Werewolf: The Forsaken のシリーズ展開が半年以上止まっていることについて、WW社のRichard Thomasは「W:tFディベロッパーのEthan SkempがChangeling: The Lostの制作に専念するための一時的な措置。今年は復活するし、W:tFだけを不公平に扱っているわけではない」と説明した。
Richardによれば、W:tF復活第一作は『Tribe of the Moon』で、各部族の根本的な差異や、部族にまつわるストーリーフック、各部族のキャラクターアイデアなどを豊富に掲載した本になるという。また今年後半にはもう一冊サプリメントが出る予定だという。
ただ、当のEthan Skemp自身は「W:tFで自分がカバーすべきと思った事柄は、すでに既存のサプリメントでフォロー済み。同じネタを何度も温め直すような真似はしたくない」とコメントしており、シリーズ活性化を望むWerewolfファンから陳情というか新作の要望が相次いで寄せられている。
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新年初の Monday Meeting レポートでは、早速いくつかの見慣れないタイトルが登場している。
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さまざまな動物に変身する人間 Changing Breeds(変身種族)を扱うサプリメント。WoD汎用で、シリーズを選ばず使える。ワーウルフ以外の変身種族を扱うサプリメントは、他に『World of Darkness: Skinchangers』『The War Against the Pure』があるが、本書は最もプレイヤー・キャラクターとして使用するのに向いたシステムになっている。他の2冊とはルールが細々と異なるので、併用はおすすめできない。
本書の Changing Breeds は、人間だれしもが持っているコンパニオン・アニマルと人一倍強く結びついた魂を持っている人間という設定。ワーウルフの Primal Urge に似た Feral Heart という Supernatural Trait を持つ超常種族テンプレートを使用し、Essence を消費して特殊能力を発動し、種族的倫理に反する行動をすると Harmony が低下し、Uratha の Renown を思わせる Respect によって超常社会での評価を表す。Auspice と同様な種族内での役割分担も存在する。
各動物の特性を再現するために、特殊能力は多彩に用意された Favor と Aspect から好きなものを選択して取得するシステムになっている。Favor はその変身種族の生来能力、Aspect はより個性化したオプション的な能力という役割分担だ。この Favor/Aspect の組み合わせにより、ほとんどありとあらゆる動物の変身種族をカバーできるようになった。もちろん、W:tF の Uratha とは異なるワーウルフを作ることも可能だ。Chapter Three では、猫人間やコヨーテ人間からカエル人間まで、実に様々なサンプル種族が紹介されている。
概して Werewolf: The Forsaken のシステムをより様々な変身種族むけに汎用化した、という印象で、WoD 2.0 でもワーキャットやワーリザードのPCをプレイしたいというファンの要望に応える拡張サプリメントになっている。ただ、汎用という位置づけからか紙数の問題か、「Changing Breeds でどのようなシナリオを遊ぶことができるか」という点については言及が乏しい。どちらかといえば、こういう変身種族のキャラクターで遊びたい、というアイデアがある人に向いているようだ。
カタログ紹介文翻訳と通販リンクは「続きを読む」から。
大地は溢れかえる僕たちに悩まされている。
実のところ、彼女は君と話をしたがっている。
だから、さあ、そこに横たわって
始めよう。
僕が話をすれば
君は雄叫びをあげる。
これは僕たちが誰しも魂に飼っている
けだものについての本。
【本書の内容】
【通販リンク】
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「ヴァンパイアがチェンジリングの血を吸うとどうなるのか」「ワーウルフがチェンジリングを喰らうとエッセンスを吸収できるのか」という疑問に対し、Ethan Skempディベロッパーが半公式の見解を出している。
チェンジリングの血はヴァンパイアに幻覚作用をもたらし、実在しない物事が見えるようになる。その幻覚は現実と見分けがつきにくいので、知覚判定にペナルティが課される。ちなみにワーウルフがチェンジリングの肉を喰らった場合、エッセンスは吸収できるがそのエッセンスは強い狂気のレゾナンスを帯びている。正式な情報は『Rites of Spring』に掲載される。
以下は原文。公式フォーラムは古い投稿が消えてしまうので、全文転載しておく。
There's the official word published in Rites of Spring. However, that's a bit long to wait, and hopefully letting you know won't remove your only desire to buy the book when it hits, so...
その問題への公式な回答は『Rites of Spring』に掲載する予定だ。でも発売はかなり先になるから、知って買う気が失せないことを祈ってお答えしておくと……
Essentially, changeling blood is a little hallucinatory. You see things that aren't there. This has the mechanical effect of penalizing your Perception rolls, as you cannot as clearly discern what's going on around you. That's the "benefit." Similarly, werewolves can get Essence from eating changeling flesh, but the resonance of that Essence is strongly tainted with madness.
突き詰めて言えば、チェンジリングの血はヴァンパイアに対し若干の幻覚作用がある。吸うと、ありえないものが見える。ルール的には、知覚判定に不利な修正が課せられる。周りで起きることのどれが現実でどれが幻覚か、区別が困難になるからだ。これがチェンジリングの血の「効能」だ。ちなみに、ワーウルフがチェンジリングの肉を喰らえば人間の場合と同様にエッセンスを吸収できるが、そのエッセンスは強い狂気のレゾナンスを帯びている。
No real addictive qualities. It might be an acquired taste, or something you never want to mess with again. Depends on the individual critter.
チェンジリングの血肉自体に常習性はない。一度味わって病みつきになる者もいれば、もう懲り懲りという者も出るだろう。ひとそれぞれだ。—— Ethan Skemp, 2007/10/25
【White Wolf Forums :: View topic - Effects of Changeling Blood on Vampires】
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First off, let me agree with those of you who think that by and large our indexes suck. I agree. I don't think that about every index that we've ever made, particularly from the arrival of the WoD Core Rulebook onward, but most of the ones we did weren't that good, and many books that needed them didn't get one. Even a crappy one.
まず、皆さんが感じられているとおり、我が社の製品の索引は概して不満足な出来だ。私もそう思う。全部が全部そうというわけではないし、特にWoDコアルール発売後は改善してきたつもりだが、我が社が作ってきた索引はたいてい出来がよくないし、その申しわけ程度の代物すら付いていない本も多い。索引が必要とされる製品にもかかわらずだ。—— Richard Thomas, at White Wolf LiveJournal, 2007/10/26
WoD英語版を読むようになると、どうしても生じてくる一つの不満がある。それはほとんどのサプリメントに索引がないことだ。
読み物的なサプリメントならまだいい。困るのは、追加データ集や拡張ルール集だ。
「あの特殊能力はどこに載ってたっけ」
「あの追加ルール使いたいんだけどどこにあったっけ」
と思いたった時、マーフィーの法則によって、それは索引のない本である。頼れるのは己の記憶力と「How to Use This Book」コーナーの各章概要のみだ。たぶんこの本のこの辺であろう、と見当を付けて、えい、やっ、とページを繰るはめになる。
PDF版を持っていればテキスト検索も使えようが、ゲームショップや公民館の貸しスペースでノートパソコンを叩く余裕が万人にあるわけではない。正確なスペルを覚えていなければお手上げだし、そもそも、旧WoD時代にはPDF版というものがなかった。
ゆえに旧WoD時代から現在に至るまで、「索引がない」は洋の海外を問わずWoD英語版ユーザーの嘆き文句でありつづけてきた。White Wolf社にその嘆きが届いていないはずはない。それなら、何故なのか。WWの偉い人、リチャード・トーマスが長年の疑問についに答えてくれた。
リチャードによれば、理由は旧WoD時代に遡るという。
「紙数の制約」というのは、書籍は印刷の都合上、一定ページ単位で作らなければならないことを指す。新WoDを見る限り、WW社の本は18ページか36ページ単位で作っているようだ。例えば36ページ単位で本文72ページある本に、4ページの索引を付けようとすると、4ページだけ刷ることはできないので、白紙ページを足して36ページ余分に刷らねばならないことになる。費用もきっちり36ページ分はねあがる。
印刷業に携わった経験のある者として付け加えておくと、索引作りというのは実に実に報われない仕事で、本文と違って確実に読まれるかどうかわからないのに手間は何倍もかかるのである。最近はある程度パソコンがやってくれるとはいえ、最終チェックは未だに人力が普通だ。見出しの並び順に誤りがないか、本当にそのページに見出し語が存在するかどうか、一行一行人間がチェックしていく。本職の校正者でもうんざりする重労働である。入校前で疲労困憊のディベロッパーにとってそれがいかほどの負担か、察するにあまりある。
とはいえ、索引がなければユーザーが不便をかこつのは事実。リチャード・トーマスは「TSR社やWizards of the Coast社の編集者からノウハウを学び、彼らがいかに索引を大切なものと考えているかを知った」という。そして締め切り間際のスタッフの負担を軽減しつつ、効率よく索引製作を進めていくために、手順やスケジュールを改善中だとも述べている。
その努力が一日も早く実ることを祈っているが……欲を言うなら、特定のデータが「どの本に」載っているかのクロスリファレンスを作ってくれるようになると、もっといいのになあ。(公式Wikiで何度かユーザが試みているが、著作権上の問題があるらしく、その都度削除されている)
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『Changeling: The Lost』も無事発売されたことだし、そろそろ停滞していたW:tFシリーズも再開されないだろうかと思っていたら、公式ブログに Ethan Skemp ディベロッパーのコメントが出ていた。
Tribes of the Moon is on the way. More stuff got pitched, too. Watch this space.
(W:tFの新作情報はないのかというコメントに答えて)『Tribes of the Moon』が現在制作中だ。他にも準備してるものがある。まあこのブログをチェックしていてくれ。—— Ethan Skemp, 2007/09/18, White Wolf LiveJournal
敵方である Pure tribes には『The Pure』という立派な専用サプリメントが出たので、公平を期すということだろうか。ともあれ、Werewolfファンには朗報である。
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Werewolf: The Forsaken の参考資料リストに上がっていた映画で、前から一度見てみたいと思っていたのだが、ツタヤのディスカスでレンタルに出ているのをようやく発見。
この日、ウェルズ軍曹率いるイギリス軍小隊6人は山奥で演習を行っていた。その最中、彼らは同じ山から空高く打ち上げられた救助信号を目撃、現場に急行する。そこは何者かに襲撃され荒れ果てた特殊部隊の野営地だった。そしてたった1人、腹部に深い傷を受けたライアン隊長の姿があった。同時に、森のどこからか兵士の叫び声と獣らしき唸り声が聞こえてくる。ウェルズ軍曹は隊員に戦闘の準備に入るよう指示を出し、ライアン隊長を連れて安全な場所への避難を開始する。しかし、その間にも兵士たちは次々と謎の敵の餌食となってしまう…。—— Yahoo! 映画解説より引用
低予算とかB級とか言われているが、ワーウルフの造型はこれまで見た映画の中で最高だ。映画のワーウルフというと、ただ顔中に毛が生えた男だったり、どう見ても犬にしか見えなかったり、ただ耳が尖って牙が生えているだけだったり、W:tAやW:tFを愛する者としてイメージ映像にお勧めするにはためらわれるものばかりだったが、本作のワーウルフは見ておいて損はない。「続きを見る」にその理由を挙げよう。
ストーリーはテンポ良くまとめられていて最後まで飽きさせない(付録の監督解説付き未公開シーン集を見ると、冗長な部分がばっさばっさと切られていった過程がよくわかる)。また「兵士が出てくる人狼映画ではなく、人狼が出てくる兵士映画」と強調されている通り、人狼たちとの戦いに巻きこまれる兵士たちのキャラクターもしっかり描き込まれていて、「低予算でここまでよく頑張ったなあ」と思いながら楽しく見られた。
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J. スキップ&K. スペクター『けだもの』(原題 Animals)が映画化される、というあおれんじゃさんよりの情報に狂喜乱舞。
この日記に書評を書いたのは7年以上前の話になるが、その後もことあるごとに他人様にお勧めしつづけてきた人狼スプラッタパンク・ホラーである。
自分の内なる獣性との葛藤、破壊衝動を解放するときの歓喜、人肉を喰らうことで力を得ると同時に堕落していく人狼たちと、それを嫌って人間と距離を置きながらも、癒しきれない孤独を抱える人狼たち。
Werewolf: The Forsaken の中核に通じるテーマがほとんどすべてこの小説の中にある。このゲームを遊ぶなら読んでおいて損はない、と7年経った今も胸を張ってお勧めできる。
濃厚なエロも凄惨なグロもたっぷり詰めこまれたホラーだが、すべてを失った一人の男が、どん底からたった独りで再生の道を歩んでいく物語でもある。落ちこんだとき、へこんだとき、俺はこのままじゃだめだと思ったとき、きっとこの本のどこかに響く言葉があるはずだ。
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White Wolf LiveJournal によれば、『Tribes of Moon』なる製品が制作進行中らしい。
Tribes of the Moon is coming. That's all I'll say for now.——White Wolf LiveJournal, 2007/07/23
これだけの情報なので、サプリメントなのかSASシナリオなのかさえまだ判らないが、久しく止まっていた Werewolf: The Forsaken シリーズが再び動き出しそうな気配は感じられる。
思えば Pure tribes については『The Pure』という独立したサプリメントがあるにもかかわらず、Forsaken側を取りあげた製品はこれまでなかった。さて、Ethan Skempディベロッパーは何を持ってこようとしているのか。続報に期待。
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たとえばWoDでヴァンパイアを作るとき、どんなにこだわらないプレイヤーでも大まかな外見年齢や抱擁された時期ぐらいは決めざるをえない。W:tFやM:tAwだって、キャラの年齢は経歴や外見にも関わってくるし、どんなに大雑把なマスターの元でどんなTRPGを遊ぶにせよ、キャラクターの名前ぐらいは決めざるをえない。これがけっこう面倒だ。
運と霊感に恵まれれば、キャラクターのイメージが頼まなくても降って湧いてくるものだが、STとしてNPCやプレロールドPCを大量生産するとなればそうもいかない。そこでこの Fake Name Generator の出番である。
性別(Gender)・何国人系の名前がいいか(Name Set)・在住国(Country)を指定すると、まったく架空の
をランダムにでっちあげてくれる(無論、メルアドや電話番号、クレジットカード番号などはすべて架空だ)。
ファンタジー系のキャラクタージェネレータで名前を決めてくれるものなら腐るほどあるが、生年月日や出身地まででっちあげてくれるこれはWoDのような現代物RPGでは重宝だ。でたらめに出てきた住所や生年月日から逆にキャラクターコンセプトが浮かぶこともあるだろう。
Name Setでは米国系、中国系、デンマーク系、英国/ウェールズ系、フィンランド系、フランス系、ドイツ系、ヒスパニック系、ハンガリー系、アイスランド系、イタリア系、日本系、スロベニア系、スペイン系とかなり幅広く選べるので、外国人キャラをちゃんと「それっぽい」名前にしたい人にもお勧め。ちなみに「Japanese」を選択するとかなり普通っぽい日本人名が出てくる。対応国がまだ少なくて、「日本在住の日本人」が作れないのが残念。
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オリジンズ帰りで人々が死んだように眠りこけているWhite Wolf社より、定例の実況中継。大きな動きはないので、制作進行中の作品名だけ挙げておく。
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『World of Darkness: Book of Spirits』のPDF版がDriveThruRPG.comから買えるようになっている。
新刊は値引率が渋いのだが、WW公式ブログによれば、SASシリーズを手始めに、発売後に発覚した誤記誤植を直した改訂版の制作が進められているようだ。DriveThruRPG.comでPDF版を買ったユーザは、改訂版を無料ダウンロードできる、とのこと。何でも発売日に買ってしまう人々にとってはいつ出るのか気になるところだ。
『Book of Spirits』の内容については5/9の更新を参照。またDriveThruRPG.comでPDFを買うときの注意は5/8の更新をご覧ください。
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WoD発売直後から出る出ると囁かれつづけて早4年、精霊(spirit)を扱うための汎用サプリメント『World of Darkness: Book of Spirits』がようやく5月30日に発売される。
精霊という存在が新WoDに初めて登場したのは『Werewolf: The Forsaken』だが、今ではどのシリーズにも多かれ少なかれ関わってくるのが現状だ。ところがワールド・オブ・ダークネス基本ルールがサポートするのは幽霊(ghost)だけで、その後のエラッタで「精霊と幽霊は別物」と規定されたこともあり、精霊を扱う汎用ルールの登場が待たれていた。
オンラインカタログの紹介文によれば、この世と重なり合うように存在する Shadow Realms に棲む精霊が、次元のほころびからこの世に這い出してきて人間を操ったり取り憑いたりする、という概念はほぼ W:tF そのままで、人間や他超常種族キャラのゲームでも扱える汎用ルール集としてまとめなおした形になるらしい。
超常種族向けには新たな精霊や精霊憑き(Ridden)、精霊まわりの世界設定が追加され、生物と精霊の相互干渉に関するルールも拡張されるため、W:tFをメインに遊んでいる人にも一見の価値はありそうだ。
とはいえWoDコア系列のサプリなので、人間キャラで遊ぶ時のことが重視されているようで、人間のさまざまな精霊観が紹介されるほか、敵やNPCとして使えるデータを集めたAntagonistsセクションにもかなり紙数を割いている模様。
既にアマゾンで注文受付が始まっているのでいちおうリンクを張っておきますが、発売日まで待ってから買うのがおすすめです。
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White Wolfの単発シナリオシリーズ Storytelling Adventure System の公式サイトが改装された。いつも重たい本家サイトに比べてずいぶん軽快でスタイリッシュだなと思ったら、ここだけ独立してWordPressベース。デザインも外注したようだ。
About SAS のタブをクリックすると、SASシリーズに関する簡単な説明が現れる。SASはシナリオのまとめ方に新しい工夫が凝らされているため、初めて見たSTは「これどうやって遊べばいいの?」と困惑するかもしれない。そんな人はこのページの最初の行にある"A Guide to the Storytelling Adventure System"という解説PDFをダウンロードだ。
SAS各シナリオは有料だが、無料サンプルページも用意されている。
Story Archive のタブをクリックすると、現在発売中および発売予定の作品リストが出てくる。
現在WoDコア用、V:tR用、W:tF用と3本発売されていて、次はM:tAwかと期待されたが、残念ながら『Blood Red + Ash Gray』『Frenzy Scenes』と立て続けにV:tR用が2本出る模様。とはいえ『BR+AG』は罪と人間性というV:tRの根本テーマに踏みこむ作品のようで、V:tRファンには見逃せまい。
WoD以外にもScionとExalted用シナリオがSASで発売確定しているようだが……Mageは? Prometheanは?
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DriveThruRPG の中の人とメールをやりとりしたついでに教えてもらったのだが、昨日発売されたPDF版『The Rage』『Magnum Opus』には、公開当初データに一部不具合があり、画像が変なところで切れていたそうだ。
修正版のPDFは日本時間10日午前8時にアップロード済みなので、それ以前にダウンロードした人は、再ダウンロードすれば見苦しくないPDFが届きます、とのこと。
10日20時現在、サイト上では告知されていないようなので。
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ついに。ついに。『Book of Spirits』の発売予定が決まりましたよッ。
Scion第2部は第1部の2ヶ月後には発売されてしまうようで。一冊一冊はそんなに大がかりなシステムではないのかな?
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DriveThruRPG.comにPDF版が入荷しています。
なお、上のリンクからサイトを表示させようとすると「証明書を発行するサーバの名前が違う」とブラウザが警告することがありますが、フィッシング詐欺でないことはわたくし、身をもって確認済みです。安心してクリックしてください。
「drivethrustuff.com/〜」にリンクを張ると強制的にRSSフィードに飛ばされてしまうため、もう一つのドメイン名であるdrivethrurpg.comにいったん飛んで転送してもらうリンクにしています。そのため、上記のようなエラーが出るようです。ずいぶん長いことあるバグですが、改善されないかなあ。
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W:tF待望のプレイヤーズガイド『The Rage』とP:tCサプリ第3弾『Magnum Opus』が発売された。DriveThruRPG.comへの入荷はまだの模様。
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WoD単発シナリオシリーズ SAS が3本セットで割引になるお徳用セットが発売された。
単体3本の合計価格より3ドル割引になって、1本あたり約800円。日本語の文庫本でも1000円を超えるものが珍しくないご時世に、これはなかなかお得ではなかろうか。内容も充実しているし、サプリメントなどの背景知識を必要としない、キャラクターの目標がわかりやすい、などちゃんと単発セッション向けに作り込まれている。
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先日発売された WoD単発シナリオシリーズ「Storytelling Adventure System (SAS)」には、STが読みやすく遊びやすいように、様々な新しい仕掛けがほどこされているようだ(→解説原文(ページ最後))。
SASの製品紹介ページや製品本体の表紙には、こんなマークが付いている。左から、プレイ時間、シナリオの傾向、難易度の目安を表している。
Scenes: 総シーン数=プレイ時間の目安
そのシナリオを構成するシーンの数。多いほど長編ということになる。第一弾のシナリオはどれも8〜9シーンで、サプリメントの付属シナリオと同程度。なお、プレイヤーの選択によっては出てこないシーンも含まれているので、実際のセッションではこれよりシーン数が少ない場合もある。
MPS dots:頭を使う度/アクション度/交渉重視度
キャラクターのMental(頭脳)、Physical(肉体)、Social(交渉力)がどの程度試されるかを、ストーリーテリングシステムおなじみの5ドット方式で表示する。ドットが高い分野は、それだけ大きな困難が用意されている、つまり重視されているということ。
| 0ドット | なんの問題もない |
| 1ドット | 能力を試されることがあるといえばある |
| 2ドット | 試されることはあるが、難しくはない |
| 3ドット | そこそこ歯ごたえがある |
| 4ドット | かなり厳しい試練がある |
| 5ドット | 限界に挑戦 |
XP LEVEL:経験点の目安
プレイヤー・キャラクターの想定経験値。ストーリーテリング・システムではキャラクターが成長のために消費した経験点が強さの目安となるため。強いキャラクターでシナリオを始めたいときは、初めから経験値をいくらか渡して成長させるのが普通。
| 0-34点 | 駆け出し |
| 35-74点 | 経験者 |
| 75-119点 | プロ |
| 120-179点 | ベテラン |
| 180点以上 | 伝説に残る |
巻末には、1シーンにつき1枚の「シーン・カード」が付属する。各シーンでSTが出すべき情報やイベント、PCが達成するべき目標、重要な判定や試練、PCが状況を打開するための手がかりなどがトランプ大のカードにまとめられている。
STがシナリオ全体の流れを把握し、情報の出し忘れや解決の行き詰まりを防げるほか、セッション中に「この状況は何と何で判定するんだったっけ……」とシナリオのプリントアウトをあちこちめくる手間も省けるというわけだ。
17インチモニタで実寸表示させても1ページが画面内におさまる。1ページ読むためにいちいちウィンドウをスクロールさせなくていい。オンラインでセッションする人や、マスタースクリーン代わりにノートパソコンを使っている人にはうれしい仕様だろう。
ちなみに、表紙はカラーとモノクロ2通り付いていて、カラー版の表紙は黒を基調、モノクロバージョンは白基調の配色になっている。インクジェットプリンタで真っ黒なページを印刷すると「あ、インクがもったいない……」と思ってしまう人は、2ページ目から印刷すればいい。
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SASの各シナリオが書かれた経緯について、著者が公式フォーラムで語ってくれている。若干のネタバレを含むので注意。
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【20:49追記】Pack Tactics に関する記述を修正しました。
2/7発売のW:tFサプリ The Rage: Players Guide to Forsaken では、パックの連係プレーを強化する Pack Merits がいくつか追加されるようだ。Totem Merit のように共同で経験値を出し合って取得するものと、パックメンバーが各自で取得するものの2種類ある。
» Pack Affinity
取得コストが安いのと高いのと2種類あり、高いほうでは同じMeritを取得した仲間に3語までのメッセージを声に出すことなく伝達できる。「おい」「ああ」で通じる間柄というわけだ。
このMeritをメンバー全員が持っているパックに、新しいPCが参加したところを想像すると楽しくなる。初めのうちは無言のコミュニケーションが理解できず、とまどう新参者。その後いくつかのセッションで稼いだ経験値でPack Affinity 3ドットを購入し、古株連中から「やっとうちに馴染んできたようだな」と言われるのだ。
» Synergy
パック仲間と連携して行動するのに慣れており、パック仲間とのチームワーク判定にボーナスが付く。ただし仲間以外の者とのチームワーク判定にはペナルティが付く。
» Pack Tactics
このMeritを待っていた。基本ルールに掲載されなかったのが不思議なぐらいだ。ワーウルフ:ジ・アポカリプスの「パック戦術」に相当するもので、パック仲間の連係攻撃により大きな効果を上げる。
システム上は、パックに所属するキャラクターが共同購入するFighting Style Merit扱いだが、決まった順番で取得する必要はない。そもそも決まった技リストというものがないらしい。ガイドラインを示すのでパックの事情に合わせて好きに作ってくれ、と書いてあるが、サンプルぐらいは載ってるといいなあ。
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アイスランドから出向してきた Peter さえも寒いとこぼす、極寒のアトランタからいつもの Will Hindmarch がレポート。
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WoD用の単発シナリオをDriveThruRPG.comから有料ダウンロードできる新サービス「Storytelling Adventure System」が始まった。
シナリオ1本単位から購入でき、価格も7〜8ドル(日本円で約850〜970円)と手軽。また、シナリオの長さ(全部で何シーンか)、志向(頭を使う、アクション主体、交渉重視)、キャラ作成時の使用経験値の目安などが表示され、シナリオの傾向が一目でわかるようになっている。PDF形式でのオンライン販売限定。
SASシリーズ第一弾として発売されたのは以下の3本。
ひっそりアフィリエイトになってます。ここ経由で買ってくださるとレビュー意欲が上昇するかもしれません。しないかも。
(2007/01/30 21:23 追記:リンク切れを修正しました。)
WoD製品で定価が1000円を切るものはめずらしいので、日本語版展開でもなんらかの形で取り入れられるといいですな。
早速落としてきたので、レビューは夜帰ってきてから。
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W:tFの近刊サプリメント『The War Against the Pure』の巻末広告には、Changelingの正式タイトルが掲載される。
題名が「Changeling's Zoot-Suit Hawaiian Adventure」になるという危機はWWスタッフの集団票によりさしあたって回避されたようだ。
【The White Wolf LiveJournal Community - Monday Meeting Got 71 Minutes of Sleep This Morning】
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とかく忘れられがちだが、ワーウルフの半分は狼である。W:tAの時代から「たいていのプレイヤーは、狼腹キャラを作っても人腹と変わらないロールプレイをする」という問題はしばしば指摘されてきた。W:tFでは戦士よりハンターという方向付けがなされ、より現実の狼に近づいた観がある。Death Rageで狂戦士化してさえ、瀕死になると自己保存本能が勝って逃走を図る、という新ルールが最も端的な例だろう。
あなたのウラサは、狼らしいところを見せていますか?
