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新年初の Monday Meeting レポートでは、早速いくつかの見慣れないタイトルが登場している。
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新年早々、White Wolf公式ブログに2007年を振り返っての感想があがっている。WoDに関するものを中心にかいつまんでご紹介。
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耳を澄ませ。聞こえるか? 汝の魂の雷鳴が、内なる十万億土に轟き渡るのが。
神々はそこに、汝の内におわす。夢と知識の諸界に、この地上を歩む諸々の精神へ汝をつなぐ金無垢の鎖の間に。
卑俗なる肉体に沈潜する高貴な自我を見つけ出せ。己の魂に書かれた言葉を読み取れ。そこに見いだした名を唱えよ。己を桎梏より解き放つのだ。—— アリスタルコス、アダマンタイン・アローの語り部たるモロス
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Mage: The Awakeningサプリメント『Astral Realms』の内容と表紙拡大写真が公開された。11/7発売だが、現地との時差のためDriveThruRPG.comなどへの入荷は日本時間で明日以降になると思われる。11/7 16:40時点でDriveThruRPG.comに入荷しました。
耳を澄ませ。聞こえるか? 汝の魂の雷鳴が、内なる十万億土に轟き渡るのが。
神々はそこに、汝の内におわす。夢と知識の諸界に、この地上を歩む諸々の精神へ汝をつなぐ金無垢の鎖の間に。
卑俗なる肉体に沈潜する高貴な自我を見つけ出せ。己の魂に書かれた言葉を読み取れ。そこに見いだした名を唱えよ。己を桎梏より解き放つのだ。—— アリスタルコス、アダマンタイン・アローの語り部たるモロス
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2007/10/04「Magical Tool の実例色々」に、元ネタスレから3行追加しました。「MP3プレイヤー」より下の行が追加分です。
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First off, let me agree with those of you who think that by and large our indexes suck. I agree. I don't think that about every index that we've ever made, particularly from the arrival of the WoD Core Rulebook onward, but most of the ones we did weren't that good, and many books that needed them didn't get one. Even a crappy one.
まず、皆さんが感じられているとおり、我が社の製品の索引は概して不満足な出来だ。私もそう思う。全部が全部そうというわけではないし、特にWoDコアルール発売後は改善してきたつもりだが、我が社が作ってきた索引はたいてい出来がよくないし、その申しわけ程度の代物すら付いていない本も多い。索引が必要とされる製品にもかかわらずだ。—— Richard Thomas, at White Wolf LiveJournal, 2007/10/26
WoD英語版を読むようになると、どうしても生じてくる一つの不満がある。それはほとんどのサプリメントに索引がないことだ。
読み物的なサプリメントならまだいい。困るのは、追加データ集や拡張ルール集だ。
「あの特殊能力はどこに載ってたっけ」
「あの追加ルール使いたいんだけどどこにあったっけ」
と思いたった時、マーフィーの法則によって、それは索引のない本である。頼れるのは己の記憶力と「How to Use This Book」コーナーの各章概要のみだ。たぶんこの本のこの辺であろう、と見当を付けて、えい、やっ、とページを繰るはめになる。
PDF版を持っていればテキスト検索も使えようが、ゲームショップや公民館の貸しスペースでノートパソコンを叩く余裕が万人にあるわけではない。正確なスペルを覚えていなければお手上げだし、そもそも、旧WoD時代にはPDF版というものがなかった。
ゆえに旧WoD時代から現在に至るまで、「索引がない」は洋の海外を問わずWoD英語版ユーザーの嘆き文句でありつづけてきた。White Wolf社にその嘆きが届いていないはずはない。それなら、何故なのか。WWの偉い人、リチャード・トーマスが長年の疑問についに答えてくれた。
リチャードによれば、理由は旧WoD時代に遡るという。
「紙数の制約」というのは、書籍は印刷の都合上、一定ページ単位で作らなければならないことを指す。新WoDを見る限り、WW社の本は18ページか36ページ単位で作っているようだ。例えば36ページ単位で本文72ページある本に、4ページの索引を付けようとすると、4ページだけ刷ることはできないので、白紙ページを足して36ページ余分に刷らねばならないことになる。費用もきっちり36ページ分はねあがる。
印刷業に携わった経験のある者として付け加えておくと、索引作りというのは実に実に報われない仕事で、本文と違って確実に読まれるかどうかわからないのに手間は何倍もかかるのである。最近はある程度パソコンがやってくれるとはいえ、最終チェックは未だに人力が普通だ。見出しの並び順に誤りがないか、本当にそのページに見出し語が存在するかどうか、一行一行人間がチェックしていく。本職の校正者でもうんざりする重労働である。入校前で疲労困憊のディベロッパーにとってそれがいかほどの負担か、察するにあまりある。
とはいえ、索引がなければユーザーが不便をかこつのは事実。リチャード・トーマスは「TSR社やWizards of the Coast社の編集者からノウハウを学び、彼らがいかに索引を大切なものと考えているかを知った」という。そして締め切り間際のスタッフの負担を軽減しつつ、効率よく索引製作を進めていくために、手順やスケジュールを改善中だとも述べている。
その努力が一日も早く実ることを祈っているが……欲を言うなら、特定のデータが「どの本に」載っているかのクロスリファレンスを作ってくれるようになると、もっといいのになあ。(公式Wikiで何度かユーザが試みているが、著作権上の問題があるらしく、その都度削除されている)
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White Wolf 公式ブログによれば、Vampire: The Requiem のディベロッパーが Will Hindmarch から Joseph D. Carriker Jr. に交代する。Carriker氏のV:tRディベロッパー初デビューは、近日発売予定の氏族専用サプリメント、Clanbookシリーズになるとのこと。
また Mage: The Awakening 関連では、Alternative Publishing 部門に新たに着任する Eddy Webb が、8月に発売された『Mind Eye's Theatre: The Awakening』 のために M:tAw サプリメントを移植する大事業にとりかかる。
さらに、EVE RPG の専任ディベロッパーとして Russell Bailey が着任。Richard Thomas 曰く「1人で12人分の執筆能力を持つ」彼は、すでにV:tRサプリメント『Damnation City』にも寄稿した実績があり、『Requiem for Rome』『Fall of the Camarilla』『Daeva Clan Book』の執筆陣にも参加する予定とか。EVE RPG のディベロップはこれまで M:tAw ディベロッパー Bill Bridges が兼任していたが、Bailey の着任により肩の荷が下りたぶん本業がスピードアップするかも?
【White Wolf LiveJournal, 2007/10/05】
【Screaming Out Loud, 2007/10/05】
【Oakthorne's Journal, 2007/10/05】
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Changeling: The Lost において、キャラクターが拉致されてチェンジリングに変えられるのが妖精界 Arcadia。だが、Mage: The Awakening にもまったく同じ名前で呼ばれる異界が存在する。そこは妖精が住み魔法に満ちた気まぐれな世界で、辿り着いたキャラクターは Acanthus メイジとして覚醒することになる。
二つのアルカディアは同じ世界を異なる視点で見た結果なのだろうか? それとも異なる世界がたまたま同じ名前で呼ばれているにすぎないのだろうか?
公式フォーラムでもしばしば討論され、#wod-jpでも何度か話題にのぼったが、White Wolf の公式見解は「ストーリーテラー個人の解釈にゆだねる」ということらしい。
I can tell you from an informal Q&A session with jesshartley that the developers decided not to clarify that, so individual STs can tailor it as they like.—— verbena76, White Wolf LiveJounal 2007/09/27付エントリのコメント欄にて
jesshartley というのはWoD製品の執筆にしばしば携わっているフリーライター Jess Hartley 女史(→個人ブログ)のこと。ディベロッパーの間では、その点はどちらともはっきりさせないということで話がついているので、解釈はみなさんのお好きなように、だそうだ。
妖精国 Arcadia にせよ Supernal Realms の Arcadia にせよ、現在の公式設定ではキャラクターが冒険に行って帰れるような場所ではないので、同一世界だろうが別世界だろうが実際のゲームに大きな影響を及ぼすことはないだろう。
でも、そういうどうでもいい部分に想像をたくましくするのが WoD の楽しみの一つではあるからね。
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Mage: The Awakening のメイジは魔術を行使する際の補助具として Magical Tool (M:tAw p.89-90) というものを使う。『メイジ:ジ・アセンション』の焦具(Foci)に似ているが、異なるのは Paradox を緩和する点(M:tAw p.123)。効果はささやかだが、Paradox の発生率は低いに越したことはないし、Magical Tool を携帯する不利益も原則としてはない。
基本ルールブックに色々と示唆は載っているが、実際のところ、みんなは何を Magical Tool にしているの? というアンケートスレが公式フォーラムに立っている。キャラクター作成のヒントになりそうなので発言の中から実例を拾ってみた。
見ていると、材質や道具の種類をうまく組み合わせてOrderやPath、よく使うArcanaまで象徴させている人が多い。単純にPath/Order Toolのほうが汎用的でいいじゃないか、とArcana Toolをまったく無視していたが、目から鱗が落ちる思いである。
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【White Wolf LiveJournal, 2007/09/27】
【White Wolf LiveJournal, 2007/10/01】
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WoD近刊2冊の書影が早くもアマゾンにリークしている。というより、公式オンラインカタログの更新が遅い、というべきかもしれないが。
World of Darkness: Reliquary
Astral Realms
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Mage: The Awakening サプリメント『The Mysterium』が本日発売された。Order 解説書としては『Guardians of the Veil』『Free Council』に続く第3弾にあたる。内容については9/11のエントリを参照されたい。
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9/26発売の『The Mysterium
』の表紙プレビューが公開された。Order解説サプリメントとしては3冊目にあたり、アトランティス時代まで遡る Mysterium の起源、知識の収集と保管の実際などが語られる。例によって追加spell, artifact, imbued item, legacyもてんこ盛りらしい。
それにしても珍しくアジア系の女性が表紙を飾っているが、日本に関連する設定も登場するのだろうか。
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Mind's Eye Theatre: The Awakening
待望のLARP版『Mage: The Awakening』です。残念ながら書籍版の発売はなく、DriveThruからPDF版のみの発売となるようです。
——DriveThruRPG.com
- 人気ゲーム『Mage: The Awakening』をMETスタイルで遊ぶために必要なルールを網羅
- メイジ社会の勢力構造を再現する拡張ルールや、LARPでのプレイに適した改良版・呪文詠唱システムを搭載
ただのM:tAwの移植版ではなさそうな気配。
どうしても紙で読みたい人への配慮か、プリント・オン・デマンドサービスのサイトが紹介されていますね。日本だとキンコーズに持ちこめばやってくれるでしょうか。
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Mage のライブアクション版『Mind's Eye Theatre: Awakening』が2007年8月に発売される。具体的な発売日は後日発表になるようだ。
DriveThruRPG.com からPDF版でリリース予定のようで、書籍版の発売予定については言及がない。売れ行きによりけり、というところだろう。
もっとも書籍版M:tAwとは完全互換で、サプリメントもそのまま流用できるようだ。じゃあテーブルトップ主流の日本人ユーザには無関係かというと……あながちそうでもなさそう。
詳しくは「続きを読む」から。
・Expanded political mechanics and revised spellcasting systems designed for the unique aspects of live-action roleplay.
MET版V:tRではStatusルールに大幅な改変を加えて、プレイヤーの行動が街の政治情勢に反映されるシステムを作り上げているので、それと似たようなシステムが取り入れられるのではなかろうか。
Mageを遊ぶ機会はなかなかないのだが、作りたてのキャラで単発シナリオという遊び方を繰り返していると、どうもメイジ社会の勢力関係なんてNPCが考えること、という感覚が染みついてしまう気がするので、やはりこの新システムには興味が湧く。
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たとえばWoDでヴァンパイアを作るとき、どんなにこだわらないプレイヤーでも大まかな外見年齢や抱擁された時期ぐらいは決めざるをえない。W:tFやM:tAwだって、キャラの年齢は経歴や外見にも関わってくるし、どんなに大雑把なマスターの元でどんなTRPGを遊ぶにせよ、キャラクターの名前ぐらいは決めざるをえない。これがけっこう面倒だ。
運と霊感に恵まれれば、キャラクターのイメージが頼まなくても降って湧いてくるものだが、STとしてNPCやプレロールドPCを大量生産するとなればそうもいかない。そこでこの Fake Name Generator の出番である。
性別(Gender)・何国人系の名前がいいか(Name Set)・在住国(Country)を指定すると、まったく架空の
をランダムにでっちあげてくれる(無論、メルアドや電話番号、クレジットカード番号などはすべて架空だ)。
ファンタジー系のキャラクタージェネレータで名前を決めてくれるものなら腐るほどあるが、生年月日や出身地まででっちあげてくれるこれはWoDのような現代物RPGでは重宝だ。でたらめに出てきた住所や生年月日から逆にキャラクターコンセプトが浮かぶこともあるだろう。
Name Setでは米国系、中国系、デンマーク系、英国/ウェールズ系、フィンランド系、フランス系、ドイツ系、ヒスパニック系、ハンガリー系、アイスランド系、イタリア系、日本系、スロベニア系、スペイン系とかなり幅広く選べるので、外国人キャラをちゃんと「それっぽい」名前にしたい人にもお勧め。ちなみに「Japanese」を選択するとかなり普通っぽい日本人名が出てくる。対応国がまだ少なくて、「日本在住の日本人」が作れないのが残念。
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Magical Traditions (Mage: The Ascension)
7/1にAmazon.comに注文して23日到着。送料をケチってStandard Shippingにしたとたんに、いつもより1週間以上遅れた。内容は先にPDF版でチェックするから、遅れても届けばいいのだが……
日本のアマゾンはこと洋書に関しては信用できないので、送料払っても米国から買うのです。値引率もいいしね。
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Changeling: The Lost では「誓い」が非常に大きな意味を持っていて、チェンジリングが何かに掛けて誓うとひとたび口に出せばそれは呪的拘束力を持つ。デモシナリオも誓いと裏切りを題材にしたものだった。そんなことを考えながら山手線の電車に座っていると、たまたま目の前に立った中年男が広げて折り返した新聞の広告欄が目に入った。
誓いの精神史 中世ヨーロッパの〈ことば〉と〈こころ〉 (講談社選書メチエ)
共時性というかセレンディピティとはまさにこのことだ。新聞広告に出るぐらいだから本屋にも新刊で入っているに違いないと吉祥寺パルコの地下で探したら案の定あった。
守るべきは誓った「言葉」か「精神」か。決闘の勝ち負けで裁判が決する根拠がどこにあるのか。中世ヨーロッパ人にとっての誓いは、日本人が連想する「約束」という行為にとどまらず、法や裁判、王権の根底にまで及んでいることが判って興味深い。誓いの呪的拘束力については期待したほど言及がなかったが、決闘審判の制度があるMage: The Awakening や、ヴァンパイア:ザ・マスカレードのサバト、相互に誓いを立てることで仲間の結束を固めるPromethean: The Createdなどにも参考資料として通用しそうだ。
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6月も終わろうとしているが、ともかくPDF版が公開された。
表紙は6/27発売予定の Bloodlines: The Chosen から。CCP合併のように大きな話題はないので、淡々と新作や近刊から抜粋記事を紹介している。
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珍しく社員が全員会議室に集合したら座る場所がなくなったので、引っ越しを検討中らしいWhite Wolf本社より。レポーターはいつものWill Hindmarch。
【White Wolf LiveJournal, 2007/06/18】
【White Wolf LiveJournal, 2007/06/11】
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なんだか良く分からない言論統制が敷かれているらしい White Wolf から、みんなおなじみ Will Hindmarch のレポート。
【White Wolf LiveJournal, 2007/05/29】
【White Wolf LiveJournal, 2007/05/21】
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『World of Darkness: Book of Spirits』のPDF版がDriveThruRPG.comから買えるようになっている。
新刊は値引率が渋いのだが、WW公式ブログによれば、SASシリーズを手始めに、発売後に発覚した誤記誤植を直した改訂版の制作が進められているようだ。DriveThruRPG.comでPDF版を買ったユーザは、改訂版を無料ダウンロードできる、とのこと。何でも発売日に買ってしまう人々にとってはいつ出るのか気になるところだ。
『Book of Spirits』の内容については5/9の更新を参照。またDriveThruRPG.comでPDFを買うときの注意は5/8の更新をご覧ください。
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WoD発売直後から出る出ると囁かれつづけて早4年、精霊(spirit)を扱うための汎用サプリメント『World of Darkness: Book of Spirits』がようやく5月30日に発売される。
精霊という存在が新WoDに初めて登場したのは『Werewolf: The Forsaken』だが、今ではどのシリーズにも多かれ少なかれ関わってくるのが現状だ。ところがワールド・オブ・ダークネス基本ルールがサポートするのは幽霊(ghost)だけで、その後のエラッタで「精霊と幽霊は別物」と規定されたこともあり、精霊を扱う汎用ルールの登場が待たれていた。
オンラインカタログの紹介文によれば、この世と重なり合うように存在する Shadow Realms に棲む精霊が、次元のほころびからこの世に這い出してきて人間を操ったり取り憑いたりする、という概念はほぼ W:tF そのままで、人間や他超常種族キャラのゲームでも扱える汎用ルール集としてまとめなおした形になるらしい。
超常種族向けには新たな精霊や精霊憑き(Ridden)、精霊まわりの世界設定が追加され、生物と精霊の相互干渉に関するルールも拡張されるため、W:tFをメインに遊んでいる人にも一見の価値はありそうだ。
とはいえWoDコア系列のサプリなので、人間キャラで遊ぶ時のことが重視されているようで、人間のさまざまな精霊観が紹介されるほか、敵やNPCとして使えるデータを集めたAntagonistsセクションにもかなり紙数を割いている模様。
既にアマゾンで注文受付が始まっているのでいちおうリンクを張っておきますが、発売日まで待ってから買うのがおすすめです。
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しばらく間が空いてしまったので、その間 LiveJournal に出た進捗報告をまとめておとどけ。
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M:tAwサプリ『Intruders: Encounters With the Abyss』の発売日が、3/7から3/21に延期された模様。
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男子トイレの照明が壊れ「まるでサイレントヒルで小便をしているような」White Wolf本社からいつものWillが実況中継。
WoD Core
・ World of Darkness: Urban Legends の校正刷りが上がってきた。
・ World of Darkness: Book of Spirits はレイアウト段階。
・ Monte Cook's World of Darkness, World of Darkness: Asylum, World of Darkness: Reliquary が制作進行中。
Vampire: The Requiem
・ The Blood: Player's Guide to the Requiem が脱稿。
・ Damnation City は「もうちょっとで」完成。
・ Bloodlines: The Chosen はまもなくレイアウト段階(公開投票は中止になったらしい)
Mage: The Awakening
・ Free Council は校正段階。
・ Magical Traditions も完成間近?
