Vampire: The Requiem 単発シナリオ『Criminal Intent』が1月25日に発売された。PDF版限定製品(SAS)で、DriveThruRPG.comからオンライン販売される。
公子の部下が吸血の現場を人間に目撃されたという。仮面の掟の熱心な擁護論者に雇われたキャラクターたちの仕事は、不始末の証拠を見つけること、そして目撃者である人間の芸術家を「処理」すること。一見単純な事件を調べるうちに、誰もが直面したくはなかった暗部の数々が掘り起こされていく……
筆者Eddy Webbによれば、このシナリオは三人の血族が三つ巴の争いを繰り広げる政治闘争としても、また素直にノワール・ミステリーとしても楽しめるという。また、PDFの利点を生かし、NPCの顔イラストをクリックすると人物関係表にジャンプしたり、縮小版のキャラクターシートからフルサイズのキャラクターシートを参照できるなど、ストーリーテラーにとっての使いやすさが大幅に向上している。
経験値レベルは0〜34、作りたてから多少経験を積んだ血族まで対応する。
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古代ローマ版V:tR『Requiem for Rome』のPDF版キャラクターシートが、公式サイトから無料ダウンロードできる。
Covenantの代わりにその前身であるWing(血族結社Camarilla内の党派)を記入する欄がある。また、時代に合わせてComputer、Science、Drive、Firearms技能がそれぞれReligion(宗教知識)、Warfare(戦術知識)、Ride(騎乗)、Archery(弓術)に入れ替わっている。
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V:tR古代ローマシナリオ集『Fall of the Camarilla』が発売された。昨年の『Requiem for Rome』と対になる内容で、史上最大のヴァンパイア結社カマリリャの滅亡を描く連続シナリオ(クロニクル)を収録する。
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おそらく今年末に、Night Horrors という新しい種類のWoDサプリが登場するらしい。これはWoDの特定のシリーズにおける特定の超常種族についてとりあげるもので、WoDの主要シリーズすべてについてこのNight Horrors本を出す予定だという。順番的にはClanbook5冊が出そろった後、V:tRラインに初登場する。
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Vampire: The Requiemの五大氏族を解説するクランブック・シリーズは、フルカラー印刷・ソフトカバー装丁になる。新WoDの書籍は従来すべてハードカバーで発売されてきたが、その「伝統」を破った理由についてWW社アートディレクターのRichard Thomasは「クランブックは全5巻、すべて揃えたいと思うV:tRファンは多いだろう。製造コストを抑えることで買いやすい価格設定をめざした」と説明している。
気になる内容はというと、
などが掲載される模様。
クランブック第一弾『Lords Over the Damned』は3月29日から発売予定で、その後 Daeva、Gangrel、Mekhet、Nosferatuの順にリリースされるようだ。公式ブログによればいずれもすでに制作が始まっている模様。Ventrue と Daeva の表紙が壁紙として無料ダウンロードできる。一足先にイメージを確かめたい向きはお試しあれ。
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新年初の Monday Meeting レポートでは、早速いくつかの見慣れないタイトルが登場している。
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新年早々、White Wolf公式ブログに2007年を振り返っての感想があがっている。WoDに関するものを中心にかいつまんでご紹介。
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Vampire: The Requiem シリーズで来年発売予定の、5大氏族解説書 Clanbook シリーズのうち、Ventrue と Daeva の表紙がパソコン用壁紙として公式サイトから無料ダウンロードできる。
Clanbook 壁紙ダウンロードページ (サイズは1900×1200ピクセルのみ)
V:tR の公式壁紙は赤系統が多かったが、今回は黒を基調とした落ち着いた印象で、眼にも優しそうだ。
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来年3/19から発売開始される V:tR クランブック・シリーズは、氏族の過去を明かすだけでなく、新たな謎を提示するものでもあるらしい。WW社のアートディレクター Richard Thomas が明らかにした。
... there's the five book Clanbook series for VtR which not only deeply explores the history of the clans and their present night activities but also contains an ongoing mystery woven through all five books that leads to a very cool project at the end of the year. There's WoD: Innocents, which provides a kind of play in the WoD that most players have never tried before ...
