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骰子回転劇場 日記

W:tFは死なず、今年冬眠から覚める

Werewolf: The Forsaken のシリーズ展開が半年以上止まっていることについて、WW社のRichard Thomasは「W:tFディベロッパーのEthan SkempがChangeling: The Lostの制作に専念するための一時的な措置。今年は復活するし、W:tFだけを不公平に扱っているわけではない」と説明した。

Richardによれば、W:tF復活第一作は『Tribe of the Moon』で、各部族の根本的な差異や、部族にまつわるストーリーフック、各部族のキャラクターアイデアなどを豊富に掲載した本になるという。また今年後半にはもう一冊サプリメントが出る予定だという。

ただ、当のEthan Skemp自身は「W:tFで自分がカバーすべきと思った事柄は、すでに既存のサプリメントでフォロー済み。同じネタを何度も温め直すような真似はしたくない」とコメントしており、シリーズ活性化を望むWerewolfファンから陳情というか新作の要望が相次いで寄せられている。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/11

WoD新刊制作状況:Silver Ladder、Tribe of the Moon、Criminal Intent

新年初の Monday Meeting レポートでは、早速いくつかの見慣れないタイトルが登場している。

  • WoD Core: WoD: Innocents 制作中。先月の情報によれば、クランブック全巻に仕込まれた伏線を受けての登場らしいので、おそらくお目見えするのは今年後半ではないかと思われる。
  • Vampire: クランブック第一弾 Ventrue の後は、Daeva→Gangrel→Mekhetの順で出る模様。消去法的にNosferatuは最後か?
  • Werewolf: Tribe of the Moon が制作進行中。昨年春ぐらいからサプリメント発売が止まっているので、シリーズ再開が待ち遠しい。
  • Mage: 最後のオーダーブック、Silver Ladder が制作中。Adamantine Arrow に引き続き Ethan Skemp がディベロップを担当しているようだ(W:tFはどうしたんだろう)。
  • SAS: V:tRシナリオ Criminal Intent が最終的な修正加筆段階。

White Wolf LiveJournal, 2008/1/7

World of Darkness: Changing Breeds インプレッション

Amazon.co.jpで買うさまざまな動物に変身する人間 Changing Breeds(変身種族)を扱うサプリメント。WoD汎用で、シリーズを選ばず使える。ワーウルフ以外の変身種族を扱うサプリメントは、他に『World of Darkness: Skinchangers』『The War Against the Pure』があるが、本書は最もプレイヤー・キャラクターとして使用するのに向いたシステムになっている。他の2冊とはルールが細々と異なるので、併用はおすすめできない。

本書の Changing Breeds は、人間だれしもが持っているコンパニオン・アニマルと人一倍強く結びついた魂を持っている人間という設定。ワーウルフの Primal Urge に似た Feral Heart という Supernatural Trait を持つ超常種族テンプレートを使用し、Essence を消費して特殊能力を発動し、種族的倫理に反する行動をすると Harmony が低下し、Uratha の Renown を思わせる Respect によって超常社会での評価を表す。Auspice と同様な種族内での役割分担も存在する。

各動物の特性を再現するために、特殊能力は多彩に用意された Favor と Aspect から好きなものを選択して取得するシステムになっている。Favor はその変身種族の生来能力、Aspect はより個性化したオプション的な能力という役割分担だ。この Favor/Aspect の組み合わせにより、ほとんどありとあらゆる動物の変身種族をカバーできるようになった。もちろん、W:tF の Uratha とは異なるワーウルフを作ることも可能だ。Chapter Three では、猫人間やコヨーテ人間からカエル人間まで、実に様々なサンプル種族が紹介されている。

概して Werewolf: The Forsaken のシステムをより様々な変身種族むけに汎用化した、という印象で、WoD 2.0 でもワーキャットやワーリザードのPCをプレイしたいというファンの要望に応える拡張サプリメントになっている。ただ、汎用という位置づけからか紙数の問題か、「Changing Breeds でどのようなシナリオを遊ぶことができるか」という点については言及が乏しい。どちらかといえば、こういう変身種族のキャラクターで遊びたい、というアイデアがある人に向いているようだ。

カタログ紹介文翻訳と通販リンクは「続きを読む」から。

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Rule Clarification: ヴァンパイアがチェンジリングの血を吸う/ワーウルフがチェンジリングを喰うとどうなる?

「ヴァンパイアがチェンジリングの血を吸うとどうなるのか」「ワーウルフがチェンジリングを喰らうとエッセンスを吸収できるのか」という疑問に対し、Ethan Skempディベロッパーが半公式の見解を出している。

チェンジリングの血はヴァンパイアに幻覚作用をもたらし、実在しない物事が見えるようになる。その幻覚は現実と見分けがつきにくいので、知覚判定にペナルティが課される。ちなみにワーウルフがチェンジリングの肉を喰らった場合、エッセンスは吸収できるがそのエッセンスは強い狂気のレゾナンスを帯びている。正式な情報は『Rites of Spring』に掲載される。

以下は原文。公式フォーラムは古い投稿が消えてしまうので、全文転載しておく。

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どうしてワールド・オブ・ダークネス製品には索引がないのか

First off, let me agree with those of you who think that by and large our indexes suck. I agree. I don't think that about every index that we've ever made, particularly from the arrival of the WoD Core Rulebook onward, but most of the ones we did weren't that good, and many books that needed them didn't get one. Even a crappy one.

まず、皆さんが感じられているとおり、我が社の製品の索引は概して不満足な出来だ。私もそう思う。全部が全部そうというわけではないし、特にWoDコアルール発売後は改善してきたつもりだが、我が社が作ってきた索引はたいてい出来がよくないし、その申しわけ程度の代物すら付いていない本も多い。索引が必要とされる製品にもかかわらずだ。—— Richard Thomas, at White Wolf LiveJournal, 2007/10/26

WoD英語版を読むようになると、どうしても生じてくる一つの不満がある。それはほとんどのサプリメントに索引がないことだ。

読み物的なサプリメントならまだいい。困るのは、追加データ集や拡張ルール集だ。
「あの特殊能力はどこに載ってたっけ」
「あの追加ルール使いたいんだけどどこにあったっけ」
と思いたった時、マーフィーの法則によって、それは索引のない本である。頼れるのは己の記憶力と「How to Use This Book」コーナーの各章概要のみだ。たぶんこの本のこの辺であろう、と見当を付けて、えい、やっ、とページを繰るはめになる。

PDF版を持っていればテキスト検索も使えようが、ゲームショップや公民館の貸しスペースでノートパソコンを叩く余裕が万人にあるわけではない。正確なスペルを覚えていなければお手上げだし、そもそも、旧WoD時代にはPDF版というものがなかった。

ゆえに旧WoD時代から現在に至るまで、「索引がない」は洋の海外を問わずWoD英語版ユーザーの嘆き文句でありつづけてきた。White Wolf社にその嘆きが届いていないはずはない。それなら、何故なのか。WWの偉い人、リチャード・トーマスが長年の疑問についに答えてくれた。

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W:tF久々の新作は『Tribes of the Moon』

『Changeling: The Lost』も無事発売されたことだし、そろそろ停滞していたW:tFシリーズも再開されないだろうかと思っていたら、公式ブログに Ethan Skemp ディベロッパーのコメントが出ていた。

Tribes of the Moon is on the way. More stuff got pitched, too. Watch this space.

(W:tFの新作情報はないのかというコメントに答えて)『Tribes of the Moon』が現在制作中だ。他にも準備してるものがある。まあこのブログをチェックしていてくれ。—— Ethan Skemp, 2007/09/18, White Wolf LiveJournal

敵方である Pure tribes には『The Pure』という立派な専用サプリメントが出たので、公平を期すということだろうか。ともあれ、Werewolfファンには朗報である。

映画『ドッグ・ソルジャー』

ドッグ・ソルジャードッグ・ソルジャー(デラックス版)

Werewolf: The Forsaken の参考資料リストに上がっていた映画で、前から一度見てみたいと思っていたのだが、ツタヤのディスカスでレンタルに出ているのをようやく発見。

この日、ウェルズ軍曹率いるイギリス軍小隊6人は山奥で演習を行っていた。その最中、彼らは同じ山から空高く打ち上げられた救助信号を目撃、現場に急行する。そこは何者かに襲撃され荒れ果てた特殊部隊の野営地だった。そしてたった1人、腹部に深い傷を受けたライアン隊長の姿があった。同時に、森のどこからか兵士の叫び声と獣らしき唸り声が聞こえてくる。ウェルズ軍曹は隊員に戦闘の準備に入るよう指示を出し、ライアン隊長を連れて安全な場所への避難を開始する。しかし、その間にも兵士たちは次々と謎の敵の餌食となってしまう…。—— Yahoo! 映画解説より引用

低予算とかB級とか言われているが、ワーウルフの造型はこれまで見た映画の中で最高だ。映画のワーウルフというと、ただ顔中に毛が生えた男だったり、どう見ても犬にしか見えなかったり、ただ耳が尖って牙が生えているだけだったり、W:tAやW:tFを愛する者としてイメージ映像にお勧めするにはためらわれるものばかりだったが、本作のワーウルフは見ておいて損はない。「続きを見る」にその理由を挙げよう。

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『けだもの』映画化

J. スキップ&K. スペクター『けだもの』(原題 Animals)が映画化される、というあおれんじゃさんよりの情報に狂喜乱舞。

この日記に書評を書いたのは7年以上前の話になるが、その後もことあるごとに他人様にお勧めしつづけてきた人狼スプラッタパンク・ホラーである。

自分の内なる獣性との葛藤、破壊衝動を解放するときの歓喜、人肉を喰らうことで力を得ると同時に堕落していく人狼たちと、それを嫌って人間と距離を置きながらも、癒しきれない孤独を抱える人狼たち。

Werewolf: The Forsaken の中核に通じるテーマがほとんどすべてこの小説の中にある。このゲームを遊ぶなら読んでおいて損はない、と7年経った今も胸を張ってお勧めできる。

濃厚なエロも凄惨なグロもたっぷり詰めこまれたホラーだが、すべてを失った一人の男が、どん底からたった独りで再生の道を歩んでいく物語でもある。落ちこんだとき、へこんだとき、俺はこのままじゃだめだと思ったとき、きっとこの本のどこかに響く言葉があるはずだ。

W:tF 久々のサプリメントは『Tribes of the Moon』?

White Wolf LiveJournal によれば、『Tribes of Moon』なる製品が制作進行中らしい。

Tribes of the Moon is coming. That's all I'll say for now.——White Wolf LiveJournal, 2007/07/23

これだけの情報なので、サプリメントなのかSASシナリオなのかさえまだ判らないが、久しく止まっていた Werewolf: The Forsaken シリーズが再び動き出しそうな気配は感じられる。

思えば Pure tribes については『The Pure』という独立したサプリメントがあるにもかかわらず、Forsaken側を取りあげた製品はこれまでなかった。さて、Ethan Skempディベロッパーは何を持ってこようとしているのか。続報に期待。

White Wolf LiveJournal, 2007/07/23

キャラクターの名前・生年月日・出生地まで全部お任せ『Fake Name Generator』


クリックで拡大たとえばWoDでヴァンパイアを作るとき、どんなにこだわらないプレイヤーでも大まかな外見年齢や抱擁された時期ぐらいは決めざるをえない。W:tFやM:tAwだって、キャラの年齢は経歴や外見にも関わってくるし、どんなに大雑把なマスターの元でどんなTRPGを遊ぶにせよ、キャラクターの名前ぐらいは決めざるをえない。これがけっこう面倒だ。

運と霊感に恵まれれば、キャラクターのイメージが頼まなくても降って湧いてくるものだが、STとしてNPCやプレロールドPCを大量生産するとなればそうもいかない。そこでこの Fake Name Generator の出番である。

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WoD近刊制作状況

オリジンズ帰りで人々が死んだように眠りこけているWhite Wolf社より、定例の実況中継。大きな動きはないので、制作進行中の作品名だけ挙げておく。

  • Changeling: The LostーWinter Masques, 3冊目のサプリメント
  • Vampire: The RequiemーRequiem for Rome, Fall of the Camarilla
  • Werewolf: The ForsakenーChanging Breeds
  • Mage: The AwakeningーAdamantine Arrow, Astral Realms
  • Mind's Eye TheatreーMET Mage
  • ScionーScion: Demigod

White Wolf LiveJournal, 2007/07/10

『Book of Spirits』書籍版・PDF版同時発売

Bookofspirits CoverWorld of Darkness: Book of Spirits』のPDF版がDriveThruRPG.comから買えるようになっている。

新刊は値引率が渋いのだが、WW公式ブログによれば、SASシリーズを手始めに、発売後に発覚した誤記誤植を直した改訂版の制作が進められているようだ。DriveThruRPG.comでPDF版を買ったユーザは、改訂版を無料ダウンロードできる、とのこと。何でも発売日に買ってしまう人々にとってはいつ出るのか気になるところだ。

『Book of Spirits』の内容については5/9の更新を参照。またDriveThruRPG.comでPDFを買うときの注意は5/8の更新をご覧ください。

『Book of Spirits』表紙公開

Bookofspirits CoverWoD発売直後から出る出ると囁かれつづけて早4年、精霊(spirit)を扱うための汎用サプリメント『World of Darkness: Book of Spirits』がようやく5月30日に発売される。

精霊という存在が新WoDに初めて登場したのは『Werewolf: The Forsaken』だが、今ではどのシリーズにも多かれ少なかれ関わってくるのが現状だ。ところがワールド・オブ・ダークネス基本ルールがサポートするのは幽霊(ghost)だけで、その後のエラッタで「精霊と幽霊は別物」と規定されたこともあり、精霊を扱う汎用ルールの登場が待たれていた。

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Storytelling Adventure System 公式サイトが改装+新作情報

White Wolfの単発シナリオシリーズ Storytelling Adventure System の公式サイトが改装された。いつも重たい本家サイトに比べてずいぶん軽快でスタイリッシュだなと思ったら、ここだけ独立してWordPressベース。デザインも外注したようだ。

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PDF版『The Rage』『Magnum Opus』の初期バージョンに不具合

DriveThruRPG の中の人とメールをやりとりしたついでに教えてもらったのだが、昨日発売されたPDF版『The Rage』『Magnum Opus』には、公開当初データに一部不具合があり、画像が変なところで切れていたそうだ。

修正版のPDFは日本時間10日午前8時にアップロード済みなので、それ以前にダウンロードした人は、再ダウンロードすれば見苦しくないPDFが届きます、とのこと。

10日20時現在、サイト上では告知されていないようなので。

WoD製品4月〜5月のリリーススケジュール

ついに。ついに。『Book of Spirits』の発売予定が決まりましたよッ。
Scion第2部は第1部の2ヶ月後には発売されてしまうようで。一冊一冊はそんなに大がかりなシステムではないのかな?

White Wolf Online: Upcoming Products

PDF版『Magnum Opus』『The Rage: Forsaken Players Guide』発売

DriveThruRPG.comにPDF版が入荷しています。

なお、上のリンクからサイトを表示させようとすると「証明書を発行するサーバの名前が違う」とブラウザが警告することがありますが、フィッシング詐欺でないことはわたくし、身をもって確認済みです。安心してクリックしてください。

「drivethrustuff.com/〜」にリンクを張ると強制的にRSSフィードに飛ばされてしまうため、もう一つのドメイン名であるdrivethrurpg.comにいったん飛んで転送してもらうリンクにしています。そのため、上記のようなエラーが出るようです。ずいぶん長いことあるバグですが、改善されないかなあ。

『The Rage: Forsaken Player's Guide』『Magnum Opus』

W:tF待望のプレイヤーズガイド『The Rage』とP:tCサプリ第3弾『Magnum Opus』が発売された。DriveThruRPG.comへの入荷はまだの模様。

White Wolf Online, 2007/02/06

WoDシナリオを3本まとめ買いで割り引きに

WoD単発シナリオシリーズ SAS が3本セットで割引になるお徳用セットが発売された。

単体3本の合計価格より3ドル割引になって、1本あたり約800円。日本語の文庫本でも1000円を超えるものが珍しくないご時世に、これはなかなかお得ではなかろうか。内容も充実しているし、サプリメントなどの背景知識を必要としない、キャラクターの目標がわかりやすい、などちゃんと単発セッション向けに作り込まれている。

DriveThruRPG.com, 2007/02/07

SASに秘められた、遊びやすさ向上の3つの仕掛け

先日発売された WoD単発シナリオシリーズ「Storytelling Adventure System (SAS)」には、STが読みやすく遊びやすいように、様々な新しい仕掛けがほどこされているようだ(→解説原文(ページ最後))。

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制作秘話『Parlor Games』『Chicago Workings』『The Resurrectionists』

SASの各シナリオが書かれた経緯について、著者が公式フォーラムで語ってくれている。若干のネタバレを含むので注意。

『The Rage: Players Guide to Forsaken』の追加Merit

【20:49追記】Pack Tactics に関する記述を修正しました。

2/7発売のW:tFサプリ The Rage: Players Guide to Forsaken では、パックの連係プレーを強化する Pack Merits がいくつか追加されるようだ。Totem Merit のように共同で経験値を出し合って取得するものと、パックメンバーが各自で取得するものの2種類ある。

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WoD新製品製作状況

アイスランドから出向してきた Peter さえも寒いとこぼす、極寒のアトランタからいつもの Will Hindmarch がレポート。

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WoD用単発シナリオシリーズ『Storytelling Adventure System』発売開始!

