おそらく今年末に、Night Horrors という新しい種類のWoDサプリが登場するらしい。これはWoDの特定のシリーズにおける特定の超常種族についてとりあげるもので、WoDの主要シリーズすべてについてこのNight Horrors本を出す予定だという。順番的にはClanbook5冊が出そろった後、V:tRラインに初登場する。
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WoDで軍隊や軍人を使用するための汎用サプリメント『World of Darkness: Dogs of War』が制作されるようだ。軍人キャラクターの作成ルールから、シナリオにそのまま投入できる作成済み部隊の設定まで、ゲームで軍がらみの設定を出すのに必要なデータを網羅した本になるという。
ディベロッパーはStephen Lea Sheppardで、人気の高い追加武器データ集『WoD: Armory』も手がけた人物。今年最後のWoD汎用サプリになるらしいので、発売は2008年末と予想される。
これまでに武器、警察、病院と汎用サプリが出ているが、いずれも単なる追加データ集にとどまらず、基礎知識や世界各国の実情も盛り込んだ参考資料になっている。記述の正確さについては賛否両論あるが、ストーリーテラーがマニアなプレイヤー対策として効率よくゲームに必要な知識を仕入れるには手頃な本になりそうだ。
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近刊『World of Darkness: Midnight Roads』の表紙がアマゾンにアップされている。内容紹介は2007/10/3の記事をどうぞ。
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近刊『World of Darkness: Innocents』は、子供をプレイヤー・キャラクターとして遊ぶ1冊完結のゲームになるようだ。
What must it be like to be a child in a world where the monster in the closet and under the bed is real?
物置の中のお化けやベッドの下の怪物が実在する世界に生きる子供とは、どんなものだろう?—— Just Jess, 2008/1/11
この本は「WoDの住人はどうして誰も彼もひどい目に遭うのだろう」との素朴な疑問から生まれ、WoDシリーズとしては異色作になるらしい。子供向けに書かれてはいないが、幅広い物語を展開可能であり、やりようによっては子供をプレイヤーとして迎えることもできるかもしれない、とのこと。
ディベロッパーは自らも一児の父であるMatt McFarland。のみならず執筆陣も全員、子供のいる者ばかりらしい。
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White Wolf では TRPG 制作の中心となる人物をディベロッパー(developer)と呼んでいる。日本で言うゲームデザイナーと違いがあるのかどうか、昔から疑問に思っていたが、Werewolf: The Forsaken ディベロッパーの Ethan Skemp が、仕事の実際について語ってくれている。
WWの本は複数のライターが分担して執筆する形なので、ディベロッパーはそれぞれに内容を伝えたり字数を割り当てたり進行管理したりと編集的な仕事もやっているらしく、なかなか大変そうだ。第2回ではM:tAwサプリ『Mysterium』の制作現場で使われた書類がPDFで公開され、TRPG制作の内幕を知りたい人にはとても興味深い内容になっている。
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新年初の Monday Meeting レポートでは、早速いくつかの見慣れないタイトルが登場している。
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新年早々、White Wolf公式ブログに2007年を振り返っての感想があがっている。WoDに関するものを中心にかいつまんでご紹介。
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さまざまな動物に変身する人間 Changing Breeds(変身種族)を扱うサプリメント。WoD汎用で、シリーズを選ばず使える。ワーウルフ以外の変身種族を扱うサプリメントは、他に『World of Darkness: Skinchangers』『The War Against the Pure』があるが、本書は最もプレイヤー・キャラクターとして使用するのに向いたシステムになっている。他の2冊とはルールが細々と異なるので、併用はおすすめできない。
本書の Changing Breeds は、人間だれしもが持っているコンパニオン・アニマルと人一倍強く結びついた魂を持っている人間という設定。ワーウルフの Primal Urge に似た Feral Heart という Supernatural Trait を持つ超常種族テンプレートを使用し、Essence を消費して特殊能力を発動し、種族的倫理に反する行動をすると Harmony が低下し、Uratha の Renown を思わせる Respect によって超常社会での評価を表す。Auspice と同様な種族内での役割分担も存在する。
各動物の特性を再現するために、特殊能力は多彩に用意された Favor と Aspect から好きなものを選択して取得するシステムになっている。Favor はその変身種族の生来能力、Aspect はより個性化したオプション的な能力という役割分担だ。この Favor/Aspect の組み合わせにより、ほとんどありとあらゆる動物の変身種族をカバーできるようになった。もちろん、W:tF の Uratha とは異なるワーウルフを作ることも可能だ。Chapter Three では、猫人間やコヨーテ人間からカエル人間まで、実に様々なサンプル種族が紹介されている。
概して Werewolf: The Forsaken のシステムをより様々な変身種族むけに汎用化した、という印象で、WoD 2.0 でもワーキャットやワーリザードのPCをプレイしたいというファンの要望に応える拡張サプリメントになっている。ただ、汎用という位置づけからか紙数の問題か、「Changing Breeds でどのようなシナリオを遊ぶことができるか」という点については言及が乏しい。どちらかといえば、こういう変身種族のキャラクターで遊びたい、というアイデアがある人に向いているようだ。
カタログ紹介文翻訳と通販リンクは「続きを読む」から。
大地は溢れかえる僕たちに悩まされている。
実のところ、彼女は君と話をしたがっている。
だから、さあ、そこに横たわって
始めよう。
僕が話をすれば
君は雄叫びをあげる。
これは僕たちが誰しも魂に飼っている
けだものについての本。
【本書の内容】
【通販リンク】
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来年3/19から発売開始される V:tR クランブック・シリーズは、氏族の過去を明かすだけでなく、新たな謎を提示するものでもあるらしい。WW社のアートディレクター Richard Thomas が明らかにした。
... there's the five book Clanbook series for VtR which not only deeply explores the history of the clans and their present night activities but also contains an ongoing mystery woven through all five books that leads to a very cool project at the end of the year. There's WoD: Innocents, which provides a kind of play in the WoD that most players have never tried before ...