クランブック・シリーズは全5冊で、V:tRではこれまであまり深く掘り下げてこなかった、5大氏族の歴史と現代における活動を解説する。それだけでなく、5冊すべてを読むと一つの現在進行形のミステリーが浮かびあがり、これを伏線として、凄いプロジェクトが2008年末に公開される。それが『World of Darkness: Innocents』だ。WoDでこれまでに体験したことのないようなプレイを提供する。——White Wolf LiveJournal, 2007/11/30
5大氏族の起源には『Requiem for Rome』でもおぼろげに触れているが、クランブックはさらにそれを補完するのだろうか、それとも新たな異説を提供するのだろうか。いずれにせよ、ただの背景解説サプリメントではなく、来年いっぱい想像をたくましくする楽しみを提供してくれるのはうれしいことだ。
Lords Over the Damned (Ventrue Clanbook)
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アマゾン日本で『Requiem for Rome』の注文受付が開始されているようです。現在、発送は3〜5週間待ち。アマゾン米国は4〜7週間になっています。WW製品に関する限り、アマゾンの発送予定日はまったくあてになりませんが。
書名で検索をかけても見つかりませんので、書名が修正され、正常に検索でヒットするようになったようです。下の通販リンク集もご利用ください。
私は気が短いのでPDF版を買いました。史実をふんだんに盛り込みつつ、STが好きにいじれる余裕も残した世界設定が好印象です。V:tRに登場するさまざまな言葉の由来がさりげなく織り込まれているのもうれしい。Clan/Covenant はバランス調整をかねてか相当いじってありますが、V:tR発売当時に不評だった「起源神話がない」という問題点をきれいにクリアしています。
DisciplineやRitualまわりはまだ未見。
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『Requiem for Rome』を読みながらリアルタイムで感想をTwitterに垂れ流しています。
レビューのためのメモですが、ゲームショップの入荷待ちとか、Amazon日本を毎日チェックしてるとか、買う前にどんな内容か知りたいという方は以下のリンクからどうぞ。
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すべての道はローマへ続く
ローマの思想と権力により文明化されていく古代世界。だが、歩く者すべてが生者とは限らず、斃れる者すべてが死ぬとはかぎらない。
我らは生者にあらず……
我らは亡者にして蛆虫、地底に潜り浮かばれぬ身の上を呪う。
されどローマの住人なり
ロムルスの子孫にまつろわぬものはロムルスの弟の子孫に従うべし。
共和国の名において。
カマリリャの名において。
—— S. ユリウス・マケラリウス・コルブロ
本書の内容:
(→内容紹介原文)
通販リンク:
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2006年発売の製品だが、リクエストをいただいたので遅まきながらご紹介。
Vamppire: The Requiem は同じキャラクターで多くのシナリオを経験するほど面白くなるゲームだ。本書は複数のシナリオの筋をつなげたクロニクル(いわゆるキャンペーンシナリオ)の作り方や進め方を解説するストーリーテラー向けの手引き。サンプルアイデアや使い回しのきく汎用NPC集も収録されている。
クロニクルを退屈させないために多数のシナリオバリエーションが紹介されており、目先を変えたシナリオをやってみたい人にもおすすめできる。
クロニクル作成法。単発シナリオの作り方はV:tR基本ルール第4章に詳しいので、ここではどんなシナリオをどう組み合わせていけばクロニクルに一貫した筋を持たせられるかを説明している。
目先を変えたシナリオをやりたいだけなら、本章はとばしてChapter Two から読んでいってもさしつかえない。
クロニクルの構想18種類。黒帯の見出しは「こんな風に話を広げていけばおもしろいんじゃない?」という大まかな提案、灰色見出しは直前の提案に基づいて作られたサンプルクロニクル設定。黒帯見出しごとに独立した読み切り記事になっているので、通して読む必要はない。pp.10-11の記事一覧を見て面白そうなところだけ拾い読みすればいい。
前述したように、この章はシナリオに変化を付けるヒント集にもなる。大きく分けてプレイヤーの取り組み方を変えるもの、キャラクターの環境を変えるもの、ゲームシステム自体を改造してしまうもの、と3種類ある。
PCと対立する敵役を魅力的に見せる作成や演出のコツ。章末は使い回しの利く汎用NPCデータ集。人間の科学者や弁護士などのほか、「一般的な」ヴァンパイアを何パターンか収録する。
本書はV:tRの新しいプレイスタイルを提案するヒント集だ。「気がつけば最近、似たような筋のシナリオばかり作っている」「温めているネタはあるけど、1セッションでおさまりそうにない」そんなストーリーテラーにはうってつけといえよう。「PCをこういう状況に置いてみるのはどう?」「ゲームシステムのこのへん、使わないなら取っ払っちゃったら?」などと斬新な切り口を見せてくれる。シナリオの方向性というTRPGの根本的な部分を扱っているだけに、V:tRだけでなくWoDシリーズ全般に応用がきく部分も多い。
ストック・ナンバー:25302
発売日:2006年3月3日
ページ数:192ページ
通販リンク:
White Wolf オンラインカタログ
Amazon日本
Amazon米国
DriveThruRPG.com(PDF版)
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発売は来月12日になってしまいましたが、書影は公開されています。『Requiem for Rome』が本日発売なので、どうせそちらを読了してからじゃないと意味がないと思えば延期されてよかったかも。内容紹介はこちら。
【2007/11/22追記】『Requiem for Rome』の近刊予告に掲載されたものはAmazonにアップされたものと異なる。
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DriveThruRPG.comで実施中の日替わり感謝祭キャンペーンで、本日の品目にVampire: The Requiem用単発シナリオ『The Resurrectionists』が出ている。通常なら$7.99(約880円)のところを無料でダウンロードできる。