Northeast Region Forsakenの「How to be a Wolf」という記事では、狼の生態や社会生活、パックの構造などについて簡単にまとめてくれている。
(直リンは貼れないので、トップから Resources → Primers → How to be a Wolf とリンクをたどってください)
もちろん、リアルな狼に関する本なら軽い読み物から本格的な研究書まで書店でいくらでも買えるわけだが、「TRPGにあまり狼のリアルを持ちこむと、かえって滑稽な場合もある」という意見もあり(人間形態でなわばりにマーキングして回ろうとするウラサの牡を想像してみるといい)、考えるきっかけとしてはこの程度の情報量で充分な気がする。
当然ながら、ワーウルフの半分は狼ではないので、この記事にはウラサの実態にそぐわない情報も混じっている。半分狼であるということが、ワーウルフに(特にルール上)どういう影響を及ぼすかについて、もっとよく知りたいと思う人にはサプリメント『Blood Of The Wolf』をお勧めする。「半ば狼、半ば人の変身種族」という設定だけでめいいっぱいW:tFを楽しむ方法を教えてくれる本だ。ワーウルフはチョコレートに弱かった、なんて意外な事実もわかる。
【Northeast Region Forsaken > Resources > Primers > How to be a Wolf】
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WW公式ファンクラブ Camarilla の公式コンベンションに行って、『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』のLARPセッションに参加すると、プレイヤー全員が色とりどりのビーズを紐に通したものをじゃらじゃらぶら下げている光景にでくわすのだそうだ。
これはPCの位階と名声が他のプレイヤーから一目で分かるように考案された仕掛けで、ビーズの色が名声/Renownの種類と対応している。不慣れなプレイヤーでも、ビーズの数が多い紐を見たら「ああ、このキャラクターは自分より格が上なんだな」と察しが付くし、慣れたプレイヤーなら「ランク2、いや3ぐらいかな。武勇のビーズが多いから、アーローンか、少なくとも武闘派だな」というところまで読み取ることができる。
LARPセッションでは何人ものプレイヤーが会場内を歩き回ることになるので、こういう仕組みも必要になるわけだが、ビーズを使うことでW:tA独特のネイティブアメリカンっぽさも演出できて一石二鳥だ。
これを『Werewolf: The Forsaken』のRenownシステムに合わせたルールが、Northeast Region Forsaken で紹介されている。
» Beads in the nWoD - Northeast Region Forsaken
簡単にまとめておくと、W:tFにおけるRenownは、精霊の反応や他のワーウルフの態度に関係してくる。自分のtribeやauspiceにおける推奨Renownが高いと、同じtribeのワーウルフに対する交渉判定が有利になる。W:tAにおけるRankというようなものはないが、Renown全種類の合計値によって、精霊としての名誉位階が決まり、これによって精霊の交渉態度が違ってくる。
さて、ビーズ紐を使った名声表示システムでは、紐のいちばん上のビーズがauspiceを表す。
2番目のビーズはtribeに対応する。
3番目のビーズは、精霊としての名誉位階を表す。W:tF p.272 の表とRenown合計を照らし合わせて、ランクの数だけ金色のビーズを通す。
4番目以降がRenownのビーズだ。Renown 1ドットをビーズ1個で表し、Renownの種類はビーズの色で表す。
たとえばCunnning 3、Wisdom 2、Honor 1のキャラクターの場合、黄か褐色のビーズが3個、緑が2個、紫が1個、となる。
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WoD2.0の話をしていて、ときどき気になるのが、過去の製品の発売日だ。White Wolfのオンラインカタログには、近刊の発売日は載っても既刊の発売日は残らないし、アマゾンの書誌データは著者が明らかに人間でなかったり、ありえない本が発売されていたり
して、確かなのはISBNのみというお粗末さ。別に発売日など思い出せなくたって実害はないが、すっきりしないのはいやだ。
しかし世の中にはまめな人がいる。そう、先日紹介したWoD特殊能力総索引の作者、Angelus Michaels 氏だ。
2004年8月のWoDコアルールから今年8月のPromethean: The Created までの、全WoD製品の発売年月日をきっちりリストアップしてくれています。しかもPDF形式で。
なんでもないようでいて、調べようと思うと意外に大変な事柄なので、WoDの書評など書くご予定の方はぜひブックマークを。
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#wod-jp には、WoDの英語版サプリを買ったんだけど結局積ん読にしている、という人がけっこういて、
「今年からみんなで毎日ちょっとずつ手持ちの英語本読もう」
という提案が出ています。
せっかくなので面白くやろうと思って、掲示板作りました。
英語本を読んだ日は、ここに「今日は○ページ読んだ」と投稿する。それだけです。
最初に「newTopic」をクリックして自分専用のトピックを作り、それに返信する形で投稿していくとわかりやすいでしょう。
登録しなくても記事は見られますが、初めて投稿するときはユーザー登録が必要です。
ユーザー登録すると、投稿数がカウントされます。
今日は○ページ読んだ、と投稿を続けていくと、記事のユーザー名の下に表示される称号がだんだん偉くなっていきます。現在は、おおむね2ヶ月、毎日投稿を続けると最高レベルに達する設定です。
この称号システム、投稿の内容には頓着しませんので、他の用件で骰子回転劇場・板に投稿した人についてはカウントが不正確になります。気になる人は、読書日記専用のユーザー名を新しく登録してください。
英語の本が積ん読になりがちだというところから始まった企画ですが、日本語の本でもいっこうかまいません。せっかくヴァンパイア:ザ・レクイエム日本語版も出たことですし。
【2007/01/02追記】現在時刻の表示がおかしい場合、「プロフィール」をクリックして設定画面を開き、タイムゾーンの設定を「GMT+9 hours」にしてください。ちなみに、その上の「掲示板のスタイル」では、掲示板の表示形式を色々変えることができます。現在4種類用意しています。他の人の表示には影響しませんので、お好みのスキンをお使いください。
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断じてブラウザを開くべきではなかった。
コーヒーを飲み終わったら大掃除にとりかかるつもりで、その間「情報収集」と称して Shadownessence の W:tF フォーラムを巡回していたら、面白そうなファンサイトをいくつか発掘した。最近は公式の動向を追いかけるのに精一杯であまり目を向けていなかったが、論考やプレイ報告、ハウスルール、便利なチャート集など、内容の充実したサイトが増えている。
いくつかのリンク集を経て行きあたったのが Tales of the Healing Scars だ。仲間内で行った W:tF のセッション記録をブログ形式で綴っているのだが、これがめっぽう面白い。
物語はロンドンで始まる。ハイドパークを根城にしていたパックが全滅して、その後に越してきたのがPCたちのパック「Healing Scars」。新しいトーテム Rids-the-Pain との契約も済ませて、なわばり宣言をしないとなあと思っている矢先、ハイドパークで若い娘を狙った連続レイプ殺人が。犯人を追うPCたちの前に、なぜか警察の刑事が立ちふさがる。実は犯人は刑事の息子であり、二人はワーウルフの血を引くWolf-Bloodedだった。中でも彼らは、女性を暴力的に犯すことでしか子孫を残せない特殊な血統だったのだ。追いつめられ、〈最初の変身〉を迎えて暴れ狂う犯人。刑事は息子を救うため、自分の命を犠牲にしてPCたちの車を爆破する。PCたちも2人が瀕死、1人が重傷を負うピンチに陥り、パック・トーテム Rids-the-Pain が実体化して参戦するが、狂乱した犯人の猛攻に耐えきれず倒れる。さらに犯人は空から超自然の炎を召喚し、PCたちを焼き尽くそうとする……だがそのとき、Rids-the-Painが最後の力を振り絞って奇跡を起こす。
瀕死で倒れていたところを近隣のパックに救われ、傷の手当てを受けて目覚めるPCたち。だがそれは「外科的治療を受けてはいけない」というパック・トーテムのBanを破るものだった。さらにRids-the-Painは力尽きたところで謎の精霊たちに拉致されたという。今度は自分たちがトーテム精霊を救う番だ! PCたちはRidsの行方を捜しに旅立つ……
これがざっと第1〜第2セッションの梗概。ただ大きな謎を追って駆け回るだけでなく、PCそれぞれが抱えた謎や過去に立ち向かっていくエピソードも絡めた成長物語にもなっている。こんなセッションをやれるんなら Werewolf: The Forsaken は面白いシステムなんだろうな、自分も遊んでみたい、と思わせるすばらしい読み物だ。
日本で主流のト書き形式のリプレイではなく、PCの行動や結果をSTがまとめるレポート形式だが、このST、話の面白いところを巧妙に押さえた要約を書く。8セッションを数える長大なクロニクルなのに、部外者が読んでも容易にストーリーについてゆくことができる。
そういうわけで、容易に8セッション分のレポートを読破してしまった私の机には午後10時現在もなお、書類が山をなしているのだった。
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Werewolf と新Changeling のディベロッパー、Ethan Skempが、1時間以上にわたって熱く語ってくれます。Forsaken だけでなくワーウルフ:ジ・アポカリプスについてもディベロッパーの肉声を聞ける、貴重なポッドキャストなのですが、音質が非常に悪く、肝心の Ethan の声が聞き取りづらいのが難点です(ネイティブも「聞きづらい」と言ってるので私の耳が悪いせいだけじゃないと思う)。
しかし期待の新作 Changeling について語っている部分はテープ起こししてくれた人がいます。フォーラム記事はナマモノですので、続きを読むをクリックした後に転載しておきます。
誰か Werewolf パートも頑張ってテキストに落としてくれないかしらん。
Transcript of the part concerning the new Changeling game.... Ethan's voice was kinda hard to hear so I did the best that I could. --------------------------------------GS: Ethan, what do you wanna do with changeling, where are you going with it?
Ethan: I want to make a really, really cool game.
GS: Ok
Ethan: It’s funny because we when made our pitches for what we wanted to do for the year 2007 someone observed ‘this is the year that everyone pitched changeling’. Because obviously on the internet you have may have noticed that before Justin left he was consistently pitching changeling every once in a while. He wanted to and I guess Bill and Will pitched them as well and so did I. For two reasons, one is that I did like the old changeling. I did write for it, I did freelance writing for just about every game line, except Demon back in the old world of darkness…
意外にも 新Changeling はジャスティン御大が強力に推していたらしい。
Ethan: And the other part is that well I’ve been kind of saturated with the whole myths and legends of Fae and changeling just because I’ve been interested in myth and fantasy and such horribly easy ? ever since my mother let me read the chronicles of Narnia she had lying around. It put be on the track to other such things, and to some extent just the idea of doing changeling, in the new world of darkness that fit the overall look we’re going for. Just taking a look at the cover of the World of Darkness core book and saying ‘alright’ how does this images of darkened streets and shadowy silhouettes translate into something like that? How can you do that and make a game about the Fae… and instantly the ideas started coming.GS: Yeah, the first thing that kinda comes to mind is almost the odd look of that pressed Faerie book, I don’t know if you guys have ever seen it but is bizarre illustrations of, you know a young girl would see faeries out and she would slap the book together to catch them, I dunno if you guys have seen em but it’s like every page is this new smooshed kinda weird faerie.
Ethan: Yeah that’s maybe a little more over the top of a farce than we want to go.
GS: so can you tell us about the mood? I know you can't really go into specifics...
Ethan: Yeah I can’t talk about content until the time has been deemed right and the stars are in alignment.
残念ながら内容に関する突っ込んだ質問はのらりくらりとかわされています。
GS: So what is the mood? What is it going to feel like?Ethan: well the thing is about changeling is that I felt that a game that deals with the Fae, it’s going to be a horror game to some extent. They all are, even if they aren’t games of such-and-such horror any more, um but it also requires a sense of beauty and the original stories about changelings, about having your children stolen away to Faerie. And the people dealing with the Fae often have this sort of sense of loss and terrible luck for just having been mixed up with them in the first place, but you also have seen some incredible and beautiful things.
新生Changeling は、WoDらしくある程度はホラー路線を継承するが、それだけでなく「美しさ」のあるゲームをめざしているようです。取り替え子伝説もオリジナルに近い形で活かされる模様。
Ethan: I guess one of the classic tales that I remember that made an impression on me as a kid was this woman whose taken to the bottom of a lake by this kind of draconic looking faerie sort of thing called the Drac and it wanted her to act as a nurse-maid to her child and every day she has to rub some ointment on its eyes, and at some point she rubs her own eyes while she’s got oil on them and now she can see all things faerie. So she does a good job, and eventually she’s returned to the mortal realm and the child’s all grown up, but then some day when she’s walking in the market she notices this strange and incredibly beautiful person and she realizes she can see her and she says ‘can you see me?’, ‘yes I can’ and she covers up each of her eyes in turn and asking ‘can you see me now?’. When she realizes which eye is seeing her, she puts it out.And that one, it kind of says it… well I won’t say it says it all cause you can’t build an entire gameline of it, but it’s that idea that mixing with the Fae is going to give you the opportunity to see things no-one else will see, but it may come at a price. I will also say, that this story is not really about Faeries per se, but might as well be is Ray Bradbury’s “Something Wicked This Way Comes” and that’s another example, which I actually point to because it’s modern. It’s very much the fae myth of ? and strange and ancient and weird creatures that want something from us that we thing we can probably give up the terms of something that is actually more precious to us than we wanted to. Their interactions with the carnival in this town is very much like the Fae and the old deal with the devil stories, which overlap a lot. The Fae might as well be the devil in some of those cases.
But it’s modern, it’s very much a 20th century story, it’s very much an American story, and it’s the sort of thing that makes me point to it and say… ‘this is why I wanna do changeling’ because I want these medieval myths… I want them as modern stories, this kind of interaction. You can put them all together and make this really great game.—— Transcript by Luxifer, Shadownessence より転載
妖精伝説を題材にとるとはいえ、非常に20世紀的な、アメリカ的な舞台設定になるようです。Ethan の考える「現代の妖精物語」とはいったいどんなものなのか、興味がふくらみます。
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WoDサプリメントで次々と追加されるDisciplineやGiftは確かに魅力的だが、問題はサプリメントのほとんどには索引がないという点だ。もっと問題なのは、プレイヤーのキャラシートに書いてある見覚えのない能力が、いったいどのサプリメントに載っているかさえ思い出せない、という事態が発生しうることだ。
だが世の中にはまめな人がいる。現在までに発売されたほとんどのルールブック&サプリメントから特殊能力の総索引を作ってしまった人が。夏に発売されたばかりのプロメシアンまでカバーしているのには恐れ入る。
以下にリンクを載せるが、これらのページは全てAngelus Michaels氏の The Kittens of Darkness に属するものなので、内容はくれぐれも敬意をもって扱ってほしい。
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「みんな俺を置いてけぼりにしてランチに行きやがって。ああサンドイッチ上等さ」とやさぐれ気味のWill Hindmarchによる月曜恒例の進捗レポート。社内で席替えがあったり週末パーティーをやったりWWスタッフは相変わらず忙しい。
【WoD Core】
『World of Darkness: Urban Legends』は原稿が書き上がってレイアウト作業へ。次の『World of Darkness: Reliquary』ではフリーランスから新規にディベロッパーを起用することになりそう。合併で EVE Online 関連の仕事が増えた影響か、WWは現在人手不足らしい(そういえばトレカ部門でインターンの新規募集をしていた)。もはやいつ出るのかまったくわからない『Book of Spirits』は、ともかく、原稿が書き上がってはいるようだ。
【Changeling】
プレイテスト段階。テストプレイヤーには WW公式サイトのWeb担当者 Conrad Hubbard が加わっているのだが、彼は伝説的なルール破りプレイヤーだそうだ。「鶏の骨を与えられた餓えたオセロットのようにシステムを噛み砕く」というプレイの様子を実地に見てみたいものである。
【Werewolf: The Forsaken】
新作のタイトルについて、ディベロッパー、アートディレクター、レイアウト担当の間で大激論が交わされているようだ。公表すれば「大ウケする人もいれば憤慨する人もいるだろう」とのこと。
【Mage: The Awakening】
『Free Council』の制作が進行中。Will がディベロップ担当で、執筆陣は Jess Hartley, Steve Kenson, David Chart。メインディベロッパーのBill Bridgesは『Magical Tradition』の草稿を進めているところ。EVE TRPGも掛け持つことになったとはいえ、Mageラインは止まらないようで、ファンには一安心。
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11月29日に発売された『The Pure』『Strange Alchemies』のPDF版が DriveThruRPG.com に入荷した。
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「小僧、我々はおまえが生まれ素性ゆえに憎いのではない。狼と人との間に生まれ、最初の変身を迎えるや、かの淫乱な月めに銀で烙印を捺されるのは我々もまた同じ。おまえが始父殺しの血筋のせがれだからといって、憎むわけにはゆかぬ。同じ生まれの者は我々の部族にいくらもいるのだから。
だがおまえは真理を聞かされて、それを拒んだ。精霊たちの怒りを知りながら、謹んで詫びもせぬ。隷属のあかしたる銀の烙印を、炎で焼き取るどころか、誇らかに身に帯びている。
ものの道理を知らない子供であれば、それも憎みはしない。だがおまえは大人になり、道理を知り、それでもなお、従おうとせぬ。それゆえに——焼き滅ぼされるのだ」—— ファイア=タッチド族〈狩人の声〉
Werewolf: The Forsaken サプリメント『The Pure』が発売された。「Forsaken より萌える」と(局地的に)評判な Pure 3部族が、ついにフルサポートされる。
表紙も大判画像で正式公開。腹筋の割れたマッチョな兄ちゃんからダンディな髭親父まで、テストステロンみなぎる勢揃いである。
内容は9月18日の日記に紹介済みなので、関心のある向きはどうぞ。
相変わらず在庫表記のあてにならないAmazon.com は、いちおうステータスは発売扱いで、昨日注文入れたら今日出荷になりました。co.jpのほうは、まだ予約扱い。DriveThruRPG.comは、29日現在、未入荷の模様。
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いやはや、おそるべし、Prince Nightchilds Elysium。
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【White Wolf LiveJournal, 2006/11/13】
【White Wolf LiveJournal, 2006/11/21】
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V:tRディベロッパー Will Hindmarch が公式ブログで明かしたところによれば、WoDの新たな製品展開として、PDFでのシナリオ販売が数ヶ月のうちに始まるようだ。
現在、名称がわかっているのは
の3本だが、「a new line of PDF adventures」と言っているので他ゲーム用のシナリオも期待できそうだ。無料配布のPDFシナリオもかなり質が高かったので、実物を見るのが楽しみ。
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ちょっと間が開いたのでここ2、3回のLiveJournal更新をまとめてお届け。英語サイトをたまにしかチェックしない人に。
【Vampire】
【Werewolf】
【Mage】
【Promethean】
【Changeling】
【Scion】
【WoD Core】
【その他】
【White Wolf LiveJournal, 2006/10/23】
【White Wold LiveJournal, 2006/09/25】
【White Wold LiveJournal, 2006/10/10 2:07】
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来年1/31発売予定のW:tFサプリだが、新WoDでプレイヤーズ・ガイドと銘打ったサプリメントは初めて。新WoD転換直後、ディベロッパーの誰かが「今はまだ旧WoDのプレイヤーズガイドのような総括的な本を出す時期ではない」と言っていた気がするが、ようやくその時期が来たということか。220ぺージとかなり分厚いハードカバーで、内容量も期待できそうだ。
- 5部族とゴースト・ウルフの詳細な考察——その歴史・文化から武器まで。
- キャラクター作りに豊かな選択肢を広げる追加Merit・Gift、Harmonyやパック戦術の詳細解説
- Forsakenをより大きなスケールでプレイするための情報——パック間同盟、世界各国のForsakenの文化や関心事など。
W:tFのパック戦術はどうもぱっとしないので追加解説は気になるところ。パック間外交の話も面白そう。
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『Lodges: The Splintered』が予定通り20日に発売された模様。
9月21日午前7時現在の、各通販サイトの状況
Amazon.co.jpに注文したら配送予定日は11/23〜24と言われる。運が良ければ予定日前に届くが、最近入荷が遅れがちなので(時々イエサブに入荷する方が早かったりもするらしい)、急ぐならDriveThruかAmazon.comが堅実。
ところでAmazon.comにアクセスすると「日本でお買い物しましょう」とでかいバナーが表示されるのはソフトな人種ハラスメントでしょうか。
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1月のWoD製品発売予定がリリーススケジュールに追加された。1ヶ月に4冊も出るのは嬉しいが、財布には辛い……
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Pure tribesはW:tFの主要な敵役で、どのサプリメントにも必ずサンプルデータが掲載されるにも関わらず、全容を体系的に解説する本はいまだに出ていない。そういうわけでワーウルフファン待望のサプリメント『The Pure』が、11月29日にようやく発売される。
- Pure諸部族の社会を徹底解説。神話や歴史から現代における教化と洗脳の手口まで。
- Pure3部族(Fire-Touched、Ivory Claws、Predator Kings)についてはそれぞれ専用の章を設けた。
- Pure派ワーウルフにこそふさわしいGiftリスト、儀式、霊宝、トーテム等の追加データ
- Pure諸部族が支配する土地のサンプル設定。新たなクロニクルの出発点として、また現在進行中のクロニクルに挿入する形でも利用可能
次のW:tFサプリメントは『War with the Pure』というクロニクルシナリオ集だという噂もあるので、まずはこれで予習しておかないと……
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『Lodges: The Splintered』の発売まであと1週間少々となり、公式サイトにはさらに詳細なプレビューが追加された。追加データだけでなく、世界各国、ときには本来狼が生息しない土地で、ワーウルフがどのように種族文化を維持したり適応させたりしているのか、という問題を論じているようで、日本を舞台のクロニクルを考えているSTには参考になりそうだ。
実際、収録ロッジのリストを見ると日本固有のロッジも2つばかりある。原文のほうには「よそでもこれこれこういう感じのロッジとして流用できますよ」という紹介も含まれているので関心のあるむきは原文もどうぞ。
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といってもAmazon.co.jpの新しいアソシエイト・ツール「インスタントストア」を使って近刊へのリンクをぺたぺた張っただけですが。
要はリストマニアのお薦めリストをミニAmazon風に並べただけという感じで、おすすめ本が9冊までしか選べないのが残念ですが、前々から Vampire Tomes 風のアソシエイト本屋ページを作りたいと思っていたのでちょうどよかった。30分で作ったのでコメントとか配色とかいい加減ですが。
当分は、WoD2.0で最近出た新刊と、そろそろ出そうな近刊2、3冊を載せていくつもりです。Amazonに書名が間違って登録されているせいでWoD本を買いたくても目指すページになかなかたどりつけない人の一助となれば幸いです。
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来週水曜に発売される『Lodges: The Splintered』の表紙が公開された。
これだけのためにジャケ買いしたくなるカッコ良さ。
ワーウルフが両手に持っているナイフの形からして、イラストレーターは『Hunting Ground: The Rockies』を手がけたWilliam O'Connorだろうか。
W:tFのロッジ本はこれで2冊目になるが、今回のテーマは「世界のワーウルフ」らしく、ポーランドから日本、果ては南極に至るまで世界各国の土地柄に結びついたロッジが22個追加される。
その1つ「Lodge of 66」が昨日公開されたWhite Wolf Quarterlyで読めるので興味のある向きはそちらもどうぞ。
個人的には、日本のロッジがどういう名前になっているかという点に学術的好奇心を抱いている。いや、なに、『Circle of the Crone』では天照大神を崇めるfactionの伝説的カリスマの名前が Ketsuekihime(血液姫)だったもんだから……
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» White Wolf Quarterly (September - November 2006) ダウンロード(直リン)
読者投稿特集ということでちょっと遅めの発行になり、新作情報はWebで公開済みのものが多いがいくつかプレビュー記事がある。
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最近はWoD製品のクレジットにその名を見かけないほうが珍しいフリーライター、Matt McFarland が、自サイトに久々のエッセイを追加。まったくのWtF初心者向けに書かれた紹介記事になっている。
彼は以前V:tR初心者向けに「How to Run Vampire: The Requiem」というエッセイも書いていて、そちらは回転劇場への翻訳転載許可ももらっているのだが、いまだに手を付けられていない。
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GenConで新作情報が出たようだ。
(伝聞情報です。デマ、誤解を含んでいる可能性があります。ご注意ください)
Scion について、IRCでは「それって『戻ってきたAbberrant』では?」との指摘があった。そもそもExalted自体、Trinityの流れを汲むシステムなんだよな。
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フリーランスライターJess Hartley 女史がインタビューでWoDの新作を語っている。
1時間ほどの長さだが前振りが異様に長く、本題にはいるのは開始後15分ぐらいから。インタビュアー(?)2人がギャアギャアやかましいうえに、肝心のジェスの談話は音質が悪くて通勤電車の中ではいまいち聞き取れなかったが、Promethean: The Created と WoD: Skinchangers に関する話題のようだ。
少なくとも Fera はフェラと読むので間違いないらしいということはわかった。
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White Wolf社では8月のGenConに向けて準備しつつ、諸々の新しいプロジェクトを同時進行させている模様。早くも2008年の製作スケジュールを作っているというから大変だ。「ここんとこ、毎日会議しかやってない気がする」とはWill Hindmarchの嘆き。
『Promethian: The Created』は順調に刷り上がって8月10日のリリースは動かないようだ。巻末には来年発売予定の第5シリーズの広告が載るというから見逃せない。
もうひとつ気になるのは、Pauline Bennyが『Vampire: Dark Influences』というゲームで使用するカードの製作を密かに進めているらしいこと。Will 曰く「V:tESではないヴァンパイアのゲーム」なんだそうで、詳細はまだまだ秘密らしい。
今回明らかになった他製品の制作状況は以下の通り。
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Will Hindmarch から久しぶりの近況報告である。
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W:tFルールブックの記述と正反対をこれから書こうと思う。
p.180「Morality — Harmony」を読んで、特に違和感を感じることもなく納得できた人なら、この先を読むのはむしろ有害かもしれない。
When the First Change comes, a werewolf suddenly begins see the world through different eyes. (中略)Human laws and morals no longer seem quite appropriate.