Scion
・ Scion: Hero は印刷所行き。フルカラー336ページで、印刷データを送信するのに丸2日もかかった。第2部 Scion: Demigod もレイアウト段階に。
Changeling
・ Changeling の原稿は完成。次のQuarterlyではゲームの内容に関する質問に答える記事が載るようだ。
・ Changeling Storyteller Screen の制作が始まった。
・ サプリメント第1弾 Autumn Nightmares は各ライターからの草稿をとりまとめ中。
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ついに。ついに。『Book of Spirits』の発売予定が決まりましたよッ。
Scion第2部は第1部の2ヶ月後には発売されてしまうようで。一冊一冊はそんなに大がかりなシステムではないのかな?
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最近WoD以外の製品ニュースも拾っている気がするが、主な目的はWoDであると解釈してほしい。ExaltedとVtES関連を拾わないのは、嫌ってるわけではないのです。遊びたいのですが付き合ってくれる人と金と脳細胞との余剰が乏しいだけです。
ではSASの売れ行きを固唾を飲んで見守る Will Hindmarch からの制作状況レポート。
【WoD コア】
World of Darkness: Book of Spirits は、残るいくつかのイラストが埋まれば今週にも印刷所行き。
【Vampire】
Damnation City はいよいよ最後の大詰め。巻頭小説、地図、図表などに実験的な試みが? The Blood と Requiem for Rome が制作進行中。Clan Books も形をとりはじめてきた。
【Mage】
Magical Traditions の編集作業が進んでいる。
【Changeling】
プレイバランスの最終調整中。最近のプレイテストでは、チェンジリングの中でも肉体派タイプのキャラとワーウルフとの戦闘を行い、妖精という言葉から連想されるようなか弱い生き物ばかりでないことを実証した。
It turns out that an Elemental in an appropriate environment for his Contracts can hold his own against the Pure, so watch out for suspiciously aquatic Elementals that pick a fight with you at the beach.
Elemental は、Contracts に適合する環境下では、Pure (tribes) と互角に戦えることがわかった。水の妖精っぽい Elemental が浜辺で戦闘を仕掛けてきたら用心することだ。
【Scion】
Scion: Hero の厚さは336ページになる模様。今週中には印刷所送りにするべく、現在、収まりきらない分を削る作業中。
【その他】
WWのオンライン商品とWebサイトを使った新企画について会議が行われた模様。
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オンライン販売限定のWoD単発シナリオシリーズ Storytelling Adventure Systems (SAS) はおおむね好評なようで、#wod-jp でも「メイジ用のシナリオは出ないのか」と催促の声を聞く。
We'll have SAS stories for every game line, several times over. In practice, though, we all agreed that Chicago Workings is a pretty good story for starting mages.
一度に全部というわけにはいかないが、将来的には全ゲームシリーズでSASシナリオを出す予定だ。ただ今のところ『Chicago Workings』はメイジの作りたてキャラで遊んでもなかなかイケる、という点で僕たちの見解は一致している。— Will Hindmarch, posted on WW Forums, 2007/01/31
ということなので、M:tAw愛好者の方々も安心なされよ。
『Chicago Workings (World of Darkness)』は人間PCを想定したシナリオだが、少し手直しすればヴァンパイア、メイジ、ワーウルフでも遊べる話で、シナリオ中にもその方法が示唆されている。読んだ感じ、他のスーパーナチュラル用に移植するとすれば、たしかにメイジがいちばん適しているようだ。
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アイスランドから出向してきた Peter さえも寒いとこぼす、極寒のアトランタからいつもの Will Hindmarch がレポート。
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発売日から1〜2週間遅れの入荷が常態になっていたが、今月は早かった。この調子でかつての「書店発売日と同時入荷」に戻ってほしい。
気がついたら「ダウンロードは1度に1冊ずつ」という注意書きが表示されなくなっている。RPGNowとの合併効果で回線が増強されたのだろうか。
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Game Trade Magazine 82号に掲載された『Legacies: The Ancient』の発売前プレビュー記事が、Game Trade Magazine サイト上で読めるようになっている。
本日の読書日記を兼ねて、簡単に要約しておく。
Did you like my performance, O Hierarch? Did you understand its meaning?
わたくしの歌はお気に召しましたか、ハイアラークの殿? 歌の意味するところがおわかりになりましたでしょうか?
スカルドはメイジ社会の吟遊詩人だ。名前こそ北欧起源だが、実際にはアルメニアだのギリシャだのケルトだの、およそ歌って物語る職業すべてをとりこんでいる。古い伝承から新しい事件まで、物語を収集し、記憶し、流布させることが彼らの使命である。
Parent Path:アカンサス/Acanthus
Nickname:サガ歌い/loresinger
Orders:スカルドはどのオーダーからも概ね好かれている。とくにミステリウム/Mysterium はお得意様で、ここからスカルドになる者も多い。フリー・カウンシル/Free Council は、スカルドが知識を独占するためではなく広く共有するために集めているところに好感をもつ。武勇伝を語り広めてくれるというのでアダマンタイン・アロー/Adamantine Arrow も彼らを歓迎するが、シルバー・ラダー/Silver Ladder は悪い噂を広められはしないかという不安から彼らを丁重に扱う。ガーディアン・オブ・ザ・ベール/Guardian of the Veil だけは、良くも悪くも、スカルドにあまり関心をもっていない。どうせ密偵や暗殺者では歌の題材になれないからだ。
Appearance:概して聞き上手で人なつっこい。各地を流れ歩く者も多いので、贅肉のない体つきをしている。弾きながら歌えるような伴奏楽器を持ち歩くことが多いが、リコーダーやハーモニカを用いる者もいる。
Background: もともと楽器や歌に素養や関心があった者が多い。また、人に教えるのが好きな傾向がある。
Organization:これといった組織構造はないが、同じLegacyどうしではよく連絡をとりあって情報交換している。大別して定住する者と放浪する者の2種類あり、前者はコンシリウム/Consilium 専属の記録官のような役割をつとめる。ふつう、ひとつのコンシリウムにスカルドは一人しか付かない。「コンシリウム付き」の地位を賭けて腕比べをすることもある(何かにつけてコンテストや腕比べをするのが好きなのだ)。
放浪するスカルドは、数週間〜数ヶ月ごとに地元の定住スカルドと情報交換する。まず定住スカルドを訪問し、彼に地元のコンシリウムへ紹介してもらい、コンシリウムで演奏する機会を得る。このとき、定住スカルドは放浪スカルドの身元を保証するだけで、宿の世話をしてはいけないしきたり。自分のくいぶちは自分の腕で稼ぐべし。
Suggested Oblations:叙事詩や伝承歌を暗記する、翻訳する、人前で芸を披露するなど。
Concept:シンガーソングライター、ジャーナリスト、歴史学教授など。
専用Merit:Skald Cant (1 dot) スカルド同士でしか通じない符丁を話せる。過去の細かな出来事を思い出す判定が有利に。この符丁で精霊に話しかけると反応が良くなる。
ガルドル/Gealdor:「精霊の吟遊詩人」。精霊に益するために力を使うスカルド。soulcraftingの1階梯ごとに、精霊や影界/Shadow Realm にかかわる試練を達成する必要あり。放浪は一度は経験しなければならない。第3階梯に達するには、精霊に憑依される体験が必要。
オルフェウスのレガシー/The Legacy of Orpheus:ギリシャ神話のオルフェウスは(実在したとしたら)スカルドによく似た、Death Arcanum に精通する傍流レガシーだったんじゃないか、という話。
Attainment:第1階梯は、ひらたく言うと「場の空気を読む」力。システム的にいうと集団対象のオーラ感知+パフォーマンスを通じて特定の感情を聴衆/観衆に広める魔法。
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大きなニュースは先に挙げた。その他の細かい動きを拾っておく。
【The White Wolf LiveJournal Community - Monday Meeting Got 71 Minutes of Sleep This Morning】
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ヴァイキングの来襲、もとい、アイスランドのCCP社員が7〜8人ばかり出張してくるというので緊迫感にあふれているかどうかはわからないWhite Wolf社から、定例月曜レポート。WoD関連で動きがあるものだけ抜粋でお届け。
その他、ともかく動いてはいるらしいものとして
の名前が挙がっている。
しばらく前から噂されている、PDFシナリオシリーズは、敵やPCの推奨パワーレベルをどう表現するかで話し合いがもたれたようだ。たしかに、WoDはスキル制なのでそのへん難しい。
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WoD2.0の話をしていて、ときどき気になるのが、過去の製品の発売日だ。White Wolfのオンラインカタログには、近刊の発売日は載っても既刊の発売日は残らないし、アマゾンの書誌データは著者が明らかに人間でなかったり、ありえない本が発売されていたり
して、確かなのはISBNのみというお粗末さ。別に発売日など思い出せなくたって実害はないが、すっきりしないのはいやだ。
しかし世の中にはまめな人がいる。そう、先日紹介したWoD特殊能力総索引の作者、Angelus Michaels 氏だ。
2004年8月のWoDコアルールから今年8月のPromethean: The Created までの、全WoD製品の発売年月日をきっちりリストアップしてくれています。しかもPDF形式で。
なんでもないようでいて、調べようと思うと意外に大変な事柄なので、WoDの書評など書くご予定の方はぜひブックマークを。
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元旦の予告通り、WWスタッフの仕事初めの模様と今年の抱負リストが公開されている。かなり長いので、Exalted関連の人は割愛。相済まぬ。
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#wod-jp には、WoDの英語版サプリを買ったんだけど結局積ん読にしている、という人がけっこういて、
「今年からみんなで毎日ちょっとずつ手持ちの英語本読もう」
という提案が出ています。
せっかくなので面白くやろうと思って、掲示板作りました。
英語本を読んだ日は、ここに「今日は○ページ読んだ」と投稿する。それだけです。
最初に「newTopic」をクリックして自分専用のトピックを作り、それに返信する形で投稿していくとわかりやすいでしょう。
登録しなくても記事は見られますが、初めて投稿するときはユーザー登録が必要です。
ユーザー登録すると、投稿数がカウントされます。
今日は○ページ読んだ、と投稿を続けていくと、記事のユーザー名の下に表示される称号がだんだん偉くなっていきます。現在は、おおむね2ヶ月、毎日投稿を続けると最高レベルに達する設定です。
この称号システム、投稿の内容には頓着しませんので、他の用件で骰子回転劇場・板に投稿した人についてはカウントが不正確になります。気になる人は、読書日記専用のユーザー名を新しく登録してください。
英語の本が積ん読になりがちだというところから始まった企画ですが、日本語の本でもいっこうかまいません。せっかくヴァンパイア:ザ・レクイエム日本語版も出たことですし。
【2007/01/02追記】現在時刻の表示がおかしい場合、「プロフィール」をクリックして設定画面を開き、タイムゾーンの設定を「GMT+9 hours」にしてください。ちなみに、その上の「掲示板のスタイル」では、掲示板の表示形式を色々変えることができます。現在4種類用意しています。他の人の表示には影響しませんので、お好みのスキンをお使いください。
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WoDサプリメントで次々と追加されるDisciplineやGiftは確かに魅力的だが、問題はサプリメントのほとんどには索引がないという点だ。もっと問題なのは、プレイヤーのキャラシートに書いてある見覚えのない能力が、いったいどのサプリメントに載っているかさえ思い出せない、という事態が発生しうることだ。
だが世の中にはまめな人がいる。現在までに発売されたほとんどのルールブック&サプリメントから特殊能力の総索引を作ってしまった人が。夏に発売されたばかりのプロメシアンまでカバーしているのには恐れ入る。
以下にリンクを載せるが、これらのページは全てAngelus Michaels氏の The Kittens of Darkness に属するものなので、内容はくれぐれも敬意をもって扱ってほしい。
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「みんな俺を置いてけぼりにしてランチに行きやがって。ああサンドイッチ上等さ」とやさぐれ気味のWill Hindmarchによる月曜恒例の進捗レポート。社内で席替えがあったり週末パーティーをやったりWWスタッフは相変わらず忙しい。
【WoD Core】
『World of Darkness: Urban Legends』は原稿が書き上がってレイアウト作業へ。次の『World of Darkness: Reliquary』ではフリーランスから新規にディベロッパーを起用することになりそう。合併で EVE Online 関連の仕事が増えた影響か、WWは現在人手不足らしい(そういえばトレカ部門でインターンの新規募集をしていた)。もはやいつ出るのかまったくわからない『Book of Spirits』は、ともかく、原稿が書き上がってはいるようだ。
【Changeling】
プレイテスト段階。テストプレイヤーには WW公式サイトのWeb担当者 Conrad Hubbard が加わっているのだが、彼は伝説的なルール破りプレイヤーだそうだ。「鶏の骨を与えられた餓えたオセロットのようにシステムを噛み砕く」というプレイの様子を実地に見てみたいものである。
【Werewolf: The Forsaken】
新作のタイトルについて、ディベロッパー、アートディレクター、レイアウト担当の間で大激論が交わされているようだ。公表すれば「大ウケする人もいれば憤慨する人もいるだろう」とのこと。
【Mage: The Awakening】
『Free Council』の制作が進行中。Will がディベロップ担当で、執筆陣は Jess Hartley, Steve Kenson, David Chart。メインディベロッパーのBill Bridgesは『Magical Tradition』の草稿を進めているところ。EVE TRPGも掛け持つことになったとはいえ、Mageラインは止まらないようで、ファンには一安心。
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『Legacies: The Ancient』で追加される新 Legacy「Skalds」は、北欧のスカルド以外にも様々な吟遊詩人の伝統を受け継ぐ集団のようだ。
Skalds cally with them traditions from across the world. Though the core of the Legacy resembles their namesakes from Scandinavian history, they also represent the Armenian gusan, the Greek aoidos, the Celtic bards and the Islamic sufi. Through poetry and song, the Skalds remember and represent the Tapestry's history and meaning. They learn the meer and the tune of the world and its past, and they live to retain and spread story and song.