» The Resurrectionists 無料ダウンロードページ(日本時間で本日深夜12時まで)
『The Resurrectionists』はWhite Wolf社がPDF版限定で発売する SAS シリーズの製品で、このシリーズはストーリーテラーがシナリオの流れを把握しキャラクターの行動に臨機応変な対応ができるよう、工夫を凝らしたまとめ方をしている。今回の無料ダウンロードでは、SAS製品の特徴や使い方を解説した『The Storytelling Adventure System Guide』も一緒に付いてくる(もっともこちらは普段から無料だが)。
Vampire: The Requiem用の単発シナリオだが、日本のプレイ環境なら2、3セッションはたっぷり遊べる内容だ。背景は(アメリカの)どこの町に置いても違和感のない汎用設定で、PCが事件に巻きこまれる動機も幅広く用意されているため、キャラクターを選ばずプレイできるだろう。V:tRとしてはやや珍しい趣向のシナリオだが、ヴァンパイアらしいひねりもしっかり効いているため、V:tRの経験が浅い人にも毛色が変わった話をやりたい人にもお勧めできる。
なお、このキャンペーンでは他にも多数のPDF製品が無料ダウンロードできる(ただいまの品目はこちら)。日本時間で本日深夜12時には品目が入れ替わってしまうので、チェックとダウンロードはお早めに。なお、期間中に有料製品を購入した人には10%のキャッシュバック特典がつく。
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魔術のごとき時間コントロールを見習いたいveiros氏のST。参加キャラクターはいつものアッシュ・リンハルト。この舞台設定でのセッションはなんだかんだいってかなりの数になるので、NPCもアッシュもキャラクターが安定してきた感じ。「(NPCの)グデーリアンがだんだん気に入ってきた」とはSTの言。
veiros氏のブログにて生ログを公開中。
キャラクターとして学習したことは「下水道ワニは都市伝説じゃなかった!」です。経験点7点取得。
MADCAP氏がUnalignedのノスフェラトゥで初参加。日本刀使いの武闘派で、戦闘ではたいへん頼もしかった。今回の教訓は「敵との距離が確定している戦闘なら、Celerityは莫迦にできない」というところか。旧WoDと比べて弱体化したといわれているが、先日W:tFで攻撃命中率の高い敵に苦戦するPCを見た後でCelerity使いをプレイして、色々と考え直させられた。確実に敵の攻撃命中率を下げられるのに加えて、広い空間であればヒット&アウェイで敵の攻撃を受けないターンを稼げるし、高レベルになればイニシアティブ順の不利を覆す確率も高くなる。
今回、ST/PL全員がステータス管理にフリーウェアのVault of Darkness(Win用/Mac用)を導入している。マニュアルも何もない英語版だが、どうせ新WoDは英語版しか持っていないし、未訳サプリメントも使っているので私としてはかえって参照が楽。STは日本語版を使っているが、入力欄に日本語を入れても支障がない。Advantageは自動計算してくれるし、キャラシートのやりとりも楽だし、カーソルを合わせたりクリックしたりするだけでMeritやDiscipline、Weaponなどのデータを参照できる。キャラシートをコンパクトなウィンドウにまとめて表示するので、オンラインセッションでタイピングを止めて紙資料をめくる時間が大幅に短縮されてロールプレイに集中できた。
Vault of Darkness についてはいずれ独立した記事で改めてご紹介しようと思う。
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「ヴァンパイアがチェンジリングの血を吸うとどうなるのか」「ワーウルフがチェンジリングを喰らうとエッセンスを吸収できるのか」という疑問に対し、Ethan Skempディベロッパーが半公式の見解を出している。
チェンジリングの血はヴァンパイアに幻覚作用をもたらし、実在しない物事が見えるようになる。その幻覚は現実と見分けがつきにくいので、知覚判定にペナルティが課される。ちなみにワーウルフがチェンジリングの肉を喰らった場合、エッセンスは吸収できるがそのエッセンスは強い狂気のレゾナンスを帯びている。正式な情報は『Rites of Spring』に掲載される。
以下は原文。公式フォーラムは古い投稿が消えてしまうので、全文転載しておく。
There's the official word published in Rites of Spring. However, that's a bit long to wait, and hopefully letting you know won't remove your only desire to buy the book when it hits, so...
その問題への公式な回答は『Rites of Spring』に掲載する予定だ。でも発売はかなり先になるから、知って買う気が失せないことを祈ってお答えしておくと……
Essentially, changeling blood is a little hallucinatory. You see things that aren't there. This has the mechanical effect of penalizing your Perception rolls, as you cannot as clearly discern what's going on around you. That's the "benefit." Similarly, werewolves can get Essence from eating changeling flesh, but the resonance of that Essence is strongly tainted with madness.
突き詰めて言えば、チェンジリングの血はヴァンパイアに対し若干の幻覚作用がある。吸うと、ありえないものが見える。ルール的には、知覚判定に不利な修正が課せられる。周りで起きることのどれが現実でどれが幻覚か、区別が困難になるからだ。これがチェンジリングの血の「効能」だ。ちなみに、ワーウルフがチェンジリングの肉を喰らえば人間の場合と同様にエッセンスを吸収できるが、そのエッセンスは強い狂気のレゾナンスを帯びている。
No real addictive qualities. It might be an acquired taste, or something you never want to mess with again. Depends on the individual critter.