最初の変身を経験したワーウルフの目には、世の中がふいにこれまでと全く違った目で見えてくる。人間の法律や道徳が正しいとはまるで思えなくなってしまうのだ。—— Werewolf: The Forsaken, p.180
ワーウルフには生来、人間と異質の倫理観が備わっている、と基本ルールは言う。システム上は、人間の道徳意識の高さを示す特性値Moralityを、種族固有のHarmonyに置き換えることで表現される。
だが、ほんとうに人間としてのモラルは消えてなくなるのか? ワーウルフはほんとうに、人の心を失った化け物なのだろうか?
私は、それは違う、と思う。
MoralityとHarmonyは、高いほどいわゆる正や善に近い存在になり、低いとNPC化する危険がある点で共通している。先に道徳意識という言葉を使ったが、「道徳上の善悪正邪を自覚的に知り、正や善を志向する心(大辞林)」という定義からすると、Morality/Harmonyは「道徳意識」と呼んで差し支えないようにも思える。
だが、次の事実をどう考えればいいのか。
ワーウルフには大別してForsaken、Pure tribes、Bale Houndsがおり、どれもMoralityの代わりにHarmonyを使い、罪の基準も共通だ。しかしPure tribesはForsaken撲滅=ワーウルフ殺しを正義と唱え、Bale Houndsは好んで裏切りや同族相姦をそそのかす。どちらもHarmonyの基準からいえば罪にあたる。
つまり、ワーウルフが志向する正義や善はHarmonyが示す「罪の階梯」としばしば乖離する、という事実がある。また、各種儀式の成功判定にHarmonyを使うという点も腑に落ちない。
従って、Harmonyは必ずしもウラサ版のMoralityと言えない、と考えられる。おもうに、主観的な道徳意識の高さというより、Forsaken社会から見てどれぐらい逸脱した存在かという客観的な基準と考えたほうがしっくりくるのではないか。
個人がそれぞれの倫理観念に基づいて行動した結果が、Harmonyの上下として現れる。何を正義として信じようが、良心がとがめようがとがめまいが、同族を殺せばそれはHarmonyに触れる罪なのだ。Harmonyの低下は、その結果Forsaken社会の基準に照らして自分がいかにはた迷惑な、見下げ果てた存在になったかという反映であって、罪悪感の麻痺や正気度ではない。
畢竟、何を信じ、何を正義や善として振る舞うかは、キャラクター次第なのだ。それを決めるのが、ワーウルフになったときキャラシートから消滅したMoralityではないだろうか。消えたのではなく、ルールで縛る必要のないファクターとして。
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W:tF のワーウルフは、パックを組み、テリトリー(縄張り)を持っているのが一般的だ。なぜテリトリーを欲しがるのか、どうやって獲得するのか、維持にはどんな苦労があるか、については基本ルールブック p.45〜53に詳しい。しかしこれらの事柄は、基本ルールではゲームシステム上なんら影響を及ぼさなかった。本書はテリトリーの獲得・維持・向上を、ロールプレイの課題としてだけでなく、ゲームとしても楽しめるようにする拡張ルールブックである。ディベロッパー曰く「シムシティというか、シムテリトリー」。
自己啓発セミナーマニアの恋人に付き合って林間キャンプにやってきたヒロイン。先住民の通過儀礼の真似事(しかも一切危険がないよう骨抜きにされたイベント)ぐらいで、人生観が変わるはずもないだろうに……と冷めた目で他の参加者を見つめていたが、その晩起きた事件によって彼女自身の人生が変えられてしまう……
深い森、そこを無知な人間から守ろうとするワーウルフ、〈最初の変身〉……W:tA を思わせる道具立てながら、ワーウルフ側の行動原理がいかにも W:tF らしい。精霊たちの描写も参考になる。
本書の目玉、テリトリーの拡張ルール。テリトリー内で特に PC の利害に深く関わるものを「element」と呼ばれる専用 Merit 群で表現する。これは Totem Merit などと同様、一つのパックに属する PC 同士が Merit 割振点や経験値を出し合って購入できる。element にはそれぞれ利益や不利益があり、プレイヤーが相談して好みの element を取得したり、不都合な element を排除するロールプレイをしたりしていくにつれ、PC たちの努力でテリトリーが住みよく、目的に適ったものに変わっていく様がゲーム的に実感できる仕組み。各 element を追加・削除するには実際のセッションで何をする必要があるか、どんなストーリーフックに使えるかという点も明記され、TRPG と乖離した単なる数値いじりゲームになってしまうのを防いでいる。
エレメントはさらに以下の2つに分類される。
「いくら種類が沢山あっても、Merit ポイントや経験値を何十点もつぎこむわけには……」と思うかもしれないが心配無用。テリトリー内にあるすべての建造物や自然物を Merit として取得する必要はない。システム導入にあたっては、ストーリーテラーがある程度テリトリーの基本設定を作ってからプレイヤーの好みも多少取り入れる ST 主導方式と、プレイヤーにもテリトリー設定で頭を絞ってもらう代わり Merit コストを課さない ST/PL 協調方式の2種類が用意されている。
Element システム以外にも、テリトリー内で有利に活動できる Merit ・ Gift ・ Rite が追加され、テリトリーを持つありがたみが倍増した。
テリトリーを焦点にしたクロニクルを行うストーリーテラー向けの手引き。ゲーム開始までに最低限どれぐらい設定を作っておけばいいか、テリトリーのどういうところがシナリオネタに使えるか、豊富な具体例をまじえて解説されている。特に p.64-65「Territorial Mindset」は、プレイヤーに「ウラサ的思考」をしてほしいと考える ST 必見の Tips。章末には、テリトリーのパトロール中に遭遇する事件を集めたランダム・エンカウンター表、具体的なストーリーフック、いつもとちょっと目先の変わる戦闘場所のアイデア集がある。スポーツジムで敵をプールに叩き込んだり、魚市場でマグロを振り回して戦ったり(?)、映画館の暗闇で大暴れしたり……想像するだに楽しそうだ。
テリトリーのサンプル設定集。5種類のテリトリーが収録されている。
うち1と5は、地理歴史から NPC まで詳細なデータが完備し、そのままでも使える。2〜4はより汎用的で、ST の好みに合わせてカスタマイズの余地を残した設定。
各設定はおおむね
という構成になっている。細部の書式はまちまちで、設定がカバーする範囲も差があるが、とにかく第1章の拡張ルールを使ってみたい人から、どうせクロニクルをやるならすべて自分の手で設定しないと気が済まないこだわり派まで、幅広いニーズに対応可能だ。
第1章で、新 WoD で存在しない Skill を用いた判定が指示されているという指摘がある(→詳細)。公式エラッタを待たなくとも、ST がちょっと想像力を働かせれば十分に対応できる内容だが、少なくとも Bureaucracy とか Finance という技能を探してルールブックを繰る必要はない、ということを付言しておく。
本書は次のような人にお勧めできる。
本書の売りはなんといってもテリトリーの拡張ルール。ST が「W:tF のワーウルフはそもそも……」などと説教せずとも、ルールを知れば「ああ、このゲームってテリトリーを守るのが大事なんだな、影界の影響も考えないと大変なことになるんだな」とプレイヤーが理詰めで納得できる。「ウラサらしい行動って何をしたらいいの?」と深く考え込んでしまう ST やプレイヤーにとって、ルールの有利不利を考えて行動すれば自然と「ウラサらしい行動」になるこのシステムは一つの朗報だろう。
もちろん、ルールの穴を突いて非現実的なボーナスを叩き出すマンチキンプレイヤーの温床になる可能性は否めないし、この手のロールプレイをルールや数値に頼るべきではない、という考え方もあろう。しかし W:tF は発売されてまだ年数の浅いゲームであり、旧 WoD と比べて「何をどれぐらい、どうやったらいいのか」というノウハウの蓄積があまりない。そういう意味で本書は貴重なガイドラインといえる。
たとえ街の狭い一角であっても、自分と大切な仲間の居場所を自力で勝ち取り、脅威から守り、よりよい方向に変えていける——それが W:tF の醍醐味だと私は思う。PC たちのそうした努力の結果が、Merit という目に見える形で反映されるこのシステムは、W:tF の楽しみを倍増させてくれるだろう。
ただ、同じテリトリー、同じパックで何シナリオも繰り返し遊ぶことで生きてくるシステムなので、単発セッションで無理に導入することはないとも思う。その場合でも、第2章以降のシナリオフックやサンプル設定集、ランダムエンカウンターなどはネタとしての利用価値十分で、いつものプレイに変化をつけるのに最適だ(そもそも、いちばん分量が多いのは第3章だし)。
ストック・ナンバー:WW30304
定価:$26.99 US
ISBN:1-58846-333-8
ページ数:128
ディベロッパー:Ethan Skemp
執筆者:Chris Campbell, James Kiley, Matthew McFarland, Peter Schaefer
発売年月日:2006年4月17日
ページ数:146
通販リンク:
White Wolf Online Catalog
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DriveThruRPG.com(PDF 版)
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W:tFサプリメント『Territories』で、新WoDシステムに存在しない技能名がルール内に登場するという問題点が公式フォーラムで指摘されている。
ファンが挙げた例では、
p. 29: ...difficult rolls in Politics, Bureaucracy, and Finance... (building a strip mall)
p. 30: ...good Finance and Bureaucracy rolls (building an apartment building)
Bureaucracy、Financeは旧WoDシリーズの『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』で使われる技能名(Financeは日本語版(英語版Revised)では〈財務〉。Bureaucracyは英語版Revisedで廃止された、官僚機構に関する知識技能)。新WoDシステムにはいずれも存在しない。指摘者によれば、他にも多数のページで同様の表記混乱が見つかったとのこと。
該当部分の執筆を担当したMatt McFarlandは22日、早急に誤りをチェックして修正案を投稿するとのコメントをフォーラムに出した。とりあえず「Bureaucracy rolls」については、Intelligence + Academics(場合によってはStreetwise)で置き換えれば大丈夫じゃないか、とのこと。
いずれにしろ「Territories -- oWoD?」スレッドはしばらく要チェックだ。
Mattは旧WoDでも多数の本を執筆しているため、つい反射的に慣れた名称が出てしまったのかもしれない。もっとも、この手の間違いは表面化こそしていないが他の新WoDサプリメントにも……
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nacky 卿の日記で Upcoming Release が更新されたことを知る。実は昨年から、『Skinchangers』なる本が W:tF サプリメントとして制作進行中という情報は出ていたのだが、ここで紹介するタイミングを逸していた。
W:tF ディベロッパー Ethan Skemp がフォーラム上で認めたところによれば、『Skinchangers』は Uratha 以外の変身能力者を扱うサプリメントになる。
といっても、Uratha のように独自文化を持つ種族という扱いではなく、現実の民間伝承に出てくるような、より土俗的な香りの漂う連中が、まったく新たな形で提示される。中でも「Skinners and Thieves」と題された一章には多くの紙数を割いて豊富な実例を織りまぜたという。題名から察するに、スコットランド伝承でアザラシの毛皮を脱ぐと人間になる妖精セルキーなどといった、毛皮をまとうことで動物に変身する超常存在を扱うのではないか。
PC として使用可能なものが何種類あるかは不明だが、少なくとも一種類は Uratha や Awakened と同じ超常種族テンプレートをもつとのこと。カスタマイズルールが収録され、Uratha とは別に新しい人狼族を自作することも可能だ。
「史劇1回ぐらいではとても遊びきれないぐらい充実した内容にする。これを買った人が『ああ、だから Ethan は新しい変身能力者をこういう形で出したかったのか』と感嘆するような本にしたい」と Ethan の鼻息は荒い。W:tA ファンから「W:tF でも バステトやモコレみたいなのを出してほしい」と言われても頑として断り続けたこだわりの理由が伺える本になりそうだ。
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4/17発売の各製品が DriveThruRPG.com に入荷した。
昨夜『Territories』を落としてきた。ワーウルフのテリトリーに関する色々を解説すると同時に、テリトリーを所有する恩恵をシステム化する試みがなされている。なわばり持ちになるメリット・デメリットが数値で把握できると手ごたえがあって良いし、テリトリーにどういう干渉をするかで諸方面に影響が出る仕組みもシムシティ風でなかなか面白い。
『Tome』は今朝出がけに落としたので、帰宅してからのおたのしみ。
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Carthians : 5/29 → 5/1
Secrets of the Ruined Temple : 6/26 → 5/15
Mythologies : 7/3 → 6/12
Shadows of the United Kingdom : 6/5 → 7/3
『Shadows of UK』だけが延期。相変わらず W:tF は不遇をかこっている。
【White Wolf Upcoming Products, 2006/4/10】
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WW公式サイトで24日公開された「White Wolf Spring and Summer 2006 Highlights」というPDFパンフレットによれば、WoD第4シリーズの正式タイトルが決定したようだ。
Promethean: The Created
これまでにもファンの間で「VampireやMage扱いで副題は付く」「いや期間限定展開ということはOrpheusと同じで副題は付かない」などと不毛な憶測論争が繰り広げられていたが、やはり付いたようだ。
「White Wolf Spring and Summer 2006 Highlights」では、春夏の新製品と今後のリリーススケジュールを紹介するほか、発売済みの新WoD製品をシリーズごとに整理したリストがあり、あるシリーズに現在どのようなサプリメントやグッズが出ており、何が近刊なのか、一目で確認できるようになっている。
V:tRでは最後のコヴナントブック『Circle of the Crone』が9月、W:tFではワーウルフ以外の変身能力者を扱う『Skinchangers』が8月、M:tAwではExarchの全貌を明かす『Reign of Exarchs』が8月の発売予定であることが新たに確認された。
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GamingReport.com は、今夏発売のWoD製品の4つの内容と予価が判明したと報じた。うち2つは発売済み製品の割引セットとWoD汎用ダイスなので詳しくは記事原文を御覧いただくとして、残る2製品は昨年から噂だけは流れていた『Mythologies』と『13th Precinct』だ。
Vampire the Requiem: Mythologies
ヴァンパイアの起源とは? 彼らが恐れる伝説の怪物とは? ヴァンパイアの血にまつわる様々な言い伝えとは? V:tRのプレイヤーとストーリーテラーに捧ぐ、血族の伝承と都市伝説の集大成。血も凍る新たな敵、味方、力ある品々、魔法の儀式等々を収録。どんなキャンペーンにも即戦力に。
起源神話のバリエーションを提供する点ではW:tFの『Blasphemies』と似ているようだが、超常種族の都市伝説や怪談とはどういうものなのか興味津々。
World of Darkness: Tales of the 13th Precinct
ワールド・オブ・ダークネスに超常種族が投げかける影を、誰もが見過ごすわけではない。ヴァンパイアの殺戮、ワーウルフの暴走、メイジの魔法事故、その他の怪奇現象が起きれば、誰かが警察に通報する。では、この世の常識を超えた存在に、法の番人はどう対処するのか? 捜査から起訴まで幅広く解説する、WoD汎用設定資料集。一つの警察署をまるごと、どのシリーズのゲームでも使える汎用設定として収録、あわせてアメリカの司法制度に関する予備知識も得られる。
WoDコアサプリは毎回意表を突いたクレイジー設定を出してくれるので、今から楽しみでならない。警察といえばWoDには欠かせない場所だし、アメリカの司法制度について説明が載るというのも実用度が高そう。
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V:tR ディベロッパー Will Hindmarch から久々の近況報告である。
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かねてより噂されていた、超能力や民間呪術を扱う追加ルール集『World of Darkness Second Sight』のプレオーダーがWW公式サイトで始まった。
超常能力をもつのは、夜を徘徊する諸種族のみにかぎらない。孤独な超能力者、狂った妖術師、終末論者のカルト信者たちもまたワールド・オブ・ダークネスの住人なのだ。本書では彼らのもつ独自の能力を探る。—— White Wolf Online Catalog
というキャッチコピーで、内容はいわゆるサイキック能力や非アトランティス系魔法、また信仰の力で世界法則をねじ曲げる儀式といった、WoD三大シリーズの系列に属さない特殊能力のオプションルール+設定資料集となるようだ。
「信仰の奇跡を演出したい」とか「モータルキャラにも超能力を持たせたい」とかいう需要がある人には、注目作ではないだろうか。もっとも、内容紹介から推測するに、モータルが超常能力を使えるようになるのではなく、Spirit-ClaimedやGhoulのようなそこそこの強さの超常テンプレが増えるのかもしれない。個人的にはどうも、旧WoDの俗魔法/Hedge Magicや真の信仰/True Faithらへんの困った記憶が思い出されてあまり食指が動かないのだが、しかしSTとして需要の多い追加ルールにはちがいない。
160ページ、26.99ドル。5/1発売予定。
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いずれも4/17発売とされている。3月はExalted第2版でいっぱいいっぱいらしくWoD製品の予定は入っていないが、2月末リリースの『Guardians of the Veil』『Requiem Chronicler's Guide』がずれこむ可能性はありそうだ。
個人的に注目は『Territories』。『Blood of the Wolf』同様、ワーウルフの日常生活に関する情報が載るのではないかと期待している。またイーサン曰く
Part of me wants to call it SimTerritory, out of whimsy.
いっそ『シムテリトリー』って呼びたい気持ちはあるんだよな。いやマジで。—— White Wolf Forums, Dec 05, 2005 9:44 pm
だそうで、サンプル設定を組み合わせてオリジナルテリトリーをカスタマイズできる、おなじみ「ツールキット」方式になるのかもしれない。
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ホワイトウルフ公式サイトのウェブ通販で、1/16発売の『Legacies: The Sublime』を15日までにプレオーダーすると『Mage: The Awakening Screen』と『Mage: The Awakening Character Sheet Pad』が無料で付いてくる、というキャンペーンが始まった。
また1/30発売のW:tFサプリメント『Blasphemies』についても、29日までにプレオーダーすると『Werewolf: The Forsaken Screen』と『Werewolf: The Forsaken Character Sheet Pad』がおまけに付く。
どちらも公式サイトの通販ページから予約した場合のみの特典なので、念のため。
STスクリーンとキャラシートパッドは総額およそ25ドルだから、お得といえばお得なのだが、日本から買うと送料が高いのが悩みどころ。
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W:tFでは、キャラクター作成時に Harmony を最大2点まで経験点と交換できる。
s2さんがW:tFセッションの反省として、Harmony を下げて初期経験点を稼ぐことにためらいを感じないプレイヤーがいることを嘆いておられたが、多少罪深くっても強いキャラクターが欲しい気持ちはわからないでもない。
だが、Harmonyを下げることは本当にキャラクター強化につながるのだろうか?