アルメニアに、ギリシャに、ケルトに、スーフィー……国際色豊かといえば聞こえはいいが、なにかぴんと来ませんなあ。
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発売日を過ぎること2週間、やっとのことで入荷である。以前は紙版と同時発売だったのになあ。ハードカバー離れを食い止めるため故意に遅らせているのか、と思わないでもない今日この頃。
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公式サイトではまだアップされていない、『Legacies: The Ancient』の表紙画像が、なぜかこんなところに。
larger image をクリックしても拡大表示されないのは仕様らしい。どこのD&Dサプリですかと聞きたくなるようなファンタジックな表紙だ。
ここは Prince Nightchildes Elysium というテキサスのゲームショップの通販サイトらしいが、『Tome of the Mysteries』の発売前にも公式カタログより早く表紙画像をアップして話題になった。他所では発売日より3週間も早く本が発送された人がいたという。しかし私がAmazon.comに注文した ToM は、早売りどころか2週間経っても発送する気配さえみせないのだった。
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Game Trade Magazine の次号予告によれば、82号には1/17発売予定の『Legacies: The Ancient』からの抜粋が載るそうだ。
Legacies: The Ancient — Skalds
Melodious Muses! Lore-singing Skalds reveal the history of magic through poetry and song in the Mage: The Awakening sourcebook, Legacies: The Ancient.妙なるミューズよ! Mage: The Awakening ソースブック『Legacies: The Ancient』では、「スカルド」の吟遊詩人たちが魔術の歴史を詩と歌でつづる。
老婆心を付け加えるなら、Skald とはヴァイキング時代の北欧にいた宮廷詩人の総称で、王の武勲をたたえる叙事詩を作った。王がスカルドを兼ねる場合もあったそうだ。
つまり『Legacies: The Ancient』は、歴史に名を残したレガシー特集というわけらしい。
After the Fall of Atlantis, mages wandered as exiles in the wilderness, forced to eke a living without the protection of their grand city. With new eyes, they explored the world they had so long ignored, unhindered by Atlantean creed. They discovered that magic was not born in Atlantis — it had always existed, hidden in the land itself. Sometimes, even Sleepers knew more of it than mages. From this primal knowledge, the exiles created legacies whose names have reverberated throughout time.
大魔法都市アトランティス崩壊後、よるべなきメイジたちは各地に散り、自力で生きてゆくことを余儀なくされた。アトランティスの教条に染まらぬ外界は、長年かえりみることがなかっただけに、彼らの目には新鮮に映った。新天地を探険するうちに、彼らはこれまで見落としていた基本的な事実に気づかされる。魔法はアトランティスで生まれたのではなく、昔からずっとあったのだ——大地に隠れていただけで。そういう魔法について、メイジは〈嗜眠者〉よりも無知だった。この発見をもとに、原点に立ち返ろうと数々のレガシーが生まれ、その名は時代を超えて語り継がれることになった。
—— White Wolf Online Catalog
「またレガシー本か」とこれまで読み飛ばしていたが、改めて見ると想像力をそそられる。爛熟期のアトランティスでは、市民はきっと何ごとも魔法で済ませることに慣れきっていて、学者は魔法の分類とか用語とか、実用とは全く関係ないレベルの議論にはまっていたのではないか。島国だったらしいから、アトランティスを一歩も出ずに暮らしていたメイジも多かったろう。それがいきなり、魔法が当たり前ではない土地に放り出されて、Abyssのせいでいままで魔法で済ませてきた日常の些事がままならなくなって愕然とする。そんなとき原住民が違う流儀で同じことを実現しているのを目の当たりにしたら……カルチャーショックだったろうなあ。そりゃレガシーもできるよ。
最後のパラグラフは私の妄想なのであまり本気にしないように。
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2007年初頭に発売予定の『Monster Mayhem』『Damnation City』『Intruders: Encounters With the Abyss』の概要を GamingReport.com が報じている。
Monster Mayhem
Please don't feed the Monsters! In the modern world, the things that go “bump” in the night are real. As a vampire, werewolf, mummy, poltergeist, or zombie, you stalk the city after dark, searching for human victims to sate your inhuman appetites. Be it blood, bones, brains, organs, or spirit that you crave, you prowl the shadows in search of prey! Monster Mayhem is a light-hearted board game of going bump in the night and eating people!
お願いだから食べないで! ホラー映画でおなじみのモンスターたちが現実に登場。あなたは吸血鬼、人狼、ミイラ、ポルターガイスト、ゾンビのいずれかとなり、餓えを満たすべく夜の街で餌食を漁る。腹はぺこぺこ、人間の血を、骨を、脳味噌を、内臓を、魂を、早く食べたい、今夜の餌食はどこだ! 夜に徘徊するモンスターとなって食べた人間を競う、ライト感覚のボードゲーム。
昨日知らずに「ボードゲームの可能性あり」と当てずっぽうを書いたのが当たってしまった。予価 44.99 ドル。
Damned City
(註:White Wolf 公式リリーススケジュールでは Damnation City という題名) The Prince is the master of the city, but he has named you lord of your territory. Now, it falls upon you and your cohorts to maintain the Masquerade, influence mortal lives, and pass judgment on the Kindred who dwell in your shadow. Are you a tyrant or a saint? This definitive guidebook for Vampire: the Requiem features complete systems for designing and using player-ruled territories in any chronicle, including more than 50 distinctive domains to acquire and control.
あなたは街を支配する公子から、領地の一部を任された。〈仮面の掟〉の維持、人間住民の統制、血族社会の治安、すべてが今やあなたと仲間たちの肩にかかっている。専制君主として鉄の支配を敷くか、仁君として人々の調和を目指すか? Vampire: The Requiem でプレイヤー・キャラクターが自分の領地(domain)を持てる、領地管理ルールを追加。サンプルとして50種を超える個性豊かな設定を収録する。V:tR を遊ぶ人必携のガイドブック。
ちょっと待て。50種だと!? W:tF の『Territories』ですら、サンプル設定は5つだぞ!? 予価 39.99 ドルと V:tR 基本ルールブックより値段が高いのもむべなるかな。Will Hindmarch ディベロッパー曰く、分厚さは『WoD: Chicago』級とのこと。
W:tF のテリトリー管理システムは、パックメンバーが経験値を出し合って専用特性値を購入することで、テリトリー内での有利さや維持に費やした努力を表現していたが、V:tR のドメインは偉い人から個人に与えられるもので、基本概念からして違う。どういうシステムを出してくるのか、今からとても楽しみだ。2007年2月28日発売予定。
Intruders: Encounters With the Abyss
The Abyss. The Void. The Awakened have many terms for this source of Paradox, which consumes magic and instills horror in the Fallen World. When the Abyss intrudes on the Fallen World, it is the Awakened who must attempt to drive it back! This chronicle sourcebook for Mage: The Awakening details over a dozen strange Abyssal entities and phenomena, including rules on how they enter the Fallen World, their goals, and how to send them back to the void.
アビス。深淵。……覚知者たちが様々な名で呼びならわす、このパラドックスの源は、魔法を呑みこみ、墜落界に脅威を忍びこませる。アビスが墜落界に侵入したら、撃退するのが覚知者の務め! アビスからやってくる奇怪な侵略者や怪現象が10種類以上。各々の侵入手段、目的、撃退方法もルール化。
『Tome of the Mysteries』で Abyssal Towers とその力の話が出て、そんなに美味しい力なら堕落もするよなあ、と思っていたところ。アビスの住人たちはどんな誘惑で餌食を陥れるのだろう? 予価 31.99 ドル。2007年2月28日発売予定。
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【White Wolf LiveJournal, 2006/11/13】
【White Wolf LiveJournal, 2006/11/21】
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11/15 発売の Tome of the Mysteries 表紙が正式公開された。モダンホラーRPGとも思えぬファンタジックな装丁である。
ちなみに内容は公式フォーラムに一部流出済みなので、購入を検討している人は前記事をどうぞ。
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『Tome of the Mysteries』を予約したら何の手違いか公式発売日より3週間も早く届いてしまったという幸運な御仁が、公式フォーラムで内容を紹介してくれている(→元スレ)。
ここでは紹介しきれないほど多数の情報がリークされているので、買おうかどうか迷っている向きはぜひ元スレを舐めるように熟読いただきたい。
特に Abyssal Watchtowers から借りられる力は、計算高いマンチキンにもロールプレイ至上主義者にもわけへだてなく魅力的で、ああこれじゃ堕落したくもなるわな、と納得することしきり。
IRC上ではほかに、Extended Spell の判定回数の上限をダイスプールまでとする追加ルールや、マジックアイテム作成時に Willpower dots を代償として特殊効果を付与するルール(Willpwerを削らない方法もあるが、すると呪いのアイテムになったり使用回数に制限がついたりする)などが好評だった。
懸念材料としては Archmastery の描かれ方があまりに万能すぎはしないか、Archmage の設定が旧M:tAそっくりだ、「良心を麻痺させることで悪事をはたらいてもDegeneration判定をしなくていい」という追加 Spell は Degeneration の仕組みを根本から誤解してはいないか、なども上がっている。
いずれにせよ、Mage ファンにはかなり読み応えのある内容に仕上がっているようだ。
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Damnation City (VtR) はまだスケジュールから遅れているようだ。しばらくサプリメント展開が止まっていたM:tAwについては、発売日が決まった Tome of the Mysteries や Legacies: The Ancient の他に、Intruders: Encounters with the Abyss, Free Council, Magical Tradition の制作が進んでいる。一番最初にお目見えしそうなのは Intruders だが、現在のリリーススケジュールを見るに、早くとも2月以降の発売になりそう。で、公式スケジュールに 2/28 発売とアナウンスされた。P:tCでは Saturnine Night、WoDコアでは World of Darkness: Urban Legends の制作が始まったようだ。
【The White Wolf LiveJournal Community - Monday Meeting Eats Unicorn-Flavored Crispy Treats】
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ちょっと間が開いたのでここ2、3回のLiveJournal更新をまとめてお届け。英語サイトをたまにしかチェックしない人に。
【Vampire】
【Werewolf】
【Mage】
【Promethean】
【Changeling】
【Scion】
【WoD Core】
【その他】
【White Wolf LiveJournal, 2006/10/23】
【White Wold LiveJournal, 2006/09/25】
【White Wold LiveJournal, 2006/10/10 2:07】
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来年1月17日発売予定のメイジサプリメント『Legacies: The Ancient』では、13のLegacyが追加される、というか、明らかにされる。
Long-awaited details on many legacies introduced in the Mage rulebook, from the Dreamspeakers to the Thrice-Great
〈夢の語り部〉から〈三重に偉大なるもの〉まで、M:tAw基本ルールに名前のみ登場した多くのレガシーの詳細がついに明らかに— White Wolf Online Catalog
Mage: the Awakening 基本ルール p.92〜106 の Order 紹介には「Legacies: 」という項目があって、その order から派生したLegacyが例示されているのだが、そのうち実際にデータがあるのはごく一部。名前のみの legacy についてはフォーラムでファンが空想をたくましくしていたが、結局、公式設定が出るようだ。
Dreamspeakersなんていう、どこかで見たような名前のlegacyもあるし、
Includes 2 “Left-Handed” legacies — mages who follow a dark path — and 1 “techgnostic” legacies, for mages who mix magic and technology
いわゆる邪道に走ったメイジらの「左道」legacy2つと、科学と魔法を融合させる「テクノグノーシス的」legacy1つを含む。— White Wolf Online Catalog
というから、もしかしたら帰ってきたテクノクラシーみたいなのが出てくるのかもしれない。
Vampire: The Requiemにも名前しか出てこないbloodlineがあって、ジャスティンか誰かが「ユーザーの創作の余地に残してある」と言っていたが、設定公募とはいえ『Bloodlines: The Chosen』という形で結局公式サプリ化されるわけで、するとLodge本も3冊目は部族紹介にしか出てこなかったやつの落ち穂拾いになるのか。
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1月のWoD製品発売予定がリリーススケジュールに追加された。1ヶ月に4冊も出るのは嬉しいが、財布には辛い……
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White Wolfが9/12に出したプレスリリースによれば、Mage: The AwakeningのLARP向きシステム『Mind's Eye Theatre: Awakening』が2007年夏に発売される。
これを読むような人には必要ないとは思うが念のために説明しておくと、LARPとはライブ・アクション・ロール・プレイの略。一般にTRPGではプレイヤーは卓を囲んで座ったまま、行動宣言によって自分のキャラクターを動かすが、ライブ・アクションではキャラクターの行動や台詞を担当プレイヤーが実際に演技する(もちろん物理的社会的に困難な行為はやはり行動宣言で済ますことになるが)。欧米では人気のあるプレイスタイルで、システムが簡便でGMが介在しなくてもある程度の行動判定は解決できることから、WebやIRC上でなりきりチャット風に遊ぶグループも多い。
WoDではLARP用システムとして『Mind Eye's Theatre』シリーズがあり、旧WoDの時代から公式ファンクラブCamarillaがインターネット上で大規模なオンラインLARPを展開してきた。こちらは複数のSTがチャット上に常駐し、NPCを繰り出して世界規模のストーリーを展開することもある。TRPG版MMORPG、といえば感覚的に近いだろうか。
しかし新WoD対応のMind's Eye Theatreシリーズは、2005年の『Mind's Eye Theatre』と『Mind's Eye Theatre: Requiem』でV:tRに対応した後は動きがなく、他ゲームのMET化が待望されていた。
なお、M:tAwに先だって発売されたW:tFにMET化の動きがない点については、現在公式コメントは出ていない。テーマ的にライブアクションは難しいのかもしれないが、旧WoDのWerewolf: The Apocalypseには立派なMET版があったになあと思う今日この頃。
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といってもAmazon.co.jpの新しいアソシエイト・ツール「インスタントストア」を使って近刊へのリンクをぺたぺた張っただけですが。
要はリストマニアのお薦めリストをミニAmazon風に並べただけという感じで、おすすめ本が9冊までしか選べないのが残念ですが、前々から Vampire Tomes 風のアソシエイト本屋ページを作りたいと思っていたのでちょうどよかった。30分で作ったのでコメントとか配色とかいい加減ですが。
当分は、WoD2.0で最近出た新刊と、そろそろ出そうな近刊2、3冊を載せていくつもりです。Amazonに書名が間違って登録されているせいでWoD本を買いたくても目指すページになかなかたどりつけない人の一助となれば幸いです。
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» White Wolf Quarterly (September - November 2006) ダウンロード(直リン)
読者投稿特集ということでちょっと遅めの発行になり、新作情報はWebで公開済みのものが多いがいくつかプレビュー記事がある。
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Game Trade Magazine の次号予告によれば、80号には11/15発売のメイジサプリメント『Tome of the Mysteries』のプレビュー記事が載るそうだ。
Mage the Awakening: Tome of the Mysteries
En garde! The art of the duel in Mage society is explored in this chapter excerpted from Tome of the Mysteries.