チェンジリングの血肉自体に常習性はない。一度味わって病みつきになる者もいれば、もう懲り懲りという者も出るだろう。ひとそれぞれだ。—— Ethan Skemp, 2007/10/25
【White Wolf Forums :: View topic - Effects of Changeling Blood on Vampires】
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ヴァンパイアが陽光に晒された場合の処理は『Vampire: The Requiem』pp.172-173に載っているが、日焼け灯など「人工の」太陽光に関する言及は一行もない。公式フォーラムにWWオフィシャルの判断が出たので以下に転載しておく。
Artificial sunlight has no supernatural effect on vampires. So, no damage of any kind.
人工的な太陽光はヴァンパイアにいかなる特殊効果も与えない。従って(紫外線灯などは)何のダメージも及ぼさない。—— Russell Bailey, WW Developer, 2007/10/22
映画からの連想だろうか、紫外線灯を対ヴァンパイア兵器に使おうと考えるプレイヤーがいるようだ。この公式ジャッジを仰いだ投稿者も、キャラクターに懐中電灯型のUVランプを持たせ「紫外線は太陽光の一種だから、これで照らされたヴァンパイアは毎ターン1点の再生不能ダメージを受けるはずだ」と主張するプレイヤーに困惑したのがきっかけである。理屈には違いないが、吸血鬼がフラッシュライトを浴びて21秒で灰になるというのはいただけない。私も今後は公式見解に準じたジャッジをしようと思う。
ちなみに『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』日本語版(および英語版 Revised Edition)は、陽光の扱いはV:tRとほぼ同じ記述になっているが、私の調べたかぎり公式解釈は発表されていない。ただし、より古い版のルールにおいて、次のような記述がみられる。
There are some “sun lamps” commercially available that produce the ultraviolet light the sun emits. Though these lamps are not nearly as deadly as the sun, they can still irritate or even harm vampires, though the damage may not be aggravated.
市販の「太陽灯」の中には、太陽が発するのと同じ紫外線を出すものがある。こうした人工灯は太陽に比べればとうてい致命的とはいえないが、ヴァンパイアに不快感を与えたり、火傷を負わせたりする可能性がある。ただし、そうした火傷は再生不能ダメージにはなりえない。—— Vampire: The Masquerade, Second Edition (WW2002), p.194
V:tMの最終バージョンであるRevised Editionではこのくだりが削除されているので、日本語版の時点ではもはや適用されないと思われる。とはいえ、『アンダーワールド』ばりに紫外線発生装置を弾頭に込めたヴァンパイア・キラー・ガンを作りたければ、ストーリーテラーと世界観の調整が必要、ということになりそうだ。
【White Wolf Forums - Do Kindred get hurt from Artificial UV's?】
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Fall of the Camarilla
Blood Boils. Rome Burns.
血が滾る。ローマが燃える。
The age of Rome is coming to a close. The great glory of the Camarilla is teetering on the brink of disaster, propped up against powerful enemies both without and within by the will and sacrifice of the Kindred. The Augurs of the undead see catastrophe looming as clashes with the growing ranks of the Sanctified Martyrs accelerate towards civil war. Barbarians march on Rome itself, and the horrifying, disembodied Nemeses — sworn enemies of the Camarilla — penetrate the very foundations of Kindred society. Take the role of vampires in the historical last nights of the Camarilla, and play a crucial part at the calamitous pivot of vampire history. A gameplay expansion and setting book for Vampire: The Requiem
ローマの時代は終焉を迎えようとしていた。カマリリャの大いなる栄華は破滅の淵で揺らぎ、血族の抵抗と犠牲によってかろうじて内外の強敵に持ちこたえている。卜占官はランケア・サンクトゥムの増え続ける信者との対立が内乱を加速し、破滅をもたらすだろうと予言した。蛮族はついにローマ本土にまで侵入し、恐ろしい、実体を持たぬネメシス——カマリリャの不倶戴天の敵——が血族社会の礎そのものを蝕みつつあった。プレイヤーはカマリリャ崩壊の歴史的瞬間に立ち会うヴァンパイアとなって、この血族史の不吉な転回点において決定的な役割を演じることになる。Vampire: The Requiem用拡張システム・世界設定資料集。
» An epic, companion piece to Requiem for Rome, chronicling the end of the last great unified society of vampires.
『Requiem for Rome』と対をなし、ヴァンパイア最後の大共同体の崩壊を描く、叙事詩的規模のクロニクル。
» Play the chronicle from multiple perspectives, as heroes of the doomed Camarilla or instigators of the final collapse. Take advantage of political opportunity to seize power and steer history, indulge in decadent escape unparalleled in modern nights, or bathe in the blood of your hated enemies.
カマリリャ崩壊を食い止めようとする英雄、あるいは決定打を加えようとする黒幕、どちらの視点からもプレイ可能。
» Learn about the true origins of three of the modern covenants and witness the spectacle of ancient betrayal and devastation. Includes new rules for arena competition, blood magic rituals, and a resource for running Chronicles set in Byzantium, the first true seat of Sanctified power.
