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骰子回転劇場 日記

Rule Clarification: ヴァンパイアは日焼け灯によってダメージを受けるか?

Amazon.co.jpで買うヴァンパイアが陽光に晒された場合の処理は『Vampire: The Requiem』pp.172-173に載っているが、日焼け灯など「人工の」太陽光に関する言及は一行もない。公式フォーラムにWWオフィシャルの判断が出たので以下に転載しておく。

Artificial sunlight has no supernatural effect on vampires. So, no damage of any kind.

人工的な太陽光はヴァンパイアにいかなる特殊効果も与えない。従って(紫外線灯などは)何のダメージも及ぼさない。—— Russell Bailey, WW Developer, 2007/10/22

映画からの連想だろうか、紫外線灯を対ヴァンパイア兵器に使おうと考えるプレイヤーがいるようだ。この公式ジャッジを仰いだ投稿者も、キャラクターに懐中電灯型のUVランプを持たせ「紫外線は太陽光の一種だから、これで照らされたヴァンパイアは毎ターン1点の再生不能ダメージを受けるはずだ」と主張するプレイヤーに困惑したのがきっかけである。理屈には違いないが、吸血鬼がフラッシュライトを浴びて21秒で灰になるというのはいただけない。私も今後は公式見解に準じたジャッジをしようと思う。

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『Fall of the Camarilla』の内容詳細が判明

Fall of the Camarilla

Blood Boils. Rome Burns.
血が滾る。ローマが燃える。

The age of Rome is coming to a close. The great glory of the Camarilla is teetering on the brink of disaster, propped up against powerful enemies both without and within by the will and sacrifice of the Kindred. The Augurs of the undead see catastrophe looming as clashes with the growing ranks of the Sanctified Martyrs accelerate towards civil war. Barbarians march on Rome itself, and the horrifying, disembodied Nemeses — sworn enemies of the Camarilla — penetrate the very foundations of Kindred society. Take the role of vampires in the historical last nights of the Camarilla, and play a crucial part at the calamitous pivot of vampire history. A gameplay expansion and setting book for Vampire: The Requiem
ローマの時代は終焉を迎えようとしていた。カマリリャの大いなる栄華は破滅の淵で揺らぎ、血族の抵抗と犠牲によってかろうじて内外の強敵に持ちこたえている。卜占官はランケア・サンクトゥムの増え続ける信者との対立が内乱を加速し、破滅をもたらすだろうと予言した。蛮族はついにローマ本土にまで侵入し、恐ろしい、実体を持たぬネメシス——カマリリャの不倶戴天の敵——が血族社会の礎そのものを蝕みつつあった。プレイヤーはカマリリャ崩壊の歴史的瞬間に立ち会うヴァンパイアとなって、この血族史の不吉な転回点において決定的な役割を演じることになる。Vampire: The Requiem用拡張システム・世界設定資料集。

» An epic, companion piece to Requiem for Rome, chronicling the end of the last great unified society of vampires.
『Requiem for Rome』と対をなし、ヴァンパイア最後の大共同体の崩壊を描く、叙事詩的規模のクロニクル。

» Play the chronicle from multiple perspectives, as heroes of the doomed Camarilla or instigators of the final collapse. Take advantage of political opportunity to seize power and steer history, indulge in decadent escape unparalleled in modern nights, or bathe in the blood of your hated enemies.
カマリリャ崩壊を食い止めようとする英雄、あるいは決定打を加えようとする黒幕、どちらの視点からもプレイ可能。

» Learn about the true origins of three of the modern covenants and witness the spectacle of ancient betrayal and devastation. Includes new rules for arena competition, blood magic rituals, and a resource for running Chronicles set in Byzantium, the first true seat of Sanctified power.
現存する五大コヴナントのうち、三つの誕生秘話が明らかに。キャラクターの眼前に展開される古代の裏切りと破滅の一大スペクタクル。新たに闘技場ルールと古代の儀式魔術を追加。ランケア・サンクトゥム最初の本拠地ビザンチウムでクロニクルを展開するために必要な背景設定を収録。

