しばらく二人ともゆっくり休んでしてくれたまえ」といって部屋を出て行く。
ミトゥナ:「……はい」
シャーロット:礼を言って見送ろう
シャーロット:夜食♪
ST:しばらくして、ミトゥナには紅茶とサンドイッチを、ロッテにはワインボトルを持ってメイドが現れる。
ST:ワインボトルの中身は……保存されたものとはいえまぎれもない人血だ。
ミトゥナ:「有り難うございます」と、もぐもぐ
シャーロット:V:tRでは「血の呪縛」みたいな危険はないんでしょうかw
ST:あるけど、ロッテが味わったかぎり、これはふつうの人間の血だと思うね。
シャーロット:信じようw
ST:ま、ヘルマンの血だとしても、実際にかかりはじめるのは3回目からだからね。
ST:やがて戻ってきたヘルマンは、ダークスーツを一分の隙もなく着こなしたアッシュを連れている。
ST:ヘルマン「疲れているところをすまんが、急ぎ遭って欲しい方がいる。君たちが直接話したほうが早いと思うのでな」
ST:ヘルマン「夜明けまでもう一頑張り、してもらえるかね? お嬢さんがた」
シャーロット:「ええ、ごちそうにもなりましたし。」
ミトゥナ:「はい。何も問題は有りません」
ST:では3人とヘルマンを載せたリムジンは、ニューオリンズの高級住宅街へと。
ST:ひときわ豪壮なスペイン様式の館に車が止まる。
ミトゥナ:(うわぁ……)
シャーロット:(こ、これは……)
ST:先方にはすべて連絡済みだったようで、玄関にはすでに執事が立っており、気がついたら骨董品に囲まれた豪奢な応接間に通されて、「主はすぐに参りますので、お待ちくださいまし」と。
ミトゥナ:アッシュやロッテと顔を見合わせてガクブル
ST:そしてほどなく奥の部屋から現れたのは——漆黒の髪をきっちりと後ろになでつけ、古風なカットのダブルスーツを着た、背の高いスペイン人だ。普段、血族であるロッテやアッシュですら、直接言葉を交わすことはない人物。
シャーロット:もちろん顔は知ってます……よね?
ST:無論。ニューオリンズの公子、アウグスト・ビダルその人だ。
シャーロット:膝が震えるのを必死で耐えよう……。
ミトゥナ:俯いてロッテの後ろで控えていよう
ST:ビダル公子「(震えているロッテを一瞥して)この夜更けだ、多少の堅苦しい礼儀作法は抜きでよい。アルダー・ロード・リンハルトから、我が直轄地の所有権について諸君の著しい働きがあったと聞き及んでいる」
シャーロット:「は、はい、恐れ入ります。」
シャーロット:アルダー・ロード……?
ST:アルダーはインヴィクトゥスで特に齢を経た血族につけられる尊称。ロードはインヴィクトゥスに貢献があった血族に与えられる称号ですな。インヴィクトゥス内ぐらいしかわからないことですけど(笑)
シャーロット:さすがに公子ともなればそういったことにも精通してるのねぇ……
ST:ビダル「ミス・アシュレイ。聖ルーアン女学院を囲む森が、本来なら余の領土であるところ、法律上の小細工により所有者不明地になっていたそうだな。余も法律に関してはマルドナートに任せきりでな。ヘルマンに話したことを、余にも聞かせてもらえるかな?」
シャーロット:「はい、それでは…」と公的には一筆の土地であったこと、権利書・契約書はそれと異なり一部の土地(森)が除かれていたことなどを簡潔に話します
シャーロット:「通常は、契約時に登記簿を確認すれば間違えることはないのですが」と付け加えておく
ST:ビダル「時期的に、マルドナートが余の家令となる前の話だな。前任者がセントエルモと示し合わせたのやもしれん……よりによって、穢らわしいヴードゥーの輩に使わせるべく我が版図を掠め取ろうとは」
ST:ビダル「事と次第によっては、加担した血族の夜は短くなろう」
シャーロット:人間なら唾を飲み込むところかも
ミトゥナ:(ごくり)w
シャーロット:静かにうなずいておく。
ST:ビダル「そなたの話によれば、どうやら余はマルドナートを叩き起こして前任者をただちに引きずり出し、かのセントエルモともどもエリュシオンの法廷に立たせる必要がありそうだ」
シャーロット:「それが…よろしいかと存じます。」
ST:ビダル「それにしてもそなたの法律知識の深さは、その若さにして見あげたものだ。こたびの件については法律顧問として助言を求めることがあるやもしれん。その折には宜しく頼むぞ」
シャーロット:「微力を尽くさせていただきます。」
ST:ビダル「それから、そこなグール。ミトゥナ・ヴァイヤールとか申したか? そなたの機転についてはリンハルトが父子ともども感心しておった。ランケア・サンクトゥムに仕えるグールとして、誇りに思うがよい。そして今後はいっそう主に尽くせ」
ミトゥナ:「! あ、有り難うございます。光栄に存じます」と慌てて一礼
ST:ビダルは微笑して「気むずかしいインヴィクトゥスをしてああ言わせる者は、めったにおらんぞ」
ミトゥナ:(ぐーるに声をかける事が有るのか)と心臓どきどき
ミトゥナ:「……全ては主への愛でございます」
シャーロット:「(この娘は…┐(´-`)┌)」