現存する五大コヴナントのうち、三つの誕生秘話が明らかに。キャラクターの眼前に展開される古代の裏切りと破滅の一大スペクタクル。新たに闘技場ルールと古代の儀式魔術を追加。ランケア・サンクトゥム最初の本拠地ビザンチウムでクロニクルを展開するために必要な背景設定を収録。
ISBN: 1-58846-271-8
Stock #: WW25307
体裁:224ページ、ハードカバー
著者:Russell Bailey, David Chart, Ray Fawkes, Howard David Ingham, Chuck Wendig
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First off, let me agree with those of you who think that by and large our indexes suck. I agree. I don't think that about every index that we've ever made, particularly from the arrival of the WoD Core Rulebook onward, but most of the ones we did weren't that good, and many books that needed them didn't get one. Even a crappy one.
まず、皆さんが感じられているとおり、我が社の製品の索引は概して不満足な出来だ。私もそう思う。全部が全部そうというわけではないし、特にWoDコアルール発売後は改善してきたつもりだが、我が社が作ってきた索引はたいてい出来がよくないし、その申しわけ程度の代物すら付いていない本も多い。索引が必要とされる製品にもかかわらずだ。—— Richard Thomas, at White Wolf LiveJournal, 2007/10/26
WoD英語版を読むようになると、どうしても生じてくる一つの不満がある。それはほとんどのサプリメントに索引がないことだ。
読み物的なサプリメントならまだいい。困るのは、追加データ集や拡張ルール集だ。
「あの特殊能力はどこに載ってたっけ」
「あの追加ルール使いたいんだけどどこにあったっけ」
と思いたった時、マーフィーの法則によって、それは索引のない本である。頼れるのは己の記憶力と「How to Use This Book」コーナーの各章概要のみだ。たぶんこの本のこの辺であろう、と見当を付けて、えい、やっ、とページを繰るはめになる。
PDF版を持っていればテキスト検索も使えようが、ゲームショップや公民館の貸しスペースでノートパソコンを叩く余裕が万人にあるわけではない。正確なスペルを覚えていなければお手上げだし、そもそも、旧WoD時代にはPDF版というものがなかった。
ゆえに旧WoD時代から現在に至るまで、「索引がない」は洋の海外を問わずWoD英語版ユーザーの嘆き文句でありつづけてきた。White Wolf社にその嘆きが届いていないはずはない。それなら、何故なのか。WWの偉い人、リチャード・トーマスが長年の疑問についに答えてくれた。
リチャードによれば、理由は旧WoD時代に遡るという。
「紙数の制約」というのは、書籍は印刷の都合上、一定ページ単位で作らなければならないことを指す。新WoDを見る限り、WW社の本は18ページか36ページ単位で作っているようだ。例えば36ページ単位で本文72ページある本に、4ページの索引を付けようとすると、4ページだけ刷ることはできないので、白紙ページを足して36ページ余分に刷らねばならないことになる。費用もきっちり36ページ分はねあがる。
印刷業に携わった経験のある者として付け加えておくと、索引作りというのは実に実に報われない仕事で、本文と違って確実に読まれるかどうかわからないのに手間は何倍もかかるのである。最近はある程度パソコンがやってくれるとはいえ、最終チェックは未だに人力が普通だ。見出しの並び順に誤りがないか、本当にそのページに見出し語が存在するかどうか、一行一行人間がチェックしていく。本職の校正者でもうんざりする重労働である。入校前で疲労困憊のディベロッパーにとってそれがいかほどの負担か、察するにあまりある。
とはいえ、索引がなければユーザーが不便をかこつのは事実。リチャード・トーマスは「TSR社やWizards of the Coast社の編集者からノウハウを学び、彼らがいかに索引を大切なものと考えているかを知った」という。そして締め切り間際のスタッフの負担を軽減しつつ、効率よく索引製作を進めていくために、手順やスケジュールを改善中だとも述べている。
その努力が一日も早く実ることを祈っているが……欲を言うなら、特定のデータが「どの本に」載っているかのクロスリファレンスを作ってくれるようになると、もっといいのになあ。(公式Wikiで何度かユーザが試みているが、著作権上の問題があるらしく、その都度削除されている)
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Requiem For Rome
Blood. Sex. Lies. Rome. In the fire-lit nights of ancient Rome, before vampire society was plunged into the Dark Ages, when pagan priests ruled Kindred society and secret cults were first forming around the legend of a Roman spearman cursed by the Christian God, the Kindred dwelt beneath Rome in a city of the dead. They walked the streets by night, manipulated the noble families of the Senate and haunted the orgiastic feasts of the age. They were hailed as demigods and reviled as ancestors rejected from the afterlife. Learn how the Kindred became the Damned, and how a phantom spearman brought down the kingdom of the undead. A gameplay expansion and setting book for Vampire: The Requiem
血。セックス。嘘。ローマ。時は松明が夜を照らす古代ローマ時代、ヴァンパイア社会が暗黒時代に没する前、多神教の神官らが血族社会を支配し、キリスト教の神に呪われたあるローマ槍兵の伝説を信じるカルト集団がひそかに結成されようとしていた頃、血族はローマの地下に死者の街を築いていた。夜な夜な地上を徘徊し、元老院の貴族を操り、酒池肉林の饗宴に溺れた。半神と崇められることもあれば冥府から追われた父祖と忌み嫌われることもあった。血族がいかにして「呪われし者」となったのか、一人の槍兵の亡霊がアンデッドの王国をいかにして崩壊に導いたのかが明らかになる。『Vampire: The Requiem』の拡張ルール集+設定資料集。
» Explore a rich and vivid vision of ancient Rome, overflowing with bloody passion, mystic intrigue and glorious hedonism — from the beginning of the Empire to the ruin of vampire society.