クランブック・シリーズは全5冊で、V:tRではこれまであまり深く掘り下げてこなかった、5大氏族の歴史と現代における活動を解説する。それだけでなく、5冊すべてを読むと一つの現在進行形のミステリーが浮かびあがり、これを伏線として、凄いプロジェクトが2008年末に公開される。それが『World of Darkness: Innocents』だ。WoDでこれまでに体験したことのないようなプレイを提供する。——White Wolf LiveJournal, 2007/11/30
5大氏族の起源には『Requiem for Rome』でもおぼろげに触れているが、クランブックはさらにそれを補完するのだろうか、それとも新たな異説を提供するのだろうか。いずれにせよ、ただの背景解説サプリメントではなく、来年いっぱい想像をたくましくする楽しみを提供してくれるのはうれしいことだ。
Lords Over the Damned (Ventrue Clanbook)
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えらいことになった。『World of Darkness: Urban Legends』執筆陣の一人 Will Hindmarch 氏のブログに、私が先日書いたレビューがとりあげられたのだ。
ブログによれば氏が担当したのは Unwilling Organ Donors の章で、リサーチに力を入れただけに読者の反応が気になっていたそうだ。ところが今日に至るまで、この章に言及したレビューは私が書いたものだけだという。「よっぽどつまらなかったのかなあ」と氏は嘆いておられるが、個人的にはあの本で最もインパクトが強く遊びやすいシナリオソースだと思っている。
機械翻訳では意味がよくわからなかったようなので、英語で書き直して氏に送ってあげるべきだろうか、いやそれは厚かましいんじゃないだろうか、と悩んでいる。
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World of Darkness汎用シナリオソース集。都市伝説を題材にした半完成シナリオ5本とシナリオアイデア9本を収録。それぞれ物語の展開や真相が数パターン用意されており、STの好みやPCの傾向に合わせて細部を組み立てていく。
アメリカの都市伝説をとりあげているが、日本や他の国の類似した伝説に置き換えるのはたやすい。どのシナリオソースも「伝説の真相」にひとひねり加えてあるので、プレイヤーが元ネタを知っていても興ざめどころか、むしろ知っていることがおおいに推奨される。
調査・謎解きが主体となるシナリオがほとんどで、結末に行きつくためにはプレイヤー同士の協調が求められる。情報収集をしていけば、プレイヤー自身が推理力を発揮しなくても謎は解ける仕掛けになっているので安心。
【注意:以下の文章ではシナリオの内容に触れています。プレイヤーが読んでも支障がない範囲にとどめていますが、気になる方はChapter〜を飛ばして「こんな人におすすめ」以降をお読みください。】
映画のように鮮烈な幕開け。シリアスで現代的で、PCの内面的葛藤に踏みこんでいく、WoDの王道をゆく物語。シナリオの骨組みは固まっているので、あとは用意されたパーツを選んではめ込むだけ。PCの設定に左右される部分が多く、先にキャラクターを作ってもらってからシナリオを調整する前提で書かれているようだ。
プレイヤーの推理や演技に期待しすぎず、基本ルールをきちんと押さえてゲームシステムからドラマを演出していく手法をとっている。なんでも口八丁で押し切ってしまうロールプレイ猛者に手を焼いている人、逆に謎解きシナリオになるとプレイヤーが黙ってしまう人には好適なシナリオ。STは、基本ルールブックのどこにどんな判定が載っているか程度は把握しておく必要がある。
ここでは情報収集で行き詰まるのを防ぐシナリオ作りの方法が解説されているので、他のシナリオを遊ぶ際にも読んでおくと役立つだろう。
(English Version)
Vividly shocking opening, like a good suspense movie. The mood is modern and serious. Characters will experience inner conflicts and make the final bitter decision. This scenario is very well modularized, so all you have to do is picking your favorite materials and putting them into the plot frame. Most details, however, depend on characters' background. Maybe the best way is making player-characters first, then adjust the details with them.