by White Wolf Publishing
構え! 用意はよいか! メイジ社会における決闘の技術を解説するこの章は、『Tome of the Mysteries』の抜粋である。— GamingReport.com, 2006/09/06
個人的に arcane duel は『裁きの門』に登場するケスリーと黒魔術師の魔術合戦みたいなイメージがある。一度は自分のPCでやってみたいなそういうガチの戦闘。
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GenConで新作情報が出たようだ。
(伝聞情報です。デマ、誤解を含んでいる可能性があります。ご注意ください)
Scion について、IRCでは「それって『戻ってきたAbberrant』では?」との指摘があった。そもそもExalted自体、Trinityの流れを汲むシステムなんだよな。
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White Wolf社では8月のGenConに向けて準備しつつ、諸々の新しいプロジェクトを同時進行させている模様。早くも2008年の製作スケジュールを作っているというから大変だ。「ここんとこ、毎日会議しかやってない気がする」とはWill Hindmarchの嘆き。
『Promethian: The Created』は順調に刷り上がって8月10日のリリースは動かないようだ。巻末には来年発売予定の第5シリーズの広告が載るというから見逃せない。
もうひとつ気になるのは、Pauline Bennyが『Vampire: Dark Influences』というゲームで使用するカードの製作を密かに進めているらしいこと。Will 曰く「V:tESではないヴァンパイアのゲーム」なんだそうで、詳細はまだまだ秘密らしい。
今回明らかになった他製品の制作状況は以下の通り。
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Will Hindmarch から久しぶりの近況報告である。
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4/17発売の各製品が DriveThruRPG.com に入荷した。
昨夜『Territories』を落としてきた。ワーウルフのテリトリーに関する色々を解説すると同時に、テリトリーを所有する恩恵をシステム化する試みがなされている。なわばり持ちになるメリット・デメリットが数値で把握できると手ごたえがあって良いし、テリトリーにどういう干渉をするかで諸方面に影響が出る仕組みもシムシティ風でなかなか面白い。
『Tome』は今朝出がけに落としたので、帰宅してからのおたのしみ。
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いろいろな意味で新WoD主要3シリーズ中最もクレイジーなTRPG、『Mage: The Awakening』が次回のオリジンズ・アワードのRPGサプリメント部門にノミネートされたようだ。『Vampire: The Requiem』に続く受賞になるかどうか、楽しみである。
同部門には他にも『Exalted: Autocthunians』、Steve Jacksons Gamesの『GURPS Infinite Worlds』、
Fantasy Flight Gamesの『Midnight 2nd Edition』などが名乗りを上げている。WW社からは他にもベストRPG部門に『World of Warcraft』がノミネートされた。
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Carthians : 5/29 → 5/1
Secrets of the Ruined Temple : 6/26 → 5/15
Mythologies : 7/3 → 6/12
Shadows of the United Kingdom : 6/5 → 7/3
『Shadows of UK』だけが延期。相変わらず W:tF は不遇をかこっている。
【White Wolf Upcoming Products, 2006/4/10】
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WW公式サイトで24日公開された「White Wolf Spring and Summer 2006 Highlights」というPDFパンフレットによれば、WoD第4シリーズの正式タイトルが決定したようだ。
Promethean: The Created
これまでにもファンの間で「VampireやMage扱いで副題は付く」「いや期間限定展開ということはOrpheusと同じで副題は付かない」などと不毛な憶測論争が繰り広げられていたが、やはり付いたようだ。
「White Wolf Spring and Summer 2006 Highlights」では、春夏の新製品と今後のリリーススケジュールを紹介するほか、発売済みの新WoD製品をシリーズごとに整理したリストがあり、あるシリーズに現在どのようなサプリメントやグッズが出ており、何が近刊なのか、一目で確認できるようになっている。
V:tRでは最後のコヴナントブック『Circle of the Crone』が9月、W:tFではワーウルフ以外の変身能力者を扱う『Skinchangers』が8月、M:tAwではExarchの全貌を明かす『Reign of Exarchs』が8月の発売予定であることが新たに確認された。
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V:tR ディベロッパー Will Hindmarch から久々の近況報告である。
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27日に発売された『Guardians of the Veil』が、DriveThruRPG.comからもPDF版で買えるようになっています。
最近は発売日より遅れてアップされることが増えていますね。
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かねてより噂されていた、超能力や民間呪術を扱う追加ルール集『World of Darkness Second Sight』のプレオーダーがWW公式サイトで始まった。
超常能力をもつのは、夜を徘徊する諸種族のみにかぎらない。孤独な超能力者、狂った妖術師、終末論者のカルト信者たちもまたワールド・オブ・ダークネスの住人なのだ。本書では彼らのもつ独自の能力を探る。—— White Wolf Online Catalog
というキャッチコピーで、内容はいわゆるサイキック能力や非アトランティス系魔法、また信仰の力で世界法則をねじ曲げる儀式といった、WoD三大シリーズの系列に属さない特殊能力のオプションルール+設定資料集となるようだ。
「信仰の奇跡を演出したい」とか「モータルキャラにも超能力を持たせたい」とかいう需要がある人には、注目作ではないだろうか。もっとも、内容紹介から推測するに、モータルが超常能力を使えるようになるのではなく、Spirit-ClaimedやGhoulのようなそこそこの強さの超常テンプレが増えるのかもしれない。個人的にはどうも、旧WoDの俗魔法/Hedge Magicや真の信仰/True Faithらへんの困った記憶が思い出されてあまり食指が動かないのだが、しかしSTとして需要の多い追加ルールにはちがいない。
160ページ、26.99ドル。5/1発売予定。
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いずれも4/17発売とされている。3月はExalted第2版でいっぱいいっぱいらしくWoD製品の予定は入っていないが、2月末リリースの『Guardians of the Veil』『Requiem Chronicler's Guide』がずれこむ可能性はありそうだ。
個人的に注目は『Territories』。『Blood of the Wolf』同様、ワーウルフの日常生活に関する情報が載るのではないかと期待している。またイーサン曰く
Part of me wants to call it SimTerritory, out of whimsy.
いっそ『シムテリトリー』って呼びたい気持ちはあるんだよな。いやマジで。—— White Wolf Forums, Dec 05, 2005 9:44 pm
だそうで、サンプル設定を組み合わせてオリジナルテリトリーをカスタマイズできる、おなじみ「ツールキット」方式になるのかもしれない。
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1/16に発売されながらPDF版がなかなか上がらなかったM:tAwサプリメントだが、ようやく購入可能になった。
なお、上記リンクはアフィリエイトなので、私に儲けさせるのは癪だという御仁は自力でページを探していただきたい。トップページのNewest Menu Itemsコーナーにある。
『Bloodlines: The Legendary』のほうは、本日午前8時現在、まだ入荷していないようだ。
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Showさんのストーリーテラーで遊ばせてもらった。いつもお世話になります。今回使用したキャラクターは Morosの剥製師。
結果的に大物を取り逃したし、くたびれもうけ同然だが、珍しいものを見られたし、なによりカバルメンバーに大きな損害が出なかったことは幸い。Shielding 呪文に助けられた。出かけるときは火の元の確認共々忘れないようにしたい。逆に言うと、メイジにArmor有効な攻撃を仕掛けるのは非効率的だという教訓でもあった。
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マルファス/Malphas
本名:オデッサ・ハインケル
Path:モロス Order:フリー・カウンシル
美徳:剛毅 悪徳:傲慢
コンセプト:剥製アーティスト
精神:〈知性〉2、〈機知〉2、〈堅忍〉3
肉体:〈筋力〉2、〈敏捷〉4、〈体力〉2
社会:〈外見〉2、〈交渉〉1、〈冷静〉4
〈速度〉:11 〈負傷段階〉:7 〈防御〉:2 〈意志力〉:7 〈イニシアティブ〉:8
〈賢識〉7
〈霊知〉2
〈マナ〉7/11 (2点/ターン)
精神(技能なし-3)
〈教養〉2、〈作製/死体加工〉*3、〈調査〉1、〈医学〉2、〈オカルト〉1、〈科学/化学〉*2
肉体(技能無し-1)
〈運動/投擲〉2、〈運転/1〉、〈火器/ピストル〉2、〈手業〉1
社会(技能無し-1)
〈共感〉2、〈脅迫〉2、〈説得〉*1、〈裏社会〉1、〈虚言〉1
〈死〉*3、〈物象〉*3、〈力象〉1
Corpse Mask (Death 2), Transmute Earth (Matter 3), Plasticity (Matter 3), Influence Heat (Forces 1)
357マグナム・リボルバー(Revolver, Lt.)
Dedicated Magical Tool: 虫入り琥珀のピアス
「死体は文句を言わないから好きよ」
鳥獣専門の剥製師。初めは師匠の下で狩猟愛好家がしとめた鹿や鳥などの剥製を作っていたが、覚醒前後のトラブルがもとで喧嘩別れ同然に独立。メイジになってからはペットの剥製作りで生計を立てるいっぽう、野鳥やネズミの死骸を組み合わせてアート作品(→参考)を作ることを趣味とする。
人づきあいが苦手で、カバル仲間以外と顔を合わせる用事となると、渋々出てきて用が済んだとたん逃げるように帰っていく。仕事柄、近所に人が住んでいない場所に自宅兼作業場を構えているので、護身のために射撃訓練は欠かさない。
影名のマルファスとはソロモンの霊72柱のひとりで、巨大な鴉の姿で現れ、魔法でものを作る能力をもつといわれる。
物静かな痩せぎすの白人女性。腰まで伸ばした黒髪を無造作にうなじで束ね、メタルフレームの眼鏡をかけている。改まった場所に出ることがめったにないので、たいてい汚れてもいいようなラフな服装。装飾品の類はほとんど持っていないが、琥珀のピアスだけはいつも身につけている(Magical Tool)。めったに笑わないが、めったに動揺した様子を見せることもない。
マルファスのNimbusは、おぼろに透き通った黒いグリフィンで、その翼は鷲ではなく鴉である。Vulgar Magicを使うときは、背中にうっすらと漆黒の翼のオーラが浮かびあがるのが見えるだろう。
マルファスの仕事場(聖域サイズ 1、霊地 1)
郊外にあるおんぼろの一軒家。中は加工中の死体や拾ってきたガラクタで一杯。地下室は「ボツ作品置き場」になっていて、失敗作の剥製がうずたかく積みあげられている。剥製の山は日々少しずつ蜘蛛の巣でおおわれていくが、不思議と蜘蛛の姿を見た者はいない。この蜘蛛の糸は、よく乾かして粉末にすることでTassとして機能する(1ドットの〈霊地〉)。
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小売業者向けのWhite Wolfニュースレターによれば、『Requiem Chronicler's Guide』『Guardians of the Veil』が2月27日に発売されるようだ。
『Requiem Chronicler's Guide』はV:tRのストーリーテラー向けにゲーム運営の様々なTipsを集めたガイドブックで、Quarterly冬号のp.10に紹介記事が載っている(→参考)。豊富な世界設定をどのようにセッションにとりこんでいけばいいのか、ストーリーテリングの実際面に踏みこんだ記事が多いようだ。中には「クランを用いないV:tRプレイ」など、初めは把握が難しい設定をばっさり切り捨てるアプローチも紹介されているようでちょっと興味深い。
『Guardians of the Veil』はM:tAw初のOrder設定集で、これまたQuarterly冬号のp.12に短い紹介記事が載っている。どうもM:tAwは新WoD三大シリーズのわりにモダンホラーらしさが薄い気がしていたのだが、この記事を見て認識を改めた。対象がどこにいようとかけられる共感魔法は、使う側にとっては便利だが……使われる側にとっては怖いよなあ。
【White Wolf Retailer Newsletter】
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ホワイトウルフ公式サイトのウェブ通販で、1/16発売の『Legacies: The Sublime』を15日までにプレオーダーすると『Mage: The Awakening Screen』と『Mage: The Awakening Character Sheet Pad』が無料で付いてくる、というキャンペーンが始まった。
また1/30発売のW:tFサプリメント『Blasphemies』についても、29日までにプレオーダーすると『Werewolf: The Forsaken Screen』と『Werewolf: The Forsaken Character Sheet Pad』がおまけに付く。
どちらも公式サイトの通販ページから予約した場合のみの特典なので、念のため。
STスクリーンとキャラシートパッドは総額およそ25ドルだから、お得といえばお得なのだが、日本から買うと送料が高いのが悩みどころ。
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最初なので、まず何も修正が入らない、ルールブックに書いてあるとおりのダイスプールで判定できる状況を設定してみる。
課題:朝起きて、誰もいない部屋で、自分に shielding spell をかけなさい。
shielding spell というのは、Armor 値を上昇させて敵の攻撃成功率を下げる呪文(spell)の総称。どの Arcana にも、効果は少しずつ違うがよく似た呪文が存在する。呪文名からは判別しにくいが、ここではとりあえず「2ドットで、Practice: Shielding と書いてあって、効果に Armor 値が増える云々と書いてある呪文」と思ってもらえばいい。
課題を実践するにあたって、サンプルキャラクターとして26歳独身メイジ、ラール君に登場願おう(→キャラデータ)。数値は基本ルールの記述どおり作成した直後のものだ。
では彼がどんな shielding spell を使えるのか見てみよう。メイジは基本的に、ルールブック掲載の呪文のうち、Arcana ドット数が自分の Arcanaドット数以下の呪文をすべて使える。ラールが修得済みの Arcana は Space 3、Mind 2、Prime 1。Shielding spell は最低2ドット呪文なので、ラールの手に負えそうなのは Space 2 の「Untouchable (p.235)」か、 Mind 2 の「Misperception (p.209)」というところだ。ここは Untouchable を使ってみよう。空間をわずかに歪曲させて攻撃をそらす呪文だ。
やり方は色々あるが、今回は Improvised Casting を使う。これはいわば経験と勘で魔法を制御するやり方で、呪文のドット数に自分のArcanaドット数が足りてさえいれば使える、いちばん基本的な Casting だ。
さてルールブックを見ると「◯◯Rote: 〜」の下にダイスプールらしきものが書いてあるが、今回は無視していい。Improvised Castingの際は、どんな呪文を唱えようが、基本ダイスプールは一律
術者のGnosis + Arcana
となる。
今回の人身御供、ラール君の Gnosis は 1。Arcana は3種類あるが、Untouchable は Space の呪文なので Space の値を用いればいい。したがって呪文の発動判定のダイスプールは、1+3=4となる。
呪文に取りかかってから効果が現れるまでどれくらいかかるのか? それを知るには 呪文データの「Action:」を見る。Untouchable のように
Action: Instant
となっていたら、その呪文は 1 instant action。つまり使ったターンに判定し、判定1回で即座に成否がわかるということだ。
ではおもむろにダイスを振って成功したとしよう。「術者の Space Arcanum の値だけ Armor が上昇する」と書いてあるので、ラールの場合だと +3。もともと Defense は 2 あるから、この状態の彼に例えばふつうに拳やナイフで襲いかかろうとすると、攻撃判定になんと−5ものペナルティがつく。駆け出しの魔法使いがかけた防護としてはなかなか心強い。
この呪文にかぎらず shielding spell はすべて、ふつうにかければ特に何も消費しないで1シーンのあいだ有効なのだが、Mana 1点を余計に支払ってかけると丸1日有効になる。作りたてのキャラクターでも使える比較的初歩の呪文でもあるため、毎朝自分に shielding spell をかけるのはメイジの間でごく一般的な習慣なのだそうだ。
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『World of Darkness: Chicago』で、メイジのCabalの相互関係図からCabal名が抜けているため「どのマークがどのCabalなのかわからない」という問題が指摘されているが、Cabal名を追記したCabal関係図がPDFで公式サイトにアップされた。
曰く、「424ページもある本なんだからまあ間違いの1つは2つはあるよな? それにマークは見ればどのCabalのやつか見当は付くと思うんだけど、まあいちおう修正版あげとくよ」と言い訳までいつもの回りくどいWW節なのが微笑ましい。
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DriveThruRPG.com が、「ほぼ全品20%オフ」のクリスマスセールを始めた。 Checkout時にクーポンコード「happyholidays」を入力すると請求額が2割引になる。
「ほぼ」というのは ProFantasy、Talisman、0One、12-Midnight Products 製品がセール除外品だから。週明け12/12には待望のPendragon 5th Editionや新WoD都市設定集『World of Darkness: Chicago』も出ることだし、年末年始は海外に本を発注するのも不安だし、いっそPDFで買ってしまう、という手もあり?