血なまぐさい欲望、底知れぬ陰謀、輝かしき退廃に溢れた古代ローマの世界を色鮮やかに描く——帝政の始まりから大ヴァンパイア社会の崩壊まで。
» This is a player-focused guide to the grotesque and beautiful world of nighttime Rome, with new character-creation guidelines, lore on the ancient clans and covenants, forgotten blood-magic and finely focused gameplay featuring new rules for formal debate, coercion and the weaponry of the age.
夜の古代ローマのグロテスクにも美しい世界へ誘うプレイヤーガイド。キャラクター作成ガイドを一新、氏族とコヴナントの当時を解説。現代では失われた血の魔術も収録。討論、強制、古代武器を扱う新ルールを追加し、ゲームプレイを細部までサポート。
» Do battle with barbarian vampires, uncover the secrets of mystery cults, rule a family of the Roman aristocracy and change the course of Kindred history in the Necropolis beneath Rome— if you can survive the gruesome attacks of the ancient monsters hunting the Kindred.
蛮族ヴァンパイアと戦い、宗教結社の暗部に迫れ。ローマ貴族を傀儡とし、ローマの地下に拡がるネクロポリスで血族の歴史の流れを変えろ——血族を狩る古代怪物どもの戦慄すべき襲来をかいくぐり。
» This book sets players up for the epic Byzantine chronicle contained in the follow-up book, The Fall of the Camarilla.
続刊『The Fall of Camarilla』で展開される叙事詩的スケールのクロニクルを遊ぶための準備資料集。
ISBN: 1-58846-270-1
Stock #: WW25140
体裁:全224ページ*、ハードカバー
* アートディレクター Craig S Grant によれば、正確には256ページ以上とのこと(情報元)。
著者:Will Hindmarch, Howard David Ingham**
** Ingham によれば、他にも Ray Fawkes, Russell Bailey, David Chart, Chuck Wendig が執筆に参加したとのこと(情報元)。
ディベロッパー:Ray Fawkes
表紙デザイン:matt milberger
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10/3のエントリで紹介したように、『Damnation City』には切り抜いて貼り合わせることで手軽に自作都市のマップを作れるパーツ群が掲載されている。
... visit White Wolf Online at www.white-wolf.com and download larger versions of the Damnation City map segments to print out and use to build your city.
弊社公式サイト White Wolf Online には、プリンターで印刷して使える、より大きなバージョンも用意している。——『Damnation City』p. 195
とあるが、この印刷用PDFが18日に公開された。White Wolf Online と DriveThruRPG.com、どちらからでも無料でダウンロードできる。
このPDFには『Damnation City』pp. 184-195収録のマップパーツの高画質バージョンのほか、おまけパーツ2点が付属し、『Damnation City』をPDF版で買った人にも利用価値のある内容になっている。
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突然のV:tRディベロッパー交代発表により、2代目ディベロッパーWill Hindmarchの去就が注目されていたが、結局、White Wolf社を退職してフリーライターにもどる旨を個人ブログで明らかにした。
Hindmarch氏とはV:tRのシナリオアイデア集を翻訳転載させていただいた折に少しだけ個人的にやりとりしたことがあるが、そのとき受けた「謙虚で真面目そうな人」という印象はその後のV:tR製品にも現れていたように思う。基本ルールを大きく書き換えるような追加ルールの紹介にあたって、「ここから先は基本ルールを大幅に逸脱することになるけど、それはこれこれの考えがあってのことだから、合わないと思ったら基本ルールの方を使ってくれ」とわざわざ断り書きをつけるあたり、他のディベロッパー以上に几帳面な人となりを感じさせられた。
後任のJoe CarrikerもWhite Wolfの古強者だから、今後V:tRの方向性や品質が大きく変わることはないだろうし、White Wolf社での実績は今後Hindmarch氏のフリーランス活動に追い風となるだろう。氏のますますの活躍を海の向こうから祈りたいと思う。
……Justin Achilliのように「ゲームで遊ぶのはいいがゲームを作るのはもう沢山」と辞めた後、結局執筆陣として舞い戻ってくる、なんてこともちょっと期待して。
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White Wolf 公式ブログによれば、Vampire: The Requiem のディベロッパーが Will Hindmarch から Joseph D. Carriker Jr. に交代する。Carriker氏のV:tRディベロッパー初デビューは、近日発売予定の氏族専用サプリメント、Clanbookシリーズになるとのこと。
また Mage: The Awakening 関連では、Alternative Publishing 部門に新たに着任する Eddy Webb が、8月に発売された『Mind Eye's Theatre: The Awakening』 のために M:tAw サプリメントを移植する大事業にとりかかる。
さらに、EVE RPG の専任ディベロッパーとして Russell Bailey が着任。Richard Thomas 曰く「1人で12人分の執筆能力を持つ」彼は、すでにV:tRサプリメント『Damnation City』にも寄稿した実績があり、『Requiem for Rome』『Fall of the Camarilla』『Daeva Clan Book』の執筆陣にも参加する予定とか。EVE RPG のディベロップはこれまで M:tAw ディベロッパー Bill Bridges が兼任していたが、Bailey の着任により肩の荷が下りたぶん本業がスピードアップするかも?