ST:ビダル「アルダー・ロード・リンハルト。そなたの炯眼がなければこのたびの件は闇に埋もれたままだったろう。まずそのことに我が感謝を贈る。そして……そなたの子選びについて過去に余が申した言葉は、取り下げさせてもらおう」
ST:ヘルマン「(拝跪して)勿体ないお言葉にございます」
シャーロット:「(アッシュのこと…? まぁ聞き流しておいたほうがよさそうね…)」
ST:そして、ビダル公子は言葉を違えなかった。
ST:カーライル法律事務所には三日とおかず使者か電話が来て、あれやこれやと森の所有権に関する相談ごとをもちかけてくる。
シャーロット:ソフィアに最優先で処理するように言います。
ST:ついでに聞いたところによれば、公子の家令の前任者が、「内通する」と言うと聞こえは悪いが、サークル・オブ・ザ・クローンの迫害に同情して、地主のセントエルモと結託して仕組んだ話だったらしい。
シャーロット:同情か……。
ST:本来ブードゥー教は人を呪い殺す魔術がメインではないんですよ。歌って踊って熱狂のうちにロアと呼ばれる神々の憑依をこいねがう、シャーマニズム的な側面のある宗教なんです。もちろん白魔術と黒魔術があるように、呪詛を専門にする術者がいないわけじゃないんですが……
シャーロット:ブードゥーといえば呪いとぞんびってイメージですねw
シャーロット:まぁシャーロットも生前は敬虔なクリスチャン(カソリックかプロテスタントかはまだきめてない)だからちょっと偏見入ってます。
ST:うん、特にニューオリンズはそういう偏見持つ人間は珍しくないしね。
ミトゥナ:南部で黒人差別とかありそうですしねー
ST:元家令は、なまじ学を持ってただけに、政治的に危険な同情ってやつを抱いてしまったんですね。元々、誰も寄りつきたがらない土地でもあったし、公子は法律的な事柄は自分に任せきりだから、発覚はすまいと踏んで、犯行に及んだらしい。
シャーロット:なるほど……。
ST:そういう事情であった、とロッテやミトゥナは聞かされます。
ST:どうやって聞き出したか、その後彼らがどうなったかは……聞かない方がいいかもしれませんね(笑)
シャーロット:今聞こうとセリフ書いたところだったけどw
ST:現家令のマルドナートが「詳しく聞きたいか?」とにっこりするけど?
ミトゥナ:まるどなーとさんの目が笑ってないので聞きません
ミトゥナ:自分たちの姿見られてるし、追ってこないならなんでもいいですw
シャーロット:うむw
シャーロット:アブデュルハミド氏にも一応礼をしておこうかな。
ST:ミトゥナはしばらくクローンの版図に近づかないように言い含められてますね(笑)
ミトゥナ:目立ちますしねえ
ST:アブデュル「公子と同じランケアとして、土地があるべき者のもとに戻ったことは喜ばしいことだ。そこに我がプリンセスの活躍があったとすれば、なおさらね」とお気に入りの人形を撫でるように髪を弄ぶ>シャーロット
シャーロット:「(うーん…ヾ)」
ミトゥナ:「……ぁ……御主人様ぁ……」と、人前で見せつけます
シャーロット:「(本人が良ければいいか……。)」
ST:ロッテとしては彼はぜったい本心から言ってないと思う。
シャーロット:まぁとりあえずはってことで留保しておこう。
ミトゥナ:「またお会いしましょう、シャーロット様」と別れ際に挨拶
シャーロット:「また、機会があったらね。」
ST:そうそう、ヘルマンからは正規の依頼料と、全職員にお見舞い金という名目でボーナスがついたよ(笑)
ST:ヘルマン「ミス・アシュレイ、君には色々と世話になった。また法律の知識が必要になれば相談する相手は君にしよう」
シャーロット:「ええ、いつでもお声をかけてください。」
ST:ヘルマン「アッシュにも良い影響を与えているようだしな、いまのところ」
シャーロット:いまのところ…か(゜ー゜;)
ST:ヘルマン「ミス・シャーロット・アシュレイ。私は……いや、その話はまた次の機会にしよう。では、な」
シャーロット:「……?」
ST:というわけで長々とひっぱりましたが、これで切りとしたいと思います。
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V:tRセッションログ「非在の土地」(感想篇)
ブログの仕様上、完結編の... 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 september 9, 2007 02:47 am
V:tRセッションログ「非在の土地」(探索篇)
問題篇の続き。またまた終... 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 september 9, 2007 03:21 pm
歯車——V:tRセッション「非在の土地」エピローグ
2007年9月2日から3回に渡って行われたV:tRセッション「 続き... - Trackback from 骰子回転劇場・転|日記 september 9, 2007 06:26 pm
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