ルール面から考えてみよう。
Harmony低下による主なデメリットは3つある。
1. は少なくとも、精霊との交渉役を期待される Elodoth にはデメリットだろう。説得や折衝の判定はペナルティがついたり対抗判定になったりするから、往々にして±1の差がものをいう。同じダイス1個振るのでも、ダイスプールが1個でも残っているのと Chance Die に賭けるのとでは成功率が違う。
精霊に干渉するRiteを修得するつもりなら、2. はかなりの足かせになる。Rite は通常 Harmony 判定だが、特に精霊を対象とするものは対象の Resistance との対抗判定が多い。基本ルールおよび『Predators』をみると、Rank 1の最も弱い精霊でも Resistance は 平均3〜4 ある。Harmony を5まで下げたワーウルフが Call Gaffling で召喚を試みたとすると、毎ターン成功数を蓄積できるかどうかはほぼダイス運次第、という情けない事態になってしまうのだ。ちょっと格上の精霊ともなると除霊だっておぼつかない。他のriteも大半は、成功さえすればいいというものではなく、成功数の多さが問題になる。
Merit ポイントが足りないといって安易に Harmony を下げると、せっかく選んだ auspice として活躍できなくなる恐れがあるわけだ。これではキャラを強化するために犠牲にしたはずの Harmony が無駄になってしまう。
一概に Harmony を下げるのが損とはいえないが、経験点と交換する前に、自分がそのキャラでどう活躍したいのか、よくよく考えてみたほうがよさそうだ。
なお、ウラサのロールプレイの一環として Harmony を下げることにためらいを感じてしかるべき、という議論もあろうかと思うが、それはまた別の機会に。
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Ethan Skemp が公式フォーラムで語ったところによれば、06年6月発売予定の『Heart of Darkness: UK』はイギリスでW:tFを遊ぶための設定資料集になるという。執筆陣にはイギリスのリバプール在住、ロンドンっ子、ウェールズ出身者を迎えているので「アメリカ人がまたよく知りもしない国のことを適当に書いて……」とは言わせないぞ、と自信のほどを見せている。なお Quarterly 冬号のタイトルは仮題で、正確には『Shadows of the UK』になるのだそうだ。
イギリスでは Forsaken の人口がPureより多いが、なおかつイギリスで最有力の超常種族というわけではない、とのこと。
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DriveThruRPG.com が、「ほぼ全品20%オフ」のクリスマスセールを始めた。 Checkout時にクーポンコード「happyholidays」を入力すると請求額が2割引になる。
「ほぼ」というのは ProFantasy、Talisman、0One、12-Midnight Products 製品がセール除外品だから。週明け12/12には待望のPendragon 5th Editionや新WoD都市設定集『World of Darkness: Chicago』も出ることだし、年末年始は海外に本を発注するのも不安だし、いっそPDFで買ってしまう、という手もあり?
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WWQ最新号のPDF版が公式サイトにアップされた。来年1〜3月発売の新製品情報が掲載されている。表紙は1/16発売の『Bloodlines: The Legendary』。胴体が2つある男やら眉毛の代わりにボディピアスした男やら、改めてアップで見るといかがわしさ倍増だ。
これはどうやら『Legendary』で追加される異形の枝族、The Carnival を描いたものらしい。その抜粋紹介がp.8-9にあるのだが、コンセプトからして「鰐女、人間骸骨、頭が2つある男……」と昔の見せ物小屋に出てきそうな連中がぞろりと並んでいるし、専用 Discipline の名前は The Show だし、看板に偽りなしである。V:tR にビザールや怪奇といったキーワードを持ちこみたいSTには一見の価値がありそう。
V:tR関連では『Requiem Chronicler's Guide』の紹介記事も。題名どおりST向けに、V:tRらしさを出しつつも新しい切り口で史劇を展開する方法を紹介するガイドブックだそうだ。「ほとんど雑誌スタイル」の構成で、一つ一つの記事が読み切りで短く、拾い読みしやすい造りになる。たとえば……
といった記事が載る予定とか。
W:tF向けには1月末発売の『Blasphemies』の概要紹介。Forsakenに伝わる異端神話、精霊やRiddenやHostのカルト、奇怪なロッジなど、PCの敵役向けの追加設定を扱うソースブックになるほか、Father Wolf伝説とはまったく異なる起源神話を自作できるシステムが提供されるようだ。Bale Hounds を専門的に扱う初のサプリメントであることも目玉の一つ。
もっともディベロッパーはこの本のテーマは「邪悪」ではない、と繰り返し強調している。
Blasphemies is something of a toolkit for Fucking With Players’ Heads. …… its main theme is how belief can be twisted into something particularly strange and threatening.
『Blasphemies』はいわば、プレイヤーの頭をファックするためのツールキットだ。(中略)信条や思想がいかにして常軌を逸した危険きわまりない代物へと変質していくか、を主題としている。—— Ethan Skemp, White Wolf Quarterly 2005 Winter
ワーウルフはルール的に見ても肉弾戦が得意な生き物なので、敵役もついつい殺人鬼やら怪物やら「わかりやすい」悪役に偏りがちだが、本書は「もっとエレガントで大人らしい、悪を悪ゆえに歓ぶのではなく、微かに堕落の甘い香りを漂わせる」敵役を提供することを目標にしているようだ。
M:tAw関連では、初のOrder本となる『Guardians of the Veil』がとりあげられている。魔法の悪用や誤用を防ぐために、欺瞞と罠の網を巡らせて常人から魔法の存在を隠し続ける彼らは、同時に非メイジ種族からの欺瞞や罠に目を光らせる存在もである。役割に誠実であろうとするほど他人には不実な態度をとらざるをえず、同じメイジからも猜疑の目を向けられる……紹介記事の短い描写を読んだだけでも、なかなか複雑な立場らしいことが伝わってくる。
WoD関連製品の発売予定で公式サイトに未公開のものは次の通り。
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【White Wolf Online, 2005/11/29】

汎用都市設定資料集『World of Darkness: Chicago』のIntroductionの章が、12/12の発売にさきがけて公式サイトで公開された。本書のテーマとムード、各章の概要、参考資料リストなどを読むことができる。
本書は新WoD初のクロスオーバー・サプリメントだ。大きくMortal, Vampire, Werewolf, Mageの4部構成で、各種族がそれぞれのゲームの枠を越えて互いに関わりあい、各ゲーム専用の都市設定資料集とはひと味違った面白さを追求する。各部は独立した専用サプリメント並みの分量で、クロスオーバーを行わないゲームにも充分使えそう。
プレビューを見たかぎりでは、まずMortalの部で全パートに共通する設定と人間の視点から見たシカゴが紹介される造りのようだ。続くVampire/ Werewolf/ Mage の部はそれぞれ3章に分かれ、第1章はその種族から見たシカゴの概観、第2章はシカゴ在住のNPCたち、第3章はシカゴを舞台にしたシナリオとなる。
この第3章はそれぞれ単独の非クロスオーバーシナリオとしても遊べるが、3つ合わせるとシカゴ全体を揺るがす壮大なクロニクルができあがる、という凝った仕掛けになっている。しかも、どのパートのシナリオも、どの種族のPCでもプレイ可能という凄さ(もちろん他種族パートのシナリオは難易度が高くなるが)。新WoDの付属シナリオはどれも完成度が高いが、今度のものにも期待できそうだ。
総ページ数は424ページ、新WoD史上最も大規模なサプリメントになる(Justin Achilli曰く「非常に充実した……前代未聞のスケールの……えー、クソ分厚い本」)。表紙にはV:tM初版をスタイリッシュなイラストで飾った Timothy Bradstreet が復活。ディベロッパーたちも何ヶ月も前から「クロスオーバーならではの面白さを追求している」とフォーラムで意気込みを語っている。
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長い間名前だけが噂されていた『World of Darkness: Armory』がついに、来年1月30日発売と発表され、公式サイトでプレオーダー受付が始まった。
詳細は不明だが、WoDコア、V:tR、W:tF、M:tAwすべてで使える汎用サプリメントになるようだ。
また、同じ日にはW:tFサプリメント『Blasphemies』も発売される。今年春のディベロッパー・チャットで Ethan Skemp が語ったところによれば、
このあいだ『Blasphemies』という本の契約を済ませたところだ。題名から敵キャラデータ集みたいなのを想像するかもしれないが、そうじゃない——そういう風に使うこともできるが、掲載されるツールは性質を異にするものだ。前々から温めている非常に型破りなアイデアがいくつかあってね。ぱっと見はたいしたことないように見えるんだ、少なくともゲームをはじめて最初の1〜2年ぐらいは。そこがミソでね。—— Ethan Skemp, Werewolf Developer Chat (2005/4/13) にて
その後の噂によれば、Father Wolf伝説とは異なる起源神話の数々(および起源神話を自作する人へのアドバイス)、異色な追加ロッジ、Hostや精霊やRiddenを中心に発生したカルトの章、Bale Houndsに関する追加情報、といったものが収録され、W:tFで信仰や宗教といったものを扱うためのガイドブックになるらしい。
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……ってことなので、WoD本の買い物用リンクをお互いに貼りっこしませんか?
.com経由で買うことが多いので、.comのアフィリエイト・アカウント持ってる方が望ましいのですが……jpでも可なのです。
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『Werewolf: The Forsaken』の公式エラッタはまだ公開されていないのだが、フォーラム上ではすでにルールの重大な欠陥が指摘され、何度も「エラッタはまだか」と催促スレッドが立っている。
Ethan Skemp ディベロッパーはこれに応えて、先週暫定的なエラッタを公開した。
I am not 100% happy with the errata yet, so consider this an advance version of "errata-in-progress," and feel free to point out if I've missed stuff. Sorry for the delays; it has been... interesting times with my schedule of late.
(W:tF の)エラッタはまだ満足な状態とは言えないんだが、とりあえず載せておくよ。これはあくまで「書きかけ」なんで、抜けてるものがあったら遠慮なく指摘してくれ。公開が遅れていて申し訳ない、最近スケジュールに……まあ色々あってね。—— posted by ESkemp (Ethan Skemp), Nov. 05, 2005
以下に実質上の変更点をまとめてみた。細かいことは良いのでてっとりばやくバグ修正版のルールが欲しいという向きは、原文の指示どおりにパラグラフ単位で差し替えると楽だろう。
p. 130, Primal Form Gift
Success の項、最終パラグラフに以下の文章を追加。
The mental state of Primal Form is not considered the Rage of Gauru form, and cannot be affected by powers that affect Rage such as the Rage Gift list.
Primal Form の精神状態は Gauru 形態における Rage とは別物であり、Rage Gift リストにあるような Rage に干渉する能力に影響されない。
p. 116, Death Grip Gift、第2パラグラフ
(誤)…the character gains an additional six dice to rolls for overpowering maneuvers to bite the target are doubled.
(正)…the character may spend an Essence point to activate this Gift. The character gains an additional six dice to Strength + Brawl rolls made to overpower the opponent. If the werewolf chooses to inflict damage, the damage is lethal rather than bashing.
(誤)The roll made for his next effort to break free or perform an overpowering maneuver of his own suffers a penalty equal to the last successes rolled for the werewolf. So, the victim in the previous example suffers a –3 penalty to break free or perform maneuvers of his own.
(正)The roll made for his next effort to break free or perform an overpowering maneuver of his own suffers a -2 penalty.
p. 116, 最終パラグラフ
(誤)Cost: 1 Essence per bite attack
(正)Cost: 1 Essence per grapple
p. 117, 第1パラグラフ
(誤)Dice Pool: Strength + Brawl + Glory
(正)Dice Pool: No roll is required.
p. 117, Roll Results
判定不要に変更されたため、判定結果はすべて削除。
p. 173, UrshulとUrhanの説明
UrshulおよびUrhan形態はbite(噛みつき)攻撃に+2修正がある。
p. 188, Totem Creation(囲み記事)
トーテム精霊のWillpowerおよびInitiativeの算出方法は、Appendix掲載の通常の精霊ルールに準じる。従って、最終パラグラフも以下のように訂正。
(誤)Record Willpower (Resistance x 2)…
(正)Record Willpower (Power + Resistance)…
(誤)…Initiative (Finesse x 2)…
(正)…Initiative (Finesse + Resistance)…
p. 196, 最終パラグラフの末尾
(誤)...they are less concerned with a werewolf’s innate morality than the Cahalunim are.
(正)…they are less concerned with a werewolf's innate morality than the Ralunim are.
p. 202, 第4パラグラフ、3番目の文(Lodge of Seasons)
(誤)When the year is over, the Uratha is sent into the soirit wilds…
(正)When the year is over, the Uratha is sent into the spirit wilds…
p. 205, The Blessing of Vigor fetish
(誤)Upon activation, a Cub’s Vigor fetish grants a +2 modifier…
(正)Upon activation, a Blessing of Vigor grants a +2 modifier…
p. 234, 右段、第2パラグラフ
(誤)…and it’s set its sights on the pack’s engum next if the werewolves don’t stop it.
(正)…Sand it’s set its sights on the pack’s totem next if the werewolves don’t stop it.
p 278, 右段、第4パラグラフ
段落先頭の「Balm」を削除。
(誤)Balm, Call the Breeze, Call Water…
(正)Call the Breeze, Call Water…
p. 290, 右段、第2パラグラフ
(誤)When he and his packmates returned to the Rockies,
he arranged a moot at the…
(正)When he and his packmates returned to the Rockies, he arranged a gathering at the…
p. 308, 第3パラグラフ
Shadow of Smoke and Fire パックのAuspice名が誤って『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』のものになっている。
(誤)…the other members of the pack include Chilling Murmur of Laughter (Ragabash), Furious Spark of Inferno (Ahroun) and Profound Weight of Seasons (Theurge).
(正)…the other members of the pack include Chilling Murmur of Laughter (Irraka), Furious Spark of Inferno (Rahu) and Profound Weight of Seasons (Ithaeur).
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【White Wolf Online - Upcoming Products】
発売日が9/19に繰りあげられた喜びもつかの間、『Blood of the Wolf』はふたたび10/3リリースに戻っている。
12月予定といわれていた『World of Darkness: Chicago』は、11/28発売に決まったようだ。公式サイトでのプレオーダー受付が始まっている。
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【White Wolf Online, 2005/9/6】
White Wolf直販でM:tAwを買った人には紙版がおまけでついてきていたが、ようやくPDF版の公開がはじまった。
内容については先日の紙版レビューを参照されたい。
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Amazon.comにちょっと奮発して5〜8日で到着する便で頼んだはずなのに2週間以上かかるとかぬかされたので(それじゃ一番安い便と変わらないじゃないか)、1週間目の今朝耐えかねてPDF版を買ったらその日の晩に届く。
この本は表紙もすごいが内容もすごいことになっている。マモンとかベルフェゴールとかベリアルとかアスモデウスとかいう名前の精霊が登場するほか、メシアや天使までいたりする。何のゲームだこれは。
と書くとゲテ物サプリと思われそうだが全体的には至極実用的な内容だ。追加Gift/riteやfetishは比較的低ドットでPCにもすぐ手が届くものが多く、効果もなかなか魅力的だ。fetish製作ルールはパワーバランスをとりやすい仕掛けがほどこされている。locusやTotemの話にもかなりのページを割いて突っ込んである。
未レビューの本がだいぶ溜まっているので、とりあえず第一印象まで。
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【White Wolf Online Catalog - Upcoming Products】
いろいろラジカルに変わってます。とりあえずダイスとかボードゲームとかは抜きで、書籍まわりのみ抜粋。新刊の内容についてはQuarterlyに紹介があります。
『Boston Unveiled』がやや遅れて、10/3予定だった『Blood of the Wolf』が前倒しになった模様。W:tF製品が早く出るのはうれしいが……
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M:tAwの箱の底に緩衝材よろしく詰めこまれていたのがQuarterly最新号。残念ながら緩衝材としては役立っていないようだが(M:tAwは角が傷んでいた)、新刊情報は満載だ。
他に、公式ホームページのリリーススケジュールに載っていない近刊としては
がある。
非WoD系ではExalted第2版が来年2月発売ということで見開き広告を打っているほか、Pendragon第5版が目立たないながら着々と12月発売に向けて制作が進んでいるようで、Greg Stafordが書いたサンプルシナリオが載っている。
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おおむね毛ボウボウかグロゲロであるWerewolfシリーズにしては珍しくエロチック(?)な表紙であります。プレイヤーズガイド的な位置づけということで10/3の発売が楽しみですよ。
家人にわざわざ海外から洋物のエロ本とりよせてると思われたらどうしよう。
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【White Wolf Upcoming Products】
『Blood of the Wolf』はW:tFサプリメント。今回はワーウルフそのものに焦点を据え、ワーウルフの生理学、wolf-bloodedに関する詳細な情報、追加ルールやオプションデータなどが登場して「上級プレイヤーズガイド」的な本になるらしい。これまでRockies、PredatorsといずれもST向けの本が多かっただけに楽しみだ。
『Boston Unveiled』は、Mage: The Awakening初のサプリメントにして都市設定資料集。V:tRの『City of the Damned: New Orleans』やW:tFの『Hunting Ground: The Rockies』に相当する。プレイヤー向けの追加データなども入るようだ。だが気になるのは
Ties into the series of Mage novels.
という一文。あれ? M:tAwは小説展開はしないんじゃなかったっけ?
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【White Wolf Online - Upcoming Products】
W:tFサプリメント第2弾『Lore of the Forsaken』が公式サイトのリリーススケジュールに追加された。Gift、Rite、Auspice、Totem、Locus など、Shadow Realm のなかでもとくにワーウルフの活動に直接関わる題材をとりあげる本だ。
同日発売のV:tRサプリメント『VII』も見逃せない。ヴァンパイアにしてヴァンパイア・キラー、血族を目の敵にする謎のcovenant「VII」の正体を明らかにする一冊だ。昨年からずっと噂だけは先行しており、3通りの正体が出てきてそのどれを使ってもいい、という話。VIIの構成員をプレイヤー・キャラクターとして使うためのシステムも掲載されるらしい。……しかし、わざわざ別システムを作るということは、Kindredですらない可能性もあるってことかい。
8月29日といえば『Mage: The Awakening』発売の2週間後、財布に厳しい時期ではある。
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この精霊に取り憑かれると「とにかく平凡な人間でいなければならない」という強迫観念にかられ日々新聞テレビで世間の話題をチェックしたりそこそこにしか仕事しなかったりと努力するのだが逆にその努力が目立つばかりで、とうとうClaimedになってウラザに狩られるんだけど「俺は普通の人間なんだーーーーーッ」とか叫びながら触手でろでろ吐いて攻撃して「触手吐く人間がいるか!」とか鉤爪リーサルダメージのツッコミが入るのであった。
……というのを意味もなくおもいつく。
最後がツッコミで終わるあたりが私のルーツを示している。
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Werewolf: The Forsaken の敵役クリーチャーのうち、特に精霊界の住人をとりあげた拡張サプリメント。Spirit(精霊)、Spirit-Ridden(精霊に憑依された生物)、Host(古代妖怪の分身)に加え、そのいずれでもない太古の怪物 ancient horrors が新登場。Spirit-Ridden/Host の作成ルールが追加される他、精霊界の住人を絡めたストーリーテリングについて、ST への指針を掲載する。
乱暴にいえば「W:tF モンスターマニュアル・精霊界編」とでもいうところか。
自傷行為を繰り返す少女とその養父母である Uratha を襲う悲劇。Spirit-Ridden と Azlu が登場し、いよいよW:tFの本領発揮という感がある。精霊に思考まで侵蝕され、養父母を「守護者の牡・牝」としか認識できなくなった少女の最期は悲壮というよりほかない。モダンホラー風の救いのない幕開けである。
珍しく長い序文がめだつ。本書には敵役として使えるサンプルキャラクターが多数登場するが、それを PC の経験値を上げるためだけにそのへんをうろうろして狩られるのを待っているヤラレ役のように扱ってほしくはない、というのだ。実際、うかうかしていると逆にPCをとって喰いかねない曲者ぞろいではある。本書が Predators(捕食獣)と題されているのは、こいつらはワーウルフを狩る者でもあるんだぞ、という含みかもしれない。
ワーウルフを狩るといえば Pure tribes だが、本書では割愛されたようだ。一冊丸ごと Pure 専用のサプリメントを作るからそれまで待ってくれ、とのこと。それだけではあんまりだと思ったのかどうか、基本ルールの範囲内でうまく Forsaken との差異を演出するTipsが p.10 What About The Pure?に紹介されている。
前半は精霊の概説とストーリーテリングの指針。精霊が何を考え、何を欲し、なぜ喰らい合うのか。なにかと敵対する彼らに Uratha が協力を求めるのはどんな時か。またその場合にどのように交渉すればよいか、を解説する。
総じて基本ルール p.265〜273 Spirits を追補する内容になっており、精霊の記憶や死生観にまつわる話が興味深い。精霊との交渉における具体的テクニックを解説する p.16〜18 Meeting with the Spirits は、かけひきをロールプレイで演出したいプレイヤーなら必見だ。いっぽうストーリーテラー要チェックなのは p.21 Manifestation。物質界にいる精霊の可視/不可視の扱いが若干変更されている。
後半は60種以上におよぶ精霊データ集。犬猫や四大元素といったお馴染みの顔ぶれも多いが、コンビニの精霊、無気力の精霊、データの精霊など、他ゲームではちょっと見かけないような類が大半を占める。さらには異質な精霊の融合から生まれるハイブリッド精霊というのもいて(例:車の精霊+苦痛の精霊=歩行者轢き殺しの精霊)、バラエティには事欠かない。
能力値は全体に Initiative や Defense 値が高く、力押しで倒すのは難しい。一対一でもかろうじて殴り殺せそうなのは Rank 1 どまり、中には Defense 12 なんて化物もいるから、ban を探り出すなり交渉に持ちこむなり頭を使わないと苦戦必至だ。
「掲載データと同じ種類の精霊だからといって能力値や ban をこの通りにしなくてもいい、むしろ変えろ」と随所で強調される。せっかく基本ルールブックに精霊の自作ルールがあるので、それを活用してほしい、という意図だろう。
精霊がSpirit-Urged/Claimed/Thiefとなる動機、憑代の選択基準、憑依後の変化などの解説。それぞれの憑依形態で「何ができるのか」「元に戻す方法」「憑代が死んだらどうなるか」については、p.78, 80, 83に明快なサマリがある。基本ルールで不明瞭なところが多かっただけにありがたい。
また Chapter One に出てくる精霊が取り憑いた場合に憑代がどのような異変を示すか、という例が p.101〜 Spirit Parasites に豊富に挙がっている。
参考資料にキングやクーンツの小説を挙げているだけあって、サンプルキャラクターもそのままモダンホラー小説に登場しそうなものばかりだ(火の精霊に憑かれた Firestarter だっている)。それらを使ったシナリオも1本付属する。
目玉は Spirit-Ridden キャラクターの作成ルールだ。Urged/Thief はモータル扱いだが、精霊が憑代と融合した Claimed は超常種族とみなされテンプレートを適用する。精霊の侵蝕度を示す Synthesis という専用特性値をもち、そこから算出した作成ポイントを支払って専用Aspectを購入することで腕を増やしたり毒を吐いてみたり、と能力をカスタマイズできる。侵蝕が進めば Synthesis が上がって Aspect を増やしたり強化したりできるが、そのぶん人間を装うのは難しくなる仕組み。
Host 各種族の起源や性質、寄生した人間に及ぼす影響、退治の方法、など。基本ルールの説明より格段に具体的な情報が増え、不気味さ百倍である。知られざる Host として蝗の Srizaku、鴉の Halaku、蛇の Razilu が追加された。
蜘蛛の Azlu、鼠の Bashilu にはキャラクター作成ルールがついた。精霊に似た能力値振り分け制だが、共食いによって進化成長する性質を、各個体に evolution point を持たせることで表現している。最も下等な個体だと1点しか持っていないが、共食いすると相手のevolution pointを吸収できる。これを支払ってAspectを購入することで上位形態に進化したり、特殊能力を得たりするシステムだ。
Aspectは種族ごとに独立したリストになっているので、適当にとっても「それらしい」格好がつく。プロローグに登場したAzluと同じ能力を再現できるAspectもちゃんと用意されているあたりは心憎い。
ラヴクラフトの引用で始まることがすべてを象徴している。はるかな昔、Father Wolfによって精霊界の奥地に追放された、精霊でもHostでもない文字通りのバケモノどもだ。
6体のhorrorが登場するが、正体について Option A・B と2種類の説明を用意していて、どちらを採用してもいいというのがおもしろい。能力値のほうは、純粋に数値だけ比較すると高ランクの精霊のほうが強いかな、とも思うが、盛り沢山のインチキな特殊能力はそれを補ってありあまる。まあ、V:tMで能力値に「勝てません」と書かれていたという伝説の長老よりは数値があるだけマシだろう。
WoD 製品のイラストは本文の内容に無関係なことが多いのだが、本書にかぎっては掲載の精霊や怪物をきちんとビジュアル化してくれているのがうれしい。Lune や Machingan Spirit に挿絵がついているのには正直感動してしまった。しかし最も強烈なのは p. 96の Living Succubus だと思う。夢に出てきたら泣くぞ。
本書はSamuel Araya など繊細で不気味な画風のイラストレーターで揃えたらしく、グロテスクが苦手な人にはつらいかもしれない。『Antagonists』や『Ghost Stories』のビジュアルが好き、という人には受けそうだ。
ちなみに表紙で意味ありげに立っているコウモリ男は内容と無関係です。
W:tF における主要な敵役はやはり精霊、Host、Ridden であり、基本ルールで不明瞭だったところ、イメージのわきにくいところを本書はみごとに補完してくれる。基本ルールですでに述べたことをくどくど再録したりはしていないので、まさに正しい意味での「サプリメント」である。迷わず「買い」と断言しよう。
ストーリーテラーにとって即戦力となるのはもちろんだが、プレイヤーも自分のPCが影界で相手にするのがどんな連中か知っておいて損はないだろう。へたに論述セクションを読むよりは、p.23〜 A Spirit Bestiary掲載のサンプルをたくさん見たほうがかえって雰囲気を把握しやすいかもしれない。
Host や Ridden の作成ルールは PC としての使用に立派に耐えうる造りになっていて、正直言うと NPC を作るのにここまで必要ないのではと思うほどだ。詳しい解説を読むほどにPCとして使ってみたい誘惑にかられる御仁もいるだろうが、Introduction で執筆陣が警告しているように、そういった使い方をするならST各自で調整が必要になるだろう。
とはいえ、「数値は適当に作ればいいと言われたって、どれぐらいが適当なのかわからないもんなあ」と日頃頭を悩ませているSTにとって、本書の作成ルールは時間こそかかるが変化に富んだNPCをあまりバランス面で迷わずに作れる、という点でありがたい存在になると思われる。
ストック・ナンバー:WW30300
定価:$29.99
ISBN:1-58846-326-5
ページ数:192
ディベロッパー:Ethan Skemp
執筆者:Aaron Dembski-Bowden, Jess Hartley, Forrest B. Marchinton, Deena McKinney, Ethan Skemp
発売年月日:2005年6月27日
通販リンク:
White Wolf Online Catalog
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DriveThruRPG.com(PDF版)
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White Wolf公式フォーラムはMage: The Awakeningのデモセッションの話題で持ちきりだが、比較対象として昨年12月に行われたWerewolf: The Forsakenデモセッションがひきあいに出されている。これがまた意表を突く内容だったらしいのだ。
ご存じのように、WoDで超常種族PCをロールプレイする場合、最初のセッションを「序章(Prelude)」と称して、各PCがいかにしてそのような存在になったかを回顧することが推奨されている。ふつうはPCごとに事情が異なるものだから、STとPLの1対1セッションで解決することが多いが、W:tFデモセッションが行われたのはGenCon SoCalのコンベ会場、そんな余裕は物理的にも時間的にもない。ルールブックさえまだできてない。そんな状態でWhite WolfはどのようにUrathaを初登場させたか。
The players were all mortals who got trapped in the Shadow of a haunted school, along with one NPC who underwent the First Change and ended up killing all the PCs.