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WWQ最新号のPDF版が公式サイトにアップされた。来年1〜3月発売の新製品情報が掲載されている。表紙は1/16発売の『Bloodlines: The Legendary』。胴体が2つある男やら眉毛の代わりにボディピアスした男やら、改めてアップで見るといかがわしさ倍増だ。
これはどうやら『Legendary』で追加される異形の枝族、The Carnival を描いたものらしい。その抜粋紹介がp.8-9にあるのだが、コンセプトからして「鰐女、人間骸骨、頭が2つある男……」と昔の見せ物小屋に出てきそうな連中がぞろりと並んでいるし、専用 Discipline の名前は The Show だし、看板に偽りなしである。V:tR にビザールや怪奇といったキーワードを持ちこみたいSTには一見の価値がありそう。
V:tR関連では『Requiem Chronicler's Guide』の紹介記事も。題名どおりST向けに、V:tRらしさを出しつつも新しい切り口で史劇を展開する方法を紹介するガイドブックだそうだ。「ほとんど雑誌スタイル」の構成で、一つ一つの記事が読み切りで短く、拾い読みしやすい造りになる。たとえば……
といった記事が載る予定とか。
W:tF向けには1月末発売の『Blasphemies』の概要紹介。Forsakenに伝わる異端神話、精霊やRiddenやHostのカルト、奇怪なロッジなど、PCの敵役向けの追加設定を扱うソースブックになるほか、Father Wolf伝説とはまったく異なる起源神話を自作できるシステムが提供されるようだ。Bale Hounds を専門的に扱う初のサプリメントであることも目玉の一つ。
もっともディベロッパーはこの本のテーマは「邪悪」ではない、と繰り返し強調している。
Blasphemies is something of a toolkit for Fucking With Players’ Heads. …… its main theme is how belief can be twisted into something particularly strange and threatening.
『Blasphemies』はいわば、プレイヤーの頭をファックするためのツールキットだ。(中略)信条や思想がいかにして常軌を逸した危険きわまりない代物へと変質していくか、を主題としている。—— Ethan Skemp, White Wolf Quarterly 2005 Winter
ワーウルフはルール的に見ても肉弾戦が得意な生き物なので、敵役もついつい殺人鬼やら怪物やら「わかりやすい」悪役に偏りがちだが、本書は「もっとエレガントで大人らしい、悪を悪ゆえに歓ぶのではなく、微かに堕落の甘い香りを漂わせる」敵役を提供することを目標にしているようだ。
M:tAw関連では、初のOrder本となる『Guardians of the Veil』がとりあげられている。魔法の悪用や誤用を防ぐために、欺瞞と罠の網を巡らせて常人から魔法の存在を隠し続ける彼らは、同時に非メイジ種族からの欺瞞や罠に目を光らせる存在もである。役割に誠実であろうとするほど他人には不実な態度をとらざるをえず、同じメイジからも猜疑の目を向けられる……紹介記事の短い描写を読んだだけでも、なかなか複雑な立場らしいことが伝わってくる。
WoD関連製品の発売予定で公式サイトに未公開のものは次の通り。
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【White Wolf - Upcoming Products】
『Bloodlines: The Legendary』は V:tR 用追加データ集。「血族にさえ恐れられ、タブーとされ、奇怪で謎めいた」9つの枝族/bloodline が登場する。いずれも専用の妖力または鮮血魔術を使うようだ。
追加 bloodline 集は『Bloodlines: The Hidden 』以来2冊目で、他のサプリメントにも異色の枝族が多数掲載されているが、今回はそれを上回る? 表紙からしてすでに一癖ありそうな。128ページ。
『Legacies: The Sublime』は M:tAw 用追加データ集。新たに13の legacies (V:tR の bloodline や W:tF の lodge に相当する集団)が登場する。また STが独自に legacy データを作るためのルールやガイドラインも載るようだ。このタイプの本は本書をもってVampire/Werewolf/Mage用がひととおり出そろうことになる。144ページ。
どちらも2006年1月16日発売予定で、公式サイト上でプレオーダー受付中。日本 Amazon にも正しい発売日で登録されているので、発売日に買ったのに延々発送待ち、という事態はなさそう。
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【White Wolf Online, 2005/11/29】

汎用都市設定資料集『World of Darkness: Chicago』のIntroductionの章が、12/12の発売にさきがけて公式サイトで公開された。本書のテーマとムード、各章の概要、参考資料リストなどを読むことができる。
本書は新WoD初のクロスオーバー・サプリメントだ。大きくMortal, Vampire, Werewolf, Mageの4部構成で、各種族がそれぞれのゲームの枠を越えて互いに関わりあい、各ゲーム専用の都市設定資料集とはひと味違った面白さを追求する。各部は独立した専用サプリメント並みの分量で、クロスオーバーを行わないゲームにも充分使えそう。
プレビューを見たかぎりでは、まずMortalの部で全パートに共通する設定と人間の視点から見たシカゴが紹介される造りのようだ。続くVampire/ Werewolf/ Mage の部はそれぞれ3章に分かれ、第1章はその種族から見たシカゴの概観、第2章はシカゴ在住のNPCたち、第3章はシカゴを舞台にしたシナリオとなる。
この第3章はそれぞれ単独の非クロスオーバーシナリオとしても遊べるが、3つ合わせるとシカゴ全体を揺るがす壮大なクロニクルができあがる、という凝った仕掛けになっている。しかも、どのパートのシナリオも、どの種族のPCでもプレイ可能という凄さ(もちろん他種族パートのシナリオは難易度が高くなるが)。新WoDの付属シナリオはどれも完成度が高いが、今度のものにも期待できそうだ。
総ページ数は424ページ、新WoD史上最も大規模なサプリメントになる(Justin Achilli曰く「非常に充実した……前代未聞のスケールの……えー、クソ分厚い本」)。表紙にはV:tM初版をスタイリッシュなイラストで飾った Timothy Bradstreet が復活。ディベロッパーたちも何ヶ月も前から「クロスオーバーならではの面白さを追求している」とフォーラムで意気込みを語っている。
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先日IRCネットワークDarkMyst上で行われたJustin AchilliとWoDファンの質疑応答ログを抄訳でお届けする。生ログはこちら。
Q: ヴァンパイアやワーウルフは新 WoD 版が出ましたけど、メイジの新版を作る予定はありますか? 『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』にあまり関係ない質問で恐縮ですが。
『Mage: Awakening』という題名で現在発売中だ。君の近所のゲームショップでも買えると思うよ。『メイジ:ジ・アセンション』とはかなり趣を異にしたゲームになってる。たぶん、旧 WoD 版と最もかけはなれた、と言えるんじゃないかな。M:tAw のメイジは失われたアトランティスの魔法を操るという設定になった。もちろん、気にくわなければアトランティスの代わりに、ムーでもウルティマ・ツーレでも地底帝国でも好きなものを当てはめてもらって問題ないよ。
Q: 新ワールド・オブ・ダークネスの判定システムは旧版より洗練されてややこしくなくなったのがいい、とよく聞きます。V:tM や W:tA、M:tA といった旧 WoD のゲームにこだわるプレイヤーにも、新 WoD のシステムをコンバートして使うよう勧めるべきでしょうか?
個人的には、旧 WoD システムと比べると新 WoD システムはずっと楽しい。より簡潔で、洗練されたものに仕上がったと思う。だがそれを旧 WoD 世界にも「輸出」すべきかというと、そうとは言いきれない。従来のシステムは、あれはあれでうまく機能するしね——旧 WoD の世界観に合わせて作られたんだから。旧 WoD の設定はいわば巨視的で、世界的な陰謀と宇宙的恐怖がいたるところにはびこる、どちらかというと「映画的」なものだ。対照的に新 WoD の世界設定では、より身近な、得体の知れない恐怖に焦点を置いている。だからキャラクターが——いい言葉が見つからないが——「地味に」なったように見えるかもしれないが、あくまで旧 WoD と比べればの話だ。
ずいぶん回答が長くなってしまったが、要するに新 WoD も旧 WoD も、元々のシステムで遊ぶのがいちばんだと僕は思う。もちろん、君が世界設定やシステムを互いにコンバートして使いたいなら、思う存分やってくれ。でもそれは、全く異なるゲームのために作られた全く異なるシステムを持ちこむことだよ。君の他にも旧 WoD⇔新 WoD 間のシステムコンバートに挑戦している人が大勢いるのは知っているけどね。結局は個人の趣味の問題だろうな。まあ例によって「ゴールデンルール」的回答をしておくか(笑)何であれ、君と君のプレイヤーとが面白いと思ったことなら、どんどんやるといい。
Q: 例えばガルゥのキャラクターを作るのに、Hunter など他の WoD ゲームの長所や短所を持ちこむのはありですか?
僕が思うに、あるゲームのルールを別のゲームに移植するというのは、極めて高度な分析的思考が要求される作業だと思う。つまり、そのルールの機能——それが「どのように」機能するかを見きわめて、環境が変わってもそのルールが同じ機能を果たすにはどうすればいいか考えないといけないってことだ。
三年前の僕なら、他のゲームは他のゲーム、よその縄張りに踏みこむな、と言ったかもしれない……だが今の僕は(新 WoD で提示した)ツールボックス的アプローチ(注)が心底気に入ってるんで、よそから美味しい設定をつまみ食い的に持ってくるのは良い ST のやることだと思っている。もちろん、君がプレイヤーなら、まずストーリーテラーにきちんと説明して了承をとるべきだ。その設定を持ちこむことが元のゲームにどういう影響を与えるかよくよく考えた上で相談すれば、ストーリーテラーもきっと前向きに検討してくれるだろう。
(注)ツールボックス的アプローチ:新 WoD の世界設定や選択ルールは、「ルールブックやサプリメントに載っているものをすべて使う必要はない。ST が使いたいと思ったものだけを、使いたいところに採用すればよい」という思想に基づいて設計されている。WW スタッフがこれを説明するのによく使われる例えがツールボックス(道具箱)。
Q: なぜトゥルー・ブルハー( True Brujah )氏族についてもっと詳しい情報を出してくれなかったんですか? 第二版でも具体的なことはほとんど判らなかったし、リバイズド版にいたっては休眠したっきりどこに登場してくるのか判りません。
トゥルー・ブルハーはそもそも希少氏族だからだ。意図的に謎めかした部分も確かにあるがね。ブルハーのほうがずっと一般的だし、トゥルー・ブルハーは一つの氏族というよりむしろ珍しい歴史的遺物として見てほしかったんだ。あれはいわゆる「ニッチな」氏族で、特定の限定された状況で登場させるには面白い。キアシドとかサルブリみたいなもんでね。自分の専門分野にかけては優れているんだが、その専門分野というのが極めて特殊なので、一般ウケする汎用的な氏族とはとても言えない。そういうわけで、主要氏族と同列には扱わなかった。
Q: アンテディルヴィアンやメトセラは強力な上級訓えを使いこなします。太祖ブルハーも《先覚》や Tempolis (時間を操る訓え)に優れていました。後に自分の身に何が起きるか(注)、推測できなかったはずはないと思うんですが……?
そこがアンテディルヴィアンの設定で僕が好きなところの一つでね。彼らが何を知っていたのか、どこまで知っていたのか、あるいは気づかなかったのか、本当のところは決して判らない。僕が V:tM から切り捨てようと試みたものは色々あるが——その一つが10レベル訓えだ。アンテディルヴィアンは、どこまでの力を持っているのか誰も知らない、神秘的な存在であってほしかった。そして連中の恐ろしいところは、なんといっても、人間でなくなってあまりに久しいために、何を考えているやら見当も付かないことだ。もしかしたらなんにも考えてないかもしれない。長い長い歳月の間には精神構造すら変わり果てて、我々人間の貧弱な精神には理解を絶する論理で思考するようになっているかもしれないじゃないか。
まあ元の質問に答えておくと、ブルハーが来たるべき運命を予知していなかったと誰に判る? そうなることを望んでいなかったと誰が言い切れる? もしかしたら何もかもが壮大な欺瞞かもしれないじゃないか。
Q: 始祖ブルハーがトロイルに同族喰らいされたというのは実は世間の目を欺く工作にすぎず、ブルハーは今も隠れ家か墓所で隠然たる支配力を振るっている、という設定を考えました。こういうことは可能性としてありうると思われますか?
そりゃもちろんあるだろう。アンテディルヴィアンの数ある謎の一つだな。V:tM 基本ルールにもたしか「彼らは生と死を完全に超越するすべを知る最後の世代である」というような一節があったね。アンテディルヴィアンについて我々が知っていると思っている事柄のうち、どれが欺瞞であってもおかしくない。僕自身、太祖ヴェントルー(と思われている太古のヴァンパイア)がゲヘナさえも生きのびて全血族を征服するっていうプロットを書いたことがある、没になったけどな。だからアンテディルヴィアンがこういう欺瞞をはたらいたかもしれない、と君が思えば、それはありうることだ……自分が死んだと見せかけたり、そもそも初めから存在もしていなかったり、後世の伝説とは似ても似つかない人物だったりするのだってありだ。
Q: アサマイト氏族の創始者ハキム(Haqim)はエノクの子、カインの孫なので、第3世代にあたるはずですが、サプリメントによっては「第2世代」と書かれています。これは誤記でしょうか? それともカインは第0世代と数える、ということでしょうか?
うへっ。そんなところまで読み込んでいる人がいるとは嬉しいね。あくまで個人的な見解だが、僕は「カインには世代がない」という解釈が好きだ。カインは第1世代にはなりえない——自分自身から1代隔たることは不可能だ、と考えてみる。するとカインと第2世代の間に「失われた第1世代」がいたんじゃないか、という可能性が出てきて面白いだろ? アンテデルヴィアンほど老獪で、測りがたい、神のような怪物を葬り去るような「知られざる敵」がいたのかもしれないね……ガクガクブルブル。
Q: 旧 V:tM の設定は、今後新しい V:tR の設定に継承されていくんでしょうか?
ハハハ、絶対誰かが聞いてくると思ってたさ。でもそうなることはないだろうな。制作陣も首脳陣も、新 WoD は旧 WoD と差別化を図っていきたいと考えている。両者にはたしかに共通する要素もあるが、あくまで別個の存在なんだ。旧 WoD の設定を新 WoD に持ちこむのが不可能だといっているわけじゃない——それについては先の質問で答えたとおりだ——だが既存のものをもう一度作り直すよりは、新しいものを作るほうに力を注いでいきたいと僕たちは思う。
Q: 『ノド書』『Revelations of the Dark Mother』『Erciyes Fragments』は、聖書の創世記を下敷きにしたヴァンパイアの始原神話となっていますが、創世記に登場するネピリム(神の子たちが人の娘たちに生ませた英雄種族)は題材に使われていないようですね。これには何か意味があるのですか?
僕たちが常に念頭に置いていることの一つとして、「今我々が見ているワールド・オブ・ダークネスは、必ずしも昔からそういう風だったとはかぎらない」というのがある。現代に「地上をさまよう巨人たち」がいないからといって、初めから全く存在しなかったとは言いきれない。人と交わる天使たちにしてもだ。それはともかく、考えてもみてくれ、そいつらまで旧 WoD に出てきたとしたら……ただでさえ超常種族が人口過剰気味の世界なんだぜ。まあ古文書とか何かの形で登場させてプレイヤーを脅かすのにはいいだろうな。
ただ、背景設定というものは具体的にすればするほど神秘性を失ってしまうものだし、未知ゆえの恐怖というのはホラーゲームに欠かせない要素だ。そういうわけで僕たちはいつも、細かい設定はストーリーテラーが好きなように作って構わない、と言ってるんだ。(僕自身、件の「地上をさまよう巨人たち」がチェンジリングのご先祖様だったってことにしてもいいなと思ってたぐらいでね)
Q: 『Erciyes Fragments』ではアンテディルヴィアンの数を「3 and 10(3と10)」ではなく「3 by 10(3の10倍)」と記していますね。つまりアンテディルヴィアンは13人ではなく30人だったということですか?
その通り! 読者を脅かすために入れたのさ。何度も言うけど、真相は誰にも判らない。でも我々が知っている氏族が本来30あるうちの13でしかないとしたら、他にはいったいどんな恐ろしい連中が……(不気味にクレッシェンドするBGM入る)
「3 by 10」のくだりは、歴史のどこかで滅びてしまって現存しない氏族を指す、という解釈も成り立つ。13氏族の他にもいろんな氏族が興っては滅びていったかもしれない、と考えると面白い。さっき言ったように、WoD は必ずしも昔から永久不変だったわけじゃないからな。
Q: イエス・キリストや十二使徒といった宗教上の聖人がヴァンパイアと関わった可能性はありますか?