WoD用の単発シナリオをDriveThruRPG.comから有料ダウンロードできる新サービス「Storytelling Adventure System」が始まった。

シナリオ1本単位から購入でき、価格も7〜8ドル(日本円で約850〜970円)と手軽。また、シナリオの長さ(全部で何シーンか)、志向(頭を使う、アクション主体、交渉重視)、キャラ作成時の使用経験値の目安などが表示され、シナリオの傾向が一目でわかるようになっている。PDF形式でのオンライン販売限定。

SASシリーズ第一弾として発売されたのは以下の3本。

ひっそりアフィリエイトになってます。ここ経由で買ってくださるとレビュー意欲が上昇するかもしれません。しないかも。
(2007/01/30 21:23 追記:リンク切れを修正しました。)

WoD製品で定価が1000円を切るものはめずらしいので、日本語版展開でもなんらかの形で取り入れられるといいですな。

早速落としてきたので、レビューは夜帰ってきてから。

White Wolf Online, 2007/01/29

WoD近刊制作状況

  • Changeling:ベータ段階。原稿を偉い人(Mike TinnyとかRichard Thomasとか)が回覧するあいだ、新しいプレイテストの結果をとりまとめ。Justin Achilliが巻頭小説を書き下ろしたらしい。ちなみに、今回もやっぱり冷たい鉄/cold iron は登場するようで、Ethan と Bill がシステムバランス調整中。
  • PDF adventure products: まもなくレイアウトが完成。
  • WoD Core:WoD: Urban Legends はいくつかの技術的問題を解決すれば印刷所送り。
  • Mage:Free Council は数日中に完成する模様。Magical Traditions も制作進行中。
  • Scion:Scion: Heroはレイアウト全面変更。巻頭小説部分が完成。Scion: Demigodは草稿段階。

The White Wolf LiveJournal, 2007/01/22

Changelingの正式題名は『The War Against the Pure』巻末広告で公開

W:tFの近刊サプリメント『The War Against the Pure』の巻末広告には、Changelingの正式タイトルが掲載される。

題名が「Changeling's Zoot-Suit Hawaiian Adventure」になるという危機はWWスタッフの集団票によりさしあたって回避されたようだ。

The White Wolf LiveJournal Community - Monday Meeting Got 71 Minutes of Sleep This Morning

ワーウルフの半分は狼でできています。

Blood of the Wolfとかく忘れられがちだが、ワーウルフの半分は狼である。W:tAの時代から「たいていのプレイヤーは、狼腹キャラを作っても人腹と変わらないロールプレイをする」という問題はしばしば指摘されてきた。W:tFでは戦士よりハンターという方向付けがなされ、より現実の狼に近づいた観がある。Death Rageで狂戦士化してさえ、瀕死になると自己保存本能が勝って逃走を図る、という新ルールが最も端的な例だろう。

あなたのウラサは、狼らしいところを見せていますか?

Northeast Region Forsakenの「How to be a Wolf」という記事では、狼の生態や社会生活、パックの構造などについて簡単にまとめてくれている。
(直リンは貼れないので、トップから Resources → Primers → How to be a Wolf とリンクをたどってください)

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ワーウルフキャラの名声と位階を一瞬で把握する——Camarilla流ビーズ活用術

WW公式ファンクラブ Camarilla の公式コンベンションに行って、『ワーウルフ:ジ・アポカリプス』のLARPセッションに参加すると、プレイヤー全員が色とりどりのビーズを紐に通したものをじゃらじゃらぶら下げている光景にでくわすのだそうだ。

これはPCの位階と名声が他のプレイヤーから一目で分かるように考案された仕掛けで、ビーズの色が名声/Renownの種類と対応している。不慣れなプレイヤーでも、ビーズの数が多い紐を見たら「ああ、このキャラクターは自分より格が上なんだな」と察しが付くし、慣れたプレイヤーなら「ランク2、いや3ぐらいかな。武勇のビーズが多いから、アーローンか、少なくとも武闘派だな」というところまで読み取ることができる。

LARPセッションでは何人ものプレイヤーが会場内を歩き回ることになるので、こういう仕組みも必要になるわけだが、ビーズを使うことでW:tA独特のネイティブアメリカンっぽさも演出できて一石二鳥だ。

これを『Werewolf: The Forsaken』のRenownシステムに合わせたルールが、Northeast Region Forsaken で紹介されている。

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WoD2.0の歩みを振り返る

WoD2.0の話をしていて、ときどき気になるのが、過去の製品の発売日だ。White Wolfのオンラインカタログには、近刊の発売日は載っても既刊の発売日は残らないし、アマゾンの書誌データは著者が明らかに人間でなかったりありえない本が発売されていたりして、確かなのはISBNのみというお粗末さ。別に発売日など思い出せなくたって実害はないが、すっきりしないのはいやだ。

しかし世の中にはまめな人がいる。そう、先日紹介したWoD特殊能力総索引の作者、Angelus Michaels 氏だ。

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新春開始:WoD読書会

積読退散!WoD読書会あけましておめでとうございます。

#wod-jp には、WoDの英語版サプリを買ったんだけど結局積ん読にしている、という人がけっこういて、
「今年からみんなで毎日ちょっとずつ手持ちの英語本読もう」
という提案が出ています。

せっかくなので面白くやろうと思って、掲示板作りました。

英語本を読んだ日は、ここに「今日は○ページ読んだ」と投稿する。それだけです。
最初に「newTopic」をクリックして自分専用のトピックを作り、それに返信する形で投稿していくとわかりやすいでしょう。

登録しなくても記事は見られますが、初めて投稿するときはユーザー登録が必要です。
ユーザー登録すると、投稿数がカウントされます。
今日は○ページ読んだ、と投稿を続けていくと、記事のユーザー名の下に表示される称号がだんだん偉くなっていきます。現在は、おおむね2ヶ月、毎日投稿を続けると最高レベルに達する設定です。

この称号システム、投稿の内容には頓着しませんので、他の用件で骰子回転劇場・板に投稿した人についてはカウントが不正確になります。気になる人は、読書日記専用のユーザー名を新しく登録してください。

英語の本が積ん読になりがちだというところから始まった企画ですが、日本語の本でもいっこうかまいません。せっかくヴァンパイア:ザ・レクイエム日本語版も出たことですし。

【2007/01/02追記】現在時刻の表示がおかしい場合、「プロフィール」をクリックして設定画面を開き、タイムゾーンの設定を「GMT+9 hours」にしてください。ちなみに、その上の「掲示板のスタイル」では、掲示板の表示形式を色々変えることができます。現在4種類用意しています。他の人の表示には影響しませんので、お好みのスキンをお使いください。

読みはじめたら止まらない W:tF リプレイ『Tales of the Healing Scars』

断じてブラウザを開くべきではなかった。

コーヒーを飲み終わったら大掃除にとりかかるつもりで、その間「情報収集」と称して Shadownessence の W:tF フォーラムを巡回していたら、面白そうなファンサイトをいくつか発掘した。最近は公式の動向を追いかけるのに精一杯であまり目を向けていなかったが、論考やプレイ報告、ハウスルール、便利なチャート集など、内容の充実したサイトが増えている。

いくつかのリンク集を経て行きあたったのが Tales of the Healing Scars だ。仲間内で行った W:tF のセッション記録をブログ形式で綴っているのだが、これがめっぽう面白い。

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Ethan Skemp インタビュー(Werewolf & Changeling)

Werewolf と新Changeling のディベロッパー、Ethan Skempが、1時間以上にわたって熱く語ってくれます。Forsaken だけでなくワーウルフ:ジ・アポカリプスについてもディベロッパーの肉声を聞ける、貴重なポッドキャストなのですが、音質が非常に悪く、肝心の Ethan の声が聞き取りづらいのが難点です(ネイティブも「聞きづらい」と言ってるので私の耳が悪いせいだけじゃないと思う)。

しかし期待の新作 Changeling について語っている部分はテープ起こししてくれた人がいます。フォーラム記事はナマモノですので、続きを読むをクリックした後に転載しておきます。

誰か Werewolf パートも頑張ってテキストに落としてくれないかしらん。

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V:tR/W:tF/M:tAw/P:tC 特殊能力総索引

WoDサプリメントで次々と追加されるDisciplineやGiftは確かに魅力的だが、問題はサプリメントのほとんどには索引がないという点だ。もっと問題なのは、プレイヤーのキャラシートに書いてある見覚えのない能力が、いったいどのサプリメントに載っているかさえ思い出せない、という事態が発生しうることだ。

だが世の中にはまめな人がいる。現在までに発売されたほとんどのルールブック&サプリメントから特殊能力の総索引を作ってしまった人が。夏に発売されたばかりのプロメシアンまでカバーしているのには恐れ入る。

以下にリンクを載せるが、これらのページは全てAngelus Michaels氏の The Kittens of Darkness に属するものなので、内容はくれぐれも敬意をもって扱ってほしい。

Kittens of Darkness

WoD近刊制作状況

「みんな俺を置いてけぼりにしてランチに行きやがって。ああサンドイッチ上等さ」とやさぐれ気味のWill Hindmarchによる月曜恒例の進捗レポート。社内で席替えがあったり週末パーティーをやったりWWスタッフは相変わらず忙しい。

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DriveThruRPG に『The Pure』『Strange Alchemies』が入荷

11月29日に発売された『The Pure』『Strange Alchemies』のPDF版が DriveThruRPG.com に入荷した。

『The Pure』発売、表紙も正式公開

「小僧、我々はおまえが生まれ素性ゆえに憎いのではない。狼と人との間に生まれ、最初の変身を迎えるや、かの淫乱な月めに銀で烙印を捺されるのは我々もまた同じ。おまえが始父殺しの血筋のせがれだからといって、憎むわけにはゆかぬ。同じ生まれの者は我々の部族にいくらもいるのだから。
 だがおまえは真理を聞かされて、それを拒んだ。精霊たちの怒りを知りながら、謹んで詫びもせぬ。隷属のあかしたる銀の烙印を、炎で焼き取るどころか、誇らかに身に帯びている。
 ものの道理を知らない子供であれば、それも憎みはしない。だがおまえは大人になり、道理を知り、それでもなお、従おうとせぬ。それゆえに——焼き滅ぼされるのだ」—— ファイア=タッチド族〈狩人の声〉

Werewolf: The Forsaken サプリメント『The Pure』が発売された。「Forsaken より萌える」と(局地的に)評判な Pure 3部族が、ついにフルサポートされる。

表紙も大判画像で正式公開。腹筋の割れたマッチョな兄ちゃんからダンディな髭親父まで、テストステロンみなぎる勢揃いである。

内容は9月18日の日記に紹介済みなので、関心のある向きはどうぞ。

相変わらず在庫表記のあてにならないAmazon.com は、いちおうステータスは発売扱いで、昨日注文入れたら今日出荷になりました。co.jpのほうは、まだ予約扱い。DriveThruRPG.comは、29日現在、未入荷の模様。

White Wolf Online, 2006/11/29

『Belial's Brood』『The Pure』の表紙画像もリーク

いやはや、おそるべし、Prince Nightchilds Elysium。

  • The Pure (2006年11月29日発売予定)
    リンク先の画像をクリックすると拡大表示。炎が美しい。
  • Belial's Brood (2007年1月17日発売予定)
    サムネイルのみですが、やたらに格好いいです。べりあるずぶるーどのくせに。

WoD近刊制作状況

EVE Offline

  • EVE Online のオフライン製品については、現在 CCG(リニューアル?)、小説、コミックなどが検討されている模様。
  • EVE CCG 担当として、近々 White Wolf にアイスランドから新人がやってくるらしい。
  • TRPG 版 EVE のアルファ版が完成し、テストプレイが行われた。
  • Mage ディベロッパーの Bill Bridges は、Learn the World 誌に EVE の記事を書くらしい。もしかしたら、EVE TRPG を執筆することになるかも? Promethean ディベロッパーも兼ねている彼だが、この先ますます多忙になりそうだ。

Changeling

  • Ethan Skemp がサプリメント第1弾『Autumn Nightmare』の制作準備中。

WoD Core

Vampire: The Requiem

  • 古代ローマのサプリメントが予定されているようだ。「一章とかコラム1個どころじゃなくて、一冊(少なくとも)」と Will。古代ローマの設定資料集は、先代 V:tR ディベロッパーの Justin Achilli が「いつか制作予定に入れてみせる」と息巻いていたもので、その念願がようやく叶ったという形。

Werewolf: The Forsaken

Mage: The Awakening

Promethean: The Created

  • 最終サプリメント『Saturnine Nights』は、イラストの手配でスケジュールに遅れが生じているようだ。

その他

  • 『Monster Mayhem』という製品が開発中らしいが、詳細不明。「sample materials」などという記述が見えるので、ボードゲームの可能性は考えられる
    【2006/11/23追記:GamingReport.comの報道によってボードゲームであることが確認された。】

White Wolf LiveJournal, 2006/11/13
White Wolf LiveJournal, 2006/11/21

WoDコア, VtR, WtF シナリオがPDF限定シリーズで発売?

V:tRディベロッパー Will Hindmarch が公式ブログで明かしたところによれば、WoDの新たな製品展開として、PDFでのシナリオ販売が数ヶ月のうちに始まるようだ。

現在、名称がわかっているのは

  • Chicago Workings(WoDコア用)
  • The Resurrectionists(V:tR用)
  • Parlor Games(W:tF用)

の3本だが、「a new line of PDF adventures」と言っているので他ゲーム用のシナリオも期待できそうだ。無料配布のPDFシナリオもかなり質が高かったので、実物を見るのが楽しみ。

The White Wolf LiveJournal Community, 2006/10/30

WoD新製品製作状況

ちょっと間が開いたのでここ2、3回のLiveJournal更新をまとめてお届け。英語サイトをたまにしかチェックしない人に。

【Vampire】

  • WoD: Chicago に続く巨大サプリメントとして期待の Damnation City は アートディレクションが難航している模様。原因はディベロッパーの Will Hindmarch のせいらしい。
  • Belial's Brood』は無事印刷所へ。
  • 『Bloodlines: The Chosen』は応募作品の第一次選考中。大変な数の応募があったようで、公開投票が楽しみ。
  • PDFで新たなシナリオがリリースされるようだ。デモクロ同様無料公開になるのか、DriveThru限定販売の有料PDFになるのかは不明。
  • 他社からライセンス商品が出るらしき動きアリ。

【Werewolf】

  • 『War with the Pure』ではいくつかのMeritに加え、Skill1個が追加されるそうだ。新WoDで追加Skillが出るのは珍しい、というか初めてじゃなかろうか。
  • The Rage: Player's Guide to the Forsaken』はおそらく今頃は印刷中。
  • PDFで新たなシナリオがリリースされるようだ。デモクロ同様無料公開になるのか、DriveThru限定販売の有料PDFになるのかは不明。

【Mage】

  • Intruders: Encounters With the Abyss のイラスト類が仕上がってきたそうだ。
  • Legacies: The Ancient』はレイアウト段階。
  • 『Tome of Artifacts』というサプリメントが制作中らしい。

【Promethean】

  • 『Magnum Opus』用のイラストが仕上がってきたので、レイアウトラフを制作中。


【Changeling】

  • Ethan Skemp が原稿を書いたりライターを集めたり精力的に働いているらしい。楽しみではあるけれど、こちらに精力を傾けすぎて W:tF の展開が止まってしまわないかと時々心配になる。

【Scion】

  • 最終稿がまもなく仕上がりそう。
  • 付属シナリオはかなりスケールの大きいものになるらしい。
  • matt milburgerがレイアウトのデザイン案を作っている。
  • シリーズ第2部の企画も進行中。

【WoD Core】

  • 延び延びになっている『Book of Spirits』はイラストの発注があった様子。精霊は全シリーズに登場するので、そろそろルールの整理が必要だろう。打ち切りにならなかったのはうれしい。
  • 新たに名前が挙がったのが『World of Darkness: Asylum』。『WoD: Tales from the 13th Precinct』で警察署の汎用設定モジュールが出ているから、これは精神病院のモジュールか?
  • matt milburgerがレイアウトのデザイン案を作っている。
  • シリーズ第2部の企画も進行中。

【その他】

  • Parlour Games なるシリーズ製品が制作中の様子。詳細は不明だが adventure とかいう単語が見えているので、シナリオに関わる本ではないかと憶測。
  • WW社のライセンス担当 Aaron Voss が、エッセンのゲームフェアから帰ってきてからというもの連日のように翻訳者たちと何やら打ち合わせ中だとか。近々、ドイツゲームの英語版でも出す予定なのかも。(ついでに Engel の3.5e対応版も出してくれないだろうか)

White Wolf LiveJournal, 2006/10/23
White Wold LiveJournal, 2006/09/25
White Wold LiveJournal, 2006/10/10 2:07

The Rage: Player's Guide to the Forsaken

来年1/31発売予定のW:tFサプリだが、新WoDでプレイヤーズ・ガイドと銘打ったサプリメントは初めて。新WoD転換直後、ディベロッパーの誰かが「今はまだ旧WoDのプレイヤーズガイドのような総括的な本を出す時期ではない」と言っていた気がするが、ようやくその時期が来たということか。220ぺージとかなり分厚いハードカバーで、内容量も期待できそうだ。

  • 5部族とゴースト・ウルフの詳細な考察——その歴史・文化から武器まで。
  • キャラクター作りに豊かな選択肢を広げる追加Merit・Gift、Harmonyやパック戦術の詳細解説
  • Forsakenをより大きなスケールでプレイするための情報——パック間同盟、世界各国のForsakenの文化や関心事など。

W:tFのパック戦術はどうもぱっとしないので追加解説は気になるところ。パック間外交の話も面白そう。

White Wolf Online Catalog, 2006/09/22

Lodges: The Splintered 入荷状況

Lodges: The Splintered』が予定通り20日に発売された模様。

9月21日午前7時現在の、各通販サイトの状況

Amazon.co.jpに注文したら配送予定日は11/23〜24と言われる。運が良ければ予定日前に届くが、最近入荷が遅れがちなので(時々イエサブに入荷する方が早かったりもするらしい)、急ぐならDriveThruかAmazon.comが堅実。

ところでAmazon.comにアクセスすると「日本でお買い物しましょう」とでかいバナーが表示されるのはソフトな人種ハラスメントでしょうか。

リリーススケジュール更新

1月のWoD製品発売予定がリリーススケジュールに追加された。1ヶ月に4冊も出るのは嬉しいが、財布には辛い……

White Wolf Online Catalog: Upcoming Products, 2006/09/19

The Pure

Pure tribesはW:tFの主要な敵役で、どのサプリメントにも必ずサンプルデータが掲載されるにも関わらず、全容を体系的に解説する本はいまだに出ていない。そういうわけでワーウルフファン待望のサプリメント『The Pure』が、11月29日にようやく発売される。

  • Pure諸部族の社会を徹底解説。神話や歴史から現代における教化と洗脳の手口まで。
  • Pure3部族(Fire-Touched、Ivory Claws、Predator Kings)についてはそれぞれ専用の章を設けた。
  • Pure派ワーウルフにこそふさわしいGiftリスト、儀式、霊宝、トーテム等の追加データ
  • Pure諸部族が支配する土地のサンプル設定。新たなクロニクルの出発点として、また現在進行中のクロニクルに挿入する形でも利用可能