PCは全員人間で、廃校の影界側に閉じこめられるのだが、一緒にいた1人のNPCが〈最初の変身〉を起こして、PCをみんな殺してしまった。—— posted by Stephenls to White Wolf Forums, on Jul 02, 2005 4:11 pm
デモセッションは三日連続で行われたのだが、その翌日のセッションで初めてワーウルフ・キャラクターを渡されたというのだ。
たしかに「虐殺シナリオだ!」という批判はあって、そういいたい気持ちもわかるが、狂乱したワーウルフがいかに恐ろしい生き物かということを我と我が身でたしかめる意味では、これも立派な方法といえるのではないだろうか。
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【White Wolf LiveJournal, 2005/6/30】
オリジンズでMage: The Awakening初デモプレイが行われるさなか、WW本社でお留守番のWill Hindmarchからの近況報告である。というわけで、今回もやっぱりVampireメイン。
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W:tFのサプリメント第2弾。PCの敵役となる諸種族をとりあげる。『Hunting Ground: The Rockies』に出てくる敵もいい出来だっただけに、楽しみだ。
アマゾンは8月発売で登録されてしまっているので、早期の発送は期待薄。カードを使いたくないとか急がない人向け。最も確実なのはDriveThruRPG.comでPDF版を買うことだろう。
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White Wolf Onlineのリリーススケジュールが更新され、『Werewolf: The Forsaken Storyteller Screen』の発売予定が9月12日から8月29日に繰り上がっている。
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【White Wolf Online, 2005/6/15】
紙版は米国ではすでにCamarilla向けに配布されていたが、ようやくPDF版が公式サイトにアップされた。残念ながら目玉記事だったはずのM:tAプレビューは、紙版公開後ほとんどの内容が各種フォーラムに流出してしまって目新しい情報がないが、V:tRの話題はけっこう多い。W:tF情報は1ページだけ。ペンドラゴンの話もちょっとだけ。
公開からだいぶ時間が経っているので情報が古くなっている可能性はあるが、Webのリリーススケジュールに載っていない製品の発売予定をいちおうメモ。
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【White Wolf LiveJournal, 2005/6/13】
シカゴで『World of Darkness: Chicago』用の資料本を30kgも買ってきてひいこら言っているJustinからの恒例近況報告がアップされている。
『Ordo Dracul』は見本刷が上がってきているようだ。正式発売は7月だが「オリジンズに持っていく」というから、カマリリャ会員向けに先行発売もあるのかも。まあ日本人にはあまり関係ない話かもしれないが公式フォーラムにスポイラーが流れる可能性もあるからそちらに期待。
『Predators』についてはJustinの気になる一言が。
..., which is good only if you like really creepy supernatural creatures for every occasion and crow-men with stolen severed heads. I happen to.
あれが気に入るのは、何かっていうとマジ不気味な化物が出てくるのと盗んだ生首を抱えたカラス男が好きな人だけじゃないかな。俺は好きだが。
『VII』ではアートディレクターPauline Bennyがまた凝った装丁を考えているらしい。
... looks so rad I'm thinking about changing the name of that book to VII, You Sons of Bitches!
(レイアウト原案が)あんまり過激なんでいっそ書名を変えようかと思ってるよ。『VIIのクソ野郎ども』に。
『Invictus』は原稿が上がって編集段階に。次作『Carthians』のブレーンストーミングも始まった。……するとcovenantソースブックの最後はCircle of the Croneということになる。最近影が薄いなあ。
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【GamingReport.com, 2005/6/7】
White WolfはGamingReport.comに対し、2005年夏以降に発売予定の製品ラインナップを明らかにした。WoD関連製品は2つ。発売直後から存在がほのめかされていたV:tRサプリメント『VII』と、4月のディベロッパー・チャットで言及されていた『Lore of the Forsaken』である。具体的な発売日については発表されなかったが、予価はどちらも26ドル99セント。
Vampire The Requiem: VII
The members of the reviled cult known as VII wage a private war on the Kindred, and some whisper that they're even older than the Damned themselves! Only those within the strange covenant know the truth of the matter...whether their hostility is a holy war, a vendetta, or something altogether different. This sourcebook for Vampire: the Requiem details three distinct and independent versions of this mysterious sect of vampires and vampire-killers, including history, beliefs, and prominent sect members, as well as providing information on making VII a playable faction, complete with new Disciplines, powers, and character options.
「VII」と呼ばれる悪名高いカルトの信者たちは、血族(Kindred)を目の敵にして襲うばかりか、囁かれる噂によれば、その歴史は血族よりも古いという! だが真相はこの奇怪なコヴナント内部の者にしかわからない……敵愾心を燃やすのは聖戦のためか、復讐のためか、はたまたまったく異なる理由があるのか。このV:tR用ソースブックでは、ヴァンパイアにしてヴァンパイア・キラーである謎の結社「VII」について、全く異なる3通りの真相を明らかにする。その歴史、思想、代表的なメンバーのほか、VII結社員をプレイヤー・キャラクターとして使用可能にする追加情報を掲載。あわせて新たなDiscipline、特殊能力、各種のオプションデータを収録する。
ディベロッパー・チャットで「3通りのVIIを出す」と言っていたのは冗談ではなかったらしい。いやはや。
いっぽう『Lore』については
Werewolf The Forsaken: Lore Of The Foresaken
An in-depth look at the spiritual aspects of werewolf society, Lore of the Foresaken is the consummate guide to the Uratha relationship with the spirit world.
ワーウルフ社会の精霊的側面について掘り下げた考察を提供する『Lore of the Foresaken』は、ウラザ(Uratha)と精霊界の交流に関する完全なガイドブックだ。
とお寒い概要なのだが、4月のディベロッパー・チャットでイーサン自身がもっと詳しい内容を明かしてくれている。
Q: 『Lore of the Forsaken』には何が載りますか?
A: 俺の血痕……というのは冗談で、おおまかに分けてauspiceの章、LunaやFirstbornといった主要トーテムの章、Giftとriteの章、それからlocusとawakenした物品とfetishの章、という構成になる。要はForsakenと精霊との関わりの実際面を扱うハンドブックだな。Forsakenが精霊に対して何をするのか、なぜそうするのか、その結果どういう問題が派生するか、って話をやる。結果だけでなく過程も重視して描くつもりだ。追加データも多少つけるが、どちらかといえばおまけだな。——2005/4/13のディベロッパー・チャットより
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本書は『Werewolf: The Forsaken』(以下W:tF)のサプリメント第1弾で、米国コロラド州のデンバー市を中心としたロッキー山脈地方を舞台にゲームをするための地域設定資料集だ。
正確にいえば、ロッキー地方の設定と主要NPCの一部はすでにW:tF巻末に掲載されているので、本書の設定はそれを拡張する形になる。
『Werewolf: The Forsaken』310ページに登場するサンプルキャラクター、Moriartyを主人公に据えた短編小説。女ヴァンパイアにこてんぱんに叩きのめされる話なのだが、敗北を美化せず、情け容赦なく、惨めに描き出しているあたり、ある意味「滅びの美学」のゲームだったWerewolf: The Apocalypseとは違うのだなあと感慨深い。
叩きのめされるか叩きのめすかの違いはあるが、お蔵入りしてしまったW:tF小説『Heart of The Hunter』で最初に登場する敵役も女ヴァンパイアだったから、正直なところ「またか」という感は否めない。W:tFにはせっかくAzluやBeshiluといった独自の敵役がいるのだから、そちらが登場する話を読みたいものだ。
ストーリーはMoriartyが瀕死の重傷を負う場面で終わっており、不吉な未来を暗示しながらも結末ははっきり描かれない。これはMoriartyをPCやNPCとして利用しようとするユーザーをメタプロットで束縛しないための配慮だろう。あえて以後の展開を読者の想像にゆだねることによって、この短編はストーリーフックとしても利用できる「二度美味しい」仕掛けになっている。
見開き2ページのみの潔い前置き。WoDサプリメント冒頭の「いつものやつ」、すなわち章別の概要・本書のテーマ&ムード・参考資料が載っている。必要な情報がページをめくらずに手に入る簡潔さはかなり快感。WoDサプリメントで「あれはどのへんに載ってたっけ?」と探すとき、目次や索引をあたるよりHow To Use This Bookセクションの各章概要を見るほうが往々にして効率的だからだ。
p.11 Useful Resourceが参考資料リストだが、書籍のほかWebサイトがいくつか挙がっている。年々変化する街の最新事情をとらえるには確かに早くて安上がりだし、市や観光当局、大学の公式サイトなど比較的信頼性の高いソースが厳選されているのはうれしい。
ちなみに・Native American Resources:のいちばん最初、http://www.colorado.edu/csilw/arapahoproject/ は、今年3月にhttp://www.colorado.edu/csilw/newarapproj2.htmに移転している。
p.14〜20はデンバー市を中心としたコロラド地方の略史。メタプロットを排したWoD2.0世界では無味乾燥な章になるのではと心配していたが、蓋を開けてみればなかなかどうしてネタの宝庫だ。各時代の主要な史実をとりあげて「実はワーウルフの仕業であった」と強引にこじつけるのではなく、「そういう時代だったのでワーウルフたちはこんなことをした」という描き方にはとても好感が持てる。設定に無理がないうえ、このゲーム世界の主人公はワーウルフだということが素直に伝わってくるのだ。またp.15 War with the Utesでは先住民Uratha対入植者Urathaの抗争に触れつつも、「Urathaには同族を犠牲にしてまで人間を守る義理はない」「イデオロギーではなくテリトリーをめぐる争いであった」と明言しているあたり、tribeに民族色を持ちこまない毅然たる姿勢が感じられる。
W:tAのような神話や伝説への言及は皆無なのでガルゥ愛好家には物足りないかもしれない。ただW:tAが現代より神話時代の描写に詳しいのとは対照的に、この略史は現代へ近づくほど詳細になり、コロラドの現状に多大な影響を及ぼしたGurdilag討伐戦にもっとも紙数を割いている。そのため、過去から現在まで6ページ半と、記憶力と疲れ目と慌てるSTの負担にならない優しい分量でありながら、ただの読み物に終わらない資料価値を持っている。
さらに囲み記事として各時代を題材としたストーリーフックが登場する。どれも過去の因果が現代に報い……という話なので、これらを使うだけのために「Stone Ages: Werewolf」だの「Uratha: Wild West」だのをひねり出す手間もいらない。もちろん手間をいとわないSTならここの記述をもとに過去の時代を舞台にしたゲームをやっても面白いだろう。個人的にはp.15 War on Wolvesあたりのシナリオ化に挑戦してみたい。
p.20 Points of Entry〜p.25 The Wolf-Bloodedは、PCを本書の設定に導入するためのST向けのガイドラインだ。最初の変身を迎えたUrathaが、地元のワーウルフにどう扱われ、どのようにして各tribeに参入し、パックを組み、なわばりを確保し、一人前にやっていくのかが詳しく説明されている。とりあえず基本ルールで作りたてのPCで、デンバーを舞台にキャンペーンをやってみようと考えている人は必読。
p.25〜29 Geographyがコロラドの地理の解説、というか、ワーウルフにとっての重要スポットの紹介。ワーウルフにとっての暮らしやすさやテリトリー価値についての解説が主体で、地理や風土に関する基本情報は概説すらない。そういうものは観光ガイドなり地図なりWebサイトなりで最新情報をあたってくれ、ということらしい。ちょっとした観光ガイド並みの詳しさを誇った『Chicago by Night』などを記憶する身には寂しいかぎりだが、現実の情報は風化することを考えれば合理的だろう。
ここにはコロラドならではの風物に関するシナリオフックが6種類登場するが、デンバーで一番人気のテリトリーの領有権を争う天下一武道会風の Contendersには笑ってしまった。
本書の目玉、コロラド地方にテリトリーを構えるパックの大紹介。11のパック、44人のForsaken、10箇所のlocus、10体のパック・トーテム、すべてNPCとしてもPCとしても使える完全なデータつき。PCたちのパックが新規参入する余地もむろん用意されている。
各パックは他のパックに対してきちんと自分の意見を持っており、金や義理やイデオロギーで互いに協力しているところもある。といっても全部が全部つながっているわけではないので、一部だけ登場させても大丈夫だ。11種類も出したって把握できないよと思った人もご安心あれ。
さらには全パックに2通りずつのシナリオフックが用意され、敵として登場する場合と味方として登場する場合でがらりと異なる顔を見せてくれる。もう食べられませんおなかいっぱいです。
そうそうたる頭数を揃えながらどれひとつとして似通った設定がなく、パックごと、個人ごと、locusごと、トーテムごとに豊かな個性を持っているのが恐ろしい。いやはや、まったく、よくもまあ、これだけ多彩な設定をひねりだしたものだ。
惜しむらくは、『Werewolf: The Forsaken』巻末に掲載されたキャラクターが再録されていないため、一つのパック全員のデータを見比べようと思うとWtFと本書両方を行ったり来たりしなければならないことか。
コロラド地方のShadow Realm側の情勢を解説する。精霊界側にどんな精霊の勢力が存在し、何を企み、どのように活動しているか、またその結果物質界へいかなる影響を及ぼしているか、という話が主体だ。欲をいえば、精霊界側がUrathaの目にはどう見えているのか、といった五感に訴える具体的描写があればありがたかったのだが……多彩なシナリオフックと敵役精霊のアイデアを提供してくれるだけでもよしとすべきだろう。
p.74 Urban Warfare〜p.85 On the Roadまでが市街地篇。デンバーのGurdilag戦争の経緯が精霊界の視点から語られる。p.16 Gurdilag〜p.20 The Presentと対になる内容なので、併せて読むと事件の全貌が見えてくる。すでにGurdilagは滅び戦争は過去のものとなっているが、禍根はハイブリッド精霊や心を壊されたUrathaといった形でいまも各地に残り、PCたちには手強い獲物、STには手頃なネタを提供してくれる。デンバー近郊の都市にも短い言及があり、特にボールダーの話は興味深い。争いもなく宿敵も寄りつかず、完璧すぎるほど平和な街——その裏に隠された理由(p.82)ときたら、まったくもって胸糞が悪くなる。
p.85 Wild Places〜p.93 Shadow World Tearsまでが野外篇。精霊界側でとくに興味深い場所や特殊な精霊種などを紹介する。やはり大自然に属するせいだろうか、神話や民間伝承的な匂いを漂わせているあたり、どことなくW:tAを彷彿として心和む。露骨なオマージュこそないが、Devil's Towerや人食い精霊など、WtAに登場したキーワードが随所に顔を出すのでマニアとしてはにやにやしてしまう。
p.85 Yellowstoneの、精霊The Lord of the PlainsとUrathaとの壮絶なかけひき、そしてバイソン生息数の増減にまつわる物語は、いろいろな意味でWtA以上にWtA的だ。
精霊以外の敵を集めた章。Pure Tribe、Bale Hound、Host、ワーウルフ・ハンターといった定番のほか、Gurdilagに心身を変異させられたミュータント・ワーウルフであるSu'ur、人間のGhostと人狼のGhost Childが融合した唯一無二の怪物The Bastard Son、ネクサス・クロウラーならぬNeighborhood Prowlerなどといったデンバー固有のモンスターも登場。おそらく都市ソースブックごとにこういった「ご当地モンスター」が載るのだろう。今後が楽しみだ。
すべてのモンスターにストーリーフックが付属し、背景設定も丹念に書き込まれていて想像をかきたてる。とりわけSu'urの「トーテム」には敵ながらほろりとさせられる。他の敵役もそれぞれに動機や思惑や理想をもってPCの前にたちふさがるのだが、「わけありの敵」にありがちな、同情を引こうとする下心が見え見えの設定がないので、PLとしても気持ちよく闘え、倒したときには充実感を感じられるにちがいない。
なにげないようでありがたいのは、Pure Tribe2パック、Su'urは1パック、それぞれトーテムも含めてメンバー全員の完全なデータが提供されていること。1体でもキャラクターを作ってみればわかることだが、パックを丸ごと一から作るのはなかなか骨が折れるのだ。
p.124 Tribal Affairs〜p.125 Storm Warningsはtribe間の対立、p.125 Spirit Matters〜p.128 The Riddenは精霊とのつきあいについて、p.128 Urban Legends〜p.130 Ski Resortsは都市伝説をシナリオに取り入れる手法について。
特に精霊とのつきあいに関する数節は、精霊をシナリオに登場させる際、「Urathaはこんなとき精霊をどう扱うのが普通なんだろう?」という様々な疑問に答えてくれる。むろんプレイヤーがそういうロールプレイをしなければならないと言っているわけではないが、STがシナリオを組む際にPCの出方を想定したり、W:tFの経験が少ないプレイヤーを誘導したりするには便利だろう。そういう意味ではPLの参考資料にもなる。
p.130〜141 Stalking Diseaseは1幕3場もののショートシナリオだ。一見しただけでは気づかないぐらい地味な扱いだが、作りはけっこう、いやかなり、いやたいへんに、丁寧だ。
WtA時代のWoD既成シナリオというとバグだらけだったり、後半はSTに丸投げの不親切構造だったり、そんなの判るわけないだろうと叫びたくなるほどシビアな一本道構造があるかと思えば、既存の世界設定を破壊しかねない無茶なボスが大活躍したり、と、どうもいい思い出がないのだが、 Stalking Diseaseはとても同じ会社が作ったとは思えないほど「きちんとしている」のである。
謎解きタイプのオーソドックスな内容で、とくにこのシナリオ専用にキャラクターを作らなくとも既存のキャラクターで始められるよういくつか導入パターンが用意されている。またWoDズレしたベテランプレイヤー対策、謎解きのテンションを維持するためのアドバイスなど、STへの配慮も怠りない。NPCとしてまたまた1パック分のキャラクターがトーテム付きの完全データで提供されているので、これだけ引っこ抜いてきてプレロールドPCにしたり、まったく違うシナリオを作ってしまうのも楽だろう。
個人的に好感をもったのは、ミッション達成した場合にPCが物質的見返り(ただし金銭ではない)を得られること。どうもWoDでは金や物の話をするのは無粋という雰囲気があったのだが、達成感だけでなく手ごたえのある報酬をかちとるというのは決して悪いことじゃない、そう思った。
なんといってもWilliam O'Connor描く表紙の美しさは特筆すべきだろう。雪に覆われた夜明けの山嶺でUrathaたちが血みどろの死闘を繰り広げているのだが、その背後で明るむ空の清澄な青さは見るたびに心洗われる思いがする。アマゾンから届いた箱を開けて初めて実物と対面したときには、おもわず裏表紙の朝日を拝みたくなってしまったぐらいだ。
本文中のイラストは、点数こそ少なめだが、画風の似通ったものを厳選しているようで、全体的に統一されたイメージを醸し出している。
なんとも惜しいのは見返しの地図があまりに、あまりに、あまりに大ざっぱなことだろう。なにしろ見渡すかぎりの山の中にぽつぽつと本文に登場する都市が丸印で示されているだけで、道路はおろか州境さえ示されていないのだ。たしかに地図はインターネットを見ろと書いてあるし州境がゲーム中に問題になることはまずないだろうが、これはさすがに簡潔にしすぎ。
W:tFにかぎらずWoDで困るのは、何でもやっていいと言われるとかえって何をやったらいいか困ってしまうことだ。W:tAはまだ長年蓄積された設定からインスピレーションを得ることもできたが、W:tFはまだ基本ルールが出たばかりで「これってアリなのかな?」と迷う人もいるだろう。
むろん何でもありの融通の高さがTRPGの身上とはいえ、フランス料理を出されればフランス料理らしく、日本料理が出れば日本料理らしく、恰好つけて粋な食い方をしてみたいと思うのも人情ではないか。
『Hunting Ground: The Rockies』が提供してくれるのは、いわばそういう「WtFの粋な食い方」である。型から入れというように、まずは付属シナリオをそのまま遊んでみるもよし、本文中のシナリオフックや敵データを使ってシナリオを作ってみるのもよし。俺は猿まねなどしないんだという御仁でも、バリエーション豊かな設定は自作シナリオを考えるのに絶好のたたき台になるだろう。
その多様性こそが最大の美点といってもいいかもしれない。WtAに長く親しんでいたり、基本ルールの概説を斜め読みしただけで済ませていると、とかく「これはこういうものだから」と決めつけがちだが、本書は出てくるlocusひとつとっても、最新鋭機器でいっぱいの基地あり街角の古本屋あり、うち捨てられた廃トレーラーありはたまた山奥の一本の木あり、ページを繰るごとに「ああ、こんなのがあってもいいんだ」と肩の凝る固定観念がほぐれていく。
逆にW:tAはやったことないがW:tFには興味がある、とりあえず遊んでみたいがどこから手を付けていいかわからない、という向きは、本書を見れば舞台設定からキャラクターから敵データからシナリオまで、すぐに遊べる素材がひととおり何でも揃う。できあいの素材にはちがいないが、本書の素材は下ごしらえに一切手抜きがない。
そのまま使えるしアレンジも楽しい、11のパック、44人のForsaken、10箇所のlocus、10体のパック・トーテム、3つの敵パック+6種類のモンスター、3つの都市設定とシナリオ1本——とどめに
65本のシナリオアイデア。
これがAmazon価格にして2600円弱で手に入ると思えば、コストパフォーマンスは相当に高い。飲み会1回控えても買う価値は充分にあるのではないか。
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【White Wolf LiveJournal, 2005/6/1】
『Mage: The Awakening』は現在レイアウト作業中。
『Boston Unveiled』(M:tAwの都市ソースブック第1弾)は編集作業にとりかかったところ。
ディベロッパーBill Bridgesは次作『Sanctum & Sigil』に着手しており、次の作品の企画も進んでいるようだ。
W:tF方面では、Ethan Skempが『Blood of the Wolf』の原稿に最後の仕上げを加えているところ。どうもシカゴに引っ越す予定らしい。Justinお得意の悪い冗談かもしれないが、新居はシカゴ資料集でワーウルフが住み着いていることになっている界隈だとか。さもありなん。
ちなみにシカゴ資料集の正式タイトルは『World of Darkness Chicago』になるようだ。
Vampire the Requiem, Werewolf the Forsaken, Mage the Awakening, Hunting Ground the Rockies, World of Darkness Chicago, Storytelling System and World of Darkness Antagonists are trademarks of White Wolf Publishing, Inc.——『Hunting Ground: The Rockies』、クレジット
V:tRでは、Will Hindmarchが『VII』の仕上げにかかっている。その後シカゴ資料集のMageパートにとりかかるとか。……あれ? 公称ではM:tAwのスタッフって他のゲームと別になってるんじゃなかったっけ?
