骰子回転劇場|日記 VampireWerewolfWraithWoDIn Nomine
幼童にもできる社会戦(2/7) 
本文中、*(アスタリスク)を付した語は、公式日本語版に適切な訳語が見つからなかったために、訳者が便宜的に当てた非公式の訳語です。

 復讐の基本

 「ここだけの話」は禁物

私は1991年からライブアクションで遊んでいるが、経験から学んだ苦い真実としてこれだけは特に強調しておきたい。

「秘密を漏らされたくなければ、話すな」

これはキャラクターの言動にもプレイヤーの言動にもいえることだ。

ライバルの面目を潰すとか、寝処を壊すとか、グールを横取りするとかいった陰謀を何時間もかけて練りあげた直後には、とかくそれを言いふらしたい衝動にかられるものだが、実際にやりとげるまではじっと我慢しよう――たとえプレイヤー発言でも黙っておくほうがいい。プレイヤーもしょせん人の子である。もし、あなたがキャラクターAを破滅させる陰謀を練っていることをAのプレイヤーが漏れ聞いてしまったら、キャラクターAが突然あなたのキャラクターをやたらと警戒しはじめるようになっても不思議はない。たしかに、これはフェアといえない――だから良識あるプレイヤーのほとんどはプレイヤー知識とキャラクター知識を区別するよう努力する――だが人間とはそういうものだ。発覚の危険を最小限に抑えるためにも、陰謀は自分の腹にしまっておこう。

言うまでもないことだが、どうしてもキャラクター発言で陰謀をほのめかしたいなら、話す相手はよくよく選ぶこと――誰が陰で敵に協力しているかわからないものだ……

いちばんいいのは、あなたがセッション中もそうでない時もしっかり口をつぐみ、セッション後の集まりでも意味ありげな笑みを浮かべるだけにとどめておくことだ。相手をへこませて勝ち誇りたいなら、計画を実行した後でいくらでもできる――口を滑らせたばかりに計画倒れになってしまっては元も子もない。

 長期的な目標を持つ

ヴァンパイアは不老不死だ――滅ぼされないかぎり。抱擁後3年生きのびたら、もう50年は生きのびる――などと昔から言う。たとえあなたのキャラクターがまだ1、2回しかセッション経験のない作りたてでも、長い目で見た将来のことを考えてやろう。

短期的にしろ長期的にしろ、キャラクターの将来の目標を立てるときには(復讐だって目標のうちだろう?)、その目標を達成するために何が必要になるかも考えておく。こういうと誰もが欲しがるのが最高レベルの【訓え】や【能力】だが、それさえあれば何でもうまくいくというわけではない。ヴァンパイアの真の力は――特にカマリリャ・ヴァンパイアの場合――人間社会を思い通りに動かせることにこそある。平たく言えばこうだ――生き残り、勝ち残りたいと思うなら、〈影響力〉と〈従僕〉を手に入れろ。〔尊厳〕や11点目の【精神】よりも、キャラクターの銀行口座を管理してくれる気の利いた従僕のほうがよほどありがたい存在になるかもしれない。

原著者 :Johanna Mead
翻訳者 :Professor
原文 The Vampire Players' Guide To Getting Away With Murder
サイト Unsolicited, but Useful, Advice for LARPers
 著作権は各著者に帰属します。無断複製・転載はご遠慮ください。 骰子回転劇場・転
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