次のW:tFサプリメントは『War with the Pure』というクロニクルシナリオ集だという噂もあるので、まずはこれで予習しておかないと……

White Wolf Online, 2006/09/18

Lodges: The Splintered に収録される全22ロッジが明らかに

Lodges: The Splintered』の発売まであと1週間少々となり、公式サイトにはさらに詳細なプレビューが追加された。追加データだけでなく、世界各国、ときには本来狼が生息しない土地で、ワーウルフがどのように種族文化を維持したり適応させたりしているのか、という問題を論じているようで、日本を舞台のクロニクルを考えているSTには参考になりそうだ。

実際、収録ロッジのリストを見ると日本固有のロッジも2つばかりある。原文のほうには「よそでもこれこれこういう感じのロッジとして流用できますよ」という紹介も含まれているので関心のあるむきは原文もどうぞ。

▼続きを読む

WoD専門書店、作りました。

といってもAmazon.co.jpの新しいアソシエイト・ツール「インスタントストア」を使って近刊へのリンクをぺたぺた張っただけですが。

» 骰子回転劇場・店 —— 暗黒世界書店

要はリストマニアのお薦めリストをミニAmazon風に並べただけという感じで、おすすめ本が9冊までしか選べないのが残念ですが、前々から Vampire Tomes 風のアソシエイト本屋ページを作りたいと思っていたのでちょうどよかった。30分で作ったのでコメントとか配色とかいい加減ですが。

当分は、WoD2.0で最近出た新刊と、そろそろ出そうな近刊2、3冊を載せていくつもりです。Amazonに書名が間違って登録されているせいでWoD本を買いたくても目指すページになかなかたどりつけない人の一助となれば幸いです。

Lodges: The Splintered 表紙プレビュー

来週水曜に発売される『Lodges: The Splintered』の表紙が公開された。

これだけのためにジャケ買いしたくなるカッコ良さ。
ワーウルフが両手に持っているナイフの形からして、イラストレーターは『Hunting Ground: The Rockies』を手がけたWilliam O'Connorだろうか。

W:tFのロッジ本はこれで2冊目になるが、今回のテーマは「世界のワーウルフ」らしく、ポーランドから日本、果ては南極に至るまで世界各国の土地柄に結びついたロッジが22個追加される。

その1つ「Lodge of 66」が昨日公開されたWhite Wolf Quarterlyで読めるので興味のある向きはそちらもどうぞ。

個人的には、日本のロッジがどういう名前になっているかという点に学術的好奇心を抱いている。いや、なに、『Circle of the Crone』では天照大神を崇めるfactionの伝説的カリスマの名前が Ketsuekihime(血液姫)だったもんだから……

White Wolf Online, 2006/09/07

White Wolf Quarterly 2006 秋号が公開

» White Wolf Quarterly (September - November 2006) ダウンロード(直リン)

読者投稿特集ということでちょっと遅めの発行になり、新作情報はWebで公開済みのものが多いがいくつかプレビュー記事がある。

  1. WoD: Mexico
    神々に血の生贄を捧げる慣習があった古代中南米では、ヴァンパイアは神々そのものとして人間の崇拝対象になっていた話。また、ヴァンパイアとワーウルフは古くから和平協定を結んでいるが、昔は定期的に儀式的な戦闘を行って神々の生贄になる者を決めていたとかいう話。
  2. Circle of the Crone
    イニシエーションの一例が紹介されている。地面に寝かされて服をひんむかれて上からは司祭たちのvitaeが降り注がれるが一滴でも口にしたらその時点で失格。それに耐えたら今度は「神々を喜ばせるために陽光を浴びて焼け死ね」と言われる。いやだと言ったら失格。
  3. Pandora's Book
    メインは pandran と centimani の拡張ルール。面白いところでは Firestorm現象のカスタマイズルールが追加され、炎の嵐のかわりに蛙や死体の雨などの天変地異が起きるようになる。またqashmallimについてもきちんとしたシステムが付き、基本ルールの続編となるシナリオが1本付属。
  4. Lodge: the Splintered
    思想や文化を軸にしたこれまでの追加ロッジと趣を変え、地元に深く結びついたロッジを収録。例として「Lodge of 66(ルート66号線のロッジ)」が抜粋されている。
  5. Vampire: Dark Influences
    さくっとプレイできて、プレイヤー自身がニューオリンズに住むヴァンパイアとして行動しているようなライブ感覚が味わえるカードゲームをめざしたらしい
  6. Mind Eye Theatre
    Camarilla入会の勧め。カマリリャLARPはいわばTRPG版MMORPGみたいなもので興味はあるが、さすがに英語でロールプレイするのは辛すぎます

White Wolf Online, 2006/09/08

WoD新製品情報

  • 『Changeling』の執筆陣は総勢10名以上にのぼるようだ。ちなみに、その一人は今年WWを辞職したばかりのJustin Achilli。
  • V:tRではマイナーCovenantサプリの『Belial's Brood』と都市設定制作ガイド『Damnation City』が予定よりちょっと遅れつつも進行中。
  • WtFでは『War with the Pure』『The Rage: The Player's Guide to Werewolf』の制作が進行中。
  • リリースが延び延びになっている『World of Darkness:Book of Spirits』は表紙デザインにとりかかったようだ。精霊はどのシリーズにも登場するのでいつまでも『詳しくはWtF参照』とも言っていられまい。ともかく制作が進んでいることは確かでなによりだ。
  • Bill BridgesはM:tAwサプリの執筆を進めるかたわら、秘密のWoDプロジェクトを進めているらしい。

White Wolf Live Journal, 2006/08/28

Werewolf: The Forsaken の遊び方

最近はWoD製品のクレジットにその名を見かけないほうが珍しいフリーライター、Matt McFarland が、自サイトに久々のエッセイを追加。まったくのWtF初心者向けに書かれた紹介記事になっている。

彼は以前V:tR初心者向けに「How to Run Vampire: The Requiem」というエッセイも書いていて、そちらは回転劇場への翻訳転載許可ももらっているのだが、いまだに手を付けられていない。

Pleased, but Sticky - 2006/08/24

WoD近刊情報

GenConで新作情報が出たようだ。
(伝聞情報です。デマ、誤解を含んでいる可能性があります。ご注意ください)

  • Changeling
    2007年のGenConで発売。5冊完結シリーズ。
  • WoD: Urban Legends (Core)
    詳細不明。
  • WoD: Book of Spirits (Core)
    新WoD発表当初から噂だけはあるがのびのびになっている本。発売時期不明。
  • WoD: Shadows of Mexico (Core)
    汎用地域サプリメント。クロスオーバー。ヴァンパイア領主たちの下で雇われワーウルフやメイジが戦うらしい? 10月発売予定(→情報元
  • Bloodlines: The Chosen (V:tR)
    V:tRコアルールに名前だけ登場したBloodlinesの設定を、ファンの寄稿で作ろうというもの。一部はコンテスト形式になるとか。Bloodlines本としては3冊目。
  • The Blood (V:tR)
    V:tRプレイヤーズ・ガイド。プレイヤー向けの「Giant」な本らしい。Blood sympathy, blood bond, Predator's Taintなどの拡張ルールや、一部のDiscipline効果を変更するオプションルールが収録される。
  • Lords Over The Dead - Ventrue Clan Book (V:tR)
    Ventrue Clanの概観とデザイナーノートを含む小冊子。ソフトカバーの可能性も。「人類学的な解説。頭から終わりまで通読して楽しめるようなデザイン」
  • Kiss of the Succubus - Daeva Clan Book (V:tR)
    Clan BookのDaeva版。
  • The Rage (W:tF)
    W:tFプレイヤーズ・ガイド。
  • The Pure (W:tF)
    Pure tribeサプリメント。Ethan Skenpによれば「早ければ12月発売」(→情報元
  • War With the Pure (W:tF)
    Pure tribeサプリメント。『The Pure』とは別物らしい。『Reign of the Exarch』のようなクロニクルシナリオ集か? ソースは忘れたが、WtFでそういう本を作っているという噂は見た。
  • Tome of Mysteries (M:tAw)
    10月発売予定(→情報元
  • Legacies: The Ancient (M:tAw)
    Legacy本第2弾。
  • Denizens of the Abyss (M:tAw)
    Abyssの生き物を扱う
  • Magical Traditions (M:tAw)
    詳細不明
  • Free Councils (M:tAw)
    Order本第2弾。
  • Mysterium (M:tAw)
    Order本第3弾。
  • Mind Eye's Theatreシリーズ
    次作候補は『Awakening』。PDF版のみの発売になる可能性あり。『Forsaken』は現在のところ制作予定なし……
  • Scion
    新しい非WoDのRPGシステム。神の末裔をプレイする(ニール・ゲイマン『American God』のような感じ?)。3部作で、それぞれPCのパワーレベルが違う(神の末裔、半神、宇宙的神)。システムはExalted第2版ベース。『ペンドラゴン』風の要素が導入されるかも?(→参考:Will Hindmarchからの情報

Scion について、IRCでは「それって『戻ってきたAbberrant』では?」との指摘があった。そもそもExalted自体、Trinityの流れを汲むシステムなんだよな。

RPGnet Forums, 2006/08/10

ジェス・ハートリー インタビュー

フリーランスライターJess Hartley 女史がインタビューでWoDの新作を語っている。

1時間ほどの長さだが前振りが異様に長く、本題にはいるのは開始後15分ぐらいから。インタビュアー(?)2人がギャアギャアやかましいうえに、肝心のジェスの談話は音質が悪くて通勤電車の中ではいまいち聞き取れなかったが、Promethean: The Created と WoD: Skinchangers に関する話題のようだ。

少なくとも Fera はフェラと読むので間違いないらしいということはわかった。

Gamestas, Episode 10 (2006/06/05)

WoD新製品制作状況

White Wolf社では8月のGenConに向けて準備しつつ、諸々の新しいプロジェクトを同時進行させている模様。早くも2008年の製作スケジュールを作っているというから大変だ。「ここんとこ、毎日会議しかやってない気がする」とはWill Hindmarchの嘆き。

『Promethian: The Created』は順調に刷り上がって8月10日のリリースは動かないようだ。巻末には来年発売予定の第5シリーズの広告が載るというから見逃せない。

もうひとつ気になるのは、Pauline Bennyが『Vampire: Dark Influences』というゲームで使用するカードの製作を密かに進めているらしいこと。Will 曰く「V:tESではないヴァンパイアのゲーム」なんだそうで、詳細はまだまだ秘密らしい。

今回明らかになった他製品の制作状況は以下の通り。

  • 『Damnation City(仮)』……V:tRサプリメント。現在は草稿とディベロップの段階。WoD: Chicago 級の巨大ソースブックになるらしい。
  • 『Bloodlines: The Chosen(仮)』……V:tRサプリメント。Bloodline本第3弾。
  • 『Lodges: The Sprintered (?)』……W:tFサプリメント。Lodge本第2弾。先週の金曜日に印刷所へ送られた。
  • 『Legacies: The Ancient』……M:tAwサプリメント。Legacy本第2弾。
  • 『Intruders: Encounters with the Abyss(仮)』……M:tAwサプリメント。まだ制作予定にあがってきたばかり?

White Wolf LiveJournal, 2006/05/30

WoD近刊制作状況

Will Hindmarch から久しぶりの近況報告である。

  • Pauline Benny は現在、「書籍ではなく」「未発表の」プロジェクトを進行中。
  • Will Hindmarch は新作『Damned City(仮)』に着手した。名前からして V:tR シリーズ2番目の都市設定資料集になるのかも?
  • 『World of Darkness: Skinchangers』の見本刷が先週完成。Will 曰く「Antagonists や Second Sight が好きな人ならきっと気に入るはず」
  • W:tFではロッジ本第2弾(おそらく『Lodges: The Splintered(仮)』)ともう一冊のW:tFサプリメント『War With the Pure(仮)』も制作が始まっている模様。アートディレクションはいつものAileen Miles。
  • Matt McFarland によれば【題名未公開】な本が2/1に出るらしい。時期からして噂のPrometheanサプリメント『Pandra's Book』か?
  • Bill Bridges はレガシー本第2弾『Legacies: The Ancient』の仕上げ段階。そろそろWoD第5シリーズの企画会議も始まるらしく、過密スケジュールに苦しんでいるとか。
  • ちなみにその第5シリーズの広告は8月発売の『Promethian: The Created』に掲載される。

White Wolf LiveJournal, 2006/05/22

ウラサにモラルはないのか

W:tFルールブックの記述と正反対をこれから書こうと思う。

p.180「Morality — Harmony」を読んで、特に違和感を感じることもなく納得できた人なら、この先を読むのはむしろ有害かもしれない。

When the First Change comes, a werewolf suddenly begins see the world through different eyes. (中略)Human laws and morals no longer seem quite appropriate.

最初の変身を経験したワーウルフの目には、世の中がふいにこれまでと全く違った目で見えてくる。人間の法律や道徳が正しいとはまるで思えなくなってしまうのだ。—— Werewolf: The Forsaken, p.180

ワーウルフには生来、人間と異質の倫理観が備わっている、と基本ルールは言う。システム上は、人間の道徳意識の高さを示す特性値Moralityを、種族固有のHarmonyに置き換えることで表現される。

だが、ほんとうに人間としてのモラルは消えてなくなるのか? ワーウルフはほんとうに、人の心を失った化け物なのだろうか? 

私は、それは違う、と思う。

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レビュー『Territories』


表紙イメージ

これは何の本?

W:tF のワーウルフは、パックを組み、テリトリー(縄張り)を持っているのが一般的だ。なぜテリトリーを欲しがるのか、どうやって獲得するのか、維持にはどんな苦労があるか、については基本ルールブック p.45〜53に詳しい。しかしこれらの事柄は、基本ルールではゲームシステム上なんら影響を及ぼさなかった。本書はテリトリーの獲得・維持・向上を、ロールプレイの課題としてだけでなく、ゲームとしても楽しめるようにする拡張ルールブックである。ディベロッパー曰く「シムシティというか、シムテリトリー」。

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『Territories』でSkill名の誤記見つかる

W:tFサプリメント『Territories』で、新WoDシステムに存在しない技能名がルール内に登場するという問題点が公式フォーラムで指摘されている。

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World of Darkness: Skinchangers が 7/24 発売

nacky 卿の日記Upcoming Release が更新されたことを知る。実は昨年から、『Skinchangers』なる本が W:tF サプリメントとして制作進行中という情報は出ていたのだが、ここで紹介するタイミングを逸していた。

W:tF ディベロッパー Ethan Skemp がフォーラム上で認めたところによれば、『Skinchangers』は Uratha 以外の変身能力者を扱うサプリメントになる。

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『Territories』『Tome of the Watchtowers』がDriveThruに入荷

4/17発売の各製品が DriveThruRPG.com に入荷した。

昨夜『Territories』を落としてきた。ワーウルフのテリトリーに関する色々を解説すると同時に、テリトリーを所有する恩恵をシステム化する試みがなされている。なわばり持ちになるメリット・デメリットが数値で把握できると手ごたえがあって良いし、テリトリーにどういう干渉をするかで諸方面に影響が出る仕組みもシムシティ風でなかなか面白い。

『Tome』は今朝出がけに落としたので、帰宅してからのおたのしみ。

WoD近刊の発売日が大幅変更

Carthians : 5/29 → 5/1
Secrets of the Ruined Temple : 6/26 → 5/15
Mythologies : 7/3 → 6/12
Shadows of the United Kingdom : 6/5 → 7/3

『Shadows of UK』だけが延期。相変わらず W:tF は不遇をかこっている。

White Wolf Upcoming Products, 2006/4/10】

Prometheanの正式タイトル決定

WW公式サイトで24日公開された「White Wolf Spring and Summer 2006 Highlights」というPDFパンフレットによれば、WoD第4シリーズの正式タイトルが決定したようだ。

Promethean: The Created

これまでにもファンの間で「VampireやMage扱いで副題は付く」「いや期間限定展開ということはOrpheusと同じで副題は付かない」などと不毛な憶測論争が繰り広げられていたが、やはり付いたようだ。

「White Wolf Spring and Summer 2006 Highlights」では、春夏の新製品と今後のリリーススケジュールを紹介するほか、発売済みの新WoD製品をシリーズごとに整理したリストがあり、あるシリーズに現在どのようなサプリメントやグッズが出ており、何が近刊なのか、一目で確認できるようになっている。

V:tRでは最後のコヴナントブック『Circle of the Crone』が9月、W:tFではワーウルフ以外の変身能力者を扱う『Skinchangers』が8月、M:tAwではExarchの全貌を明かす『Reign of Exarchs』が8月の発売予定であることが新たに確認された。

White Wolf Online, 2006/03/25

5月〜7月のWoD製品発売スケジュール

  1. 5/29 Carthian (V:tR)
    コブナントブック第4弾。因襲的な血族社会の改革をめざすCarthian Movementを専門にとりあげる。
  2. 6/05 Shadows of the United Kingdom (W:tF?)
    スコットランド高地からロンドンの路地まで、イギリス全土を包括する地域設定資料集。EthanによればForsakenがPureより多い設定になるとか。ワーウルフ中心だが、若干ヴァンパイアやメイジとのクロスオーバーありとの噂。カタログのロゴがW:tFでなくWoDコアマークになっているのはそのせいか?
  3. 6/26 Secrets of the Ruined Temple (M:tAw)
    アトランティスの遺跡とそこに眠るアーティファクトについて。
  4. 7/03 Mythologies(V:tR)
    昨日の日記参照。
  5. 7/03 Tales from the 13th Precinct (WoD Core)
    昨日の日記参照。

White Wolf Online: Upcoming Products, 2006/3/24

VtR: Mythologies, WoD: Tales of the 13th Precinct の概要が判明

GamingReport.com は、今夏発売のWoD製品の4つの内容と予価が判明したと報じた。うち2つは発売済み製品の割引セットとWoD汎用ダイスなので詳しくは記事原文を御覧いただくとして、残る2製品は昨年から噂だけは流れていた『Mythologies』と『13th Precinct』だ。

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WoD製品制作進行状況

V:tR ディベロッパー Will Hindmarch から久々の近況報告である。

  • 5月発売の Carthians (V:tR) は刷り上がった模様。
  • 4/17発売の Tomb of the Watchtowers (M:tAw) は印刷を終えて WW 社の倉庫へ。
  • 5/1発売の WoD: Second Sight および Shadows of the UK は印刷にかかった。
  • Reign of the Exarchs ももうじき完成。
  • Circle of the Crone はディベロップ最終段階。

The White Wolf Live Journal, 2006/3/14

WoD: Second Sight が5/1発売

かねてより噂されていた、超能力や民間呪術を扱う追加ルール集『World of Darkness Second Sight』のプレオーダーがWW公式サイトで始まった。

超常能力をもつのは、夜を徘徊する諸種族のみにかぎらない。孤独な超能力者、狂った妖術師、終末論者のカルト信者たちもまたワールド・オブ・ダークネスの住人なのだ。本書では彼らのもつ独自の能力を探る。—— White Wolf Online Catalog

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4月のWoD製品発売予定が公開

いずれも4/17発売とされている。3月はExalted第2版でいっぱいいっぱいらしくWoD製品の予定は入っていないが、2月末リリースの『Guardians of the Veil』『Requiem Chronicler's Guide』がずれこむ可能性はありそうだ。

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『Legacies』『Blasphemies』予約でSTスクリーンとキャラシートパッドが付いてくる!