Justinはあいかわらず『WoD: Armory』から手が離せないようだが、もうひとつ「秘密企画」も進めているとほのめかしている。
7/11発売予定の『Mind's Eye Theatre』については、数日中に公式サイトで大きな発表があるそうだ。Check It!
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【White Wolf Live Journal, 2005/5/16】Justinが恒例の近況報告をアップした。今回はビール瓶片手にご満悦(?)の写真付きである。制作中の本はすべてまだディベロップ段階かもうレイアウト段階に入ったところで、編集はほっと一息というところのようだ。
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【White Wolf Online】White Wolf公式サイトのリリーススケジュールが更新され、W:tFの2冊目のサプリメント『Predators』が6/27発売予定でプレオーダーを開始した。いっぽうV:tRサプリメント『Ordo Dracul』は7/11に延期された模様。
『Predators』はW:tFに登場する様々な敵役を扱うサプリメントで、White Wolf Quarterly Spring 2005にプレビュー記事が上がっている。『Ordo Dracul』はV:tRに登場する同名のcovenantを専門的にとりあげる拡張サプリメント。プレビュー記事を見つけたので近日中に紹介します。
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【White Wolf Online, 2005/5/3】White Wolfは3日、公式サイト上で、Werewolf: The Forsakenの設定をベースにした小説『Heart of the Hunter』の発売を無期限延期すると発表した。
一部はW:tF Previewで公開され、続きが読める日を楽しみにしていただけに残念だ。
WW曰く「制作スタッフの負担が重すぎるため」、Werewolf: The Forsaken小説およびMage: The Awakening小説のシリーズ展開はとりやめ、既存のVampire: The Requiem小説シリーズ一本に絞って発表していく。
W:tF & M:tAw以外のWoDに関しては今後アンソロジーやフィクションのシリーズを立ち上げる予定はあるというが……
なお、W:tF、M:tAwとも、ゲーム製品のほうのリリースは予定通り行っていく、ということなのでご安心を。
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【White Wolf Online, 2005/4/14】
4月13日19時(日本時間14日朝9時)、White Wolf公式サイトにて、『Werewolf: The Forsaken』のディベロッパーEthan Skempをゲストに迎えた公開チャットが開催された。W:tFのディベロッパー・チャットとしては2回目、W:tF発売後としては初めて、とあって、前回よりはルールや世界観に関する突っ込んだ質問が増えたようだ。すでに公式サイトやフォーラムで何度も説明されている事柄に関する質問も目立ったが、それだけ新規のユーザーの関心をも惹きつけている、ということなのかもしれない。
以下は公開されたチャットログの要約。今回は話題別にまとめてみた。
【精霊と精霊界に関する質問】
Q: stepping sideways(界渡り)をおこなう際、人口の多い市街地ほどGauntlet(ガントレット)が厚いとみなされてダイスプールに不利な修正がつきますね(W:tF p.250-251)。この考え方はW:tAから継承されたものですか?
A: たしかその修正は、WoDコアルールでghostが物質界に出現するときの判定修正(WoDコア p.210)に基づいて作ったんだ——まったく同じというわけではないが。Gauntlet修正はストーリーテラーが臨機応変に決めていいんだよ。「人口密集地ほど厚くなる」という基準はあくまで目安として設けたものだ。とっかかりは必要だからね。
Q: もしlocusが移動可能な物体の上にあったら、そのlocusを移動させることは可能ですか。
A: 通常は、一定範囲から外に出るとlocusとしての機能を停止する。locusはGauntletの薄い「場所」だ。それが動くとなると、かなり奇妙なことになる——まあ想像してみてくれ、移動可能なlocusを車に載せて高速道路をすっとばしたらどうなるか。時速130キロで動くGauntletの穴だぞ? まあいつも言ってることだけど、移動可能なlocusを使ったクールな設定を思いついても君のゲームで使っちゃいけないって言ってるわけじゃないからな。一般則を重んじるあまり興味深い例外の可能性を潰してしまうのはよくないよ……
Q: Urathaは特にGiftやriteを使わなくても、精霊を喰らってEssenceを回復できますか?
A: 現時点でそれに関するルールは作っていない。最初のブレインストーミングで話は出たが、あまりに安易すぎる気がしたんだ。精霊を喰ってもEssence回復できるのなら、人肉喰いの禁断の魅力が薄れてしまうからな。
Q: Harmony値の低いUrathaが、精霊のbanめいた言動を示しはじめる(W:tF p.180-)のはなぜですか? Harmonyが下がるというのは精霊界とのつながりを失っていくことでは?
A: 精霊界との絆自体を失うわけじゃないからさ。失われるのはむしろ、その絆をコントロールする力のほうだ。riteが難しくなるのも同じ理由だ。Harmony値が下がるにつれワーウルフが獣じみてくるのは事実だが、同時に精霊に近くもなっていくんだ。まあ端的に言うと映画の人狼っぽくなるわけだ——まじないの能力を失い、後先を考えなくなり、およそ人間ばなれした思考様式をとるようになってくる。映画といっても、「いい映画の」人狼だよ。単に超能力を持った人間が人狼でございって顔をしてるクズ作品のじゃない。
Q: conceptual spirit(概念精霊、W:tF p.280)は、自分を生みだした人間の後をついてまわるものなんでしょうか、それとも生まれた場所に執着するものなんでしょうか。Essenceはどちらから得ているのですか。例えば、ある殺人鬼を影界側から見れば負の感情の精霊をぞろぞろしょっている、なんてことはありますか。
A: conceptual spiritは、特定の場所や人物よりはむしろ自分を生みだした概念に執着する。だから、殺人から生まれた精霊は、犯人がまた殺人をやりそうなら後についていくだろう。もし犯行現場が地元の住民の間で「あの殺人が起きた場所」として有名になれば、その場にとどまるだろう。概念精霊をぞろぞろしょって歩いてるとしたら、そのサイコ野郎は相当大勢の人間を残忍な手口で殺したにちがいないね。
【Pure tribesに関する質問】
Q: Pure tribesを専門的に扱うサプリメントは出ますか?
A: そのうちにはね。予定はあるんだ。『Predators』の1章を割いたぐらいで片づけてしまうのはもったいない。もっとも、その1章の資料価値を後続のサプリメントが薄めるようなことにはしたくないが……
Q: 言うなれば『Players Guide to Garou』のPure tribe版を作るということでしょうか。その本にはPure tribeをプレイヤー・キャラクターとして遊べるようにするルールが載りますか?
A: そんなルール、新しく作るまでもないと思うがねえ。必要なルールは『Werewolf: The Forsaken』にちゃんと揃ってるはずだ。わざわざ『Werewolf: The Pure』とか銘打って基本ルールを作り直すほどのことはないよ。
Q: Pure tribesもForsakenと同様に、亡きFather Wolfの使命を代わりに果たそうと考えているのですか?
A: Pure tribesは、精霊界が物質界に干渉するのをやめさせようとはあまり考えない。そもそも精霊界から力を得ている身だからね。Lunaからの加護はなくても、もっと強大な古い諸霊が味方してくれる。Pureは精霊界の住人に対してあれこれうるさく指図しないから。
Q: Ivory Clawsのbanは何ですか? どこに書いてあるか見つからなくて。
A: Forsakenの血を引くワーウルフはIvory Clawsに入れない、というのがそれなんだが——思ったよりストーリーフックが作りにくいんで、今後修正するかもしれない。
【Bale Hound、Hostに関する質問】
Q: Bale Houndにauspiceはありますか。それとも精霊と契約を交わした時点で失われるのですか。
A: Bale Houndになってもauspiceは残る。LunaはForsakenが「悪の道に走った」からといって一度与えたauspiceをとりあげたりはしないようだ(そもそも、Lunaが意図して与えるものではないのかもしれないが)。auspiceはいわば相性のようなもので、捨てようと思えばそれなりの手間をかけなければならない。例えばPure tribeの参入儀礼とかね……
Q: HostとForsakenとの間で交渉や取引が行われる可能性はありますか? それともお互いの姿を見かけたらただちに殺し合う間柄ですか? UrathaがHostを脅して何かをやらせたりすることは考えられるでしょうか?
A: 交渉の余地はいつだってあるさ。ただ、Hostと取引するというのはかなり危なっかしい賭けだね。Hostはワーウルフとは異質な——およそ人間らしいとはいいがたい——思考形態をもっているし、精霊ほど予測しやすくもない。非人間的な思考形態という点では精霊に似ているが、Hostは人間の知識を吸収したり、ある程度人間をまねることを学んだりするからね。脳とか心臓を喰って。そうだな、交渉できないってことはないだろう。どちらかといえばCunningの範疇で、Wisdomに数えるにはほど遠いかな。たぶん、他のUrathaにはあまり知られたくないだろうし、相手のHostに好感なんてこれっぱかりも抱きはしないだろう。でもまあ、世の中何が起こるかわからないからな。
【形態に関する質問】
Q: Gauru形態(WtF p.172)では鉤爪より牙のほうがダメージ修正が大きくて明らかに有利です。血が有毒な怪物と戦うといった特殊な状況は別として、あえて鉤爪を使うべき理由はないのでは? リーチでは鉤爪のほうが有利だという意見は聞いたことがありますが、実際にリーチ差が問題になるような状況は発生するものでしょうか?
A: 僕が先週末にやったセッションでは、小学校の地下室の天井に張りついて頭上から襲ってくるAzluを登場させた。これは「リーチ差が重要になる状況」といえるんじゃないかな。単純に考えても鉤爪を使う戦術的利点はたくさんあるよ。例えばホラー映画でよくある、扉をたたき壊して中にいる奴に襲いかかる場面、これは牙では無理だよな。牙は敵にとどめをさすのに有効かもしれないが、古典的ワーウルフの恐ろしさはやはり鉤爪に負うところが大きいといえる。
Q: Hishu形態やUrhan形態のワーウルフの正体を看破しようと試みる場合、判定にペナルティがかかりますね(W:tF p.170, 173)。wolf-bloodedのUnseen Sense Meritは、HishuやUrhanに反応しますか?
A: 反応する。気づくかどうかの判定には通常どおりのペナルティがかかるよ。もっとも、そこはドラマを盛り上げるためにストーリーテラーが多少ごまかしをやってもいいんじゃないかと思うが。
【auspiceに関する質問】
Q: 月の満ち欠けは28日周期なのに、auspiceは5種類です。月齢によっては、どちらのauspiceに属するのか迷う場合があるのでは?
A: それはストーリーテラーの判断に任せるべき問題ではあるな。どこまでが半月でどこからが三日月か明確な線引きをするのは難しい——それに正確に半月の晩でないとElodothになれないってのもあんまりだ。僕はだいたい、新月、半月、満月の前後約3日間は、auspiceに関する限りそれぞれ新月や半月や満月とみなすようにしている。そもそも月の満ち欠け周期だってきっかり28日じゃないわけだしな。
【wolf-bloodedに関する質問】
Q: wolf-bloodedがUrathaを識別する(W:tF p.79)、あるいはUrathaがUrathaを識別する(p.180)ルールについては基本ルールブックに載っていますが、Urathaがwolf-bloodedを識別する際の処理については言及がありません。このような場合、STが状況に応じて判断すればいいのでしょうか。それとも、Wits + Primal Urgeで判定(wolf-bloodedはPrimal Urgeを持たないので実質上はWits判定)させたほうがいいのでしょうか。
A: 個人的見解としては、簡単には判らないようにすべきだと思う。ワーウルフ生活が楽になりすぎるのはよくないからね。僕なら、そういう場合は判定で処理せずに、正確な家系図を作るとか、地元の噂に日頃から耳を澄ませておくとか、希少なGiftやriteを使うとかしないと判断できないということにするかな。これなら「知られざる」wolf-bloodedがいても辻褄が合うし、判定すればわかってしまうという処理よりもかえって可能性の幅が広がる。
【今後のサプリメント展開に関する質問】
Q: 『Lore of the Forsaken』には何が載りますか?
A: 俺の血痕……というのは冗談で、おおまかに分けてauspiceの章、LunaやFirstbornといった主要トーテムの章、Giftとriteの章、それからlocusとawakenした物品とfetishの章、という構成になる。要はForsakenと精霊との関わりの実際面を扱うハンドブックだな。Forsakenが精霊に対して何をするのか、なぜそうするのか、その結果どういう問題が派生するか、って話をやる。結果だけでなく過程も重視して描くつもりだ。追加データも多少つけるが、どちらかといえばおまけだな。
Q: Ordo Draculの『Rites of the Dragon』やW:tAのガルゥの『Silver Record』のような、Urathaの起源が書かれた古文書風サプリメントが出たりしませんか。
A: 予定にはないが、あればいいかもしれないな。何通りもの始源神話を載せた分厚いやつとかね。ただ難しいのは、そういう「聖書的な」本、歴史に残るような書物を書き残すような傾向をワーウルフはあまり持ち合わせていないという点だ。自分たちについて本を書きたがるような連中ではないんだよ……(まあ作るんなら人間の皮で作った巻物とかだな(笑)。出版社のコメントが載ったりするのは見たくないね)
Q: シカゴ本(シカゴを題材にしたWoD都市設定資料集。近刊)は、ワーウルフ、ヴァンパイア、メイジの共通サプリメントになるそうですね。シカゴではワーウルフはどのような役回りを果たすのですか。また他種族とはどのようにかかわっていくのですか。
A: シカゴ本では「ネオ封建制」の最たるものをお見せできると思う——ほとんどの事柄はpack/coterie/cabalレベルで展開するんだ。だから「ワーウルフの」果たす役割というのは特にない——「あるパックが」果たす役割はあるかもしれないが。シカゴは三大種族がいずれ劣らぬ強い勢力を誇る都市のひとつという設定になっている。お互いに抗争でも休戦でもロマンスでも何だってできるようにね。大規模なクロスオーバー設定なのに相互関係に関しては「ワーウルフはヴァンパイアと戦争状態にある」など画一的なガイドラインをもうけるだけで済ませる悪い見本は作りたくない。それじゃ進歩どころか退化だからね……
Q: 『Hunting Ground: The Rockies』には、Gurdilagの仲間が登場しますか?
A: Gurdilagのようなidigam(W:tF p.36)に「仲間」などというものはいない。被害者ならまだそこらじゅうにいるけどな。
Q: V:tRの追加bloodline集のように、W:tFでも追加lodgeを集めた本は出ますか?
A: うん。『Lodges: The Faithful』という題で作る予定なんだが、なかなか興味深い読み物になりそうだ。lodge——ワーウルフの地方集団だったり、部族内派閥だったり、一種のカルト集団だったりするわけだが——に関する諸々を扱おうと思っている。クロニクルのための便利なツールや小粋なオプションを載せる余地はたっぷりあるよ。
Q: もしよければ、これまで言及されていないが制作予定に入っているサプリメントについて教えてください。
A:このあいだ 『Blasphemies』という本の契約を済ませたところだ。題名から敵キャラデータ集みたいなのを想像するかもしれないが、そうじゃない——そういう風に使うこともできるが、掲載されるツールは性質を異にするものだ。前々から温めている非常に型破りなアイデアがいくつかあってね。ぱっと見はたいしたことないように見えるんだ、少なくともゲームをはじめて最初の1〜2年ぐらいは。そこがミソでね。
Q: 一般的な精霊のデータとか、そういう精霊を作るためのアイデアとかを集めた汎用サプリメントがあったらいいなと思うんですが……
A: 初めからあまり専門的なサプリメントを出すのもどうかと思ったんだよ。精霊に関する情報を、あえて独立した本にせず『Predators』の大きな1章として収録したのはそういうわけだ。基本ルールブックp. 279掲載の精霊作成ルールはかなりしっかりした出来で、GiftをCharmとして流用しても問題ないようになっている。ストーリーテラー諸君が楽しく活用してくれれば僕としてもうれしい。そのうち大規模な精霊データ集を作ろうということになればもちろん使いでのある本にしたいが、それを待つまでもなくW:tF基本ルールと『Predators』だけでも遊べるネタはたっぷりあると思うよ。
Q: 新WoD第4弾のゲームが何を題材にしたものになるか、いろいろ憶測が飛びかっていますが……
A: はっきりしたことはまだ何も言えないけどね。ミーティングはもう何回となくやっているよ。ようやくおおまかな骨組みができて、それに肉付けする作業にとりかかったところだ……ゲームデザイナー版『イルーニュの巨人』とでもいうべき作業でね。いっとくが、第4弾が『イルーニュの巨人』だってわけじゃないからな。
Q: 以前にWoD汎用で『Book of Spirits』という本が出るという噂がありましたが、あれは没になったんですか?
A: いや、『Mage: The Awakening』が出るまで延期しようということになったんだ。Vampire、Werewolf、Mageの三大シリーズが出そろった後なら、そのどれとも確実に互換性をもつ本にできるし、そもそもWoD系列のサプリメントはそのために作っているものだから。
【言わずとしれた質問】
Q: Uratha、Hisil、各auspiceの名称といったW:tFのさまざまな用語はなにを基にしてるんですか。っていうか、そもそも何語?
A: もちろん、First Tongueさ! どういう文法でああいう単語が生まれるのかについては……まあ、今は言わないでおこうかな。まだ誰も推測しようとはしてないみたいだが、こちらから種明かしをする前に誰かに自力で「解読」してほしいからね。そのほうが面白いし。
Q: 『Mage: The Awakening』について何か情報を教えてくださいよ。
A: (Conrad Hubbardより回答)2005年8月リリースの予定です。詳しい内容についてはもうすぐ公開します。(Ethan Skempが付け加えて)旧Mageとはずいぶん違うゲームになってるよ。略称は同じだけどな。
Q: 現時点で、人狼以外の獣人を登場させる予定はありますか?
A: ないね。いまのところ、あえてそれに手を付ける理由は外見的なバリエーションを増やすという以外に見あたらないんだ。それだけじゃちょっとね……
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【White Wolf Online, Apr. 11】W:tFとしては2回目、基本ルール発売後としては初のディベロッパー・チャットが、4月13日午後7時(日本時間4月14日午前9時)からWhite Wolf Online内の特設チャット上で開催される。先月ちらりと予告されていたとはいえ、2日前という突然の告知だ。
W:tF基本ルールが発売になってから1ヶ月、ルール周りの疑問もフォーラムでだいぶ出そろってきたようなので、質問はそのあたりに集中すると思われる。
LiveJournalで言及されていた謎の『Infinite Dingo Sting of the Giant Werewolf Karate Duel(?)』や『WoD: Cougarpants(?)』といった開発中サプリメントについての話も聞けるかもしれない。
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White Wolfのプレオーダーで頼んだのだが、本日発売だから明日あたり到着だろうとたかをくくっていたら、ほんとに「14日中に配達のこと」と期日指定便で届いた。高いInternational Priority料金を払った甲斐があったよ、まったく。M:tAwをプレオーダーしようとか思ってる人は、Priorityだとほんとに発売日に届いてしまいかねないので昼間に受けとる手配をしておく必要がありそうだ。
8割方梱包材に埋めつくされた段ボールという極めて環境に宜しくない箱に入っていた(でも角がちょっと傷んでいたのはご愛敬)。おまけはWhite Wolf Quarterlyの春号。まだ公式サイトでは公開されていないのでちょっと得した心持ちである。
流して見たところ、配色の関係もあるのだろうがV:tRより目に優しい感じ。見出しに手書き風のフォントが使われているのは同じだが、それほど見づらくはない。アートディレクターはW:tAと同じアイリーン・E・マイルズなのだが、どうかしたのかと思うほどイラストの質は格段に向上している。穴埋めみたいな安っぽいものはほとんどない。
特に、精霊を描いた挿絵はどれも雰囲気が良くて、Shadow Realmの危険で奇怪なイメージがありありと伝わってくる。「Weird」とでも形容すべきだろうか。たいへん気に入った。しばらくは幸せな読書時間を過ごせそうだ……少なくとも19日ぐらいまでは。
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【White Wolf Online】3月9日19:00〜20:30(日本時間10日午前9時〜10時半)にかけて、White Wolf公式サイトで、ゲームディベロッパーにファンが質問し倒す恒例のDeveloper Chatが開催された。今回の槍玉、もとい、ゲストは『Werewolf: The Forsaken』ディベロッパーのEthan Skempである。
たびたび発売延期の憂き目に遭った『Werewolf: The Forsaken』が14日にようやく正式リリースとあって、質問はW:tFの内容に集中した。解答の中でEthanが、謎の真相が合理的であるとはかぎらない、と漏らしているのが印象的だった。
例によって、以下におもしろそうな話題をまとめてみる。White Wolfスタッフがへんな冗談とか愚痴とかをとばしてるところも読みたい人は原文をどうぞ。
Q: 今年発売予定のW:tFサプリメントにはどんなものがありますか。
A: まずは『Hunting Ground: The Rockies』と『Predators』だね。もう噂で知っているだろうとは思うけど。次に『Lore of the Forsaken』と『Chicago』、まあ正確にはChicago本の1/3なんだけど、独立したサプリメント1冊分に匹敵するボリュームになるよ。その後に『Blood of the Wolf(仮題)』とLodge資料集第1弾を出そうかと考えている。今年はそれだけで精一杯だろうな。来年までずれこむ本が出るかも。
Q: 新しいWoDでも、ヴァンパイアとワーウルフは不倶戴天の敵同士なのでしょうか?