This chapter doesn't depend on heavy-rollplaying nor strict rule-applying. It can be a countermeasure for players who abuse their eloquence to trample the rule. Players who aren't familiar with investigation on RPG also gain some benefits. Storytellers, be sure to have grasp of the WoD core rulebook.
Chapter one is useful even when you're going to play other scenarios. It'll prevent your players from stacking in some investigation scenes.
前章とは対照的に、平凡な日常が非日常に塗り変わっていく恐怖を描く。状況描写の完成度が高く、重要な場面は本書をそのまま読みあげてもいいようになっている。そのぶん各場面のつなぎ方はST裁量に任されているようだ。
タイムリミットがあるのでプレイ時間を調整しやすいが、真相が釈然としないまま強制エンディングになだれこむ可能性も考えられる。PCに与える情報を整理し、ほんとうにその材料で真相に行き着けるかどうか、PLの視点からシミュレートしてみるといいかもしれない。
大人志向なWoDでは珍しく、登場人物の大半が青少年。未成年キャラクターで遊ぶことが推奨されているようで、子供が仲間にいると有利な場面や、子供を巻きこまないと到達困難なエンディングパターンがある。だからといってPC全員を青少年にしてしまうと調査や情報収集の範囲が限られるため、落とし所が悩ましい。
超能力者・ワーウルフ・メイジなど、超常現象に精通したPCによる悪役退治シナリオにもできるが、力で押し切るには少々厳しい戦闘バランスになっている。戦闘を短時間で切り上げたければ、Defenseを表記より下げたほうがいいだろう。
ちょっぴりクトゥルフ風味。好きなプレイヤーなら一発で元ネタがわかるだろう。『WoD: Second Sight』があれば色々と細部をいじれるが、使わなくても別に困らない。背景とNPC設定は非常にしっかりしているが、ストーリーはおおまかなあらすじが何通りか提示してあるだけ。シーンの切り分けや進め方はSTが考える必要がある。
いちばんの見所は下水道に関する汎用ルール集。下水道にはどこからどうやって入るのか、中はどんな風になっているのか、どういう障害や困難が待ち受けているか、基礎知識とさまざまな場面の判定例が用意されている。本章にかぎらず下水道を舞台にするシナリオに広く応用できそうだ。
ドッペルゲンガーの発生・行動システムがメイン。後半のシナリオは「一例」と書かれているものの完成度は高く、短時間で手軽に遊ぶのによさそう。スティーブン・キングの『ダーク・ハーフ』が参考資料に挙げられている。個人的には、この発生原理で思い出すのはグレッグ・イーガンの短編集『ひとりっ子』だ。旧WoDに詳しい人なら Wraith: The Oblivion の Shadow を連想するかもしれない。
PCがオリジナルの人物と親しいほど話が進めやすい。プレイヤーが協力してくれるなら、プレイヤーがオリジナルとドッペルゲンガーを同時プレイするのもまた面白い。また、オリジナルのMoralityが極端に高い/低いほどドッペルゲンガーの存在が際だつ仕組みになっている。
これまでの章でとりあげなかったアメリカの有名な都市伝説を題材にしたシナリオ案9本。それぞれ History(都市伝説が生まれた背景)、Motivations(PCが事件に巻きこまれるきっかけ)、Story(PCが巻きこまれた後の展開)、Variations(さらにひねりを加えた例)に分かれている。NPCのデータやストーリーの細部はSTが詰める必要がある。ここに収録された都市伝説は以下のとおり。
細部まで設定済みだから楽だろうと既製品シナリオで遊ぼうとしたら、書かれていない前提やPC設定に合わない部分が出てきて、結局こまごまと修正を迫られたことはないだろうか? あるいは「メンツの中にそのシナリオをプレイした人がいる」という理由で、泣く泣く既成シナリオをあきらめたことがないだろうか?