ホワイトウルフ公式サイトのウェブ通販で、1/16発売の『Legacies: The Sublime』を15日までにプレオーダーすると『Mage: The Awakening Screen』と『Mage: The Awakening Character Sheet Pad』が無料で付いてくる、というキャンペーンが始まった。

また1/30発売のW:tFサプリメント『Blasphemies』についても、29日までにプレオーダーすると『Werewolf: The Forsaken Screen』と『Werewolf: The Forsaken Character Sheet Pad』がおまけに付く。

どちらも公式サイトの通販ページから予約した場合のみの特典なので、念のため。

STスクリーンとキャラシートパッドは総額およそ25ドルだから、お得といえばお得なのだが、日本から買うと送料が高いのが悩みどころ。

Harmony を下げるのは損か得か

W:tFでは、キャラクター作成時に Harmony を最大2点まで経験点と交換できる。

s2さんがW:tFセッションの反省として、Harmony を下げて初期経験点を稼ぐことにためらいを感じないプレイヤーがいることを嘆いておられたが、多少罪深くっても強いキャラクターが欲しい気持ちはわからないでもない。

だが、Harmonyを下げることは本当にキャラクター強化につながるのだろうか?
ルール面から考えてみよう。

Harmony低下による主なデメリットは3つある。

  1. 作成時(Harmony 7)においては、自分のパックトーテムの眷族精霊(brood)に対する Social 判定に+1のボーナスがある。Harmony 6に下がった時点で、この恩恵は失われる。
  2. Rite 全般の成功率が下がる。
  3. 新たなDerangement を得る危険性が増える。

1. は少なくとも、精霊との交渉役を期待される Elodoth にはデメリットだろう。説得や折衝の判定はペナルティがついたり対抗判定になったりするから、往々にして±1の差がものをいう。同じダイス1個振るのでも、ダイスプールが1個でも残っているのと Chance Die に賭けるのとでは成功率が違う。

精霊に干渉するRiteを修得するつもりなら、2. はかなりの足かせになる。Rite は通常 Harmony 判定だが、特に精霊を対象とするものは対象の Resistance との対抗判定が多い。基本ルールおよび『Predators』をみると、Rank 1の最も弱い精霊でも Resistance は 平均3〜4 ある。Harmony を5まで下げたワーウルフが Call Gaffling で召喚を試みたとすると、毎ターン成功数を蓄積できるかどうかはほぼダイス運次第、という情けない事態になってしまうのだ。ちょっと格上の精霊ともなると除霊だっておぼつかない。他のriteも大半は、成功さえすればいいというものではなく、成功数の多さが問題になる。

Merit ポイントが足りないといって安易に Harmony を下げると、せっかく選んだ auspice として活躍できなくなる恐れがあるわけだ。これではキャラを強化するために犠牲にしたはずの Harmony が無駄になってしまう。

一概に Harmony を下げるのが損とはいえないが、経験点と交換する前に、自分がそのキャラでどう活躍したいのか、よくよく考えてみたほうがよさそうだ。

なお、ウラサのロールプレイの一環として Harmony を下げることにためらいを感じてしかるべき、という議論もあろうかと思うが、それはまた別の機会に。

イーサンが『Heart of Darkness: UK』の内容語る

Ethan Skemp が公式フォーラムで語ったところによれば、06年6月発売予定の『Heart of Darkness: UK』はイギリスでW:tFを遊ぶための設定資料集になるという。執筆陣にはイギリスのリバプール在住、ロンドンっ子、ウェールズ出身者を迎えているので「アメリカ人がまたよく知りもしない国のことを適当に書いて……」とは言わせないぞ、と自信のほどを見せている。なお Quarterly 冬号のタイトルは仮題で、正確には『Shadows of the UK』になるのだそうだ。

イギリスでは Forsaken の人口がPureより多いが、なおかつイギリスで最有力の超常種族というわけではない、とのこと。

DriveThruRPG.comがクリスマス20%オフセール中

DriveThruRPG.com が、「ほぼ全品20%オフ」のクリスマスセールを始めた。 Checkout時にクーポンコード「happyholidays」を入力すると請求額が2割引になる。

「ほぼ」というのは ProFantasy、Talisman、0One、12-Midnight Products 製品がセール除外品だから。週明け12/12には待望のPendragon 5th Editionや新WoD都市設定集『World of Darkness: Chicago』も出ることだし、年末年始は海外に本を発注するのも不安だし、いっそPDFで買ってしまう、という手もあり?

White Wolf Quarterly 2006年冬号公開

WWQ最新号のPDF版が公式サイトにアップされた。来年1〜3月発売の新製品情報が掲載されている。表紙は1/16発売の『Bloodlines: The Legendary』。胴体が2つある男やら眉毛の代わりにボディピアスした男やら、改めてアップで見るといかがわしさ倍増だ。

これはどうやら『Legendary』で追加される異形の枝族、The Carnival を描いたものらしい。その抜粋紹介がp.8-9にあるのだが、コンセプトからして「鰐女、人間骸骨、頭が2つある男……」と昔の見せ物小屋に出てきそうな連中がぞろりと並んでいるし、専用 Discipline の名前は The Show だし、看板に偽りなしである。V:tR にビザールや怪奇といったキーワードを持ちこみたいSTには一見の価値がありそう。

V:tR関連では『Requiem Chronicler's Guide』の紹介記事も。題名どおりST向けに、V:tRらしさを出しつつも新しい切り口で史劇を展開する方法を紹介するガイドブックだそうだ。「ほとんど雑誌スタイル」の構成で、一つ一つの記事が読み切りで短く、拾い読みしやすい造りになる。たとえば……

  • ヴァンパイアが狩られる側に回る時
  • ヴァンパイアという境遇を超越しようとする者たち
  • STとPL、1対1のセッション
  • ヴァンパイアの家族
  • 街に唯一のヴァンパイア

といった記事が載る予定とか。

W:tF向けには1月末発売の『Blasphemies』の概要紹介。Forsakenに伝わる異端神話、精霊やRiddenやHostのカルト、奇怪なロッジなど、PCの敵役向けの追加設定を扱うソースブックになるほか、Father Wolf伝説とはまったく異なる起源神話を自作できるシステムが提供されるようだ。Bale Hounds を専門的に扱う初のサプリメントであることも目玉の一つ。

もっともディベロッパーはこの本のテーマは「邪悪」ではない、と繰り返し強調している。

Blasphemies is something of a toolkit for Fucking With Players’ Heads. …… its main theme is how belief can be twisted into something particularly strange and threatening.

『Blasphemies』はいわば、プレイヤーの頭をファックするためのツールキットだ。(中略)信条や思想がいかにして常軌を逸した危険きわまりない代物へと変質していくか、を主題としている。—— Ethan Skemp, White Wolf Quarterly 2005 Winter

ワーウルフはルール的に見ても肉弾戦が得意な生き物なので、敵役もついつい殺人鬼やら怪物やら「わかりやすい」悪役に偏りがちだが、本書は「もっとエレガントで大人らしい、悪を悪ゆえに歓ぶのではなく、微かに堕落の甘い香りを漂わせる」敵役を提供することを目標にしているようだ。

M:tAw関連では、初のOrder本となる『Guardians of the Veil』がとりあげられている。魔法の悪用や誤用を防ぐために、欺瞞と罠の網を巡らせて常人から魔法の存在を隠し続ける彼らは、同時に非メイジ種族からの欺瞞や罠に目を光らせる存在もである。役割に誠実であろうとするほど他人には不実な態度をとらざるをえず、同じメイジからも猜疑の目を向けられる……紹介記事の短い描写を読んだだけでも、なかなか複雑な立場らしいことが伝わってくる。

WoD関連製品の発売予定で公式サイトに未公開のものは次の通り。

  • 2006年3月
    • Requiem Chronicler's Guide (V:tR)
    • Guardians of the Veil (M:tAw)
  • 2006年4月
    • Territories (W:tF)
    • Tome of the Watchtowers: A Guide to Paths (M:tAW)
  • 2006年5月
    • Carthians (V:tR)
    • World of Darkness: Second Sight (WoD Core)
  • 2006年6月

White Wolf Online, 2005/12/07

World of Darkness: Chicago プレビュー公開

White Wolf Online, 2005/11/29
表紙イメージ

汎用都市設定資料集『World of Darkness: Chicago』のIntroductionの章が、12/12の発売にさきがけて公式サイトで公開された。本書のテーマとムード、各章の概要、参考資料リストなどを読むことができる。

本書は新WoD初のクロスオーバー・サプリメントだ。大きくMortal, Vampire, Werewolf, Mageの4部構成で、各種族がそれぞれのゲームの枠を越えて互いに関わりあい、各ゲーム専用の都市設定資料集とはひと味違った面白さを追求する。各部は独立した専用サプリメント並みの分量で、クロスオーバーを行わないゲームにも充分使えそう。

プレビューを見たかぎりでは、まずMortalの部で全パートに共通する設定と人間の視点から見たシカゴが紹介される造りのようだ。続くVampire/ Werewolf/ Mage の部はそれぞれ3章に分かれ、第1章はその種族から見たシカゴの概観、第2章はシカゴ在住のNPCたち、第3章はシカゴを舞台にしたシナリオとなる。

この第3章はそれぞれ単独の非クロスオーバーシナリオとしても遊べるが、3つ合わせるとシカゴ全体を揺るがす壮大なクロニクルができあがる、という凝った仕掛けになっている。しかも、どのパートのシナリオも、どの種族のPCでもプレイ可能という凄さ(もちろん他種族パートのシナリオは難易度が高くなるが)。新WoDの付属シナリオはどれも完成度が高いが、今度のものにも期待できそうだ。

総ページ数は424ページ、新WoD史上最も大規模なサプリメントになる(Justin Achilli曰く「非常に充実した……前代未聞のスケールの……えー、クソ分厚い本」)。表紙にはV:tM初版をスタイリッシュなイラストで飾った Timothy Bradstreet が復活。ディベロッパーたちも何ヶ月も前から「クロスオーバーならではの面白さを追求している」とフォーラムで意気込みを語っている。

World of Darkness: Armory, Blasphemies が1/30発売

長い間名前だけが噂されていた『World of Darkness: Armory』がついに、来年1月30日発売と発表され、公式サイトでプレオーダー受付が始まった。

詳細は不明だが、WoDコア、V:tR、W:tF、M:tAwすべてで使える汎用サプリメントになるようだ。

また、同じ日にはW:tFサプリメント『Blasphemies』も発売される。今年春のディベロッパー・チャットで Ethan Skemp が語ったところによれば、

このあいだ『Blasphemies』という本の契約を済ませたところだ。題名から敵キャラデータ集みたいなのを想像するかもしれないが、そうじゃない——そういう風に使うこともできるが、掲載されるツールは性質を異にするものだ。前々から温めている非常に型破りなアイデアがいくつかあってね。ぱっと見はたいしたことないように見えるんだ、少なくともゲームをはじめて最初の1〜2年ぐらいは。そこがミソでね。—— Ethan Skemp, Werewolf Developer Chat (2005/4/13) にて

その後の噂によれば、Father Wolf伝説とは異なる起源神話の数々(および起源神話を自作する人へのアドバイス)、異色な追加ロッジ、Hostや精霊やRiddenを中心に発生したカルトの章、Bale Houndsに関する追加情報、といったものが収録され、W:tFで信仰や宗教といったものを扱うためのガイドブックになるらしい。

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……ってことなので、WoD本の買い物用リンクをお互いに貼りっこしませんか?

.com経由で買うことが多いので、.comのアフィリエイト・アカウント持ってる方が望ましいのですが……jpでも可なのです。

W:tF 暫定版エラッタが公開される

『Werewolf: The Forsaken』の公式エラッタはまだ公開されていないのだが、フォーラム上ではすでにルールの重大な欠陥が指摘され、何度も「エラッタはまだか」と催促スレッドが立っている。

Ethan Skemp ディベロッパーはこれに応えて、先週暫定的なエラッタを公開した。

I am not 100% happy with the errata yet, so consider this an advance version of "errata-in-progress," and feel free to point out if I've missed stuff. Sorry for the delays; it has been... interesting times with my schedule of late.

(W:tF の)エラッタはまだ満足な状態とは言えないんだが、とりあえず載せておくよ。これはあくまで「書きかけ」なんで、抜けてるものがあったら遠慮なく指摘してくれ。公開が遅れていて申し訳ない、最近スケジュールに……まあ色々あってね。—— posted by ESkemp (Ethan Skemp), Nov. 05, 2005

以下に実質上の変更点をまとめてみた。細かいことは良いのでてっとりばやくバグ修正版のルールが欲しいという向きは、原文の指示どおりにパラグラフ単位で差し替えると楽だろう。

▼続きを読む

『Blood of the Wolf』10/3に延期、『World of Darkness: Chicago』11/28発売

White Wolf Online - Upcoming Products
発売日が9/19に繰りあげられた喜びもつかの間、『Blood of the Wolf』はふたたび10/3リリースに戻っている。

12月予定といわれていた『World of Darkness: Chicago』は、11/28発売に決まったようだ。公式サイトでのプレオーダー受付が始まっている。

White Wolf Quarterly 2005秋号、ウェブ公開開始

White Wolf Online, 2005/9/6
White Wolf直販でM:tAwを買った人には紙版がおまけでついてきていたが、ようやくPDF版の公開がはじまった。

内容については先日の紙版レビューを参照されたい。

 →Quarterlyダウンロード(直リン)

『Lore of the Forsaken』到着

Amazon.comにちょっと奮発して5〜8日で到着する便で頼んだはずなのに2週間以上かかるとかぬかされたので(それじゃ一番安い便と変わらないじゃないか)、1週間目の今朝耐えかねてPDF版を買ったらその日の晩に届く。

この本は表紙もすごいが内容もすごいことになっている。マモンとかベルフェゴールとかベリアルとかアスモデウスとかいう名前の精霊が登場するほか、メシアや天使までいたりする。何のゲームだこれは。

と書くとゲテ物サプリと思われそうだが全体的には至極実用的な内容だ。追加Gift/riteやfetishは比較的低ドットでPCにもすぐ手が届くものが多く、効果もなかなか魅力的だ。fetish製作ルールはパワーバランスをとりやすい仕掛けがほどこされている。locusやTotemの話にもかなりのページを割いて突っ込んである。

未レビューの本がだいぶ溜まっているので、とりあえず第一印象まで。

WoD製品リリーススケジュール更新

White Wolf Online Catalog - Upcoming Products
いろいろラジカルに変わってます。とりあえずダイスとかボードゲームとかは抜きで、書籍まわりのみ抜粋。新刊の内容についてはQuarterlyに紹介があります。

『Boston Unveiled』がやや遅れて、10/3予定だった『Blood of the Wolf』が前倒しになった模様。W:tF製品が早く出るのはうれしいが……

White Wolf Quarterly, 2005秋号

M:tAwの箱の底に緩衝材よろしく詰めこまれていたのがQuarterly最新号。残念ながら緩衝材としては役立っていないようだが(M:tAwは角が傷んでいた)、新刊情報は満載だ。

  • World of Darkness: Chicago
    V:tMクランブック初版のスタイリッシュな表紙をてがけた、あのTim Bradstreetが帰ってくる! カバーイラストがこのQuarterlyの表紙にもなっていて、相変わらず格好いい。新WoDで初めてのクロスオーバーサプリメントということでWWも相当力を入れているようだ。約400頁。12月発売。
  • Invictus
    ヴァンパイア社会の仕組みの根本がよくわかる本になりそう。恩貸制やミッション達成の報酬などうやむやになりがちな部分に焦点があたる。またどうやらBlood Oathを洗練して魔力ある証文を作るシステムが追加されるようだ。224頁。11月発売。
  • Blood of the Wolf
    ワーウルフの身体はどういう風になっていて、世界はどのように見えているのか、人間として生活する上でどんな困難があるか、など日常に即した面を扱う「ワーウルフ体験」の本になるらしい。1章の概要が公開されている。144ページ。10/3発売
  • Lodge: The Faithful
    ディベロッパー・チャットでちらりと言及された、追加lodgeを集めたサプリメント。lodgeそのものの活用法についても解説されるようだ。基本ルールブックに掲載済みのものとの重複はなし。144ページ。11月発売。
  • Boston Unveiled
    M:tAwの都市設定資料集。もつれあう運命の糸、というのがテーマらしい。魔女裁判で名高いセイラムのご近所ということで、どういう設定を持ってくるか楽しみだ。144ページ、10/3発売。
  • Sanctum & Sigil
    M:tAwサプリメント第2弾。メイジの社会構造・階級・役職を扱う章と、Sanctumの用途や価値について解説する章に分かれるようだ。サンプルSanctumも例によって豊富に載るらしい。Seersなど敵役のSanctumのサンプルがあるのはSTにとって嬉しいところ。160ページ、12月発売。

他に、公式ホームページのリリーススケジュールに載っていない近刊としては

  • 2006年1月
    • Bloodlines: The Legendary(V:tR、Bloodline本第2弾)
    • Legacies: The Sublime(M:tAw、Legacy本第1弾)
    • Chicago: Three Shades of Night(WoDフィクション)
  • 2006年2月
    • Blasphemies(W:tF)
    • World of Darkness: Armory(WoD汎用)
  • 2006年3月
    • Requiem Chronicler's Guide(V:tR)
    • Guardians of the Veil(M:tAw、Order本第1弾)

がある。

非WoD系ではExalted第2版が来年2月発売ということで見開き広告を打っているほか、Pendragon第5版が目立たないながら着々と12月発売に向けて制作が進んでいるようで、Greg Stafordが書いたサンプルシナリオが載っている。

『Blood of the Wolf』プレオーダー開始

White Wolf Online Catalog

おおむね毛ボウボウかグロゲロであるWerewolfシリーズにしては珍しくエロチック(?)な表紙であります。プレイヤーズガイド的な位置づけということで10/3の発売が楽しみですよ。

家人にわざわざ海外から洋物のエロ本とりよせてると思われたらどうしよう。

『Blood of the Wolf』『Boston Unveiled』10/3発売

White Wolf Upcoming Products

Blood of the Wolf』はW:tFサプリメント。今回はワーウルフそのものに焦点を据え、ワーウルフの生理学、wolf-bloodedに関する詳細な情報、追加ルールやオプションデータなどが登場して「上級プレイヤーズガイド」的な本になるらしい。これまでRockies、PredatorsといずれもST向けの本が多かっただけに楽しみだ。

Boston Unveiled』は、Mage: The Awakening初のサプリメントにして都市設定資料集。V:tRの『City of the Damned: New Orleans』やW:tFの『Hunting Ground: The Rockies』に相当する。プレイヤー向けの追加データなども入るようだ。だが気になるのは

Ties into the series of Mage novels.