ISBN: 1-58846-271-8
Stock #: WW25307
体裁:224ページ、ハードカバー
著者:Russell Bailey, David Chart, Ray Fawkes, Howard David Ingham, Chuck Wendig

White Wolf Forums, 2007/09/03

「Magical Toolの実例色々」追加しました。

2007/10/04「Magical Tool の実例色々」に、元ネタスレから3行追加しました。「MP3プレイヤー」より下の行が追加分です。

どうしてワールド・オブ・ダークネス製品には索引がないのか

First off, let me agree with those of you who think that by and large our indexes suck. I agree. I don't think that about every index that we've ever made, particularly from the arrival of the WoD Core Rulebook onward, but most of the ones we did weren't that good, and many books that needed them didn't get one. Even a crappy one.

まず、皆さんが感じられているとおり、我が社の製品の索引は概して不満足な出来だ。私もそう思う。全部が全部そうというわけではないし、特にWoDコアルール発売後は改善してきたつもりだが、我が社が作ってきた索引はたいてい出来がよくないし、その申しわけ程度の代物すら付いていない本も多い。索引が必要とされる製品にもかかわらずだ。—— Richard Thomas, at White Wolf LiveJournal, 2007/10/26

WoD英語版を読むようになると、どうしても生じてくる一つの不満がある。それはほとんどのサプリメントに索引がないことだ。

読み物的なサプリメントならまだいい。困るのは、追加データ集や拡張ルール集だ。
「あの特殊能力はどこに載ってたっけ」
「あの追加ルール使いたいんだけどどこにあったっけ」
と思いたった時、マーフィーの法則によって、それは索引のない本である。頼れるのは己の記憶力と「How to Use This Book」コーナーの各章概要のみだ。たぶんこの本のこの辺であろう、と見当を付けて、えい、やっ、とページを繰るはめになる。

PDF版を持っていればテキスト検索も使えようが、ゲームショップや公民館の貸しスペースでノートパソコンを叩く余裕が万人にあるわけではない。正確なスペルを覚えていなければお手上げだし、そもそも、旧WoD時代にはPDF版というものがなかった。

ゆえに旧WoD時代から現在に至るまで、「索引がない」は洋の海外を問わずWoD英語版ユーザーの嘆き文句でありつづけてきた。White Wolf社にその嘆きが届いていないはずはない。それなら、何故なのか。WWの偉い人、リチャード・トーマスが長年の疑問についに答えてくれた。

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posted at 05:41 pm in C:tL, in M:tAw, in MET, in P:tC, in V:tR, in W:tF, in WoD1.0, in WoD2.00コメント0トラックバック

『Requiem for Rome』の内容詳細が判明

Amazon日本で買うRequiem For Rome

Blood. Sex. Lies. Rome. In the fire-lit nights of ancient Rome, before vampire society was plunged into the Dark Ages, when pagan priests ruled Kindred society and secret cults were first forming around the legend of a Roman spearman cursed by the Christian God, the Kindred dwelt beneath Rome in a city of the dead. They walked the streets by night, manipulated the noble families of the Senate and haunted the orgiastic feasts of the age. They were hailed as demigods and reviled as ancestors rejected from the afterlife. Learn how the Kindred became the Damned, and how a phantom spearman brought down the kingdom of the undead. A gameplay expansion and setting book for Vampire: The Requiem
血。セックス。嘘。ローマ。時は松明が夜を照らす古代ローマ時代、ヴァンパイア社会が暗黒時代に没する前、多神教の神官らが血族社会を支配し、キリスト教の神に呪われたあるローマ槍兵の伝説を信じるカルト集団がひそかに結成されようとしていた頃、血族はローマの地下に死者の街を築いていた。夜な夜な地上を徘徊し、元老院の貴族を操り、酒池肉林の饗宴に溺れた。半神と崇められることもあれば冥府から追われた父祖と忌み嫌われることもあった。血族がいかにして「呪われし者」となったのか、一人の槍兵の亡霊がアンデッドの王国をいかにして崩壊に導いたのかが明らかになる。『Vampire: The Requiem』の拡張ルール集+設定資料集。