【White Wolf LiveJournal, 2007/10/05】
【Screaming Out Loud, 2007/10/05】
【Oakthorne's Journal, 2007/10/05】
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《先覚/Auspex》2ドットなどオーラを視る能力があれば、超常種族とその種類をある程度見分けることができる。ではチェンジリングはオーラで判別できるものだろうか? Ethan Skemp ディベロッパーが非常に明確なジャッジを出してくれているので公式フォーラムから転載しておく。
Changeling auras don't mark as "changeling." Rites of Spring talks about potential ways to penetrate the Mask, but there are no obvious differences between a changeling's aura and a normal person's; the Mask protects the aura as well.
チェンジリングのオーラにはそれと判る特徴はない。サプリメント『Rites of Spring』では〈仮面〉を透かして正体を見る方法をとりあげるが、いずれにせよチェンジリングのオーラと常人のオーラにはこれといって相違はない。〈仮面〉はオーラをも偽装するんだ。
A changeling with pledges up will have dark bands in their aura, though, much like a person under a geas of Fate. They're likely less prominent, but still there.
誓約を立てているチェンジリングにはオーラに黒い帯が現れるが、これは《運命》の束縛下にある者にも出る特徴だ。チェンジリングに限ったものではないが、まあオーラに出るといえば出る。——Ethan Skemp, at White Wolf Forums, on 2007/10/01
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都市設定自作支援サプリメント『Damnation City』には、V:tRの中心舞台となる都市の設定を自作する方法や、それを利用した新しい遊び方が数多く紹介されている。
中でも pp. 184-195 「Maps」セクションには、近代的な都市のマップなんか描く労力も時間もない、という人でも、ハサミとノリとコピー機があればオリジナルの都市(あるいは実在の都市のWoDバージョン)が作れてしまう、暴力的なまでに画期的な手法が登場する。
すなわち、スラム、公園、港湾地帯といった、どこの街にもありそうな地区を、それぞれに特徴や地区限定ルールを持たせてパーツ化したのだ。ストーリーテラーは好きなパーツのページをコピーしてマップを切り抜き、適当に貼り合わせることで、手軽に「それっぽい」都市をマップから大まかな地理構造、各地区の雰囲気まででっちあげることができる(縮尺? 地形? そんなものの厳密性が WoD で問題になることはまずない)。
White Wolf はご親切にも
... visit White Wolf Online at www.white-wolf.com and download larger versions of the Damnation City map segments to print out and use to build your city.
弊社公式サイト White Wolf Online には、プリンターで印刷して使える、より大きなバージョンも用意している。——『Damnation City』p. 195
とまで言ってくれているが、2007/10/03現在、そのようなマップは公式サイトに見あたらない。
Will Hindmarch ディベロッパーは公式ブログへの指摘に答えて、
I'm expecting the maps from Damnation City to go up next week.—— Will Hindmarch, 2007/09/27
とのたまっている。Will 自身は Web 担当者でないので「I'm expecting」というはなはだ頼りない返事にとどまっているが、少なくとも White Wolf 側が問題を認識していることは確かなようだ。
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V:tRを古代ローマ時代で遊ぶエキスパンション、11月
721日発売予定。WW公式サイトでは未公開の表紙が、例によって Amazon には一足早くアップされている。それにしても Amazon の題名入力の不正確さはどうにかならないものか。検索でヒットすればいいというものではないだろうに。
「背景設定はより残酷で享楽的になる」という噂が現実味を帯びてくる血まみれ表紙だが、これだと通勤電車に持ちこむにはかなりためらわれるなあ。新WoDサイズのブックカバーをどこかで売ってないものだろうか。
内容に関する情報は8月7日のエントリを参照されたし。
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【White Wolf LiveJournal, 2007/09/27】
【White Wolf LiveJournal, 2007/10/01】
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2007年9月17日にveiros氏STで行われたV:tRセッションで、時間の都合上、依頼主であるミトゥナへの報告は端折ってしまったのだが、PL的にいろいろ思うところがあったのでPCのモノローグ風味で書き散らしてみる。
……もしもし。ミトゥナかい? 僕だよ、アッシュだ。
うん、昨夜の件で。いま時間ある? ……ありがと、でも、電話で話したいんだ。どのみち、わざわざ会って聞かせるほどの話じゃない。