そんな人に本書はおすすめだ。
同じシナリオをすでに読んだり遊んだりした人がプレイヤーになっても、どのパターンがどういう組み合わせで来るかは予想不能。つまり、完成品シナリオより柔軟でネタバレしにくく、ゼロから自作するよりは楽という、おいしいとこどりの一冊なのだ。
こうした構造は既刊『WoD: Mysterious Places』と似ているが、Mysterious Placesが「世の中には説明しきれない謎がある」という立場の物語主体だったのに対し、本書はシナリオ中に出てくる謎が納得ゆく程度に(すべてという保証はない)解明される仕掛けになっている。またPCの選択がストーリーの流れをより大きく左右する。プレイヤーにとっては「自分の手でクリアした」という達成感が得やすいだろう。
ストック・ナンバー:55303
定価:$24.99
ISBN:978-1-58846-489-7
ページ数:128
ディベロッパー:Luke Johnson
執筆者:Alan Alexander, Russell Bailey, Rick Chillot, Will Hindmarch, Luke Johnson, Amber E. Scott, Malcolm Sheppard
発売年月日:2007年5月2日
通販リンク:
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発売は来月5日ですが、Amazonに表紙写真があがっているようです。どうせ新しい写真をアップするなら発売予定日も更新してほしいものです。2003年って、まだ新WoD基本ルールさえ発売されていない時期ですよ? いくらマイナー出版社だからといって、題名から発売日までまちがいだらけ、目指す商品にまちがいないかどうかはISBNで確認するしかないっていうのはあんまり悲しい扱いです。
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忘れた頃にやってくる、White Wolf Quartelyの2007年秋号が公開されましたよ(→ダウンロード)。
目玉はV:tR古代ローマ篇とScion完結編のプレビューの様子。詳細はのちほど。
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以後、Professorがストーリーテラーを務めるゲームにおいては、サップ/sapとサップグローブ/sap glovesは以下のように扱います。
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先日「幻の武器」として紹介した sap gloves だが、『World of Darkness: Armory
』で公式に言及されていることが判明した。
A more modern version of brass knuckles is sap gloves. (中略)These gloves serve the same function as brass knuckles (powerful, bone-crunching punches), having the same game Traits. (中略)However, the wearer's manual dexterity suffers while wearing sap gloves, and any actions performed that require such manual dexterity (operating a gun, using a hand tool, climbing) are done with a -1 penalty.
ブラス・ナックルの近代化版がサップ・グローブだ。……機能的にはブラス・ナックルと変わらないので(パンチの威力を強化し、骨をも砕くような打撃を与える)、データも同一である。……ただし、サップ・グローブ装着中は手先の器用さが損なわれるので、銃器を扱う、工具を使う、登攀するなどといった微妙な動作が要求されるアクションでは、成功判定にー1の修正が課される。
For the purposes of fighting in enclosed spaces (p.159), brass knackles (and their variation) are Size 0.
狭い空間での戦闘(p.159)では、ブラス・ナックルおよび同系列の武器は、サイズ0として扱う。—— 『World of Darkness: Armory』p.34, Brass Knuckles
p.36の一覧表にsap glovesの名前はないが、Brass Knuckles のデータをそのまま流用できる。ちなみに、p.34には同じく一覧表に出てこないがトゲ付きブラス・ナックルであるDragon Knuckleについても言及されており、こちらはダメージが1(L)になる。
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WoDの銃器には必要筋力がある。射手の〈筋力/Strength〉がこれを下回ると、射撃判定にその分ペナルティがかかる。
然るに、WoD基本ルールp.169(日本語版ではおそらくp.189)、Ranged Weapon Chartの銃器の必要筋力は最低でも2だ。〈筋力〉1のキャラクターはー1修正を覚悟で必要筋力2の Light Revolver/Pistol, Rifle, Small SMGを使うか、何らかの手段で一時的に〈筋力〉を増幅するしかない。