» Explore a rich and vivid vision of ancient Rome, overflowing with bloody passion, mystic intrigue and glorious hedonism — from the beginning of the Empire to the ruin of vampire society.
血なまぐさい欲望、底知れぬ陰謀、輝かしき退廃に溢れた古代ローマの世界を色鮮やかに描く——帝政の始まりから大ヴァンパイア社会の崩壊まで。

» This is a player-focused guide to the grotesque and beautiful world of nighttime Rome, with new character-creation guidelines, lore on the ancient clans and covenants, forgotten blood-magic and finely focused gameplay featuring new rules for formal debate, coercion and the weaponry of the age.
夜の古代ローマのグロテスクにも美しい世界へ誘うプレイヤーガイド。キャラクター作成ガイドを一新、氏族とコヴナントの当時を解説。現代では失われた血の魔術も収録。討論、強制、古代武器を扱う新ルールを追加し、ゲームプレイを細部までサポート。

» Do battle with barbarian vampires, uncover the secrets of mystery cults, rule a family of the Roman aristocracy and change the course of Kindred history in the Necropolis beneath Rome— if you can survive the gruesome attacks of the ancient monsters hunting the Kindred.
蛮族ヴァンパイアと戦い、宗教結社の暗部に迫れ。ローマ貴族を傀儡とし、ローマの地下に拡がるネクロポリスで血族の歴史の流れを変えろ——血族を狩る古代怪物どもの戦慄すべき襲来をかいくぐり。

» This book sets players up for the epic Byzantine chronicle contained in the follow-up book, The Fall of the Camarilla.
続刊『The Fall of Camarilla』で展開される叙事詩的スケールのクロニクルを遊ぶための準備資料集。

ISBN: 1-58846-270-1
Stock #: WW25140
体裁:全224ページ*、ハードカバー
* アートディレクター Craig S Grant によれば、正確には256ページ以上とのこと(情報元)。
著者:Will Hindmarch, Howard David Ingham**
** Ingham によれば、他にも Ray Fawkes, Russell Bailey, David Chart, Chuck Wendig が執筆に参加したとのこと(情報元)。
ディベロッパー:Ray Fawkes
表紙デザイン:matt milberger

White Wolf Forums, 2007/09/03

『Damnation City』都市自作マップパーツのPDF版が配布開始

Damnation City 表紙10/3のエントリで紹介したように、『Damnation City』には切り抜いて貼り合わせることで手軽に自作都市のマップを作れるパーツ群が掲載されている。

... visit White Wolf Online at www.white-wolf.com and download larger versions of the Damnation City map segments to print out and use to build your city.

弊社公式サイト White Wolf Online には、プリンターで印刷して使える、より大きなバージョンも用意している。——『Damnation City』p. 195

とあるが、この印刷用PDFが18日に公開された。White Wolf Online と DriveThruRPG.com、どちらからでも無料でダウンロードできる。

このPDFには『Damnation City』pp. 184-195収録のマップパーツの高画質バージョンのほか、おまけパーツ2点が付属し、『Damnation City』をPDF版で買った人にも利用価値のある内容になっている。

White Wolf Online, 2007/10/18

『Winter Masques』アマゾンに表紙公開

Amazon日本で買うすでに恒例と化しているが、C:tLサプリメント第二弾『Winter Masques』の書影が公式サイトに先駆けてアマゾンにアップされている。内容はまだ不明だが、Changeling の世界では冬は「悲しみ」の季節。このキーワードと内容がどうつながるのか楽しみだ。


『Autumn Nightmares』

Amazon.co.jpで買う木々なべて黄葉し、
草なべて茶に枯るる。
夜はなべて長夜となりて、
いまや陽は沈みゆく。
鴉は枝に、
狼は野に。
異人は影に、
さらば、童よ。
—— 作者不詳