あっても不思議はないだろう。でも僕としてはそういうところにヴァンパイアを関わらせたくはない気もする。常々思うんだが、インパクトを狙って歴史上の人物をヴァンパイアにするのはむしろ逆効果じゃないだろうか。あれは同じ人間がとてつもなく非人間的な行為をはたらくところが衝撃的なのであって、「実はヴァンパイアでした」と言ってしまうと「それじゃ不思議はないな」と受け流されてしまいそうだ。
まあ、もちろん君は「イエスはヴァンパイアでしたか」って聞いてるんじゃないよな。キリストが何人かのヴァンパイアと遭遇したことならあると思うよ。彼はたぶん、悪霊を祓ったようにそいつらを追いはらってしまったか、あるいは病人を癒やす力で不死の呪いを解いて人間に戻してやったんじゃないかな。
Q: 新 WoD システムでは、およそ不可能と思われる行為でも幸運判定(chance die)によって成功する可能性が残りますね。例えば僕がプレイした時は「盲目の子供たちが一人のヴァンパイアに石を投げつける」という状況に遭遇しました。これが1/10の確率で成功してしまうというのは、ちょっと甘過ぎではないでしょうか。何かうまい対処法はありませんか?
なるほどね。それは判定で処理するかどうかの問題だな。ダイスは偶然の要素を表すためにある——ダイスを振るのは行為の結果が予測できないときだけだ。まあマスタリングスタイルの問題でもあるかな。僕なら20人の盲目の子供が一斉に石を投げるのにダイスを振る手間なんてかけないね。ただ口頭で「石は外れた。20回全部」と言うだけだ。あるいは「気味悪いことに、子供たちの狙いは異様に正確だった。君は石つぶてを雨あられと浴びせられた」と言うかもしれない。「子供たちの投げた石が当たるかどうか」ってところにはドラマ性があまりないからね。むしろ問題はなぜそんな子供たちがそこにいるのか、このストーリーにどんな役割を果たすのか、ってところだろ。
同じことは戦闘全般に言える——もし銃を誰かの頭に突きつけて引き金を引けば、そいつは死ぬ。ダイスを振るまでもない。もしそれでもそいつが生きていたとしたら、それは何か超自然的な幸運か、あるいはそこで終わらせたくないというストーリーテラーの意図だろう。どっちみち単純にダイスを投げて片付けるようなことじゃない。
Q: 太祖ラヴノスの死について真相を教えてください。彼は本当に滅びたのですか? 実はまだ生きているなんてことはありませんか? ラヴノスを目覚めさせたのには何かディベロッパー側の意図があるんですか?
(ラヴノスは)きっちり、完全に、お亡くなりになったよ。僕たちが彼を目覚めさせたのは、WoD は永久に変わらない世界じゃないってことを示したかったからだ。当時、WoD の住人の多くにとって、世の中に不思議なことなどもはやなかった。それぞれに居心地の良い場所を築きあげ、世界の裏も表も隠れた秘密も知りつくしていた。そのぬるま湯状態を打ち破るには、世界に再び未知の危うさをもたらす必要があった。ラヴノスの一件では、人々がすでに知っていると思っていたこと——アンテディルヴィアンは全知全能で逆らうことなどできない——を覆したわけだ。変化は動揺をもたらすものだ。それが変わらないと信じてたものに起きたときにはなおさらさ。ヴァンパイア暮らしが必ずしも心地良い体験の連続である必要はないっていうのが僕の持論でね。たまにはぞっとしたり、びっくりしたり、びくびくしたりもあったほうがいい。太古から生きのびてきた最大最強級のモンスターでさえ不死身ではない、と知らしめることで、他の血族にも己の身の安泰について考え直す機会を与えたかった。
Q: 僕はよく ST をするんですが、PC たちが天邪鬼なことばかりするので困っています。とにかくゲームを滅茶苦茶にするような行動しかとらないんです。情報提供役として出したバーテンをぶん殴ったり、手がかりになるよう残しておいた書類を焼いてしまったりします。そりゃ PC に何をやらせようがプレイヤーの自由なんでしょうが、これでは話がちっとも進みません。このプレイヤーたちをもっと正しい方向に、というか、話が面白くなる方向に誘導するにはどうしたらよいと思われますか?
よくそういう相談を受けるんだが、僕はたいてい「PC に自分の行動の責任をとらせなさい」と助言することにしている。PC が重要な手がかりになるはずの書類を焼いてしまったら、謎は解けなくなる。〈真夜中の殺人者〉だか何だか知らないが犯人は雲隠れだ。謎の解決を命じた公子は PC たちに失望し、他の血族からの信用も落ちるだろう。これをゲームシステム的に表現したいなら、〈地位〉を一時的に低下させてもいい。あるいは過去に有力者が与えた報酬を没収するというのもありだ。〈真夜中の殺人者〉なり何なりの凶行を止められなかった PC たちは、当然の罰として盛り場( Rack )で餌食を漁る権利を取りあげられるわけだ——出入り禁止にされてね。
見境なく暴力を振るう PC 対策にも同じ手が使える。PC がバーテンに手を上げたら、用心棒につまみ出させればいい。もしかしたら用心棒も蹴飛ばされるかもしれないが、なに、そんな奴は遅かれ早かれ、どこかの用心棒に、歩道の縁石に歯を押しつけられたあげく後頭部を蹴飛ばされることになる。警官を殺した PC は、あちこちからありがたくない注目を浴びて当然だ。
暴力にはトラブルがつきものだ。君のクロニクルでもそのことをより強調するようにすれば、プレイヤーもそれに懲りて少しは控えるようになるんじゃないかな。参考までにジャスティン流格言を一つ紹介しておこう。「ワールド・オブ・ダークネスに戦闘は存在しない。あるのはリンチと、傷害と、暴行と、残虐行為だ」
でももしかしたら君に必要なのは、もっと暴力志向の少ない節度をわきまえたプレイヤーなのかもしれないな。
Q: WoD の製作過程について教えてください。世界設定とゲームシステムとの連携はどのようにとっていますか? まず片方を先に作ってしまってから、それに合わせてもう片方を作ったりするんですか?
両方を同時に進めるんだが、結果的にどういうものに仕上げたいかは初めから判っている。例えば新 WoD の場合は、身近で、奇妙で、不安をかきたてる雰囲気をもつホラーにしようとみんなで最初に決めた。そこから、そういう雰囲気を補強するような社会構造を設定し、そういう雰囲気を演出するのに適したシステムを作っていった。長時間にわたる打ち合わせを繰り返し、議題が細かい設定の一つ一つの扱いに及ぶこともしばしばあった。
例を挙げると、新 WoD の判定システムの原案の中に、異なる目標値をもつ3つのダイスプールを振ってそれぞれの成功数を合計する、というのがあった。能力値のダイスプールは出目8以上で成功、技能は9以上、修正は10以上で成功となる。まあ面白いと言えば面白い案なんだが、ゲームシステムとしては煩雑なること化物なみでね。なにしろ3つのダイスプールを別々に振って、それぞれの目標値を超えているかどうか数えて、最後にそれを全部合計しなきゃいけないんだ——ほんとに重たいシステムで、プレイが停滞してしまった。これじゃサスペンスに満ちたホラーを演出するどころではないんで、そのシステムは没にしてもっと軽快に回せるものを模索した。ストーリーの忍び寄る恐怖からプレイヤーを引き離さずにすむものを。早くて簡単なものを。ダイスを振る。アクション解決。さて、あの死体はどこへ消えた?
世界設定についても同じことを同時進行でやった。僕たちが目指しているホラーに雰囲気がそぐわない設定は全部切り捨てたよ。たとえば V:tR では開発当初、Blood Sorcery なる妖術を使う Brujir という氏族がいた。だがいじり回しているうちに、どこぞのファンタジーゲームから引っこ抜いてきたキャラクタークラスみたいになって、闇に脈々と伝わるヴァンパイアの血統という感じではなくなってしまった。それで Brujir は没になって、Blood Sorcery は Cruac と名前を変え、血統ではなく社会集団に伝わる魔術という扱いになったわけだ。
そういえば(Lancea Sanctum に伝わる) Theban Sorcery も、元々は Edenic Sorcery という名前で、もっと聖書の影響が濃い代物だった。それを没にしたのは、聖書を題材にしたホラーは V:tM でやったんで、もっと新しい領域を開拓したかったからだ——それに誰にも「少なくともこれだけは信頼できる」と思わせるようなものを与えたくなかったからね。
Q: 公子や長老に生意気な口をきく幼童キャラクターをどう思われますか。僕は前にそういうロールプレイをするプレイヤーを見たことがあるのですが、傲慢な態度に耐えかねて長老キャラクターの一人がその PC を無視するようになると、機嫌を損ねてセッションに出てこなくなってしまいました。こういうプレイヤーにはどう対処したらいいでしょう?
血族の長老が無礼な口をきく相手にどう対処するかは、その長老の性格によるだろうな。即座に尻を蹴飛ばしてやるのがいちばんだと考える長老もたまにはいるだろう。でも大抵はきっと、その場はにこにこと侮辱を受け流しておいて、後からそのケツの青いひよっ子にいやというほど逆ねじを食わしてやるだろうな。しかもいちばん痛烈なタイミングを見計らって。
「ほう、儂の版図で食餌をしたいと? 君があのときエリュシオンであんな愚挙に出たりしなければ認めてやってもよかったのだがなあ」
「Belial's Brood(あるいはサバト)を叩くのに協力してほしいですって? 私に向かって中指を立てる前にそのことを考えてみるべきだったわね」
こんな具合だ。
幼童の暮らしは、長老たち——文字通りの長老だけじゃなく、若輩もひっくるめて——によって成り立っている。彼らが幼童の一挙一動を操っているという意味じゃないぞ。今あるヴァンパイア社会は彼らが維持してきたものだ、ということだ。もし彼らが、態度に問題のある新入りをのけ者にしたとしても、それは彼らの権利だ。よく言うだろう、「復讐とは冷やしてから食べる料理である」って。
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長い間名前だけが噂されていた『World of Darkness: Armory』がついに、来年1月30日発売と発表され、公式サイトでプレオーダー受付が始まった。
詳細は不明だが、WoDコア、V:tR、W:tF、M:tAwすべてで使える汎用サプリメントになるようだ。
また、同じ日にはW:tFサプリメント『Blasphemies』も発売される。今年春のディベロッパー・チャットで Ethan Skemp が語ったところによれば、
このあいだ『Blasphemies』という本の契約を済ませたところだ。題名から敵キャラデータ集みたいなのを想像するかもしれないが、そうじゃない——そういう風に使うこともできるが、掲載されるツールは性質を異にするものだ。前々から温めている非常に型破りなアイデアがいくつかあってね。ぱっと見はたいしたことないように見えるんだ、少なくともゲームをはじめて最初の1〜2年ぐらいは。そこがミソでね。—— Ethan Skemp, Werewolf Developer Chat (2005/4/13) にて
その後の噂によれば、Father Wolf伝説とは異なる起源神話の数々(および起源神話を自作する人へのアドバイス)、異色な追加ロッジ、Hostや精霊やRiddenを中心に発生したカルトの章、Bale Houndsに関する追加情報、といったものが収録され、W:tFで信仰や宗教といったものを扱うためのガイドブックになるらしい。
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Show さんSTのセッションに参加させてもらいました。PC は Mastigos/ Guardians of the Veil。他は Hookey さんの Acanthus/ Silver Ladderと、WS さんの Obrimos/ Adamantine Arrow。
ST曰く「チュートリアル的なセッション」とのことでしたが、私のほうはそれでもルールブックと首っ引きでいっぱいいっぱい。呪文は唱えまくりましたがあまり喋る余裕がなかったです。
おかげで時間内に終わりましたが。
実際にプレイしてみた感触だと、作りたてのキャラクターでもかなり派手な呪文が使えるので、魔法使い気分は存分に味わえます。Arcanaのレベル以下であれば載っている呪文はすべて行使できるというのは気分が良い。かつ、roteとして修得するとダイスプールが飛躍的に増えるので、それもそれでちゃんとありがたみが感じられます。発動成功率自体はrote以外に上げる方法がいろいろあるので、相手の抵抗がある呪文や、範囲や持続時間を増強して使いそうな呪文を中心にとるのがよさそう。
Spellは基本ルールに載っているものだけでも相当多彩で、「魔法があれば何でもできる」というのがプレイヤーレベルで実感できてしまいます。いやあ、こんなに便利な力にめざめたら、そりゃ堕落もするでしょうな。
呪文の判定ダイスプールを上げる方法や効果のカスタマイズの手段はたくさんあって迷うので、どんなものがどこに載っているかぐらいは頭に叩きこんでおいたほうがよい、というのが今回の反省点。自分で初心者向けにセッションをすることがあったら、この手のオプションは初め使わないことにしたほうがプレイヤーの負担が減るかな、とも思ったです。
ともあれ、もの凄い速さで抄訳を仕上げてセッションにこぎ着けてくれたShow氏に脱帽したいと思います。
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【White Wolf Online - Upcoming Products】
発売日が9/19に繰りあげられた喜びもつかの間、『Blood of the Wolf』はふたたび10/3リリースに戻っている。
12月予定といわれていた『World of Darkness: Chicago』は、11/28発売に決まったようだ。公式サイトでのプレオーダー受付が始まっている。
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【White Wolf Online, 2005/9/6】
White Wolf直販でM:tAwを買った人には紙版がおまけでついてきていたが、ようやくPDF版の公開がはじまった。
内容については先日の紙版レビューを参照されたい。
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【White Wolf Online Catalog - Upcoming Products】
いろいろラジカルに変わってます。とりあえずダイスとかボードゲームとかは抜きで、書籍まわりのみ抜粋。新刊の内容についてはQuarterlyに紹介があります。
『Boston Unveiled』がやや遅れて、10/3予定だった『Blood of the Wolf』が前倒しになった模様。W:tF製品が早く出るのはうれしいが……
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M:tAwの箱の底に緩衝材よろしく詰めこまれていたのがQuarterly最新号。残念ながら緩衝材としては役立っていないようだが(M:tAwは角が傷んでいた)、新刊情報は満載だ。
他に、公式ホームページのリリーススケジュールに載っていない近刊としては
がある。
非WoD系ではExalted第2版が来年2月発売ということで見開き広告を打っているほか、Pendragon第5版が目立たないながら着々と12月発売に向けて制作が進んでいるようで、Greg Stafordが書いたサンプルシナリオが載っている。
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【White Wolf Online, 2005/8/30】
昨日発売された『Mage: The Awakening』のPDF版キャラクターシートが公開されている。ついでにWhite Wolf Onlineトップページもメイジ仕様に。夏もそろそろ終わりだというのにえらくトロピカルなサイトになった。
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ほぼM:tAw1冊ぶんに相当する特急便料金を払った甲斐あって、本日発売日に無事届く。インボイスはなぜだか同じのが3枚も入ってるわ、いたるところに「至急! 超急送品! 29日必着!」と赤で書き殴られているわ、ものものしい梱包である。
さて期待の現物だが、
美しい。厚い。重い。
White Wolf社のオンラインカタログの表紙写真と比べると、実物のほうが青みが深い。V:tR、W:tFと同じ銀色の光沢紙だが、これが海をイメージした表紙イラストに実によく似合うのだ。
さらに光の角度によって五芒星をモチーフにした魔法陣(M:tAwのTシャツにプリントされているのと同じ柄)が淡い影のように浮かびあがる特殊印刷を施す凝りよう。
本文は全体に知的で古風な感じのフォントづかいで、かなり読みやすそう。ちなみにV:tRの本文は赤黒二色刷、W:tFは茶黒二色刷だったが、M:tAwのアートディレクターはさらにぶっちぎれたことをやらかしてくれた。
本文はゴールドと黒の二色刷り。
Orderの紋章も、ノンブルも、章題も、すべて金色。囲み記事にいたっては本文まで金色刷りだ。まぶしいぜ。
特に、巻頭小説のラストはモノクロームの頁の中で
I can do anything.