という一文。あれ? M:tAwは小説展開はしないんじゃなかったっけ?

『Lore of the Forsaken』『VII』8月29日に発売

White Wolf Online - Upcoming Products
W:tFサプリメント第2弾『Lore of the Forsaken』が公式サイトのリリーススケジュールに追加された。Gift、Rite、Auspice、Totem、Locus など、Shadow Realm のなかでもとくにワーウルフの活動に直接関わる題材をとりあげる本だ。

同日発売のV:tRサプリメント『VII』も見逃せない。ヴァンパイアにしてヴァンパイア・キラー、血族を目の敵にする謎のcovenant「VII」の正体を明らかにする一冊だ。昨年からずっと噂だけは先行しており、3通りの正体が出てきてそのどれを使ってもいい、という話。VIIの構成員をプレイヤー・キャラクターとして使うためのシステムも掲載されるらしい。……しかし、わざわざ別システムを作るということは、Kindredですらない可能性もあるってことかい。

8月29日といえば『Mage: The Awakening』発売の2週間後、財布に厳しい時期ではある。

[W:tF] 平凡の概念精霊

この精霊に取り憑かれると「とにかく平凡な人間でいなければならない」という強迫観念にかられ日々新聞テレビで世間の話題をチェックしたりそこそこにしか仕事しなかったりと努力するのだが逆にその努力が目立つばかりで、とうとうClaimedになってウラザに狩られるんだけど「俺は普通の人間なんだーーーーーッ」とか叫びながら触手でろでろ吐いて攻撃して「触手吐く人間がいるか!」とか鉤爪リーサルダメージのツッコミが入るのであった。

……というのを意味もなくおもいつく。

最後がツッコミで終わるあたりが私のルーツを示している。

レビュー『Predators』


これは何の本?

Werewolf: The Forsaken の敵役クリーチャーのうち、特に精霊界の住人をとりあげた拡張サプリメント。Spirit(精霊)、Spirit-Ridden(精霊に憑依された生物)、Host(古代妖怪の分身)に加え、そのいずれでもない太古の怪物 ancient horrors が新登場。Spirit-Ridden/Host の作成ルールが追加される他、精霊界の住人を絡めたストーリーテリングについて、ST への指針を掲載する。

乱暴にいえば「W:tF モンスターマニュアル・精霊界編」とでもいうところか。

Prologue: One Vengeance

自傷行為を繰り返す少女とその養父母である Uratha を襲う悲劇。Spirit-Ridden と Azlu が登場し、いよいよW:tFの本領発揮という感がある。精霊に思考まで侵蝕され、養父母を「守護者の牡・牝」としか認識できなくなった少女の最期は悲壮というよりほかない。モダンホラー風の救いのない幕開けである。

Introduction

珍しく長い序文がめだつ。本書には敵役として使えるサンプルキャラクターが多数登場するが、それを PC の経験値を上げるためだけにそのへんをうろうろして狩られるのを待っているヤラレ役のように扱ってほしくはない、というのだ。実際、うかうかしていると逆にPCをとって喰いかねない曲者ぞろいではある。本書が Predators(捕食獣)と題されているのは、こいつらはワーウルフを狩る者でもあるんだぞ、という含みかもしれない。

ワーウルフを狩るといえば Pure tribes だが、本書では割愛されたようだ。一冊丸ごと Pure 専用のサプリメントを作るからそれまで待ってくれ、とのこと。それだけではあんまりだと思ったのかどうか、基本ルールの範囲内でうまく Forsaken との差異を演出するTipsが p.10 What About The Pure?に紹介されている。

Chapter One: Denizens of the Shadow

前半は精霊の概説とストーリーテリングの指針。精霊が何を考え、何を欲し、なぜ喰らい合うのか。なにかと敵対する彼らに Uratha が協力を求めるのはどんな時か。またその場合にどのように交渉すればよいか、を解説する。

総じて基本ルール p.265〜273 Spirits を追補する内容になっており、精霊の記憶や死生観にまつわる話が興味深い。精霊との交渉における具体的テクニックを解説する p.16〜18 Meeting with the Spirits は、かけひきをロールプレイで演出したいプレイヤーなら必見だ。いっぽうストーリーテラー要チェックなのは p.21 Manifestation。物質界にいる精霊の可視/不可視の扱いが若干変更されている。

後半は60種以上におよぶ精霊データ集。犬猫や四大元素といったお馴染みの顔ぶれも多いが、コンビニの精霊、無気力の精霊、データの精霊など、他ゲームではちょっと見かけないような類が大半を占める。さらには異質な精霊の融合から生まれるハイブリッド精霊というのもいて(例:車の精霊+苦痛の精霊=歩行者轢き殺しの精霊)、バラエティには事欠かない。

能力値は全体に Initiative や Defense 値が高く、力押しで倒すのは難しい。一対一でもかろうじて殴り殺せそうなのは Rank 1 どまり、中には Defense 12 なんて化物もいるから、ban を探り出すなり交渉に持ちこむなり頭を使わないと苦戦必至だ。

「掲載データと同じ種類の精霊だからといって能力値や ban をこの通りにしなくてもいい、むしろ変えろ」と随所で強調される。せっかく基本ルールブックに精霊の自作ルールがあるので、それを活用してほしい、という意図だろう。

Chapter Two: The Spirit-Ridden

精霊がSpirit-Urged/Claimed/Thiefとなる動機、憑代の選択基準、憑依後の変化などの解説。それぞれの憑依形態で「何ができるのか」「元に戻す方法」「憑代が死んだらどうなるか」については、p.78, 80, 83に明快なサマリがある。基本ルールで不明瞭なところが多かっただけにありがたい。

また Chapter One に出てくる精霊が取り憑いた場合に憑代がどのような異変を示すか、という例が p.101〜 Spirit Parasites に豊富に挙がっている。

参考資料にキングやクーンツの小説を挙げているだけあって、サンプルキャラクターもそのままモダンホラー小説に登場しそうなものばかりだ(火の精霊に憑かれた Firestarter だっている)。それらを使ったシナリオも1本付属する。

目玉は Spirit-Ridden キャラクターの作成ルールだ。Urged/Thief はモータル扱いだが、精霊が憑代と融合した Claimed は超常種族とみなされテンプレートを適用する。精霊の侵蝕度を示す Synthesis という専用特性値をもち、そこから算出した作成ポイントを支払って専用Aspectを購入することで腕を増やしたり毒を吐いてみたり、と能力をカスタマイズできる。侵蝕が進めば Synthesis が上がって Aspect を増やしたり強化したりできるが、そのぶん人間を装うのは難しくなる仕組み。

Chapter Three: The Swarms Within: The Hosts

Host 各種族の起源や性質、寄生した人間に及ぼす影響、退治の方法、など。基本ルールの説明より格段に具体的な情報が増え、不気味さ百倍である。知られざる Host として蝗の Srizaku、鴉の Halaku、蛇の Razilu が追加された。

蜘蛛の Azlu、鼠の Bashilu にはキャラクター作成ルールがついた。精霊に似た能力値振り分け制だが、共食いによって進化成長する性質を、各個体に evolution point を持たせることで表現している。最も下等な個体だと1点しか持っていないが、共食いすると相手のevolution pointを吸収できる。これを支払ってAspectを購入することで上位形態に進化したり、特殊能力を得たりするシステムだ。

Aspectは種族ごとに独立したリストになっているので、適当にとっても「それらしい」格好がつく。プロローグに登場したAzluと同じ能力を再現できるAspectもちゃんと用意されているあたりは心憎い。

Chapter Four: Horrors of An Ancient Age

ラヴクラフトの引用で始まることがすべてを象徴している。はるかな昔、Father Wolfによって精霊界の奥地に追放された、精霊でもHostでもない文字通りのバケモノどもだ。

6体のhorrorが登場するが、正体について Option A・B と2種類の説明を用意していて、どちらを採用してもいいというのがおもしろい。能力値のほうは、純粋に数値だけ比較すると高ランクの精霊のほうが強いかな、とも思うが、盛り沢山のインチキな特殊能力はそれを補ってありあまる。まあ、V:tMで能力値に「勝てません」と書かれていたという伝説の長老よりは数値があるだけマシだろう。

装丁と挿絵

WoD 製品のイラストは本文の内容に無関係なことが多いのだが、本書にかぎっては掲載の精霊や怪物をきちんとビジュアル化してくれているのがうれしい。Lune や Machingan Spirit に挿絵がついているのには正直感動してしまった。しかし最も強烈なのは p. 96の Living Succubus だと思う。夢に出てきたら泣くぞ。

本書はSamuel Araya など繊細で不気味な画風のイラストレーターで揃えたらしく、グロテスクが苦手な人にはつらいかもしれない。『Antagonists』や『Ghost Stories』のビジュアルが好き、という人には受けそうだ。

ちなみに表紙で意味ありげに立っているコウモリ男は内容と無関係です。

……で、買い?

W:tF における主要な敵役はやはり精霊、Host、Ridden であり、基本ルールで不明瞭だったところ、イメージのわきにくいところを本書はみごとに補完してくれる。基本ルールですでに述べたことをくどくど再録したりはしていないので、まさに正しい意味での「サプリメント」である。迷わず「買い」と断言しよう。

ストーリーテラーにとって即戦力となるのはもちろんだが、プレイヤーも自分のPCが影界で相手にするのがどんな連中か知っておいて損はないだろう。へたに論述セクションを読むよりは、p.23〜 A Spirit Bestiary掲載のサンプルをたくさん見たほうがかえって雰囲気を把握しやすいかもしれない。

Host や Ridden の作成ルールは PC としての使用に立派に耐えうる造りになっていて、正直言うと NPC を作るのにここまで必要ないのではと思うほどだ。詳しい解説を読むほどにPCとして使ってみたい誘惑にかられる御仁もいるだろうが、Introduction で執筆陣が警告しているように、そういった使い方をするならST各自で調整が必要になるだろう。

とはいえ、「数値は適当に作ればいいと言われたって、どれぐらいが適当なのかわからないもんなあ」と日頃頭を悩ませているSTにとって、本書の作成ルールは時間こそかかるが変化に富んだNPCをあまりバランス面で迷わずに作れる、という点でありがたい存在になると思われる。

ストック・ナンバー:WW30300
定価:$29.99
ISBN:1-58846-326-5
ページ数:192
ディベロッパー:Ethan Skemp
執筆者:Aaron Dembski-Bowden, Jess Hartley, Forrest B. Marchinton, Deena McKinney, Ethan Skemp
発売年月日:2005年6月27日
通販リンク:
White Wolf Online Catalog
Amazon.co.jp
Amazon.com
DriveThruRPG.com(PDF版)

逆転の発想

White Wolf公式フォーラムはMage: The Awakeningのデモセッションの話題で持ちきりだが、比較対象として昨年12月に行われたWerewolf: The Forsakenデモセッションがひきあいに出されている。これがまた意表を突く内容だったらしいのだ。

ご存じのように、WoDで超常種族PCをロールプレイする場合、最初のセッションを「序章(Prelude)」と称して、各PCがいかにしてそのような存在になったかを回顧することが推奨されている。ふつうはPCごとに事情が異なるものだから、STとPLの1対1セッションで解決することが多いが、W:tFデモセッションが行われたのはGenCon SoCalのコンベ会場、そんな余裕は物理的にも時間的にもない。ルールブックさえまだできてない。そんな状態でWhite WolfはどのようにUrathaを初登場させたか。

The players were all mortals who got trapped in the Shadow of a haunted school, along with one NPC who underwent the First Change and ended up killing all the PCs.

PCは全員人間で、廃校の影界側に閉じこめられるのだが、一緒にいた1人のNPCが〈最初の変身〉を起こして、PCをみんな殺してしまった。—— posted by Stephenls to White Wolf Forums, on Jul 02, 2005 4:11 pm

デモセッションは三日連続で行われたのだが、その翌日のセッションで初めてワーウルフ・キャラクターを渡されたというのだ。

たしかに「虐殺シナリオだ!」という批判はあって、そういいたい気持ちもわかるが、狂乱したワーウルフがいかに恐ろしい生き物かということを我と我が身でたしかめる意味では、これも立派な方法といえるのではないだろうか。

WoD新製品の制作状況

White Wolf LiveJournal, 2005/6/30
オリジンズでMage: The Awakening初デモプレイが行われるさなか、WW本社でお留守番のWill Hindmarchからの近況報告である。というわけで、今回もやっぱりVampireメイン。

  • World of Darkness: Chicagoは、EthanとWillが必死に原稿執筆中。Vampire、Werewolf、Mageの各章の設定がスムーズに連動するよう苦労しているのだそうだ。
  • VIIは先週から印刷中。
  • Invictusはもうすぐレイアウト段階に。
  • bloodline本第2弾が早くも形をなしはじめているようだ。Bloodlines: The Legendaryというタイトルで、Justinが最終ディベロップ作業をはじめたところ。
  • 先週ちらりと名前が出たThe Requiem Chronicler's Guideは、内容に関してはまだ秘密だが、160ページ程度のサプリメントになるとのこと。執筆陣はJustin Achilli, David Chart, Ray Fawkes, Robin D. Laws, Jesse Scoble, Jared Sorensen, Greg Stolze, Jeff Tidbalなど。
  • その後にはMythologiesCircle of the Croneが予定されているそうだが、まだWillが資料の下読みを始めたぐらいだから先は長い。

『Predators』発売

W:tFのサプリメント第2弾。PCの敵役となる諸種族をとりあげる。『Hunting Ground: The Rockies』に出てくる敵もいい出来だっただけに、楽しみだ。

アマゾンは8月発売で登録されてしまっているので、早期の発送は期待薄。カードを使いたくないとか急がない人向け。最も確実なのはDriveThruRPG.comでPDF版を買うことだろう。

W:tFマスタースクリーンの発売が8月末に前倒し

White Wolf Onlineのリリーススケジュールが更新され、『Werewolf: The Forsaken Storyteller Screen』の発売予定が9月12日から8月29日に繰り上がっている。

White Wolf Quarterly 2005年夏号公開

White Wolf Online, 2005/6/15
紙版は米国ではすでにCamarilla向けに配布されていたが、ようやくPDF版が公式サイトにアップされた。残念ながら目玉記事だったはずのM:tAプレビューは、紙版公開後ほとんどの内容が各種フォーラムに流出してしまって目新しい情報がないが、V:tRの話題はけっこう多い。W:tF情報は1ページだけ。ペンドラゴンの話もちょっとだけ。

» PDF版ダウンロード(直リン)

  • Mage: The Awakening』プレビュー
    起源神話、Path、Order、Arcana、Spell一例。もっと詳しい情報が公式サイトで公開されてしまっているが、まあまとめと思えば。ちなみにイメージカラーはやっぱり水色、というかアトランティスだけに海のイメージらしい。夏発売だけに涼しくていいやね。
  • Ordo Dracul』プレビュー
    最終章から「blood archemy」の抜粋紹介。飲み薬に自分の血を混ぜて魔力を付与するDiscipline/Devotionのコンビネーションシステム。Dragon Nestとlociの関係についても言及アリ。
  • 『Lore of the Forsaken』プレビュー
    locusやfetish周りの突っ込んだ話がメインになるようだ。トーテムの章では部族トーテムやルナ、Bale Houndのトーテムにも言及されるらしい。UrathaがGiftをどうやって覚えるか、それを使うことをどう考えているか、というあたりが興味深い。表紙はシャドウランみたいだ。
  • ボードゲーム『Vampire: Prince of the City』プレビュー
    公子空位の都市を舞台に、プレイヤーは五つのClanのいずれかを代表する長老ヴァンパイアとして、人望や権力を蓄えて公子の後釜を狙う、というゲームらしい。ボードが公開されてますがなんだかカタンみたいアートの雰囲気はAtlas Gamesのカードゲーム『Lunch Money』によく似てる。
  • 『Pendragon Fifth Edition』プレビュー
    具体的な内容には触れていないが、グレッグ・スタフォードのデザインノートの一部が公開されている。10月発売予定だとか。表紙がたぶん初公開。イノシシ狩りのシーンなんですがイノシシがまるでシシ神様やたらにばかでかい上、立ちむかう騎士は槍装備で、タイトルが入ってないと一瞬なんのゲームだろうと思う。

公開からだいぶ時間が経っているので情報が古くなっている可能性はあるが、Webのリリーススケジュールに載っていない製品の発売予定をいちおうメモ。

  • V:tR
    • VII……9月
    • Prince of the City(ボードゲーム)……9月
    • The Invictus……11月
  • W:tF
    • Lore of the Forsaken……9月
    • Blood of the Wolf……11月
    • Lodges……12月
  • M:tAw
    • Boston Unveiled……10月
    • Mage: The Awakening Screen……10月
    • Sanctum & Sigil……11月
  • WoD Core
    • World of Darkness: Chicago……12月

WoD新製品の制作状況

White Wolf LiveJournal, 2005/6/13

シカゴで『World of Darkness: Chicago』用の資料本を30kgも買ってきてひいこら言っているJustinからの恒例近況報告がアップされている。

Ordo Dracul』は見本刷が上がってきているようだ。正式発売は7月だが「オリジンズに持っていく」というから、カマリリャ会員向けに先行発売もあるのかも。まあ日本人にはあまり関係ない話かもしれないが公式フォーラムにスポイラーが流れる可能性もあるからそちらに期待。

Predators』についてはJustinの気になる一言が。

..., which is good only if you like really creepy supernatural creatures for every occasion and crow-men with stolen severed heads. I happen to.

あれが気に入るのは、何かっていうとマジ不気味な化物が出てくるのと盗んだ生首を抱えたカラス男が好きな人だけじゃないかな。俺は好きだが。

『VII』ではアートディレクターPauline Bennyがまた凝った装丁を考えているらしい。

... looks so rad I'm thinking about changing the name of that book to VII, You Sons of Bitches!