『Changeling: The Lost』サプリメント第一弾。Changeling に敵対する諸勢力の動機、手段、サンプルデータ集。True Fae を徹底解説。Keeper のコンセプト例も多数紹介。すぐに使える敵役データ、数十種類を収録。

参考:骰子回転劇場・転|日記: 『Autumn Nightmares』表紙&概要公開

『World of Darkness: Reliquary』発売

Amazon日本で買うどのWoDシリーズでも使える汎用マジックアイテム「relics」に関するルール、アイテム自作システム、サンプルデータを追加するサプリメント。便利な物あり呪われた物あり、ゲームでの活用例や導入方法、relic を利用したシナリオ案なども紹介。relic の調査・創造・使用に関する Merit も新たに追加される。

ハードカバー128ページ。ISBN 978-1-58846-492-7。

Will HindmarchはWhite Wolf社を退職、再びフリーランスに

突然のV:tRディベロッパー交代発表により、2代目ディベロッパーWill Hindmarchの去就が注目されていたが、結局、White Wolf社を退職してフリーライターにもどる旨を個人ブログで明らかにした。

Hindmarch氏とはV:tRのシナリオアイデア集を翻訳転載させていただいた折に少しだけ個人的にやりとりしたことがあるが、そのとき受けた「謙虚で真面目そうな人」という印象はその後のV:tR製品にも現れていたように思う。基本ルールを大きく書き換えるような追加ルールの紹介にあたって、「ここから先は基本ルールを大幅に逸脱することになるけど、それはこれこれの考えがあってのことだから、合わないと思ったら基本ルールの方を使ってくれ」とわざわざ断り書きをつけるあたり、他のディベロッパー以上に几帳面な人となりを感じさせられた。

後任のJoe CarrikerもWhite Wolfの古強者だから、今後V:tRの方向性や品質が大きく変わることはないだろうし、White Wolf社での実績は今後Hindmarch氏のフリーランス活動に追い風となるだろう。氏のますますの活躍を海の向こうから祈りたいと思う。

……Justin Achilliのように「ゲームで遊ぶのはいいがゲームを作るのはもう沢山」と辞めた後、結局執筆陣として舞い戻ってくる、なんてこともちょっと期待して。

The Gist @ WordPress, 2007/10/08

『Autumn Nightmares』表紙&概要公開

Amazon.co.jpで買う10/10発売予定の Changeling: The Lost サプリメント『Autumn Nightmares』の表紙と概要が正式公開された。公式サイトで表紙の拡大画像を見ることができる。本書は True Fae はじめ Changeling の敵役を解説するサプリメントだけあって、表紙も Arcadian Huntsman (C:tL p.278) を彷彿とさせる。もっとも、有角の狩人というのは Ethan Skemp お気に入りのモチーフらしく、古くはワーウルフ:ジ・アポカリプスのトーテム精霊にもまぎれているのだが。

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Changeling: The Lost の初刷は何部?

Changeling: The Lost が発売後わずか1ヶ月にして増刷決定したことについて、「確実に売り切れるよう故意に少なめに刷ったのでは」と憶測が流れているが、White Wolf 公式ブログ上で Richard Thomas はその可能性を否定している。

曰く、正確な数字は公表しないのが業界の慣例だが、あえて言うならWhite Wolfの場合、伝統的に初刷部数は1万部から2万部の間に設定しており、Changeling の部数もその慣例にならって決定したとのこと。

先に出た Promethan: The Created がまだ増刷されない点を指摘して「P:tC が売れなかったので C:tL は少なめに刷ったのでは」という憶測もあるが、これについても Richard は「P:tC は当初予測通りの売り上げを達成した。C:tL が先に増刷を達成したのは、おそらく Changeling: The Dreaming 以来の古いファン層のおかげでは」と否定している。