だが、かよわい女性だってハンドバッグに護身用の小型リボルバーぐらい持ち歩きたい。子供の姿で何十年も生きている吸血鬼が、銃を撃つ筋力を稼ぐためだけに貴重な血を消費するのも癪だ。
そこで『World of Darkness: Armory』の追加武器表の出番である。
射撃武器は第2章にある(種別ごとに表が分散しているのでページ数は巻末索引を参照してほしい)。どこを見ても、必要筋力1で撃てる軽い銃器がごろごろしている。
のみならず、基本ルールでは必要筋力2となっている「.38 Special」が、Armory p.62では性能や値段はそのまま、必要筋力だけが1に下がっているのだ(ただし隠蔽性のルールが拡張された結果、手の中には隠せなくなっている)。
同じく基本ルールで必要筋力2で撃てる Glock 17 を見てみよう。こちらは残念ながら必要筋力は下がらないが、性能はそのままコストが3ドット→2ドットと買いやすくなっている。
筋力に不安がないキャラにとっても、『Armory』のデータ改訂はうれしいものだ。例えば .44 Magnum は、ダメージ修正が10 again→9 againと、基本ルールより大ダメージが出しやすくなっている。サイズとコストが+1されているのが難点だが、そもそも基本ルールでは手のひらに隠せてしまうという現実味に欠けるデータだから、これはこれで納得できる。
このように『WoD: Armory』では、基本ルールの武器データが再録されているが細部の扱いが微妙に変わっている。プレイヤー・キャラクターがArmory側のデータを使用する場合、ストーリーテラーにひとこと言っておくほうがいいかもしれない。
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昨日のエントリで sap glove を幻の武器として取りあげたが、日本語版では逆に sap の方が「幻の武器」になっている旨、指摘を頂いた。昨日の記事は日本語版しか持っていない方にはチンプンカンプンだったと思われるので、もう一度整理しよう。
WoD日本語版の武器表に「サップ・グローブ」という手袋の一種らしき武器が載っているが、これは英語版では「サップ」という棍棒のことである。
WoD基本ルール英語版『The World of Darkness』では、p.69 Brawl 技能の項に「sap gloves」という武器が例示され、修正は+3となっている。しかし p.170 の Melee Weapon Chart には「sap」という修正+1の武器が存在するだけで、これは Weaponry 技能でしか扱うことができず、sap gloves なる武器はどこにも存在しない。追加武器データ集『World of Darkness: Armory』にもやはり、sap のみがあり、sap gloves は収録されていない。
しかし日本語版『ワールド・オブ・ダークネス』では、p.75 の格闘/Brawl 技能の修正サンプルとして「サップ・グローブ(+3)」が存在し、p.190 の武器表の sap は「サップグローブ(打1)」と翻訳されている。つまり、日本語版では sap のほうが「存在しない武器」になっているのだ。
sap と sap gloves は全く別物の武器だ。sap gloves については昨日の記事を見ていただくとして、sap を辞書で引くとこうある。
sap 《俗》棍棒(blackjack)—— リーダース英和辞典
同じ「棍棒」と訳す club と違いが分かりにくいので付け加えると、club が木製であるのに対し、sap は鉛などの重りを革でくるんだもので、昔は英米の警官が警棒としても使っていた。下はイギリスの警官が使っていた sap の実物写真。
別名 blackjack とも呼ばれる理由は Wikipedia にも詳しい。持ち歩いても目立ちにくく、打撃音が鈍いことから、かつては背後から人を殴り倒して金品を奪う強盗が使ったともいう。WoDの武器表に気絶効果付きで載っているのは、このことを反映したものだろう。
White Wolf が 武器表の sap をサップ・グローブの略称でなく棍棒の一種として扱っていることは、『World of Darkness: Armory』を見ても明らかだ。このサプリメントには基本ルールの武器データが再録されているだけでなく、それぞれどのような武器であるかの説明も載っている。
Sap: The sap is usually palm-sized flat "bag" of leather filled with lead shot or powder. For a small weapon, though, it packs a big wallop. The sap used to be part of every cop's arsenal about 20 years ago.
サップ:おおむね手のひら大の平たい革袋に鉛の玉や粉末を詰めたもの。武器としては小型ながら、かなりの打撃力を秘めている。20年ほど昔は警官の(鎮圧用)武器として欠かせないものだった。—— World of Darkness: Armory, pp. 28-29
武器表のsapを「サップグローブ」と訳したことにより、日本語版では英語版にない問題が生じた。つまり、同じサップグローブがp.75では+3修正、p.190では+1修正という矛盾ができてしまったのだ。#wod-jpでは「p.75の+3はダメージ修正とは書いてないから、ダメージ修正とは別途に+3、つまり合計で修正+4の武器になるのでは?」という解釈も出た。どの数値をとるかはストーリーテラーの判断によるだろう。