という短い一言だけが金色で印刷されているのがなんとも印象深い。
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【White Wolf Upcoming Products】
『Blood of the Wolf』はW:tFサプリメント。今回はワーウルフそのものに焦点を据え、ワーウルフの生理学、wolf-bloodedに関する詳細な情報、追加ルールやオプションデータなどが登場して「上級プレイヤーズガイド」的な本になるらしい。これまでRockies、PredatorsといずれもST向けの本が多かっただけに楽しみだ。
『Boston Unveiled』は、Mage: The Awakening初のサプリメントにして都市設定資料集。V:tRの『City of the Damned: New Orleans』やW:tFの『Hunting Ground: The Rockies』に相当する。プレイヤー向けの追加データなども入るようだ。だが気になるのは
Ties into the series of Mage novels.
という一文。あれ? M:tAwは小説展開はしないんじゃなかったっけ?
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【White Wolf Online - Upcoming Products】
2日前に8/29発売と発表された
W:tFサプリメント第3弾『Lore of the Forsaken』だが、リリーススケジュールを見ると8/15に繰り上がっている。
Mage: The Awakeningの発売延期の埋め合わせということだろうか。M:tAは質を重視するために遅らせるということだがLotFは2週間繰り上げても質のほうは大丈夫なのだろうか。
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【WW Game Retailers Mailing List】
8月17日発売予定の『Mage: The Awakening』は、8月29日に発売延期。ただし18〜21日のGenCon Indyで先行発売はされる。
いいニュースもある。価格は34.99ドルに据え置きのまま、320頁から400頁に増量になった。さらに、挿絵はすべて表紙を手がけたのと同じMicael William Kalutaが描くとのこと。
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【White Wolf Online, 2005/7/18】
相変わらず意表を突く表紙が来ましたよ。
青系という予想はしていましたが、まさかこんな青とは。ロゴデザインもあいまってとても(TRPG本らしからぬ)繊細な感じで、女性受けするのじゃないかしらん。
中身はアレだけどな。
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【White Wolf Forums, 2005/7/1】オリジンズでMage: The Awakeningのデモセッションに参加した人々からのスポイラー情報が届き始めた。以下はプレイヤーに配布されたハンドアウトから。
注意:以下は伝聞情報です。デマや誤解、未確定要素が混じっている可能性があります。また、製品版では変更されることも考えられます。
1. メイジの道徳性——すなわちWoDコアのMorarity、V:tRのHumanityやW:tFのHarmonyに対応する特性値の名前はWisdom。
a measure of your character's morality, of how well he tempers his growing power over reality with reason. Your character can lose wisdom over the course of play.
あなたのキャラクターの道徳性を測る尺度。増大する魔力をいかに理性でうまく抑えることができるかを表す。Wisdomはプレイの過程で低下することがある。
Hierarchy of Sinは人間とほぼ同じなようだ。
魔法の使い道に関してWisdomでモラルの縛りをもうけたあたりがM:tAとの最大の違いだろうか。WoDの他シリーズとのルール対応の上でもこういう特性値が出てくることは予想されていたが、実際のプレイにどういう影響を与えるか興味深い。
2. Resonance: 霊的側面からみて、物や場所がつ、特定の性質(qualities)への親和性。qualityは喜怒哀楽の感情や、抽象的な概念(ファシズム、混沌、論理など)で表される。Shadow Realmの住人は自分の性質と近しいResonanceをもつ物や場所に寄ってくる傾向がある。魔法では直接Resonanceを書き換えることはできない(少なくとも長くはもたない)ので、望むqualitiesを与えてやることで間接的にResonanceを変化させていかなければならない。
3. Hallows & Sanctums: Sanctumは純粋な魔法エネルギーであるManaがSupernal Worldからこの世に漏れてくる(または溜まっている)場所。Sanctum周辺の土地はManaが染みこんでHallowとなる。ワーウルフにとってのlocusと同様、sanctumはメイジの重要な活動拠点になるようだ。もっとも嗜眠者(sleeper)もその価値を知ってかしらずか、sanctumを我が物にしようと狙うことがある。
4. Consilium: 一つの地域で活動しているすべてのorderやcabalの代表者が構成する地方評議会。地元のメイジの活動に最も直接的な影響力を持っている。
5. Shadow name: メイジが覚醒したとき、灯台(Watchtower)に刻んできた真の名前は、そのメイジに直接つながる強力なResonanceをもつ。そのため、メイジは同類の間での通り名=Shadow nameを名乗るのがふつう。
6. Mana: 即興呪文(improvised spell)は、唱えるたびに1点のManaを消費する(その呪文の中核となるArcanumが、術者のruling Arcanaであるときは例外)。また対象が術者の知覚範囲外にいるときや、呪文でaggravated damageを
与えようとするときもMana1点を消費する。自然法則を極端にねじ曲げるような呪文も、Mana消費を必要とする場合がある。
消費したManaを回復するには、
7. Spell Aspect: 旧M:tAには偶然魔法(Coincidental)と破則魔法(Vulgar)の2種類があったが、M:tAwでは分類が3つに増えた。covert(隠れた), improbable(ありそうにない), vulgar(あからさま)の3つである。covertが旧coincidentalに最も近い。
8. Paradoxの発生: improbableまたはvulgarの呪文を行使した場合、ストーリーテラーはParadoxが発生したかどうかの判定を行う。ダイスプールは術者のGnosisと各種修正で決まる。できたてのキャラ(Gnosis 1)の場合、基本ダイスプールは1個。
STがParadox判定に成功した場合、1成功なら呪文は術者の知覚範囲内にいる他の対象にかかってしまう。2成功なら術者は1シーンの間精神障害(derangement)を得てしまう。3成功ならおよそ自然界にありえない怪現象が起きる。4成功なら術者は1シーンの間なんだか人間らしくなくなる(魔女の痣が浮きあがる、名状しがたいオーラを放つなど)。5成功ならアビスから奇怪な精霊が出現する。
さらに、Paradox判定の成功数は、術者の呪文判定の成功数から差し引かれてしまう。また同じシーンに何度もVulgarやImprobableな呪文を唱えた場合、Paradox判定のダイスプールに累積でプラス修正がついてしまう。
また、術者が魔法を使うところを嗜眠者(Sleeper)が1人でも目撃していた場合、Paradox判定に+2修正がかかってしまう。(どうやら人数は関係ないらしい。ありがたいことに)
9. Paradoxを減らす: メイジはManaを消費することでParadoxを相殺することもできる。Mana1点消費につき、Paradox判定のダイスプールを1個減らせる。
またBacklash(反動)を甘んじて受けることによってもParadoxを回避できる。Paradox判定が成功した場合、その成功数に等しいBashing damageを術者が受けることで、Paradoxを適用せずにすむのだ。このダメージはscourと同じく、Pattern restorationや魔法で回復することはできず、通常の速度で回復する。
9. Arcanaの初期習得レベル: 作成時に6ポイント割り振りになるようだ。M:tAではGnosisならぬAreteレベルによって習得レベル上限があったが、M:tAwではGnosisは関係ないらしい(Gnosisは初期値1)。ただし、自分のPathに対応するArcanaが、そうでないArcanaよりレベルが高くなるようにしないといけない。Roteは各4種類、ただしあるPathだけは5種類あるようだ。
10. Mage専用Merit:
Destiny(1セッションにつき(Destiny×2)個のダイスプールボーナスを得られる。ただし自分のbanに抵触する状況では同数のペナルティを課せられる)
Thrall(そのキャラクターに借りがある人物)
Dream(1セッションに1度、Wit+Composure判定を行い成功すると予知夢を得られる)
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ええっと……黒地にこの絵柄は恐すぎます。いやその、たしかにヘビメタ系Tシャツにはいかにもありがちなデザインといえばそれまでですけど、マゲワラファンがこれを着てアトランティスがどうたら魔法がどうたら真顔で喋っている図を想像すると特に……
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【White Wolf Online, 2005/6/15】
紙版は米国ではすでにCamarilla向けに配布されていたが、ようやくPDF版が公式サイトにアップされた。残念ながら目玉記事だったはずのM:tAプレビューは、紙版公開後ほとんどの内容が各種フォーラムに流出してしまって目新しい情報がないが、V:tRの話題はけっこう多い。W:tF情報は1ページだけ。ペンドラゴンの話もちょっとだけ。
公開からだいぶ時間が経っているので情報が古くなっている可能性はあるが、Webのリリーススケジュールに載っていない製品の発売予定をいちおうメモ。
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「寂滅の道歩む死霊術師にして、亡霊の住処また墳墓の王国たるスティギア界にそびえる鉛貨幣の灯台の公子」
(要旨)
寂滅の道/Path of Doomをたどり、スティギア界/Realm of Stygiaの荒野と黒い川を越え、迷宮の中心にある、鉛貨幣の灯台/The Watchtower of the Lead Coinに至って覚醒したメイジをモロスという。死者の魂が転生する道はスティギアの影響域にあるのだが、通行料として現世に残してきたものへの執着を手放さねばならない。それができない者は、鉛のように「浮かばれぬ」まま死者の領域にとどまりつづける。
モロスは別名「死霊術師/necromancer」といわれるように死を領分とする魔法使いだが、物質に干渉する術も得意とする。スティギアは閉じこめるもの、つなぎとめるものの領域だからだ。死霊術師といえば陰気で無口という偏見があるが、必ずしもそういう人物ばかりではない。陰鬱な顔をしているとしたら、それはおそらく他の者が遅かれ早かれどういう道をたどることになるか知りつくしているからだろう。
死者の魂が通る道というのがStygiaそのものにあるのか、Stygiaに属する異界にあるのか、どちらにもとれる記述だが、あんまり気にしたらいけないのだろう。
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「笞(しもと)の道歩む妖術師にして、悪魔の住処また魘夢(えんむ)の王国たるパンデモニウム界にそびえる鉄責具の灯台の公子」
(要旨)
(要旨)
笞の道/Path of Scourgingをたどり、パンデモニウム界/Realm of Pandemoniumの迷宮の中心にある、鉄責具の灯台/The Watchtower of the Iron Gauntletに至って覚醒したメイジをマスティゴスという。パンデモニウムは魘夢の領域と呼ばれるだけあって、嗜眠者/Sleeperが見る悪夢の中でもきわめつけのイヤ夢の吹きだまりだ。ここでは心の奥に押し込められていた最悪の恐怖や欲望が暴かれ、容赦ない嘲笑や非難を浴びる。だがそうした恥辱の試練をくぐり抜けることで、魂は罪をすすぎ、傷を癒し、過去の桎梏から解きはなたれて覚醒するのだ。
マスティゴスは精神や空間を操る魔法に長け、人が誰しも抱える心の暗黒面を引きずり出して武器とする。「妖術師/warlock」と呼ばれ、悪魔崇拝者だとか、地獄の悪魔を呼び出すとか言われるのはそれゆえだ。
「a gauntlet of humiliation and submission」というあたりからgauntletは篭手じゃなくて鞭打ち刑のほうと判断。それにしても直訳すると「屈辱と服従の試練」でなんだかSMみたいである。
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「アザミの道歩むenchantersにして、妖精の住処また魅惑の王国たるアルカディア界にそびえる月銀棘の灯台の公子」
(要旨)
アザミの道/Path of Thistleをたどり、アルカディア界/Realm of Arcadiaに入り、月銀棘の灯台/The Watchtower of the Lunargent Thornに至って覚醒したメイジをアカンサスという。アルカディアは妖精郷の伝説という形で嗜眠者/Sleeperの間にもおぼろげに知られる領域だ。そこではあらゆるものに魔法が宿り、美しさや醜さで人を惑わす。なににつけても極端で、中途半端なものがない。物事はうつろいやすく、またそれをよしとする。
アカンサスは別名enchanterといい、運勢や時の流れを操る魔法に長ける。物事にあたっては準備を整えたり時期を待ったりするよりもむしろ、当たって砕けろとまず飛びこんでみるのを旨とする。そのために余計な苦労をしたり、長期的にみれば最善とはいえない選択をしたりもするが、思い切りの良さと魔法に助けられた強運で、他のメイジには手に負えなかった事態を打開することも多い。アカンサスは覚醒者/The Awakenedの中でもいわばジョーカー、切り札的な存在である。
enchanterの訳語は思案中。前半のenchantmentはおおむね「付与された魔力」のニュアンスで使われているが、実際にはDestinyとTimeの魔法使いなわけで。enchantment=「妖精が使うような魔法」というくくりなのだろうが(実際Changeling: The Dreamingにおけるenchantmentとかなり近い感覚で使われている気もする)、適切な漢語が見つからない。他はなんとかそれらしい日本語で呼び分けできそうなだけに残念だ。
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When a mage Awakens, his soul travels out of his body across the yawning chasm of the Abyss to the Realms Supernal. He is guided through the void by the light of a Watchtower with which his soul most closely resonates. The Watchtower and its surrounding Supernal Realm dictates a mage's path, and that path determines what sort of mage he becomes. Choosing one's path is often one of the earliest steps in character in Mage: The Awakening, ...(後略)
メイジが覚醒すると、魂は肉体を抜け出して、アビスの奈落を越え高次諸界をめざす。道標となるのはその魂と最も深く共鳴する〈灯台〉の光だ。どの高位界の灯台に招かれたかによってそのメイジが歩むべき〈道〉が定まり、ひいてはいかなる種類の魔法使いになるかを宿命づけられる。従って、道の選択はしばしばMage: The Awakeningでのキャラクター作成の第一歩となる。
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【White Wolf LiveJournal, 2005/6/1】
『Mage: The Awakening』は現在レイアウト作業中。
『Boston Unveiled』(M:tAwの都市ソースブック第1弾)は編集作業にとりかかったところ。
ディベロッパーBill Bridgesは次作『Sanctum & Sigil』に着手しており、次の作品の企画も進んでいるようだ。
W:tF方面では、Ethan Skempが『Blood of the Wolf』の原稿に最後の仕上げを加えているところ。どうもシカゴに引っ越す予定らしい。Justinお得意の悪い冗談かもしれないが、新居はシカゴ資料集でワーウルフが住み着いていることになっている界隈だとか。さもありなん。
ちなみにシカゴ資料集の正式タイトルは『World of Darkness Chicago』になるようだ。
Vampire the Requiem, Werewolf the Forsaken, Mage the Awakening, Hunting Ground the Rockies, World of Darkness Chicago, Storytelling System and World of Darkness Antagonists are trademarks of White Wolf Publishing, Inc.——『Hunting Ground: The Rockies』、クレジット
V:tRでは、Will Hindmarchが『VII』の仕上げにかかっている。その後シカゴ資料集のMageパートにとりかかるとか。……あれ? 公称ではM:tAwのスタッフって他のゲームと別になってるんじゃなかったっけ?
Justinはあいかわらず『WoD: Armory』から手が離せないようだが、もうひとつ「秘密企画」も進めているとほのめかしている。
7/11発売予定の『Mind's Eye Theatre』については、数日中に公式サイトで大きな発表があるそうだ。Check It!