White Wolf LiveJournal, 2007/10/05

V:tR新ディベロッパーはJoseph D. Carriker, Jr.に、他2人の新ディベロッパーがWW着任

White Wolf 公式ブログによれば、Vampire: The Requiem のディベロッパーが Will Hindmarch から Joseph D. Carriker Jr. に交代する。Carriker氏のV:tRディベロッパー初デビューは、近日発売予定の氏族専用サプリメント、Clanbookシリーズになるとのこと。

また Mage: The Awakening 関連では、Alternative Publishing 部門に新たに着任する Eddy Webb が、8月に発売された『Mind Eye's Theatre: The Awakening』 のために M:tAw サプリメントを移植する大事業にとりかかる。

さらに、EVE RPG の専任ディベロッパーとして Russell Bailey が着任。Richard Thomas 曰く「1人で12人分の執筆能力を持つ」彼は、すでにV:tRサプリメント『Damnation City』にも寄稿した実績があり、『Requiem for Rome』『Fall of the Camarilla』『Daeva Clan Book』の執筆陣にも参加する予定とか。EVE RPG のディベロップはこれまで M:tAw ディベロッパー Bill Bridges が兼任していたが、Bailey の着任により肩の荷が下りたぶん本業がスピードアップするかも?

White Wolf LiveJournal, 2007/10/05
Screaming Out Loud, 2007/10/05
Oakthorne's Journal, 2007/10/05

超常種族はチェンジリングになりうるか?

公式フォーラムに「True Faeが人間以外の超常種族(Vampire, Werewolf, Mage, Promethean)を妖精界に拉致することはありうるだろうか?」というスレッドが立っている。

身も蓋もない答えをするなら、答えはノーだ。Vampire/Werewolf/Mage/PrometheanといったMajor Templateは、同一キャラが複数持つことはできない。Vampire/Changeling というハイブリッドキャラはシステム上存在できない。

Ethan Skemp によるもう少し文学的な解答を「続きを読む」の後に転載しておく。

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Changelingのオーラは何色か

《先覚/Auspex》2ドットなどオーラを視る能力があれば、超常種族とその種類をある程度見分けることができる。ではチェンジリングはオーラで判別できるものだろうか? Ethan Skemp ディベロッパーが非常に明確なジャッジを出してくれているので公式フォーラムから転載しておく。

Changeling auras don't mark as "changeling." Rites of Spring talks about potential ways to penetrate the Mask, but there are no obvious differences between a changeling's aura and a normal person's; the Mask protects the aura as well.
チェンジリングのオーラにはそれと判る特徴はない。サプリメント『Rites of Spring』では〈仮面〉を透かして正体を見る方法をとりあげるが、いずれにせよチェンジリングのオーラと常人のオーラにはこれといって相違はない。〈仮面〉はオーラをも偽装するんだ。

A changeling with pledges up will have dark bands in their aura, though, much like a person under a geas of Fate. They're likely less prominent, but still there.
誓約を立てているチェンジリングにはオーラに黒い帯が現れるが、これは《運命》の束縛下にある者にも出る特徴だ。チェンジリングに限ったものではないが、まあオーラに出るといえば出る。——Ethan Skemp, at White Wolf Forums, on 2007/10/01

ChangelingのArcadiaとMageのArcadiaは同一世界か?

Changeling: The Lost において、キャラクターが拉致されてチェンジリングに変えられるのが妖精界 Arcadia。だが、Mage: The Awakening にもまったく同じ名前で呼ばれる異界が存在する。そこは妖精が住み魔法に満ちた気まぐれな世界で、辿り着いたキャラクターは Acanthus メイジとして覚醒することになる。

二つのアルカディアは同じ世界を異なる視点で見た結果なのだろうか? それとも異なる世界がたまたま同じ名前で呼ばれているにすぎないのだろうか?