(レイアウト原案が)あんまり過激なんでいっそ書名を変えようかと思ってるよ。『VIIのクソ野郎ども』に。

『Invictus』は原稿が上がって編集段階に。次作『Carthians』のブレーンストーミングも始まった。……するとcovenantソースブックの最後はCircle of the Croneということになる。最近影が薄いなあ。

今年後半発売のWW製品が発表される

GamingReport.com, 2005/6/7
White WolfはGamingReport.comに対し、2005年夏以降に発売予定の製品ラインナップを明らかにした。WoD関連製品は2つ。発売直後から存在がほのめかされていたV:tRサプリメント『VII』と、4月のディベロッパー・チャットで言及されていた『Lore of the Forsaken』である。具体的な発売日については発表されなかったが、予価はどちらも26ドル99セント。

Vampire The Requiem: VII
The members of the reviled cult known as VII wage a private war on the Kindred, and some whisper that they're even older than the Damned themselves! Only those within the strange covenant know the truth of the matter...whether their hostility is a holy war, a vendetta, or something altogether different. This sourcebook for Vampire: the Requiem details three distinct and independent versions of this mysterious sect of vampires and vampire-killers, including history, beliefs, and prominent sect members, as well as providing information on making VII a playable faction, complete with new Disciplines, powers, and character options.

「VII」と呼ばれる悪名高いカルトの信者たちは、血族(Kindred)を目の敵にして襲うばかりか、囁かれる噂によれば、その歴史は血族よりも古いという! だが真相はこの奇怪なコヴナント内部の者にしかわからない……敵愾心を燃やすのは聖戦のためか、復讐のためか、はたまたまったく異なる理由があるのか。このV:tR用ソースブックでは、ヴァンパイアにしてヴァンパイア・キラーである謎の結社「VII」について、全く異なる3通りの真相を明らかにする。その歴史、思想、代表的なメンバーのほか、VII結社員をプレイヤー・キャラクターとして使用可能にする追加情報を掲載。あわせて新たなDiscipline、特殊能力、各種のオプションデータを収録する。

ディベロッパー・チャットで「3通りのVIIを出す」と言っていたのは冗談ではなかったらしい。いやはや。

いっぽう『Lore』については

Werewolf The Forsaken: Lore Of The Foresaken
An in-depth look at the spiritual aspects of werewolf society, Lore of the Foresaken is the consummate guide to the Uratha relationship with the spirit world.

ワーウルフ社会の精霊的側面について掘り下げた考察を提供する『Lore of the Foresaken』は、ウラザ(Uratha)と精霊界の交流に関する完全なガイドブックだ。

とお寒い概要なのだが、4月のディベロッパー・チャットでイーサン自身がもっと詳しい内容を明かしてくれている。

Q: 『Lore of the Forsaken』には何が載りますか?
A: 俺の血痕……というのは冗談で、おおまかに分けてauspiceの章、LunaやFirstbornといった主要トーテムの章、Giftとriteの章、それからlocusとawakenした物品とfetishの章、という構成になる。要はForsakenと精霊との関わりの実際面を扱うハンドブックだな。Forsakenが精霊に対して何をするのか、なぜそうするのか、その結果どういう問題が派生するか、って話をやる。結果だけでなく過程も重視して描くつもりだ。追加データも多少つけるが、どちらかといえばおまけだな。——2005/4/13のディベロッパー・チャットより

レビュー『Hunting Ground: The Rockies』

これは何の本?

本書は『Werewolf: The Forsaken』(以下W:tF)のサプリメント第1弾で、米国コロラド州のデンバー市を中心としたロッキー山脈地方を舞台にゲームをするための地域設定資料集だ。

正確にいえば、ロッキー地方の設定と主要NPCの一部はすでにW:tF巻末に掲載されているので、本書の設定はそれを拡張する形になる。

Prologue: Bushwhaked (p.2)

『Werewolf: The Forsaken』310ページに登場するサンプルキャラクター、Moriartyを主人公に据えた短編小説。女ヴァンパイアにこてんぱんに叩きのめされる話なのだが、敗北を美化せず、情け容赦なく、惨めに描き出しているあたり、ある意味「滅びの美学」のゲームだったWerewolf: The Apocalypseとは違うのだなあと感慨深い。

叩きのめされるか叩きのめすかの違いはあるが、お蔵入りしてしまったW:tF小説『Heart of The Hunter』で最初に登場する敵役も女ヴァンパイアだったから、正直なところ「またか」という感は否めない。W:tFにはせっかくAzluBeshiluといった独自の敵役がいるのだから、そちらが登場する話を読みたいものだ。

ストーリーはMoriartyが瀕死の重傷を負う場面で終わっており、不吉な未来を暗示しながらも結末ははっきり描かれない。これはMoriartyをPCやNPCとして利用しようとするユーザーをメタプロットで束縛しないための配慮だろう。あえて以後の展開を読者の想像にゆだねることによって、この短編はストーリーフックとしても利用できる「二度美味しい」仕掛けになっている。

Introduction (p.10)

見開き2ページのみの潔い前置き。WoDサプリメント冒頭の「いつものやつ」、すなわち章別の概要・本書のテーマ&ムード・参考資料が載っている。必要な情報がページをめくらずに手に入る簡潔さはかなり快感。WoDサプリメントで「あれはどのへんに載ってたっけ?」と探すとき、目次や索引をあたるよりHow To Use This Bookセクションの各章概要を見るほうが往々にして効率的だからだ。

p.11 Useful Resourceが参考資料リストだが、書籍のほかWebサイトがいくつか挙がっている。年々変化する街の最新事情をとらえるには確かに早くて安上がりだし、市や観光当局、大学の公式サイトなど比較的信頼性の高いソースが厳選されているのはうれしい。

ちなみに・Native American Resources:のいちばん最初、http://www.colorado.edu/csilw/arapahoproject/ は、今年3月にhttp://www.colorado.edu/csilw/newarapproj2.htmに移転している。

Chapter One: Time And Place (p.12)

p.14〜20はデンバー市を中心としたコロラド地方の略史。メタプロットを排したWoD2.0世界では無味乾燥な章になるのではと心配していたが、蓋を開けてみればなかなかどうしてネタの宝庫だ。各時代の主要な史実をとりあげて「実はワーウルフの仕業であった」と強引にこじつけるのではなく、「そういう時代だったのでワーウルフたちはこんなことをした」という描き方にはとても好感が持てる。設定に無理がないうえ、このゲーム世界の主人公はワーウルフだということが素直に伝わってくるのだ。またp.15 War with the Utesでは先住民Uratha対入植者Urathaの抗争に触れつつも、「Urathaには同族を犠牲にしてまで人間を守る義理はない」「イデオロギーではなくテリトリーをめぐる争いであった」と明言しているあたり、tribeに民族色を持ちこまない毅然たる姿勢が感じられる。

W:tAのような神話や伝説への言及は皆無なのでガルゥ愛好家には物足りないかもしれない。ただW:tAが現代より神話時代の描写に詳しいのとは対照的に、この略史は現代へ近づくほど詳細になり、コロラドの現状に多大な影響を及ぼしたGurdilag討伐戦にもっとも紙数を割いている。そのため、過去から現在まで6ページ半と、記憶力と疲れ目と慌てるSTの負担にならない優しい分量でありながら、ただの読み物に終わらない資料価値を持っている。

さらに囲み記事として各時代を題材としたストーリーフックが登場する。どれも過去の因果が現代に報い……という話なので、これらを使うだけのために「Stone Ages: Werewolf」だの「Uratha: Wild West」だのをひねり出す手間もいらない。もちろん手間をいとわないSTならここの記述をもとに過去の時代を舞台にしたゲームをやっても面白いだろう。個人的にはp.15 War on Wolvesあたりのシナリオ化に挑戦してみたい。

p.20 Points of Entry〜p.25 The Wolf-Bloodedは、PCを本書の設定に導入するためのST向けのガイドラインだ。最初の変身を迎えたUrathaが、地元のワーウルフにどう扱われ、どのようにして各tribeに参入し、パックを組み、なわばりを確保し、一人前にやっていくのかが詳しく説明されている。とりあえず基本ルールで作りたてのPCで、デンバーを舞台にキャンペーンをやってみようと考えている人は必読。

p.25〜29 Geographyがコロラドの地理の解説、というか、ワーウルフにとっての重要スポットの紹介。ワーウルフにとっての暮らしやすさやテリトリー価値についての解説が主体で、地理や風土に関する基本情報は概説すらない。そういうものは観光ガイドなり地図なりWebサイトなりで最新情報をあたってくれ、ということらしい。ちょっとした観光ガイド並みの詳しさを誇った『Chicago by Night』などを記憶する身には寂しいかぎりだが、現実の情報は風化することを考えれば合理的だろう。

ここにはコロラドならではの風物に関するシナリオフックが6種類登場するが、デンバーで一番人気のテリトリーの領有権を争う天下一武道会風の Contendersには笑ってしまった。

Chapter Two: Tribes Of The Moon (p.30)

本書の目玉、コロラド地方にテリトリーを構えるパックの大紹介。11のパック、44人のForsaken、10箇所のlocus、10体のパック・トーテム、すべてNPCとしてもPCとしても使える完全なデータつき。PCたちのパックが新規参入する余地もむろん用意されている。

各パックは他のパックに対してきちんと自分の意見を持っており、金や義理やイデオロギーで互いに協力しているところもある。といっても全部が全部つながっているわけではないので、一部だけ登場させても大丈夫だ。11種類も出したって把握できないよと思った人もご安心あれ。

さらには全パックに2通りずつのシナリオフックが用意され、敵として登場する場合と味方として登場する場合でがらりと異なる顔を見せてくれる。もう食べられませんおなかいっぱいです。

そうそうたる頭数を揃えながらどれひとつとして似通った設定がなく、パックごと、個人ごと、locusごと、トーテムごとに豊かな個性を持っているのが恐ろしい。いやはや、まったく、よくもまあ、これだけ多彩な設定をひねりだしたものだ。

惜しむらくは、『Werewolf: The Forsaken』巻末に掲載されたキャラクターが再録されていないため、一つのパック全員のデータを見比べようと思うとWtFと本書両方を行ったり来たりしなければならないことか。

Chapter Three: The Spine Of The World (p.72)

コロラド地方のShadow Realm側の情勢を解説する。精霊界側にどんな精霊の勢力が存在し、何を企み、どのように活動しているか、またその結果物質界へいかなる影響を及ぼしているか、という話が主体だ。欲をいえば、精霊界側がUrathaの目にはどう見えているのか、といった五感に訴える具体的描写があればありがたかったのだが……多彩なシナリオフックと敵役精霊のアイデアを提供してくれるだけでもよしとすべきだろう。

p.74  Urban Warfare〜p.85 On the Roadまでが市街地篇。デンバーのGurdilag戦争の経緯が精霊界の視点から語られる。p.16 Gurdilag〜p.20 The Presentと対になる内容なので、併せて読むと事件の全貌が見えてくる。すでにGurdilagは滅び戦争は過去のものとなっているが、禍根はハイブリッド精霊や心を壊されたUrathaといった形でいまも各地に残り、PCたちには手強い獲物、STには手頃なネタを提供してくれる。デンバー近郊の都市にも短い言及があり、特にボールダーの話は興味深い。争いもなく宿敵も寄りつかず、完璧すぎるほど平和な街——その裏に隠された理由(p.82)ときたら、まったくもって胸糞が悪くなる。

p.85 Wild Places〜p.93 Shadow World Tearsまでが野外篇。精霊界側でとくに興味深い場所や特殊な精霊種などを紹介する。やはり大自然に属するせいだろうか、神話や民間伝承的な匂いを漂わせているあたり、どことなくW:tAを彷彿として心和む。露骨なオマージュこそないが、Devil's Towerや人食い精霊など、WtAに登場したキーワードが随所に顔を出すのでマニアとしてはにやにやしてしまう。

p.85 Yellowstoneの、精霊The Lord of the PlainsとUrathaとの壮絶なかけひき、そしてバイソン生息数の増減にまつわる物語は、いろいろな意味でWtA以上にWtA的だ。

Chapter Four: Prey (p.94)

精霊以外の敵を集めた章。Pure Tribe、Bale Hound、Host、ワーウルフ・ハンターといった定番のほか、Gurdilagに心身を変異させられたミュータント・ワーウルフであるSu'ur、人間のGhostと人狼のGhost Childが融合した唯一無二の怪物The Bastard Son、ネクサス・クロウラーならぬNeighborhood Prowlerなどといったデンバー固有のモンスターも登場。おそらく都市ソースブックごとにこういった「ご当地モンスター」が載るのだろう。今後が楽しみだ。

すべてのモンスターにストーリーフックが付属し、背景設定も丹念に書き込まれていて想像をかきたてる。とりわけSu'urの「トーテム」には敵ながらほろりとさせられる。他の敵役もそれぞれに動機や思惑や理想をもってPCの前にたちふさがるのだが、「わけありの敵」にありがちな、同情を引こうとする下心が見え見えの設定がないので、PLとしても気持ちよく闘え、倒したときには充実感を感じられるにちがいない。

なにげないようでありがたいのは、Pure Tribe2パック、Su'urは1パック、それぞれトーテムも含めてメンバー全員の完全なデータが提供されていること。1体でもキャラクターを作ってみればわかることだが、パックを丸ごと一から作るのはなかなか骨が折れるのだ。

Chapter Five: Storytelling (p.122)

p.124 Tribal Affairs〜p.125 Storm Warningsはtribe間の対立、p.125 Spirit Matters〜p.128 The Riddenは精霊とのつきあいについて、p.128 Urban Legends〜p.130 Ski Resortsは都市伝説をシナリオに取り入れる手法について。

特に精霊とのつきあいに関する数節は、精霊をシナリオに登場させる際、「Urathaはこんなとき精霊をどう扱うのが普通なんだろう?」という様々な疑問に答えてくれる。むろんプレイヤーがそういうロールプレイをしなければならないと言っているわけではないが、STがシナリオを組む際にPCの出方を想定したり、W:tFの経験が少ないプレイヤーを誘導したりするには便利だろう。そういう意味ではPLの参考資料にもなる。

p.130〜141 Stalking Diseaseは1幕3場もののショートシナリオだ。一見しただけでは気づかないぐらい地味な扱いだが、作りはけっこう、いやかなり、いやたいへんに、丁寧だ。

WtA時代のWoD既成シナリオというとバグだらけだったり、後半はSTに丸投げの不親切構造だったり、そんなの判るわけないだろうと叫びたくなるほどシビアな一本道構造があるかと思えば、既存の世界設定を破壊しかねない無茶なボスが大活躍したり、と、どうもいい思い出がないのだが、 Stalking Diseaseはとても同じ会社が作ったとは思えないほど「きちんとしている」のである。

謎解きタイプのオーソドックスな内容で、とくにこのシナリオ専用にキャラクターを作らなくとも既存のキャラクターで始められるよういくつか導入パターンが用意されている。またWoDズレしたベテランプレイヤー対策、謎解きのテンションを維持するためのアドバイスなど、STへの配慮も怠りない。NPCとしてまたまた1パック分のキャラクターがトーテム付きの完全データで提供されているので、これだけ引っこ抜いてきてプレロールドPCにしたり、まったく違うシナリオを作ってしまうのも楽だろう。

個人的に好感をもったのは、ミッション達成した場合にPCが物質的見返り(ただし金銭ではない)を得られること。どうもWoDでは金や物の話をするのは無粋という雰囲気があったのだが、達成感だけでなく手ごたえのある報酬をかちとるというのは決して悪いことじゃない、そう思った。

装丁と挿絵

なんといってもWilliam O'Connor描く表紙の美しさは特筆すべきだろう。雪に覆われた夜明けの山嶺でUrathaたちが血みどろの死闘を繰り広げているのだが、その背後で明るむ空の清澄な青さは見るたびに心洗われる思いがする。アマゾンから届いた箱を開けて初めて実物と対面したときには、おもわず裏表紙の朝日を拝みたくなってしまったぐらいだ。

本文中のイラストは、点数こそ少なめだが、画風の似通ったものを厳選しているようで、全体的に統一されたイメージを醸し出している。

なんとも惜しいのは見返しの地図があまりに、あまりに、あまりに大ざっぱなことだろう。なにしろ見渡すかぎりの山の中にぽつぽつと本文に登場する都市が丸印で示されているだけで、道路はおろか州境さえ示されていないのだ。たしかに地図はインターネットを見ろと書いてあるし州境がゲーム中に問題になることはまずないだろうが、これはさすがに簡潔にしすぎ。

……で、買う?

W:tFにかぎらずWoDで困るのは、何でもやっていいと言われるとかえって何をやったらいいか困ってしまうことだ。W:tAはまだ長年蓄積された設定からインスピレーションを得ることもできたが、W:tFはまだ基本ルールが出たばかりで「これってアリなのかな?」と迷う人もいるだろう。

むろん何でもありの融通の高さがTRPGの身上とはいえ、フランス料理を出されればフランス料理らしく、日本料理が出れば日本料理らしく、恰好つけて粋な食い方をしてみたいと思うのも人情ではないか。

『Hunting Ground: The Rockies』が提供してくれるのは、いわばそういう「WtFの粋な食い方」である。型から入れというように、まずは付属シナリオをそのまま遊んでみるもよし、本文中のシナリオフックや敵データを使ってシナリオを作ってみるのもよし。俺は猿まねなどしないんだという御仁でも、バリエーション豊かな設定は自作シナリオを考えるのに絶好のたたき台になるだろう。

その多様性こそが最大の美点といってもいいかもしれない。WtAに長く親しんでいたり、基本ルールの概説を斜め読みしただけで済ませていると、とかく「これはこういうものだから」と決めつけがちだが、本書は出てくるlocusひとつとっても、最新鋭機器でいっぱいの基地あり街角の古本屋あり、うち捨てられた廃トレーラーありはたまた山奥の一本の木あり、ページを繰るごとに「ああ、こんなのがあってもいいんだ」と肩の凝る固定観念がほぐれていく。

逆にW:tAはやったことないがW:tFには興味がある、とりあえず遊んでみたいがどこから手を付けていいかわからない、という向きは、本書を見れば舞台設定からキャラクターから敵データからシナリオまで、すぐに遊べる素材がひととおり何でも揃う。できあいの素材にはちがいないが、本書の素材は下ごしらえに一切手抜きがない。

そのまま使えるしアレンジも楽しい、11のパック、44人のForsaken、10箇所のlocus、10体のパック・トーテム、3つの敵パック+6種類のモンスター、3つの都市設定とシナリオ1本——とどめに
65本のシナリオアイデア。

これがAmazon価格にして2600円弱で手に入ると思えば、コストパフォーマンスは相当に高い。飲み会1回控えても買う価値は充分にあるのではないか。

WoD新製品の制作進行状況

White Wolf LiveJournal, 2005/6/1

Mage: The Awakening』は現在レイアウト作業中。
『Boston Unveiled』(M:tAwの都市ソースブック第1弾)は編集作業にとりかかったところ。
ディベロッパーBill Bridgesは次作『Sanctum & Sigil』に着手しており、次の作品の企画も進んでいるようだ。

W:tF方面では、Ethan Skempが『Blood of the Wolf』の原稿に最後の仕上げを加えているところ。どうもシカゴに引っ越す予定らしい。Justinお得意の悪い冗談かもしれないが、新居はシカゴ資料集でワーウルフが住み着いていることになっている界隈だとか。さもありなん。

ちなみにシカゴ資料集の正式タイトルは『World of Darkness Chicago』になるようだ。

Vampire the Requiem, Werewolf the Forsaken, Mage the Awakening, Hunting Ground the Rockies, World of Darkness Chicago, Storytelling System and World of Darkness Antagonists are trademarks of White Wolf Publishing, Inc.——『Hunting Ground: The Rockies』、クレジット

V:tRでは、Will Hindmarchが『VII』の仕上げにかかっている。その後シカゴ資料集のMageパートにとりかかるとか。……あれ? 公称ではM:tAwのスタッフって他のゲームと別になってるんじゃなかったっけ?

