9月26日(水)

狼の歩く街

夜更けの繁華街を歩いていると、色々な匂いが漂ってくる。香水の匂い、人の汗の匂い、生ゴミの腐敗臭、飲食店の揚げ物の匂い、酔っぱらいの反吐の匂い。

決して嗅覚鋭いとはいえない私のような人間でさえ「うっ」と思う瞬間があるのだから、ヒトの数千倍の嗅覚をもつという犬や狼にとって、街は耐えがたい悪臭の土地ではないだろうかと思う。Werewolf:the Apocalypseでワーウルフが街を嫌うのもむべなるかな、だ。

しかし、靴底に沁みだした酪酸分子1個を嗅ぎ分けるという割に、犬という動物は、何でもむやみと鼻を近づけて嗅ごうとする。

奴らは本当に鼻がいいのか。
 もしかして嗅覚ではなく別の感覚が鋭いのではないだろうか。

9月25日(火)

餅つき

買い物帰り、商店街に突然威勢のよいかけ声が響いた。
「ヨイショー」
「ヨイショー」
「ヨイショー」
「ヨイショー」
 赤いハッピにハチマキを締めたお兄ちゃんが2人、そんなところに存在するとは知らなかった餅屋の前で餅をついていた。

いったい、いつからそこに餅屋があるのか、とんと覚えがない。

明日になったら消えているかもしれない。

9月24日(月)

その後の大胆露出

本日はえっちくさいネタにつき、苦手な方は明日の更新をお待ちください。

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急に朝晩涼しくなった今日このごろ、ピーターラビットもくまのプーさんもドナルドダックも、素肌に上着だけで下半身は丸出しだが風邪など引いていないだろうか。

という下半身ネタは前に一度書いたのだが、それを上回る露出キャラクターを発見してしまった。

なんと最近のディック・ブルーナグッズには、ミッ○ィーがスカートをまくりあげてぱんつを見せている絵柄があるではないか。あの無表情な口なしウサギはいつからこういうキャラクターになったのだろう。

一見、エロとは関係なさそうなキャラクターグッズだが、全く油断できない。

9月23日(日)

さよなら、赤箱

D&D 3rdのセッションに参加させてもらった。D&Dといえば、大昔に赤箱で遊んだ記憶があるが(しかも、当時のDMはしょっぱなから+4〜+5の剣や鎧を出したり、PCより活躍するNPCを出したりと、あまりまっとうなマスタリングをしなかった)、3rdは初めてだ。

同席したプレイヤーがきわめて時事ネタ色が強いPCを作ったり、サマリーが足りなくなったので原書を借りてキャラ作成していた私が無意識にルールの誤訳を発見してしまったり、大騒ぎだったが私としては楽しく遊ばせてもらった。

やはり3rdともなると本当にルールが洗練されたなあというのが正直な感想。1レベルキャラが生き延びるにはこすっ辛い戦術をとることが強いられるのは相変わらずだが。最近のTRPGは初期キャラでも死ににくいゲームが増えたが(死んでも勝手に生き返ってしまうゲームもあるそうだし)、時にはこういう、敵に一撃喰らったら死ぬかもしれないセッションも緊迫感があっていい。

9月22日(土)

流動食生活

抜歯翌日である。

歯医者が予告したとおり顎が開かなくなったので、物が食べにくいことこのうえない。スプーンで粥を食うにも難渋する。だが、昨年唇の怪我で苦労した経験を生かし、私は大量に「ウィ○ーinゼリー」を買い込んでいる。しかしそれで満腹感が得られるわけでなく、普通の食事のありがたさを痛感する。

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唇の怪我で思い出すのはキスシーンだ。

一昔前の漫画や小説では、嫌いな男にむりやりキスを迫られた女が、報復にその男の唇を噛み切り、男が顔をしかめて唇の血を拭う、というのがいわゆる気丈な女の芝居だったように思う。

女に唇を噛まれたあの男たちも、食事では難儀したのだろうか。醤油や塩気のものが沁みなかったのだろうか。噛み切られた唇を麻酔無しで縫合されて痛くはなかったのだろうか。

やはり、傷が治るまではゼリー食品でカロリー補給につとめていたのだろうか。

物語に書かれない、そういうところばかりが気になる。

9月21日(金)

歯3本

唐突に再開してみたり。

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奥歯が痛むので歯医者に行くと、右側の親知らずを上下両方と、右上の奥歯を1本抜かなければだめだという診断だった。前から季節の変わり目に痛む歯だったので、この際抜いてしまうことに異存はないと、頷いてしまったのが運の尽きである。

歯を抜いた経験がない私は、たぶん様子を見ながら1本ずつ抜いていくのだろうと漠然と考えて今日の抜歯に臨んだのだった。

椅子に座ったら麻酔を上下の顎に射たれた。
 その意味に思い当たるより早く、器具を構えた医者が
「はい、じゃあ1本目抜きますからね〜」
 と言う。

ちょっと待て1本目ってことはつまり2本目3本目があるってことでそれはすなわち今日3本全部引っこ抜くってことかあああああ痛っ。

空調が効いている室内にも関わらず、痛みのあまり額に脂汗が浮かぶという体験は、昨年暮れに自動車事故で唇を縫って以来だ。

急に歯が寂しくなった右側の頬に冷湿布をして寝る。