A: 前にどこかで言った気もするが、デフォルトで全面戦争状態ってわけじゃない。抗争があるとしても、もっと局地的な規模のものだ——トロント市のヴァンパイアがワーウルフのことを◯◯と思っているからといって、エルパソ市でも同じとはかぎらない。
具体的に言うと、今後出す本にヴァンパイアとワーウルフの抗争が出てくるとしても、それはヴァンパイアが邪悪な存在だからとかいう理由ではなくて、例えば……そうだな、ファングシュタイン男爵が、娘と駆け落ちしたエリック・フォン・ウルフを目の敵にする、といったような、個人的な動機に基づく争いになる。そのほうが「ヴァンパイアか。じゃあ敵だ」というよりずっと変化に富んで面白いだろう。だから、抗争はそれぞれ異なる理由や経緯をもち、当事者たちの個性を反映したものとして提示していくつもりだ。
Q: Pure Tribeをプレイヤー・キャラクターとして遊ぶことは可能ですか。あるいは将来的にそれを可能にするようなサプリメントの予定はありますか。
A: たぶん将来的に「可能」にはなるとしても、「当然の選択肢」という形では提示しないだろう。Pure tribeに関する大型資料集を出したいと思っているのは事実だが、基本的にthe Pureは怪物の中の怪物という位置づけなんだ。
こう言うと「うへえ、Pure tribeは邪悪の権化なのか」と誤解されそうだが、そうじゃない。ForsakenにとってのPureは、ホラー映画でいえば人間の主人公にとっての人狼であってほしいんだ。Pureは君たちのキャラクターを追いつめる役回り、普段とは逆の側からワーウルフの恐ろしさを味わう機会を提供する道具だ——ワーウルフにつけ狙われるとはどういうことか、ってことを。
もちろんPureキャラクターもForsakenに劣らずしっかり肉付けできるようにはしたいが、主人公級の扱いはしない。Pureのほうが数の上では優勢だからだ。獲物より狩人の数が多いというのもぞっとしない話だろう?
まあ要するに、今後Pure tribeについてもっと詳しい情報は出すから、うまく利用すればPure tribeをプレイヤー・キャラクターに使えないこともない。それは確かだ。俺たちとしては別にthe Pureをアンチヒーローに仕立てるつもりはないが、彼らがまっとうな(本人たちから見れば)動機から行動しているのはたしかだ。
Q: lodgeについて教えてください。W:tFではどれぐらい重要な位置づけなんですか? V:tRのbloodlineに相当する存在と思っていいんでしょうか? bloodlineより珍しい存在ですか、それとももっとありふれていますか?
A: lodgeはbloodlineと似たような位置づけか、という質問に関してはイエスだ。知名度もまあbloodlineと同じぐらいと言っていいだろう、どっちもストーリーテラーが必要とする時に出てくるものだから。なにも俺たちがサプリメントに載せたlodgeを全部出さなきゃゲームを楽しめないってことはないよ。
lodge(山小屋)というのはまさにぴったりの名称でね。tribeよりずっと小規模で明確な目的をもつ結社だ。参入した者は、一種の——言うなれば新世界に足を踏み入れることになる。
W:tF版bloodlineと言ってもあながち間違いではないかもな。clanよりcovenantの分派に近いけど。それにトーテム精霊を結びつけたらそのまんまだ。
Q: lodgeに入ることにルール上の恩恵はありますか? 例えばGiftとか。
A: うん。具体的な内容はlodgeによって異なるがね。特定の系統のGiftを低い経験値消費で習得できるところもあるし、トーテム精霊がくれるようなちょっとした便利な能力を授けてくれるところもある。
lodgeはその点うまくできていて、参入条件の厳しさに比例して恩恵の価値が高くなるんだ。もし片手を切り落とさないと入れないlodgeがあったら、2週間ばかり社会奉仕するだけで入れるlodgeよりは大きな見返りが期待できるってわけ。
Q: V:tRではヴァンパイアの起源について確かなことは誰にもわからないことになっていますが、W:tFではPreviewを見るかぎり、唯一普遍の起源神話があるという印象を受けます。ほんとうにそうなんでしょうか? それとも、すでに紹介されたものとは別の起源神話があったりするんですか?
A: 基本ルールブックには出てこないが、今後まったく別の起源神話は登場するし、Father Wolf伝説が真実だという決定的な証拠が出てくることはない。それは保証する。
Father Wolf伝説をいわば「デフォルトの」起源神話として提示したのは、「ワーウルフとは何をするものなのか?」という問いに答えるものが必要だったからだ。Father Wolfの物語は少なくとも一つの糸口を示してくれる。自分のなわばりを健全で秩序ある状態に保とうとした古代の先祖の姿は、キャラクターにとって「こういう生き方もある」というひとつの見本、基本指針となるだろう。
手本があるというのはいいことだ。もちろん、Forsakenは優れた道具のようにいくらでも融通の利くものにしたいが、初心者ストーリーテラーにもすぐ使えるようなデフォルト世界設定が在ってしかるべきだろう。
つまり、W:tFのワーウルフというのはFather Wolf伝説にならって精霊を狩り、その伝説で罪深いことをした連中の子孫だというので他のワーウルフから狙われることもあるものだ、という設定だ。
Q: では精霊はどうなんです? 精霊もそのFather Wolfとやらの存在を信じてるわけですか?
A: おそらくはね。でも精霊に関して言えば、どっちみちたいした問題じゃないんだ。精霊はかなり現実的な生き物で、もっぱら自分の損得にかかわることにしか関心を示さない。
精霊の中に、Pangeaが実在したかどうか覚えていてそれがどんな所だったか偏見抜きで語れる者がいるとすれば、最も可能性が高いのは、かの古くておっかないIncarnae連中だろう。あいにく(ありがたいことに?)物質界から遠く離れたところに追放されてしまっているが。
もっとも、ワーウルフが日頃出くわすような精霊は、ワーウルフが父殺しの「原罪」を犯したから憎んでるわけじゃない。そんなことはどうでもいいんだ。自分が好き放題しようとすると邪魔してくるうえに、半分物質界の生き物のくせに自分をやっつける力があるのが気にくわないのさ。
Werewolf: The Forsakenは、有史以前に遡る背景をもち、原初の本能に突き動かされる半人半獣のいきものが主人公だが、実際のゲームはむしろ至極現代的な要素に根ざしたものになるだろうと思う。
Q: 精霊界についてのサプリメントは出ますか? あと『Predators』はどんな本になりますか? Hostに関する章があるとは聞きましたが……
A: ずるいぞ。2つの質問をひとつにしたな(笑)……まあ精霊界の情報はサプリメントで追加するよ。実は『Predators』でかなり大々的に展開することになってる。精霊界の地理に関する本はまだ先になりそうだが、とりあえずは精霊そのものとワーウルフとの関係を掘り下げていくのが先決だな。
『Predators』に精霊の情報が載るのはたしかだ。長大な1章をまるまる使って、精霊をゲームに登場させる際の指針や注意、それからいろんな精霊のデータもどっさりと。『Axis Mundi』を覚えてるなら、あれの小型版だと思ってくれてもいい。
Hostsの章にもかなりの紙数を割いている。ちょっと驚くようなネタをいくつか公開するよ。Riddenの章にはSpirit-Riddenを自作するためのデータを豊富にとりそろえたし、もうひとつの章は……ええと、あれだ。古きもの。忌まわしきもの。
Q: 公式フォーラムの噂では、Auspice Giftは各auspiceの専用で、他のauspiceでは習得できないそうですが、それは本当ですか? tribal Gift listsのほうはどうなんでしょう?
A: auspice Giftに関しては本当。Ithaeurでなければ、Crescent MoonのGiftは習得できない。いっぽう、tribeに専用Gift listはない。特定のtribeだと低い経験点消費で習得できるGift listというのはあるが、それだって専用というわけじゃない。
例えば、Weather Giftを「割引コスト」で習得できるのはStorm Lords族だけだが、経験点に糸目を付けなければ部外者だって覚えることはできる。各tribeに1つずつ、「そのtribeだと習得しやすいが専用ではない」Gift listがあるよ。
Q: V:tRでは、ヴァンパイアに転化した時点で任意のAttribute1つに+1のボーナスが付きますが、W:tFではSkill Speciality+1に変わっていますね。なにか理由があるんですか?
A: Attributeに+1ボーナスというのは、別に超常生物すべてに共通するルールというわけじゃないんだ。MageだってAttribute+1はないよ。いくらAwakenしたからって、突然ベンチプレスで75ポンド余計に挙げられるようになるのも変だろ。
Attributeの代わりにauspiceに応じたSkill Specialityを+1することにしたのは、新しい力ではなく適性を与えるという点でauspiceをうまく表現できるからだ。Rahuであるというだけで人より強くなれるわけじゃないが、戦闘とか威嚇とかのコツを飲み込むのが早くなるんだよ。だいいちAttributeボーナスならワーウルフはただでさえたっぷり持ってるだろ? 変身すれば。
Q: W:tFではいろいろな部分でユーザーに選択の自由が与えられているようですね。これはすべてが出生で決まるW:tAからの脱却を意識した結果でしょうか?
A: ううん、初めに訂正しておくと、W:tAでも生まれがすべてを決めるわけじゃないぞ。まあそう見えるような書き方になってしまったのは確かだな。W:tAの民族集団的な部族は、あれはあれでクールなんだが、せっかくキャラクターの個性にぴったりな部族があっても然るべき生まれでないので入れてもらえない、というのが嫌なところだ。もちろんいつも門前払いをくらわされるわけじゃないが、そういう例外的なキャラクターをロールプレイするのは難しいから、とかくロールプレイが下手なんだと誤解されやすい。ただキャラクターに合った選択をしただけなのにな。
だから、まあ、そこからは意識的な脱却を試みた。「運命の子」というコンセプトには気に入っているところもあるんだが、部族(tribe)を生まれに関係なく選べるようにし、auspiceも状況で決まるものにしたことで、ずっと多くの可能性の扉を開いたんだ……
Q: LunaがUrathaに狼とつがうのを禁じたのはなぜですか? もちろんディベロッパーとしての好みの問題もおありでしょうが、世界設定上はどういう理由で?
A: そうだなあ、世界設定上でこれといった明確な理由はあげにくいんだ。ルナは狂った性根曲がりの婆さんで、何を考えて振る舞っているのか誰にも確かなことはわからない。だからForsakenの間でも解釈はいろいろある。でも答えづらい質問ではあるね。というのも、プレイヤーはともかくワーウルフ本人は、そもそも狼とつがっちゃいけないと言われておかしいと思うかどうかも怪しいからさ。ワーウルフは狼じゃない。自分は少なくとも部分的には人間だと思っている奴が大半だし、人間はふつう人間に惹かれるものだから。
これだけわかっていれば基本ルールブックを読むには充分だ、といえば安心するかな?
Q: Urathaは精霊に賄賂や謝礼としてEssenceを分け与えることができるそうですが、具体的にはどういう風にやるんでしょう。そのためのritualやGiftがあるんですか、それともUrathaなら誰でもできることなんですか?
A: 基本的には、ワーウルフが生来持つEssenceを「消費する」能力と、精霊ならみな持っているEssenceを吸収する能力の組み合わせだね。ワーウルフは精神集中して体内のEssenceの一部を解きはなち、出てきたところを精霊が吸い上げるわけだ。どんな風に見えるかは場合によりけり、と言っておこう。個人的には、精霊の種類や状況によって色々な見え方をするのがいいと思う。殺しの精霊にEssenceをやる時と、炎のエレメンタルにやる時では、ぜんぜん違った描写があっていい。もう気づいた人もいるだろうけど、精霊界に視覚的なシンボルを多用するのはすごく気に入ってるんだ。
Q: Luneは月相に合わせてChoirを変えるのかな、それとも三日月の精霊と満月の精霊は別物なのかな?(Matt McFarlandの質問)
A: 別物だね。プラス、月相によって変化するやつもいるよ、一部だけど。両方あり。Lunaは一貫性の鏡とはいえないからね。
Q: ヴァンパイアはHumanityを失うにつれてけだものじみてくるわけですが、UrathaがHarmonyを失っていくとどうなるんですか。
A: いろんな面で人間らしさを失っていく。第一に、Death Rageに陥りやすくなる。第二に、Harmony判定が要求される行為(riteなど)が難しくなる。人間というよりは精霊じみた様相を呈してくることもある。そしてHarmonyが0に落ちると、Zi'irになってしまう。そうなったら悲惨だよ……
Q: 『Hunting Ground: Rockies』の内容の話もしたらどうだい。(Matt McFarlandからの質問)
A: ひとことで言えばシナリオのネタ集だ。そこに住みついてる各パックを題材にしたネタ。風土に関するネタ。Gurdilag討伐戦のネタ。そのすべてを支える充実した舞台設定と、魅力的な細部——表紙イラストのあの赤いナイフは何なのか、とかね。すぐに遊べるサンプルシナリオも1本収録した。
俺たちの目標は、地域ソースブックをただの観光ガイド兼名士録で終わらせないことなんだ。それをゲームに使いたくてたまらなくなるようなものにしたい。ページをめくるたびに新たなシナリオアイデアが出てくるような、そういう本にするつもりだ。
Q: 『Rockies』にGurdilagの能力値は載りますか?
A: Gurdilagの話はすでに過ぎたことなんで、載らないよ。一つ指摘しておくと、Gurdilagのような怪物はBrawl技能をいくら上げたって倒せない。他の手段が必要なんだ……
Q: 他の地域のソースブックを出す予定は?
A: 構想としてはある。その方面についてしっかりしたことが書けるライターを確保できて、あと需要があれば出すだろう——『Hunting Ground: 〜』という題名になるかどうかはわからないが。
Q: 新WoDはメタプロット抜きということですが、では今後のシリーズ展開はどのような形に?
A: 背景設定を拡充し、ストーリーテラーが思い通りの史劇を作るためのツールも提供する。シナリオアイデアは継続的に紹介していくつもりだし、設定は物語をどのようにも展開する余地のあるものになるはずだ。
唯一旧WoDと違うのは、俺たち制作側からは今後「さて、君たちのキャラクターが手を出さなかったので、よそのキャラクターの活躍で背景設定はこう変わった」などという話は一切しない、ということだ。
まあ、W:tAからして俺はメタプロットをほとんど使わない方向でディベロップしてきたからね。とくに路線変更は考えてないよ。
Q: tribeやauspiceを扱うサプリメントを作る構想はありますか?
A: 現在検討中だ。やるとしたら分厚くて充実した本にしたいね。V:tRのcovenant資料集みたいに……そうそう、auspiceの情報は『Lore of the Forsaken』にもいくらか載せるつもりだ。
Q: ヴァンパイアがProtean4レベルの能力で狼に変身する現場をUrathaが目撃したら、ワーウルフと見間違う可能性はありますか。それとも変身過程があきらかに違うのでわかりますか?
A: 問題は判定が必要かどうかってことになるかな? Wits + Composure判定あたりでどうだろう。Occultでもいいか……
Q: V:tRのヴァンパイアは新しいDisciplineをあみだすことができますが、Urathaが新しい系統のGiftをあみだすことは可能ですか?(注:公開ログにはない一文だが、直後のEthanの発言からしてこのような質問があったと推定される)
A: 根本的に仕組みがちがうからなあ。Disciplineはヴァンパイアの内なる力を引き出す術だからそういうこともできるが、Giftは外から力を借りて使う術だから。プレイヤーやストーリーテラーが新しいGift listを創作すること自体には問題ないが、ワーウルフ・キャラクター自身にはそこまでの力はないよ。まあRiteならありかな。Riteを自作できるシステムというのはたしかに面白そうだ。基本ルールには載らないけどね……
Q: パック・トーテムは動物霊でないといけないんですか?
A: いやいや、そんなことはない。例としてわかりやすいように動物を引き合いに出しただけで、なんならW:tAの《雷の父祖》みたいなのを作ったっていいんだよ。パック・トーテムのカスタマイズについては今後のサプリメントで追加ルールを出していくつもりだ。
Q: 旧WoDのプレイヤーズ・ガイドやストーリーテラー・ハンドブックに相当する本は出ますか?
A: いまのところは予定していない。まだそういう総合的な本を作るような段階じゃないと思うんでね。
Q: 『Coteries』のW:tF版みたいな、パックを組む動機や構成員間の心理を扱ったサプリメントは?
A: その手の本が悪いとはいわないが、読んだだけでわかった気になる危険はあると思うんだな。どこかでとりあげることはあるかもしれない。ただ、それだけで独立した本を作る予定はない。ひょっとしたら気が変わるかもしれないがね。
Q: W:tF発売後にもう一度ディベロッパー・チャットをやりますか?
A: (Conrad Hubbardの解答)やるよ。
Q: 新WoDにフェラ(Fera)を出す予定はありますか? 出すとしたらどういう位置づけになりますか?
A: やれやれ、おいでなすったな。新WoDには君たちが考えているような「フェラ」は存在しないし、今後そういう展開を進めるつもりもない。諸々の理由でね。
だからといって、他の動物に変身する人間の民間伝承に基づいた生物をまったく出さないわけじゃない。ただ、Mother LunaとFatherなんとかの間に生まれた、半人半霊で精霊に見放された種族っていうのがUratha以外にぽこぽこ登場したりはしないってことだ(それ以外の精霊と物質界の生物の合いの子なら出すってわけでもないぞ!)。
Q: Gauru形態について思うことを聞かせてください。
A: あれは映画の人狼そのままの姿、最後の手段としてとる形態で、他の形態では得られない利点をもたらしてくれる。パックで戦う場合は交代で使うのも賢い戦術だな。一人だけGauruになって、他のメンバーはそれ以外の形態で戦う。維持限界が来たら交代するわけだ。それになにより格好いい。他に何が必要だい?
Q: ルールブック。
A: 月曜に出るよ!
恒例のプレゼントクイズはW:tAに関する雑学を問うもの。
『Tribebook: Black Furies』初版に出てきたブラック・ヒューリー族の有名人で、一人だけ、典型的な男嫌いの女性ではない人物がいる。それは誰?
答えはTeiresias the Wise。盲目のシーアージの老人で、ヒューリー族の男性としては最も高い地位にいる。
正解者には『Werewolf: The Forsaken』が即日発送された。
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【White Wolf Online, Mar. 4】
W:tF発売を14日に控え、ディベロッパーEthan Skemp氏にWebチャットでファンが直接質問ができるDeveloper Chatが、9日午後7時(日本時間10日午前9時)からWhite Wolf Onlineで開催される。
専用チャットルームへのログインには、White Wolf Onlineの無料ユーザー登録が必要。チャットクライアントはJavaを使用する。
朝の9時からなんか入れないよ、という人は、公式フォーラムの「Werewolf - Developer Chat next Wednesday」スレッドに質問を書き込んでおけば、誰かが訊いてくれる……かもしれない。
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【White Wolf Forum, Mar. 3, 2005】
Previewでもデモシナリオでも、Urathaがlethal damageを再生するには1点につきEssence1点が必要、ということになっている。だが製品版のルールでは、Essenceを消費しなくても、lethal damageの治癒速度は常人よりはるかに早いらしいのだ。
孫引きで申し訳ないが、発売前に製品版を入手した人からの情報。
If you use Essence to regenerate lethal damage, it replaces the level of bashing damage you would normally regenerate that turn. If you do nothing, lethal damage heals at a rate of 15 minutes per level.
Esseenceを使ってlethal damageを再生する場合、そのターンは通常のbashing damage再生は起こらない。Essenceを使わなければ、lethal damageは15分ごとに1レベルの速度で治癒する。— Shadowmancer、ELNフォーラムへの投稿より
【注意:以下はW:tFデモシナリオのネタバレを含みます。】
デモクロニクルpart1を見るに、プレイヤーが理想ルートをたどったとしても、Meer邸にたどりつくまでに何度も戦闘をこなす可能性は高い。Essenceを補給するにはMeer邸のlocusの幽霊どもを泉からどかすしかなく、しかも最悪の場合、幽霊たちがEssenceを使い切るまで消耗戦を強いられることになる。
まだ細かく読み込んでいないので私が誤解しているだけかもしれないが、この「15分ごとに1点治癒」のルール無しで進めた場合、PCはかなり苦労するのではないだろうか。
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【White Wolf Forums】一部の関係者にはすでにW:tFが発送されたらしく、「実物見たよ!」という誇らしげな報告が公式フォーラムに続々と集まりつつある。3月14日の発売までまだ2週間以上あるというのに、ネタバレ情報をがんがん垂れ流す様には正直言って殺意を禁じえない。
Feb.24追記:投稿者からネタバレを自粛する旨の投稿があった。
しかしここはぐっとこらえて、ネタバレ情報を拾ってみよう。
注意:以下はすべて伝聞情報です。デマ、勘違い、誤訳が混じっている可能性があります。
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【White Wolf Forums, February 11〜12】
Alan_Alexander wrote:
> BTW, since Ethan is monitoring this thread, I have a question: are Aslu and “spider spirits” synonymous?
Not in the least. The Azlu aren't really spider-spirits per se; they're shards of the Spinner-Hag that have taken on spider form since spiders are basically the closest terrestrial thing to what the Spinner-Hag was.
There's a difference between a Host and a Ridden. If a spider-spirit were to possess a human, that would be a Ridden. A Host is born out of the soul-shards of a primeval spirit-monster.Alan_Alexanderの投稿より:
— posted by Ethan Skemp to White Wolf Forums on Feb. 11, 2005 03:06
>Ethanがこのスレッド見てるようだから聞くけど、Azluと「蜘蛛の精霊」は同じもの?
全然違う。Azruは蜘蛛の精霊とはまったく別物だ。AzluはSpinner-Hagの魂のかけらが蜘蛛の形をとったもので、それというのも物質界でSpinner-Hagにいちばんよく似た生物が蜘蛛だからだ。
HostとRiddenの間にも違いがある。蜘蛛の精霊が人間をのっとるとRiddenが生まれる。Hostは太古の精霊怪物の魂のかけらから生まれる。
LPHK1 wrote:
> They seem to much like the Azlu in making.
They should be like the Azlu in making; they're both Hosts. This is what a Host is — the remnants of a great spirit monster turned fleshy swarm. Hosts aren't Ridden, nor are they spirits — that's why we have the whole “Host” term in place. It's something different.
LPHK1の投稿より:
>(Bashiluは)なんだかAzluと生まれ方が似ているな。
似ていて当然、どちらもHostsだからね。そういう風に生まれるのをHostというんだ——強大な精霊怪物の魂のかけらが物質界で害虫/害獣の群れになったやつをね。HostはRiddenでもないし、精霊でもない——だから「Host」というまったく別の名称を与えている。似て非なるものなんだ。— posted by Ethan Skemp to White Wolf Forums on Feb. 12, 2005 03:55
ややこしいことになってきました。
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【werewolftheforsaken.com】White Wolf社は公式サイトにおいて、今月末リリース予定だった『Werewolf: The Forsaken』の発売日を、3月14日(月)に延期することを発表した(原文)。理由は「すべてに万全を期すため」とのこと。14日には店頭に並ぶ、これ以上の延期はない、と強調されているが……
せめてデモシナリオはそれまでに出てくれることを祈ろう。
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【White Wolf Retail Info】小売店向けPDFチラシに4月発売予定分と5月発売予定分が追加された。といってもWoD2.0関連は3月以前から予定がずれ込んでいる製品ばかりだが、当時紹介しそびれたこともあるのであらためて内容を拾っておく。
さて『Hunting Ground: The Rockies』は4月11日発売予定(本日時点)になっている。すでにWhite Wolf Quarterly (2005 Winter)にも特集記事が載った(参考記事:回転劇場日記|Hunting Ground: The Rockies)。
これはコロラドのロッキー山脈を舞台とするW:tF用地域資料集で、NPCや背景設定はもちろん、多数のストーリーフックとSTに役立つTipsが掲載されるとのこと。
セールスポイントのひとつに
Expands enormously on the basic Rockies setting material provided in the Werewolf rulebook
Werewolf基本ルールで提供するロッキー山脈の舞台設定を大幅に拡充する
とあり、V:tR基本ルールにサンプル都市としてニューオーリンズの基本的な設定が情報が掲載されたように、W:tF基本ルールでもロッキー山脈がサンプル舞台設定として提供されるようだ。『Rockies』のほうでは
as well as a long look at the spiritscape of the region.