Justinはあいかわらず『WoD: Armory』から手が離せないようだが、もうひとつ「秘密企画」も進めているとほのめかしている。

7/11発売予定の『Mind's Eye Theatre』については、数日中に公式サイトで大きな発表があるそうだ。Check It!

WoD新製品・制作進行状況

White Wolf Live Journal, 2005/5/16】Justinが恒例の近況報告をアップした。今回はビール瓶片手にご満悦(?)の写真付きである。制作中の本はすべてまだディベロップ段階かもうレイアウト段階に入ったところで、編集はほっと一息というところのようだ。

  • 現在ディベロップ中
    • Invictus (V:tR)
      LanceaやDraculに比べて、ritual magicを持たないコヴナントが利点をどうアピールするのか要注目。
    • Blood of the Wolf (W:tF)
      詳細不明。wolf-bloodedを扱うサプリメントか?
    • Boston Unveiled (M:tA)
      M:tAのデフォルト都市はボストンらしい。以前にLiveJournalに出た話では10月発売予定。
  • 現在校正中
    • WoD: Armory
  • レイアウト段階
    • Mage: The Awakening
    • VII (V:tR)
    • Lore of the Forsaken (W:tF)

『Predators』6/27発売、『Ordo Dracul』は7/11発売に

White Wolf Online】White Wolf公式サイトのリリーススケジュールが更新され、W:tFの2冊目のサプリメント『Predators』が6/27発売予定でプレオーダーを開始した。いっぽうV:tRサプリメント『Ordo Dracul』は7/11に延期された模様。

『Predators』はW:tFに登場する様々な敵役を扱うサプリメントで、White Wolf Quarterly Spring 2005にプレビュー記事が上がっている。『Ordo Dracul』はV:tRに登場する同名のcovenantを専門的にとりあげる拡張サプリメント。プレビュー記事を見つけたので近日中に紹介します。

W:tF小説『Heart of the Hunter』発売中止、M:tAwも小説展開はなし

White Wolf Online, 2005/5/3】White Wolfは3日、公式サイト上で、Werewolf: The Forsakenの設定をベースにした小説『Heart of the Hunter』の発売を無期限延期すると発表した。

一部はW:tF Previewで公開され、続きが読める日を楽しみにしていただけに残念だ。

WW曰く「制作スタッフの負担が重すぎるため」、Werewolf: The Forsaken小説およびMage: The Awakening小説のシリーズ展開はとりやめ、既存のVampire: The Requiem小説シリーズ一本に絞って発表していく。

W:tF & M:tAw以外のWoDに関しては今後アンソロジーやフィクションのシリーズを立ち上げる予定はあるというが……

なお、W:tF、M:tAwとも、ゲーム製品のほうのリリースは予定通り行っていく、ということなのでご安心を。

[W:tF] Werewolf Developer Chat (2005/4/13)

White Wolf Online, 2005/4/14
4月13日19時(日本時間14日朝9時)、White Wolf公式サイトにて、『Werewolf: The Forsaken』のディベロッパーEthan Skempをゲストに迎えた公開チャットが開催された。W:tFのディベロッパー・チャットとしては2回目、W:tF発売後としては初めて、とあって、前回よりはルールや世界観に関する突っ込んだ質問が増えたようだ。すでに公式サイトやフォーラムで何度も説明されている事柄に関する質問も目立ったが、それだけ新規のユーザーの関心をも惹きつけている、ということなのかもしれない。

以下は公開されたチャットログの要約。今回は話題別にまとめてみた。

【精霊と精霊界に関する質問】
Q: stepping sideways(界渡り)をおこなう際、人口の多い市街地ほどGauntlet(ガントレット)が厚いとみなされてダイスプールに不利な修正がつきますね(W:tF p.250-251)。この考え方はW:tAから継承されたものですか?
A: たしかその修正は、WoDコアルールでghostが物質界に出現するときの判定修正(WoDコア p.210)に基づいて作ったんだ——まったく同じというわけではないが。Gauntlet修正はストーリーテラーが臨機応変に決めていいんだよ。「人口密集地ほど厚くなる」という基準はあくまで目安として設けたものだ。とっかかりは必要だからね。

Q: もしlocusが移動可能な物体の上にあったら、そのlocusを移動させることは可能ですか。
A: 通常は、一定範囲から外に出るとlocusとしての機能を停止する。locusはGauntletの薄い「場所」だ。それが動くとなると、かなり奇妙なことになる——まあ想像してみてくれ、移動可能なlocusを車に載せて高速道路をすっとばしたらどうなるか。時速130キロで動くGauntletの穴だぞ? まあいつも言ってることだけど、移動可能なlocusを使ったクールな設定を思いついても君のゲームで使っちゃいけないって言ってるわけじゃないからな。一般則を重んじるあまり興味深い例外の可能性を潰してしまうのはよくないよ……

Q: Urathaは特にGiftやriteを使わなくても、精霊を喰らってEssenceを回復できますか?
A: 現時点でそれに関するルールは作っていない。最初のブレインストーミングで話は出たが、あまりに安易すぎる気がしたんだ。精霊を喰ってもEssence回復できるのなら、人肉喰いの禁断の魅力が薄れてしまうからな。

Q: Harmony値の低いUrathaが、精霊のbanめいた言動を示しはじめる(W:tF p.180-)のはなぜですか? Harmonyが下がるというのは精霊界とのつながりを失っていくことでは?
A: 精霊界との絆自体を失うわけじゃないからさ。失われるのはむしろ、その絆をコントロールする力のほうだ。riteが難しくなるのも同じ理由だ。Harmony値が下がるにつれワーウルフが獣じみてくるのは事実だが、同時に精霊に近くもなっていくんだ。まあ端的に言うと映画の人狼っぽくなるわけだ——まじないの能力を失い、後先を考えなくなり、およそ人間ばなれした思考様式をとるようになってくる。映画といっても、「いい映画の」人狼だよ。単に超能力を持った人間が人狼でございって顔をしてるクズ作品のじゃない。

Q: conceptual spirit(概念精霊、W:tF p.280)は、自分を生みだした人間の後をついてまわるものなんでしょうか、それとも生まれた場所に執着するものなんでしょうか。Essenceはどちらから得ているのですか。例えば、ある殺人鬼を影界側から見れば負の感情の精霊をぞろぞろしょっている、なんてことはありますか。
A: conceptual spiritは、特定の場所や人物よりはむしろ自分を生みだした概念に執着する。だから、殺人から生まれた精霊は、犯人がまた殺人をやりそうなら後についていくだろう。もし犯行現場が地元の住民の間で「あの殺人が起きた場所」として有名になれば、その場にとどまるだろう。概念精霊をぞろぞろしょって歩いてるとしたら、そのサイコ野郎は相当大勢の人間を残忍な手口で殺したにちがいないね。

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[W:tF] W:tF ディベロッパー・チャットが4月13日午後7時(日本時間4月14日午前9時)開催

White Wolf Online, Apr. 11】W:tFとしては2回目、基本ルール発売後としては初のディベロッパー・チャットが、4月13日午後7時(日本時間4月14日午前9時)からWhite Wolf Online内の特設チャット上で開催される。先月ちらりと予告されていたとはいえ、2日前という突然の告知だ。

W:tF基本ルールが発売になってから1ヶ月、ルール周りの疑問もフォーラムでだいぶ出そろってきたようなので、質問はそのあたりに集中すると思われる。

LiveJournalで言及されていた謎の『Infinite Dingo Sting of the Giant Werewolf Karate Duel(?)』や『WoD: Cougarpants(?)』といった開発中サプリメントについての話も聞けるかもしれない。

[W:tF] Werewolf: The Forsaken到着

White Wolfのプレオーダーで頼んだのだが、本日発売だから明日あたり到着だろうとたかをくくっていたら、ほんとに「14日中に配達のこと」と期日指定便で届いた。高いInternational Priority料金を払った甲斐があったよ、まったく。M:tAwをプレオーダーしようとか思ってる人は、Priorityだとほんとに発売日に届いてしまいかねないので昼間に受けとる手配をしておく必要がありそうだ。

8割方梱包材に埋めつくされた段ボールという極めて環境に宜しくない箱に入っていた(でも角がちょっと傷んでいたのはご愛敬)。おまけはWhite Wolf Quarterlyの春号。まだ公式サイトでは公開されていないのでちょっと得した心持ちである。

流して見たところ、配色の関係もあるのだろうがV:tRより目に優しい感じ。見出しに手書き風のフォントが使われているのは同じだが、それほど見づらくはない。アートディレクターはW:tAと同じアイリーン・E・マイルズなのだが、どうかしたのかと思うほどイラストの質は格段に向上している。穴埋めみたいな安っぽいものはほとんどない。

特に、精霊を描いた挿絵はどれも雰囲気が良くて、Shadow Realmの危険で奇怪なイメージがありありと伝わってくる。「Weird」とでも形容すべきだろうか。たいへん気に入った。しばらくは幸せな読書時間を過ごせそうだ……少なくとも19日ぐらいまでは。

[W:tF] Werewolf: The Forsaken Developer Chat (2005/3/9)

White Wolf Online】3月9日19:00〜20:30(日本時間10日午前9時〜10時半)にかけて、White Wolf公式サイトで、ゲームディベロッパーにファンが質問し倒す恒例のDeveloper Chatが開催された。今回の槍玉、もとい、ゲストは『Werewolf: The Forsaken』ディベロッパーのEthan Skempである。

たびたび発売延期の憂き目に遭った『Werewolf: The Forsaken』が14日にようやく正式リリースとあって、質問はW:tFの内容に集中した。解答の中でEthanが、謎の真相が合理的であるとはかぎらない、と漏らしているのが印象的だった。

例によって、以下におもしろそうな話題をまとめてみる。White Wolfスタッフがへんな冗談とか愚痴とかをとばしてるところも読みたい人は原文をどうぞ。

Q: 今年発売予定のW:tFサプリメントにはどんなものがありますか。
A: まずは『Hunting Ground: The Rockies』と『Predators』だね。もう噂で知っているだろうとは思うけど。次に『Lore of the Forsaken』と『Chicago』、まあ正確にはChicago本の1/3なんだけど、独立したサプリメント1冊分に匹敵するボリュームになるよ。その後に『Blood of the Wolf(仮題)』とLodge資料集第1弾を出そうかと考えている。今年はそれだけで精一杯だろうな。来年までずれこむ本が出るかも。

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[W:tF] W:tF ディベロッパー・チャット

White Wolf Online, Mar. 4
W:tF発売を14日に控え、ディベロッパーEthan Skemp氏にWebチャットでファンが直接質問ができるDeveloper Chatが、9日午後7時(日本時間10日午前9時)からWhite Wolf Onlineで開催される。

専用チャットルームへのログインには、White Wolf Onlineの無料ユーザー登録が必要。チャットクライアントはJavaを使用する。

朝の9時からなんか入れないよ、という人は、公式フォーラムの「Werewolf - Developer Chat next Wednesday」スレッドに質問を書き込んでおけば、誰かが訊いてくれる……かもしれない。

[W:tF] ワーウルフのlethal damage再生速度

White Wolf Forum, Mar. 3, 2005
Previewでもデモシナリオでも、Urathaがlethal damageを再生するには1点につきEssence1点が必要、ということになっている。だが製品版のルールでは、Essenceを消費しなくても、lethal damageの治癒速度は常人よりはるかに早いらしいのだ。

孫引きで申し訳ないが、発売前に製品版を入手した人からの情報。

If you use Essence to regenerate lethal damage, it replaces the level of bashing damage you would normally regenerate that turn. If you do nothing, lethal damage heals at a rate of 15 minutes per level.

Esseenceを使ってlethal damageを再生する場合、そのターンは通常のbashing damage再生は起こらない。Essenceを使わなければ、lethal damageは15分ごとに1レベルの速度で治癒する。— Shadowmancer、ELNフォーラムへの投稿より

【注意:以下はW:tFデモシナリオのネタバレを含みます。】

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[W:tF] 「俺は実物を見た!」スレ

White Wolf Forums】一部の関係者にはすでにW:tFが発送されたらしく、「実物見たよ!」という誇らしげな報告が公式フォーラムに続々と集まりつつある。3月14日の発売までまだ2週間以上あるというのに、ネタバレ情報をがんがん垂れ流す様には正直言って殺意を禁じえない。

Feb.24追記:投稿者からネタバレを自粛する旨の投稿があった。

しかしここはぐっとこらえて、ネタバレ情報を拾ってみよう。

注意:以下はすべて伝聞情報です。デマ、勘違い、誤訳が混じっている可能性があります。

  • 表紙は『Vampire: The Requiem』同様、光沢のある表面加工が施されている。
  • Renownは経験点を消費して上昇させる。コストは安くはないが極度に高くもない。Renownレベルは習得できるGiftのレベル上限になるので、高レベルGiftを習得するにはまずRenownを上げなくてはいけない。Disciplineと異なり、条件さえ満たしていれば低レベルの能力をとばしていきなり高レベルのGiftを学んでもかまわない。
  • ワーウルフ専用MeritとしてFetish (o - ooooo) と Totem (o - ooooo)が登場した。またモータル専用MeritにWolf-Blooded (oooo) というものがある。これを持っているとLunacyの影響を受けにくくなるらしい(ちなみに、W:tFにはキンフォークは存在しない)
  • Primal UrgeはBlood Potency同様の働きをし、Essenceの上限値はもちろん、Attributeの上昇限界も規定する。
  • Humanityは下がると人間相手の交渉が不利になるが、Harmonyはそれほど直接的な効果はない。むしろPrimal Urgeが上がる方が対人交渉に影響する。
  • Blood Potencyと異なり、Primal Urgeを下げる方法はないらしい?

[W:tF] HostはSpiritではない

【White Wolf Forums, February 1112

Alan_Alexander wrote:

> BTW, since Ethan is monitoring this thread, I have a question: are Aslu and “spider spirits” synonymous?

Not in the least. The Azlu aren't really spider-spirits per se; they're shards of the Spinner-Hag that have taken on spider form since spiders are basically the closest terrestrial thing to what the Spinner-Hag was.

There's a difference between a Host and a Ridden. If a spider-spirit were to possess a human, that would be a Ridden. A Host is born out of the soul-shards of a primeval spirit-monster.

Alan_Alexanderの投稿より:

>Ethanがこのスレッド見てるようだから聞くけど、Azluと「蜘蛛の精霊」は同じもの?

全然違う。Azruは蜘蛛の精霊とはまったく別物だ。AzluはSpinner-Hagの魂のかけらが蜘蛛の形をとったもので、それというのも物質界でSpinner-Hagにいちばんよく似た生物が蜘蛛だからだ。

HostとRiddenの間にも違いがある。蜘蛛の精霊が人間をのっとるとRiddenが生まれる。Hostは太古の精霊怪物の魂のかけらから生まれる。

— posted by Ethan Skemp to White Wolf Forums on Feb. 11, 2005 03:06
LPHK1 wrote:

> They seem to much like the Azlu in making.

They should be like the Azlu in making; they're both Hosts. This is what a Host is — the remnants of a great spirit monster turned fleshy swarm. Hosts aren't Ridden, nor are they spirits — that's why we have the whole “Host” term in place. It's something different.

LPHK1の投稿より:

>(Bashiluは)なんだかAzluと生まれ方が似ているな。

似ていて当然、どちらもHostsだからね。そういう風に生まれるのをHostというんだ——強大な精霊怪物の魂のかけらが物質界で害虫/害獣の群れになったやつをね。HostはRiddenでもないし、精霊でもない——だから「Host」というまったく別の名称を与えている。似て非なるものなんだ。— posted by Ethan Skemp to White Wolf Forums on Feb. 12, 2005 03:55

ややこしいことになってきました。

[W:tF] 『Werewolf: The Forsaken』発売が3月14日に延期

werewolftheforsaken.com】White Wolf社は公式サイトにおいて、今月末リリース予定だった『Werewolf: The Forsaken』の発売日を、3月14日(月)に延期することを発表した(原文)。理由は「すべてに万全を期すため」とのこと。14日には店頭に並ぶ、これ以上の延期はない、と強調されているが……

せめてデモシナリオはそれまでに出てくれることを祈ろう。

[W:tF] Hunting Ground: The Rockies PDFチラシ

White Wolf Retail Info】小売店向けPDFチラシに4月発売予定分と5月発売予定分が追加された。といってもWoD2.0関連は3月以前から予定がずれ込んでいる製品ばかりだが、当時紹介しそびれたこともあるのであらためて内容を拾っておく。

さて『Hunting Ground: The Rockies』は4月11日発売予定(本日時点)になっている。すでにWhite Wolf Quarterly (2005 Winter)にも特集記事が載った(参考記事:回転劇場日記|Hunting Ground: The Rockies)。

これはコロラドのロッキー山脈を舞台とするW:tF用地域資料集で、NPCや背景設定はもちろん、多数のストーリーフックとSTに役立つTipsが掲載されるとのこと。

セールスポイントのひとつに

Expands enormously on the basic Rockies setting material provided in the Werewolf rulebook

Werewolf基本ルールで提供するロッキー山脈の舞台設定を大幅に拡充する

とあり、V:tR基本ルールにサンプル都市としてニューオーリンズの基本的な設定が情報が掲載されたように、W:tF基本ルールでもロッキー山脈がサンプル舞台設定として提供されるようだ。『Rockies』のほうでは

as well as a long look at the spiritscape of the region.