公式フォーラムでもしばしば討論され、#wod-jpでも何度か話題にのぼったが、White Wolf の公式見解は「ストーリーテラー個人の解釈にゆだねる」ということらしい。

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Magical Tool の実例色々

Mage: The Awakening のメイジは魔術を行使する際の補助具として Magical Tool (M:tAw p.89-90) というものを使う。『メイジ:ジ・アセンション』の焦具(Foci)に似ているが、異なるのは Paradox を緩和する点(M:tAw p.123)。効果はささやかだが、Paradox の発生率は低いに越したことはないし、Magical Tool を携帯する不利益も原則としてはない。

基本ルールブックに色々と示唆は載っているが、実際のところ、みんなは何を Magical Tool にしているの? というアンケートスレが公式フォーラムに立っている。キャラクター作成のヒントになりそうなので発言の中から実例を拾ってみた。

見ていると、材質や道具の種類をうまく組み合わせてOrderやPath、よく使うArcanaまで象徴させている人が多い。単純にPath/Order Toolのほうが汎用的でいいじゃないか、とArcana Toolをまったく無視していたが、目から鱗が落ちる思いである。

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C:tL 単発シナリオフック:イニスフリーの大ゴブリン市

WoD御用達のフリーランスライター Matt McFarland が、Changeling: The Lost の単発セッションをやることになったらしく、個人ブログにシナリオ草案を書き留めている。自分を含め、これから遊ぼうというSTの参考までにメモ。

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World of Darkness: Midnight Roads

WoD2.0 事情にあまり詳しくない人向けに説明しておくと、題名に『World of Darkness:』とつく製品はワールド・オブ・ダークネス汎用サプリメントで(以下WoDコアサプリと略)、どのシリーズでも使えるし WoD基本ルールで作った人間キャラクターでも遊べるようになっている(実際、人間PCを想定したゲームバランスの製品が多い)。

WoDコアサプリを買うもう一つの楽しみは資料価値だ。『WoD: Armory』は武器車両関係、『WoD: Tales from the 13th Precinct』は米国の警察と司法制度、『WoD: Asylum』は米国の医療(特に精神病院)に関する手堅い参考資料にもなっていて、TRPGをやる上で必要な情報を効率よく拾うことができる。

そんなコアサプリシリーズに新たな製品が加わりそうだ。著者は WoD御用達ライターにして一児のパパにして社会人学生にしてベテランSTである、ついでに私とタメ年らしい Matt McFarland。彼の個人ブログによれば、新作『World of Darkness: Midnight Roads』はこんな内容だそうだ。

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『Damnation City』の切り貼り都市パーツは来週公開?

Damnation City 表紙都市設定自作支援サプリメント『Damnation City』には、V:tRの中心舞台となる都市の設定を自作する方法や、それを利用した新しい遊び方が数多く紹介されている。

中でも pp. 184-195 「Maps」セクションには、近代的な都市のマップなんか描く労力も時間もない、という人でも、ハサミとノリとコピー機があればオリジナルの都市(あるいは実在の都市のWoDバージョン)が作れてしまう、暴力的なまでに画期的な手法が登場する。

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デル・トロ監督が13年間温めていた脚本はレスラーと吸血鬼が出るメキシコ映画だったこと、または緑の悪魔について

ギレルモ・デル・トロ監督がラヴクラフト『狂気山脈』を映画化するという噂について情報源を漁っていたら、思わぬ副産物を発見。

ニュースサイト SCI FI Wire の取材を受けたデル・トロ監督が次作のアイデアを語る中に、こんなくだりが出てきたのである。

Then there's Silver, which he would return to his native Mexico to film, he said. "I've been 13 years writing a screenplay called Silver," he said. "It's about wrestlers and vampires. But it's completely straight."

(ヘルボーイ2、狂気山脈、モンテクリストを次作候補に挙げ)その後『Silver』で生地メキシコに戻って映画を制作することを考えているという。「『Silver』は私が13年間書き続けてきた脚本なんだ」デル・トロ監督は語る。「レスラーたちと吸血鬼たちが出てくる話でね。ごくごくシンプルな映画だよ」——SCI FI Wire, 2006/12/19

メキシコ・プロレス・ヴァンパイア。このキーワードに反応した貴方は Vampire: The Masquerade 英語版ユーザーに違いない。そう、あの「緑の悪魔」El Diablo Verde だ。