なお、sap/サップグローブの気絶効果については『Armory』では若干修正され、頭部狙いの攻撃でなくとも、ダメージが対象の〈体力/Stamina〉以上であれば対象は次の行動権を失う、となっている。基本ルールの気絶効果は、頭部狙い(ー3)の攻撃で、かつダメージが対象のサイズ/Size値以上でなければ現れない。人間の標準サイズは5なので、成功率は非常に低い。これが不満なストーリーテラーは、Armoryの新ルールを採用してみてはいかがだろうか。
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【2007/11/04追記】これは『The World of Darkness』英語版基本ルールについての話である。日本語版『ワールド・オブ・ダークネス』では翻訳によって別の問題が生じている。「日本語版基本ルールにおけるサップ・グローブ」のエントリを参照されたし。
【2007/11/10追記】『World of Darkness: Armory』p.34に sap glove の記述があることが判明した。詳しくは「sap glovesの公式データ(英語版)」を参照。
WoDのキャラクターに白兵戦武器を持たせるとき、普通は『World of Darkness』第7章(p.170、日本語版ではp.190)のMelee Weapons Chartから選ぶだろう。〈近接武器/Weaponry〉技能を持っていなければ、選択肢は〈格闘/Brawl〉技能でも使えるブラスナックル(Brass Knuckles)しかない。
だが、この本にはもう一つ、〈格闘〉技能で使える武器が隠れているのを御存知だろうか。
Suggested Equipment: Roll of quarters (+1), brass knuckles (+1), sap gloves (+3)—— 『World of Darkness』p.69, Brawlの項
日本語版では第3章の〈格闘〉技能(p.75)の説明、最後から2段落目にあたる。
sap gloves とは鉄板を縫い込んで拳で殴る威力を高めた革手袋(参考:Googleイメージ検索)のようで、なるほど〈格闘〉技能で扱う方がふさわしい。だが p.170のMelee Weapon Chartの武器と見比べると、修正+3というのは破格の威力だ。原理的にはブラスナックルと大差ないのに威力だけはメイス並みというのはいかがなものか。
だが、それを別にすれば現代人が持ち歩く武器としてなかなか魅力的でもある。外見はただの革手袋だから武器とわかりにくく、欧米では護身用としてかなり安価に販売されている様子。格闘系のFighting Styleを取得したキャラクターが装備して戦えば見た目にもカッコイイし、ダイスプールが増えればFighting Styleの追加効果が出にくいという難点も緩和される。格闘技が得意なキャラクターを作りたい向きは検討してみてはいかがだろうか。
sap glovesは『World of Darkness: Armory』の追加武器にも含まれていない、まさに「隠れアイテム」である。コストやサイズ、ダメージ種別などはストーリーテラーと相談して決める必要があるし、威力についてもバランスを取る必要があるだろうが、格闘技が得意なキャラクターを作りたい向きは検討してみてはいかがだろうか。【2007/11/10追記】『WoD:Armory』には、武器表に登場しないものの、sap gloveの記述がある。詳しくは「WoD」
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ハンドアウトなどをルールブックと似た雰囲気で作りたい人の参考にどうぞ。
タイトルロゴ……Garish Monde
章題……Parchment、影はGrunge Update(DominicanかCaslon Antiqueで代用可能)
項目見出し……Escalido
フッタ……Plasticman
その他フリーフォント詰め合わせがMr. Gone's Character Sheets(←直リンク、Zip圧縮)からダウンロードできます。
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First off, let me agree with those of you who think that by and large our indexes suck. I agree. I don't think that about every index that we've ever made, particularly from the arrival of the WoD Core Rulebook onward, but most of the ones we did weren't that good, and many books that needed them didn't get one. Even a crappy one.
まず、皆さんが感じられているとおり、我が社の製品の索引は概して不満足な出来だ。私もそう思う。全部が全部そうというわけではないし、特にWoDコアルール発売後は改善してきたつもりだが、我が社が作ってきた索引はたいてい出来がよくないし、その申しわけ程度の代物すら付いていない本も多い。索引が必要とされる製品にもかかわらずだ。—— Richard Thomas, at White Wolf LiveJournal, 2007/10/26
WoD英語版を読むようになると、どうしても生じてくる一つの不満がある。それはほとんどのサプリメントに索引がないことだ。
読み物的なサプリメントならまだいい。困るのは、追加データ集や拡張ルール集だ。
「あの特殊能力はどこに載ってたっけ」