という点に期待したい。精霊界側がどんなところなのか描写に頭を悩ませるのはいやだしなあ。

また入門用にすぐ遊べるサンプルシナリオが1本付属する模様。

The White Wolf LiveJournalによれば、この製品は現在Ethan Skempがディベロップ中とのこと。ちなみにPDFチラシのクレジットは

Developers: Ethan Skemp and Matthew McFarland

MattはWoDコアでは単独ディベロッパーをつとめ、V:tM系列製品のクレジットにもたびたび登場するので、どうやらWoD2.0全般の担当ディベロッパーをやっているようだ。

[W:tF] Gauruは「グル」か「ガウル」か

White Wolf Forums】今週のFirst Tongue紹介では、単語が発音表記付きで紹介されているのだが、GauruのaやCahalunimの最初のaを[uh]と読ませるなど、綴りがかなり独特で、英語のネイティブ・スピーカーの間でも不評が出たようだ。「新しい言葉の綴りだけじゃなくて、読み方も覚えなきゃいけないのかよ!」と言うのである。

特にGauruを[guh-roo]と読ませることについては反発の声も強く、

I'm just going to ignore this update entirely and continue pronouncing it "GOW-roo", because it sounds ten times cooler.

俺は今日の更新は完全に無視して、これからもGauruは「ガウル」と読むことにするよ。そのほうが10倍ぐらい響きがかっこいいもんな。

posted by Ferrinus to White Wolf Forums on Jan. 5, 2005

と、早くも独自路線宣言をするファンも現れたようだ。

もっともEthan Skempによれば、Gauruという言葉を作った陰にはいろいろと事情があったらしい。

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[W:tF] First Tongue語彙リスト

これまでに公開されたFirst Tongueの単語を一覧表にしてみた。公式サイトだけでなくGame Trade Magazine #60、White Wolf Quarterly (2005 Winter)に登場したものも拾っているので、独自にリストを作っている人にも参考になれば幸い。

当初テーブルタグで表組みにしていたのだが、表示が重くなるのでExcelファイルにまとめることにした。NeoOfficeJで作成し、Excel97/2000/XP用に書き出したものなので、不具合があればお知らせ願いたい。

今後登場した単語はすべてこのファイルに追加していく予定。

なお、英語名はFirst Tongueの直訳ではない可能性があることを指摘しておく。

[W:tF] GenCon発——W:tFセッション体験者の声

White Wolf Forums】これまでは投稿からW:tFの設定・ルールに関する情報だけ抜き出す形で紹介してきたが、セッション報告そのものも面白いのでいくつか拾ってみよう。

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[W:tF] GenCon発の噂——『Predators』には何が載るのか?

White Wolf ForumsWhite Wolf Quarterly (2005 Winter)掲載のリリーススケジュールによれば、2005年4月に『Predators』というW:tFサプリメントが発売されるらしい。内容についてはまだRetailers Infoにも公開されていないのだが、公式フォーラムに、White Wolf社のPhilippe Boulleから聞いた談話としてこんな投稿が寄せられている。

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[W:tF] GenCon発の噂——Giftと修得システム

White Wolf Forums】投稿からの断片的な情報。WWの更新がないのでフォーラムからどんどん抜いていくよ。

» 情報元:Alan_Alexander氏の投稿OrdoGauru氏の投稿

注意:これは伝聞情報です。誤解、デマ、未確定情報を含んでいる場合があります。

・Left-Handed Spanner(左手のスパナ):Iron Master族のGift。W:tAの〔機能停止/Jam Technology〕と似た効果がある。

・あらゆるイヌ科の動物と会話できるGift(名称不明)。これを修得していないと狼と意思疎通できないのかどうかは不明。

・Giftシステムについて。W:tFのGiftリストは、V:tRのDisciplineのように系統別に分かれレベル順に並んでいる(Philippe Boulle談)らしい。ただしDisciplineと異なる点もあり、低レベルのGiftを「飛ばして」いきなり高レベルのGiftから修得できるシステムになっているのだそうだ。また、どのGiftリストが修得可能になるかには、tribeやauspiceだけでなくRenownも関わってくるらしいという情報もある。詳細は不明。

[W:tF] GenCon発の噂——5つのauspice

White Wolf Forums】Alan_Alexander氏とOrdoGauru氏が、各auspiceに関するかなり具体的な情報を投稿している。

December 14, 2005追記:不明だったCahalith, Rahuのauspice能力についてCHUBHOUND、EvilLegoの投稿から補記しました。

» 情報元:Alan_Alexander氏の投稿OrdoGauru氏の投稿CHUBHOUND氏の投稿EvilLego氏の投稿

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[W:tF] White Wolf Quarterlyの記事に関する訂正事項

White Wolf ForumsWhite Wolf Quarterly (2005 Winter) に掲載されたW:tFの特集記事について、Ethan Skemp ディベロッパーからいくつかの訂正が発表されている(記事原文)。

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[W:tF] GauruとRageとDeath Rage

White Wolf Forums】W:tFのwerewolfは、一定時間しか戦闘形態(Gauru)に変身していられない。この理由についてEthan SkempがForumで以下のように説明している。

It's not about body stress. It's about Rage — how long you can remain in the war form before anger takes over and you lose the last of your rationality. If you let the Death Rage come on you, you can stay in Gauru for an entire scene.

But trust me: You don't want to.

肉体の負荷の問題ではないんだ。Rageに——激情に支配されて理性の最後の一片を失う瞬間まで、どれくらい持ちこたえられるかが問題なんだ。もしDeath Rageに身を任せるなら、1シーンの間じゅうGauru形態でいることだって可能だ。

でも信じてくれ——君はそれを望まないだろう。

Gauru形態の維持限界に達した瞬間、最後の理性を振り絞って変身を解くのでしょうな。

[W:tF] GenCon発の噂——werewolfの再生レート

White Wolf Forums】Alan_Alexander氏からの伝聞情報

On regeneration:
Werewolves regenerate the same rate in all forms: 1 bashing per turn or 1 lethal per 2 turns. (More accurately, every turn a lethal is downgraded to bashing and then healed normally the next turn). By spending an Essence, you can instantly heal 2 bashing or 1 lethal.

再生能力について:
werewolfの再生速度は、形態にかかわらず一定である。bashing damageは毎ターン1点、lethal damageは2ターンにつき1点の割合で回復する(厳密には、毎ターンlethal damage1点がbashing damage1点に軽減される)。Essenceを1点消費すると、即座にbashing damage2点またはlethal damage1点を治癒できる。

Feb. 3, 2005訂正:2005/2/2の公式サイト記事ではlethal damageが自動再生するという記述がない。

(→参考

[W:tF] GenCon発の噂——W:tFにもデリリウムが!?

White Wolf Forums】OrdoGauru、Alan_Alexander両氏からの伝聞情報。werewolfがとれる5形態のうち、Hishu(人間型)とUrhan(狼型)を除く3形態は、それを目撃した人間に「Lunacy」と呼ばれる反応を引き起こす。Lunacy反応を起こした人間は、逃げだしたり、幼児退行を起こしたり、derangementを得たりする。最悪の場合、緊張病になったり完全に発狂してしまう。

W:tAのデリリウムと異なるのは、Lunacyは人類の種族記憶に由来するものではなく、werewolfが月の子孫であるがゆえの現象とされているところだ。

なお、werewolfはごく近しい人間を「wolf-blooded」という状態に置くことができるという。この言葉が何を意味しているかは不明だが、OrdoGauru氏の推測では、対象者がLunacyの影響を受けにくくなるのではないか、とのこと。

[W:tF] GenCon発、W:tFの噂(続報)

White Wolf Forums】いささか時期を逸したが、GenConでW:tFセッションを体験したプレイヤーからの続報がForumに上がっているようなので抜粋しておく。

注意:以下は伝聞情報です。誤解・デマ・未決定事項が含まれている可能性があります。

  1. Primal UrgeはV:tRのBlood Potencyに対応する特性値で、1〜10の値をとる。「Meritである」とする説が流れたのは、GenConのトーナメントセッション第2ラウンドで使用されたキャラクターシートが、V:tRのものを特性名だけ書き換えた急造のシートで、Primal UrgeをMeritの欄に書くようになっていたからだと思われる。
  2. Primal UrgeはEssenceの上限値を決定する。Primal Urgeが高いほど、より多くのEssenceプールを蓄えられる。ちょうどBlood PotencyとVitaeの関係に似ている。
  3. EssenceはV:tRのVitaeに似て、ゲーム中頻繁に増減する。精霊を食べると回復する。精霊じゃないものを食べても回復できるらしい。たとえば、えー、人間とか。werewolfとか。
  4. W:tFのWerewolfも形態は5種類ある。それぞれFirst TongueでHishu(人間)、Dalu(獣の特徴を備えた人間型生物形態。W:tAのグラブロ形態よりは非人間的)、Gauru(人狼)、Urshul(巨大狼)、Urhan(狼)。
  5. Gauru形態をとれるのは、1シーンにつき合計(Stamina+Primal Urge)ターンまで。その日の月相が自分のauspiceと一致する場合、さらに+2ターン。たとえばStamina+Primal Urgeが4とすると、1シーンに1回だけ4ターンの間Gauruになってもいいし、1回目1ターン、2回目3ターンの合計2回変身してもいい。なおDeath Rage(Frenzy)に陥った場合は、制限時間に関係なく、Frenzyが終了するまでGauru形態を維持する。
  6. 変身すると、形態に応じて能力値に修正がつく。Gauru形態は、短時間しかとれない代わり能力値修正はずば抜けて大きい(ただしManipulationなどは0になってしまう)。他の4形態は好きなだけ長く維持でき、どれもそれなりの利点はあるが、能力値修正は比較的地味。
  7. HealthやArmorにも形態に応じてプラス修正がある。ただし、たとえばGauru形態の維持限界が来て変身が解けるとHealth修正も消えてしまうので、負傷の状態によってはそのまま死んだり昏倒したりする可能性もある。V:tRのResilienceに似ている。
  8. Death Rage中は、殺す、食う、破壊する以外のことを行うには判定が必要になる。
  9. W:tFのklaiveは、W:tAにおける銀製武器のように、それを弱点とする者にaggravated damageを与えるらしい。ただしトーナメントセッションでは、PCは爪と牙と、時には幼女の死体(W:tFはバイオレンスなゲームなのだ!)とを使って戦った。PCのパックはまだ新米だったので、klaiveを持たせてもらえなかったのだ。
  10. Rageという特性値はキャラクターシートに見あたらなかった。また1ターンに複数回行動が可能になるルールもなかった。Rageに似た概念は見られるが、システム上の仕掛けでなく、ロールプレイで表現するもののようだ。
  11. V:tRのHumanityに相当する特性値としてHarmonyがある。1〜10の値をとり、werewolfの倫理観に照らして「罪」に相当する行為をはたらくと減少する可能性がある。werewolfは半ば人間、半ば精霊なので、どちらの世界とも調和して生きていかねばならない。また二つの世界の均衡をとるには何が必要かを理解していくことも求められる。Harmonyとは、自分の中に、パックの中に、世界の中に、そしてワーウルフとしての生き方の中に、どこまで調和を見いだし理解しているかの尺度である。Harmony 10の段階では、数日間おなじ形態で過ごしたというだけで堕落判定を要求されることになるだろう。
  12. Father Wolfの9頭の仔の末路。Father Wolfの断末魔の咆哮で死んだのが1人。5人の末裔がPCとしてプレイ可能。残る3人は5人と袂を分かち——いまもその末裔が存在している(Professor注:Quarterlyで言及されたPure Tribeの始祖だろう)。W:tFのPCは同じwerewolfからもForsakenされるのだ。
  13. Lodge(部族内派閥?)には、キャラクターシートではV:tRのBloodlineの欄が当てられていた。Bloodlineに似て、Lodgeに参加するには何らかの経験や前提条件が要求されるらしい。しかし最終的にはPCが自分で新たなLodgeを設立することも可能で、そのためのツールキットとなるサプリメントの製作予定があるようだ。
  14. 変身には成功判定と1行動を要する。Essence消費はない。
  15. 各地にはGauntletが薄く精霊界と物質界の行き来が容易になっている場所があり、Locusと呼ばれている。Locusの確保はwerewolfにとって重要な問題だ。LocusではEssenceを回復できるからだ(つまりW:tAのCaernのような場所らしい)
  16. Ethan SkempはGenConに出席せずW:tFのディベロップ作業に専念していた。そのため、GenCon開催中にも仕様が変更された可能性があり、どう変わったか(変わらないか)はW:tFの担当ライターや営業にすらわからない!

ハイ、最後の一文はテストに出ますよ。

» 参考:GenCon発、W:tFの噂

[W:tF] Hunting Ground: The Rockies

White Wolf Quarterly, 2005 Winter】どんな連中が出てくるか、という話はぴろきさんのBlogに詳しいが、一つの地方にいくつかのPackがすでにテリトリーを構えていて、空いたところにPCたちのパックをはめこみ、そこから他のPackとどういう関係を築いていくかはSTとPL次第だよ、というコンセプトが面白そうだ。これまでの地方/都市ソースブックはPCがいない状態で勢力関係図が出来上がっていて、PCの居場所は勝手に作れ、という感じだったので、PCたちの椅子が用意されているというならうれしい。

ひとつ気になるのは、W:tFのpackの規模はどれくらいなのか、ということ。Pickering familyなんかはwerewolfの真相を知るkinfolkも含めて「一家」と見なしているようだが、それだとずいぶん大所帯なpackになるのではなかろうか。もしかしたらW:tAとはpackの概念も変化しているのかもしれない。

[W:tF] Ethan Skemp、大いにW:tFを語る

White Wolf Quarterly, 2005 Winter】Ethan Skempが4ページにわたりW:tFが目指す方向性について語っている。

» White Wolf Quarterly ダウンロードページ

  1. W:tFはパックに焦点を置いている。W:tFのwerewolfにとって問題は世界や国よりまずパックのなわばりだ。1〜2ブロックの街区、数マイル四方の森のささやかなテリトリーでも、この敵だらけの世界において「自分のもの」と呼べるのはそこだけなのだから。自分の手で勝ちとり、自分の手で守らねば、werewolfの居場所はない。
  2. W:tFのtribeは同じ思想を共有する集団であり、実在の民族にもとづく要素は一掃した。W:tAのtribeがもつ民族色はキャラクター作成の足かせとなっていたからだ。
  3. 新しくlodgeという概念を導入した。lodgeは基本的にtribe内のエリート集団だが、tribeとは無関係な場合もある。
  4. W:tFの精霊界は通ってはならない道、開けてはならない扉で、恐ろしい、危険な、シュールレアリスティックなところだ。werewolfの存在そのものを忌み嫌っている連中がうようよしている。入るのは難しく、出るのはさらに困難だ。トライアトはいないよ。

すでにPreviewや公式フォーラムで出た情報も多いが、新事実もいくつか判明している。

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[W:tF] GenCon発、W:tFの噂

White Wolf Forums】W:tFトーナメントセッションに参加したTashum氏からも興味深い新情報が。

注意:以下は伝聞情報です。誤解やデマが混じっている可能性があります。

  1. auspiceはW:tAと同じく月相で決まる。それぞれFirst Tongue名で呼ばれ、戦士タイプ、隠密/斥候タイプ、司祭/シャーマンタイプ、審判/指導者タイプ、吟遊詩人/語り部タイプの5種類がある。
  2. Phillipe Boulleによれば、Primal UrgeはヴァンパイアのBlood Potencyに相当する特性値である。ただしパネルディスカッションではMeritであるかのように言及されており、Philが誤解している可能性もある。
  3. Essenceは旧W:tAのGnosisのようにプール値をもち、「霊的な通貨」として使われる。また、Essenceの維持管理がゲームの一環となる。Essenceを補給するには、locusに滞在するか、精霊から奪うかなので、PCたちは自分たちのパックのためにessenceの供給源であるlocus(旧WoDのケルン/結節に相当)を確保する必要が出てくる。
  4. klaiveということばは精霊が宿る武器の総称となった。また、werewolfが他のwerewolfに対して銀の武器を用いることは厳禁になった。銀はwerewolfにaggravated damageを与え、aggravated damageを受けたwerewolfはDeath Rageに陥る恐れがあるからだ。ただし「Forsakenされていないwerewolf」は、PCに対して銀の武器を使ってくる可能性がある。
  5. Rageは特性値としては登場しない。Philによれば、W:tF固有の特性値はHarmony, Essence, Primal Urgeの3つになるとのこと。rageは一定の精神状態(Death Rageや、Gauru形態の制御を試みる際の心理状態など)。複数回行動が可能だとしても、それはGiftを通じて与えられる能力になるだろう。

[W:tF] GenCon W:tFトーナメントセッション体験レポート(投稿文翻訳)

White Wolf Forums】先週末のGenCon SoCalで行われたW:tFトーナメントセッションで、全3回戦を勝ち抜いたプレイヤーの1人、OrdoGauru氏が、世界に先駆けて新しいWerewolfを体験した喜びにあふれるレポートを投稿している(→原文)。

OrdoGauru氏はW:tA歴5年、筋金入りのガルゥプレイヤーだ。とはいえ第1回戦のセッションテーブルについた時点では、W:tFの予備知識といっても始源神話と3つの部族の名前のみ。プレイヤーは1テーブル5人だったという。

氏はあまりネタバレにならないよう配慮しつつもトーナメントシナリオの概要に言及している。以下、氏の投稿から抄訳でお伝えしよう。

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[W:tF] GenConにおける『Werewolf: The Forsaken』新情報

White Wolf Forums
GenCon会場でファンが聞き込んできたというW:tFの新情報がフォーラムに書き込まれている(ネタ元スレ(英語))。
注意:以下は伝聞です。事実誤認、デマ、未確定情報を含んでいる可能性があります。

  • AuspiceはW:tAと同じ5種類で、役割もほぼ同じ。名称は変わって、Hishu, Dalu, Gauru, Urshu, Urhanとなる。
  • Crinos形態に変身すると、