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『Requiem for Rome』書影がアマゾンにリーク

Amazon日本で買うV:tRを古代ローマ時代で遊ぶエキスパンション、11月721日発売予定。WW公式サイトでは未公開の表紙が、例によって Amazon には一足早くアップされている。それにしても Amazon の題名入力の不正確さはどうにかならないものか。検索でヒットすればいいというものではないだろうに。

「背景設定はより残酷で享楽的になる」という噂が現実味を帯びてくる血まみれ表紙だが、これだと通勤電車に持ちこむにはかなりためらわれるなあ。新WoDサイズのブックカバーをどこかで売ってないものだろうか。

内容に関する情報は8月7日のエントリを参照されたし。

Tales of the Dragon’s Tail - 2007-09-29

ラヴクラフト『狂気の山脈にて』をギレルモ・デル・トロ監督が映画化

現在「ヘルボーイ」の続編を製作中のギレルモ・デル・トロ監督の次回作が、H・P・ラヴクラフトの傑作の誉れ高い『狂気の山脈にて』の映画化になることが明らかとなった模様。—— All Cinema Online, 2007/10/03

ギレルモ・デル・トロ監督といえば『パンズ・ラビリンス』も手がけた人。ラヴクラフトの狂気をどう映像化するのか楽しみだ。ちなみにこの人、映画『チェンジリング』のリメイクにも参加するらしいし、ニール・ゲイマン『デス』の映画化にも手を貸している模様。WoD者としては目の離せない映画人である。

White Wolf 社、宇宙進出記念に EVE Online 30日間体験アカウントを無料配布

むろん宇宙といってもバーチャルな宇宙の話だが。White Wolf 社は合併した親会社CCPが運営するMMORPG『EVE Online』上にバーチャル支社 White White Wolf Enterprises を設立した。WW社の創設者の一人 Stewart Wieck が本日メーリングリストを通じて発表した。

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Monday Meeting Is All Late and Stuff

  • World of Darkness Core
    • World of Darkness: Changing Breeds は最終レイアウトと校正中。Mike Chaney 曰く「ヌードが沢山出てくる本」だそうな。まあ変身種族だけに毛深いヌードに違いないが。
  • Vampire: The Requiem
  • Mage: The Awakening
    • Adamantine ArrowBanishers が校閲段階。
    • SIlver Ladder の表紙イラストレーターを手配中。
  • Changeling: The Lost
    • Ethan Skemp が Goblin Market (妖精界と人間界のはざまで定期的に開かれる不思議な蚤の市。C:tL pp. 279-285) に関する何かを執筆中。PDF 限定リリースというから、SAS の新作の可能性が濃厚。
    • Rites of Spring が校閲段階。
  • Scion
    • Scion: God はレイアウト段階。
    • SAS シリーズで Scion 関連製品を出すことが検討されているようだ。
  • Project: Blue November なる計画が進行中。すでに校閲段階まで進んでいる新製品らしいが、詳細は不明。
  • White Wolf 社はディベロッパーを増やす予定らしい。いくら第4シリーズ以降が1年限定展開とはいえ、三大メインシリーズを抱えている Will, Ethan, Bill が交代で兼任という体制はきつかったのだろうか? 事実、Ethan が C:tL にかかっている間、W:tF ラインはほとんど止まっていたことだし。
  • 忘れた頃にやってくる、White Wolf Podcast が近日更新予定とか。公式ブログでは Podcast でとりあげてほしい質問を受付中。
  • Ethan Skemp が Grimoire of Grimoires を執筆中。どのシリーズの製品かは不明だが、彼は現在 Changeling/Mage/Werewolf の三股かけるディベロッパーなので、題名からしてMageサプリの可能性が高い。

White Wolf LiveJournal, 2007/09/27
White Wolf LiveJournal, 2007/10/01


World of Darkness に関する海外ニュースを Professor がときに適当な翻訳でお届け。名前が日記なのは骰子回転劇場・転の日記コーナーだった名残。実質上WoD2.0対応の回転劇場なので改名検討中。