という点に期待したい。精霊界側がどんなところなのか描写に頭を悩ませるのはいやだしなあ。
また入門用にすぐ遊べるサンプルシナリオが1本付属する模様。
The White Wolf LiveJournalによれば、この製品は現在Ethan Skempがディベロップ中とのこと。ちなみにPDFチラシのクレジットは
Developers: Ethan Skemp and Matthew McFarland
MattはWoDコアでは単独ディベロッパーをつとめ、V:tM系列製品のクレジットにもたびたび登場するので、どうやらWoD2.0全般の担当ディベロッパーをやっているようだ。
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【White Wolf Forums】今週のFirst Tongue紹介では、単語が発音表記付きで紹介されているのだが、GauruのaやCahalunimの最初のaを[uh]と読ませるなど、綴りがかなり独特で、英語のネイティブ・スピーカーの間でも不評が出たようだ。「新しい言葉の綴りだけじゃなくて、読み方も覚えなきゃいけないのかよ!」と言うのである。
特にGauruを[guh-roo]と読ませることについては反発の声も強く、
I'm just going to ignore this update entirely and continue pronouncing it "GOW-roo", because it sounds ten times cooler.
俺は今日の更新は完全に無視して、これからもGauruは「ガウル」と読むことにするよ。そのほうが10倍ぐらい響きがかっこいいもんな。
posted by Ferrinus to White Wolf Forums on Jan. 5, 2005
と、早くも独自路線宣言をするファンも現れたようだ。
もっともEthan Skempによれば、Gauruという言葉を作った陰にはいろいろと事情があったらしい。
ことはWhiteRat氏が「auという綴りは、それが強勢の付く音節なら「アウ」と発音するのが普通だ。「アウ」と読ませたくないなら、なんでわざわざauと綴るんだ? Garuとでもしておけば誤解も少ない」(原文)と指摘したことに始まった。
Ethan Skempはこの発言に対し
Because the "ur" needs to be there; otherwise, the word makes less sense. The "a" is the thing that's added after the fact (so to speak), but it needs to be there as well. As confusing as "Gauru" is, "Guru" would be about a bazillion times worse.
(Garuと表記しなかったのは)「ur」を入れる必要があったからだ。さもないとこの単語は意味をなさなくなってしまう。Gのあとのaは、まあ言うなればなりゆきで入れることになったわけだが、「ur」に劣らず重要な要素だ。だってそうしないと「Guru」になるんだぜ。人を混乱させることにかけてはGauruなんかより何億倍もたちがわるい言葉だろう。
- posted by Ethan Skemp to White Wolf Forums on Jan. 5, 2005 1:07am
と返したのだ。
つまり昨夜の日記で揶揄した「Gauru=グル」を回避するために「a」の一文字が挿入された、というのである。
先ほど引用したFerrinus氏の発言に対しては、Ethanはこのように返している。
Or you can do that. Really, the "guh-roo" pronunciation is a nod to the old "Garou," as is kind of evident. But "Gow-roo" works just as well, and sounds just as wolfy. Ain't nothing wrong with favoring it — certainly it's no "brew-jah".
(公式情報は無視してGauruを「ガウル」と読むことにする、という宣言に対し)別にそうしたっていいよ。「guh-roo」と読ませているのは、ある意味旧W:tAの「ガルゥ」を彷彿とさせたいという意味もあってね。見ればわかることだと思うけどさ。でも「ガウル」という読み方にも説得力があるし、同じぐらい狼っぽい。そっちのほうがいいと思っても別に悪いことじゃないだろう——べつに「ブルジャー」と読ませようって言ってるわけじゃないしな。
心が広い……と解釈しておくべきなんだろう、なあ。
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これまでに公開されたFirst Tongueの単語を一覧表にしてみた。公式サイトだけでなくGame Trade Magazine #60、White Wolf Quarterly (2005 Winter)に登場したものも拾っているので、独自にリストを作っている人にも参考になれば幸い。
当初テーブルタグで表組みにしていたのだが、表示が重くなるのでExcelファイルにまとめることにした。NeoOfficeJで作成し、Excel97/2000/XP用に書き出したものなので、不具合があればお知らせ願いたい。
今後登場した単語はすべてこのファイルに追加していく予定。
なお、英語名はFirst Tongueの直訳ではない可能性があることを指摘しておく。
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【White Wolf Forums】これまでは投稿からW:tFの設定・ルールに関する情報だけ抜き出す形で紹介してきたが、セッション報告そのものも面白いのでいくつか拾ってみよう。
俺のキャラクターは巨大蜘蛛の巣にからまって身動きがとれなくなったので、ついにSTに自発的にfrenzyしてもいいかと聞いてみた。ゲームは行き詰まってしまったし、そんなぶざまな恰好になってしまったワーウルフはそろそろ怒りを爆発させてもいい頃だと思ったんだ。許可は下りたよ……次に起きたことはパックにとってますます状況を悪くしたけどね。- OrdoGauru
First Changeを迎えたばかりのwerewolfがいたんだが、俺たちのパックが発見したときには、学校の生徒をほとんど食い尽くしたうえに、路地で別の人間を食ってた。哀れにもすっかり我を失ってたんだ——捕まえて監禁しようにも、俺たちにはちょっと方法が思いつかなかった。で、俺(アルファ)と満月のPCが黙って(パックの他の仲間が対策を話しあっている間に)その新米werewolfを連れ去って殺した。
STは笑って、「まさかこんな判定をさせることになるとは思わなかったなあ……」と言う。こういうwerewolfを正当な理由なく殺すのは、なんとHarmony(≒V:tRのHumanity) 2に相当する大罪なんだそうだ。俺ともうひとりのPCはどちらも堕落判定をするように言われた。
どっちも失敗した。
で、俺たちは両方「サディズム」のderangementを獲得。
幼女を武器に使うのももっともだって思えてきたろ?
(Professor注:どうやら、人質の幼女がPCのfrenzyに巻きこまれて死に、しかしPCたちはその死体すら武器として使ったらしい。プレイヤーたちにとってはひどく印象的だったらしく、ことあるごとに引き合いに出されている)
- OrdoGauru
僕がやったIron Master族のIrraka(≒ラガバッシュ)はアルファに舌を引っこ抜かれちゃった。あ、僕はべつに恨みに思ってないからね。(笑)-Alan_Alexander
私のキャラはSoledad (Ghost Wolf tribe)のElodathで、絶えず信仰の危機に晒されている元カトリックの修道女でした。
面白いことに、上位のプレイヤーは自分とは異性のキャラクターを演じるように言われました(最終ラウンドに女性のプレイヤーが進出しなかったのが残念です)。
私たちのPCはいずれも太く短く、ワーウルフとしてこれ以上はないという生き方をしました。
(中略)Urathaは、簡単にいうと、精霊警察みたいなもののようです。精霊国境警備隊と言ったほうがいいかな。人間の国にも精霊の国にも密入国者がないよう見張ってるわけです。ヒッピーの過激派環境保護運動家みたいなのはもういません。毛むくじゃらのキャプテン・プラネットが悪者を成敗したりもしません。時代遅れで不条理な因習に縛られた部族も出てきません。
私のキャラのauspice能力は、精霊の名前(その名で呼びかければ応答する)をひと目で知るというものでした。面白かったけど、それが原因でトラブルに巻きこまれたんですよね。
(中略) あのセッションで、Forsakenの一人になるというのがどういうことか分かった気がします。なりたてのwerewolfが食い散らかした哀れなホームレスたちの死体を片づけるはめに陥ったとき。自分たちのなわばりが、餓えた蜘蛛たちやら貪欲な精霊たちやらに侵略されようとしているとき。すべての始末をつけなければならないのは自分たちであって、誰も助けてくれないのです(みんな自分たちのただでさえぶっ壊れた人生を生きるのに忙しいので)。
自分と、パックと、トーテム以外にはなにも頼れない生活。(もっとも私のキャラはこの凄惨な現実の中に神の顔を見いだそうと必死だったわけですが……Ghost Wolfというのはとりわけ孤独なwerewolfなのです)
- EvilLego
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【White Wolf Forums】White Wolf Quarterly (2005 Winter)掲載のリリーススケジュールによれば、2005年4月に『Predators』というW:tFサプリメントが発売されるらしい。内容についてはまだRetailers Infoにも公開されていないのだが、公式フォーラムに、White Wolf社のPhilippe Boulleから聞いた談話としてこんな投稿が寄せられている。
これは伝聞情報です。誤解、デマ、未確定事項を含んでいる可能性があります。
...later in the year there is going to be a book called "Predators" coming out that goes into a lot more detail about antagonists for the werewolves. The core book will only have 2 types of Hosts in it (the spiders, definitely, ...(中略)) but the Predators book will detail more.
来年(W:tFコアルールの後に)出る予定の『Predators』という本では、werewolfの敵についてさらに詳しい情報が載る。W:tFコアルールにHostsは2種類しか掲載されないが(ひとつはもちろん例の人食い蜘蛛だ……(中略))だが『Predators』にはもっと色々載るらしい。
posted by Tashum for White Wolf Forum on December 16, 2005 6:27 pm
どうやら『World of Darkness: Antagonists』のW:tF版、といった位置づけらしい。
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【White Wolf Forums】投稿からの断片的な情報。WWの更新がないのでフォーラムからどんどん抜いていくよ。
» 情報元:Alan_Alexander氏の投稿|OrdoGauru氏の投稿
注意:これは伝聞情報です。誤解、デマ、未確定情報を含んでいる場合があります。
・Left-Handed Spanner(左手のスパナ):Iron Master族のGift。W:tAの〔機能停止/Jam Technology〕と似た効果がある。
・あらゆるイヌ科の動物と会話できるGift(名称不明)。これを修得していないと狼と意思疎通できないのかどうかは不明。
・Giftシステムについて。W:tFのGiftリストは、V:tRのDisciplineのように系統別に分かれレベル順に並んでいる(Philippe Boulle談)らしい。ただしDisciplineと異なる点もあり、低レベルのGiftを「飛ばして」いきなり高レベルのGiftから修得できるシステムになっているのだそうだ。また、どのGiftリストが修得可能になるかには、tribeやauspiceだけでなくRenownも関わってくるらしいという情報もある。詳細は不明。
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【White Wolf Forums】Alan_Alexander氏とOrdoGauru氏が、各auspiceに関するかなり具体的な情報を投稿している。
December 14, 2005追記:不明だったCahalith, Rahuのauspice能力についてCHUBHOUND、EvilLegoの投稿から補記しました。
» 情報元:Alan_Alexander氏の投稿|OrdoGauru氏の投稿|CHUBHOUND氏の投稿|EvilLego氏の投稿
注意:これは伝聞情報です。誤解、デマ、未確定情報を含んでいる場合があります。
【新月】
First Tongue名……Irraka
旧W:tAの宿月でいえば……ラガバッシュ
auspice能力……Pathfinder(付近のlocus(W:tAでいうケルン)の場所を感知したり、Shadow Realmをより容易に見通せたりする)
【三日月】
First Tongue名……Ithaur
旧W:tAの宿月でいえば……シーアージ
役割……呪術師、シャーマン。Shadow Realmや精霊の専門化。
auspice能力……ritual修得に必要なexperience pointが少なくて済む。
【半月】
First Tongue名……Elodath
旧W:tAの宿月でいえば……フィロドクス
役割……裁判官、陪審員、処刑人。双方の立場を理解した上で問題を解決しようとする仲裁者。平時のパックリーダーを務めることが多い。
auspice能力……精霊との交渉に関連する判定のダイスプールに+2。
【凸月】
First Tongue名……Cahalith
旧W:tAの宿月でいえば……ガリアルド
役割……語り部、知識の番人。
auspice能力……Omen Dreams(予知夢(?)を見る力がある)、精霊を一目見ただけで真名(その名で呼ばれると精霊は応じなければならないらしい)を知る力
【満月】
First Tongue名……Rahu
旧W:tAの宿月でいえば……アーローン
役割……戦士の中の戦士。旧アーローンとほぼ同様。
auspice能力……敵を見ただけでその敵の概ねの強さがわかる(判定が必要で、100%正確にわかるとはかぎらないが、あのヴァンパイアは自分と互角の強さだとか、あのメイジは自分より弱いとかいう程度には判断がつく)
なお、tribe同様、auspiceにもそれぞれPrimal Renownが設定されているそうだ。また、位階/Rankに相当するものはキャラクターシートには見あたらなかったらしい。
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【White Wolf Forums】White Wolf Quarterly (2005 Winter) に掲載されたW:tFの特集記事について、Ethan Skemp ディベロッパーからいくつかの訂正が発表されている(記事原文)。
p.4, コラム「Do Not Eat the Flesh of Man or Wolf」最終行
....and their caern was destroyed as they watched.p.9, コラム「Obadiah Pickering」8行目
...caern in Calcutta,
Werewolf: The ForsakenにおいてはCaernという言葉は使用しない。
p.9に4カ所にわたって「kinfolk」という単語が登場するが、これもW:tFでは特定の人々をさして使用することはない。
p.9, コラム「Obadiah Pickering」7〜8行目
...a Bane Howler caern in Calcutta
caernという表現が誤りであることは前述の通り。また「Bane Howler」は誤りで、正しくは「Bale Hounds」、とのこと。
Ethanの説明によれば、この記事はW:tFの開発と並行して執筆されたために、暫定的に旧W:tAの用語が使用された部分が残ってしまったのだということ。
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【White Wolf Forums】W:tFのwerewolfは、一定時間しか戦闘形態(Gauru)に変身していられない。この理由についてEthan SkempがForumで以下のように説明している。
It's not about body stress. It's about Rage — how long you can remain in the war form before anger takes over and you lose the last of your rationality. If you let the Death Rage come on you, you can stay in Gauru for an entire scene.
But trust me: You don't want to.
肉体の負荷の問題ではないんだ。Rageに——激情に支配されて理性の最後の一片を失う瞬間まで、どれくらい持ちこたえられるかが問題なんだ。もしDeath Rageに身を任せるなら、1シーンの間じゅうGauru形態でいることだって可能だ。
でも信じてくれ——君はそれを望まないだろう。
Gauru形態の維持限界に達した瞬間、最後の理性を振り絞って変身を解くのでしょうな。
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【White Wolf Forums】Alan_Alexander氏からの伝聞情報。
On regeneration:
Werewolves regenerate the same rate in all forms: 1 bashing per turnor 1 lethal per 2 turns. (More accurately, every turn a lethal is downgraded to bashing and then healed normally the next turn). By spending an Essence, you can instantly heal 2 bashing or 1 lethal.再生能力について:
werewolfの再生速度は、形態にかかわらず一定である。bashing damageは毎ターン1点、lethal damageは2ターンにつき1点の割合で回復する(厳密には、毎ターンlethal damage1点がbashing damage1点に軽減される)。Essenceを1点消費すると、即座にbashing damage2点またはlethal damage1点を治癒できる。Feb. 3, 2005訂正:2005/2/2の公式サイト記事ではlethal damageが自動再生するという記述がない。
(→参考)
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【White Wolf Forums】OrdoGauru、Alan_Alexander両氏からの伝聞情報。werewolfがとれる5形態のうち、Hishu(人間型)とUrhan(狼型)を除く3形態は、それを目撃した人間に「Lunacy」と呼ばれる反応を引き起こす。Lunacy反応を起こした人間は、逃げだしたり、幼児退行を起こしたり、derangementを得たりする。最悪の場合、緊張病になったり完全に発狂してしまう。
W:tAのデリリウムと異なるのは、Lunacyは人類の種族記憶に由来するものではなく、werewolfが月の子孫であるがゆえの現象とされているところだ。
なお、werewolfはごく近しい人間を「wolf-blooded」という状態に置くことができるという。この言葉が何を意味しているかは不明だが、OrdoGauru氏の推測では、対象者がLunacyの影響を受けにくくなるのではないか、とのこと。
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【White Wolf Forums】いささか時期を逸したが、GenConでW:tFセッションを体験したプレイヤーからの続報がForumに上がっているようなので抜粋しておく。
注意:以下は伝聞情報です。誤解・デマ・未決定事項が含まれている可能性があります。
ハイ、最後の一文はテストに出ますよ。
» 参考:GenCon発、W:tFの噂
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【White Wolf Quarterly, 2005 Winter】どんな連中が出てくるか、という話はぴろきさんのBlogに詳しいが、一つの地方にいくつかのPackがすでにテリトリーを構えていて、空いたところにPCたちのパックをはめこみ、そこから他のPackとどういう関係を築いていくかはSTとPL次第だよ、というコンセプトが面白そうだ。これまでの地方/都市ソースブックはPCがいない状態で勢力関係図が出来上がっていて、PCの居場所は勝手に作れ、という感じだったので、PCたちの椅子が用意されているというならうれしい。
ひとつ気になるのは、W:tFのpackの規模はどれくらいなのか、ということ。Pickering familyなんかはwerewolfの真相を知るkinfolkも含めて「一家」と見なしているようだが、それだとずいぶん大所帯なpackになるのではなかろうか。もしかしたらW:tAとはpackの概念も変化しているのかもしれない。
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【White Wolf Quarterly, 2005 Winter】Ethan Skempが4ページにわたりW:tFが目指す方向性について語っている。
» White Wolf Quarterly ダウンロードページ
すでにPreviewや公式フォーラムで出た情報も多いが、新事実もいくつか判明している。
【禁断の魅力、カニバリズム】
Do Not Eat the Flesh of Man or Wolf. (Nu Hu Uzu Eren)
人の肉と狼の肉は喰らうべからず。
werewolfがEssence(W:tAの〈霊力〉のようなもの)を補給するには人や狼を喰らうのがてっとりばやいのだが、魂の堕落を招くので禁忌とされている。だが古代の怪しげな呪術には人肉や狼肉を喰らって行わねばならないものもあるというし、Death Rageにとらわれたwerewolfが衝動的に犠牲者を喰らってしまうこともある。そして一度その味を覚えたらやめられない、という。
W:tAでも人肉食は《唱い掟》で禁じられているのだが、ワームの影響を受けやすくなるとか、ボーン・ノーアのcampに人食いがいるとかいう設定があるだけで、システム上の不利益はなかった。V:tRのBlood Addictionのように、W:tFにもカニバリズムの常習性を表現するルールがあったらいいなあ。
【auspiceはFirst Change時に確定】
A werewolf whose Change occurs under the gibbous moon might experience a flood of frightening visions and surreal dreams that demand expression, while the full moon almost always triggers a killing fury in the werewolf whose Change occurs under its gaze.
凸月の下で(First) Changeを迎えたwerewolfは戦慄すべきヴィジョンと奇怪な夢の奔流を経験し、それを他人に伝えずにいられないという衝動に襲われるかもしれない。満月の下で(First) Changeを迎えたwerewolfは、ほぼ例外なく猛烈な殺戮衝動に襲われる。
つまり生まれた時ではなく、First Changeを迎えた時点での月の形によってauspiceが固まるようだ。ちなみにp.7「The First Change」の囲みのうち、最後の2段落以外はWebのPreviewとほぼ同じ。最後の2段落によれば、First Changeすると自動的にFrenzy状態に入るようだ。いちどFirst Changeを経験してしまえば自分の意志で変身をコントロールできるようになるが、すばやく本能的に変身するには練習が必要らしい。
【werewolfは何をするゲームなのか】
たぶんp.6の囲み記事「The Wild Hunt」は、我々がPreviewに最も求めていた情報ではないだろうか。これによればW:tFのwerewolfがやることは大きく分けて2つ。「狩ること」と「狩られないこと」だ。
ではwerewolfの獲物は何なのかというと
最近ちまたで話題の人食い蜘蛛精霊もThe Hostsの一種だろう。Previewで名前が出たGrandmother Spinnerの末裔らしいが、するとPlague Kingの末裔もこれから登場するのかも。
さてwerewolfを狩る者もいるわけだ。
敵がテリトリーに侵入してくるのを息を潜めて待っているだけではなく、卓越した捕食獣としての能力を駆使して先手必勝とばかりに叩きつぶすという選択もある。W:tAが「守り」のゲームだとしたら、W:tFは「攻め」のゲームといえるかもしれない。
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【White Wolf Forums】W:tFトーナメントセッションに参加したTashum氏からも興味深い新情報が。
注意:以下は伝聞情報です。誤解やデマが混じっている可能性があります。
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【White Wolf Forums】先週末のGenCon SoCalで行われたW:tFトーナメントセッションで、全3回戦を勝ち抜いたプレイヤーの1人、OrdoGauru氏が、世界に先駆けて新しいWerewolfを体験した喜びにあふれるレポートを投稿している(→原文)。
OrdoGauru氏はW:tA歴5年、筋金入りのガルゥプレイヤーだ。とはいえ第1回戦のセッションテーブルについた時点では、W:tFの予備知識といっても始源神話と3つの部族の名前のみ。プレイヤーは1テーブル5人だったという。
氏はあまりネタバレにならないよう配慮しつつもトーナメントシナリオの概要に言及している。以下、氏の投稿から抄訳でお伝えしよう。
【1】First Changeは凄惨な体験だ。zombieにとどめをさすと同時に、背後で咆哮が聞こえたら……ふり向くな。ヒーローになろうなどと思うな。そんな気を起こしたら最後、梯子にぶつかることになるぞ。ひたすら逃げろ。
本当だぜ。
【2】werewolfになりたてのとき、蜘蛛の巣だらけの部屋に行きあたったら……入ってはいけない。その時は入るのが賢明だと思えたとしてもだ。入口あたりにいる蜘蛛なんてまだ小さい方だぞ。それだって、君を倒せるだけの戦闘力はじゅうぶんに持ってる。しかも蜘蛛の巣はへばりついたら取れないぞ。おまけに、その蜘蛛どもは君に対する好意は微塵も持ち合わせちゃいない。もひとつおまけに、そいつらは飢えている。
まず燃やしとけ。
【3】Frenzyは、断じて、君の味方じゃない。werewolfが怒りを爆発させた結果起きるDeath Rageは悪夢のようなしろものだ。君の友達にも、パック仲間にも、針金で口を縫い合わされた哀れな幼女にも……誰にだって牙をむく。werewolfは怪物だ。同族どうしで共同体を築こうとする試みさえ、ときには失敗に終わる。
自分もいつかFrenzyするってことを肝に銘じとけ。
OrdoGauru氏はセッションを体験して自分なりに感じたW:tFの方向性について、非常に興味深い言い回しで以下のように語っている。
The developers and writers of Forsaken have created, in my opinion, the game that defines brutality in the NWOD. Where Vampires are the social monsters, interacting forever in their Requiem, Werewolves are the physical monsters, capable of destroying nearly anything and nearly unable to stop from DOING so.
Forsakenのディベロッパーやライターが作りあげたのは、僕の印象では、新WoDにおける「暴力性」を定義するゲームじゃないかと思う。V:tRのヴァンパイアは果てしなくかけひきを続けながらRequiemを生きていく、いわば社交の怪物なわけだけど、それに対してW:tFのワーウルフは、破壊できないものは無きに等しいが破壊をやめることも不可能に等しい、暴力の怪物といえるんじゃないだろうか。
(中略)
This is a game of real savagery, of monsters trying to survive in -two- worlds which do not want them. Joining together to form packs against the danger of the world around them. Trying to claim some place as their home. Trying to find a balance between their human and spirit sides, and never being truly in balance with either. Trying to follow in their father's footsteps and keep the worlds separate. Trying to find -some- way to be human...when you are truly inhumane (in a way that Apocalypse never reached) .
これは真の闘争本能のゲーム、二つの世界に疎まれつつ、その間で生きてゆこうとあがくモンスターのゲームだ。werewolfは自分たちをとりまく世界の脅威に立ちむかうためにパックを組んで団結する。安住の地を勝ちとろうとする。そのいっぽうで人間の世界と精霊の世界の調和を模索するけれど、二つが真の平衡に達することはありそうにない。彼らは亡き父の範にならい、二つの世界を分かたれたままに保とうとする。それから——せめて幾分なりとも——人間らしくある道を模索しようとする……決して人間とはいえないにしろ(これはW:tAがついに達成できなかった部分だ)。
W:tFの設定についてもいくつか新情報が。
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【White Wolf Forums】
GenCon会場でファンが聞き込んできたというW:tFの新情報がフォーラムに書き込まれている(ネタ元スレ(英語))。
注意:以下は伝聞です。事実誤認、デマ、未確定情報を含んでいる可能性があります。