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V:tRやW:tFが溜まっているせいもあって周回遅れ気味ですが、毎日更新のフォローはShowさんのブログが頑張っておられるので、うちは当面このペースで。主に自分のメモ代わりに1週間分をまとめ読みしていきます。
【魔法の発見】
メイジ/Mageという存在がいつどのように発生したのか、確かなところは誰にも判らない。過去視に長けたメイジでさえ、それほど昔のことは見通せないからだ。ただ、メイジの間には起源神話めいたものがあるにはある。ひとつの滅亡した古代文明と、宇宙の支配者の座をめぐる戦争の物語だ。
その古代文明の名をアトランティスという。
太古の昔、人類は怪物たちの気まぐれに翻弄されるひ弱な生物にすぎなかった。日々生きのびるだけが精一杯、何かに怯えずに暮らすことなど夢のまた夢だったのである。
あるときを境に、世界各地で、一部の人間が夜ごと不思議な夢を見るようになった。風吹きすさぶ絶海の孤島、北極星の真下に、一本の尖塔がそそり立っている。これこそ世界の軸、天の穹窿の回転を支える心棒であり、頂上には龍の群が棲んでいた。
だが夢を見るたび、龍たちは一頭また一頭と塔から飛びたち、地平線の彼方へ去っていって、二度と戻ってこなかった。龍を恐れて精霊も怪物もこの島には住んでいなかったので、最後の龍が飛び去ると島にはもはや動くものとてない。それでも島は執拗に夢に現れ続ける。ここに至ってついに人々は、島が新たな住人を呼んでいるのだと悟った。彼らは怪物に脅かされない安住の地をめざして船出し、ついに夢に見たとおりの島にたどり着いた。
同じ龍の夢に導かれた人間が世界各地から続々と島に集まってきた。言葉や慣習は違えど、暴力や恐怖を逃れてやってきたのはみな同じだったから、移住者たちの間には争いは起こさないという暗黙の了解があった。
夢の訪れはなおもやまなかった。その啓示に従って夢見る者たちは深い洞穴で眠りにつき、魂だけが肉体を抜け出してはるかな高次諸界/Realms Supernalを目指した。
すると彼らのダイモーン、魂の双子が現れ、この先に進みたければ資格を見せろ、と試練を課した。大半が落伍したが、試練をくぐり抜けた者は高次諸界にたどりつき、創造の秘儀、万物を形づくる法則と組成を垣間見た。いまや彼らは、天の法、物質と精霊の世界を統べる上位法則を現出せしめる力を得た。思考を物質に変え、想像に血肉をまとわせることさえできるのだ。
これが魔法の発見である。
【アトランティスの興亡】
高次諸界から帰還した人々——メイジたちは、島民の指導者となって一つの都市を築きあげ、島の共通語で海の塔を意味する「アトランティス」と名づけた。様々なorderに枝分かれしたのもこの頃だ。
メイジたちは高次諸界で垣間見た、森羅万象を統べる万古不変の法則——Mysteriesを解きあかす手がかりを求めて、かつて見捨てた土地を訪れた。メイジが起こす奇跡に憧れ、多くの者がアトランティスを探し求めたが、ヴィジョンの導きがない者には決して見つからなかった。
アトランティスとは無関係に、独自に高次諸界へたどりつく魔法使いも時々いたらしいが、たいていは力を誤用して自滅するか、その力を恐れた民衆に殺されてしまった。神秘の技を究め、体系化するまでに到ったのはアトランティスだけだった。
だがその力がかえってメイジの分別を失わせ、傲慢さに拍車をかけた。アトランティス創立から何世代も経て、メイジたちの間に軋轢が生じ、魔術師同士の大戦争が勃発した。勝者は敗者をアトランティスから追放し、大いなる魔術を使って高次諸界に届く梯子を築いた。わざわざ肉体を脱いでアストラルの道を通ってゆくのは回りくどいというのだ。メイジたちは高次諸界にまさしく土足で踏みこみ、神々のように天上から君臨した。高次諸界に直接思考で干渉するため、彼らの命令はくだらないわがままや気まぐれにいたるまで逐一現実となった。可視と不可視の領域を分かつとばりは引き裂かれ、高次と低次がごちゃまぜになり、純粋たるべきものが汚され、宇宙は震撼する。
これを見かねて辺境に追放されていたメイジが蜂起し、アトランティスの天梯に攻め上って高次諸界の宮殿のメイジを襲撃した。恐ろしい乱戦が繰り広げられ、負けた方は——天上メイジも地上メイジも——天の高みから真っ逆さまに地上へ墜落していった。
ついに天上メイジは押し寄せる地上メイジを食い止めるため、天梯を破壊する挙に出た。天梯と共に世界そのものの一部も崩れ落ち、後には虚無の深淵——アビス/Abyssが残った。高次諸界と低次諸界の秩序は回復したものの、これまでのように魂が行き来することはできなくなってしまった。アビスはありうべからざる非在の在、命とエネルギーを呑みこむ底なし淵だからだ。同じ世界の一部だった高次諸界と低次諸界は、アビスによって二つの世界に引き裂かれてしまった。精霊界と物質界の境界には魔法でしか通れない障壁——ガントレット/Gauntletがそびえ立ち、天梯崩壊の反動でアトランティス島の地盤は砕け、島は海底に沈んでしまった。
これがメイジ揺籃の地の最後である。
【五つの灯台】
メイジたちはふたたび各地に散って失われた知識を集め直そうとしたが遅々として進まなかった。怪物たちの跋扈する地で生きのびるだけでも一苦労だったからだ。高次諸界との接触を断たれたために、魔法そのものを忘れてしまうメイジも出てきた。アビスの引力にひきずられて魂の目が「眠って」しまい、高次諸界のヴィジョンを受けつけなくなってしまうのだ。これがクワイエセンス/Quiescence、俗に言う「まどろみの呪縛/Sleeping Curse」である。こういう者の眼前で魔法を使うと、アビスの力をも呼び起こすことになる。
かろうじて魂の覚醒を保つメイジもいたが、アビス越しに高次諸界の力を引き出すのは次第に困難になり、うまくいっても時にはその力が歪曲されていて予期せぬ副作用を生じることもあった。このままでは数年のうちに覚醒者/Awakenedはひとりもいなくなってしまう、と危惧されたそのとき、五つの灯台/Watchtowerが次々と現れた。
この五灯台を創ったのは、オラクル/Oracleと呼ばれる五人の王、追放されたアトランティス人の末裔たるメイジだという。オラクルたちは天梯に攻め上って神を僭称するメイジ王たち——エクサルク/Exarchに戦いを挑んだ。天梯が破壊された後も高次諸界に残り、神々の玉座を僣取する不届き者どもと戦い続けていた。だがアビスが地上にもたらす悪影響に気づいて戦いを止め、それぞれ高次界の一つに、アトランティス島に祖先を導いた尖塔を模して、高い塔を魔法で築いた。その礎石には自身の魂の徳とありったけの魔法の知識を封じ込めた。これが下位諸界のメイジたちの魂にアビスの深淵を越えて導きのヴィジョンを送ったのである。かつてアトランティスの塔が祖先を呼び寄せたように。
ヴィジョンを正しく読み解き、いにしえの道を思い出したメイジたちは、洞窟や人里離れた塔の暗闇に引き籠もり、肉体を抜け出して旅立った。アビスを越える辛い旅だったが、幾人かは灯台のひとつにたどり着き、その礎石に自分の名前を刻んだ。
彼らが肉体に戻って目覚めると、まどろみの呪縛から解放されていた。灯台に自らの魂の手で名を刻んだことで、いまいちど高位諸界との接触を取り戻したからである。たった一つの領域とではあるが。
神々を僭称したメイジたちのことはほとんど忘れられてしまった。まだ生きているとしても姿を隠しているのだろうし、地上に干渉しているとしてもよほど巧妙に偶然や自然のなりゆきを装っているのだろう。かつて人が神となった時代があったことは、もう誰も覚えていない。
メイジを除いては誰も。
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【The Sunday Morning Hangover】バニラ味コーラの話を聞いたときにもずいぶん驚いたものだが、ここまでくるともう開いた口がふさがらない。
そもそもいかなる風味なのか想像もつかない。はたしてコーラの味付けの新境地を開く製品になるのだろうか。
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【White Wolf Forums】Mageが「いかにして」魔法を使うかを定義するのがPathだとすれば、「なんのために」魔法を使うかを定義するのがOrderである。Pathと同じく5種類あり、V:tRのcovenantやW:tFのtribeに対応する存在のようだ。
純然たる戦闘系がいて、革新派がいて、奥地で秘密を守ってる奴がいて、何でも知りたい学究肌がいて、他の連中の上に立ちたい親分肌の奴もいるあたりも、V:tRやW:tFと似ている。
V:tRのVIIやW:tFのPure tribesのように、同じメイジでありながらPCの敵、という役どころもちゃんと用意されている。Seers of the Throne(玉座の見者団)なるメイジ集団で、エクサルク(the Exarchs)とかいう連中を押し立てて世界征服を目論んでいるらしい。
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【White Wolf Live Journal, 2005/5/16】Justinが恒例の近況報告をアップした。今回はビール瓶片手にご満悦(?)の写真付きである。制作中の本はすべてまだディベロップ段階かもうレイアウト段階に入ったところで、編集はほっと一息というところのようだ。
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公式プレビューの翻訳のほうはsilly-walks氏がたいへんな仕事の速さを見せているのでお任せするとして、フォーラムに月曜あたりから投稿されているスポイラーのほうに目を向けてみようと思う。
投稿しているのはファンだが情報元はかなり確実で、というのも先日米国アラバマ州で行われた公式ファンクラブ向けのイベントでWhite Wolf Quartely夏号が一足早く配布され、そこに4ページのM:tAwプレビュー記事が掲載されていた、という話なのだ。
断片的に転載される記事を見てもかなり充実した内容のようで、PDF版が公開されるのが楽しみである。
情報元:White Wolf Forums - I have four pages of Mage Previews in front of me RIGHT now.
注意:以下は伝聞情報です。誤解、誤訳、デマが含まれている可能性があります。また発売前に仕様の変更がなされる可能性も考えられます。
《Path》
M:tAwのメイジは、生まれつき特定の分野の魔法に適性を持っている。これをPathという。Pathは、魔法の源たる高位次元界とメイジとの結びつきのありようを示していて、そのメイジの魔法の現れ方にも影響するし、Pathにふさわしい場所にいると居心地良いと感じたりする。
Pathはある意味で、M:tAにおける「化身の神髄/Avatar Essence」に近い役割を果たすようだ。WoD2.0システム的には、ヴァンパイアのClan、ワーウルフのAuspiceに対応する要素だろう。
以下に公式フォーラムに転載された内容をまとめてみた。物見塔がなんたらいう謎めいた詩のようなものは、Pathの説明の部分に書いてあったものだそうだ。情報不足で断定はできないが、高位次元界における対応領域を示しているのだろうか。
また文中のArcanaは、M:tAの【領域/Sphere】に相当するもの。10種類ある。
【Acanthus:運と直感に導かれる者】
Watchtower of Lunargent Thorn, the realm of Arcadia, kingdom of Enchantment, abode of the fae, rulled by the arcana of fate and time.
真銀の棘の物見塔、アルカディアの領域、蠱惑の王国、妖精の住処、運命と時のアルカナがしろしめす地。
Path: アザミの道(Path of The Tristle)
別名: Enchanter
Arcana: Fate & Time
対応タロット:愚者
【Mastigos:縛られぬ意志を尊ぶ者】
Watchtower of the Iron Gauntlet, the realm of pandemonium, Kingdom of Nightmares, abode of demons, rulled by the Arcana of Mind and Space,
鉄篭手の物見塔、万魔殿の領域、魘夢の王国、悪魔の住処、精神と空間のアルカナがしろしめす地。
Path: 笞(しもと)の道(Path of Scourging)
別名: Warlock
Arcana: Mind & Space
対応タロット:悪魔
【Moros: 試されてなお揺らがぬ者】
Watchtower of the Lead Coin, the Realm of Stygia, Kingdom of crypts, abode of Shades, rulled by the arcana of Death and Matter
鉛貨の物見塔、スティギアの領域、墳墓の王国、亡霊の住処、死と物質のアルカナがしろしめす地。
Path: 寂滅の道(Path of Doom)
別名: Necromancer
Arcana: Death & Matter
対応タロット:死
【Obrimos:神命を探し求める者】
Watchtower of the Golden Key, the Realm of the Aether, Kingdom of the Celstial Speres, abode of Angels, ruled by the Arcana of Forces and Prime
金鍵の物見塔、エーテルの領域、天球の王国、天使の住処、力象と原質のアルカナがしろしめす地。
Path: 力の道(Path of the Mighty)
別名: Theurgist
Arcana: Force & Prime
対応タロット:力
【Thyrsus:情熱と本能に誘われる者】
Watchtower of the Stone Book, the realm of the primal wild, kingdom of Totems, abode of Beasts, ruled by the Arcana of Life and Spirit
石の本の物見塔、原野の領域、トーテムの王国、獣の住処、生命と精霊のアルカナがしろしめす地。
Path: 恍惚の道(Path of Ecstacy)
別名: Shaman
Arcana: Life & Spirit
対応タロット:月
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【White Wolf Online, 2005/05/16】ファン待望のWoD2.0版メイジ『Mage: The Awakening』の日刊プレビューが何の予告もなく突然始まってますよ皆さん。
公式フォーラムではWhite Wolf Quarterly夏号をひとあし早く入手した人がプレビュー記事の抜粋をがんがん公開していて(情報元:MADCAP氏)そちらに注意が向いていただけに、なんというか横っ腹にボディブローを受けたような衝撃である。
W:tFプレビューは表紙大公開から始まったが、今回はまずメイジの起源に関する神話が連載される模様。「出たら訳す!」と張り切ってらっしゃる人もいるようなので楽しみにしている。
ちなみにフォーラムのほうのSpoiler(ネタバレ)記事をみるかぎり、M:tAwはかなり大胆な世界観になっている。「旧WoDと最もかけ離れた作品」とWWスタッフが豪語しているのは伊達ではない。Werewolf者としては悔しいが、見た瞬間から好奇心わしづかみですよ。
思わず敬語になるぐらい本当ですよ。
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【GamingReport.com, 2005/5/9】
Game Trade Magazineの次号(#64)に、WoD2.0シリーズ第3弾『Mage: The Awakening』のプレビュー記事が掲載されるようだ。
A World of Mystery, Power, and Paranoia!
Hokus-Pokus! Magic is in the air, courtesy of this excerpt conjured from White Wolf’s latest foray in the World of Darkness setting, Mage: The Awakening!
by White Wolf Publishing— GamingReport.com
これまでMage: The Awakeningに関しては、分厚くなるとか画期的になるとか、とにかく能書きばかりではぐらかされてきたが、いよいよ世界設定にまつわる情報があきらかになるらしい。
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【White Wolf Online, 2005/5/3】White Wolfは3日、公式サイト上で、Werewolf: The Forsakenの設定をベースにした小説『Heart of the Hunter』の発売を無期限延期すると発表した。
一部はW:tF Previewで公開され、続きが読める日を楽しみにしていただけに残念だ。
WW曰く「制作スタッフの負担が重すぎるため」、Werewolf: The Forsaken小説およびMage: The Awakening小説のシリーズ展開はとりやめ、既存のVampire: The Requiem小説シリーズ一本に絞って発表していく。
W:tF & M:tAw以外のWoDに関しては今後アンソロジーやフィクションのシリーズを立ち上げる予定はあるというが……
なお、W:tF、M:tAwとも、ゲーム製品のほうのリリースは予定通り行っていく、ということなのでご安心を。
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【White Wolf LiveJournal, 2005/4/18】W:tFも無事出たからには次は新Mage、とうずうずしている人には待望の情報公開である。
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【White Wolf Online】6月30日〜7月1日にかけて、米国オハイオ州コロンバスで開催されるOrigins International Game Expo 2005会場にて『Mage: The Awakening』をひとあし先に体験できるプレビュー・セッションが予定されているようだ。
White Wolfが公開されたイベントスケジュール(ダウンロード(PDF))を見ると、昨年12月のGenConで『W:tF』のプレビューを行った時と同様、3日間にわたって勝ち抜き式のトーナメント・セッションが行われる模様。
このコンベンションでは、Origin Awardsの受賞作品発表が行われる。White Wolf製品からは『World of Darkness: Time of Judgement』と『Vampire: The Requiem』がノミネートされているだけに、発表の結果も気になるところ。
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【White Wolf Quarterly, 2005 Spring】
W:tFに同梱されてきたQuarterly最新号の中面に、8月発売予定の『Mage: The Awakening』の広告が出ている。気になるタイトルロゴは、楔形を組み合わせたような書体で、金色のシャープなデザインだ。M:tAよりかなり洗練された印象を与える。この広告に限ってか、メイジのイメージカラーなのか、地色はシックな藍色だ。
どことなく中世風の身なりをした髭面男と、両手に拳銃とライフル様の武器を構えた近未来風の女、そしてスーツを着た現代風の男が、長い上り階段を背に立っているという構図。3人の周りには、魚のような、竜のような、奇怪な生物が飛び回っている。
そしてこんなキャッチコピーが……
You have been put to sleep.
Wake up.
The world hides great mysteries.
Find them.
The shadows are full of dangers.
Face them.
Magic is all around you.
Wield it...
...before someone else does.
たぶん、この「before someone else does.」ってあたりがAwakeningのミソなんだろうな。
ちなみに予価34.99ドル、ISBN 1-58846-418-0。
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