アニエス・ブルムの主人はわかった。グデーリアン、といえば君も聞き覚えがあるだろう……そう、聖ルーアン女学院の元・理事長どのさ。
……ご明察。ここのところ、やっこさん、版図は取りあげられるし、面白くないことだらけだからね。若輩にもなって、抵抗しないとわかってる相手に八つ当たりとは。恥を知れっての。
アニエス本人にもね、会った。君が心配したのも道理だったね。主を変えるにはまだ遅くないと匂わせてはみたけど……自分は選んでここにいるんだ、と言われた。君には「私は大丈夫」と伝えてくれ、って。
……僕は何をしに行ったんだろうな。あの子がどういう有様かも、何と答えるかも、会う前からわかっていたのに。
ごめんよ、リンハルト家はこれ以上あの子の助けにはなれない……インヴィクトゥスがまだグデーリアンを評価している以上。僕があの子を連れ出せば、コヴナントの同胞に損害を与えたとみなされ、あの子は愛する主を失い、そのすべてについて君は蚊帳の外だ。誰もしあわせになれない。
せめても、と思って、アブデュル骨董店の場所を教えておいた。君がいまグールの身であることも。あの子にまだその気があれば、いつの夜か訪ねていくだろう。まだ愛より命を惜しむこころが残っていれば。
……電話で良かったよ。たぶん僕、いまサイテーに格好悪い顔してるからさ。まだ息をしていた頃なら、泣いてるんだろうな。これでも中身はけっこういい歳なんだけど、すごく泣きたい気分だ。……なのに、眼からなんにも出てこないんだよ。
ねえ……泣くって、どうやるんだったっけ? どんな感じがするんだっけ? ……黙ってないで、教えてよ、ねえ。
(Fin)
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veiros氏のSTでまたまた一対一のオンラインセッション。そろそろ一人は寂しくなってきました、Coterie仲間を激しく募集中。
セッションログはこちらに挙がっています。
経験点5点取得。未使用分はこれで合計6点。
veiros氏のブログで説明されている通り、かつて助けたグールが新しい主人の下で虐待に遭っているのを知りつつ、どうしてやることもできない無力感を噛みしめたシナリオだった。本来、別のキャラクター向けに作られた話だったので、事件の別の切り口を見せることはできたが、立場上どうしても深入りはできず残念至極。
まあ、Magesty 2なんて使いそうで使わない能力を発揮する機会があったのと、アッシュに当面の目標ができたので良しとする。さあどうやって奴を破滅させてやるかな、イヒヒヒヒ。
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アッシュ・リンハルト(ディーヴァ氏族・インヴィクトゥス)
2007/9/17のセッション前に成長させました。
未使用経験点13点から
5点消費→《瞬速/Celerity》1ドット取得
3点消費→技能〈教養〉1ドット取得
2点消費→長所〈コヴナント地位:インヴィクトゥス/Covenant Status: Invictus〉1ドット取得
2点消費→長所〈従僕/Retainer〉1ドット取得
計12点消費、残り未使用経験点1点
コヴナント地位は、キャラ作成時に取り忘れたので。コヴナントの恩恵って、Covenant Status が最低1ドット無いと受けられないことをころりと忘れていた。まあどうせ、インヴィクトゥスの恩恵はキャラ作成時には無意味なのだが。
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11/7発売予定の『Fall of the Camarilla』は、血族の黄金時代を築いた組織・カマリリャの最期をえがいたクロニクル(連続シナリオ)集になるようだ。
Fall of the Camarilla: It's a chronicle book and setting expansion, a companion to Requiem for Rome, in which players' characters participate in the final nights of the Camarilla. Your character's may not be able to stop the ruination of that ancient society, but whether they benefit or suffer due to its loss is entirely up to them.
『Fall of the Camarilla』は『Requiem for Rome』と対になるシナリオ集兼設定資料集だ。本書収録のシナリオでは、プレイヤー・キャラクターはカマリリャの最期の夜に立ち会うことになる。かの古代結社を破滅から救うことはできないにしても、そこから利益を得るか不利益を被るかは、完全にプレイヤー・キャラクターの選択次第だ。—— Will Hindmarch, White Wolf LiveJournalにて
これはもう、Requiem for Rome と合わせて買わずにいられなくなってきましたよ。
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2007年9月2日から3回に渡って行われたV:tRセッション「非在の土地」のエピローグを小説風に。
【STまえがき】
今はまだPCたちの知り及ぶところではありませんが、事件の根の深さを締めくくりとして覗かせてみました。怪人の棲むという森に幼童とグールがおっかなびっくり足を踏み入れ、不気味な儀式の気配に慌てて逃げ帰ってきた、ただそれだけの出来事が、連鎖に連鎖を呼んで、この街を支配する長老たちの諍いの歯車をも回す。V:tR はスケールが小さくなったと言われますが、そのぶん、こんなふうに「トップと距離が近い」ところが私は気に入っています。
なお、このエピローグの設定は『City of The Damned: New Orleans』に基づいています。
「——約束が違うぞ、ビダル殿下」
ステッキで苛立たしく床を叩き、食い縛った牙の間から押し出すように、その血族は言った。