「あの追加ルール使いたいんだけどどこにあったっけ」
と思いたった時、マーフィーの法則によって、それは索引のない本である。頼れるのは己の記憶力と「How to Use This Book」コーナーの各章概要のみだ。たぶんこの本のこの辺であろう、と見当を付けて、えい、やっ、とページを繰るはめになる。
PDF版を持っていればテキスト検索も使えようが、ゲームショップや公民館の貸しスペースでノートパソコンを叩く余裕が万人にあるわけではない。正確なスペルを覚えていなければお手上げだし、そもそも、旧WoD時代にはPDF版というものがなかった。
ゆえに旧WoD時代から現在に至るまで、「索引がない」は洋の海外を問わずWoD英語版ユーザーの嘆き文句でありつづけてきた。White Wolf社にその嘆きが届いていないはずはない。それなら、何故なのか。WWの偉い人、リチャード・トーマスが長年の疑問についに答えてくれた。
リチャードによれば、理由は旧WoD時代に遡るという。
「紙数の制約」というのは、書籍は印刷の都合上、一定ページ単位で作らなければならないことを指す。新WoDを見る限り、WW社の本は18ページか36ページ単位で作っているようだ。例えば36ページ単位で本文72ページある本に、4ページの索引を付けようとすると、4ページだけ刷ることはできないので、白紙ページを足して36ページ余分に刷らねばならないことになる。費用もきっちり36ページ分はねあがる。
印刷業に携わった経験のある者として付け加えておくと、索引作りというのは実に実に報われない仕事で、本文と違って確実に読まれるかどうかわからないのに手間は何倍もかかるのである。最近はある程度パソコンがやってくれるとはいえ、最終チェックは未だに人力が普通だ。見出しの並び順に誤りがないか、本当にそのページに見出し語が存在するかどうか、一行一行人間がチェックしていく。本職の校正者でもうんざりする重労働である。入校前で疲労困憊のディベロッパーにとってそれがいかほどの負担か、察するにあまりある。
とはいえ、索引がなければユーザーが不便をかこつのは事実。リチャード・トーマスは「TSR社やWizards of the Coast社の編集者からノウハウを学び、彼らがいかに索引を大切なものと考えているかを知った」という。そして締め切り間際のスタッフの負担を軽減しつつ、効率よく索引製作を進めていくために、手順やスケジュールを改善中だとも述べている。
その努力が一日も早く実ることを祈っているが……欲を言うなら、特定のデータが「どの本に」載っているかのクロスリファレンスを作ってくれるようになると、もっといいのになあ。(公式Wikiで何度かユーザが試みているが、著作権上の問題があるらしく、その都度削除されている)
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どのWoDシリーズでも使える汎用マジックアイテム「relics」に関するルール、アイテム自作システム、サンプルデータを追加するサプリメント。便利な物あり呪われた物あり、ゲームでの活用例や導入方法、relic を利用したシナリオ案なども紹介。relic の調査・創造・使用に関する Merit も新たに追加される。
ハードカバー128ページ。ISBN 978-1-58846-492-7。
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WoD2.0 事情にあまり詳しくない人向けに説明しておくと、題名に『World of Darkness:』とつく製品はワールド・オブ・ダークネス汎用サプリメントで(以下WoDコアサプリと略)、どのシリーズでも使えるし WoD基本ルールで作った人間キャラクターでも遊べるようになっている(実際、人間PCを想定したゲームバランスの製品が多い)。
WoDコアサプリを買うもう一つの楽しみは資料価値だ。『WoD: Armory』は武器車両関係、『WoD: Tales from the 13th Precinct』は米国の警察と司法制度、『WoD: Asylum』は米国の医療(特に精神病院)に関する手堅い参考資料にもなっていて、TRPGをやる上で必要な情報を効率よく拾うことができる。
そんなコアサプリシリーズに新たな製品が加わりそうだ。著者は WoD御用達ライターにして一児のパパにして社会人学生にしてベテランSTである、ついでに私とタメ年らしい Matt McFarland。彼の個人ブログによれば、新作『World of Darkness: Midnight Roads』はこんな内容だそうだ。
It's about the highways and byways of the World of Darkness, the crazy shit that you'll find out on the roads when you get a flat at 2AM miles from anywhere. It's about the things that live at truck stops and roadside motels, and why they're watching you while you're trying to sleep. It's about truckers, bikers, carnies and other people who live on the road. It's about gremlins, vanishing hitch-hikers and other spirits that are inextricably tied to cars.
この本でとりあげるのはワールド・オブ・ダークネスのハイウェイや一般道路。道中タイヤがパンクして、時刻は真夜中の2時、どこの町へもまだ何マイルも先、そんなとき道端に見つけるイカレた代物の話だ。サービスエリアや沿道のモーテルに棲んでいる奴と、そいつらが眠っている君を虎視眈々と狙う理由の話。あるいはトラック運転手や、バイク乗りや、巡回芸人といった、文字通り路上に生きる人々の話。またグレムリンや「消えたヒッチハイカー」や、その他車と切っても切れない縁がある精霊たちの話もある。—— Screaming Out Loud, 2007/08/27
すでに脱稿して編集に回ったらしいので、いつリリーススケジュールに登場するか楽しみだ。
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【White Wolf LiveJournal, 2007/09/27】
【White Wolf LiveJournal, 2007/10/01】
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WoD近刊2冊の書影が早くもアマゾンにリークしている。というより、公式オンラインカタログの更新が遅い、というべきかもしれないが。
World of Darkness: Reliquary
Astral Realms
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8/16の発売日にAmazon.comに注文して、Standard Shippingで11日後。Amazonからは「到着予定日は9/11頃になるけどどうする?」なんて脅しのメールが来たが、けっきょく発売当日に発送したのと変わりないじゃないか。
あてにならぬはAmazonの発送日と女心と秋の空。
さあ読むか。いや、もう読みはじめてるんだけど。
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夏のGenCon祭りということで、お財布に痛い新作ラッシュが今年もやって参りました。

Monte Cook's World of Darkness
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凝りに凝った組み立て式ペーパータイルを世に送り出しつづける WorldWorks Games の新作現代物はなんと「警察署」だ。
自分で厚紙に印刷して組み立てる、という手間があるとはいえ、署長室から拘置所、刑事たちのデスク、果てはパトカーやSWAT装甲車やヘリポートまで、ディテールにこだわったミニチュアセットが15ドルで一式揃ってしまう。しかもPDFデータでの販売なので、好みの小物を追加するのも自由自在だ。
警察署の汎用設定集『World of Darkness: Tales from the 13th Precinct 』をお持ちの方なら、ぜひセットで使ってみたくなるはずだ——幸い13th Precinctにはシナリオも付属してくることだし。
凄いのは小物の充実ぶりで、組み合わせ方では警察署にかぎらず会社のオフィスだって再現できそうな品揃えだ。「続きを読む」に小物一覧を引用しておく。
- 建て増し用モジュール(必要に応じて階を追加できる)
- 各種椅子
- 会議テーブル
- 事務机
- パーティション
- パソコンとモニタ
- FAXとコピー機
- ファイリングキャビネット
- ウォータークーラー
- 本棚
- 食器棚
- 演台
- 可動式ホワイトボード
- 階段
- 署長のデスク
- 受付デスク
- 待合いベンチ
- コーヒーマシーン
- 独房の寝棚、便器、洗面台
- ロッカー
- SWATキャビネット
- 銃器ロッカー
- 玄関
- 屋上用ドア
- 変電機
- サーチライト
- 無線塔
この他に警察署の建物そのもの、地上タイル、パトカー、SWAT装甲車などが付いてくるから、ミニチュア好きでペーパークラフト得意な方にはこたえられないセットかも。
かくいう私が、オフラインで遊ぶ機会がまるでないにもかかわらずこんなものをえんえん紹介しつづけているのも、この手の細かいペーパークラフトが無類に好きだからだが。
いや、買いませんよ。買ったって遊んでくれる人は近所にいないんだし、そもそも置き場所がないんだから。おまけにうちには定期的に4歳児と2歳児という破壊魔がやってくるんだから。
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World of Darkness: Second Sight
pp. 128-129「Lust」を書いた人はきっと日本のエロゲーに造詣が深いにちがいない。出される例のマニアックさがただごとではない。
それはそれとして、問題の項は第4章「The Thing That Should Not Be」、この世を破滅させる外宇宙の力を題材とするストーリーテリングへの考察の中にあるのだが、どうせクトゥルフもどきと舐めて読んでみたら、結構うがった話も書いてあって嬉しい驚きだった。WoDコアに限らず、W:tAなど世界の終末をネタにしたゲームをマスタリングする上で非常に参考になる。
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たとえばWoDでヴァンパイアを作るとき、どんなにこだわらないプレイヤーでも大まかな外見年齢や抱擁された時期ぐらいは決めざるをえない。W:tFやM:tAwだって、キャラの年齢は経歴や外見にも関わってくるし、どんなに大雑把なマスターの元でどんなTRPGを遊ぶにせよ、キャラクターの名前ぐらいは決めざるをえない。これがけっこう面倒だ。
運と霊感に恵まれれば、キャラクターのイメージが頼まなくても降って湧いてくるものだが、STとしてNPCやプレロールドPCを大量生産するとなればそうもいかない。そこでこの Fake Name Generator の出番である。
性別(Gender)・何国人系の名前がいいか(Name Set)・在住国(Country)を指定すると、まったく架空の
をランダムにでっちあげてくれる(無論、メルアドや電話番号、クレジットカード番号などはすべて架空だ)。
ファンタジー系のキャラクタージェネレータで名前を決めてくれるものなら腐るほどあるが、生年月日や出身地まででっちあげてくれるこれはWoDのような現代物RPGでは重宝だ。でたらめに出てきた住所や生年月日から逆にキャラクターコンセプトが浮かぶこともあるだろう。
Name Setでは米国系、中国系、デンマーク系、英国/ウェールズ系、フィンランド系、フランス系、ドイツ系、ヒスパニック系、ハンガリー系、アイスランド系、イタリア系、日本系、スロベニア系、スペイン系とかなり幅広く選べるので、外国人キャラをちゃんと「それっぽい」名前にしたい人にもお勧め。ちなみに「Japanese」を選択するとかなり普通っぽい日本人名が出てくる。対応国がまだ少なくて、「日本在住の日本人」が作れないのが残念。
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